JP2000312748A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000312748A
JP2000312748A JP11123925A JP12392599A JP2000312748A JP 2000312748 A JP2000312748 A JP 2000312748A JP 11123925 A JP11123925 A JP 11123925A JP 12392599 A JP12392599 A JP 12392599A JP 2000312748 A JP2000312748 A JP 2000312748A
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JP11123925A
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Inventor
Koichi Mukai
弘一 向井
Hiroyuki Yamamoto
博之 山本
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当たり確率の設定等の情報を報知可能な遊
技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤の特別図柄表示部8に、大当たり
デモ表示部28、大当たり図柄表示部29、遊技機情報
表示部30を設け、大当たり時に、大当たり図柄が確率
変動図柄であった場合には、当該遊技機に設定されてい
る大当たり確率の設定情報を遊技機情報表示部30に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機等の遊技
機に関するものであり、詳細には、遊技機の設定に係る
情報を報知可能な遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一種であるパチンコ機で
は、遊技球が打ち込まれる遊技領域に、複数の図柄を表
示可能な特別図柄表示部が設けられ、遊技球が所定の遊
技球検出手段を通過した場合に特別図柄表示部に表示さ
れた図柄が変動を開始し、所定時間後に図柄が確定表示
され、さらに、その確定表示された図柄が、予め設定さ
れた特定の図柄の組み合わせ、すなわち「大当たり図
柄」(例えば、「7,7,7」)である場合には、大入
賞口が所定回数繰り返し開成する等の遊技者にとって有
利な特別遊技状態(大当たり状態)が生起するいわゆる
図柄合わせタイプのものが知られている。
【0003】この従来のパチンコ機においては、特別遊
技状態が生起する確率を複数設定可能な確率設定機能付
きのものが知られている。例えば、設定1として「36
9.5分の1」、設定2として「405.5分の1」、
設定3として「438.5分の1」を採用しているもの
がある。また、遊技機の一種であるパチスロ機でも、設
定1(低確率)〜設定6(高確率)の範囲で大当たり確
率を設定可能になっている。この種の遊技機を設置して
いる遊技場(ホール)では、上記の設定値の中からいず
れかの設定値を選択していた。また、遊技場では、従来
から一般に知られているように、遊技機に関する設定値
の情報を記載した札等を遊技者から見えるように外枠に
置いたり、遊技機の島の前方に立て札等を置いたりして
遊技者への表示を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の遊技機では、遊技者は遊技機にいかなる設定値が
選択されているか遊技機の外部からは確認することがで
きないため、遊技者には自分にとって有利となる設定値
が選択されているのかどうかが分からないまま遊技をし
なくてはいけないという不都合があった。また、遊技場
側による集客のための広告等で、「設定1フェア」、
「全台高設定」等と設定値を表示することもあるが、遊
技者は設定値が確認ができないので本当に表示されてい
る設定値がその遊技機に設定されているのかどうかが判
らないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、遊技者に遊技機の設定に関する情報を
報知することができる遊技機を実現することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の遊技機は、複数の図柄を可変
表示可能な図柄表示部を設け、所定条件の成立により、
当該図柄表示部に所定の図柄が確定表示され、遊技者に
とって有利となる特別遊技状態が生起する遊技機であっ
て、遊技機の設定に係る情報を報知可能な情報報知手段
を設け、所定の遊技状態となった場合に、前記情報報知
手段により遊技機の設定に係る情報を報知することを特
徴とする構成となっている。この構成の遊技機では、所
定の遊技状態となった場合に、情報報知手段により遊技
機の設定に係る情報を報知することができるので、遊技
者は遊技機の設定の状態を知ることができる。
【0007】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に係る発明の構成に加えて、前記情報報知手段
は特別遊技状態生起に係る複数の情報を報知可能であ
り、さらに、選択手段を設け、当該選択手段により選択
された情報を報知することを特徴とする構成となってい
る。この構成の遊技機では、上記請求項1に係る発明の
作用に加えて、情報報知手段は、特別遊技状態生起に係
る複数の情報の中から選択手段により選択された情報を
報知することができる。
【0008】さらに、請求項3に係る発明の遊技機で
は、請求項1又は2に係る発明の構成に加えて、前記遊
技機は、遊技球が打ち込まれる遊技領域を備え、当該遊
技領域には遊技球を検出する特定遊技球検出手段を備
え、当該特定遊技球検出手段による遊技球の検出に基づ
いて、前記情報報知手段により遊技機の設定に関する情
報を報知することを特徴とする構成となっている。この
構成の遊技機では、上記請求項1又は2に係る発明の作
用に加えて、遊技者が遊技領域に設けられた特定遊技球
検出手段に遊技球を打ち込むことによって、情報報知手
段により遊技機の設定に関する情報を報知することがで
きる。
【0009】さらに、請求項4に係る発明の遊技機で
は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の構成に加え
て、遊技機の設定に係る情報を前記図柄表示部で報知す
ることを特徴とする構成となっている。この構成の遊技
機では、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の作用に
加えて、遊技機の設定に係る情報を前記図柄表示部で報
知することができるので、図柄表示部と別に表示部を設
けることなしに、遊技者に遊技機の設定に係る情報を報
知することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0011】[第1実施例] 本発明の第1実施例であ
るパチンコ機1は、大当たり後の確率変動突入率は3分
の1であり、また、大当たり確率の設定は、3段階の設
定が可能である。まず、本発明の第1実施例であるパチ
ンコ機1についての機械的構成について、図面を参照し
て説明する。図1はパチンコ機1の正面図である。図1
に示すように、パチンコ機1の正面の上半分の部分に
は、略正方形の遊技盤2が設けられ、当該遊技盤2に
は、ガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が設
けられている。パチンコ機1の遊技盤2の下方部には、
