JP2000313029A - 発光式表示器の外装ケースの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケース - Google Patents

発光式表示器の外装ケースの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケース

Info

Publication number
JP2000313029A
JP2000313029A JP11123676A JP12367699A JP2000313029A JP 2000313029 A JP2000313029 A JP 2000313029A JP 11123676 A JP11123676 A JP 11123676A JP 12367699 A JP12367699 A JP 12367699A JP 2000313029 A JP2000313029 A JP 2000313029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
mold
segment
case
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11123676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3069859B1 (ja
Inventor
Tomotaka Arikawa
知孝 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP11123676A priority Critical patent/JP3069859B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3069859B1 publication Critical patent/JP3069859B1/ja
Publication of JP2000313029A publication Critical patent/JP2000313029A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光セグメントを収容する為のセグメント収
容孔(11)が、高明度色の樹脂材料から成るケース主体(1
0)の天井壁(91)を表裏に貫通しており、前記天井壁(91)
の表面に於ける前記セグメント収容孔(11)の周囲には暗
色層(15)が重なっている発光式表示器の外装ケースの製
造方法において、暗色層(15)の材料がセグメント収容孔
(11)の内周壁に付着して広がるのを容易に防止できるよ
うにすると共に、樹脂成形時のヒケでケース主体(10)の
表面が波打っている場合でも暗色層(15)の表面が波打つ
のを防止して不良品の発生を少なくする。 【解決手段】 前記ケース主体(10)の表面に前記暗色層
(15)を樹脂材料で射出成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード等
の発光セグメントを点灯させる発光式表示器の外装ケー
スの製造方法に関するもので、例えば8の字形に配列さ
れた7個の発光ダイオード式セグメントを具備する7セ
グメント式又は8セグメント式数字表示器の外装ケース
を製造する場合に適用できる。
【0002】
【従来の技術】図4は、発光式表示器を例示するLED
式数字表示器の従来の外装ケースの一部切欠の斜視図で
ある。この外装ケース(1) は、白色等の高明度色(光反
射率の高い色)の樹脂で成形され且つ下方に開放する空
室(12)を有するケース主体(10)と、該ケース主体(10)の
表面の低明度色(光反射率の低い色)の暗色層(15)から
構成されている。
【0003】上記ケース主体(10)の天井壁(91)の表面に
は8の字形に配列された7個のセグメント収容孔(11)(1
1)が開放している。又、上記セグメント収容孔(11)(11)
の近傍には、小数点を表示する為の発光ダイオードを装
填する小数点用のセグメント収容孔(13)が形成されてい
る。ケース主体(10)を高明度色の樹脂で成形するのは、
セグメント収容孔(11)(13)内に収容された発光セグメン
ト(21)(21)からの光りに対するセグメント収容孔(11)(1
3)の周壁の反射率を高くして、高輝度の表示を担保でき
るようにするためである。
【0004】一方、ケース主体(10)の天井壁(91)表面に
は黒色の塗料を塗布した暗色層(15)が形成されれてお
り、これにより、セグメント収容孔(11)(11)の開口部の
明るさと、その周囲の背景の明るさとの明度差を大きく
して、コントラストが明確な表示を可能ならしめてい
る。尚、上記暗色層(15)の厚みの適正値は約1mm程度
までであることが経験的に知られており、これより厚く
