JP2000314302A - 蒸気弁動作試験装置 - Google Patents

蒸気弁動作試験装置

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JP2000314302A
JP2000314302A JP12651899A JP12651899A JP2000314302A JP 2000314302 A JP2000314302 A JP 2000314302A JP 12651899 A JP12651899 A JP 12651899A JP 12651899 A JP12651899 A JP 12651899A JP 2000314302 A JP2000314302 A JP 2000314302A
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solenoid
steam valve
signal
circuit
valve
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Koichiro Isoda
浩一郎 磯田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気弁の動作試験において復帰動作用スプリ
ングの力が不足するようなときも、蒸気弁の全閉位置へ
の復帰動作を円滑に保つこと。 【解決手段】 動作試験装置は試験用電磁弁21および
急速作動用電磁弁22を備える。試験用電磁弁21は閉
動作のための第1ソレノイド23および開動作のための
第2ソレノイド24を有する。急速作動用電磁弁22は
閉動作のための第1ソレノイド26および開動作のため
の第2ソレノイド27を有する。動作試験にあたり、蒸
気弁閉指令が出力され、第1ソレノイド23が励磁し、
主蒸気止め弁2への高圧制御油Oを遮断する。復帰にあ
たり、蒸気弁開指令が出力され、第2ソレノイド24が
励磁し、主蒸気止め弁2に高圧制御油を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気タービン用蒸気
弁に係り、特に蒸気弁の動作試験において試験用電磁弁
のスプリングの力が不足する状況下においても、蒸気弁
の復帰動作を円滑に保つようにした蒸気弁動作試験装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントにおいては原子炉の
発生蒸気が蒸気タービンに導かれ、蒸気タービン内部に
おいて蒸気が膨張を遂げ、このときの仕事によって発電
機が回転し、電気出力が得られるようになっている。こ
の蒸気が蒸気タービンに導かれ、排気となって復水器に
流出するまでに蒸気は幾つかの蒸気弁を通過して流れ
る。蒸気弁の目的は大きなエネルギを持つ蒸気によって
蒸気タービンが過速状態に陥る危険があるとき、蒸気が
蒸気タービンへ流入するのを遮断すること、余剰となっ
た蒸気を安全に復水器に逃がすこと、蒸気タービンに流
入する蒸気量を調節して適正な回転数を維持することな
どである。
【0003】このような蒸気弁を備えた系統を含む原子
力発電プラントの一例を図10に示している。蒸気は原
子炉1から主蒸気止め弁2および蒸気加減弁3を通って
高圧タービン4に流れる。この主蒸気止め弁2は高圧タ
ービン4の過速状態に陥る危険があるとき、指令によっ
て緊急に閉止する。また、蒸気加減弁3は高圧タービン
4に流入する蒸気量を調節して常に一定した速度で羽根
車が回転するように働く。
【0004】さらに、高圧タービン4で仕事を終えた蒸
気は湿分分離器5に流入して湿分が除去され、中間蒸気
止め弁6およびインターセプト弁7を通って低圧タービ
ン8に流入する。中間蒸気止め弁6は低圧タービン8が
過速状態に陥る危険があるとき、指令によって緊急に閉
止する。インターセプト弁7は低圧タービン8への蒸気
量を調節する。低圧タービン8で仕事を終えた蒸気は復
水器9に流入し、そこで図示しない冷却水系統からの冷
却水によって冷却され、復水となる。
【0005】高圧タービン4および低圧タービン8と直
結した発電機10は各タービン4、8での仕事で駆動さ
れ、このとき、電気出力が発生する。さらに、負荷遮断
が発生したとき、主蒸気止め弁2、蒸気加減弁3等が全
閉されることにより系内に余剰蒸気が発生する。この余
剰蒸気は同様に指令によって開かれたタービンバイパス
弁11を通って復水器9に逃がされる。また、タービン
バイパス弁11はプラントの起動停止時および送電系統
の事故の際は蒸気加減弁3の開度が制限されるために原
子炉1の圧力を調節すべく用いられている。
【0006】ところで、上述した蒸気弁は指令が与えら
れたとき、緊急に閉止することによって高圧および低圧