図示外の発射機に遊技球を供給し、また、賞品球を受け
る上皿5が設けられ、上皿5の直下には、賞品球を受け
る下皿6が設けられ、下皿6の右横には、発射ハンドル
7が設けられている。
【0012】次に、遊技盤2の機械的構造について図2
を参照して説明する。図2はパチンコ機1の遊技盤2の
正面図である。当該遊技盤2には、ガイドレール3で囲
まれた略円形の遊技領域4が設けられている。遊技領域
4の略中央には、液晶画面を備えた特別図柄表示部8が
設けられている。また、特別図柄表示部8の右上方には
電飾風車9が設けられ、左上方にも電飾風車10が設け
られている。さらに、特別図柄表示部8の右側には普通
図柄始動ゲート11が設けられ、左側にも普通図柄始動
ゲート12が設けられている。
【0013】また、特別図柄表示部8の下側には、特別
図柄始動電動役物15が設けられており、その特別図柄
始動電動役物15の下方には、大入賞口16が設けられ
ている。さらに、普通図柄始動ゲート11の下方には、
入賞口19が設けられ、普通図柄始動ゲート12の下方
には、入賞口20が設けられている。さらに、特別図柄
表示部8の下部には遊技球を暫時載置可能なステージ2
1が遊技盤2の表面に対して略垂直に設けられ、特別図
柄表示部8の右肩には遊技球通過口22が設けられ、特
別図柄表示部8の左肩には遊技球通過口23が設けられ
ている。これらの遊技球通過口22,23を通過した遊
技球が特別図柄表示部8の内部(ワープゾーン)を通っ
てステージ21に現出するようになっている。ステージ
21に現出した遊技球は、ステージ21の直下に設けら
れている特別図柄始動電動役物15に向かって落下する
ようになっている。
【0014】また、特別図柄表示部8の上方には、普通
図柄表示装置24が設けられており、一桁の数字や一文
字のアルファベット等の図柄を表示できるようになって
いる。さらに、普通図柄表示装置24の左右には各々2
個ずつのLEDから成る特別図柄始動保留部25が設け
られており、特別図柄始動電動役物15に入賞したいわ
ゆる保留球の数を表示することができる。また、特別図
柄表示部8と普通図柄表示装置24との間には、4個の
LEDから成る普通図柄始動保留部26が設けられてお
り、この普通図柄始動保留部26は、普通図柄始動ゲー
ト11,12を通過した遊技球のいわゆる保留球数を表
示することができる。なお、遊技盤2には、上記以外
に、種々の電飾ランプ、風車および多数の障害釘等が設
けられている。
【0015】次に、特別図柄表示部8の構造及び表示画
面を図3及び図4を参照して説明する。図3及び至図4
は、特別図柄表示部8の正面図である。図3に示すよう
に、特別図柄表示部8の液晶画面には、通常は、第1停
止図柄表示部27a、第2停止図柄表示部27b、第3
停止図柄表示部27cの3つの特別図柄を横方向に並べ
て区分表示可能になっている。なお、特別図柄表示部8
は、上記の第1停止図柄表示部27a、第2停止図柄表
示部27b、第3停止図柄表示部27cの表示以外に、
動画やメッセージ等も表示できるようになっている。
【0016】上記の第1停止図柄表示部27a、第2停
止図柄表示部27b、第3停止図柄表示部27cに各々
表示される図柄としては、数字の「0〜9」とアルファ
ベットの「A,B,C,D,E」の15種類があり、特
別図柄始動電動役物15に遊技球が入賞して、第1停止
図柄表示部27a、第2停止図柄表示部27b、第3停
止図柄表示部27cの3つの図柄が特定の数字や文字あ
るいは図柄等で揃った場合(例えば、図3に示す「7」
が3つ揃った場合)に、大当たりとされる。そして、図
4に示すように、特別図柄表示部8には、液晶画面上に
「大当たり」等の文字を表示する大当たりデモ表示部2
8と、第1停止図柄表示部27a、第2停止図柄表示部
27b、第3停止図柄表示部27cに同じ図柄で揃った
大当たり図柄を表示する大当たり図柄表示部29と、後
述するパチンコ機1の設定情報を表示する遊技機情報表
示部30が表示される構成となっている。
【0017】また、前記15図柄の内、「3,7,A,
C,E」を確率変動図柄とし、大当たり後に次の大当た
りを引く確率を高くするように変更する。大当たりの確
率は、通常状態では、後述する制御部40に予め3種類
が記憶してあると共に、そのモードを選定する指示値
0,1,2が記憶してある。3種類の値は、高確率、中
確率、低確率と3段階となっており、一例として、通常
状態での大当たり確率は、指示値0の設定1が349分
の1、指示値1の設定2が379分の1、指示値2の設
定3が399分の1とする。
【0018】次に、図5及び図6を参照して、大当たり
確率の設定機構について説明する。図5はパチンコ機1
の背面図である。図5に示すように、パチンコ機1の背
面には、制御部を構成するメイン基板(図示外)を収納
した基板ボックス31が設けられ、基板ボックス31の
左上部には、上記の3つの設定値に対応した3個の設定
表示LED32及び設定変更スイッチ33が設けられて
いる。
【0019】図6はパチンコ機1の設定変更スイッチ3
3部分の拡大図である。図6に示すように、設定変更ス
イッチ33は、設定キー(図示外)を差し込む溝33a
を備えており、溝33aに設定キーを差し込んで回転さ
せて操作するようになっており、設定変更スイッチ33
の溝に設定キーを差し込んで操作すると、その操作に基
づいて制御部40で、割り込み信号が発生し、大当たり
確率の値を前記3種類の中から設定変更できると共に、
前記設定表示LED32の内、該当の設定値を表示する
ものが点灯する。なお、設定表示LED32は、設定1
を表示するLED32aと設定2を表示するLED32
bと設定3を表示するLED32cとから構成され、例
えば、高確率の営業を行う場合、遊技場側は、設定キー
により設定変更スイッチ33を操作することによって、
設定1を設定すると設定1を表示するLED32aが点
灯するので遊技場側の確認は容易である。
【0020】次に、本実施例のパチンコ機1の電気的構
成について図7に示すブロック図を参照して説明する。
パチンコ機1の制御部40は、パチンコ機1の裏側に設
けられ、主基板41と、電飾基板42と、中継基板43
とから構成されている。主基板41には、プログラムに
従って各種の処理を行うCPUユニット44が設けられ
ている。このCPUユニット44には、各種の演算処理
を行うCPU44aと、後述するフラグやカウンタ値等
を記憶するRAM45と、制御プログラム及び各種の初
期値のデータやテーブルデータ等を記憶したROM46
とが設けられており、これらは一つのLSIとして一体
にモールディングされている。また、主基板41には、
電飾基板42、中継基板43等とデータ信号の送受信を
行うI/Oインターフェース47が設けられている。こ
のI/Oインターフェース47には、特別図柄表示部
8、スピーカー48に接続された音源装置48a、賞品
球払出装置49、及び、図示外の遊技場管理用コンピュ
ータにパチンコ機1の情報を出力する出力ポート58が
接続されている。
【0021】また、電飾基板42には図示外の制御回路
が設けられ、普通図柄始動保留部26を構成する普通図
柄記憶数表示LED59、特別図柄始動保留部25を構
成する特別図柄記憶数表示LED60、その他のLED
62及び電飾ランプ63が電飾基板42に接続されてい
る。さらに、中継基板43には、普通図柄表示装置2
4、大入賞口開放ソレノイド50、特別図柄始動電動役
物開放ソレノイド51、特別図柄始動電動役物15に入
賞した遊技球を検出する始動口スイッチ52、普通図柄
始動ゲート11,12を通過した遊技球を検出する普通
