JP2000314822A - 光コネクタの清掃具 - Google Patents

光コネクタの清掃具

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JP2000314822A JP11125262A JP12526299A JP2000314822A JP 2000314822 A JP2000314822 A JP 2000314822A JP 11125262 A JP11125262 A JP 11125262A JP 12526299 A JP12526299 A JP 12526299A JP 2000314822 A JP2000314822 A JP 2000314822A
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3866Devices, tools or methods for cleaning connectors

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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後に廃棄する使い捨ての部分と、廃棄す
ることなく繰り返し再使用する部分とを明確に区別し
て、使い捨ての部分を簡単に交換する。使用回数に対す
る製造コストを低減して、極めて安価に多量生産する。 【解決手段】 光コネクタの清掃具は、清掃カートリッ
ジ1と、この清掃カートリッジ1を脱着自在に装着でき
る主ケース8とを備える。清掃カートリッジ1は、開口
窓4を複数列に開口している表面プレート2の下面に清
掃シート3を積層すると共に、複数の開口窓4を閉塞す
るように除去できる剥離シート5を上面に付着してい
る。光コネクタの清掃具は、主ケース8に清掃カートリ
ッジ1を装着した状態で、剥離シート5を除去して開口
窓4を開口する。さらに、清掃具は、開口された開口窓
4に沿って光コネクタプラグを移動させて、光コネクタ
プラグのフェルール部やプラグ端面を清掃シート3で清
掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタの汚れ
や付着する異物を除去して綺麗に清掃する清掃具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光コネクタは、先端に光ファイバーの連
結面を表出している。図1に示す光コネクタ14は、フ
ェルール15と呼ばれるジルコニアセラミックの中心
に、光ファイバーを固定して、連結面16を鏡面に研磨
している。この構造の光コネクタ14は、互いに連結面
16を対向させる状態で連結して、光信号を伝送する。
一対の光コネクタを連結する状態で、連結面が汚れ、あ
るいはここに異物が付着していると、光信号を正常に伝
送できなくなる。汚れや異物が、光ファイバーの光を遮
断し、あるいは反射させるからである。
【0003】この弊害を避けるために、光コネクタは、
連結面を清掃して連結する必要がある。光コネクタの清
掃具として、図2に示す清掃具が開発されている(特開
平6−242347号公報)。この図の清掃具は、ケー
ス17を開いた内部構造を示す図3のように、ケース1
7の内部にテープ状の清掃シート3を卷いている。清掃
シート3は、ケース17に設けたレバー18を操作する
と卷き取られて、ケース17の開口窓19に表出させる
部分を移動させる。このため、レバー18を操作する毎
に、開口窓19には新しい清掃シート3が表出される。
したがって、開口窓19に表出する清掃シート3に、光
コネクタ15の連結面16を擦って綺麗に清掃できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す清掃具は、
清掃シートで光コネクタの連結面を清掃できるが、全体
の構造が複雑なために、製造コストが高くなる欠点があ
る。また、大きいので持ち運びに不便な欠点もある。さ
らに、この清掃具は、ケースの内部に卷いている清掃シ
ートを、レバーを操作して移動させるので、ケースを完
全に密閉できず、ケース内にゴミ等が侵入して、清掃シ
ートに付着する欠点がある。清掃シートにゴミが付着す
ると、光コネクタを擦るときに、連結面に付着して光伝
送を阻害することがある。とくに、清掃シートが密着状
態で卷かれている部分では、ゴミが付着することはない
が、卷き取って移動させるために、引き出されてケース
の内部に表出する部分があって、この部分にゴミが付着