タービン4、8への蒸気の流れを遮断する重要な役割を
担っている。この動作が正常であるか、否かを確認する
ために、蒸気弁には動作試験装置が設けられている。こ
の動作試験装置を用いて運転中に試験信号を与えて蒸気
弁の動作を確認することが行われるが、蒸気弁の閉動作
および開動作はいずれも円滑でなければならない。
【0007】この動作試験装置の主要な構成を図11に
示している。ここに示す例は主蒸気止め弁2を試験する
ための装置である。この動作試験装置は試験用電磁弁1
2および急速作動用電磁弁13を有する。試験用電磁弁
12は閉動作用ソレノイド14とスプリング15とを備
える。急速作動用電磁弁13は閉動作用ソレノイド16
とスプリング17と備える。
【0008】動作試験にあたり、制御装置18から試験
信号が与えられると、試験用電磁弁12のソレノイド1
4が励磁され、このとき、ポートが閉じて高圧制御油O
が遮断され、主蒸気止め弁2が閉動作する。主蒸気止め
弁2が10%開度以下になったところで急速作動用電磁
弁13のソレノイド16が励磁され、ポートが閉じて高
非常トリップ油Pが遮断され、主蒸気止め弁2に付属し
ているディスクダンプ弁19が作動して主蒸気止め弁2
が急速に全閉する。
【0009】一方、動作試験後の復帰時にはソレノイド
14およびソレノイド16は共に無励磁となり、スプリ
ング15、17の力によって試験用電磁弁12および急
速作動用電磁弁13の各ポートが開き、高圧制御油Oお
よび非常トリップ油Pが主蒸気止め弁2に流入し、主蒸
気止め弁2が開動作する。なお、図中符号20は遮断弁
を示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した動作試験装置
を用いて行う試験は意図した試験結果を得ることが可能
であるが、たとえば試験に用いた油に劣化等が進み、異
物を多く含むようになると、摺動抵抗が増大し、復帰時
にそれぞれのスプリング15、17の力のみによっては
駆動力が不足し、試験用電磁弁12および急速作動用電
磁弁13が正常に動作しなくなることがある。このた
め、高圧制御油Oおよび非常トリップ油Pを主蒸気止め
弁2に供給できなくなり、主蒸気止め弁2が全開位置に
復帰できないまま、高圧タービン4の正常な運転が妨げ
られる可能性がある。
【0011】そこで、本発明の目的は蒸気弁の動作試験
において復帰動作用スプリングの力が不足するようなと
きも、蒸気弁の全開位置への復帰動作を円滑に保つよう
にした蒸気弁動作試験装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は蒸
気弁の閉動作のために蒸気弁への高圧制御油を遮断し、
かつ開動作のために高圧制御油を供給する試験用電磁弁
を備えてなる蒸気弁動作試験装置において、試験用電磁
弁が閉動作のために蒸気弁への高圧制御油を遮断する第
1ソレノイドと、開動作のために蒸気弁に高圧制御油を
供給する第2ソレノイドとを備えることを特徴とするも
のである。
【0013】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては摺動抵抗の増加によりスプリングの駆動力のみに
よっては正常な開動作が難しくなるときも、第2ソレノ
イドが働いて試験用電磁弁のポートが開き、高圧制御油
を蒸気弁に供給することが可能になる。これにより、蒸
気弁の復帰動作を円滑に保つことができる。
【0014】また、請求項2に係る発明は試験用電磁弁
が動作試験時に蒸気弁閉指令信号が与えられたとき、第
1ソレノイドを励磁し、蒸気弁開指令が与えられたと
き、第2ソレノイドを励磁する論理回路を有する制御装
置を備えることを特徴とするものである。
【0015】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては動作試験にあたり、蒸気弁閉指令が論理回路に与
えられ、第1ソレノイドが励磁する。このとき、試験用
電磁弁のポートが閉じて蒸気弁への高圧制御油を遮断す
ることができる。
【0016】また、復帰にあたり、蒸気弁開指令が論理
回路に入力され、第2ソレノイドが励磁する。このと
き、試験用電磁弁のポートが開き、蒸気弁に高圧制御油
を供給することができる。これにより、蒸気弁の全閉お
よび復帰動作の双方を円滑に保つことが可能になる。
【0017】さらに、請求項3に係る発明は制御装置
が、さらに蒸気弁開指令信号を入力し、ある時間保持す
るタイマ回路と、第2ソレノイドを無励磁にする信号を
出力するオア回路とを備え、蒸気弁開指令信号をタイマ
回路である時間保持し、当該時間経過後に第2ソレノイ
ドを無励磁とすべくオア回路から第2ソレノイドに無励
