JP6216737B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
まず、図1及び図2を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。なお、図1は、遊技機の外観斜視図を示す図であり、図2は、キャビネットの内部構造と前面扉の裏面を示す図である。
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
蝶番機構4は、キャビネット2の正面視左側に設けられており、前面扉3を開閉可能に軸支するために設けられている。
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、遊技者にとって有利な度合を示す設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。具体的には、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。そして、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。なお、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
BETボタン7は、メダル投入口6の正面視左側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
MAXBETボタン8は、BETボタン7の正面視右側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技において使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
精算ボタン9は、BETボタン7の奥側に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大値は「50」枚である。
スタートレバー10は、BETボタン7の下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、乱数値を取得し、当選役を決定する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
セレクター14は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター14は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
貯留枚数表示器15は、精算ボタン9の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器15は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。ここで、本実施形態において、貯留枚数表示器15は、「7セグメントLED(seven segment display)」により構成されている。
払出枚数表示器16は、貯留枚数表示器15の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器16は、遊技者に対して払い出されるメダルの払出枚数を表示したり、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことを表示したりするために設けられている。ここで、本実施形態において、払出枚数表示器16は、「7セグメントLED(seven segment display)」により構成されている。
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31の表示制御を行う。
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。そして、後述のサブ制御基板400は、十字キー22の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31等の表示制御を行う。
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。なお、本実施形態においては、表示窓23に表示される図柄の視認を容易とするために、図示しないバックライトを発光することにより、表示窓23に表示される図柄が照射されることとなる。
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだ「右下がりライン」と、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「上段ライン」と、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだ「中段ライン」と、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだ「右上がりライン」の計「4」個のラインが有効ラインとなる。
受皿ユニット24は、前面扉3の正面下方に設けられている。また、受皿ユニット24は、後述のメダル払出口25から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
メダル払出口25は、前面扉3の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口25は、セレクターセンサ14sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合や、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メダル投入口6に投入されたメダルを排出するために設けられている。
第1BETランプ26は、貯留枚数表示器15の正面視左側に設けられており、BET枚数が「1」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「1」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「1」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7、またはMAXBETボタン8が操作された場合等に、第1BETランプ26を点灯する処理を行う。なお、本実施形態において、第1BETランプ26は、後述のステータス基板100に接続されており、LEDにより構成されている。
第2BETランプ27は、第1BETランプ26の上方に設けられており、BET枚数が「2」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「2」枚以上のメダルが投入された場合や、メダルが「2」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、BETボタン7が「2」回操作された場合等に、第2BETランプ27を点灯する処理を行う。なお、本実施形態において、第2BETランプ27は、後述のステータス基板100に接続されており、LEDにより構成されている。
第3BETランプ28は、第2BETランプ27の上方に設けられており、BET枚数が「3」枚であることを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に「3」枚のメダルが投入された場合や、メダルが「3」枚以上貯留(クレジット)されている状態において、MAXBETボタン8が操作された場合、前回の遊技において、後述の「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合等に、第3BETランプ28を点灯する処理を行う。なお、本実施形態において、第3BETランプ28は、後述のステータス基板100に接続されており、LEDにより構成されている。
液晶表示装置31は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態が後述の「ART状態」である場合において、後述の内部抽選処理により「押し順ベルA」、「押し順ベルB」、「押し順ベルC」、「押し順ベルD」、「押し順ベルE」の何れかが決定された場合等に、後述の演出制御基板500を介して、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を液晶表示装置31に表示する処理を行う。例えば、「押し順ベルA」に当選した場合には、左停止ボタン11を最初に操作し、中停止ボタン12を次に操作し、右停止ボタン13を最後に操作することを示す操作順序が液晶表示装置31に表示される。なお、以下の説明において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を、「操作順序」と記載することがある。
LED32は、前面扉3の前面の周縁に設けられており、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、LED32を点灯、点滅する処理を行うことにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
スピーカ33は、前面扉3の背面側下方に設けられており、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、スピーカ33から音を出力する処理を行うことにより、遊技者に対して聴覚に訴える演出を行う。
ステータス基板100は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、ステータス基板100には、後述のBETスイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ14s、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16、ドア開閉センサ17s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、後述のホッパー202、メイン制御基板300、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダルを払い出す図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、電源基板200を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、後述の外部集中端子板30、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、後述の演出ボタンセンサ21s、後述の十字キーセンサ22s、電源基板200、メイン制御基板300、及び後述の演出制御基板500が接続されている。
演出制御基板500は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板500は、後述の演出制御CPU501、後述の演出制御ROM502、後述の演出制御RAM503、後述のCGROM504、後述の音源IC505、後述の音源ROM506、後述のVDP507を備えている。更に、演出制御基板500には、液晶表示装置31、LED32、スピーカ33、及びサブ制御基板400が接続されている。
次に、図3を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
BETスイッチ7swは、BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swにより、BETボタン7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理等を行う。
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してMAXBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理等を行う。
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して精算スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してスタートスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して左停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して中停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して右停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。
セレクターセンサ14sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ14sにより、適正なメダルの通過が検出された場合に、メイン制御基板300に対してセレクターセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の左リールセンサ154sによりリールインデックスが検出されてから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の中リールセンサ155sによりリールインデックスが検出されてから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の右リールセンサ156sによりリールインデックスが検出されてから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
ホッパーセンサ202sは、ホッパー202が駆動されることにより払い出されるメダルが通過したことを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、ホッパーセンサ202sにより、メダルの払出が検出された場合に、メイン制御基板300に対してホッパーセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からホッパーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出枚数を減算する処理を行う。
外部集中端子板30は、遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号や、遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、メイン制御基板300により管理される状態が後述の「ART状態」に移行した旨を特定可能なART信号、後述のBBに係る図柄の組み合わせが表示されたことを特定可能なBB信号、後述のRBに係る図柄の組み合わせが表示されたことを特定可能なRB信号、不正行為が行われたことを特定可能なセキュリティ信号をホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して送信するために設けられている。
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。具体的には、メインROM302は、後述の配列データテーブル(図5参照)、後述の図柄組み合わせテーブル(図6参照)、後述の第1RT遊技状態用当選役決定テーブル(図8参照)、後述の第2RT遊技状態用当選役決定テーブル(図9参照)、後述の第3RT遊技状態用当選役決定テーブル(図10参照)、後述の第4RT遊技状態用当選役決定テーブル(図11参照)、後述のRB遊技状態用当選役決定テーブル(図12参照)、後述のART準備状態移行抽選テーブル(図15参照)、後述の上乗せ抽選テーブル(図16参照)等を記憶している。
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、後述の投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、後述の設定値格納領域等の各種格納領域が設けられている。
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して演出ボタンセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、演出ボタンセンサ入力信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
十字キーセンサ22sは、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キーセンサ22sは、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して十字キーセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、十字キーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン制御基板300から受信したコマンドの情報や、演出ボタンセンサ21sや、十字キーセンサ22sから入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を演出制御基板500等に供給するために設けられている。
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、後述の演出決定テーブル(図19参照)等を記憶している。
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
演出制御CPU501は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御CPU501は、後述の演出制御ROM502に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、演出制御CPU501は、後述のCGROM504に記憶されている画像データを液晶表示装置31に表示させる制御を行う。
演出制御ROM502は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御ROM502は、演出制御CPU501により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、演出制御ROM502は、演出制御CPU501の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
演出制御RAM503は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御RAM503は、演出制御CPU501の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、演出制御ROM502から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
CGROM504は、演出制御基板500に設けられている。また、CGROM504は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
音源IC505は、演出制御基板500に設けられている。また、音源IC505は、後述の音源ROM506に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、スピーカ33を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
音源ROM506は、演出制御基板500に設けられている。また、音源ROM506は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
VDP507は、いわゆる画像プロセッサであり、演出制御CPU501からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置31に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP507は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
次に、図4に基づいて、払出枚数表示器16の各名称の説明を行う。
次に、図5に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
次に、図6に基づいて、図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
次に、図7に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
次に、図8に基づいて、第1RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図9に基づいて、第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図10に基づいて、第3RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図11に基づいて、第4RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図12に基づいて、RB遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図13に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
次に、図14に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の遷移図についての説明を行う。
「通常状態」は、遊技者にとって不利な状態である。ここで、本実施形態において、「通常状態」は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された際に、「ART準備状態」に移行するか否かの抽選が行われ、当該抽選により「ART準備状態」に移行することが決定された場合に、「通常状態」から「ART準備状態」に移行する制御が行われる。また、「通常状態」において、後述の内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に、「通常状態」から「ボーナス準備状態」に移行する制御が行われる。これらによって、「通常状態」における遊技に対する興趣を向上させている。
「ボーナス準備状態」は、後述の内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に移行される状態である。具体的には、「ボーナス準備状態」においては、後述の内部抽選処理により決定されたボーナスに対応する「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができる。また、「ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ボーナス準備状態」から「BB状態」に移行する制御が行われ、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ボーナス準備状態」から「RB状態」に移行する制御が行われる。また、「ボーナス準備状態」においては、「通常状態」と同様に、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された際に、「ART準備状態」に移行するか否かの抽選が行われる。そして、当該抽選により「ART準備状態」に移行することが決定された場合に、「BB状態」、または「RB状態」の終了後に、「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