なると発光セグメント(21)から放出される光りがセグメ
ント収容孔(11)の周縁から暗色層(15)の厚み部分に過剰
に吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようにケース主体(10)の天井壁(91)の表面に塗料を
塗布して暗色層(15)を形成する場合には、ケース主体(1
0)の表面に塗布された未乾燥の塗料がセグメント収容孔
(11)(11)の周壁を伝うように垂れ落ちて液垂れ部(16)が
生じ、これにより、不良品が発生し易くなる。
【0006】又、樹脂成形時のヒケによってケース主体
(10)の表面が波打つと、これに暗色層(15)用の塗料を塗
布しても平面状にならず見栄えが改善されない。従っ
て、かかる理由からも不良品が生じ易い。
【0007】本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『発光セグメントを収容する為のセグメント収容孔(11)
が、高明度色の樹脂材料から成るケース主体(10)の天井
壁(91)を表裏に貫通しており、前記天井壁(91)の表面に
於ける前記セグメント収容孔(11)の周囲には暗色層(15)
が重なっている発光式表示器の外装ケースの製造方法』
において、暗色層(15)の材料がセグメント収容孔(11)の
内周壁に付着して広がるのを容易に防止できるようにす
ると共に、樹脂成形時のヒケでケース主体(10)の表面が
波打っている場合でも暗色層(15)の表面が波打つのを防
止して不良品の発生を少なくすることを課題とする。 〈1項〉上記課題を解決する為の本発明の技術的手段
は、『前記天井壁(91)の表面に前記暗色層(15)を樹脂材
料で射出成形する』ことである。
【0008】上記技術的手段によれば、ケース主体(10)
の天井壁(91)の表面の暗色層(15)が樹脂材料で成形され
るから、外装ケース(1) を製造する際に、ケース主体(1
0)に形成されたセグメント収容孔(11)の内周壁に暗色層
(15)の材料が伝うように垂れ落ちて広がるような心配が
ない。
【0009】又、ケース主体(10)の天井壁(91)の表面に
暗色層(15)を樹脂成形するから、前記ケース主体(10)の
表面が波打っていても既述塗装の場合のように暗色層(1
5)の表面が波打つ心配が少なくなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。外装
ケース(1) を製造する際に、ケース主体(10)に形成され
たセグメント収容孔(11)の内周壁に暗色層(15)の材料が
伝うように垂れ落ちて広がる心配がなく、又、ケース主
体(10)の表面が波打っていても、暗色層(15)を樹脂成形
することで外装ケース(1) の表面の波打ちを緩和させる
ことができ、不良品の発生を少なくすることができる。
【0011】又、樹脂成形によって暗色層(15)を形成す
るから、これを塗料で形成する従来のものに比べてケー
ス主体(10)に対する暗色層(15)の結合力が強くなって該
暗色層(15)が剥れにくくなる。
【0012】更に、既述従来のものでは、暗色層(15)用
の塗料、特に、未乾燥状態にある塗料が乾燥するまでの
間に、該塗料に障害物が当たって傷が付くと、該傷跡に
ケース主体(10)の生地が露出する。これに対し、上記技
術的手段によれば、暗色層(15)は成形完了時には既に硬
化して所定の表面硬度を有しているから、障害物の衝突
による上記傷付きの問題が少なくなる。
【0013】既述従来のものでは、樹脂成形時のヒケで
ケース主体(10)の表面が波打っていると、該表面全面に
塗料が塗布できずにケース主体(11)の表面が露出する場
合がある。即ち、暗色層(15)が部分的に欠落する場合が
生じるのである。これに対し、本発明では、暗色層(15)
を射出成形するから、上記ヒケによってケース主体(10)
の表面が波打っていても、該表面全体に暗色層(15)を形
成することができて該暗色層(15)の欠落部が生じる心配
がない。 〈2項〉前記1項に於いて、『前記天井壁(91)の表面に
前記暗色層(15)を樹脂材料で射出成形する方法は、前記
セグメント収容孔(11)の周壁形状に一致する外周形状の
凸部を具備し且つ前記ケース主体(10)の裏面形状を成形
する雄型と、前記ケース主体(10)の表面形状を成形する
一次成形用雌型と、前記暗色層(15)の表面形状を成形す
る二次成形用雌型を準備し、前記雄型と前記一次成形用
雌型で包囲される成形空間内に高明度色の樹脂を賦形し
てケース主体(10)を成形する第1成形工程と、前記第1
成形工程後に、前記雄型に前記ケース主体(10)を残存さ
せた状態で前記一次成形用雌型を前記雄型から分離する
型開き工程と、前記型開き工程後に、前記雄型と前記二
次成形用雌型を型合わせして該二次成形用雌型内に低明
度色の樹脂を賦形して前記暗色層(15)を成形する第2成
形工程を具備する』ものとすることができる。