磁にする信号を出力するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0018】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては、特に、復帰開始時、第2ソレノイドが励磁され
た後に、タイマ回路で保持した信号で第2ソレノイドを
無励磁にする。これにより、第2ソレノイドの長時間に
わたる励磁を回避することが可能になり、電力が無駄に
消費されるのを抑えることができる。
【0019】また、請求項4に係る発明は制御装置が、
さらに第2ソレノイドを無励磁にする信号を出力するオ
ア回路を備え、第2ソレノイドの励磁後に蒸気弁全開信
号が与えられたとき、第2ソレノイドを無励磁とすべく
オア回路から第2ソレノイドに無励磁にする信号を出力
するようにしたことを特徴とするものである。
【0020】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては、特に、復帰開始時、第2ソレノイドが励磁され
た後に、蒸気弁全開信号が与えられると、オア回路から
の信号で第2ソレノイドを無励磁にする。これにより、
第2ソレノイドの長時間にわたる励磁を回避することが
可能になり、電力が無駄に消費されるのを抑えることが
できる。
【0021】さらに、請求項5に係る発明は制御装置
が、さらに第2ソレノイド励磁オン信号を入力し、ある
時間保持するタイマ回路と、蒸気弁全開信号を入力する
オア回路と、警報信号を出力するアンド回路とを備え、
第2ソレノイド励磁オン信号をタイマ回路である時間保
持し、当該時間内に蒸気弁全開信号が与えられないと
き、アンド回路から警報信号を出力するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0022】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては、特に、復帰開始時、第2ソレノイドが励磁され
た後に、タイマ回路で第2ソレノイド励磁オン信号をあ
る時間保持する。その時間内に蒸気弁全開信号が与えら
れないとき、アンド回路から警報信号を出力する。これ
により、試験対象の蒸気弁または試験用電磁弁の異常を
確実に検知することができる。
【0023】また、請求項6に係る発明は蒸気弁の閉動
作のために蒸気弁への非常トリップ油を遮断し、かつ開
動作のために非常トリップ油を供給する急速作動用電磁
弁を備えてなる蒸気弁動作試験装置において、急速作動
用電磁弁が閉動作のために蒸気弁への非常トリップ油を
遮断する第1ソレノイドと、開動作のために蒸気弁に非
常トリップ油を供給する第2ソレノイドとを備えること
を特徴とするものである。
【0024】上記構成からなる蒸気弁試験装置において
は摺動抵抗の増加によりスプリングの駆動力のみによっ
ては正常な開動作が難しくなるときも、第2ソレノイド
が働いて急速作動用電磁弁のポートが開き、非常トリッ
プ油を蒸気弁に供給することが可能になる。これによ
り、蒸気弁の復帰動作を円滑に保つことができる。
【0025】さらに、請求項7に係る発明は急速作動用
電磁弁が動作試験時に蒸気弁閉指令信号および蒸気弁規
定開度信号の双方が与えられたとき、第1ソレノイドを
励磁し、蒸気弁開指令信号が与えられたとき、第2ソレ
ノイドを励磁する論理回路を有する制御装置を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0026】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては動作試験にあたり、蒸気弁閉指令および蒸気弁規
定開度(たとえば、10%以内)信号が論理回路に与え
られ、論理積条件が成立したとき、第1ソレノイドが励
磁する。このとき、急速作動用電磁弁のポートが閉じて
蒸気弁への非常トリップ油を遮断することができる。ま
た、復帰においては蒸気弁開指令が論理回路に入力さ
れ、第2ソレノイドが励磁する。このとき、急速作動用
電磁弁のポートが開き、蒸気弁に非常トリップ油を供給
することができる。これにより、蒸気弁の全閉および復
帰動作の双方を円滑に保つことが可能になる。
【0027】また、請求項8に係る発明は制御装置が、
さらに蒸気弁開指令信号を入力し、ある時間保持するタ
イマ回路と、第2ソレノイドを無励磁にする信号を出力
するオア回路とを備え、蒸気弁開指令信号をタイマ回路
である時間保持し、当該時間経過後に第2ソレノイドを
無励磁とすべくオア回路から第2ソレノイドに無励磁に
する信号を出力するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0028】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては、特に、復帰開始時、第2ソレノイドが励磁され