「BB状態」は、「ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、「BB状態」は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、または「特殊役」が決定された場合に、「ART準備状態」に移行するか否かの抽選が行われる。これにより、「BB状態」における遊技に対する興趣を向上させている。また、「BB状態」において、「ART準備状態」に移行することが決定されなかった場合には、「BB状態」の終了後、「通常状態」に移行する制御が行われ、「ART準備状態」に移行することが決定された場合には、「BB状態」の終了後、「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
「RB状態」は、「ボーナス準備状態」において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、本実施形態において、「RB状態」は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、または「特殊役」が決定された場合に、「ART準備状態」に移行するか否かの抽選が行われる。これにより、「RB状態」における遊技に対する興趣を向上させている。また、「RB状態」において、「ART準備状態」に移行することが決定されなかった場合には、「RB状態」の終了後、「通常状態」に移行する制御が行われ、「ART準備状態」に移行することが決定された場合には、「RB状態」の終了後、「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
「ART準備状態」は、「通常状態」において「ART準備状態」に移行することが決定された場合、「ボーナス準備状態」または「BB状態」において、「ART準備状態」に移行することが決定され、「BB状態」が終了した場合、または「ボーナス準備状態」または「RB状態」において、「ART準備状態」に移行することが決定され、「RB状態」が終了した場合に移行される状態である。また、「ART準備状態」において、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ART準備状態」から「ART状態」に移行する制御が行われ、「ART準備状態」において、後述の内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に、「ART準備状態」から「ART中ボーナス準備状態」に移行する制御が行われる。また、「ART準備状態」においては、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された際に、「ART状態」において遊技可能な遊技数を上乗せするか否かの抽選が行われる。
「ART状態」は、後述の内部抽選処理により、「押し順ベル」が当選した場合に、「ベルに係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示するために、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序が報知される状態である。これにより、遊技者は、報知された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序に従って、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を行うことにより、「ベルに係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示させることができる。また、「ART状態」において、後述の内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に、「ART状態」から「ART中ボーナス準備状態」に移行する制御が行われる。また、「ART状態」において、後述のART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となった場合に、「ART状態」から「通常状態」に移行する制御が行われる。また、「ART状態」においては、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された際に、「ART状態」において遊技可能な遊技数を上乗せするか否かの抽選が行われる。
「ART中ボーナス準備状態」は、「ART準備状態」または「ART状態」において、「ボーナス」に当選した場合に移行する状態である。具体的には、「ART中ボーナス準備状態」においては、「ボーナス準備状態」と同様に、後述の内部抽選処理により決定されたボーナスに対応する「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができる。また、「ART中ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ART中ボーナス準備状態」から「ART中BB状態」に移行する制御が行われ、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ART中ボーナス準備状態」から「ART中RB状態」に移行する制御が行われる。また、「ART中ボーナス準備状態」においては、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された際に、「ART状態」において遊技可能な遊技数を上乗せするか否かの抽選が行われる。
「ART中BB状態」は、「ART中ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、「ART中BB状態」は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された場合に、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を加算するか否かの抽選が行われる。これにより、「ART中BB状態」における遊技に対する興趣を向上させている。また、「ART中BB状態」において、BBが終了した場合に、「ART中BB状態」から「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
「ART中RB状態」は、「ART中ボーナス準備状態」において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、「ART中RB状態」は、後述の内部抽選処理により、当選役として「スイカ」、「チェリー」、「特殊役」が決定された場合に、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を加算するか否かの抽選が行われる。これにより、「ART中RB状態」における遊技に対する興趣を向上させている。また、「ART中RB状態」において、RBが終了した場合に、「ART中RB状態」から「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
次に、図15に基づいて、ART準備状態移行抽選テーブルについて説明を行う。
次に、図16に基づいて、上乗せ抽選テーブルについて説明を行う。
次に、図17に基づいて、条件装置コマンドと指示情報との関係について説明を行う。
条件装置コマンドは、一の当選番号に対して一の当選役にて送信するものと、複数の当選番号に対して一の当選役にて送信するものとに分けられる。例えば、図17において、当選番号「01」の「通常リプレイ」と、当選番号「17」の「共通ベル」と、当選番号「18」の「弱スイカ」と、当選番号「19」の「強スイカ」と、当選番号「20」の「弱チェリー」と、当選番号「21」の「強チェリー」と、当選番号「22」の「特殊役」と、当選番号「23」の「赤BB」と、当選番号「24」の「黒BB」と、当選番号「25」の「赤RB」と、当選番号「26」の「黒RB」と、当選番号「27」の「弱スイカ+赤BB」と、当選番号「28」の「弱スイカ+黒BB」と、当選番号「29」の「弱スイカ+赤RB」と、当選番号「30」の「弱スイカ+黒RB」と、当選番号「31」の「強スイカ+赤BB」と、当選番号「32」の「強スイカ+黒BB」と、当選番号「33」の「強スイカ+赤RB」と、当選番号「34」の「強スイカ+黒RB」と、当選番号「35」の「弱チェリー+赤BB」と、当選番号「36」の「弱チェリー+黒BB」と、当選番号「37」の「弱チェリー+赤RB」と、当選番号「38」の「弱チェリー+黒RB」と、当選番号「39」の「強チェリー+赤BB」と、当選番号「40」の「強チェリー+黒BB」と、当選番号「41」の「強チェリー+赤RB」と、当選番号「42」の「強チェリー+黒RB」と、当選番号「43」の「特殊役+赤BB」と、当選番号「44」の「特殊役+黒BB」と、当選番号「45」の「特殊役+赤RB」と、当選番号「46」の「特殊役+黒RB」は、「通常状態」、「ART中ボーナス準備状態(「押し順リプレイ」、及び「ボーナス」を除く)」、「ART状態」ともに、一の当選番号に対して一の当選役にて送信される。例えば、当選番号「01」の「通常リプレイ」であれば、「通常状態」、「ART中ボーナス準備状態」、「ART状態」ともに、「通常リプレイ」を示す条件装置コマンドが送信される。
指示情報コマンドは、「通常状態」、「ART中ボーナス準備状態」、「ART状態」のそれぞれで、送信される内容が定められている。例えば、「通常状態」である場合には、当選役に関して、指示情報コマンドが示す内容として、「指示なし」が送信される。また、「ART中ボーナス準備状態」である場合には、当選番号「12」の「押し順ベルA」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「123」が送信され、当選番号「13」の「押し順ベルB」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「132」が送信され、当選番号「14」の「押し順ベルC」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「2」が送信され、当選番号「15」の「押し順ベルD」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「312」が送信され、当選番号「16」の「押し順ベルE」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「321」が送信され、他の当選し得る当選役については、指示情報コマンドが示す内容として、「指示なし」が送信される。なお、当選番号「14」の「押し順ベルC」のときに送信される指示情報コマンドが示す内容「2」は、最初に操作する停止ボタンが中停止ボタン12であれば、次に操作する停止ボタンと、最後に操作する停止ボタンは問わないことを表している。
次に、図18に基づいて、指示演出決定テーブルについて説明を行う。
次に、図19に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
次に、図20に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
ステップS3において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS3=Yes)、ステップS4に処理を移行し、設定変更キースイッチがONではないと判定された場合には(ステップS3=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
ステップS4において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値に基づいて、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定する処理を行い、判定の結果が正常である場合には、図示しない設定表示部に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ(図示せず)により設定変更ボタン(図示せず)の操作が検出されたことに基づいて、設定値を切り替える処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値を確定する処理を行う。そして、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されている状態から、反時計回り方向に所定角度回動されたことが検出された場合に、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に設定値を格納する処理を行う。そして、ステップS4の処理が終了すると、メインループ処理(図21参照)に処理を移行する。
次に、図21に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域の値をクリアする処理等を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
ステップS102において、メインCPU301は、メダル受付開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONの場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「3」をセットする処理等を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
ステップS103において、メインCPU301は、メダル管理処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONではない場合に、メダル投入口6にメダルが投入されたか否かを判定し、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理や、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定し、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理を行う。また、精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定し、精算ボタン9の操作が検出された場合に、貯留されているメダルを遊技者に返却する処理等を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
ステップS104において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS102のメダル受付開始処理や、ステップS103のメダル管理処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS104=Yes)、ステップS105に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS104=No)、ステップS103に処理を移行する。
ステップS105において、メインCPU301は、スタートレバーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swによりスタートレバーの操作が検出されたか否かを判定し、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグをOFFにする処理を行う。一方、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されなかった場合には、スタートレバーチェック処理を終了する。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
ステップS106において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS106=Yes)、ステップS107に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS106=No)、ステップS103に処理を移行する。
ステップS107において、メインCPU301は、後で図22を用いて詳述する内部抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、抽選により当選役を決定する処理等を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
ステップS108において、メインCPU301は、ボーナス情報更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107の内部抽選処理により、ボーナスに当選した場合には、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域を更新する処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「第4RT遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。一方、ステップS107の内部抽選処理により、ボーナスに当選しなかった場合には、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値の排他的論理和演算を行うとともに、当該演算の結果をメインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
ステップS109において、メインCPU301は、後で図23を用いて詳述するスタート時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態に応じた処理等を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
ステップS110において、メインCPU301は、後で図33を用いて詳述する情報設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、当選役に応じた条件装置コマンドをセットする処理、状態に応じた指示情報を決定し、指示情報コマンドをセットする処理、条件装置コマンドに応じた指示演出を決定し、指示演出コマンドをセットする処理等を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
ステップS111において、メインCPU301は、リール回転開始準備処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行する処理を行う。また、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行い、当該判定の結果、最小遊技時間が経過したと判定された場合には、次の遊技において最小遊技時間が経過したか否かを判定するために、メインRAM303に設けられているタイマカウンタの値をセットする処理を行う。一方、メインCPU301は、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には、最小遊技時間が経過するまで待機する処理を行う。また、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するリール回転開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
ステップS112において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。
ステップS113において、メインCPU301は、リール回転中処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時であるか否かを判定し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時である場合には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール18、中リール19、右リール20と、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153に供給しているパルスカウンタの値に基づいて、押圧基準位置を取得し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止テーブル(図示せず)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値と、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行い、当該決定された滑りコマ数をメインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納する処理を行う。そして、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納されている値とに基づいて、回転中の左リール18、中リール19、右リール20を停止する処理を行う。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
ステップS114において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS113のリール回転中処理により、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS114=Yes)、ステップS115に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS114=No)、ステップS113に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS115において、メインCPU301は、表示判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有する表示判定コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。次に、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を算定する処理を行う。一方、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されなかったと判定された場合には、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
ステップS116において、メインCPU301は、メダル払出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを払い出す処理を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS117に処理を移行する。
ステップS117において、メインCPU301は、後で図34を用いて詳述する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS117の処理が終了すると、ステップS118に処理を移行する。
ステップS118において、メインCPU301は、後で図36を用いて詳述する表示時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態と、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに応じた処理を行う。そして、ステップS118の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行する。
次に、図22に基づいて、図21のステップS107の処理により行われる内部抽選処理についての説明を行う。なお、図22は内部抽選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS107−1において、メインCPU301は、ハード乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成した乱数値を抽出する処理を行うとともに、抽出した乱数値をレジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS107−1の処理が終了すると、ステップS107−2に処理を移行する。