しやすい欠点がある。さらに、困ったことに、この構造
の清掃具は、使用するときにケース内にゴミ等が侵入す
ることがあるので、たとえば製造工程で、ゴミを完全に
除去して出荷しても、清掃具にゴミが付着するのを皆無
にできない。
【0005】本発明者は、このよう欠点を解決するため
に、図4に示す光コネクタの清掃具を開発した。この図
に示す光コネクタの清掃具は、底プレート20と表面プ
レート21との間に清掃シート3を積層している。表面
プレート21は、スリット状の開口窓4を複数列に開口
しており、複数の開口窓4を閉塞するように、分離して
除去できる剥離シート5を付着している。この光コネク
タの清掃具は、開口窓4を閉塞している剥離シート5を
除去して開口窓4を開口し、開口された開口窓4に沿っ
て光コネクタプラグを移動させて、光コネクタプラグの
プラグ端面を清掃シート3で清掃する。
【0006】この構造の光コネクタの清掃具は、光コネ
クタプラグのプラグ端面を清掃する度に、剥離シートを
除去して新しい清掃シートを使用できるので、清掃シー
トの未使用部分を密閉された状態として、ゴミ等が浸入
して清掃シートに付着するのを確実に阻止できる特長が
ある。さらに、この構造の光コネクタの清掃具は、従来
のように複雑な構造とすることなく、極めて簡単な構造
として多量生産できると共に、全体をコンパクトかつ軽
量にして便利に持ち運びできる特長がある。
【0007】しかしながら、この構造の光コネクタの清
掃具は、使い捨てにすると、使用回数に対する製造コス
トが高くなってしまう欠点がある。とくに、底プレート
は、光コネクタプラグのフェルール部を清掃シートで擦
るときの基台となるので、表面プレートに比べて厚く成
形して丈夫にする必要があり製造コストも高くなる。さ
らに、底プレートと清掃シートの間にクッションシート
を積層している清掃具は、このクッションシートも同時
に廃棄することとなるので極めて不経済である。
【0008】清掃具を使い捨てとすることなく、清掃シ
ートのみを交換して再使用することもできる。ただ、光
コネクタの清掃具は、内部にゴミ等が侵入しないよう
に、表面プレートと底プレートを密着状態で連結してい
るので、表面プレートと底プレートを分解するのに手間
がかかり、能率よく多量生産できない。さらに、表面プ
レートと底プレートを多数回にわたって再使用すると、
表面プレートと底プレートの連結部分が劣化して、正確
に密着させて連結できなくなってしまう。したがって、
光コネクタの清掃具は、使用後に廃棄する使い捨ての部
分と、廃棄することなく繰り返し再使用する部分とを明
確に区別して、使い捨ての部分を簡単に交換できるよう
にすると、極めて便利に使用でき、しかも低コストに多
量生産できる。
【0009】本発明は、さらにこのような欠点を解決す
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、全体をコンパクトにして便利に持ち運びできる
と共に、使用後に廃棄する使い捨ての部分と、廃棄する
ことなく再使用する部分とを明確に区別して、使い捨て
の部分を簡単に交換できる光コネクタの清掃具を提供す
ることにある。さらに、本発明の他の大切な目的は、使
用回数に対する製造コストを低減して、極めて安価に多
量生産できる光コネクタの清掃具を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光コネクタの清
掃具は、清掃カートリッジと、この清掃カートリッジを
脱着自在に装着できる主ケースとを備える。清掃カート
リッジは、開口窓を複数列に開口している表面プレート
の下面に清掃シートを積層すると共に、複数の開口窓を
閉塞するように除去できる剥離シートを上面に付着して
いる。光コネクタの清掃具は、主ケースに清掃カートリ
ッジを装着した状態で、開口窓を閉塞している剥離シー
トを除去して開口窓を開口する。さらに、清掃具は、開
口された開口窓に沿って光コネクタプラグを移動させ
て、光コネクタプラグのフェルール部やプラグ端面を清
掃シートで清掃する。すべての清掃部分を使用した清掃
カートリッジは、主ケースから取り外して新しい物と交
換する。
【0011】さらに、本発明の請求項2の光コネクタの
清掃具は、主ケースが、清掃カートリッジの装着面に凹
部を有し、この凹部にクッションシートを配設してい
る。クッションシートは、光コネクタプラグのフェルー
ル部を清掃シートに押し付けて摺動させるときに、清掃
シートを弾性的にプラグ端面に押圧する。このため、こ