た後に、タイマ回路で保持した信号で第2ソレノイドを
無励磁にする。これにより、第2ソレノイドの長時間に
わたる励磁を回避することが可能になり、電力が無駄に
消費されるのを抑えることができる。
【0029】さらに、請求項9に係る発明は制御装置
が、さらに蒸気弁規定開度信号を入力するノット回路
と、第2ソレノイドを無励磁にする信号を出力するオア
回路とを備え、第2ソレノイドの励磁後にノット回路か
ら蒸気弁規定開度信号を反転した信号が与えられたと
き、第2ソレノイドを無励磁とすべくオア回路から第2
ソレノイドに無励磁にする信号を出力するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0030】上記構成からなる蒸気弁試験装置において
は、特に、復帰開始時、第2ソレノイドが励磁された後
に、ノット回路から蒸気弁規定開度信号を反転した信号
が与えられると、オア回路からの信号で第2ソレノイド
を無励磁にする。これにより、第2ソレノイドの長時間
にわたる励磁を回避することが可能になり、電力が無駄
に消費されるのを抑えることができる。
【0031】また、請求項10に係る発明は制御装置
が、さらに第2ソレノイド励磁オン信号を入力し、ある
時間保持するタイマ回路と、蒸気弁全開信号を入力する
オア回路と、警報信号を出力するアンド回路とを備え、
第2ソレノイド励磁オン信号をタイマ回路である時間保
持し、当該時間内に蒸気弁全開信号が与えられないと
き、アンド回路から警報信号を出力するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0032】上記構成からなる蒸気弁動作試験装置にお
いては、特に、復帰開始時、第2ソレノイドが励磁され
た後に、タイマ回路で第2ソレノイド励磁オン信号をあ
る時間保持する。その時間内に蒸気弁全開信号が与えら
れないとき、アンド回路から警報信号を出力する。これ
により、試験対象の蒸気弁または急速作動用電磁弁の異
常を確実に検知することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態を図1および図2を参照して説明する。
図1において、この動作試験装置は試験用電磁弁21お
よび急速作動用電磁弁22を備えている。ダブルソレノ
イド形電磁弁からなる試験用電磁弁21は閉動作のため
の第1ソレノイド23および開動作のための第2ソレノ
イド24を備える。また、第1ソレノイド23と向き合
う第1スプリング15および第2ソレノイド24と向き
合う第2スプリング25を有する。
【0034】さらに、ダブルソレノイド形電磁弁からな
る急速作動用電磁弁22は閉動作のための第1ソレノイ
ド26および開動作のための第2ソレノイド27を備え
る。また、第1ソレノイド26と向き合う第1スプリン
グ17および第2ソレノイド27と向き合う第2スプリ
ング28を有する。なお、ここでの試験対象となる蒸気
弁は主蒸気止め弁2である。
【0035】一方、図2に制御装置の詳細を示してい
る。この制御装置はオア回路29、ワイプアウト回路3
0およびノット回路31から構成されている。オア回路
29には動作試験時に出力される蒸気弁閉指令aおよび
タービントリップ時に出力される蒸気弁閉指令bが与え
られる。ワイプアウト回路30には蒸気弁開動作不良時
に第2ソレノイド励磁オフ指令cが与えられるようにな
っている。
【0036】本実施の形態は上記構成からなり、主蒸気
止め弁2の動作試験にあたり、蒸気弁閉指令aがオア回
路29に入力され、試験用電磁弁21の第1ソレノイド
23が励磁され、第2ソレノイド24はノット回路31
により無励磁のまま保持され、高圧制御油Oは試験用電
磁弁21のポートから主蒸気止め弁2に流れず、主蒸気
止め弁2が閉動作する。
【0037】一方、復帰にあたり、蒸気弁閉指令aのオ
フでノット回路31の出力が反転し、第1ソレノイド2
3が無励磁となり、第2ソレノイド24が励磁される。
このとき、高圧制御油Oは試験用電磁弁21のポートか
ら主蒸気止め弁2に流入し、主蒸気止め弁2が開動作す
る。すなわち、主蒸気止め弁2は動作試験開始前の状態
に復帰する。
【0038】かくして、摺動抵抗の増加により第1スプ
リング15の駆動力のみによっては正常な開動作が難し
くなるときも、第2ソレノイド24が働いて試験用電磁
弁21のポートが開き、高圧制御油Oを主蒸気止め弁2
に供給することができる。
【0039】このように、本実施の形態によれば、蒸気
弁の動作試験において試験用電磁弁21のスプリングの
力が不足するときも、蒸気弁の復帰動作を円滑に保つこ
とが可能になる。
【0040】(第2の実施の形態)さらに、本発明の第