ステップS107−2において、メインCPU301は、当選番号初期値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役を決定するに際して当選番号の初期値を取得する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、当選番号の初期値として「46」を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS107−2の処理が終了すると、ステップS107−3に処理を移行する。
ステップS107−3において、メインCPU301は、遊技状態取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS107−3の処理が終了すると、ステップS107−4に処理を移行する。
ステップS107−4において、メインCPU301は、当選役決定テーブル設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−3の遊技状態取得処理において取得した遊技状態に係る情報に基づいて、メインROM302に設けられている当選役決定テーブルを設定する処理を行う。そして、ステップS107−4の処理が終了すると、ステップS107−5に処理を移行する。
ステップS107−5において、メインCPU301は、抽選データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−4の当選役決定テーブル設定処理により設定された当選役決定テーブルと、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、当選番号に対応する当選役に係るデータを取得する処理を行う。そして、ステップS107−5の処理が終了すると、ステップS107−6に処理を移行する。
ステップS107−6において、メインCPU301は、抽選値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値と、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて、現在セットされている当選役決定テーブルの抽選値を取得し、レジスタに記憶する処理を行う。そして、ステップS107−6の処理が終了すると、ステップS107−7に処理を移行する。
ステップS107−7において、メインCPU301は、抽選確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている乱数値から、ステップS107−6の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算し、乱数値が記憶されていたレジスタの値を、減算した後の値に更新して記憶する処理を行う。そして、ステップS107−7の処理が終了すると、ステップS107−8に処理を移行する。
ステップS107−8において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−7の抽選確認処理により、レジスタに記憶された乱数値から、ステップS107−6の抽選値取得処理により取得した抽選値を減算する処理を行った結果、負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS107−8=Yes)、レジスタに記憶されている当選番号に基づいて当選役を決定した後、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。一方、当選していないと判定された場合には(ステップS107−8=No)、ステップS107−9に処理を移行する。
ステップS107−9において、メインCPU301は、当選番号の値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶している当選番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS107−9の処理が終了すると、ステップS107−10に処理を移行する。
ステップS107−10において、メインCPU301は、当選番号の値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS107−9の処理により、レジスタに記憶されている当選番号の値から「1」減算した結果、当選番号の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号の値が「0」であると判定された場合には(ステップS107−10=Yes)、当選役として「ハズレ」を決定した後、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS108に処理を移行する。一方、当選番号の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS107−10=No)、ステップS107−3に処理を移行する。
次に、図23に基づいて、図21のステップS109の処理により行われるスタート時状態別処理についての説明を行う。なお、図23はスタート時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−1において、メインCPU301は、「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常状態」であると判定された場合には(ステップS109−1=Yes)、ステップS109−2に処理を移行し、「通常状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−1=No)、ステップS109−3に処理を移行する。
ステップS109−2において、メインCPU301は、後で図24を用いて詳述する通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ボーナス」に当選した場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ボーナス準備状態」に移行する処理等を行う。そして、ステップS109−2の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−3において、メインCPU301は、「ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ボーナス準備状態」であると判定された場合には(ステップS109−3=Yes)、ステップS109−4に処理を移行し、「ボーナス準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−3=No)、ステップS109−5に処理を移行する。
ステップS109−4において、メインCPU301は、後で図25を用いて詳述する「ボーナス準備状態」用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(A)参照)に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−4の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−5において、メインCPU301は、「BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、BB状態であると判定された場合には(ステップS109−5=Yes)、ステップS109−6に処理を移行し、「BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−5=No)、ステップS109−7に処理を移行する。
ステップS109−6において、メインCPU301は、後で図26を用いて詳述するBB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられているBB状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(B)参照)に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−6の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−7において、メインCPU301は、「RB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「RB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「RB状態」であると判定された場合には(ステップS109−7=Yes)、ステップS109−8に処理を移行し、「RB状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−7=No)、ステップS109−9に処理を移行する。
ステップS109−8において、メインCPU301は、後で図27を用いて詳述するRB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられているRB状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(C)参照)に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−8の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−9において、メインCPU301は、「ART準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」であると判定された場合には(ステップS109−9=Yes)、ステップS109−10に処理を移行し、「ART準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−9=No)、ステップS109−11に処理を移行する。
ステップS109−10において、メインCPU301は、後で図28を用いて詳述するART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ボーナス」に当選した場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中ボーナス準備状態」に移行する処理等を行う。そして、ステップS109−10の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−11において、メインCPU301は、「ART状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART状態」であると判定された場合には(ステップS109−11=Yes)、ステップS109−12に処理を移行し、「ART状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−11=No)、ステップS109−13に処理を移行する。
ステップS109−12において、メインCPU301は、後で図29を用いて詳述するART状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図16(A)参照)に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−12の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−13において、メインCPU301は、「ART中ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART中ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中ボーナス準備状態」であると判定された場合には(ステップS109−13=Yes)、ステップS109−14に処理を移行し、「ART中ボーナス準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−13=No)、ステップS109−15に処理を移行する。
ステップS109−14において、メインCPU301は、後で図30を用いて詳述するART中ボーナス準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図16(A)参照)に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−14の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−15において、メインCPU301は、「ART中BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART中BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中BB状態」であると判定された場合には(ステップS109−15=Yes)、ステップS109−16に処理を移行し、「ART中BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS109−15=No)、ステップS109−17に処理を移行する。
ステップS109−16において、メインCPU301は、後で図31を用いて詳述するART中BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART中ボーナス状態用上乗せ抽選テーブル(図16(B)参照)に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−16の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−17において、メインCPU301は、後で図32を用いて詳述するART中RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART中ボーナス状態用上乗せ抽選テーブル(図16(B)参照)に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS109−17の処理が終了すると、スタート時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図24に基づいて、図23のステップS109−2の処理により行われる通常状態用処理についての説明を行う。なお、図24は通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−2−1において、メインCPU301は、当選役が「ボーナス」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「ボーナス」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「ボーナス」であると判定された場合には(ステップS109−2−1=Yes)、ステップS109−2−2に処理を移行し、当選役が「ボーナス」ではないと判定された場合には(ステップS109−2−1=No)、ステップS109−2−3に処理を移行する。
ステップS109−2−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ボーナス準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ボーナス準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS109−2−2の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−2−3において、メインCPU301は、ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−2−3の処理が終了すると、ステップS109−2−4に処理を移行する。
ステップS109−2−4において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−2−3のART準備状態移行抽選処理による抽選の結果、「ART準備状態」に移行することが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行することが決定した場合に当選したと判定する処理を行い、「ART準備状態」に移行することが決定されなかった場合に当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−2−4=Yes)、ステップS109−2−5に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−2−4=No)、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−2−5において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS109−2−5の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図25に基づいて、図23のステップS109−4の処理により行われるボーナス準備状態用処理についての説明を行う。なお、図25はボーナス準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−4−1において、メインCPU301は、ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−4−1の処理が終了すると、ステップS109−4−2に処理を移行する。
ステップS109−4−2において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−4−1のART準備状態移行抽選処理による抽選の結果、「ART準備状態」に移行することが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行することが決定した場合に当選したと判定する処理を行い、「ART準備状態」に移行することが決定されなかった場合に当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−4−2=Yes)、ステップS109−4−3に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−4−2=No)、ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−4−3において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS109−4−3の処理が終了すると、ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図26に基づいて、図23のステップS109−6の処理により行われるBB状態用処理についての説明を行う。なお、図26はBB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−6−1において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域に格納されている値に基づいて、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS109−6−1=Yes)、BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。一方、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS109−6−1=No)、ステップS109−6−2に処理を移行する。
ステップS109−6−2において、メインCPU301は、BB中ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているBB状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(B)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−6−2の処理が終了すると、ステップS109−6−3に処理を移行する。
ステップS109−6−3において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−6−2のBB中ART準備状態移行抽選処理による抽選の結果、「ART準備状態」に移行することが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行することが決定した場合に当選したと判定する処理を行い、「ART準備状態」に移行することが決定されなかった場合に当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−6−3=Yes)、ステップS109−6−4に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−6−3=No)、BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−6−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS109−6−4の処理が終了すると、BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図27に基づいて、図23のステップS109−8の処理により行われるRB状態用処理についての説明を行う。なお、図27はRB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−8−1において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域に格納されている値に基づいて、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS109−8−1=Yes)、RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。一方、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS109−8−1=No)、ステップS109−8−2に処理を移行する。
ステップS109−8−2において、メインCPU301は、RB中ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているRB状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図15(C)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−8−2の処理が終了すると、ステップS109−8−3に処理を移行する。
ステップS109−8−3において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−8−2のRB中ART準備状態移行抽選処理による抽選の結果、「ART準備状態」に移行することが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行することが決定した場合に当選したと判定する処理を行い、「ART準備状態」に移行することが決定されなかった場合に当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−8−3=Yes)、ステップS109−8−4に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−8−3=No)、RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−8−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS109−8−4の処理が終了すると、RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図28に基づいて、図23のステップS109−10の処理により行われるART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図28はART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−10−1において、メインCPU301は、当選役が「ボーナス」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「ボーナス」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「ボーナス」であると判定された場合には(ステップS109−10−1=Yes)、ステップS109−10−2に処理を移行し、当選役が「ボーナス」ではないと判定された場合には(ステップS109−10−1=No)、ステップS109−10−3に処理を移行する。