図柄作動スイッチ53、大入賞口16内のVゾーンに入
賞した遊技球を検出するVスイッチ54、大入賞口16
に入賞した遊技球数を計数するためのカウントスイッチ
55、入賞口19,20に入賞して図示外の案内通路に
より入賞球集合部に集められた入賞球を検出する入賞口
スイッチ56、前記設定変更スイッチ33及び設定表示
LED32とが接続されている。
【0022】次に、図8を参照して、RAM45の記憶
エリアについて説明する。RAM45には、ループカウ
ンタ記憶エリア45a、特別図柄乱数記憶エリア45
b、普通図柄乱数記憶エリア45c、特別図柄始動入賞
数記憶エリア45d、普通図柄始動入賞数記憶エリア4
5e、大当たりフラグ記憶エリア45f、初期設定記憶
エリア45g、指示値記憶エリア45h、大当たり判定
用ループカウンタ最大値記憶エリア45iが設けられて
いる。
【0023】一方、パチンコ機1のRAM45のループ
カウンタ記憶エリア45aには、普通図柄選択用ループ
カウンタLC1、大当たり判定用ループカウンタLC
2、特別図柄作成カウンタLC3,LC4,LC5、リ
ーチ判定カウンタLC6,リーチパターン決定カウンタ
LC7等が各々記憶されている。これらのカウンタは設
定された範囲の数値内を循環するように、図7に示すリ
セット回路57からのリセット信号に従って、一定間隔
の時間(例えば、0.002秒、以下「2ms」と略
す。)毎に所定量ずつインクリメントされ、各々設定さ
れている最大値になると、次は、「0」に戻るように構
成されている。
【0024】次に、各カウンタについて以下に詳述す
る。まず、普通図柄選択用ループカウンタLC1のカウ
ント値(乱数)は、普通図柄表示装置24の図柄を決定
するために使用される。また、大当たり判定用ループカ
ウンタLC2のカウント値は、大当たりを判定するため
に使用される。電源投入時は「0」からスタートし、設
定1の場合には1割込毎(2ms)に1加算され、34
9以上で0クリアされ、カウント値は、「0」から「3
48」までのいずれかの値になる。また、設定2の場合
には1割込毎(2ms)に1加算され、379以上で0
クリアされ、カウント値は、「0」から「378」まで
のいずれかの値になり、また、設定3の場合には1割込
毎(2ms)に1加算され、399以上で0クリアさ
れ、カウント値は、「0」から「398」までのいずれ
かの値になる。
【0025】また、特別図柄作成カウンタLC3のカウ
ント値は、大当たりの場合は、大当たり図柄を決定する
ために使用される。また、はずれリーチの場合は、第1
停止図柄表示部27a、第2停止図柄表示部27bを決
定するために使用される。さらに、はずれの場合は、第
1停止図柄表示部27aを決定するために使用される。
また、特別図柄作成カウンタLC4のカウント値は、は
ずれの場合は、第2停止図柄表示部27bを決定するた
めに使用される。さらに、特別図柄作成カウンタLC5
のカウント値は、はずれの場合は、第3停止図柄を決定
するために使用される。
【0026】次に、リーチ判定カウンタLC6のカウン
ト値は、はずれリーチを判定するために使用される。ま
た、リーチパターン決定カウンタLC7のカウント値
は、大当たり又ははずれリーチと判定された場合の特別
図柄を決定するために使用される。また、はずれリーチ
時の第3停止図柄を決定するために使用される。
【0027】次に、図9及び図10を参照して、ROM
46の記憶エリアについて説明する。図9は、ROM4
6の記憶エリアを示す概念図であり、図10は、設定値
テーブルの概念図である。図9に示すように、ROM4
6には、各種の制御プログラムを記憶した制御プログラ
ム記憶エリア46aと、設定値テーブル記憶エリア46
bと、大当たり値記憶エリア46cと、確率変動時大当
たり値記憶エリア46dとが設けられている。また、図
10に示すように、ROM46の設定値テーブル記憶エ
リア46bには、指示値「0」に対応して、大当たり判
定用ループカウンタ最大値「348」が記憶され、指示
値「1」に対応して、大当たり判定用ループカウンタ最
大値「378」が記憶され、指示値「2」に対応して、
大当たり判定用ループカウンタ最大値「398」が記憶
されている。ここで、設定値テーブル記憶エリア46b
に記憶されている各大当たり判定用ループカウンタ最大
値が、設定確率の母数より「1」小さいのは、大当たり
判定用ループカウンタLC2が「0」からカウントを行
うためである。従って、指示値「0」に対応した設定値
1(確率349分の1)の場合は、大当たり判定用ルー
プカウンタLC2は「0」〜「348」の範囲をカウン
トし、指示値「1」に対応した設定値2(確率379分
の1)の場合は、大当たり判定用ループカウンタLC2
は「0」〜「378」の範囲をカウントし、指示値
「2」に対応した設定値3(確率399分の1)の場合
は、大当たり判定用ループカウンタLC2は「0」〜
「398」の範囲をカウントすることになる。
【0028】ここで、再度、大当たり確率の設定につい
て説明する。まず、図6に示す設定変更スイッチ33が
操作されると、制御部40で割り込み信号が発生し、指
示値「0」(設定1)の場合は、ROM46設定値テー
ブル記憶エリア46bに記憶されている設定値テーブル
から指示値「0」に対応したループカウンタ最大値「3
48」が読み出され、RAM45の大当たり判定用ルー
プカウンタ最大値記憶エリア45iに記憶され、大当た
り判定用ループカウンタLC2の最大値が「348」に
設定され、指示値記憶エリア45hには指示値「0」が
記憶されると共に設定1を表示するLED32aが点灯
する。
【0029】また、指示値「1」(設定2)の場合は、
ROM46設定値テーブル記憶エリア46bに記憶され
ている設定値テーブルから指示値「1」に対応したルー
プカウンタ最大値「378」が読み出され、RAM45
の大当たり判定用ループカウンタ最大値記憶エリア45
iに記憶され、大当たり判定用ループカウンタLC2の
最大値が「378」に設定され、指示値記憶エリア45
hには指示値「1」が記憶されると共に設定2を表示す
るLED32bが点灯する。
【0030】また、指示値「2」(設定3)の場合は、
ROM46設定値テーブル記憶エリア46bに記憶され
ている設定値テーブルから指示値「2」に対応したルー
プカウンタ最大値「398」が読み出され、RAM45
の大当たり判定用ループカウンタ最大値記憶エリア45
iに記憶され、大当たり判定用ループカウンタLC2の
最大値が「398」に設定され、指示値記憶エリア45
hには指示値「2」が記憶されると共に設定3を表示す
るLED32cが点灯する。従って、大当たり確率の値
を前記3種類の中から設定変更できる。
【0031】次に、本実施例のパチンコ機1の作動内容
の詳細について、図11及び図12のフローチャートに
したがって説明する。フローチャートのステップについ
ては、以下「S」と略す。図11は、パチンコ機1のメ
インルーチンのフローチャートであり、図12は、パチ
ンコ機1の設定報知処理のフローチャートである。この
図11に示すフローチャートのメインルーチンは、一定
間隔の時間(例えば、2ms)で、図7に示すリセット
回路57が発生するリセット信号に従って、主基板41
のCPU44aがスタートから順に処理を行い、スター
トから終了までの処理を、2ms以内で行うようになっ
ている。従って、2ms間隔でリセット信号が入力され
るごとに、スタートから処理が繰り返し行われる。な
お、図11及び図12に示すフローチャートの処理を行
うプログラムはROM46の制御プログラム記憶エリア
46aに記憶されている。