2の実施の形態を図3を参照して説明する。この制御装
置は上記第1の実施の形態の構成に加えて、タイマ回路
32およびオア回路33を備えている。タイマ回路32
にはノット回路31からの第2ソレノイド励磁オン信号
が入力される。この第2ソレノイド励磁オン信号はオア
回路33を介してワイプアウト回路30に入力されるよ
うになっている。
【0041】本実施の形態は上記構成からなり、上記第
1の実施の形態と同様な働きを得ることが可能である。
特に、本実施の形態においては復帰開始時、試験用電磁
弁21の第2ソレノイド24がノット回路31からの第
2ソレノイド励磁オン指令で励磁された後に、タイマ回
路32で保持される第2ソレノイド励磁オン信号がオア
回路33からワイプアウト回路30に出力され、第2ソ
レノイド24が無励磁になる。これにより、動作試験後
は不必要となる第2ソレノイド24の長時間にわたる励
磁を回避することが可能になり、励磁のために長時間に
わたって電力が無駄に消費されるのを抑えることができ
る。
【0042】本実施の形態によれば、上記第1の実施の
形態の効果に加えて、特に試験用電磁弁21において無
駄に消費される電力を節約することが可能で、経済性を
高めることができる。
【0043】(第3の実施の形態)さらに、本発明の第
3の実施の形態を図4を参照して説明する。この制御装
置は上記第1の実施の形態の構成に加えて、オア回路3
4を備えている。このオア回路34には蒸気弁全開信号
dが入力されるように構成されている。
【0044】本実施の形態は上記構成からなり、上記第
1の実施の形態と同様な働きを得ることができる。特
に、本実施の形態においては試験用電磁弁21の第2ソ
レノイド24の励磁を経て、主蒸気止め弁2が全開した
とき、図示しない位置検出器から蒸気弁全開信号dがオ
ア回路34の入力端に与えられる。このとき、オア回路
34では論理和条件が成立することで信号がワイプアウ
ト回路32に出力され、第2ソレノイド24が無励磁に
なる。これにより、第2ソレノイド24が長時間にわた
って励磁されるのを回避することができ、励磁のために
電力が消費されるのを抑えることが可能になる。
【0045】本実施の形態によれば、上記第1の実施の
形態の効果に加えて、特に試験用電磁弁21において無
駄に消費される電力を節約することが可能で、経済性を
高めることができる。
【0046】(第4の実施の形態)さらに、本発明の第
4の実施の形態を図5を参照して説明する。この制御装
置は第1の実施の形態の構成と共にタイマ回路35、ア
ンド回路36およびノット回路37を備えている。タイ
マ回路35には試験用電磁弁21の第2ソレノイド励磁
オン信号eが与えられる。ノット回路37には蒸気弁全
開信号dが入力される。また、アンド回路36で論理積
条件が成立したとき、第2ソレノイド励磁オフ指令と共
に、警報信号fが出力されるようになっている。なお、
図示を省略した部分は第1の実施の形態(図2参照)と
同一である。
【0047】本実施の形態は上記構成からなり、先に述
べた第1の実施の形態と同様な働きを得ることができ
る。特に、本実施の形態においては復帰開始時、試験用
電磁弁21の第2ソレノイド24が励磁されるとき、第
2ソレノイド励磁オン信号eがタイマ回路35に入力さ
れる。この第2ソレノイド励磁オン信号eがタイマ回路
35で保持される間、第2ソレノイド24の励磁により
主蒸気止め弁2は高圧制御油Oの流入で全開となる。こ
のとき、蒸気弁全開信号dがノット回路37に与えら
れ、出力の反転によりアンド回路36の入力端への出力
が落ち、警報信号fは出力されない。
【0048】しかし、何らかの原因により主蒸気止め弁
2あるいは試験電磁弁21の動作に異常が生じ、全開位
置に戻らないうちにタイマ回路35の設定時間が経過す
ると、蒸気弁全開信号dは入力されないまま、アンド回
路36の入力端に第2ソレノイド励磁オン信号eが入力
され、ノット回路37の出力との間で論理積条件が成立
し、警報信号fが出力される。
【0049】このように主蒸気止め弁2の全開位置への
復帰において円滑な動作が妨げられることがあれば、警
報により異常が発生したことを確実に知ることができ
る。異常原因は試験対象の蒸気弁に原因がある場合もあ
るが、動作試験装置の、たとえば試験用電磁弁21に異
常が生じることもあり、いずれかの原因を突き止める必
要がある。
【0050】本実施の形態によれば、上記第1の実施の
形態の効果に加えて、試験対象の蒸気弁または動作試験
装置の試験用電磁弁21の異常を確実に検知することが
できる。
【0051】(第5の実施の形態)さらに、本発明の第
5の実施の形態を図6を参照して説明する。上述した第
1の実施の形態の構成を急速作動用電磁弁22に適用し
たものである。また、ここでの試験対象となる蒸気弁は
