JP2000314230A - 吹付け装置及び吹付け方法 - Google Patents

吹付け装置及び吹付け方法

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JP2000314230A
JP2000314230A JP11122899A JP12289999A JP2000314230A JP 2000314230 A JP2000314230 A JP 2000314230A JP 11122899 A JP11122899 A JP 11122899A JP 12289999 A JP12289999 A JP 12289999A JP 2000314230 A JP2000314230 A JP 2000314230A
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JP
Japan
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powder
cylinder
nozzle
liquid
cylindrical body
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Pending
Application number
JP11122899A
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English (en)
Inventor
Hideo Tanaka
秀男 田中
Koichi Nagase
公一 長瀬
Hideki Ichihara
英樹 市原
Jiro Kojima
次郎 児島
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹付け現場での粉塵の発生をなくし、被吹
付け材に対するリバウンドを少くして効果的な吹付け作
業とし、ノズル出口における材料詰まりを解消する、吹
付け装置及び吹付け方法を提供する。 【解決手段】粉体2を供給する供給部3と、供給部3に
接続された筒体5と、筒体5の端部に取付けられたノズ
ル4と、筒体5の内部に液体Fを供給する液体供給手段
8と、筒体5の内部に粉体2と液体Fを攪拌する攪拌手
段6とを備え、攪拌手段6で粉体2と液体Fを攪拌して
得られた粉体攪拌物Mをノズル4から噴出する吹付け装
置1と吹付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾式の吹付け装置と
吹付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乾式吹付けは、エアーで圧送され
た粉体攪拌物を、ノズル出口において投入される水と混
合し、エアーの噴出力により吹付ける方法、またはエア
ーで圧送するホース出口先端の管内壁をスパイラルと
し、粉体を攪拌後、水と混合し吹付ける方法が殆どであ
った。
【0003】しかしこの従来方法によると以下の問題が
発生する。 軽量細骨材を粉体攪拌物に使用する場合、骨材分離
が生じ易く、水との混合が不十分となるため、粉塵の発
生が多くなり作業環境が悪化する。 被吹付け材に対するリバウンド(跳ね返り)が激し
く、材料が無駄になるばかりでなく、非効率的である。 ノズル出口において水と混合されるため、材料詰ま
りが生じ易い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、骨材分
離がなく吹付け現場での粉塵の発生をなくすことにあ
る。 また本発明は、被吹付け材に対するリバウンドを少
くし、効果的な吹付け作業とすることにある。 さらにまた本発明はノズル出口における材料詰まり
を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、粉体を供
給する供給部と、供給部に接続された筒体と、筒体の端
部に取付けられたノズルと、筒体の内部に液体を供給す
る液体供給手段と、筒体の内部に粉体と液体を攪拌する
攪拌手段とを備え、攪拌手段で粉体と液体を攪拌して得
られた粉体攪拌物をノズルから噴出する、吹付け装置で
ある。第二の発明は、粉体を筒体に供給し、筒体の内部
で液体を供給し、粉体と液体を攪拌して粉体攪拌物を作
成し、筒体の端部に取付けられたノズルから粉体攪拌物
を噴出させる、吹付け方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本発明
の実施形態について説明する。
【0007】<イ>全体構成 図1は、本発明による吹付け装置1の側断面図である。
吹付け装置1は、粉体2を供給する供給部3と、供給部
3に接続された筒体5と、筒体5の端部に取付けられた
ノズル4と、筒体5の内部に液体F(図2)を供給する
液体供給手段8と、筒体5の内部に粉体2と液体Fを攪
拌する攪拌手段6とを備え、攪拌手段6で粉体2と液体
Fを攪拌して得られた粉体攪拌物Mをノズル4から噴出
する吹付け装置1である。
【0008】<ロ>供給部 供給部3は、公知の方法によりエアー圧送された粉体2
を一旦収容し、筒体5に供給するための容器である。吹
付け作業を容易にするため、外部側面に把手31が設置
されている。供給部3と筒体5は、従来の吹付け作業で
使用するショットクリートガンと同様に、略直交して接
続され、内部が連通した構造としている。
【0009】<ハ>筒体の内部構造 筒体5の内部に設置される攪拌手段6は、たとえば棒状
のシャフトであり、攪拌手段6と連結した回転数可変型
電動機12と、攪拌手段固定部61を介して、筒体5内
空中心部の延長方向に沿って設置される。攪拌手段6周
囲には、所定間隔をあけて攪拌用羽根7が設置してあ
る。(図1、図3) 前記供給部3に直交して接続された筒体5の内周面に
は、液体供給手段8が設置され、その円周方向に所定間
隔をあけて設けた噴射口9から高圧水溶液の液体Fを噴
射する構造となっている。(図2)
【0010】<ニ>筒体先端部の構造 前記攪拌手段固定部61を境界として、筒体5の口径は
先端(吹付け方向)に向けて次第に縮小し、ノズル4に
接続する構造となっている。ノズル4の内周面には、円
周方向に所定間隔をあけて、整流羽根10が設置されて
いる。(図1、図4) 筒体5の先端部に移送された湿潤状態の粉体攪拌物M
は、筒体5の口径が次第に縮小しているため収斂され、
高密度の粉体攪拌物Mとなる。ノズル4の内周面に移送
された粉体攪拌物Mは、整流羽根10により均等量に配
分され、ノズル4の先端から噴出する構造となってい
る。
【0011】
【作用】以下に、本発明による吹付け方法を説明する。
【0012】<イ>粉体の供給 粉体2の貯蔵場所から吹付け装置1の供給部3まで、ホ
ース等を使用してエアー圧送する。(図示せず) 粉体2は、たとえば乾燥したセメント、軽量細骨材、セ
メント混和材、微細繊維等をドライブレンドした粉体混
合物等の粉体であるため、公知の方法により容易に圧送
することができる。
【0013】<ロ>攪拌手段の回転 吹付け装置1の供給部3の収容容量、及び吹付け速度等
に合わせて、攪拌手段6の回転数を予め設定しておく。
攪拌手段6は攪拌回転数設定器11を備えた回転数可変
型電動機12と連結さっれているため、作業員の手元に
おいて容易に回転数を設定することができる。粉体2
は、エアー圧送による圧力と攪拌手段6の回転及び攪拌
用羽根7の移送作用に伴い、ノズル4方向に向かって移
送される。
【0014】<ハ>粉体の湿潤混合 筒体5内部をノズル4方向に向かって移送する粉体2に
向かって、筒体5内周面に設置された液体供給手段8の
噴射口9から、高圧の液体Fを周囲から噴射することに
より、粉体攪拌物Mとなる。(図2) 液体Fは単に水だけでもよいが、吹付け時のリバウンド
(跳ね返り)を解消するため、予めアニオン系界面活性
剤(水中でイオン化し、界面活性を示す部分が陰イオン
である表面張力を減少させるために加える添加剤)等の
湿潤剤を添加した水溶液を用いれば更に効果的である。
【0015】<ニ>湿潤状態の粉体攪拌物の収斂 湿潤状態となった粉体攪拌物Mは、攪拌手段固定部61
を境界として筒体5の口径が次第に縮小しているため収
斂され高密度となり、ノズル4に向かって移送される。
【0016】<ホ>吹付け ノズル4内の湿潤状態となった粉体攪拌物Mは、ノズル
4の内周面に設置された整流羽根10により吹付け量が
均等に配分され、被吹付け材Nに噴射される。この間、
粉体攪拌物Mのエアー圧送と、攪拌手段6の回転及び攪
拌用羽根7の移送作用は継続して行われているため、粉
体攪拌物Mは被吹付け材Nに向かって継続して吹付け作
業が行われるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから、
次のような効果を得ることができる。 <イ>粉体混合物を筒体内で湿潤混合するので、吹付け
作業場所での粉塵の発生はなくなり、作業環境が良好と
なる。 <ロ>粉体に湿潤混合する液体は、予めアニオン系界面
活性剤等の湿潤剤を添加した水溶液を用いるので、吹付
け時のリバウンドを解消でき、作業効率が向上するばか
りでなく、経済的となる。 <ハ>攪拌手段の回転及び攪拌用羽根の移送作用は継続
して行われているので、均一な練り混ぜが容易に行わ
れ、リバウンドを大幅に減少できる。 <ニ>ノズルの内周面に整流羽根を設置した構造とした
ので、粉体攪拌物は吹付け量が均等に配分され、良好な
吹付け作業ができる。 <ホ>攪拌手段の回転数は、攪拌回転数設定器により作
業員の手元において容易に設定できるので、吹付け装置
の供給体の収容容量、及び吹付け速度等に合わせて回転
数を予め設定できる。 <ヘ>粉体混合物を筒体内で湿潤混合するので、ノズル
出口において材料詰まりが生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吹付け装置の側断面図。
【図2】図1における〜断面図。
【図3】図1における〜断面図。
【図4】図1における〜断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 英樹 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 児島 次郎 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA04 EA02 EA06 EB03 EC13 4F033 LA09 QA08 QB03Y QB05 QB09X QB20 QD06 QD14 QH05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体を供給する供給部と、 供給部に接続された筒体と、 筒体の端部に取付けられたノズルと、 筒体の内部に液体を供給する液体供給手段と、 筒体の内部に、粉体と液体を攪拌する攪拌手段とを備
    え、 攪拌手段で粉体と液体を攪拌して得られた粉体攪拌物を
    ノズルから噴出する、 吹付け装置。
  2. 【請求項2】粉体を筒体に供給し、 筒体の内部で液体を供給し、粉体と液体を攪拌して粉体
    攪拌物を作成し、 筒体の端部に取付けられたノズルから粉体攪拌物を噴出
    させる、 吹付け方法。
JP11122899A 1999-04-28 1999-04-28 吹付け装置及び吹付け方法 Pending JP2000314230A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104117439A (zh) * 2014-07-23 2014-10-29 襄阳泽东化工集团有限公司 一种无需利用空气雾化料浆的喷枪及喷浆造粒方法
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