【0032】図11に示すフローチャートでは、まず、
最初のリセット信号が入ると、スタックポインタの指定
アドレスをセットするためのスタックポインタセット処
理を行う(S1)。次いで、RAM45の記憶内容をチ
ェックするRAMチェックが行われる(S2)。このR
AMチェック(S2)は、電源投入時の初期設定処理が
行われているか否かを判断するものである。このとき、
RAM45の初期設定記憶エリア45gにS3に示す電
源投入時初期設定処理で書き込まれる所定の数値が書き
込まれているか否かが判断される。初期設定記憶エリア
45gに所定の数値が書き込まれていない場合は(S
2:NO)、電源投入後の初期処理が行われていない状
態であるので、電源投入時初期設定処理が行われる(S
3)。この処理では、RAM45の各記憶エリアの記憶
値をリセットし、さらに、ループカウンタ記憶エリア4
5aに記憶されている各ループカウンタの値を各々初期
値(例えば、「0」)にセットし、初期設定記憶エリア
45gに所定の数値を記憶させる。なお、従前の大当た
り確率の指示値「0〜2」は、別途、不揮発メモリに記
憶するようにすれば、その指示値「0〜2」に対応した
ループカウンタ最大値を、初期設定処理(S3)にて、
大当たり判定用ループカウンタ最大値記憶エリア45i
に記憶して、既にパチンコ機1に設定されている設定値
を保持することができる。
【0033】次のリセット信号で、また、スタートから
処理が行われる。まず、RAMチェック(S2)では、
初期設定記憶エリア45gに所定の数値が書き込まれて
いるので、RAM45は正常と判断され(S2:YE
S)、次の液晶画面コマンド出力処理(S4)に移行す
る。この液晶画面コマンド出力処理(S4)では、I/
Oインターフェース47を介して、特別図柄表示部8に
液晶画面の表示を制御する信号が送られる。次いで、音
コマンド出力処理(S5)に移行する。この音コマンド
出力処理(S5)では、I/Oインターフェース47を
介して、音源装置48aにスピーカー48を駆動するた
めの信号が送られる。次いで、ランプコマンド出力処理
(S6)を行う。このランプコマンド出力処理(S6)
では、パチンコ機1に設けられている各種のランプの点
滅の制御を行う信号を電飾基板42へ出力する。次い
で、ポート出力処理を行う(S7)。このポート出力処
理(S7)では、図示外の遊技場管理用コンピュータに
パチンコ機1の大当たり情報、始動情報、確率変動情
報、時間短縮情報等の各種の情報を出力ポート58を介
して出力する。
【0034】次いで、スイッチ読込処理(S8)が行わ
れる。このスイッチ読込処理(S8)では、普通図柄始
動ゲート11,12、特別図柄始動電動役物15、大入
賞口16、入賞口19,20等への遊技球の入賞を検出
するものである。
【0035】特別図柄始動電動役物15及び普通図柄始
動ゲート11,12に遊技球が入賞した場合は、それぞ
れ4個まで、入賞数がRAM45の特別図柄始動入賞数
記憶エリア45d及び普通図柄始動入賞数記憶エリア4
5eに記憶される。
【0036】また、特別図柄始動電動役物15に設けら
れている始動口スイッチ52が遊技球の通過を検出した
場合には、RAM45のループカウンタ記憶エリア45
aに記憶されている大当たり判定用ループカウンタLC
2の値を特別図柄乱数記憶エリア45bに記憶する。ま
た、普通図柄始動ゲート11,12に各々設けられてい
る普通図柄作動スイッチ53が、遊技球の通過を検出し
た場合には、RAM45のループカウンタ記憶エリア4
5aに記憶されている普通図柄選択用ループカウンタL
C1の値を普通図柄乱数記憶エリア45cに記憶する。
【0037】次に、図13及び図14を参照して、特別
図柄乱数記憶エリア45b及び普通図柄乱数記憶エリア
45cについて説明する。図13は、特別図柄乱数記憶
エリア45bの模式図であり、図14は、普通図柄乱数
記憶エリア45cの模式図である。特別図柄乱数記憶エ
リア45bには、特別図柄始動電動役物15への遊技球
の入賞時に、大当たり判定用ループカウンタLC2のカ
ウント値を乱数として取得して記憶できる記憶エリア1
乃至記憶エリア4の4つの記憶エリアと、特別図柄の変
動開始時に判定処理を行うためにシフトする判定エリア
の1つが設けられており、併せて5つの記憶エリアが設
けられている。
【0038】同様に、普通図柄乱数記憶エリア45cに
は、普通図柄始動ゲート11,12への遊技球の通過時
に、普通図柄選択用ループカウンタLC1のカウント値
を乱数として取得して記憶できる記憶エリア1乃至記憶
エリア4の4つの記憶エリアと、普通図柄の変動開始時
に判定処理を行うためにシフトする判定エリアの1つが
設けられており、併せて5つの記憶エリアが設けられて
いる。また、このスイッチ読込処理(S8)では、特別
図柄始動電動役物15への遊技球の入賞数を4個まで、
RAM45の特別図柄始動入賞数記憶エリア45dに記
憶でき、普通図柄始動ゲート11,12への遊技球の通
過数を4個まで、RAM45の普通図柄始動入賞数記憶
エリア45eに記憶できる。なお、特別図柄始動電動役
物15に遊技球が入賞すると、入賞球数が4未満であれ
ば、大当たり判定用ループカウンタLC2の乱数等必要
な乱数を特別図柄乱数記憶エリア45bに記憶させ、そ
れに対応した特別図柄始動保留部25のLEDが点灯す
る。最大の保留数は4回である。
【0039】スイッチ読込処理(S8)が終了すると、
次いで、ループカウンタ更新処理(S9)を行う。この
ループカウンタ更新処理(S9)では、RAM45のル
ープカウンタ記憶エリア45aに各々記憶されている普
通図柄選択用ループカウンタLC1、大当たり判定用ル
ープカウンタLC2、特別図柄作成カウンタLC3,L
C4,LC5、リーチ判定カウンタLC6、リーチパタ
ーン決定カウンタLC7の値を所定量だけ増加する(イ
ンクリメントする)。なお、各ループカウンタに設定さ
れている最大値を越える場合には、各ループカウンタの
値は0クリアされ、「0」に戻るようにプログラムされ
ている。従って、大当たり判定用ループカウンタLC2
のカウント値は、大当たり判定用ループカウンタ最大値
記憶エリア45iに記憶されている値までとなる。すな
わち、設定1の場合は「0〜348」のいずれかであ
り、設定2の場合は「0〜378」のいずれかであり、
設定3の場合は「0〜398」のいずれかとなる。
【0040】次に、パチンコ機1にエラーが発生してい
るか否かが判断され(S10)、パチンコ機1にエラー
が発生してる場合には(S10:YES)、条件装置処
理(S11)、特別図柄処理(S12)、普通図柄処理
(S13)は飛ばして処理を行い、特別図柄表示部8に
エラー表示等をさせる。エラーが発生していないときに
は(S10:NO)、条件装置処理(S11)に進む。
【0041】次いで、この条件装置処理(S11)で
は、大入賞口16の開放、閉鎖、特別図柄表示部8の液
晶画面上への大当たりデモ表示処理等が行われる。一巡
目の処理では、後述する特別図柄処理(S12)での設
定報知処理がまだ行われていないので、条件装置処理
(S11)では、何も行われず次の処理に進む。次い
で、特別図柄処理(S12)が行われる。
【0042】この特別図柄処理(S12)では、後述す
る設定報知処理等が行われる。この特別図柄処理(S1
2)が終了すると、次に、普通図柄処理(S13)が行
われる。この普通図柄処理(S13)では、普通図柄始
動ゲート11,12への遊技球の通過により、普通図柄
選択用ループカウンタLC1のカウント値が、普通図柄
乱数として、RAM45の普通図柄乱数記憶エリア45