の構造の清掃具は、光コネクタプラグのフェルール部や
プラグ端面をより効率よく清掃できる。
【0012】さらに、本発明の請求項3に記載される光
コネクタの清掃具は、主ケースを、両面に清掃カートリ
ッジを脱着自在に装着できる構造としている。この清掃
具は、主ケースの両面を有効に利用して、使用回数を2
倍にして便利に使用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための光コネクタの清掃具を例
示するものであって、本発明は清掃具を下記のものに特
定しない。
【0014】図5の斜視図と図6の分解斜視図と図7の
断面図に示す光コネクタの清掃具は、光コネクタプラグ
のフェルール部やプラグ端面を清掃する清掃シート3を
有する清掃カートリッジ1と、この清掃カートリッジ1
を脱着自在に装着する主ケース8とを備える。
【0015】清掃カートリッジ1は、開口窓4を複数列
に開口している表面プレート2と、この表面プレート2
の下面に積層される清掃シート3と、表面プレート2に
設けた複数の開口窓4を閉塞するように表面プレート2
の上面に付着されると共に、剥離して除去できる剥離シ
ート5とを備える。
【0016】表面プレート2は、プラスチックや紙で製
作している。紙製の表面プレートは、使い捨てとして、
極めて安価に多量生産できる特長がある。プラスチック
製の表面プレートは、使い捨てとすることもできるが、
清掃シートを交換して繰り返し使用することもできる。
ただし、使用済みの表面プレートは、開口窓に付着して
いる剥離シートを除去している。このため、清掃シート
を交換するときに、表面プレートの開口窓に剥離シート
を付着して、開口窓を閉塞する。
【0017】表面プレート2は、開口窓4を複数列に開
口している。開口窓4の幅は、光コネクタプラグのフェ
ルール部を確実に挿入できる大きさに開口されている。
さらに、開口窓4は、挿入された光コネクタプラグのフ
ェルール部を清掃シート3に摺動させながら往復させて
清掃できる充分な全長を有する。図に示す表面プレート
2は、平行なスリット状の開口窓4を複数列に設けてい
る。この開口窓4は、両端部を円弧状に面取り加工し
て、円筒状のフェルール部に沿う形状としている。た
だ、開口窓は、矩形状に開口することもできる。
【0018】表面プレート2の厚さは、好ましくは、
0.2〜1.5mm、好ましくは、0.3〜1mm、さ
らに好ましくは0.3〜0.8mmとする。表面プレー
ト2をこの厚さにする清掃具は、開口窓4が浅く、光コ
ネクタプラグのフェルール部を開口窓4に奥深く挿入す
ることなく、便利に使用できる。ただ、表面プレート2
が薄すぎると、開口窓4に沿って光コネクタプラグを往
復運動させるのが難しくなる。開口窓4をガイドにし
て、光コネクタプラグのフェルール部を往復運動させな
がら、プラグ端面を清掃シート3で擦って綺麗にするか
らである。
【0019】清掃シート3は、光コネクタプラグのプラ
グ端面を擦って綺麗にできるシート材、たとえば、微細
な繊維を編み組みしている布地、あるいは、乾式または
湿式で製造された不織布が使用できる。清掃シート3
は、プラグ端面を擦ったときに、繊維等が分離して付着
しないものが最適である。清掃シート3は、表面プレー
ト2の下面に接着されて定位置に固定される。
【0020】表面プレート2の上面には、剥離シート5
を付着している。剥離シート5は、表面プレート2に設
けた複数の開口窓4を閉塞するように、表面プレート2
の表面に付着している。剥離シート5は、接着材を介し
て接着され、あるいは、接着材を使用することなく、プ
ラスチック製の表面プレート2に熱溶着して接着され
る。剥離シート5は、それぞれの開口窓4を独立して開
口できるように、剥離して除去できるように表面プレー
ト2に接着される。図に示す剥離シート5は、隣接して
配設される開口窓4の境界に、簡単に切断できる破断線
7を設けている。破断線7は、剥離シート5を薄くし、
あるいは、局部的に切断して、切断しやすくしている。
この剥離シート5は、接着部分を剥離して、破断線7で
分離して除去し、開口窓4を独立して開口する。剥離シ
ートは、接着部分を剥離しないで、開口窓の周縁に沿っ
て切断線を設けた構造とすることもできる。この剥離シ
ートは、切断線で切断して、あるいは、切断することな
く開口窓を開口する。
【0021】さらに、剥離シートは、分離することなく
剥離することもできる。この剥離シートは、破断線や切
断線を設けることなく、図8に示すように、剥離シート
