JP2000313641A - 低圧複層ガラスおよびその製造方法 - Google Patents

低圧複層ガラスおよびその製造方法

Info

Publication number
JP2000313641A
JP2000313641A JP11119566A JP11956699A JP2000313641A JP 2000313641 A JP2000313641 A JP 2000313641A JP 11119566 A JP11119566 A JP 11119566A JP 11956699 A JP11956699 A JP 11956699A JP 2000313641 A JP2000313641 A JP 2000313641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
pressure
corner
low
glass plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11119566A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Hase
広美 長谷
Yoshiaki Sugata
義敬 菅田
Akira Sakata
昭 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP11119566A priority Critical patent/JP2000313641A/ja
Publication of JP2000313641A publication Critical patent/JP2000313641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複層ガラスの内部空間を減圧して断熱性を付与
するためには、圧力を10Pa以下、好ましくは1Pa以下ま
で減圧する必要がある。所望の内部圧に減圧するために
は、複層ガラスセルに十分な開口部面積を設けなければ
ならない。排気のためにチューブを使用することは強度
面に問題があった。また、長期にわたって圧力を維持す
るためには周辺部を低融点はんだガラスや金属で封着す
る必要があり環境面やリサイクル性の問題があった。 【課題を解決するための手段】2枚の板ガラスの、一方
の板ガラスを水平に載置した状態で、複数の点状、線
状、または網状のスペーサーを配設し、他方の板ガラス
を前記スペーサー上に載置し、その状態で2枚の板ガラ
スの周縁端部を少なくとも一つのコーナー部の一部を残
して加熱溶融して接着し、ペア化するとともに、コーナ
ー部の加熱溶融されなかった部分に真空ポンプを取り付
け、内部空間を所定の圧力まで減圧した後、ペア化した
ガラスの上側、下側あるいは上下側から前記コーナー部
に熱源をあて、辺に対して斜め方向にガラスを融着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅・非住宅など
の建築分野、自動車・車両・船舶・航空機などの輸送分
野、冷凍庫・冷凍ショーケース・恒温恒湿槽などの設備
機器分野などの省エネルギーを要求される開口部に適用
される高い断熱性能を有する低圧の複層ガラスパネルと
その作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、省エネルギーに優れた快適で健康
な住環境をつくるため、従来に増して断熱性能を有する
複層ガラスの使用頻度が高まり、急速に普及している。
【0003】この複層ガラスパネルとして、対向する板
ガラスにより形成される空間を低圧にした複層ガラスパ
ネルが、特願昭55−40450号(特開昭56−13
9384号)、特願昭61−506251号(特公平6
−84707号)、特願平2−511568号(特表平
05−501896号)などとして提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複層ガラスの内部空間
を減圧して断熱性を付与するためには、圧力を10Pa
以下、好ましくは1Pa以下まで減圧する必要がある。
このように内部空間を減圧した複層ガラスを低低圧複層
ガラスという。所望の内部圧に減圧するためには、複層
ガラスセルに十分な開口部面積を設けなければならない
が、前述の従来技術にはかかる点に工夫されたものはな
い。
【0005】本出願人が出願した特願平10−2173
71号に開示した発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、排気部の構造も排気時間を短縮できる優れた
ものであるが、排気のためのチューブを使用することか
ら真空維持のために十分保護しなければならず強度面か
ら問題があった。
【0006】また、長期にわたって圧力を維持するため
には周辺部を低融点はんだガラスや金属で封着する必要
があり環境面やリサイクル性の問題があった。
【0007】米国特許第4,683,154号明細書で
は真空チャンバー内でガラスとガラスをレーザを用いて
融着させる低圧複層ガラスが提示されているが、真空チ
ャンバー内でガラスを溶かすのでガラス融液の蒸発によ
る光学系の汚染が発生するなどの問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、2枚の板ガラ
スを所定の間隔で隔置し、この間隔を保持する点状、線
状または網状スペーサーを配設するとともに、このパネ
ルの周縁端部を溶融密封して低圧空間が形成された低圧
複層ガラスにおいて、前記2枚の板ガラスの少なくとも
一つのコーナー部がガラスの辺に対して斜めに融着され
ていることを特徴とする低圧複層ガラスである。
【0009】また、2枚の板ガラスの、一方の板ガラス
を水平に載置した状態で、複数の点状、線状、または網
状のスペーサーを配設し、他方の板ガラスを前記スペー
サー上に載置し、その状態で2枚の板ガラスの周縁端部
を少なくとも一つのコーナー部の一部を残して加熱溶融
して接着し、ペア化するとともに、コーナー部の加熱溶
融されなかった部分に真空ポンプを取り付け、内部空間
を所定の圧力まで減圧した後、ペア化したガラスの上
側、下側あるいは上下側から前記コーナー部に熱源をあ
て、ガラスの辺に対して斜め方向にガラスを融着するこ
とを特徴とする低圧複層ガラスの製造方法である。
【0010】本発明により、排気のための開口部を格段
に大きくすることができ、減圧時間を大幅に短縮するこ
とができる。また、内部空間を排気後ペア化したガラス
自身を直接溶着させて開口部の封止を行うので排気用の
チューブを必要としない。
【0011】さらに、パネルの周縁端部をレーザなどに
より加熱溶融して接着するものであるから、鉛などが含
有された低融点はんだガラスなどを加熱溶融して2枚の
板ガラスを接着する構造に比較して、耐久性(特にシー
ル性)が向上し、鉛を使用しないので環境を劣化させる
こともない。
【0012】ガラスの加熱融着のための熱源として、レ
ーザを用いると、加工を精密にでき好ましい。また、ガ
ラスの融着時にガラスを軟化温度〜550℃に加熱して
おくとガラスが割れにくくなり好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】2枚の板ガラスとは、クリアなフ
ロート板ガラス以外に、熱線吸収板ガラス、熱線反射板
ガラス、高性能熱線反射板ガラス、線入板ガラス、網入
板ガラス、型板ガラス、強化ガラス、倍強度ガラス、低
反射板ガラス、高透過板ガラス、摺りガラス、タペステ
ィ(フロスト)ガラス、セラミックス印刷ガラス、合わ
せガラスなど各種機能性板ガラスを適宜組み合わせるこ
とができるが、少なくとも1枚はこれら各種板ガラスに
特殊金属を積層した低放射板ガラスが好ましい。また、
この低放射板ガラスはエッジ部から10〜15mm幅の
部分だけ膜が積層されていないのがより好ましい。
【0014】特に膜厚が10〜60nmの亜鉛、錫、チ
タン、インジウム、ビスマス、ジルコニウムの酸化物の
中から1種類以上選択した反射防止金属酸化物層、膜厚
が5〜30nmの銀層、膜厚が0.3〜30nmのアル
ミニウム、チタン、亜鉛、タンタル及びニッケルクロム
合金から1種類以上選択した金属を含有する酸化防止
層、膜厚が30〜100nmの亜鉛、錫、チタン、イン
ジウム、ビスマス、ジルコニウムの酸化物の中から1種
類以上選択した反射防止金属酸化物層からなる皮膜層が
順に積層されたもの、あるいは、膜厚が10〜60nm
の亜鉛、錫、チタン、インジウム、ビスマス、ジルコニ
ウムの酸化物の中から1種類以上選択した反射防止金属
酸化物層、膜厚が0.3〜30nmのアルミニウム、チ
タン、亜鉛、タンタル及びニッケルクロム合金から1種
類以上選択した金属を含有する酸化防止層、膜厚が5〜
30nmの銀層、膜厚が0.3〜30nmのアルミニウ
ム、チタン、亜鉛、タンタル及びニッケルクロム合金か
ら1種類以上選択した金属を含有する酸化防止層、膜厚
が30〜100nmの亜鉛、錫、チタン、インジウム、
ビスマス、ジルコニウムの酸化物の中から1種類以上選
択した反射防止金属酸化物層からなる皮膜層が順に積層
されたものを用いると、ガラスを加熱溶融時のガラスの
予熱温度に十分耐熱性があり、断熱性能を格段に向上さ
せることができるのでより好ましい。
【0015】2枚の板ガラスは同じ大きさとするのが好
ましい。2枚の板ガラスの間隔を保持する点状、線状ま
たは網状スペーサー用材料としては、ガラスに比べ硬度
が低く、かつ適切な圧縮強さを有するものであれば、と
くに限定されないが、金属、合金、鉄鋼、または、セラ
ミックスが好ましい。金属では鉄、銅、アルミニウム、
タングステン、ニッケル、クロム、チタンなど、合金、
鉄鋼では炭素鋼、クロム鋼、ニッケル鋼、ステンレス
鋼、ニッケルクロム鋼、マンガン鋼、クロムマンガン
鋼、クロムモリブデン鋼、珪素鋼、真鍮、ニクロム、ジ
ュラルミンなどが用いられる。
【0016】点状スペーサーは球状、円柱状、角柱状な
どで例えば格子状に配置する。
【0017】線状スペーサーは断面が円形、半円形、角
形などで、直線状と曲線状のものがあり、網状スペーサ
ーは角形、菱形などが用いられる。
【0018】金属または合金をセラミックスでコーティ
ングしたものでは、着色することにより意匠性を向上さ
せるとともに、金属特有の反射を抑制することができ
る。
【0019】点状、線状または網状スペーサーの配設間
隔は100mm以下であり、75mm以下が好ましい。
【0020】これらスペーサーの配設は、当該配設間隔
の範囲内であれば、規則的でも不規則的でも構わない。
【0021】2枚の板ガラスの間隔は0.05mm以
上、2.0mm以下であり、0.1mm以上、1.0mm
以下が好ましい。
【0022】合わさった2枚のガラスの周縁端部をコー
ナー部の一部を残して溶融密封する。前記残された部分
を開口部とし、開口部周辺を覆うように真空ポンプを接
続する。内部空間を所定の圧力まで減圧した後、ペア化
したガラスの上側から前記コーナー部に熱源をあて斜め
方向に融着し、内部空間の圧力を維持する。
【0023】2枚の板ガラスで形成された中空空間の開
口端部の断面積は排気抵抗を小さくするために1.00
mm2以上必要であり、1.60mm2以上が好ましい。
すなわち、2枚の板ガラスの間隔が0.2mmの場合、
開口端部の幅は5mm以上必要であり、8mm以上が好
ましい。
【0024】2枚の板ガラス間の密封された低圧空間の
圧力は、10Pa以下、好ましくは1Pa以下とする。
【0025】ガラスの加熱融着のための熱源としてレー
ザを用いると加工を精密にでき好ましい。また、ガラス
の融着時にガラスを550℃〜軟化温度(約720℃)
に加熱しておくとガラスが割れにくくなり好ましい。
【0026】複層ガラス作製は、限定されるものではな
いが、一例として、次ぎの手順により行う。
【0027】2枚の板ガラスの少なくとも一方の板ガラ
スには、特殊金属を積層した低放射板ガラス、好ましく
は、5〜30nmの銀層、アルミニウム、チタン、亜
鉛、タンタル及びニッケルクロム合金から1種類以上選
択した金属を含有する酸化防止層、及び亜鉛、錫、チタ
ン、インジウム、ビスマス、ジルコニウムの酸化物の中
から1種類以上選択した反射防止金属酸化物層の3種の
皮膜層からなり、ガラス/反射防止金属酸化物層/銀層
/酸化防止層/反射防止金属酸化物層の順、または、ガ
ラス/反射防止金属酸化物層/酸化防止層/銀層/酸化
防止層/反射防止金属酸化物層の順に各皮膜層を積層し
た低放射板ガラスを採用する。
【0028】一方の板ガラスを水平に載置した状態で、
複数の点状、線状、または網状のスペーサーを配設し、
他方の板ガラスを前記スペーサー上に載置し、その状態
で2枚の板ガラスの周縁端部をコーナーの一部を残して
加熱溶融して接着し、ペア化する。この加熱溶融時にガ
ラス全体を565℃前後に予備加熱しておくとガラスが
割れにくくなり好ましい。また、加熱溶融の熱源として
レーザを用いると精密加工がしやすく好ましい。使用す
るレーザとしては、波長10.6μm CWのCO2
ーザ、あるいは、集光光学系が設置され高パワー密度が
出力可能な半導体レーザがあげられる。1例として、C
2レーザを用いた場合の光学系を図1に示す。レーザ
光をZnSe製の窓を通して雰囲気炉内に入れゴニオメ
ーターに設置された銅製で水冷されている反射鏡に当て
ガラスにレーザを照射する。ゴニオメーターを制御する
ことで任意の位置にレーザを照射することが可能にな
る。
【0029】ペア化されたガラスを予備加熱温度で維持
した状態で、ガラスの加熱溶融されなかった端部に真空
ポンプを取り付ける。所定の圧力、例えば10Pa以
下、好ましくは1Pa以下まで低下したところで、ペア
化したガラスの上側、下側あるいは上下側から前記コー
ナー部にレーザを照射し、ガラスの辺に対して斜め方向
にガラスを加熱溶融させることにより、低圧空間を有す
る複層ガラスを製造する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図3,4,6に示す2枚の板ガラス9、1
0は、いずれも厚さ3mmであり、寸法が1040mm
×1040mmのフロート板ガラスである。
【0031】ガラス9は何もコーティングしていないガ
ラスで、ガラス10は垂直放射率0.07を有する低放
射膜がエッジ部から13mmまでの幅を除いて形成され
ている。具体的にはガラス側からZnO/Ag/Ti/
ZnOの膜構成を有している。
【0032】まず、図2に示すようにガラス9を水平に
載置し、その上に球状スペーサー11を配置しようとす
る20mm間隔の格子点にマイクロシリンジなどにより
微量の水滴を付着させ、別途用意したバキュームピンセ
ットなどにより直径0.25mmのステンレス製球状の
スペーサー11をそれぞれの水滴の位置に配置し、次い
で水滴を乾燥させることによりスペーサー11をガラス
9の上に、ガラス9を垂直にしても落ちない程度の接着
強さで固定した。
【0033】次に、図6に示すように2枚のガラス9,
10を合わせた低圧複層ガラスパネル2を、図1のレー
ザの光学系1を有する炭酸ガスレーザ3(最高出力40
0W、波長10.6μm、CW)で、図2のようにコー
ナーの一部(10mm程度)を残してガラス周縁端部を
加熱溶融させるために、レーザ光をZnSe製の窓5を
通して雰囲気炉内8に入れゴニオメーター7に設置され
た銅製で水冷されている反射鏡6に当てガラスの周縁端
部にレーザビーム4を照射した。ゴニオメーター7を制
御することで任意の位置にレーザビーム4を照射するこ
とが可能になる。この時ガラス全体を約565℃に加熱
しておいた。
【0034】加熱溶融されなかった部分を開口部13と
して残し、図3に示すように、開口部13と真空ポンプ
とをステンレス製排気ホース14を用いて連結した。開
口部13とステンレスホース14は、気密性を良くする
ために、軟質銅製メタルシールバルブ15を介して連結
した。
【0035】低圧複層ガラスパネル2の空間内部を真空
ポンプにより0.1Paまで減圧した後、コーナー部1
3に、ガラス上方からレーザをガラスの辺に対して斜め
方向に照射し、コーナー部13を加熱溶融して、内部空
間を封止後、徐冷を行った。
【0036】このようにして得られた封着された開口部
16を有する複層ガラスの初期露点は−70℃以下であ
り、熱貫流率は0.5kcal/m2h℃となり、結露し
にくく、しかも良好な断熱性能が得られることを確認し
た。
【0037】
【発明の効果】周辺部のシーリングを板ガラス自身で行
うので環境負荷が少なく、且つ、リサイクル性を有する
高強度、高性能の複層ガラスを作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザを用いてガラスの周縁端部および開口部
を融着する光学系を示す図。
【図2】実施例1の排気前のガラスパネルの平面図。
【図3】本発明の実施例1におけるガラスパネルと真空
ポンプとの部分断面図。
【図4】本発明の実施例1におけるガラスパネルの排気
開口部を封止した状態の部分断面図。
【図5】本発明の実施例1のコーナー部の形状を示す平
面図。
【図6】図5の低圧複層ガラスのA−A断面図とB−B
断面図。
【符号の説明】
1 レーザの光学系 2 低圧複層ガラスパネル 3 CO2レーザ 4 レーザビーム 5 ZnSe製の窓 6 移動可能で水冷されている銅製の反射鏡 7 ゴニオメーター 8 雰囲気炉 9 FLクリアガラス 10 低放射ガラス 11 スペーサー 12 加熱融着された周縁端部 13 開口部 14 ステンレス製排気ホース 15 軟質銅製メタルシールバルブ 16 封着された開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 昭 三重県松阪市大口町1510番地 セントラル 硝子株式会社硝子研究所内 Fターム(参考) 4G061 AA09 AA25 BA01 BA02 BA10 CB02 CD02 CD13 CD23 CD24 DA24 DA26 DA30 DA35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、こ
    の間隔を保持する点状、線状または網状スペーサーを配
    設するとともに、このパネルの周縁端部を溶融密封し
    て、低圧空間が形成された低圧複層ガラスにおいて、前
    記2枚の板ガラスの少なくとも一つのコーナー部がガラ
    スの辺に対して斜めに融着されていることを特徴とする
    低圧複層ガラス。
  2. 【請求項2】2枚の板ガラスの、一方の板ガラスを水平
    に載置した状態で、複数の点状、線状、または網状のス
    ペーサーを配設し、他方の板ガラスを前記スペーサー上
    に載置し、コーナー部に真空ポンプを取り付け、内部空
    間を所定の圧力まで減圧した後、ペア化したガラスの上
    側、下側あるいは上下側から前記コーナー部に熱源をあ
    て、ガラスの辺に対して斜め方向にガラスを融着するこ
    とを特徴とする低圧複層ガラスの製造方法。
  3. 【請求項3】2枚の板ガラスの周縁端部を、少なくとも
    一つのコーナー部の一部を残して、加熱溶融して接着
    し、ペア化することを特徴とする請求項2記載の低圧複
    層ガラスの製造方法。