ステップS109−10−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中ボーナス準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中ボーナス準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS109−10−2の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−10−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図16(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−10−3の処理が終了すると、ステップS109−10−4に処理を移行する。
ステップS109−10−4において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−10−3のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定された場合には、当選したと判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されなかった場合には、当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−10−4=Yes)、ステップS109−10−5に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−10−4=No)、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−10−5において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS109−10−3のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定された値を加算する処理を行う。そして、ステップS109−10−5の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図29に基づいて、図23のステップS109−12の処理により行われるART状態用処理についての説明を行う。なお、図29はART状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−12−1において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS109−12−1の処理が終了すると、ステップS109−12−2に処理を移行する。
ステップS109−12−2において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図16(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−12−2の処理が終了すると、ステップS109−12−3に処理を移行する。
ステップS109−12−3において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−12−2のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定された場合には、当選したと判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されなかった場合には、当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−12−3=Yes)、ステップS109−12−4に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−12−3=No)、ステップS109−12−5に処理を移行する。
ステップS109−12−4において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS109−12−2のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定された値を加算する処理を行う。そして、ステップS109−12−4の処理が終了すると、ステップS109−12−5に処理を移行する。
ステップS109−12−5において、メインCPU301は、当選役が「ボーナス」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「ボーナス」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「ボーナス」であると判定された場合には(ステップS109−12−5=Yes)、ステップS109−12−6に処理を移行し、当選役が「ボーナス」ではないと判定された場合には(ステップS109−12−5=No)、ステップS109−12−7に処理を移行する。
ステップS109−12−6において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中ボーナス準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中ボーナス準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS109−12−6の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−12−7において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−12−1の処理により、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS109−12−7=Yes)、ステップS109−12−8に処理を移行し、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS109−12−7=No)、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−12−8において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「通常状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS109−12−8の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図30に基づいて、図23のステップS109−14の処理により行われるART中ボーナス準備状態用処理についての説明を行う。なお、図30はART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−14−1において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ抽選テーブル(図16(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−14−1の処理が終了すると、ステップS109−14−2に処理を移行する。
ステップS109−14−2において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−14−1のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定された場合には、当選したと判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されなかった場合には、当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−14−2=Yes)、ステップS109−14−3に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−14−2=No)、ART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−14−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS109−14−1のART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定された値を加算する処理を行う。そして、ステップS109−14−3の処理が終了すると、ART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図31に基づいて、図23のステップS109−16の処理により行われるART中BB状態用処理についての説明を行う。なお、図31はART中BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−16−1において、メインCPU301は、ボーナス中ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART中ボーナス状態用上乗せ抽選テーブル(図16(B)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−16−1の処理が終了すると、ステップS109−16−2に処理を移行する。
ステップS109−16−2において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−16−1のボーナス中ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定された場合には、当選したと判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されなかった場合には、当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−16−2=Yes)、ステップS109−16−3に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−16−2=No)、ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−16−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS109−16−1のボーナス中ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定された値を加算する処理を行う。そして、ステップS109−16−3の処理が終了すると、ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図32に基づいて、図23のステップS109−17の処理により行われるART中RB状態用処理についての説明を行う。なお、図32はART中RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−17−1において、メインCPU301は、ボーナス中ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART中ボーナス状態用上乗せ抽選テーブル(図16(B)参照)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理を行う。そして、ステップS109−17−1の処理が終了すると、ステップS109−17−2に処理を移行する。
ステップS109−17−2において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS109−17−1のボーナス中ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理を行った結果、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されたか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定された場合には、当選したと判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタを上乗せすることが決定されなかった場合には、当選していないと判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS109−17−2=Yes)、ステップS109−17−3に処理を移行し、当選していないと判定された場合には(ステップS109−17−2=No)、ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
ステップS109−17−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタ加算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタに格納されている値に、ステップS109−17−1のボーナス中ART状態用ゲーム数上乗せ抽選処理により決定された値を加算する処理を行う。そして、ステップS109−17−3の処理が終了すると、ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図33に基づいて、図21のステップS110の処理により行われる情報設定処理についての説明を行う。なお、図33は情報設定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS110−1において、メインCPU301は、当選役が「RT1中リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「RT1中リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「RT1中リプレイ」の何れかであると判定された場合には(ステップS110−1=Yes)、ステップS110−2に処理を移行し、当選役が「RT1中リプレイ」の何れでもないと判定された場合には(ステップS110−1=No)、ステップS110−3に処理を移行する。
ステップS110−2において、メインCPU301は、条件装置コマンドとして「RT1中リプレイ」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。すなわち、メイン制御基板300で管理される状態(例えば、「通常状態」、「ART状態」)に関わらず、当選番号の値が「02」〜「05」の「RT1中リプレイ」は、条件装置コマンドとして、「RT1中リプレイ」として送信されることとなる。そして、ステップS110−2の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−3において、メインCPU301は、当選役が「RT2中リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「RT2中リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「RT2中リプレイ」の何れかであると判定された場合には(ステップS110−3=Yes)、ステップS110−4に処理を移行し、当選役が「RT2中リプレイ」の何れでもないと判定された場合には(ステップS110−3=No)、ステップS110−5に処理を移行する。
ステップS110−4において、メインCPU301は、条件装置コマンドとして「RT2中リプレイ」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。すなわち、メイン制御基板300で管理される状態(例えば、「通常状態」、「ART状態」)に関わらず、当選番号の値が「06」〜「08」の「RT2中リプレイ」は、条件装置コマンドとして、「RT2中リプレイ」として送信されることとなる。そして、ステップS110−4の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−5において、メインCPU301は、当選役が「RT3中リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「RT3中リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「RT3中リプレイ」の何れかであると判定された場合には(ステップS110−5=Yes)、ステップS110−6に処理を移行し、当選役が「RT3中リプレイ」の何れでもないと判定された場合には(ステップS110−5=No)、ステップS110−7に処理を移行する。
ステップS110−6において、メインCPU301は、条件装置コマンドとして「RT3中リプレイ」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。すなわち、メイン制御基板300で管理される状態(例えば、「通常状態」、「ART状態」)に関わらず、当選番号の値が「09」〜「11」の「RT3中リプレイ」は、条件装置コマンドとして、「RT3中リプレイ」として送信されることとなる。そして、ステップS110−6の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−7において、メインCPU301は、当選役が「押し順ベル」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「押し順ベル」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「押し順ベル」の何れかであると判定された場合には(ステップS110−7=Yes)、ステップS110−8に処理を移行し、当選役が「押し順ベル」の何れでもないと判定された場合には(ステップS110−7=No)、ステップS110−9に処理を移行する。
ステップS110−8において、メインCPU301は、条件装置コマンドとして「押し順ベル」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。すなわち、メイン制御基板300で管理される状態(例えば、「通常状態」、「ART中ボーナス準備状態」、「ART状態」)に関わらず、当選番号の値が「12」〜「16」の「押し順ベル」は、条件装置コマンドとして、「押し順ベル」として送信されることとなる。そして、ステップS110−8の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−9において、メインCPU301は、対応する条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。つまり、「押し順リプレイ」や、「押し順ベル」以外の当選番号に対応する条件装置コマンドが、本処理においてセットされることとなる。例えば、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値が「通常リプレイ」に対応する値である場合には、条件装置コマンドとして、「通常リプレイ」がセットされる。そして、ステップS110−9の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−10において、メインCPU301は、指示情報決定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値とに基づいて、指示情報を決定する処理を行う。例えば、図17で示されるように、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値が「押し順ベルA」に対応する値で、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が「通常状態」を示す値である場合には、指示情報として「指示なし」を決定する。一方、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値が「押し順ベルA」に対応する値で、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が「ART状態」を示す値である場合には、指示情報として「123」を決定する。そして、ステップS110−10の処理が終了すると、ステップS110−11に処理を移行する。
ステップS110−11において、メインCPU301は、指示情報コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS110−10の処理において決定した指示情報に基づいて、指示情報コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該指示情報コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。例えば、ステップS110−10の処理において、指示情報として「123」を決定している場合には、指示情報「123」を示す指示情報コマンドがセットされ、サブ制御基板400においては、当該指示情報コマンドを受信することで、例えば、演出制御基板500を介して、液晶表示装置31を用いて、左停止ボタン11を最初に操作し、中停止ボタン12を次に操作し、右停止ボタン13を最後に操作することを報知する画像を表示させることとなる。そして、ステップS110−11の処理が終了すると、ステップS110−12に処理を移行する。
ステップS110−12において、メインCPU301は、指示演出決定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、状態が「通常状態」であるか、または、「ART中ボーナス準備状態」であるか、「ART状態」であるかを判断し、状態に応じて指示演出を決定する処理を行う。例えば、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が「通常状態」を示す値である場合には、ステップS110−2、または、ステップS110−4、または、ステップS110−6、または、ステップS110−8、または、ステップS110−9においてセットした条件装置コマンドに基づいて、メインROM302に設けられている指示演出決定テーブル(図18(A)参照)を参照して、指示演出を決定する。一方、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が「ART中ボーナス準備状態」、または「ART状態」を示す値である場合には、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、メインROM302に設けられている指示演出決定テーブル(図18(B)参照)を参照して、指示演出を決定する。