5の一端を所定の方向に引っ張って剥離する。剥離シー
ト5が剥離された表面シート2は、開口窓4が順に開口
されて清掃シート3が表出する。このように、分離しな
い剥離シート5は、剥離したシート片を多量に発生させ
ることなく、極めてクリーンに使用できる特長がある。
【0022】主ケース8は、清掃カートリッジ1よりも
やや大きな外形を有する板状に成形されている。主ケー
ス8は、清掃カートリッジ1を脱着自在に装着できるよ
うに、両側に沿って清掃カートリッジ1をスライドさせ
て挿入する挿入溝11を有する。主ケース8は、底プレ
ート9と、この底プレートの両側と一端に沿って設けら
れた周壁10を備え、両側の周壁10の上部を底ケース
9の中央に向かって延長して、内側にコ字状の溝を設け
て清掃カートリッジの挿入溝11としている。清掃カー
トリッジ1は、周壁10の内側に設けられた挿入溝11
に挿入されて、主ケース8の定位置に装着される。図示
しないが、主ケースは、清掃カートリッジの挿入部分近
傍にストッパを設けて清掃カートリッジを定位置に係止
する構造とすることもできる。定位置に固定される清掃
カートリッジは、位置ずれして主ケースから抜けること
なく便利に使用できる特長がある。
【0023】主ケース8は、プラスチックや木材や金属
で製作している。プラスチック製の主ケースは、底プレ
ートの周囲に沿って周壁を一体成形して挿入溝を設ける
ことができる。木製の主ケースは、所定の形状に切削加
工された板材を積層して接着し、挿入溝を成形できる。
金属製の主ケースは、金属板の周囲を折曲加工して、あ
るいは、溶着等によって周壁を設けて挿入溝を成形でき
る。
【0024】底プレート9は、十分な強度を有する厚さ
とする。底プレート9は、表面プレート2の開口窓4に
沿って光コネクタプラグを往復運動させるときに、光コ
ネクタプラグのフェルール部で強く押圧しても変形しな
い強度に設計される。光コネクタプラグのフェルール部
を押圧状態で往復運動させながら、プラグ端面を清掃シ
ート3で擦って綺麗にするからである。
【0025】さらに、図に示す清掃具は、底プレート9
の中央部に、クッションシート6を積層している。クッ
ションシート6は、清掃シート3とほぼ等しい大きさを
有する。クッションシート6は、底プレート9の中央部
に設けられた凹部9Aに配設されている。底プレート9
の凹部9Aは、クッションシート6を嵌入できる大きさ
と深さを有する。クッションシート6は、底プレート9
の凹部9Aに接着材で接着されて、底プレート9の定位
置に固定される。
【0026】クッションシート6は、プラスチックを発
泡成形しているプラスチックフォーム、あるいはゴム状
弾性シートである。クッションシート6は、清掃シート
3を弾性的に押し上げる。このため、清掃シート3に光
コネクタプラグのフェルール部を押しつけて摺動させる
ときに、プラグ端面の全面に均一に清掃シート3を押圧
して、全体を綺麗に清掃できる特長がある。とくに、光
コネクタプラグのフェルール部が、清掃シート3に対し
て多少傾斜する姿勢で押圧されるときにも、プラグ端面
の全面に清掃シート3を接触させて、全体を綺麗に清掃
できる。クッションシート6の厚さは、たとえば、0.
5〜5mm、好ましくは1〜3mm、最適には1〜2m
mとする。
【0027】さらに、クッションシート6は、図9の断
面図に示すように、開口窓4に対向する位置に凸条6A
を設けることができる。凸条6Aは、清掃シート3の開
口窓4に沿って延長して設けられて、開口窓4に沿う部
分を弾性的に押し上げる。この構造のクッションシート
6は、全体を薄くして、清掃シート3を効率よく光コネ
クタプラグのプラグ端面に押圧できる。ただ、このクッ
ションシートは、底プレートの凹部に配設した状態で、
凸条が凹部から上に突出すると、清掃カートリッジを挿
入し難くなる。したがって、凸条は、清掃カートリッジ
をスムーズに脱着できるような突出量に設計される。
【0028】さらに、クッションシート6は、図10に
示すように、開口窓4に対向する位置に溝6Bを設ける
こともできる。溝6Bは、清掃シート3の開口窓4に沿
って延長して設けられる。この構造の清掃具は、清掃シ
ート3に光コネクタプラグのフェルール部を押圧すると
き、清掃シート3が弾性変形して、プラグ端面を押圧す
る。このため、この構造の清掃具も、清掃シート3をプ
ラグ端面の全面に均一に押圧させて、綺麗に清掃できる
特長がある。
【0029】以上の構造の清掃具は、主ケース8に清掃
カートリッジ1を挿入して使用する。この清掃具は、光
コネクタプラグのフェルールぶやプラグ端面を清掃シー
ト3で清掃するときに、開口窓4を閉塞している剥離シ
ート5を除去して開口窓4を開口する。開口された開口
窓4には、清掃シート3が表出する。この状態で、開口
窓4に沿って光コネクタプラグを移動させて、光コネク
タプラグのフェルール部やプラグ端面を清掃シート3で
擦って、付着した汚れを取り除いて清掃する。
【0030】さらに、清掃シート3の全ての清掃部分を
使用した清掃カートリッジ1は、主ケース8から取り外
して新しいものに交換する。使用済みの清掃カートリッ
ジ1は、廃棄され、あるいは、表面プレート2のみを分
離して再使用する。
【0031】さらに、図11に示す清掃具は、主ケース
8の底プレート9の両面に、清掃カートリッジ1を装着
できる構造としている。この図に示す主ケース8は、底
プレート9の両面に挿入溝11を設けており、ここに清
掃カートリッジ1を挿入して装着している。さらに、図
に示す主ケース8は、底プレートの両面にクッションシ
ート6を配設している。この構造の清掃具は、片面の清
掃部分を全て使用すると、裏返して裏面の清掃部分を使
用できるので、片面に清掃カートリッジ1を装着するも
のに比較して、2倍に使用できる特長がある。
【0032】ただ、主ケースは、底プレートの片面にの
みクッションシートを配設することもできる。この清掃
具は、クッションシートを配設した面を清掃面として、
裏面を予備の清掃カートリッジの装着面として使用す
る。この清掃具は、清掃面の清掃部分を全て使用する
と、使用済みのカートリッジを抜き取って、裏面にスト
ックされていた予備の清掃カートリッジと交換して便利
に使用できる。この清掃具は、底プレートの片面にのみ
クッションシートを配設するので、主ケースを低コスト
に製造できる特長がある。
【0033】さらに、図12ないし図14は、表面プレ
ート2に付着した剥離シート5を分離することなく剥離
する清掃具の他の一例を示している。この図に示す清掃
具は、剥離シート5の先端にガイド部材12を配設して
いる。さらに、この清掃具は、主ケース8の挿入溝11
に沿ってガイド溝13を設けており、ガイド部材12
を、このガイド溝13に沿って移動させて剥離シート5
を剥離する。
【0034】ガイド部材12は、図12の断面図に示す
ように、剥離シート5の先端に固定されている。ガイド
部材12は、図14に示すように、両端をガイド溝13
に挿入して、ガイド溝13に沿って移動される。図に示
すガイド部材12は、横幅よりも厚さの薄い棒状の本体
部12Aの両端からガイド凸起12Bを突出して設けて
いる。ガイド部材12は、このガイド凸起12Bをガイ
ド溝13に挿入し、ガイド凸起12Bをガイド溝13に
沿って移動させて、剥離シート5を除去する方向に移動
させる。図に示すガイド部材12は、本体部12Aの長
さを、対向するガイド溝13の間隔とほぼ等しくすると
共に、ガイド凸起12Bを本体部12Aよりも細くして
いる。この構造のガイド部材12は、対向するガイド溝
13の間で傾くことなく、ガイド溝13に沿って平行に
移動できる特長がある。さらに、ガイド部材12は、側
面に摘み部12Cを設けている。
【0035】ガイド溝13は、図14に示すように、内
側に折曲された周壁10の先端面に開口している。ガイ
ド溝13は、清掃カートリッジ1を挿入する方向に延長
して、挿入溝11と平行に設けている。さらに、ガイド
溝13は、剥離シート5の全体を除去して全ての開口窓
4を開口できるように、清掃カートリッジ1を挿入する
側と反対側の主ケース8の端部でU曲して、主ケース8
の裏面まで延長している。
【0036】以上の構造の清掃具は、主ケース8に清掃
カートリッジ1を挿入した後、ガイド部材12を、図1
2に示す位置(図13において、鎖線で示す位置)から
矢印Aで示すように折り返して、両端をガイド溝13に
挿入する。ガイド溝13に挿入したガイド部材12を、
図13の矢印Bで示すように、清掃カートリッジ1の表
面に沿って引っ張って、剥離シート5を先端から剥離す
る。この清掃具は、清掃カートリッジ1の先端から順に
剥離シート5を除去して開口窓4を開口する。開口され
た開口窓4から表出する清掃シート3に、光コネクタプ
ラグのフェルール部を摺動させてプラグ端面に付着した
汚れを取り除いて清掃する。
【0037】
【発明の効果】本発明の光コネクタの清掃具は、使用後
に廃棄する使い捨ての部分と、廃棄することなく再使用
する部分とを明確に区別して、使い捨ての部分を簡単に