主蒸気止め弁2である。この制御装置は急速作動用電磁
弁22を制御するためにアンド回路38、オア回路3
9、ワイプアウト回路40、アンド回路41、ノット回
路42を備えている。アンド回路38には試験時に出力
される蒸気弁閉指令aと共に蒸気弁開度が10%以内に
あるときに与えられる、規定開度信号gが入力される。
また、この規定開度信号gはノット回路42を介してワ
イプアウト回路40に入力される。
【0052】本実施の形態は上記構成からなり、主蒸気
止め弁2の動作試験にあたり、蒸気弁閉指令aがアンド
回路38に入力される。試験の開始当初、主蒸気止め弁
2の開度は大きく、規定開度信号gは出力されず、急速
作動用電磁弁22の第1ソレノイド26を動作させる指
令は与えられない。試験用電磁弁21の動作により主蒸
気止め弁2の開度が10%まで絞られると、規定開度信
号gが出力され、アンド回路38で論理積条件が成立す
る。このため、急速作動用電磁弁22の第1ソレノイド
26を励磁するように指令が与えられる。このとき、第
2ソレノイド27はノット回路31により無励磁のまま
保たれ、非常トリップ油Pは急速作動用電磁弁22のポ
ートから主蒸気止め弁2に流れず、直ちに主蒸気止め弁
2が全閉する。
【0053】一方、復帰では蒸気弁閉指令aのオフで第
1ソレノイド26が無励磁となり、ノット回路31の出
力が反転し、第2ソレノイド27が励磁される。このと
き、非常トリップPは急速作動用電磁弁22のポートか
ら主蒸気止め弁2に流入し、主蒸気止め弁2が急速に開
く。そして、試験用電磁弁21の動作により主蒸気止め
弁2は動作試験開始前の状態に復帰する。
【0054】かくして、摺動抵抗の増加により第1スプ
リング17のみの駆動力によっては正常な動作が難しい
ときも、第2ソレノイド27の働きにより急速作動用電
磁弁22のポートが開き、非常トリップ油Pを主蒸気止
め弁2に供給することが可能になる。
【0055】このように、本実施の形態によれば、蒸気
弁の動作試験において急速作動用電磁弁22のスプリン
グの力が不足するときも、蒸気弁の復帰動作を円滑に果
たすことができる。
【0056】(第6の実施の形態)さらに、本発明の第
6の実施の形態を図7を参照して説明する。本実施の形
態は上述した第2の実施の形態の構成を急速作動用電磁
弁23に適用したものである。この制御装置は第5の実
施の形態の構成に加えて、タイマ回路32およびオア回
路33を備えている。
【0057】本実施の形態は上記構成からなり、先に説
明した第5の実施の形態と同様な働きを得ることが可能
である。特に、本実施の形態においては復帰開始時、急
速作動用電磁弁22の第2ソレノイド27がノット回路
31からの第2ソレノイド励磁オン指令で励磁された後
に、タイマ回路32で保持される第2ソレノイド励磁オ
ン信号がオア回路33からワイプアウト回路30に出力
され、第2ソレノイド24が無励磁になる。これによ
り、動作試験後は不必要となる第2ソレノイド27の長
時間にわたる励磁を回避することが可能になり、励磁の
ために長時間にわたって電力が無駄に消費されるのを抑
えることができる。
【0058】本実施の形態によれば、上記第5の実施の
形態の効果に加えて、特に急速作動用電磁弁22におい
て無駄に消費される電力を節約することができ、経済性
を高めることが可能になる。
【0059】(第7の実施の形態)さらに、本発明の第
7の実施の形態を図8を参照して説明する。本実施の形
態は上述した第3の実施の形態の構成を急速作動用電磁
弁23に適用したものである。制御装置は第5の実施の
形態の構成に加えて、ノット回路43およびオア回路3
4を備えている。オア回路34には規定開度信号gがノ
ット回路43を介して入力される。
【0060】本実施の形態は上記構成からなり、先に説
明した第5の実施の形態と同様の働きを得ることができ
る。特に、本実施の形態においては急速作動用電磁弁2
2の第2ソレノイド27の励磁後、主蒸気止め弁28の
開動作と共に開度が増し、10%超えたときに規定開度
信号gが落ちる。このとき、ノット回路43の出力が反
転し、信号がオア回路34を介してワイプアウト回路3
2に出力され、第2ソレノイド27が無励磁になる。こ
れにより、第2ソレノイド27が長時間にわたって励磁
されるのを回避することができ、励磁のために長時間に
わたり電力が消費されるのを抑えることが可能になる。
【0061】本実施の形態によれば、上記第5の実施の
形態の効果に加えて、特に急速作動用電磁弁22におい
て無駄に消費される電力を節約することが可能で、経済
性を高めることができる。
【0062】(第8の実施の形態)さらに、本発明の第
8の実施の形態を図9を参照して説明する。この制御装
置は第5の実施の形態の構成と共にタイマ回路35、ア
ンド回路36およびノット回路37を備えている。タイ
マ回路35には急速作動用電磁弁22の第2ソレノイド
励磁オン信号hが与えられる。また、アンド回路36で
論理積条件が成立したとき、警報信号fが出力されるよ
うになっている。
【0063】本実施の形態は上記構成からなり、先に説
明した第5の実施の形態と同様な働きを得ることができ
る。特に、本実施の形態においては復帰開始時、急速作
動用電磁弁22の第2ソレノイド27が励磁されると
き、第2ソレノイド励磁オン信号hがタイマ回路35に
入力される。この励磁オン信号がタイマ回路35で保持
される間、第2ソレノイド27の励磁により主蒸気止め
弁2は非常トリップ油Pの流入により直ちに全開とな
る。このとき、蒸気弁全開信号dがノット回路37に入
力され、出力の反転によりアンド回路36の入力端への
出力が落ち、警報信号fは出力されない。
【0064】しかし、何らかの原因により主蒸気止め弁
2あるいは急速作動用電磁弁22の動作に異常が生じ、
全開位置に戻らないうちにタイマ回路35の設定時間が
経過すると、アンド回路36の入力端に第2ソレノイド
励磁オン信号hが入力され、ノット回路37の出力との
間で論理積条件が成立し、警報信号fが出力される。こ
のように主蒸気止め弁2の全開位置への復帰において円
滑な動作が妨げられることがあれば、警報により異常が
発生したことを確実に知ることが可能になる。本実施の
形態によれば、上記第5の実施の形態の効果に加えて、
試験対象の蒸気弁または動作試験装置の急速作動用電磁
弁22の異常を確実に検知することができる。
【0065】なお、各実施の形態において、動作試験装
置は主蒸気止め弁2に対する適用が説明されているが、
これに限られず、蒸気加減弁、中間蒸気止め弁、インタ
ーセプト弁、タービンバイパス弁にも適用することがで
きる。
【0066】
【発明の効果】本発明においては摺動抵抗の増加により
復帰動作用スプリングの駆動力のみによっては、正常な
開動作が難しくなるときも、第2ソレノイドが働いて試
験用電磁弁および急速作動用電磁弁から高圧制御油およ
び非常トリップ油を蒸気弁に供給することができる。
【0067】したがって、本発明によれば、蒸気弁の復
帰動作を円滑に保つことができ、蒸気タービンの正常な
運転が妨げられるのを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蒸気弁動作試験装置の第1の実施
の形態を示す系統図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の制御装置を示す論
理回路図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す論理回路図。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す論理回路図。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す論理回路図。
【図6】本発明の第5の実施の形態を示す論理回路図。
【図7】本発明の第6の実施の形態を示す論理回路図。
【図8】本発明の第7の実施の形態を示す論理回路図。
【図9】本発明の第8の実施の形態を示す論理回路図。
【図10】従来の原子力発電プラントの一例を示す系統
図。
【図11】従来の蒸気弁動作試験装置の一例を示す系統
図。
【符号の説明】
21 試験用電磁弁 22 急速作動用電磁弁 23、26 第1ソレノイド 24、27 第2ソレノイド 29、33、34,39 オア回路 30、40 ワイプアウト回路 31、37、42,43 ノット回路 32、35 タイマ回路 36、38、41 アンド回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気弁の閉動作のために該蒸気弁への高
    圧制御油を遮断し、かつ開動作のために高圧制御油を供
    給する試験用電磁弁を備えてなる蒸気弁動作試験装置に
    おいて、前記試験用電磁弁が閉動作のために前記蒸気弁
    への高圧制御油を遮断する第1ソレノイドと、開動作の
    ために前記蒸気弁に高圧制御油を供給する第2ソレノイ
    ドとを備えることを特徴とする蒸気弁動作試験装置。
  2. 【請求項2】 前記試験用電磁弁が動作試験時に蒸気弁
    閉指令信号が与えられたとき、前記第1ソレノイドを励
    磁し、蒸気弁開指令が与えられたとき、前記第2ソレノ
    イドを励磁する論理回路を有する制御装置を備えること
    を特徴とする請求項1記載の蒸気弁動作試験装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置が、さらに蒸気弁開指令信