cに記憶され、その普通図柄乱数に基づいて、普通図柄
表示装置24に図柄が確定表示される。
【0043】RAM45の普通図柄乱数記憶エリア45
cに記憶される普通図柄乱数が、はずれの値の場合は、
普通図柄表示装置24に、はずれ図柄である「−」が確
定表示される。また、RAM45の普通図柄乱数記憶エ
リア45cに記憶された普通図柄乱数が、当たりの図柄
の場合は、普通図柄表示装置24に、当たり図柄である
「0」が確定表示される。当たり図柄が普通図柄表示装
置24に表示されているときには、所定時間、特別図柄
始動電動役物15の開閉部材(いわゆるチューリップ)
が開成して、特別図柄始動電動役物15へ遊技球が入賞
しやすくなるものである。
【0044】普通図柄処理(S13)が終了すると、次
に、賞品球の払い出しを行う払出制御(S14)が行わ
れ、枠ランプ制御(S15)を経てメインルーチンの処
理が終了する。なお、このメインルーチンの処理は各サ
ブルーチンの処理を含めて、2ms以内に終了する。そ
して、リセット回路57からのリセット信号により、C
PU44aは、図8に示すメインルーチンの処理を、ス
タートから繰り返し行う。従って、図8に示すメインル
ーチンの処理が、2ms単位で繰り返されていることに
なる。先の一巡目のメインルーチンの処理の特別図柄処
理(S12)で大当たり状態と判定されれば、RAM4
5の大当たりフラグ記憶エリア45fに「1」が記憶さ
れ、大当たりフラグがONし、次の二巡目の条件装置処
理(S11)では、大入賞口16の開放、閉鎖の動作が
所定回数(例えば、15回)行われる。
【0045】なお、上記のパチンコ機1は、遊技盤2の
下側に設けられた発射ハンドル7を操作することによっ
て、遊技球を遊技領域4に打ち込めるようになってお
り、その遊技球が大入賞口16に入賞した場合には、例
えば、15個の賞品球を、その他の入賞口に入賞した場
合には、例えば、6個の賞品球を、賞品球払出装置49
により払い出すようになっている。
【0046】ここで、遊技者が、遊技盤2の下側に設け
られた発射ハンドル7を操作することによって、遊技球
を遊技領域4に打ち込み、遊技球が特別図柄始動電動役
物15に入賞すると、図11に示すメインルーチンのス
イッチ読込処理(S8)において、遊技球の特別図柄始
動電動役物15への入賞が検出される。具体的には、特
別図柄始動電動役物15に設けられている始動口スイッ
チ52が遊技球の通過を検出したときに、RAM45の
ループカウンタ記憶エリア45aに記憶されている大当
たり判定用ループカウンタLC2の値を乱数としてRA
M45の特別図柄乱数記憶エリア45bに記憶する。そ
して、ループカウンタ更新処理(S9)を経てS10に
進む。通常時はパチンコ機1にエラーが発生していない
ので(S10:NO)、条件装置処理(S11)に進む
が、まだ、大当たりの判定がなされていないので、条件
装置処理(S11)では何もされず、特別図柄処理(S
12)を行う。
【0047】この特別図柄処理(S12)では、図12
に示す設定報知処理のサブルーチンの処理を行う。ま
ず、特別図柄始動電動役物15へ入賞している(特別図
柄始動口ON)か否かが判断される(S20)。この判
断は、特別図柄始動入賞数記憶エリア45dに記憶され
ている入賞球の数が「0」か否かで行われる。特別図柄
始動入賞数記憶エリア45dに記憶されている入賞球の
数が「0」の場合には(S20:NO)、設定報知処理
を終了し、メインルーチンにリターンする。特別図柄始
動入賞数記憶エリア45dに記憶されている入賞球数が
「0」でない、すなわち1〜4の何れかであると判断さ
れた場合には(S20:YES)、特別図柄乱数記憶エ
リア45bに記憶している乱数の値を読み出す(S2
1)。次いで、特別図柄始動入賞数記憶エリア45dの
記憶数を「1」減算する(S22)。次いで、特別図柄
乱数記憶エリア45bの記憶エリア1に記憶されている
入賞球数「1」に対応する乱数の値を特別図柄乱数記憶
エリア45bの判定エリアへシフトさせ特別図柄乱数記
憶エリア45b中の残りの記憶エリア2〜4の値を記憶
エリア1〜3へ各々シフトする(S23)。すなわち、
特別図柄乱数記憶エリア45bで入賞球数「N」(N=
2,3,4)に各々対応して記憶している乱数の値を、
入賞球数「N−1」に対応する乱数記憶エリアにシフト
させて記憶させる。
【0048】次いで、大当たり判定を行う(S24)。
大当たり判定用ループカウンタLC2の値は、例えば、
設定1の場合は、「0〜348」の間であるので、S2
3で判定エリアへシフトした乱数の値も「0〜348」
の何れかになっている。また、設定2の場合は、判定エ
リアの乱数の値は「0〜378」の何れかになってい
る。また、設定3の場合は、判定エリアの乱数の値は
「0〜398」の何れかになっている。ここで、判定エ
リアの乱数の値が大当たりの値としてROM46の大当
たり値記憶エリア46cに記憶されている特定の値、例
えば、「7」であるか否かが判定される。値が「7」で
ある場合には(S24:YES)、大当たりフラグをO
NするためにRAM45の大当たりフラグ記憶エリア4
5fに「1」を記憶し(S25)、次いで大当たり図柄
選択処理を行う(S26)。ここでは、RAM45のル
ープカウンタ記憶エリア45aに記憶された特別図柄作
成カウンタLC3の値を乱数として取得する。なお、特
別図柄作成カウンタLC3は、「0〜14」の間の数値
をループカウントしている。
【0049】ここで、取得された乱数に対応して、0:
「0、0、0」、1:「1、1、1」、2:「2、2、
2」、3:「3、3、3」、4:「4、4、4」、5:
「5、5、5」、6:「6、6、6」、7:「7、7、
7」、8:「8、8、8」、9:「9、9、9」、1
0:「A、A、A」、11:「B、B、B」、12:
「C、C、C」、13:「D、D、D」、14:「E、
E、E」のように大当たり図柄が選択されて、図3に示
す特別図柄表示部8の第1停止図柄表示部27a、第2
停止図柄表示部27b、第3停止図柄表示部27cに確
定表示される(S27)。
【0050】判定エリアの乱数の値が「7」以外の場合
には(S24:NO)、はずれ図柄選択処理(S28)
が行われる。ここでは、特別図柄始動電動役物15への
遊技球の入賞時に、ループカウンタ記憶エリア45aの
特別図柄作成カウンタLC3,LC4,LC5の値を乱
数として取得しているので、その取得されている乱数に
対応して、はずれ図柄が選択され(S28)、その図柄
が確定表示されて(S29)、メインルーチンにリター
ンする(S30)。具体的には、第1停止図柄表示部2
7aは、特別図柄作成カウンタLC3の値により決定さ
れ、第2停止図柄表示部27bは、特別図柄作成カウン
タLC4の値により決定される。ここで、特別図柄作成
カウンタLC3の値と、特別図柄作成カウンタLC4の
値とが一致する場合は、特別図柄作成カウンタLC4の
値を1加算した値(加算値が「15」以上であれば
「0」クリア)とする。また、第3停止図柄表示部27
cは、特別図柄作成カウンタLC5の値により決定され
る。なお、大当たり図柄選択処理(S26)、及び、は
ずれ図柄選択処理(S28)において、リーチ判定カウ
ンタLC6及びリーチパターン決定カウンタLC7のカ
ウント値に基づいて、いわゆるリーチパターンの決定及
びリーチ図柄を選択する処理を行う。
【0051】例えば、大当たりとならなかった場合に、
リーチ判定カウンタLC6から取得した乱数が所定値の
リーチ乱数であった場合には、特別図柄作成カウンタL
C3の乱数に対応した図柄が第1停止図柄表示部27
a、第2停止図柄表示部27bに確定表示されて、リー