交換できる特長がある。それは、本発明の光コネクタの
清掃具が、清掃カートリッジと、この清掃カートリッジ
を脱着自在に装着できる主ケースとを備えており、清掃
カートリッジが、開口窓を複数列に開口している表面プ
レートの下面に清掃シートを積層すると共に、複数の開
口窓を閉塞するように除去できる剥離シートを上面に付
着している極めて簡単な構造としているからである。
【0038】この構造の清掃具は、主ケースに清掃カー
トリッを装着した状態で、開口窓を閉塞している剥離シ
ートを除去して開口窓を開口し、開口された開口窓に沿
って光コネクタプラグを移動させて、光コネクタプラグ
のフェルール部やプラグ端面を清掃シートで理想的に清
掃できる。さらに、すべての清掃部分を使用した清掃カ
ートリッジは、主ケースから取り外して、極めて簡単に
新しい物と交換できる。したがって、本発明の清掃具
は、全体をコンパクトにして便利に持ち運びできること
に加えて、使用後に廃棄する部分と、廃棄することなく
繰り返し再使用する部分とを明確に区別して、使い捨て
の部分を簡単に交換でき、極めて経済的に使用できる特
長が実現できる。とくに、本発明の清掃具は、清掃カー
トリッジを簡単な構造にできるので、使用回数に対する
製造コストを低減して、極めて安価に多量生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光コネクタを示す斜視図
【図2】従来の光コネクタの清掃具の斜視図
【図3】図2に示す光コネクタの清掃具のケースを開い
た状態を示す正面図
【図4】本発明者が先に開発した光コネクタの清掃具の
斜視図
【図5】本発明の実施例の光コネクタの清掃具の斜視図
【図6】図5に示す光コネクタの清掃具の分解斜視図
【図7】図5に示す光コネクタの清掃具の横断面図
【図8】本発明の他の実施例の光コネクタの清掃具の斜
視図
【図9】主ケースに配設されるクッションシートの他の
一例を示す要部拡大縦断面図
【図10】主ケースに配設されるクッションシートの他
の一例を示す要部拡大縦断面図
【図11】本発明の他の実施例の光コネクタの清掃具の
横断面図
【図12】本発明の他の実施例の光コネクタの清掃具の
縦断面図
【図13】図12に示す光コネクタの清掃具の剥離シー
トを除去する状態を示す平面図
【図14】図13に示す光コネクタの清掃具の横断面図
【符号の説明】
1…清掃カートリッジ 2…表面プレート 3…清掃シート 4…開口窓 5…剥離シート 6…クッションシート 6A…凸条 6B
…溝 7…破断線 8…主ケース 9…底プレート 9A…凹部 10…周壁 11…挿入溝 12…ガイド部材 13…ガイド溝 14…光コネクタ 15…フェルール 16…連結面 17…ケース 18…レバー 19…開口窓 20…底プレート 21…表面プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 仁 大阪府大阪市浪速区芦原1丁目3番18号 徳島東洋紙業株式会社内 (72)発明者 岩金 功 大阪府大阪市浪速区芦原1丁目3番18号 徳島東洋紙業株式会社内 (72)発明者 新井田 功 神奈川県大和市上草柳扇野365 東洋紙業 株式会社内 Fターム(参考) 2H036 KA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口窓を複数列に開口している表面プレ
    ートの下面に清掃シートを積層すると共に、複数の開口
    窓を閉塞するように除去できる剥離シートを上面に付着
    してなる清掃カートリッジと、この清掃カートリッジを
    脱着自在に装着できる主ケースとを備え、 主ケースに装着された清掃カートリッジの開口窓を閉塞
    している剥離シートを除去して、開口窓を開口し、開口
    された開口窓に沿って光コネクタプラグを移動させて、
    光コネクタプラグのフェルール部やプラグ端面を清掃シ
    ートで清掃するように構成してなる光コネクタの清掃
    具。
  2. 【請求項2】 主ケースが、清掃カートリッジの装着面
    に凹部を有し、この凹部にクッションシートを配設して
    いる請求項1に記載される光コネクタの清掃具。
  3. 【請求項3】 主ケースが、両面に清掃カートリッジを
    脱着自在に装着できる構造としている請求項1に記載さ
    れる光コネクタの清掃具。
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