ステップS110−13において、メインCPU301は、指示演出コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS110−12の処理において決定した指示演出に基づいて、指示演出コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該指示演出コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。例えば、ステップS110−12の処理において、指示演出として「演出M」を決定している場合には、指示演出「演出M」を示す指示演出コマンドがセットされ、サブ制御基板400においては、当該指示演出コマンドを受信することで、例えば、演出制御基板500を介して、液晶表示装置31を用いて、「演出M」に基づいた画像を表示させることとなる。なお、サブ制御基板400において、受信した指示演出コマンドに基づいて、さらに細分化した演出を決定した上で、演出を実行するように構成してもよい。そして、ステップS110−13の処理が終了すると、情報設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS111に処理を移行する。
次に、図34に基づいて、図21のステップS117の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図34は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS117−1において、メインCPU301は、ボーナス作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ、RB作動中フラグのうち、少なくとも何れか一方がONであるか否かを判定する。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ、RB作動中フラグのうち、少なくとも何れか一方がONである場合に、ボーナス作動中フラグがONであると判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ、及びRB作動中フラグがOFFである場合に、ボーナス作動中フラグがONではないと判定する処理を行う。そして、ボーナス作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS117−1=Yes)、ステップS117−2に処理を移行し、ボーナス作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS117−1=No)、ステップS117−3に処理を移行する。
ステップS117−2において、メインCPU301は、後で図35を用いて詳述するボーナス作動中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値を減算する処理等を行う。そして、ステップS117−2の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−3において、メインCPU301は、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−3=Yes)、ステップS117−4に処理を移行し、「第1RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−3=No)、ステップS117−5に処理を移行する。
ステップS117−4において、メインCPU301は、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「第1RT遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−4の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−5において、メインCPU301は、「第2RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「第2RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「第2RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−5=Yes)、ステップS117−6に処理を移行し、「第2RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−5=No)、ステップS117−7に処理を移行する。
ステップS117−6において、メインCPU301は、遊技状態を「第2RT遊技状態」に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「第2RT遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−6の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−7において、メインCPU301は、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−7=Yes)、ステップS117−8に処理を移行し、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−7=No)、ステップS117−9に処理を移行する。
ステップS117−8において、メインCPU301は、遊技状態を「第3RT遊技状態」に移行する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「第3RT遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−8の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−9において、メインCPU301は、ボーナスに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナスに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS117−9=Yes)、ステップS117−10に処理を移行し、ボーナスに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS117−9=No)、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−10において、メインCPU301は、ボーナス作動中フラグ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグをONにする処理を行い、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS117−10の処理が終了すると、ステップS117−11に処理を移行する。
ステップS117−11において、メインCPU301は、ボーナス作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値に所定の値をセットする処理と、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値をクリアする処理と、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値をセットする処理と、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値をセットする処理と、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「RB遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。一方、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合には、メインRAM303に設けられているキャリーフラグ格納領域の値をクリアする処理と、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値をセットする処理と、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値をセットする処理と、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「RB遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−11の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
次に、図35に基づいて、図34のステップS117−2の処理により行われるボーナス作動中処理についての説明を行う。なお、図35はボーナス作動中処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS117−2−1において、メインCPU301は、BB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、BB作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS117−2−1=Yes)、ステップS117−2−2に処理を移行し、BB作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS117−2−1=No)、ステップS117−2−11に処理を移行する。
ステップS117−2−2において、メインCPU301は、払出枚数カウンタ更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、ステップS115の表示判定処理により算定されたメダルの払出枚数を減算する処理を行う。そして、ステップS117−2−2の処理が終了すると、ステップS117−2−3に処理を移行する。
ステップS117−2−3において、メインCPU301は、払出枚数カウンタの値が「0」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−2−2の払出枚数カウンタ更新処理により、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値から、ステップS115の表示判定処理により算定されたメダルの払出枚数を減算した結果、払出枚数カウンタの値が負の値となったか否かを判定する処理を行う。そして、払出枚数カウンタの値が「0」未満であると判定された場合には(ステップS117−2−3=Yes)、ステップS117−2−4に処理を移行し、払出枚数カウンタの値が「0」未満ではないと判定された場合には(ステップS117−2−3=No)、ステップS117−2−5に処理を移行する。
ステップS117−2−4において、メインCPU301は、BB終了時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている払出枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の値をクリアする処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「第1RT遊技状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS117−2−4の処理が終了すると、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2−5において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−2−5の処理が終了すると、ステップS117−2−6に処理を移行する。
ステップS117−2−6において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−2−5の処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−2−6=Yes)、ステップS117−2−10に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−2−6=No)、ステップS117−2−7に処理を移行する。
ステップS117−2−7において、メインCPU301は、入賞したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞したと判定された場合には(ステップS117−2−7=Yes)、ステップS117−2−8に処理を移行し、入賞していないと判定された場合には(ステップS117−2−7=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2−8において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−2−8の処理が終了すると、ステップS117−2−9に処理を移行する。
ステップS117−2−9において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−2−8の処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−2−9=Yes)、ステップS117−2−10に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−2−9=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2−10において、メインCPU301は、BB中RB作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタに所定の値をセットする処理を行うとともに、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタに所定の値をセットする処理を行う。そして、ステップS117−2−10の処理が終了すると、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2−11において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−2−11の処理が終了すると、ステップS117−2−12に処理を移行する。
ステップS117−2−12において、メインCPU301は、遊技可能回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−2−11の処理により、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている遊技可能回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、遊技可能回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−2−12=Yes)、ステップS117−2−16に処理を移行し、遊技可能回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−2−12=No)、ステップS117−2−13に処理を移行する。
ステップS117−2−13において、メインCPU301は、入賞したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞したと判定された場合には(ステップS117−2−13=Yes)、ステップS117−2−14に処理を移行し、入賞していないと判定された場合には(ステップS117−2−13=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2−14において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS117−2−14の処理が終了すると、ステップS117−2−15に処理を移行する。
ステップS117−2−15において、メインCPU301は、入賞回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−2−14の処理により、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている入賞回数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞回数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS117−2−15=Yes)、ステップS117−2−16に処理を移行し、入賞回数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS117−2−15=No)、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2−16において、メインCPU301は、RB終了時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に「第1RT遊技状態」に係る情報をセットする処理等を行う。そして、ステップS117−2−16の処理が終了すると、ボーナス作動中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
次に、図36に基づいて、図21のステップS118の処理により行われる表示時状態別処理についての説明を行う。なお、図36は表示時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−1において、メインCPU301は、「ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ボーナス準備状態」であると判定された場合には(ステップS118−1=Yes)、ステップS118−2に処理を移行し、「ボーナス準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−1=No)、ステップS118−3に処理を移行する。
ステップS118−2において、メインCPU301は、後で図37を用いて詳述する表示時ボーナス準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「BB状態」に移行する処理や、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「RB状態」に移行する処理を行う。そして、ステップS118−2の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−3において、メインCPU301は、「BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB状態」であると判定された場合には(ステップS118−3=Yes)、ステップS118−4に処理を移行し、「BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−3=No)、ステップS118−5に処理を移行する。
ステップS118−4において、メインCPU301は、後で図38を用いて詳述する表示時BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB終了時において、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグがONである場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理や、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグがOFFである場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「通常状態」にする処理を行う。そして、ステップS118−4の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−5において、メインCPU301は、「RB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「RB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「RB状態」であると判定された場合には(ステップS118−5=Yes)、ステップS118−6に処理を移行し、「RB状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−5=No)、ステップS118−7に処理を移行する。
ステップS118−6において、メインCPU301は、後で図39を用いて詳述する表示時RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB終了時において、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグがONである場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理や、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグがOFFである場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「通常状態」にする処理を行う。そして、ステップS118−6の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−7において、メインCPU301は、「ART準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」であると判定された場合には(ステップS118−7=Yes)、ステップS118−8に処理を移行し、「ART準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−7=No)、ステップS118−9に処理を移行する。
ステップS118−8において、メインCPU301は、後で図40を用いて詳述する表示時ART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ART状態」に移行する処理を行う。そして、ステップS118−8の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−9において、メインCPU301は、「ART中ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART中ボーナス準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中ボーナス準備状態」であると判定された場合には(ステップS118−9=Yes)、ステップS118−10に処理を移行し、「ART中ボーナス準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−9=No)、ステップS118−11に処理を移行する。
ステップS118−10において、メインCPU301は、後で図41を用いて詳述する表示時ART中ボーナス準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中BB状態」に移行する処理や、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中RB状態」に移行する処理を行う。そして、ステップS118−10の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−11において、メインCPU301は、「ART中BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART中BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中BB状態」であると判定された場合には(ステップS118−11=Yes)、ステップS118−12に処理を移行し、「ART中BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−11=No)、ステップS118−13に処理を移行する。
ステップS118−12において、メインCPU301は、後で図42を用いて詳述する表示時ART中BB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB終了時において、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。そして、ステップS118−12の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−13において、メインCPU301は、「ART中RB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、「ART中RB状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中RB状態」であると判定された場合には(ステップS118−13=Yes)、ステップS118−14に処理を移行し、「ART中RB状態」ではないと判定された場合には(ステップS118−13=No)、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−14において、メインCPU301は、後で図43を用いて詳述する表示時ART中RB状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB終了時において、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。そして、ステップS118−14の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図37に基づいて、図36のステップS118−2の処理により行われる表示時ボーナス準備状態用処理についての説明を行う。なお、図37は表示時ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−2−1において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−2−1=Yes)、ステップS118−2−2に処理を移行し、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−2−1=No)、ステップS118−2−3に処理を移行する。
ステップS118−2−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「BB状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「BB状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−2−2の処理が終了すると、表示時ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−2−3において、メインCPU301は、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−2−3=Yes)、ステップS118−2−4に処理を移行し、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−2−3=No)、表示時ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−2−4において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「RB状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「RB状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−2−4の処理が終了すると、表示時ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図38に基づいて、図36のステップS118−4の処理により行われる表示時BB状態用処理についての説明を行う。なお、図38は表示時BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−4−1において、メインCPU301は、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の値に基づいて、BBが終了したか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグの値がOFFである場合にBB終了時であると判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグの値がONである場合にBB終了時ではないと判定する処理を行う。そして、BB終了時であると判定された場合には(ステップS118−4−1=Yes)、ステップS118−4−2に処理を移行し、BB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−4−1=No)、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−4−2において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域に格納されている値に基づいて、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS118−4−2=Yes)、ステップS118−4−3に処理を移行し、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS118−4−2=No)、ステップS118−4−5に処理を移行する。
ステップS118−4−3において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−4−3の処理が終了すると、ステップS118−4−4に処理を移行する。
ステップS118−4−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS118−4−4の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−4−5において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「通常状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−4−5の処理が終了すると、表示時BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図39に基づいて、図36のステップS118−6の処理により行われる表示時RB状態用処理についての説明を行う。なお、図39は表示時RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−6−1において、メインCPU301は、RB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の値に基づいて、RBが終了したか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグの値がOFFである場合にRB終了時であると判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグの値がONである場合にRB終了時ではないと判定する処理を行う。そして、RB終了時であると判定された場合には(ステップS118−6−1=Yes)、ステップS118−6−2に処理を移行し、RB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−6−1=No)、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−6−2において、メインCPU301は、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域に格納されている値に基づいて、ART当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS118−6−2=Yes)、ステップS118−6−3に処理を移行し、ART当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS118−6−2=No)、ステップS118−6−5に処理を移行する。
ステップS118−6−3において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−6−3の処理が終了すると、ステップS118−6−4に処理を移行する。
ステップS118−6−4において、メインCPU301は、ART当選フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART当選フラグ格納領域のART当選フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS118−6−4の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−6−5において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「通常状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−6−5の処理が終了すると、表示時RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図40に基づいて、図36のステップS118−8の処理により行われる表示時ART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図40は表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−8−1において、メインCPU301は、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−8−1=Yes)、ステップS118−8−2に処理を移行し、「第3RT遊技状態移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−8−1=No)、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−8−2において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値に基づいて、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS118−8−2=Yes)、ステップS118−8−3に処理を移行し、ART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS118−8−2=No)、ステップS118−8−4に処理を移行する。
ステップS118−8−3において、メインCPU301は、ART状態用ゲーム数カウンタの値に「50」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値に「50」をセットする処理を行う。そして、ステップS118−8−3の処理が終了すると、ステップS118−8−4に処理を移行する。
ステップS118−8−4において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−8−4の処理が終了すると、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図41に基づいて、図36のステップS118−10の処理により行われる表示時ART中ボーナス準備状態用処理についての説明を行う。なお、図41は表示時ART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−10−1において、メインCPU301は、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−10−1=Yes)、ステップS118−10−2に処理を移行し、BBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−10−1=No)、ステップS118−10−3に処理を移行する。
ステップS118−10−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中BB状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中BB状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−10−2の処理が終了すると、表示時ART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−10−3において、メインCPU301は、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたと判定された場合には(ステップS118−10−3=Yes)、ステップS118−10−4に処理を移行し、RBに係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されていないと判定された場合には(ステップS118−10−3=No)、表示時ART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−10−4において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART中RB状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中RB状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−10−4の処理が終了すると、表示時ART中ボーナス準備状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図42に基づいて、図36のステップS118−12の処理により行われる表示時ART中BB状態用処理についての説明を行う。なお、図42は表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−12−1において、メインCPU301は、BB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の値に基づいて、BBが終了したか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグの値がOFFである場合にBB終了時であると判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグの値がONである場合にBB終了時ではないと判定する処理を行う。そして、BB終了時であると判定された場合には(ステップS118−12−1=Yes)、ステップS118−12−2に処理を移行し、BB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−12−1=No)、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−12−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−12−2の処理が終了すると、表示時ART中BB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図43に基づいて、図36のステップS118−14の処理により行われる表示時ART中RB状態用処理についての説明を行う。なお、図43は表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS118−14−1において、メインCPU301は、RB終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の値に基づいて、RBが終了したか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグの値がOFFである場合にRB終了時であると判定する処理を行い、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグの値がONである場合にRB終了時ではないと判定する処理を行う。そして、RB終了時であると判定された場合には(ステップS118−14−1=Yes)、ステップS118−14−2に処理を移行し、RB終了時ではないと判定された場合には(ステップS118−14−1=No)、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS118−14−2において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態を「ART準備状態」にする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」に係る情報をセットする処理を行う。そして、ステップS118−14−2の処理が終了すると、表示時ART中RB状態用処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図44に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
ステップS202において、メインCPU301は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200から各種信号を受信する処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
ステップS203において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
ステップS204において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール番号の初期値として右リール20に対応する「3」をセットし、リール番号「3」に対応する右ステッピングモータ153を駆動することにより、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「2」に対応する中ステッピングモータ152を駆動することにより、中リール19の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「1」に対応する左ステッピングモータ151を駆動することにより、左リール18の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
ステップS205において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板30の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
ステップS206において、メインCPU301は、後で図45を用いて詳述するLED表示処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16、第1BETランプ26、第2BETランプ27、第3BETランプ28の表示データを作成する処理を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
ステップS207において、メインCPU301は、制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットされているコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
ステップS208において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して、各種信号を送信する処理を行う。そして、ステップS208の処理が終了すると、ステップS209に処理を移行する。
ステップS209において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
次に、図45に基づいて、図44のステップS206の処理により行われるLED表示処理についての説明を行う。なお、図45はLED表示処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS206−1において、メインCPU301は、BETランプデータ作成時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1BETランプ26、第2BETランプ27、第3BETランプ28を点灯または消灯するためのBETランプデータを作成するタイミングであるか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、セレクターセンサ14sがメダル投入口6にメダルが投入されたことを検出した場合や、BETスイッチ7swがBETボタン7の操作を検出した場合、MAXBETスイッチ8swがMAXBETボタン8の操作を検出した場合、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、第1BETランプ26、第2BETランプ27、第3BETランプ28のLEDを点灯または消灯するためのBETランプデータを作成するタイミングであると判定する処理を行う。そして、BETランプデータ作成時であると判定された場合には(ステップS206−1=Yes)、ステップS206−2に処理を移行し、BETランプデータ作成時ではないと判定された場合には(ステップS206−1=No)、ステップS206−3に処理を移行する。
ステップS206−2において、メインCPU301は、BETランプ用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、第1BETランプ26、第2BETランプ27、第3BETランプ28を点灯または消灯するためのBETランプデータを作成する処理を行う。そして、ステップS206−2の処理が終了すると、LED表示処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS207に処理を移行する。
ステップS206−3において、メインCPU301は、貯留枚数表示器データ作成時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、貯留枚数表示器15を点灯または消灯するための貯留枚数表示器データを作成するタイミングであるか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、セレクターセンサ14sがメダル投入口6にメダルが投入されたことを検出し、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を加算する場合や、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示され、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を加算する場合、BETスイッチ7swがBETボタン7の操作を検出し、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を減算する場合、MAXBETスイッチ8swがMAXBETボタン8の操作を検出し、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を減算する場合に、貯留枚数表示器データ作成時であると判定する処理を行う。そして、貯留枚数表示器データ作成時であると判定された場合には(ステップS206−3=Yes)、ステップS206−4に処理を移行し、貯留枚数表示器データ作成時ではないと判定された場合には(ステップS206−3=No)、ステップS206−5に処理を移行する。