【0014】このものでは、セグメント収容孔(11)の裏
面側形状を成形する雄型と一次成形用雌型で包囲された
成形空間内に白色等の高明度色の樹脂を賦形する第1成
形工程を実行すると、これら両型でケース主体(10)が成
形される。次に、前記雄型側にケース主体(10)を残存さ
せた状態で一次成形用雌型を雄型から分離する型開き工
程を実行する。ケース主体(10)が雄型側に残存している
状態では、ケース主体(10)のセグメント収容孔(11)内に
はこれに対応する雄型の凸部が密に挿入された状態にな
っている。次に、上記一次成形用雌型に代えて、二次成
形用雌型を上記雄型に型合わせして該二次成形用雌型内
に暗色層(15)用の低明度色の樹脂を賦形する。すると、
このときには、セグメント収容孔(11)にはこれに対応す
る雄型の凸部が密に挿入された状態になっているから、
前記低明度色の樹脂がセグメント収容孔(11)に侵入する
心配がない。即ち、セグメント収容孔(11)内の周壁に前
記低明度色の樹脂が垂れる不都合がない。
【0015】〈3項〉前記1項又は2項において、『前
記天井壁(91)には、8の字形に配列された7個のセグメ
ント収容孔(11)が形成されている』ものとすれば、7セ
グメント数字表示器用の外装ケースを製造することがで
きる。 〈4項〉既述1項の発明を実施すると、『発光セグメン
トを収容する為のセグメント収容孔(11)が、高明度色の
樹脂材料から成るケース主体(10)の天井壁(91)に表裏に
貫通しており、前記天井壁(91)の表面に於ける前記セグ
メント収容孔(11)の周囲には樹脂成形された暗色層(15)
が重なっている』発光式表示器の外装ケースが得られ
る。このものでは、ケース主体(10)の天井壁(91)の表面
に暗色層(15)が樹脂成形された多色成形品となっている
から、前記暗色層(15)とケース主体(10)が確実に結合さ
れ、暗色層(15)が剥れにくくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図示例と共に説明する。図2は本発明の実施の形態を説
明する発光式表示器の外装ケース(1) の一部切欠の斜視
図であり、発光ダイオード式の発光セグメント(21)(21)
を収容する為のセグメント収容孔(11)(11)が天井壁(91)
に形成された下方開放の矩形箱状のケース主体(10)と、
該ケース主体(10)の表面に樹脂で成形された暗色層(15)
を具備している。尚、セグメント収容孔(11)(11)の形成
域の近傍には小数点用のセグメント収容孔(13)が形成さ
れていると共に、これらセグメント収容孔(11)(11)(13)
には発光ダイオード式の発光セグメント(21)(21)が収容
されるようになっている。
【0017】図1は上記外装ケース(1) を射出成形する
2色成形機の要部の部分断面図である。このものでは、
射出機の第1,第2シリンダ(31)(32)の先端に取付けら
れた固定プラテン(41)と図示しない型締め装置の出力部
たる可動プラテン(40)の間には、金型(51)と金型反転装
置(61)が装填されている。 [金型(51)について]金型(51)は、一対の雄型(55a) (5
5b) を具備する可動型(54)と、一次成形用雌型(65a) 及
び二次成形用雌型(65b) を具備する固定型(64)から構成
されている。 *可動型(54) 可動型(54)には、一次成形用雌型(65a) 及び二次成形用
雌型(65b) と型合わせされる雄型(55a) (55b) が備えら
れていると共に、これら雄型(55a) (55b) の成形面は互
いに同一の立体形状を有している。これら雄型(55a) (5
5b) には成形対象たるケース主体(10)の裏面形状を成形
する成形部(57)が形成されていると共に、該成形部(57)
の先端面には上記ケース主体(10)のセグメント収容孔(1
1)(11)の周壁形状に一致する外周形状を有する凸部(58)
(58)が突設されている。即ち、雄型(55a) (55b) の外面
形状は、図2に示すように、ケース主体(10)内に形成さ
れる下方開放の空室(12)の下部鉛直面(26)とその上端か
ら水平方向に連続する天井壁(91)の裏面(17)及び該これ
に続くセグメント収容孔(11)(11)の周側壁(18)(18)に合
致する形状を有している。 *固定型(64) 固定型(64)には、ケース主体(10)を成形する第1成形ス
テーション(A) の雄型(55a) に外嵌する一次成形用雌型
(65a) と、暗色層(15)を成形する第2成形ステーション
(B) の雄型(55b) に外嵌する二次成形用雌型(65b) が設
けられており、前者の一次成形用雌型(65a) はケース主
体(10)の外面形状と一致する内面形状を有している。
【0018】他方、二次成形用雌型(65b) は暗色層(15)
を成形するものであり、該二次成形用雌型(65b) は、第