チ状態を生起し、リーチパターン決定カウンタLC7の
乱数に対応したリーチパターンが表示され、第3停止図
柄表示部27が確定停止され、はずれリーチとなる。
【0052】さらに、リーチ判定カウンタLC6から取
得した乱数が所定値のリーチ乱数以外であった場合に
は、特別図柄作成カウンタLC3から取得した乱数に対
応した図柄が第1停止図柄表示部27aに表示され、特
別図柄作成カウンタLC4から取得した乱数に対応した
図柄が第2停止図柄表示部27bに表示され、特別図柄
作成カウンタLC5から取得した乱数に対応した図柄が
第1停止図柄表示部27cに表示されて、はずれが確定
される。なお、特別図柄作成カウンタLC3から取得し
た乱数と特別図柄作成カウンタLC4から取得した乱数
の値が同一であった場合は、特別図柄作成カウンタLC
4の値を「+1」した値に対応した図柄を第2停止図柄
表示部27bに表示する。
【0053】S27の処理に次いで、確率変動図柄か否
の判定を行う(S31)。具体的には、特別図柄作成カ
ウンタLC3から取得した乱数の値が、「3」、
「7」、「10」、「12」、「14」のいずれかの値
だった場合には確率変動突入となる(S31:YE
S)。この場合には、図4に示すように、特別図柄表示
部8の大当たりデモ表示部28に、「★大当たり★」と
デモ表示を行い(S32)、大当たり図柄表示部29に
大当たり図柄の内の一桁だけの表示を行う(S32)。
次いで、RAM45の指示値記憶エリア45hから、記
憶されている指示値を読み出し、読み出した指示値に基
づいて、図4に示すように、特別図柄表示部8の遊技機
情報表示部30に設定値の表示を行い(S33)、メイ
ンルーチンにリターンする(S37)。
【0054】例えば、読み出した指示値が「0」の場合
には、「ラッキー!!設定1だよ!」等と表示を行う。
また、読み出した指示値が「1」の場合には、「設定
2」の表示を行い、読み出した指示値が「2」の場合に
は、「設定3」の表示を行う(S33)。なお、この設
定値の表示は、大当たりのデモ表示中(大当たり直後の
大当たりを示す表示中)に、図4に示すような表示を行
ってもよく、また、図15に示すように、特別図柄表示
部8に、大当たりのデモ表示を行う大当たりデモ表示部
80以外に、パチンコ機1の設定情報を表示する遊技機
情報表示部81、大当たりした図柄を表示する大当たり
図柄表示部82、現在のラウンド数を表示するラウンド
数表示部83、現在のラウンドでの大入賞口16への入
賞球数を表示する大入賞口検出球数表示部84、大入賞
口16の特定入賞領域(Vゾーン)への入賞を表示する
V検出表示部85を設けて、大当たり遊技中にラウンド
表示等がなされていても設定値が絶えず表示されるよう
にしてもよく、また、大当たり遊技中に、ラウンド表示
と交互に設定値の表示を行うようにしてもよい。さらに
は、大当たり遊技中に、一度だけ設定値の表示を行うよ
うにしてもよい。また、大当たり遊技中に、複数回の設
定値の表示を行うようにしてもよい。
【0055】また、S27の処理で表示された図柄が確
率変動図柄でなかった場合(S31:NO)、具体的に
は、特別図柄作成カウンタLC3から取得した乱数の値
が、「0」、「1」、「2」、「4」、「5」、
「6」、「8」、「9」、「11」、「13」のいずれ
かの値だった場合には、大当たりデモ表示を行い(S3
4)、次いで、RAM45の指示値記憶エリア45hか
ら、記憶されている指示値を読み出し(S35)、読み
出した指示値が高確率の設定1を示す「0」であった場
合には(S36:YES)、上記同様に設定値の表示を
行う(33)。
【0056】また、RAM45の指示値記憶エリア45
hから読み出した指示値が高確率の設定1を示す「0」
でなかった場合には(S36:NO)、設定値の表示を
行わずメインルーチンにリターンする(S37)。なぜ
ならば、確率変動図柄の場合は通常をそのまま遊技を継
続できるので、設定値にあまりとらわれることはない
が、非確率変動図柄の場合は遊技場の営業形態にもよる
が、1回ずつ出玉の交換を迫られる場合(ラッキーナン
バー制)が多い。その時に低確率の設定が判明してしま
うと継続して遊技を行う気がそがれるためである。
【0057】以上説明したように、第1の実施例のパチ
ンコ機1では、大当たりした場合には、確率の設定が表
示されるので、遊技場が高確率の設定であることを宣伝
して集客を行っている場合にも、本当に高確率であるか
否かが確認できるので、安心して遊技を継続することが
可能となる。なお、設定値の表示は、高確率の設定にこ
だわらず、どの設定値であっても表示するようにしても
よい。また、図16に示すように、特別図柄表示部8の
遊技機情報表示部30に確率変動の有効回数を表示する
ようにしてもよい。例えば、確率変動の有効回数が10
0回までであれば、特別図柄表示部8の遊技機情報表示
部30に、「確率変動回数は100だよ!」と表示して
もよい。
【0058】また、遊技機によっては、時短回数や図柄
変動回数(図柄変動が1分間に行われる回数、例えば、
設定1の遊技機では1分間に最大5回まで、設定2の遊
技機では1分間に最大6回まで変動を行う等の回数)が
設定値に使用されているものがあるので、その表示を行
ってもよい。また、他の遊技機の情報、例えば、「大当
たり図柄」、「確率変動突入率」、「リミッタ回数」等
各種の情報を表示するようにしてもよい。
【0059】さらに、遊技機の設定情報の表示は、大当
たりのデモ表示中だけでなく、図17及び図18に示す
ように、図柄の通常変動中に行ってもよく、また、リー
チ時に行ってもよい。また、遊技機の設定情報の表示
は、キャラクタや背景、図柄の変化や音、電飾ランプの
点滅の変化等で行ってもよい。例えば、設定1の場合に
は、特別図柄表示部8に特定のキャラクタが出現するよ
うにしたり、特定の音を鳴らしたり、電飾ランプが特定
のパターンで点滅するようにしてもよい。
【0060】なお、低確率の設定も表示するようにした
場合でも当該低確率の遊技機へ客付きが必ずしも悪くな
る訳ではない。何故ならば、障害釘(遊技釘)の調節に
より、高確率の設定でも、あまり特別図柄始動電動役物
15(始動口)に入賞しない遊技機と、低確率の設定だ
が、よく特別図柄始動電動役物15(始動口)に入賞す
る遊技機など、遊技機の営業方法を遊技場側の好みによ
って使い分けることが可能となるので、低確率でもよく
特別図柄始動電動役物15(始動口)に入賞する遊技機
を遊技客は選択する場合もある。従って、遊技客による
遊技機の選択方法の一つとして利用することができる。
【0061】[第2実施例] 次に、本発明の第2実施
例のパチンコ機100について、図19乃至図24を参
照して説明する。図19はパチンコ機100の正面図で
あり、図20はパチンコ機100のブロック図であり、
図21はパチンコ機100の変形例を示す正面図であ
り、図22はパチンコ機100のRAM45の記憶エリ
アを示す図であり、図23はパチンコ機100の設定報
知処理を示すフローチャートであり、図24は、設定情
報記憶エリア45lの記憶内容を示す概念図である。
【0062】第2実施例のパチンコ機100は、図19
に示すように、遊技領域4の左右に各々遊技球検出ゲー
ト70,71を設けた点が第1実施例のパチンコ機1と
異なっているだけで、その他の機械的構造は前記第1実
施例と同様であるので、同一部分の説明は省略する。ま
た、図20に示すように、第2実施例のパチンコ機10
0の電気的構成は、遊技球検出ゲートスイッチ70a、
71aが中継基板43に接続されている点が、第1実施
例のパチンコ機1と異なっている。この遊技球検出ゲー