ステップS206−4において、メインCPU301は、貯留枚数表示器用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、貯留枚数表示器15のLEDを点灯または消灯するための貯留枚数表示器データを作成する処理を行う。そして、ステップS206−4の処理が終了すると、LED表示処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS207に処理を移行する。
ステップS206−5において、メインCPU301は、払出枚数表示器データ作成時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出枚数表示器16を点灯または消灯するための払出枚数表示器データを作成するタイミングであるか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施形態において、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合や、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を報知するタイミングである場合に、払出枚数表示器データ作成時であると判定する処理を行う。そして、払出枚数表示器データ作成時であると判定された場合には(ステップS206−5=Yes)、ステップS206−6に処理を移行し、払出枚数表示器データ作成時ではないと判定された場合には(ステップS206−5=No)、ステップS206−8に処理を移行する。
ステップS206−6において、メインCPU301は、後で図46を用いて詳述する指示情報表示用LEDデータ作成処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16のLEDを点灯または消灯するための払出枚数表示器データを作成する処理を行う。そして、ステップS206−6の処理が終了すると、ステップS206−7に処理を移行する。
ステップS206−7において、メインCPU301は、払出枚数表示用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、払出枚数表示器16に払出枚数を表示するための払出枚数表示用LEDデータを作成する処理を行う。そして、ステップS206−7の処理が終了すると、LED表示処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS207に処理を移行する。
ステップS206−8において、メインCPU301は、各種LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に点灯する再遊技表示ランプ(図示せず)を点灯させるための再遊技表示用LEDデータ作成処理や、スタートレバー10の操作が有効である場合に点灯するスタートランプ(図示せず)を点灯させるためのスタートランプLEDデータ作成処理を行う。そして、ステップS206−8の処理が終了すると、LED表示処理のサブルーチンを終了し、割込処理のステップS207に処理を移行する。
次に、図46に基づいて、図45のステップS206−6の処理により行われる指示情報表示用LEDデータ作成処理についての説明を行う。なお、図46は指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS206−6−1において、メインCPU301は、「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、メイン制御基板300により管理されている状態が「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常状態」であると判定された場合には(ステップS206−6−1=Yes)、指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。一方、「通常状態」ではないと判定された場合には(ステップS206−6−1=No)、ステップS206−6−2に処理を移行する。
ステップS206−6−2において、メインCPU301は、当選役が「押し順ベル」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「押し順ベル」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「押し順ベル」であると判定された場合には(ステップS206−6−2=Yes)、ステップS206−6−3に処理を移行し、当選役が「押し順ベル」ではないと判定された場合には(ステップS206−6−2=No)、ステップS206−6−4に処理を移行する。
ステップS206−6−3において、メインCPU301は、押し順ベル時用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役として「押し順ベル」が決定された場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を報知するための押し順ベル時用LEDデータを作成する処理を行う。そして、ステップS206−6−3の処理が終了すると、指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。
ステップS206−6−4において、メインCPU301は、「第4RT遊技状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に格納されている値に基づいて、「第4RT遊技状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「第4RT遊技状態」であると判定された場合には(ステップS206−6−4=Yes)、指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。一方、「第4RT遊技状態」ではないと判定された場合には(ステップS206−6−4=No)、ステップS206−6−5に処理を移行する。
ステップS206−6−5において、メインCPU301は、当選役が「押し順リプレイ」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「押し順リプレイ」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「押し順リプレイ」であると判定された場合には(ステップS206−6−5=Yes)、ステップS206−6−6に処理を移行し、当選役が「押し順リプレイ」ではないと判定された場合には(ステップS206−6−5=No)、指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。
ステップS206−6−6において、メインCPU301は、押し順リプレイ時用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役として「押し順リプレイ」が決定された場合において、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を報知するための押し順リプレイ時用LEDデータを作成する処理を行う。そして、ステップS206−6−6の処理が終了すると、指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。
次に、図47に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。
ステップS301において、サブCPU401は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403のエラーをチェックする処理等を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
ステップS302において、サブCPU401は、後で図48を用いて詳述するメイン制御基板通信処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドを解析する処理等を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
ステップS303において、サブCPU401は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−3のサウンドデータ決定処理により決定されたサウンドデータに基づいて、スピーカ33から音声を出力する処理を行う。例えば、メイン制御基板300により管理される状態が「ART状態」である場合において、メイン制御基板300により「共通ベル」、「スイカ」、「チェリー」の何れかが当選役として決定され、決定された当選役に係る条件装置コマンド、及び条件装置コマンドに基づいて決定された指示演出コマンドをサブ制御基板400が受信した場合には、メイン制御基板300により管理される払出枚数表示器16において、「共通ベル」、「スイカ」、「チェリー」に対応する指示情報の表示は行わずに、サブ制御基板400が演出制御基板500を介して制御するスピーカ33を用いた演出が行われることとなる。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
ステップS304において、サブCPU401は、LED制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−2のLEDデータ決定処理により決定されたLEDデータに基づいて、LED32の制御を行う。例えば、メイン制御基板300により管理される状態が「ART状態」である場合において、「共通ベル」、「スイカ」、「チェリー」の何れかが当選役として決定され、決定された当選役に係る条件装置コマンド、及び条件装置コマンドに基づいて決定された指示演出コマンドをサブ制御基板400が受信した場合には、メイン制御基板300において管理する払出枚数表示器16において、「共通ベル」、「スイカ」、「チェリー」に対応する指示情報の表示は行わずに、サブ制御基板400が演出制御基板500を介して制御するLED32を用いた演出が行われることとなる。そして、ステップS304の処理が終了すると、ステップS305に処理を移行する。
ステップS305において、サブCPU401は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−4の画像データ決定処理により決定された画像データに基づいて、液晶表示装置31の制御を行う。例えば、メイン制御基板300により管理される状態が「ART状態」である場合において、「共通ベル」、「スイカ」、「チェリー」の何れかが当選役として決定され、決定された当選役に係る条件装置コマンド、及び条件装置コマンドに基づいて決定された指示演出コマンドをサブ制御基板400が受信した場合には、メイン制御基板300において管理する払出枚数表示器16において、「共通ベル」、「スイカ」、「チェリー」に対応する指示情報の表示は行わずに、サブ制御基板400が演出制御基板500を介して制御する液晶表示装置31を用いた演出が行われることとなる。そして、ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に処理を移行する。
ステップS306において、サブCPU401は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、演出ボタンセンサ21sが演出ボタン21の操作を検出した場合や、十字キーセンサ22sが十字キー22の操作を検出した場合に所定の処理を実行する処理を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
次に、図48に基づいて、図47のステップS302の処理により行われるメイン制御基板通信処理についての説明を行う。なお、図48はメイン制御基板通信処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−1において、サブCPU401は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが前回受信したコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−2において、サブCPU401は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM403の所定の格納領域に格納する処理を行う。例えば、条件装置コマンドを受信した場合は、条件装置コマンドに基づく遊技情報を作成し、指示情報コマンドを受信した場合は、指示情報コマンドに基づく遊技情報を作成し、指示演出コマンドを受信した場合は、指示演出コマンドに基づく遊技情報を作成する。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
ステップS302−3において、サブCPU401は、後で図49を用いて詳述するコマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、ステップS302−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図49に基づいて、図48のステップS302−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図49はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−1において、サブCPU401は、サブ演出決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300により受信したコマンドに基づいて、メイン制御基板300により管理される状態を特定し、サブROM402に設けられている演出決定テーブル(図19参照)を選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブルに基づいて、液晶表示装置31等により実行される演出を決定する処理を行う。なお、メイン制御基板300より指示演出コマンドを受信した場合には、指示演出コマンドに基づいた演出を実行する。なお、メイン制御基板300より指示演出コマンドを受信した場合には、当該処理において、さらに細分化した演出を決定した上で、指示演出コマンドに基づいた演出を実行するようにしてもよい。例えば、「演出M」(一例として、「カットイン演出」)を示す「指示演出コマンド」を受信した場合には、サブCPU401は、「弱カットイン演出」とするか、「強カットイン演出」とするかを決定し、決定した「弱カットイン演出」または「強カットイン演出」を実行するようにしてもよい。そして、ステップS302−3−1の処理が終了すると、ステップS302−3−2に処理を移行する。
ステップS302−3−2において、サブCPU401は、LEDデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS302−3−1のサブ演出決定処理により決定された演出に対応するLEDデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−2の処理が終了すると、ステップS302−3−3に処理を移行する。
ステップS302−3−3において、サブCPU401は、サウンドデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS302−3−1のサブ演出決定処理により決定された演出に対応するサウンドデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−3の処理が終了すると、ステップS302−3−4に処理を移行する。
ステップS302−3−4において、サブCPU401は、画像データ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、ステップS302−3−1のサブ演出決定処理により決定された演出に対応する画像データを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、本実施形態における指示情報コマンドの送信開始タイミングと指示情報の表示開始タイミングについての説明を行う。
指示情報コマンドの送信開始タイミングは、上述した一遊技の流れの中で説明した、(a)「スタートレバーが操作」されてから、(c)「停止ボタンの受付が許可」されるまでの間の任意のタイミングにおいて設定され、設定されたタイミングにおいて、例えば、メイン制御基板300からサブ制御基板400に対して、指示情報コマンドが送信されることとなる。
払出枚数表示器16に表示される指示情報の表示開始タイミングは、上述した一遊技の流れの中で説明した、(a)「スタートレバーが操作」されてから、(c)「停止ボタンの受付が許可」されるまでの間の任意のタイミングにおいて設定され、設定された表示開始タイミングにおいて、払出枚数表示器16に指示情報が表示されることとなる。なお、払出枚数表示器16において指示情報を表示開始とするタイミングは、後述の液晶表示装置31において指示情報を表示開始とするタイミングと同期してもよいし、非同期であってもよい。
液晶表示装置31に表示される指示情報の表示開始タイミングは、上述した一遊技の流れの中で説明した、(a)「スタートレバーが操作」されてから、(c)「停止ボタンの受付が許可」されるまでの間の任意のタイミングにおいて設定され、設定された表示開始タイミングにおいて、液晶表示装置31に指示情報が表示されることとなる。ただし、液晶表示装置31による指示情報の表示開始は、メイン制御基板300から送信される指示情報コマンドをサブ制御基板400が受信した後に可能となるため、指示情報コマンドが送信された後のタイミングにおいて設定されることとなる。なお、液晶表示装置31において指示情報を表示開始とするタイミングは、払出枚数表示器16において指示情報を表示開始とするタイミングと同期してもよいし、非同期であってもよい。なお、液晶表示装置31に加えて、LED32、スピーカ33を用いて指示情報の報知を行ってもよい。
次に、図50に基づいて、指示情報コマンドの送信開始タイミングと、払出枚数表示器及び液晶表示装置の表示開始タイミングを示すタイミングチャートの第1具体例について、説明を行う。なお、図50は、上述した指示情報コマンドの送信開始タイミング、払出枚数表示器16に表示される指示情報の表示開始タイミング、液晶表示装置31に表示される指示情報の表示開始タイミングを具体化したものである。また、以下の具体化した第1の具体例〜第4の具体例のタイミングチャートにおいて示される、タイミング(a)は、上述した(a)「スタートレバーが操作」と対応しており、タイミング(b)は、上述した(b)「リールが回転開始」と対応しており、タイミング(c)は、上述した(c)「停止ボタンの受付が許可」と対応しており、タイミング(d)は、(d)「第3停止時」と対応しており、タイミング(e)は、(e)「払出時」と対応している。
次に、図51に基づいて、指示情報コマンドの送信開始タイミングと、払出枚数表示器及び液晶表示装置の表示開始タイミングを示すタイミングチャートの第2具体例について、説明を行う。なお、図51は、上述した指示情報コマンドの送信開始タイミング、払出枚数表示器16に表示される指示情報の表示開始タイミング、液晶表示装置31に表示される指示情報の表示開始タイミングを具体化したものである。
次に、図52に基づいて、指示情報コマンドの送信開始タイミングと、払出枚数表示器及び液晶表示装置の表示開始タイミングを示すタイミングチャートの第3具体例について、説明を行う。なお、図52は、上述した指示情報コマンドの送信開始タイミング、払出枚数表示器16に表示される指示情報の表示開始タイミング、液晶表示装置31に表示される指示情報の表示開始タイミングを具体化したものである。
次に、図53に基づいて、指示情報コマンドの送信開始タイミングと、払出枚数表示器及び液晶表示装置の表示開始タイミングを示すタイミングチャートの第4具体例について、説明を行う。なお、図53は、上述した指示情報コマンドの送信開始タイミング、払出枚数表示器16に表示される指示情報の表示開始タイミング、液晶表示装置31に表示される指示情報の表示開始タイミングを具体化したものである。
次に、図54に基づいて、払出枚数表示器と液晶表示装置の表示態様の第1具体例について説明を行う。
次に、図55に基づいて、払出枚数表示器と液晶表示装置の表示態様の第2具体例について説明を行う。
次に、図56に基づいて、払出枚数表示器と液晶表示装置の表示態様の第3具体例について説明を行う。
次に、図57に基づいて、払出枚数表示器と液晶表示装置の表示態様の第4具体例について説明を行う。
次に、図58に基づいて、払出枚数表示器と液晶表示装置の表示態様の第5具体例について説明を行う。
次に、図59に基づいて、IDと操作順序、及び払出枚数表示器の表示態様の関係の一例について説明を行う。
次に、図60に基づいて、指示内容とID、及び払出枚数表示器の表示態様の関係の一例について説明を行う。
次に、図61に基づいて、操作順序とID、及び払出枚数表示器の表示態様の関係の一例について説明を行う。
次に、図62に基づいて、当選番号、及び払出枚数表示器の表示態様の関係について説明を行う。
次に、図63に基づいて、当選役、及び払出枚数表示器の表示態様の関係の第1具体例について説明を行う。
次に、図64に基づいて、当選役、及び払出枚数表示器の表示態様の関係の第2具体例について説明を行う。なお、図64は、図63の別例を示す図であるので、簡略化して説明を行う。
次に、図65に基づいて、当選役、及び払出枚数表示器の表示態様の関係の第3具体例について説明を行う。なお、図65は、図63の別例を示す図であるので、簡略化して説明を行う。
以下において、図66から図74に基づいて、第2実施形態について説明を行う。
次に、図66に基づいて、第2実施形態における配列データテーブルについて説明を行う。
次に、図67に基づいて、第2実施形態における図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
次に、図68に基づいて、第2実施形態における当選役と、入賞等の関係について説明を行う。
次に、図69に基づいて、第2実施形態における第1RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図70に基づいて、第2実施形態における第2RT遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
次に、図71に基づいて、第2実施形態におけるRB遊技状態用当選役決定テーブルについて説明を行う。
ここで、第2実施形態における遊技状態の移行についての説明を行う。
ここで、第2実施形態におけるメイン制御基板により管理される状態の遷移についての説明を行う。
「通常状態」は、遊技者にとって不利な状態である。ここで、第2実施形態において、「通常状態」は、内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に、「通常状態」から「ボーナス準備状態」に移行する制御が行われる。
「ボーナス準備状態」は、内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に移行される状態である。具体的には、「ボーナス準備状態」においては、内部抽選処理により決定された「ボーナス」に対応する「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができる。また、「ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ボーナス準備状態」から「BB状態」に移行する制御が行われ、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ボーナス準備状態」から「RB状態」に移行する制御が行われる。
「BB状態」は、「ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、第2実施形態において、「BB状態」は、内部抽選処理により決定された当選役に基づいて、「ART状態」に移行するか否かの抽選が行われる。また、「BB状態」において、「ART状態」に移行することが決定されなかった場合には、「BB状態」の終了後、「通常状態」に移行する制御が行われ、「ART状態」に移行することが決定された場合には、「BB状態」の終了後、「ART状態」に移行する制御が行われる。