2成形ステーション(B) に位置する上記雄型(55b) の凸
部(58)(58)に突き合わされる小凸部(60)(60)が底壁から
突出し且つ上記一次成形用雌型(65a) よりも暗色層(15)
の肉厚分だけ深い成形用凹部(62)を有している。 [金型反転装置(61)について]上記金型(51)の可動型(5
4)が取付けられる金型反転装置(61)は型締め装置の出力
部たる可動プラテン(40)に固定されており、可動型(54)
と固定型(64)を離反させた状態で、可動型(54)を、18
0度単位で順次正逆転させて雄型(55a) (55b)を第1成
形ステーション(A) と第2成形ステーション(B) の間で
移動させる機能を有している。 [成形動作について]次に、発光式表示器の外装ケース
の成形動作を説明する。
【0019】射出機に於ける第1成形ステーション(A)
側の第1シリンダ(31)内には高明度色(この実施の形態
では白色)の熱可塑性樹脂が充満しており、他方の第2
成形ステーション(B) 側の第2シリンダ(32)内には低明
度(この実施の形態では黒色)の熱可塑性樹脂が充満し
ている。
【0020】まず、固定プラテン(41)に固定された固定
型(64)に対して可動型(54)を接近させて雄型(55a) (55
b) と一次成形用雌型(65a) 及び二次成形用雌型(65b)
を型合わせする。次に、射出機のスクリュー(71)(72)で
第1,第2シリンダ(31)(32)から可塑化された熱可塑性
樹脂を射出すると、高明度色の熱可塑性樹脂がランナ(4
4)から第1成形ステーション(A) に位置する雄型(55a)
と一次成形用雌型(65a)で包囲された成形空間に賦形さ
れてケース主体(10)が成形される(第1成形工程)。一
方、第2成形ステーション(B) に位置する二次成形用雌
型(65b) 内には第1シリンダ(31)からランナ(45)を介し
て低明度色の熱可塑性樹脂が賦形され、これにより、ケ
ース主体(10)の表面に暗色層(15)が射出成形される(第
2成形工程)。次に、型締め装置を作動させて可動型(5
4)と共に可動プラテン(40)を後退させて図3の状態にす
る(型開き工程)。このとき、金型勾配によって、ケー
ス主体(10)やこれと暗色層(15)から成る外装ケース(1)
が雄型(55a) (55b) 側に自然に残存する。この状態で第
2成形ステーション(B) の雄型(55b) から外装ケース
(1) を取り出す。
【0021】次に、金型反転装置(61)を回転させて第1
成形ステーション(A) の雄型(55a)を第2成形ステーシ
ョン(B) に移動させると共に、第2成形ステーション
(B) の雄型(55b) を第1成形ステーション(A) に移動さ
せ、その後、可動型(54)を固定型(64)に接近させて雄型
(55a) (55b) と一次成形用雌型(65a) 及び二次成形用雌
型(65b) を型合わせし、再び第1,第2シリンダ(31)(3
2)から熱可塑性樹脂を射出する。そして、二次成形用雌
型(65b) 内に暗色層(15)用の樹脂を賦形するときには、
ケース主体(10)のセグメント収容孔(11)には雄型(55b)
の凸部(58)(58)が密に挿入された状態になっているか
ら、暗色層(15)用の可塑化樹脂が上記セグメント収容孔
(11)内の周壁に付着する心配がない。即ち、ケース主体
(10)の天井壁(91)の表面に塗布された未乾燥の塗料がセ
グメント収容孔(11)の内周壁を伝わって液垂れする既述
従来のものと相違し、該セグメント収容孔(11)の内周壁
に暗色層(15)の材料が付着しにくくなる。又、成形時の
ヒケによってケース主体(10)の表面が波打っていても、
該表面に暗色層(15)を樹脂成形することで該暗色層(15)
の表面を平滑面にすることができる。
【0022】上記射出成形動作を繰り返すと、表裏に貫
通するセグメント収容孔(11)(11)が8の字形に配列され
た図2の如き発光式表示器の外装ケース(1) が第2成形
ステーション(B) の雄型(55b) から順次取り出せる。
【0023】尚、上記実施の形態では、二個の雄型(55
a) (55b) を具備する可動型(54)と、一次成形用雌型(65
a) 及び二次成形用雌型(65b) を有する固定型(64)とか
ら成る金型を用いて外装ケース(1) を成形した。しか
し、ケース主体(10)を成形する金型と、該ケース主体(1
0)の表面に暗色層(15)を成形する金型を別々に準備し、
前者の金型で成形されたケース主体(10)を、後者の金型
内にインサートしてその天井壁(91)に暗色層(15)を成形
するようにしてもよい。
【0024】又、上記実施の形態では、可動型(54)を回
転させるコア回転方式によって外装ケース(1) を製造す
るようにしたが、ケース主体(10)を成形した後に雄型を
若干後退させ、後退によって形成された空間に暗色層(1