トスイッチ70aは遊技球検出ゲート70を通過した遊
技球を検出する周知の磁気センサから構成されており、
また、遊技球検出ゲートスイッチ71aも遊技球検出ゲ
ート71を通過した遊技球を検出する周知の磁気センサ
から構成されている。これらの遊技球検出ゲートスイッ
チ70a、71aの検出結果は、中継基板43及びI/
Oインターフェース47を介して、CPUユニット44
に伝えられる。
【0063】なお、第2実施例のパチンコ機100で
は、図21に示すように、遊技球検出ゲート70,71
の下部に、普通入賞口に替えて、遊技球検出ゲート7
2,73を各々設けてもよい。この場合にも、上記同様
に遊技球検出ゲート72,73には、各々、周知の磁気
センサからなる遊技球検出ゲートスイッチを設けて、遊
技球検出ゲートスイッチ70a、71aと同様に中継基
板43に接続しておけばよい。
【0064】また、上記のパチンコ機100では、大当
たりの設定値及びその設定方法等は、全て第1実施例の
パチンコ機1と同様である。なお、パチンコ機100の
RAM45には、図22に示すように、実施例1で説明
した各記憶エリアに加えて設定情報報知記憶エリア45
j、設定情報報知フラグ記憶エリア45k、設定情報記
憶エリア45l、及び、設定報知部記憶エリア45mが
設けられている。設定情報記憶エリア45lには、図2
4に示すように、「設定情報1」として大当たり確率の
「確率設定値」が記憶され、「設定情報2」として「確
率変動有効回転数」が記憶されている。例えば、「確率
変動有効回転数」としては、次回大当たりまで確率変動
を行う場合には「次回大当たりまで」が記憶されてお
り、特別図柄変動回数100回まで確率変動を行う場合
には「100回」が記憶されている。また、「設定情報
3」として確率変動の連続による大当たりの連続回数の
制限値である「リミッタ回数」が記憶され、「設定情報
4」として「大当たり図柄・確率変動突入図柄」が記憶
されている。
【0065】さらに、パチンコ機100のRAM45の
ループカウンタ記憶エリア45aには、普通図柄選択用
ループカウンタLC1、大当たり判定用ループカウンタ
LC2、特別図柄作成カウンタLC3,LC4,LC
5、リーチ判定カウンタLC6、リーチパターン決定カ
ウンタLC7に加えて、設定情報選択カウンタLC8が
記憶されている。この設定情報選択カウンタLC8のカ
ウント値は「0」からスタートして、1割込毎(2ms
毎)に、「1」加算されて「101」以上で0クリアさ
れる。従って、設定情報選択カウンタLC8のカウント
値は「0〜100」のいずれかの値となる。
【0066】次に、パチンコ機100の動作について、
図23に示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、パチンコ機100の電源投入からのメインルーチン
の処理は、第1実施例のパチンコ機1の処理(図11に
示すフローチャートの処理)と同様である。従って、図
23のフローチャートに示すパチンコ機100の設定報
知処理は、図11に示すフローチャートの特別図柄処理
S12で行われる。
【0067】ここで、遊技者が、遊技盤2の下側に設け
られた発射ハンドル7を操作することによって、遊技球
を遊技領域4に打ち込む、通常は、図19に示す遊技領
域4のA部を狙って遊技球を発射するため遊技球検出ゲ
ート70,71にて遊技球は検出されないか、若しくは
検出され難い。発射ハンドル7を右に大きく回して強く
発射(右打ち)すれば、遊技領域4の右側に設けられた
遊技球検出ゲート70にて遊技球を検出でき、発射ハン
ドル7をあまり右に回さず、発射レールからこぼれるく
らいに弱く発射(チョロ打ち)すれば、遊技領域4の左
側に設けられた遊技球検出ゲート71にて遊技球を検出
できる。
【0068】ここで、遊技球検出ゲート70,71で遊
技球が検出されていない場合には、設定情報報知フラグ
記憶エリア45kの記憶値はOFFとなっている(S4
0:NO)、もし、既に、設定情報報知フラグ記憶エリ
ア45kの記憶値がONとなっている場合には(S4
0:YES)、既に、設定情報の報知処理の状態となっ
ているので、図11に示すメインルーチンにリターンす
る(S41)。
【0069】設定情報報知フラグ記憶エリア45kの記
憶値はOFFとなっている場合に(S40:NO)、遊
技球検出ゲート70,71で遊技球が検出された場合に
は(S42:YES)、設定情報報知フラグ記憶エリア
45kに「1」を記憶して設定情報報知フラグをONと
する(S43)。そして、設定情報選択カウンタLC8
から情報設定乱数を取得して設定情報報知記憶エリア4
5jにその情報設定乱数の値を記憶する(S44)。も
し、遊技球検出ゲート70,71で遊技球が検出されな
い場合には(S42:NO)、図11に示すメインルー
チンにリターンする(S41)。
【0070】次いで、S44の処理で、設定情報報知記
憶エリア45jに記憶した情報設定乱数が「0」の場合
には(S45:YES)、設定情報記憶エリア45lに
記憶された「設定情報1」の内容である「確率設定値」
を読み出し(S46)、当該確率設定値が高確率の設定
を表す「設定1」の場合には(S47:YES)、RA
M45の設定報知部記憶エリア45mに設定情報1の内
容を記憶する(S48)。その後、前記第1実施例と同
様に、特別図柄表示部8に設定報知部記憶エリア45m
に記憶された設定情報1の内容を表示する(S49)。
例えば、図4に示すように、遊技機情報表示部30に
「ラッキー!!設定1だよ!」と表示する(S49)。
その後、設定情報報知フラグ記憶エリア45kの記憶値
をOFF(「0」)とし(S50)、メインルーチンに
リターンする(S51)。
【0071】なお、S47の判断で「NO」だった場合
には、RAM45の設定報知部記憶エリア45mに設定
情報2の内容(確率変動有効回転数)を記憶する(S5
3)。その後、前記第1実施例と同様に、特別図柄表示
部8に設定報知部記憶エリア45mに記憶された設定情
報2の内容を表示する(S49)。例えば、図16に示
すように、遊技機情報表示部30に「確率変動回数は1
00回だよ!」と表示する(S49)。これは、設定情
報1の内容が、低確率の場合(「設定2」や「設定
3」)だと遊技者の遊技の意欲を失わせることになるた
め、低確率の表示を避けて、確率変動有効回転数を表示
したものである。
【0072】次に、設定情報報知記憶エリア45jに記
憶した情報設定乱数が「0」以外の場合で(S45:N
O)、情報設定乱数が20未満の場合には(S52:Y
ES)、RAM45の設定報知部記憶エリア45mに設
定情報2の内容(確率変動有効回転数)を記憶し(S5
3)、その後、特別図柄表示部8に設定報知部記憶エリ
ア45mに記憶された設定情報2の内容を表示し(S4
9)、設定情報報知フラグ記憶エリア45kの記憶値を
OFF(「0」)とし(S50)、メインルーチンにリ
ターンする(S51)。
【0073】また、設定情報報知記憶エリア45jに記
憶した情報設定乱数が「0」以外の場合で(S45:N
O)、情報設定乱数が20以上50未満の場合には(S
52:NO、S54:YES)、RAM45の設定報知
部記憶エリア45mに設定情報3の内容(リミッタ回
数)を記憶し(S55)、その後、特別図柄表示部8に
設定報知部記憶エリア45mに記憶された設定情報3の
内容を表示し(S49)、設定情報報知フラグ記憶エリ
ア45kの記憶値をOFF(「0」)とし(S50)、
メインルーチンにリターンする(S51)。
【0074】また、設定情報報知記憶エリア45jに記
憶した情報設定乱数が「0」以外の場合で(S45:N