JP11119566A 1999-04-27 1999-04-27 低圧複層ガラスおよびその製造方法 Pending JP2000313641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11119566A JP2000313641A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 低圧複層ガラスおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11119566A JP2000313641A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 低圧複層ガラスおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000313641A true JP2000313641A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14764516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11119566A Pending JP2000313641A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 低圧複層ガラスおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000313641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315902A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Tsutae Shinoda 表示装置を製造する製造装置
JP2015505812A (ja) * 2011-12-15 2015-02-26 ガーディアン・インダストリーズ・コーポレーション 真空断熱ガラス(vig)ユニットチップオフのための装置についての照明ソリューションおよび/またはそれに関連する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315902A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Tsutae Shinoda 表示装置を製造する製造装置
JP2015505812A (ja) * 2011-12-15 2015-02-26 ガーディアン・インダストリーズ・コーポレーション 真空断熱ガラス(vig)ユニットチップオフのための装置についての照明ソリューションおよび/またはそれに関連する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1506945B1 (en) Translucent glass panel
JP4049607B2 (ja) ガラスパネルの製造方法とその方法で製造されたガラスパネル
US5005557A (en) Heat-insulating building and/or light element
Eames Vacuum glazing: Current performance and future prospects
US5664395A (en) Thermally insulating glass panels
JP6495928B2 (ja) 真空断熱ガラス(vig)ユニットに使用されるフリット、及び/又は関連方法
JP2017509573A (ja) 無鉛二重フリット端部シールを有する真空断熱ガラス(vig)ユニット及び/又はその製造方法
US20190177219A1 (en) Method and apparatus for vacuum insulated glazings
WO2000063130A1 (en) Method of sealing glass
US11913277B2 (en) Method for manufacturing glass panel unit
JP2002012455A (ja) 低圧複層ガラス
JPH11278877A (ja) 低圧空間を有する複層ガラスおよびその製造方法
JP2002226235A (ja) 低圧複層ガラス
JP2000313641A (ja) 低圧複層ガラスおよびその製造方法
US20220065029A1 (en) Vacuum insulated glazing unit with dense side seal material
CN116053112A (zh) 一种222纳米准分子灯板及其制作方法
JP2000352274A (ja) 多重の低圧空間を有する複層ガラスおよび製造方法
JP2001172059A (ja) 低圧複層ガラスおよびその製造方法
JP2001064042A (ja) 低圧複層ガラスおよびその製造方法
JP2002179439A (ja) 低圧複層ガラスの製造方法
JP2000103651A (ja) 低圧複層ガラスおよびその製造方法
JP2002080247A (ja) 低圧複層ガラス
US10279565B2 (en) Vacuum insulating glass window unit including edge seal and/or method of making the same
AU659532B2 (en) Improvements to thermally insulating glass panels
JP2000264683A (ja) 低圧複層ガラスおよびその製造方法