5)用の樹脂を射出するコアバック方式を採用してもよ
い。
【0025】又、ケース主体(10)と暗色層(15)の材料を
異なる射出機構から同時に射出する方法を採用すること
も可能である。又、上記実施の形態では、発光セグメン
ト(21)として発光ダイオードを採用したが、発光源とな
るものであれば良く、発光ダイオードに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する射出成形機の要
部の断面図
【図2】図1の射出成形機で成形される発光式表示器の
外装ケースの一部切欠の斜視図
【図3】射出成形動作の説明図
【図4】従来例の説明図
【符号の説明】
(10)・・・ケース主体 (11)・・・セ
グメント収容孔 (21)・・・発光セグメント (51)・・・暗
色層 (91)・・・天井壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光セグメントを収容する為のセグメン
    ト収容孔(11)が、高明度色の樹脂材料から成るケース主
    体(10)の天井壁(91)を表裏に貫通しており、 前記天井壁(91)の表面に於ける前記セグメント収容孔(1
    1)の周囲には暗色層(15)が重なっている発光式表示器の
    外装ケースの製造方法において、 前記天井壁(91)の表面に前記暗色層(15)を樹脂材料で射
    出成形する、発光式表示器の外装ケースの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の発光式表示器の外装ケースの
    製造方法に於いて、 前記天井壁(91)の表面に前記暗色層(15)を樹脂材料で射
    出成形する方法は、 前記セグメント収容孔(11)の周壁形状に一致する外周形
    状の凸部を具備し且つ前記ケース主体(10)の裏面形状を
    成形する雄型と、 前記ケース主体(10)の表面形状を成形する一次成形用雌
    型と、 前記暗色層(15)の表面形状を成形する二次成形用雌型を
    準備し、 前記雄型と前記一次成形用雌型で包囲される成形空間内
    に高明度色の樹脂を賦形してケース主体(10)を成形する
    第1成形工程と、 前記第1成形工程後に、前記雄型に前記ケース主体(10)
    を残存させた状態で前記一次成形用雌型を前記雄型から
    分離する型開き工程と、 前記型開き工程後に、前記雄型と前記二次成形用雌型を
    型合わせして該二次成形用雌型内に低明度色の樹脂を賦
    形して前記暗色層(15)を成形する第2成形工程を具備す
    る、発光式表示器の外装ケースの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発光式表示器の
    外装ケースの製造方法に於いて、 前記天井壁(91)には、8の字形に配列された7個のセグ
    メント収容孔(11)が形成されている、発光式表示器の外
    装ケースの製造方法。
  4. 【請求項4】 発光セグメントを収容する為のセグメン
    ト収容孔(11)が、高明度色の樹脂材料から成るケース主
    体(10)の天井壁(91)に表裏に貫通しており、 前記天井壁(91)の表面に於ける前記セグメント収容孔(1
    1)の周囲には樹脂成形された暗色層(15)が重なってい
    る、発光式表示器の外装ケース。
JP11123676A 1999-04-30 1999-04-30 発光式表示器の外装ケ―スの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケ―ス Expired - Fee Related JP3069859B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11123676A JP3069859B1 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 発光式表示器の外装ケ―スの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケ―ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11123676A JP3069859B1 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 発光式表示器の外装ケ―スの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケ―ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3069859B1 JP3069859B1 (ja) 2000-07-24