O)、情報設定乱数が50以上の場合には(S52:N
O、S54:NO)、RAM45の設定報知部記憶エリ
ア45mに設定情報4の内容(大当たり図柄・確変突入
図柄)を記憶し(S56)、その後、特別図柄表示部8
に設定報知部記憶エリア45mに記憶された設定情報4
の内容を表示し(S49)、設定情報報知フラグ記憶エ
リア45kの記憶値をOFF(「0」)とし(S5
0)、メインルーチンにリターンする(S51)。
【0075】以上説明したように、第2実施例のパチン
コ機100によれば、遊技球検出ゲート70,71に遊
技球を通過させることにより、取得される情報設定乱数
によって特別図柄表示部8に表示される設定情報の内容
が変わるので、通常の遊技とは、別の興味を持って遊技
をすることができるようになる。また、大当たり確率や
時間短縮回数等のいくつかの設定がある遊技機において
は、日によって設定値が変更されるので、毎回興味を持
って遊技をすることができる。さらに、遊技情報の表示
の確率を一定にしたり、情報の種類を多くしてもよい。
さらに、遊技球検出ゲートは、左右の2個に限らず、図
21に示すパチンコ機100のように、左右に各々2個
の4個でも良いし、さらに、複数設けても良い。また、
遊技球検出ゲートを遊技盤4上に設ける位置を変えて、
その各位置の遊技球検出ゲートでの遊技球の検出によっ
て、遊技情報の表示内容を変更するというものでも良
い。
【0076】また、上記の第1実施例及び第2実施例
は、遊技機の一例としてパチンコ機を用いて説明した
が、本発明は、パチンコ機に限らず、パチコン機、パチ
スロ機等に転用可能であることはいうまでもない。さら
に、設定値は3個に限られず、2個、4個、6個等の複
数でもよい。また、設定1が低確率で、設定3が高確率
であってもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
の遊技機では、所定の遊技状態となった場合に、情報報
知手段により遊技機の設定に係る情報を報知することが
できるので、遊技者は遊技機の設定の状態を知ることが
できる。従って、安心して遊技を行うことができる。
【0078】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に係る発明の効果に加えて、情報報知手段は、
特別遊技状態生起に係る複数の情報の中から選択手段に
より選択された情報を報知することができる。従って、
遊技者は遊技機の各種の設定の状態を知ることができ
る。
【0079】さらに、請求項3に係る発明の遊技機で
は、請求項1又は2に係る発明の効果に加えて、遊技者
が遊技領域に設けられた特定遊技球検出手段に遊技球を
打ち込むことによって、情報報知手段により遊技機の設
定に関する情報を報知することができる。従って、遊技
者は、自己の技術によって、遊技機の設定に関する各種
の情報を知ることができる。
【0080】さらに、請求項4に係る発明の遊技機で
は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の効果に加え
て、遊技機の設定に係る情報を前記図柄表示部で報知す
ることができるので、図柄表示部と別に表示部を設ける
ことなしに、遊技者に遊技機の設定に係る情報を報知す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のパチンコ機の正面図である。
【図2】第1実施例のパチンコ機の遊技盤の正面図であ
る。
【図3】第1実施例のパチンコ機の特別図柄表示部の正
面図である。
【図4】第1実施例のパチンコ機の特別図柄表示部の正
面図である。
【図5】第1実施例のパチンコ機の背面図である。
【図6】第1実施例のパチンコ機の設定変更スイッチ3
3の拡大図である。
【図7】第1実施例のパチンコ機のブロック図である。
【図8】第1実施例のパチンコ機のRAMの記憶エリア
を示した模式図である。
【図9】第1実施例のパチンコ機のROMの記憶エリア
を示した模式図である。
【図10】第1実施例の設定値テーブルの模式図であ
る。
【図11】第1実施例のパチンコ機のメインルーチンの
フローチャートである。
【図12】第1実施例のパチンコ機の設定報知処理のフ
ローチャートである。
【図13】第1実施例のパチンコ機の特別図柄乱数記憶
エリア45bの模式図である。
【図14】第1実施例のパチンコ機の普通図柄乱数記憶
エリア45cの模式図である。
【図15】第1実施例のパチンコ機の特別図柄表示部8
の変形例を示す図である。
【図16】第1実施例のパチンコ機の特別図柄表示部8
の変形例を示す図である。
【図17】第1実施例のパチンコ機の特別図柄表示部8
の変形例を示す図である。
【図18】第1実施例のパチンコ機の特別図柄表示部8
の変形例を示す図である。
【図19】第2実施例のパチンコ機の正面図である。
【図20】第2実施例のパチンコ機のブロック図であ
る。
【図21】第2実施例の変形例のパチンコ機の正面図で
ある。
【図22】第2実施例パチンコ機のRAM45の記憶エ
リアを示す図である。
【図23】第2実施例のパチンコ機の設定報知処理のフ
ローチャートである。
【図24】第2実施例のパチンコ機の設定情報記憶エリ
ア45lの記憶内容を示す概念図である。
【符号の説明】 1 パチンコ機 2 遊技盤 4 遊技領域 8 特別図柄表示部 15 特別図柄始動電動役物 16 大入賞口 24 普通図柄表示装置 25 特別図柄始動保留部 26 普通図柄始動保留部 27a 第1停止図柄 27b 第2停止図柄 27c 第3停止図柄 28 大当たりデモ表示部 29 大当たり図柄表示部 30 遊技機情報表示部 31 基板ボックス 32 設定表示LED 33 設定変更スイッチ 40 制御部 44a CPU 45 RAM 46 ROM 47 I/Oインターフェース 70,71 遊技球検出ゲート 70a,71a 遊技球検出ゲートスイッチ 100 パチンコ機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を可変表示可能な図柄表示部
    を設け、所定条件の成立により、当該図柄表示部に所定
    の図柄が確定表示され、遊技者にとって有利となる特別
    遊技状態が生起する遊技機であって、 遊技機の設定に係る情報を報知可能な情報報知手段を設
    け、所定の遊技状態となった場合に、前記情報報知手段
    により遊技機の設定に係る情報を報知することを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記情報報知手段は特別遊技状態生起に
    係る複数の情報を報知可能であり、さらに、選択手段を
    設け、当該選択手段により選択された情報を報知するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機は、遊技球が打ち込まれる遊
    技領域を備え、当該遊技領域には遊技球を検出する特定
    遊技球検出手段を備え、当該特定遊技球検出手段による
    遊技球の検出に基づいて、前記情報報知手段により遊技
    機の設定に関する情報を報知することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技機の設定に係る情報を前記図柄表示
    部で報知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の遊技機。
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