    号を入力し、ある時間保持するタイマ回路と、前記第2
    ソレノイドを無励磁にする信号を出力するオア回路とを
    備え、蒸気弁開指令信号を前記タイマ回路である時間保
    持し、当該時間経過後に前記第2ソレノイドを無励磁と
    すべくオア回路から該第2ソレノイドに無励磁にする信
    号を出力するようにしたことを特徴とする請求項2記載
    の蒸気弁動作試験装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置が、さらに前記第2ソレノ
    イドを無励磁にする信号を出力するオア回路を備え、前
    記第2ソレノイドの励磁後に蒸気弁全開信号が与えられ
    たとき、前記第2ソレノイドを無励磁とすべくオア回路
    から該第2ソレノイドに無励磁にする信号を出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載の蒸気弁動作試
    験装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が、さらに第2ソレノイド
    励磁オン信号を入力し、ある時間保持するタイマ回路
    と、蒸気弁全開信号を入力するオア回路と、警報信号を
    出力するアンド回路とを備え、第2ソレノイド励磁オン
    信号を前記タイマ回路である時間保持し、当該時間内に
    蒸気弁全開信号が与えられないとき、前記アンド回路か
    ら警報信号を出力するようにしたことを特徴とする請求
    項2記載の蒸気弁動作試験装置。
  6. 【請求項6】 蒸気弁の閉動作のために該蒸気弁への非
    常トリップ油を遮断し、かつ開動作のために非常トリッ
    プ油を供給する急速作動用電磁弁を備えてなる蒸気弁動
    作試験装置において、前記急速作動用電磁弁が閉動作の
    ために前記蒸気弁への非常トリップ油を遮断する第1ソ
    レノイドと、開動作のために前記蒸気弁に非常トリップ
    油を供給する第2ソレノイドとを備えることを特徴とす
    る蒸気弁動作試験装置。
  7. 【請求項7】 前記急速作動用電磁弁が動作試験時に蒸
    気弁閉指令信号および蒸気弁規定開度信号の双方が与え
    られたとき、前記第1ソレノイドを励磁し、蒸気弁開指
    令信号が与えられたとき、第2ソレノイドを励磁する論
    理回路を有する制御装置を備えることを特徴とする請求
    項6記載の蒸気弁動作試験装置。
  8. 【請求項8】 前記制御装置が、さらに蒸気弁開指令信
    号を入力し、ある時間保持するタイマ回路と、前記第2
    ソレノイドを無励磁にする信号を出力するオア回路とを
    備え、蒸気弁開指令信号を前記タイマ回路である時間保
    持し、当該時間経過後に前記第2ソレノイドを無励磁と
    すべく前記オア回路から該第2ソレノイドに無励磁にす
    る信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項7
    記載の蒸気弁動作試験装置。
  9. 【請求項9】 前記制御装置が、さらに蒸気弁規定開度
    信号を入力するノット回路と、前記第2ソレノイドを無
    励磁にする信号を出力するオア回路とを備え、前記第2
    ソレノイドの励磁後に前記ノット回路から蒸気弁規定開
    度信号を反転した信号が与えられたとき、前記第2ソレ
    ノイドを無励磁とすべくオア回路から該第2ソレノイド
    に無励磁にする信号を出力するようにしたことを特徴と
    する請求項7記載の蒸気弁動作試験装置。
  10. 【請求項10】 前記制御装置が、さらに第2ソレノイ
    ド励磁オン信号を入力し、ある時間保持するタイマ回路
    と、蒸気弁全開信号を入力するオア回路と、警報信号を
    出力するアンド回路とを備え、第2ソレノイド励磁オン
    信号を前記タイマ回路である時間保持し、当該時間内に
    蒸気弁全開信号が与えられないとき、前記アンド回路か
    ら警報信号を出力するようにしたことを特徴とする請求
    項7記載の蒸気弁動作試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104847421A (zh) * 2015-06-02 2015-08-19 济南达能动力技术有限责任公司 一种紧急汽动油泵的实验系统及方法
CN111577684A (zh) * 2020-04-15 2020-08-25 哈尔滨工业大学 一种液压阀性能测试实验系统

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