「RB状態」は、「ボーナス準備状態」において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、第2実施形態において、「RB状態」は、内部抽選処理により決定された当選役に基づいて、「ART状態」に移行するか否かの抽選が行われる。また、「RB状態」において、「ART状態」に移行することが決定されなかった場合には、「RB状態」の終了後、「通常状態」に移行する制御が行われ、「ART状態」に移行することが決定された場合には、「RB状態」の終了後、「ART状態」に移行する制御が行われる。
「ART状態」は、内部抽選処理により、「スイカ」が当選した場合に、「スイカに係る図柄の組み合わせ」を遊技者にとって有利な態様で有効ライン上に表示するための情報が報知される状態である。これにより、遊技者は、報知された情報に従って、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作を行うことにより、「スイカに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示させることができる。また、「ART状態」において、内部抽選処理により、当選役として「ボーナス」が決定された場合に、「ART状態」から「ART中ボーナス準備状態」に移行する制御が行われる。また、「ART状態」において、メインRAM303に設けられているART状態用ゲーム数カウンタの値が「0」となった場合に、「ART状態」から「通常状態」に移行する制御が行われる。また、「ART状態」においては、内部抽選処理により、当選役として「チェリー」、「スイカ」、「共通ベル」が決定された際に、「ART状態」において遊技可能な遊技数を上乗せするか否かの抽選が行われる。
「ART中ボーナス準備状態」は、「ART状態」において、「ボーナス」に当選した場合に移行する状態である。具体的には、「ART中ボーナス準備状態」においては、「ボーナス準備状態」と同様に、内部抽選処理により決定された「ボーナス」に対応する「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができるタイミングで、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13を操作することにより、「ボーナスに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示することができる。また、「ART中ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ART中ボーナス準備状態」から「ART中BB状態」に移行する制御が行われ、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「ART中ボーナス準備状態」から「ART中RB状態」に移行する制御が行われる。
「ART中BB状態」は、「ART中ボーナス準備状態」において、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、第2実施形態において、「ART中BB状態」は、内部抽選処理により決定された当選役に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を加算するか否かの抽選が行われる。また、「ART中BB状態」において、BBが終了した場合に、「ART中BB状態」から「ART状態」に移行する制御が行われる。
「ART中RB状態」は、「ART中ボーナス準備状態」において、「RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて移行される状態である。ここで、本実施形態において、「ART中RB状態」は、内部抽選処理により決定された当選役に基づいて、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を加算するか否かの抽選が行われる。これにより、「ART中RB状態」における遊技に対する興趣を向上させている。また、「ART中RB状態」において、RBが終了した場合に、「ART中RB状態」から「ART状態」に移行する制御が行われる。
次に、図72に基づいて、第2実施形態における条件装置コマンドと指示情報との関係について説明を行う。なお、図72は、第1実施形態における図17の変更例であるため、図17と重複する箇所の説明は省略する。なお、第2実施形態で示す「指示情報」とは、第1実施形態における「操作順序」とは異なり、例えば、「スイカA」に当選したときには、「スイカA」という内容を示す情報である。つまり、「スイカA」に当選したときには、指示情報コマンドが示す内容として、「スイカA」が、メイン制御基板300からサブ制御基板400に対して送信され、メイン制御基板300において管理する払出枚数表示器16においては、「赤セブンに係る図柄」の図柄位置に対応する「02」を表示して、サブ制御基板400が、演出制御基板500を介して管理する液晶表示装置31においては、左リール18において、「赤セブンに係る図柄」を有効ライン上に停止させるような表示が行われることとなる。
条件装置コマンドは、第1実施形態同様、一の当選番号に対して一の当選役にて送信するものと、複数の当選番号に対して一の当選役にて送信するものとに分けられる。例えば、図72において、当選番号「01」、当選番号「05」〜当選番号「17」は、「通常状態」、「ART中ボーナス準備状態」、「ART状態」ともに、一の当選番号に対して一の当選役にて送信される。
指示情報コマンドは、「通常状態」、「ART中ボーナス準備状態」、「ART状態」のそれぞれで、送信される内容が定められている。例えば、「通常状態」である場合には、当選番号「01」〜当選番号「17」に関して、指示情報コマンドが示す内容として、「指示なし」が送信される。また、「ART中ボーナス準備状態」、「ART状態」である場合には、当選番号「02」の「スイカA」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「スイカA」が送信され、当選番号「03」の「スイカB」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「スイカB」が送信され、当選番号「04」の「スイカC」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「スイカC」が送信され、当選番号「06」の「チェリーRED」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「チェリーRED」が送信され、当選番号「07」の「チェリーBLK」であれば、指示情報コマンドが示す内容として、「チェリーBLK」が送信され、他の当選し得る当選番号については、指示情報コマンドが示す内容として、「指示なし」が送信される。
次に、図73に基づいて、指示演出決定テーブルについて説明を行う。なお、図73は、第1実施形態における図18の変更例であるため、図18と重複する箇所の説明は省略する。
次に、図74に基づいて、第2実施形態における指示情報表示用LEDデータ作成処理について説明を行う。なお、第1実施形態における指示情報表示用LEDデータ作成処理と異なる点についての説明を行うとともに、第1実施形態における指示情報表示用LEDデータ作成処理と同じ点の説明を省略する。
ステップS206−6−7において、メインCPU301は、当選役がスイカであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「スイカ」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役がスイカであると判定された場合には(ステップS206−6−7=Yes)、ステップS206−6−8に処理を移行し、当選役がスイカではないと判定された場合には(ステップS206−6−7=No)、第2実施形態における指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。
ステップS206−6−8において、メインCPU301は、スイカ時用LEDデータ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役として「スイカ」が決定された場合において、「スイカに係る図柄の組み合わせ」を有効ライン上に表示させるために、左停止ボタン11の操作タイミングを報知するためのスイカ時用LEDデータを作成する処理を行う。そして、ステップS206−6−8の処理が終了すると、第2実施形態における指示情報表示用LEDデータ作成処理のサブルーチンを終了し、LED表示処理のステップS206−7に処理を移行する。
以下において、図75、及び図76に基づいて、第3実施形態について説明を行う。
はじめに、図75に基づいて、第3実施形態における条件装置コマンドと指示情報との関係について説明を行う。なお、図75は、第1実施形態における図17の変更例であるため、図17と重複する箇所の説明は省略する。
「RT1中リプレイ」については、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」である場合には、「RT1中リプレイ」を示す条件装置コマンドが送信される。一方、メイン制御基板300により管理される状態が「ART状態」である場合は、当選番号「02」の「RT1中リプレイA」は、「RT1中リプレイA」を示す条件装置コマンドとして送信され、当選番号「03」の「RT1中リプレイB」は、「RT1中リプレイB」を示す条件装置コマンドとして送信され、当選番号「04」の「RT1中リプレイC」は、「RT1中リプレイC」を示す条件装置コマンドとして送信され、当選番号「05」の「RT1中リプレイD」は、「RT1中リプレイD」を示す条件装置コマンドとして送信される。つまり、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」である場合は、当選番号「02」の「RT1中リプレイA」、当選番号「03」の「RT1中リプレイB」、当選番号「04」の「RT1中リプレイC」、当選番号「05」の「RT1中リプレイD」を一纏めとした(全てを含む形とした)「RT1中リプレイ」という条件装置コマンドを送信するのに対し、メイン制御基板300により管理される状態が「ART状態」である場合は、当選番号「02」の「RT1中リプレイA」は、「RT1中リプレイA」という条件装置コマンドにて、当選番号「03」の「RT1中リプレイB」は、「RT1中リプレイB」という条件装置コマンドにて、当選番号「04」の「RT1中リプレイC」は、「RT1中リプレイC」という条件装置コマンドにて、当選番号「05」の「RT1中リプレイD」は、「RT1中リプレイD」という条件装置コマンドにて、一纏めとせずに個別に送信する。
次に、図76に基づいて、図21のステップS110の処理により行われる情報設定処理についての説明を行う。なお、図76は情報設定処理のサブルーチンを示す図である。なお、第1実施形態における情報設定処理と異なる点についての説明を行うとともに、第1実施形態における情報設定処理と同じ点の説明を省略する。
ステップS110−14において、メインCPU301は、当選役が「押し順リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「押し順リプレイ」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「押し順リプレイ」の何れかであると判定された場合には(ステップS110−14=Yes)、ステップS110−15に処理を移行し、当選役が「押し順リプレイ」の何れでもないと判定された場合には(ステップS110−14=No)、ステップS110−18に処理を移行する。
ステップS110−15において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」であると判定された場合には(ステップS110−15=Yes)、ステップS110−17に処理を移行し、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」ではないと判定された場合には(ステップS110−15=No)、ステップS110−16に処理を移行する。
ステップS110−16において、メインCPU301は、当選した押し順リプレイに対応した(個別の)条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。つまり、ステップS110−16においてセットされる条件装置コマンドは、図75において述べたように、一纏めとしない個別の情報である。例えば、当選番号「02」の「RT1中リプレイA」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「RT1中リプレイA」が当該処理にてセットされることとなる。そして、ステップS110−16の処理を終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−17において、メインCPU301は、条件装置コマンドとして、一纏めとした「押し順リプレイ」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。つまり、ステップS110−17においてセットされる条件装置コマンドは、図75において述べたように、一纏めとした情報である。例えば、当選番号「02」の「RT1中リプレイA」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「RT1中リプレイ」が当該処理にてセットされることとなる。また、当選番号「06」の「RT2中リプレイA」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「RT2中リプレイ」が当該処理にてセットされることとなる。また、当選番号「09」の「RT3中リプレイA」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「RT3中リプレイ」が当該処理にてセットされることとなる。そして、ステップS110−17の処理を終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−18において、メインCPU301は、当選役が「押し順ベル」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役が「押し順ベル」の何れかであるか否かを判定する処理を行う。そして、当選役が「押し順ベル」の何れかであると判定された場合には(ステップS110−18=Yes)、ステップS110−19に処理を移行し、当選役が「押し順ベル」の何れでもないと判定された場合には(ステップS110−18=No)、ステップS110−22に処理を移行する。
ステップS110−19において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値に基づいて、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。そして、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」であると判定された場合には(ステップS110−19=Yes)、ステップS110−21に処理を移行し、メイン制御基板300により管理される状態が「通常状態」ではないと判定された場合には(ステップS110−19=No)、ステップS110−20に処理を移行する。
ステップS110−20において、メインCPU301は、当選した押し順ベルに対応した(個別の)条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。つまり、ステップS110−20においてセットされる条件装置コマンドは、図75において述べたように、一纏めとしない個別の情報である。例えば、当選番号「12」の「押し順ベルA」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「押し順ベルA」が当該処理にてセットされることとなる。そして、ステップS110−20の処理を終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−21において、メインCPU301は、条件装置コマンドとして、一纏めとした「押し順ベル」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。つまり、ステップS110−21においてセットされる条件装置コマンドは、図75において述べたように、一纏めとした情報である。例えば、当選番号「12」の「押し順ベルA」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「押し順ベル」が当該処理にてセットされることとなる。また、当選番号「13」の「押し順ベルB」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「押し順ベル」が当該処理にてセットされることとなる。また、当選番号「14」の「押し順ベルC」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「押し順ベル」が当該処理にてセットされることとなる。また、当選番号「15」の「押し順ベルD」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「押し順ベル」が当該処理にてセットされることとなる。また、当選番号「16」の「押し順ベルE」に当選している場合は、条件装置コマンドとして、「押し順ベル」が当該処理にてセットされることとなる。そして、ステップS110−21の処理を終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
ステップS110−22において、メインCPU301は、対応する条件装置コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、条件装置コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該条件装置コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。つまり、「押し順リプレイ」や、「押し順ベル」以外の当選役に対応する条件装置コマンドが、本処理においてセットされることとなる。例えば、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に格納されている値が「通常リプレイ」に対応する値である場合には、条件装置コマンドとして、「通常リプレイ」がセットされる。そして、ステップS110−22の処理が終了すると、ステップS110−10に処理を移行する。
2 キャビネット
3 前面扉
4 蝶番機構
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETボタン
7sw BETスイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 セレクター
14s セレクターセンサ
15 貯留枚数表示器
16 払出枚数表示器
16a 第1セグ
16b 第2セグ
16c 第3セグ
16d 第4セグ
16e 第5セグ
16f 第6セグ
16g 第7セグ
16h 第8セグ
16i 第9セグ
16j 第10セグ
16k 第11セグ
16l 第12セグ
16m 第13セグ
16n 第14セグ
16o 第15セグ
16p 第16セグ
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
21s 演出ボタンセンサ
22 十字キー
22s 十字キーセンサ
23 表示窓
24 受皿ユニット
25 メダル払出口
26 第1BETランプ
27 第2BETランプ
28 第3BETランプ
30 外部集中端子板
31 液晶表示装置
32 LED
33 スピーカ
100 ステータス基板
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
202s ホッパーセンサ
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
500 演出制御基板
501 演出制御CPU
502 演出制御ROM
503 演出制御RAM
504 CGROM
505 音源IC
506 音源ROM
507 VDP
Claims (1)
- 複数の図柄が周面に配された複数のリールと、
遊技者による開始操作を検出する開始操作検出手段と、
前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、当選役を決定する当選役決定手段と、
前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、前記複数のリールを回転する制御を行うリール回転制御手段と、
前記複数のリールのそれぞれに対応して設けられた停止操作手段と、
前記停止操作手段への遊技者による停止操作を検出する停止操作検出手段と、
前記停止操作検出手段により前記停止操作が検出されたことと、前記当選役決定手段により決定された前記当選役に基づいて、前記リール回転制御手段により回転されている前記リールを停止させる停止制御手段と、
前記当選役決定手段により特定当選役が決定された場合に前記停止操作手段の操作情報が報知されない通常状態の制御を行う通常状態制御手段と、
前記当選役決定手段により前記特定当選役が決定された場合に前記停止操作手段の操作情報が報知される特定状態の制御を行う特定状態制御手段と、
前記通常状態において、前記当選役決定手段により前記特定当選役を構成する第1特定当選役または第2特定当選役が決定された場合に、第1特定当選役情報と第2特定当選役情報とを含む特定当選役情報を送信するとともに、前記当選役決定手段により前記第1特定当選役および前記第2特定当選役と同一の図柄組み合わせを表示可能とする所定当選役が決定された場合に、所定当選役情報を送信する通常状態時当選役情報送信手段と、
前記通常状態において、前記当選役決定手段により前記特定当選役を構成する前記第1特定当選役または前記第2特定当選役が決定された場合に、決定された特定当選役に定められた前記停止操作手段の操作情報を指定しない指示情報を、前記通常状態時当選役情報送信手段が送信する前記特定当選役情報とは別に送信するとともに、前記当選役決定手段により前記所定当選役が決定された場合に、前記停止操作手段の操作情報を指定しない指示情報を、前記通常状態時当選役情報送信手段が送信する前記所定当選役情報とは別に送信する通常状態時指示情報送信手段と、
前記特定状態において、前記当選役決定手段により前記特定当選役を構成する前記第1特定当選役または前記第2特定当選役が決定された場合に、前記第1特定当選役情報と前記第2特定当選役情報とを含む前記特定当選役情報を送信するとともに、前記当選役決定手段により前記所定当選役が決定された場合に、前記所定当選役情報を送信する特定状態時当選役情報送信手段と、
前記特定状態において、前記当選役決定手段により前記特定当選役を構成する前記第1特定当選役または前記第2特定当選役が決定された場合に、決定された特定当選役に定められた前記停止操作手段の操作情報を指定する指示情報を、前記特定状態時当選役情報送信手段が送信する前記特定当選役情報とは別に送信するとともに、前記当選役決定手段により前記所定当選役が決定された場合に、前記停止操作手段の操作情報を指定しない指示情報を、前記特定状態時当選役情報送信手段が送信する前記所定当選役情報とは別に送信する特定状態時指示情報送信手段と、
前記通常状態時当選役情報送信手段または前記特定状態時当選役情報送信手段から受信した情報に基づいて、演出手段において所定の演出を実行する演出実行制御手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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