JP2000313029A true JP2000313029A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14866553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11123676A Expired - Fee Related JP3069859B1 (ja) 1999-04-30 1999-04-30 発光式表示器の外装ケ―スの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケ―ス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3069859B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353213A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sony Corp データ処理装置およびデータ処理方法、プログラムおよびプログラム記録媒体、並びにデータ記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353213A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sony Corp データ処理装置およびデータ処理方法、プログラムおよびプログラム記録媒体、並びにデータ記録媒体
JP4692950B2 (ja) * 2004-06-11 2011-06-01 ソニー株式会社 データ処理装置およびデータ処理方法、プログラムおよびプログラム記録媒体、並びにデータ記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3069859B1 (ja) 2000-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4562606A (en) Method of producing footwear welt
FI96009B (fi) Menetelmä koriste-esineen valmistamiseksi
JPH10323859A (ja) 2色成形法
US6464921B1 (en) Method for manufacturing a tube shoulder
US20010054241A1 (en) Method of manufacturing a moulded article and a product of the method
US3057016A (en) Method of molding plastic articles
US20100072663A1 (en) In-mold-decoration method for plastic articles
JP3069859B1 (ja) 発光式表示器の外装ケ―スの製造方法、及び、発光式表示器の外装ケ―ス
JPS62108019A (ja) 合成樹脂多色成形品の成形方法並びに成形装置及びその成形品
JPH1134154A (ja) フィルム材のインサート成形装置及び方法
JP2000037208A (ja) 2色ソール用金型
JP4004305B2 (ja) ブラシの製造方法
US20180370093A1 (en) Housing of an led display device and method for manufacturing the same
GB2139942A (en) A method of producing a footwear sole
JPH09182814A (ja) ゴルフボール用カバー材及びゴルフボール
JPH081963B2 (ja) 発光ダイオード装置
JP2652119B2 (ja) 成形同時絵付金型および成形同時絵付品の製造方法
JP2795763B2 (ja) 円筒状見本の製造方法
KR102305315B1 (ko) 이색 사출 성형기 및 그 성형 방법
JPH0994847A (ja) 2色成形同時絵付け品とその製造方法
US20040075190A1 (en) Method for making melamine container with dual-side patterns
JP3579839B2 (ja) 成形品の製造用型及び製造方法
CN210820630U (zh) 双料成型件及其成型模具
CN109228125B (zh) 鞋注塑成型模具
JP2002154134A (ja) グラデーション成形方法及び成形体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080526

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees