JP2000311442A - 適応等化回路およびデジタル情報再生装置 - Google Patents

適応等化回路およびデジタル情報再生装置

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JP2000311442A
JP2000311442A JP2000049416A JP2000049416A JP2000311442A JP 2000311442 A JP2000311442 A JP 2000311442A JP 2000049416 A JP2000049416 A JP 2000049416A JP 2000049416 A JP2000049416 A JP 2000049416A JP 2000311442 A JP2000311442 A JP 2000311442A
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Takeshi Nakajima
健 中嶋
Shinichi Konishi
信一 小西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 歪み成分が異なる複数再生信号に対し、各々
の再生信号に適応等化を行い、最適な等化係数を求め、
再生信号の2値化出力において高い信頼性を実現する。 【解決手段】 信号品質の異なる複数再生信号に対し、
レジスタ96は各再生信号フォーマットに従い更新した
適応等価学習結果を格納し、ホールドレジスタ102
は、一方の信号Aの等価学習期間中に、もう一方の異な
る信号Bのレジスタ96に格納された学習結果を一時保
持し、次再生処理時に、前回保持信号Bと同フォーマッ
トの信号が学習手段に入力されると、ホールドレジスタ
102に保持結果をレジスタ96にプリセットし、保持
学習結果で入力信号Bに適応等価学習を行う。伝送信号
が間欠入力される場合でも、時間軸方向に異品質の信号
が多重化された伝送信号であっても、ホールドレジスタ
102に各フィルタ係数を保持し、レジスタ96にホー
ルド値をプリセットし、連続的適応等化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は適応等価回路および
適応等価回路を用いたデジタル情報再生装置に関し、特
に、連続記録データの再生、または、記録案内溝が周期
的に蛇行しているセクターフォーマットのディスクに記
録された情報を再生するディスク装置のデータ再生系に
おいて、時間軸方向に多重化された異なる信号品質をも
つ複数の伝送信号に対し、各々の伝送信号を適応的に等
化する適応等価回路および適応等価回路を用いたデジタ
ル情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを媒体上に記録し、光学
ヘッドや磁気ヘッドにより原デジタルデータを再生する
場合に、たとえば、光学ヘッドの対物レンズの光軸に対
し、媒体が直交せずにある傾きを持つと、光学ヘッドか
ら出力される再生信号波形に歪みが生じてしまう。再生
信号波形に含まれる歪み成分を取り除く方法として、従
来からFIR(Finite Impulse Response)フィルタを用いた
適応等化器が利用されている。特に最近では、再生信号
をA/Dコンバータにより量子化し、デジタル的な処理
により適応等化を行っている。適応等化方法に関して、
特開平9-153261号公報、特開平9-320198号公報、特開平
10-91964号公報、特開平10-92118号公報に具体例が示さ
れている。また適応等化アルゴリズムに関する文献とし
てS.ヘイキン著「適応フィルタ入門」があり、この文
献では最小2乗平均(Least Mean Square) (以降、“L
MS”という)アルゴリズムが詳細に解説されている。
【0003】LMSアルゴリズムでは適応等価器のFIR
フィルタの係数ベクトルを(式1)に従って再帰的に更
新する。 h(n+1) = h(n)+μe(n)u(n) (式1) ここで、h(n)は等化前のフィルタの係数ベクトルであ
り、h(n+1)は等化後のフィルタの係数ベクトルである。
またμは利得であり、e(n)はFIRフィルタ出力と理想値
の誤差信号であり、u(n)はFIRフィルタへの入力ベクト
ルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、媒体の記録密度
の向上は著しく、媒体上の記録データによる符号間干渉
による再生信号の歪みは増大し、再生信号振幅の低下に
より伝送路のノイズの影響も無視できなくなっている。
そこでパーシャルレスポンス等化(以下、PR等化とい
う)とビタビ復号を組み合わせて、信号の流れを時間の
前後で見て、その中からデータの理想パターンに最も近
いものを選び出すといった、信号読み取り効率を上げ、
エラーレートを低減する検出方法が用いられている。
【0005】図13に再生信号から2値化結果を出力す
るリードチャネルの従来例を示す。一般にリードチャネ
ルは、再生信号の信号振幅を一定値に調整するAGC(A
utomatic Gain Controller)1と、不要な高域のノイズ
成分の除去と必要な信号帯域の強調を行うアナログフィ
ルタ2と、再生信号をチャネルクロックでサンプリング
するA/D変換器3と、所定のPR等化となるようにサ
ンプル値を適応等化するデジタル等価フィルタ4と、離
散的な再生信号のサンプル値から最尤な2値化結果を出
力するビタビ復号器5を備えている。また、A/D変換
器3への同期フィードバックループには、D/A変換器
6と電圧制御同期発信部(以下、VCOという)7を備
えている。上述の適応等化方式をデジタル等化フィルタ
に応用することにより、再生信号に含まれる波形歪みに
応じてフィルタの係数を更新し、所定のPR等化を実現
している。とくにCD−ROM、DVD−ROMのよう
に媒体全周にわたって連続的に信号が記録された媒体で
は、適応等化回路を常に動作させることにより、フィル
タの係数を更新し、再生信号歪みの変化を補償すること
で原デジタルデータの信頼性を高めることができる。
【0006】しかし、CD−RAM、DVD−RAM等
の記録可能な媒体では、ユーザデータの管理のため、一
定の長さをもつセクタ単位でデータを記録し、セクタご
とに物理的なエンボスピット列を設けたフォーマットが
一般的である。これまでセクタのアドレス情報を持つエ
ンボスピット列はユーザデータよりも信頼性が得られる
ように、記録密度を下げるなど、より冗長度をもつフォ
ーマットとなっていたが、フォーマット効率を上げるた
め、ユーザデータと同じ記録密度でエンボスピット列を
形成するようなフォーマットが実用化されている。たと
えばDVD−RAMのセクタフォーマットはヘッダフィ
ールドと呼ばれるエンボスピット列とミラーフィールド
と2048バイトのユーザデータを記録できる記録フィール
ドから構成されている。
【0007】図14にヘッダフィールドのレイアウト例
を示す。ヘッダフィールドはヘッダ1フィールドからヘ
ッダ4フィールドの4つのフィールドからなる。ヘッダ
フィールドは、千鳥状に配置されたピット列からなり、
具体的には2つのフィールドはグルーブトラックと外側
近接ランドトラックとの境界上に配置されており、残り
の2つのフィールドはグルーブトラックと内側近接ラン
ドトラックとの境界上に配置されている。光ビームはつ
ねに記録フィールドのトラックの中心を走査し、区間の
短いヘッダフィールドではエンボスピット列に対して、
オフトラックした状態で走査する。したがってセクタ単
位のフォーマットをもつ記録媒体では間欠的な再生信号
が得られるため、連続的な適応等化を行うと誤った適応
等化を行い、所定のPR等化が得られず、信頼性を損な
うといった問題がある。
【0008】またヘッダフィールドが千鳥状に形成され
ており、オフトラックした状態で再生信号を検出するの
でヘッダフィールドと記録フィールドの再生信号に含ま
れる歪み成分が異なる。このために、各フィールドに最
適な適応等化が行えず、検出したアドレス情報の信頼性
を損なうといった問題があった。また特にヘッダフィー
ルドは記録フィールドに比べて物理的に短く、1つのヘ
ッダフィールド内では適応等価の十分な学習時間がない
ため、検出されたアドレス情報の信頼性を損なうといっ
た問題もあった。
【0009】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、含まれる歪み成分が異なる複数の再生信号
に対し、各々の再生信号、特にアドレス情報を含むヘッ
ダフィールドの適応等化を工夫し、最適な等化係数を求
め、高い信頼性を実現することができる適応等化回路お
よびディジタル情報再生装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による適応等化回路は、時間軸
方向に多重化された異なる信号品質をもつ第1の信号お
よび第2の信号を適応等化する適応等化回路であって、
前記第1の信号および前記第2の信号のそれぞれについ
て適応等化学習を行う学習手段と、上記信号の少なくと
も一方での学習結果を一時的に保持する保持手段とを備
え、上記学習手段は適応学習すべき時間にだけ学習動作
を行うとともに、上記学習手段は、上記保持手段に学習
結果が保持された信号については、該保持手段に保持さ
れた前回の学習結果を用いて適応等化学習を行うことを
特徴とする。
【0011】上記構成において、前記保持手段が一方の
信号についての学習結果を保持する時間は、前記学習手
段が他方の信号について適応学習する時間に実質相当す
る。また、前記適応等化回路による適応等化動作は、制
御手段により発生される制御信号により制御され、該制
御手段は上記信号のフォーマットにしたがって前記学習
手段に学習動作をさせ、該学習手段は学習結果を用いて
前記信号を適応等価し、前記保持手段は、該信号の学習
結果を一時的に保持し、次に該保持された信号と同じフ
ォーマットの信号が学習手段に入力されると保持した結
果を学習手段にプリセットし、保持された学習結果から
前記学習手段が該入力信号に対して再度学習動作を行う
ように制御される。
【0012】本発明の第2の態様によれば、時間軸多重
された異なる信号品質を持つ第1の信号および第2の信
号を記録媒体から再生し、それにより前記記録媒体に記
録された原デジタル情報を再生するデジタル情報再生装
置を提供し、該デジタル情報再生装置は、前記記録媒体
から読み出された前記第1の信号および前記第2の信号
を処理する信号処理部を有し、該信号処理部は、前記記
録媒体からの読み出しデータを前記原デジタル情報に変
換する変換部と、上記変換部により出力された前記第1
の信号および前記第2の信号の原デジタル情報に対して
適応的な等化を行う前記適応等化回路とを有することを
特徴とする。
【0013】本発明の第3の態様によれば、間欠的なフ
ォーマットをもつ記録媒体から原デジタル情報を再生す
るデジタル情報再生装置であり、A/D変換器と、前記
A/D変換器から出力されたサンプル値が所定のパーシ
ャルレスポンス等化となるように適応的な制御を行う適
応等化器と、前記適応等化器の出力からパーシャルレス
ポンス等化と記録符号により定まる状態遷移則に則って
最尤な原デジタル情報を出力するビタビ復号器と、前記
ビタビ復号器の出力から前記適応等化器を制御するコン
トローラとを備え、前記適応等化器が学習結果を保持す
る保持手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の適応等化回路の実施の形態について述べる。ただし
各図面の構成において、同様の構成要素については同じ
参照番号を付して説明するものとする。本実施例では、
伝送路の特性をPR(a,b,b,a)等化(a,bは
0以外の実数)とし、最小極性反転間隔が3ビット以上
の記録符号を用い、6状態5値からなる状態遷移則を利
用し、最尤な2値化結果を出力するビタビ復号を行い、
原デジタル情報を出力するリードチャネルにおける適応
等化回路の具体例について説明する。
【0015】図1は、本発明の適応等化回路を有するデ
ジタル情報再生装置において、再生信号から2値化結果
を出力するリードチャネルの一実施の形態の構成を示す
図である。記録媒体としては、例えば記録案内溝が周期
的に蛇行しているセクターフォーマットを有する光ディ
スクの場合を例示し、光ピックアップ9は光ディスクに
光ビームを照射し、その反射光の強弱によって記録デー
タを読み取り、電気信号を出力する。プリアンプ10は
光ピックアップの出力信号を増幅しRF信号を出力す
る。記録媒体からピックアップヘッドおよびプリアンプ
等を介して読み出された再生信号は、AGC(Automatic
Gain Controller)1によりその信号振幅が一定値に調
整され、アナログフィルタ2により不要な高域のノイズ
成分の除去と必要な信号帯域の強調が行われた後、A/
D変換器3により再生信号をチャネルクロックでサンプ
リングされる。デジタル適応等価器4は所定のPR等化
となるようにサンプル値を適応等化した後、ビタビ復号
器5により離散的な再生信号のサンプル値から最尤な2
値化結果が出力される。さらに、上記2値化結果から信
号処理のための各種制御信号を適応等価器4に出力する
ディスクコントローラ8を備え、A/D変換器3への同
期フィードバックループには、D/A変換器6と電圧制
御同期発信部(VCO)7を備えている。上述の適応等
化方式をデジタル等化フィルタに応用することにより、
再生信号に含まれる波形歪みに応じてフィルタの係数を
更新し、連続的な適応等価動作を実現している。
【0016】図2は本発明の適応等価回路構成の基本概
念を示し、例えば信号品質が異なる二種の信号AとBが
時間軸方向に多重化された伝送信号を適応等価する場合
について説明する。図2において、本発明の適応等価回
路は、時間軸方向に多重化された伝送信号(信号Aと
B)を適応等価する学習手段21と、上記伝送信号(信
号AとB)での学習動作の結果を保持する保持手段22
と、学習手段に適応学習すべき時間にだけ学習動作をさ
せ、学習結果を一時的に保持手段に保持するように制御
を行う制御信号発生部としての機能を有する制御手段2
3で構成されている。二種類の伝送信号のうち信号Aで
あるか信号Bであるかを示す識別信号が信号識別手段
(不図示)から制御手段23に入力されると、制御手段
23は伝送信号のフォーマットにしたがって学習手段2
1に学習動作をさせる。上記識別信号の生成について
は、図12(a)を参照して後述する。
【0017】学習手段21は学習結果を用いて伝送信号
を適応等価し、信号Aと信号Bごとに適応等価した伝送
信号A’,B’を出力する。保持手段22は、例えば信
号Aの学習結果を一時的に保持し、次に信号Aが学習手
段に入力されると保持した結果を学習手段にプリセット
し、保持された学習結果から学習手段が再び学習動作を
行うことを可能にする。あるいは、信号Bについても同
様に、例えば信号Bの学習結果を一時的に保持し、次に
信号Bが学習手段に入力されると保持した結果を学習手
段にプリセットし、保持された学習結果から学習手段が
再び学習動作を行うことを可能にする。ここで、保持手
段22は、信号Aと信号Bの一方または両方の学習結果
を一時的に保持する構成としてもよい。また、本実施例
では、学習手段21と保持手段22は図1の適応等価器
4に含め、制御手段23はディスクコントローラ8に含
めた構成として説明する。
【0018】図3は、図2に示す適応等価回路の制御手
段23の構成例を示し、識別信号の入力を受けて伝送信
号のエッジを検出するエッジ検出回路31と、信号Aお
よび信号Bの長さを計測するセクタカウンタ回路32
と、セクタカウンタ回路のカウント値から各種制御信号
を生成するゲート発生回路33aないし33dで構成さ
れている。上記構成においてエッジ検出回路31から出
力されたプリセット信号により信号A(または信号B)
の先頭でカウンタ回路32がプリセットされ、信号A
(または信号B)の長さが再生クロックによってカウン
トされる。セクタカウンタ回路のカウント値に基づいて
ゲート発生回路33aないし33dは所定の値をデコー
ドして、各種制御信号としての学習動作ホールド信号、
ホールドレジスタイネーブル信号、レジスタプリセット
信号および切換信号をそれぞれ生成し、これらの制御信
号は学習手段21と保持手段22に適宜入力される。こ
れらの制御信号については、図12(e)ないし図12
(h)を用いて後述する。
【0019】図4は、図1に示す適応等価器4の構成例
を示す。A/D変換器3でチャネルクロックにより再生
信号をサンプリングして得られたサンプル値が適応等化
器4に入力される。適応等化器4は、FIRフィルタブ
ロック41と、誤差検出ブロック42と、LMS係数演
算ブロック43とから構成されている。LMS係数演算
ブロック43は、制御手段23からの制御信号により、
所定のPR(a,b,b,a)等化となるように(式
1)に従ってFIRフィルタブロック41の係数を逐次
更新する。
【0020】次に適応等価器4の各ブロック41,4
2,43の構成について詳細に述べる。図5にFIRフ
ィルタブロック41の構成例を示す。FIRフィルタブ
ロック41は、A/D変換器(3)から入力されたサン
プル値を再生クロックごとに遅延させる遅延素子51a
ないし51lと、LMS係数演算ブロック43から入力
された係数Ci(t)(iは1から7の整数、tは現在
の時刻を示す)と遅延素子51aないしlの出力Xi
(t)の積を求める乗算器52aないし52gと、各乗
算器52aないしgの出力の総和Y(t)=ΣCi
(t)Xi(t)を求める加算器53で構成される。上
記構成において、遅延素子51aないしlの出力Xi
(t)はLMS係数演算ブロック43に入力され、加算
器53の出力Y(t)は誤差検出ブロック42とビタビ
復号器5に送出される。
【0021】次に、誤差検出ブロック42の構成図を図
6に示す。誤差検出ブロック42は、仮判定ブロック6
1と、遅延素子62と、減算器63で構成されている。
ここで、伝送路の特性が理想的なPR(a,b,b,
a)等化となり、最小極性反転間隔が3ビット以上の記
録符号を用い、6状態5値からなる状態遷移則を利用す
る場合、FIRフィルタブロック41から入力された等
化器出力Y(t)は、図7の6状態5値のステートマシ
ンの状態遷移図に示すように、2a+2b、a+2b、
a+b,a,0の5値をとるが、伝送路の伝達特性の変
化や、伝送路上でのノイズの重畳などにより誤差が生じ
る。このため仮判定ブロック61では、等化器出力Y
(t)が本来とるべき2a+2b、a+2b、a+b,
a,0の5値のうちいずれの値をとるかを判定する。
【0022】図8に仮判定ブロック61の構成図を示
す。FIRフィルタブロック41の出力Y(t)が2の
補数表現されているものとする。加算器A81は、FI
Rフィルタブロック41の出力Y(t)と遅延素子82
によって1クロック遅らせたY(t+1)との和をもと
める。加算器A81のMSB(Most Significant Bit)
の反転出力は遅延素子83a、83b、83cに順次遅
延入力される。加算器B84は各遅延素子の入力、出力
の計4ビットを加算し、0〜4の値を得る。セレクタ8
5は、加算器B84の出力が4の場合、2a+2bに相
当する等化目標値を出力し、加算器B84の出力が3の
場合、a+2bに相当する等化目標値を出力し、加算器
B84の出力が2場合、a+bに相当する等化目標値を
出力し、加算器B84の出力が1場合、aに相当する等
化目標値を出力し、加算器B84の出力が0場合、0に
相当する等化目標値を減算器63に出力する。このよう
に誤差検出ブロック42では仮判定ブロック61から出
力された等化目標値と遅延素子62により所定時間遅延
された等化器出力Y’との差を減算器63によって算出
し、等化誤差e(t)としてLMS係数演算ブロック4
3に送出する。
【0023】次に、LMS係数演算ブロック43の基本
構成について図9を参照して説明する。LMS係数演算
ブロック43は1クロックごとにFIRフィルタ41の
1つの係数を更新する。つまりフィルタの係数の数(図
では7個)だけ間引き処理を行っている。LMS係数演
算ブロック43は、FIRフィルタブロック41からの
遅延素子出力Xi(t)を、7周期カウンタ91の出力
にしたがって間引き処理により選択するマルチプレクサ
92を備え、誤差検出ブロック42で得られた等化誤差
e(t)と遅延素子出力Xi(t)との積を乗算器93
により算出する。さらに、乗算器出力を増幅する利得μ
をもつ増幅器94を備え、加算器95は更新前の各フィ
ルタ係数Ci(t)と増幅器出力μXi(t)e(t)
とを加算する。さらに、7周期カウンタ91の出力によ
り、加算器95の出力を各フィルタ係数の更新値として
格納するレジスタ96(Reg1ないしReg7)と、
7周期カウンタ91の出力により、レジスタ96の出力
を選択するマルチプレクサ97とを有し、上記構成によ
り更新後の各フィルタ係数C1ないしC7が出力されて
FIRフィルタブロック41にフィードバックされる。
【0024】図10は本発明の適応等化回路のLMS係
数演算ブロック43の好ましい実施例1の構成43Aを
示す。本実施例1の構成43Aでは、新たにセレクタ1
01とホールドレジスタ群102とマルチプレクサ群1
03を備えたことが、図9に示す構成例43と相違する
点である。セレクタ101はコントローラ8に含まれる
制御手段23から学習ホールド信号LHを受信し、学習
ホールド信号LHがHIGHのとき増幅器94の出力を
選択し、LOWのときは値0を選択し、選択値を加算器
95へ入力する。したがって学習ホールド信号LHがH
IGHとなるときに適応等化動作を行い、加算器95の
出力を各フィルタ係数の更新値としてレジスタ96に格
納する。
【0025】また、各ホールドレジスタHG1ないしH
G7(102で代表する)には制御手段23からホール
ドレジスタイネーブル信号HREが入力され、ホールド
レジスタイネーブル信号がHIGHのときに、この期間
に受信される学習ホールド信号LHのHIGHレベルに
より各レジスタ96の内容が更新され、ホールドレジス
タイネーブル信号がLOWになると、直前に各レジスタ
96に格納した更新内容がホールドレジスタ102に保
持される。この保持期間はホールドレジスタイネーブル
信号のLOW期間中持続され、この期間中にもう一方の
異なる信号の学習(適応等化)動作が行われる(図12
(e)(f)参照)。ホールドレジスタ102に保持さ
れたフィルタ係数は、制御手段23から入力されるレジ
スタプリセット信号R−PRESET(図12(g)のg
1,g2で示す)を受信することにより、マルチプレク
サ103を介して、各ホールドレジスタHG1ないしH
G7(102)に保持された値が、レジスタ群96の各
レジスタReg1ないしReg7にプリセットされる。
【0026】したがって、DVD−RAMのようなヘッ
ダフィールドと記録フィールドから構成される間欠的な
再生信号を等価処理する場合であっても、たとえばヘッ
ダフィールドで得られたフィルタ係数についてはホール
ドレジスタ102に保持しておき、次のセクタのヘッダ
フィールド再生時、即ち、次のレジスタプリセット信号
R−PRESETのHIGHレベルの入力時に、レジス
タ96に上記ホールドレジスタ102の保持値をプリセ
ットすることで、記録フィールドに対する適応等価とと
もにヘッダフィールドでの再生信号に含まれる波形歪み
に応じても連続的な適応等化動作を実現できる。
【0027】図11は本発明の適応等化回路のLMS係
数演算ブロック43の好ましい実施例2の構成43Bを
示す。実施例2の構成43Bでは、2種類の信号品質の
異なる信号が時間軸方向に多重化された伝送信号につい
て、各々の信号に適応等化する場合、各フィルタ係数を
格納するレジスタ群96を2組(96A,96B)用意
し、切換信号により各フィルタ係数を格納するレジスタ
群を選択する点が、図10に示す構成例43Aと相違す
る。2種類の信号品質の異なる信号として、例えば、伝
送信号Aと伝送信号Bが時間軸方向に多重化された伝送
信号について、各々の信号に適応等化する場合を考え
る。いま伝送信号Aが入力された場合には、制御手段2
3から入力される切換信号SWに従いセレクタ111に
よって信号A用レジスタ群96Aの各レジスタReg0
iに更新結果が格納される。また切換信号SWに従いセ
レクタ群112によって各レジスタReg0iの値がF
IRフィルタブロック41へ入力される。
【0028】一方、伝送信号Bが入力された場合には、
同様に切換信号SWによりセレクタ111によって信号
B用レジスタ群96Bの各レジスタReg1iに更新結
果が格納される。また切換信号に従いセレクタ群112
によって各レジスタReg1iの値がFIRフィルタブ
ロック41へ入力される。したがって2種類の伝送信号
が時間軸方向に多重化された場合、各フィルタ係数を格
納するレジスタ群を2つ用意することで、各伝送信号に
連続的な適応等化動作させることができる。なお、本実
施例2では2種類の信号品質の異なる信号が時間軸方向
に多重された伝送信号について述べたが、n種類の信号
品質の異なる信号が時間軸方向に多重された伝送信号で
あっても同様に各フィルタ係数を格納するレジスタ群を
n組用意することで、各伝送信号に連続的な適応等化動
作を実現できる。
【0029】次に図1に示す本発明のデジタル情報再生
装置において、記録媒体としてDVD−RAMを用い、
図3に示す制御手段23をディスクコントローラ8に含
む場合の制御動作について、図12に示す再生信号の模式
図および各種制御信号のタイミングチャートを参照して
以下に説明する。DVD−RAMのようなエンボス領域
とデータ記録領域をもつ媒体の場合、各領域で反射率が
異なる。再生信号として媒体からの検出出力の総和を用
いた場合、得られる再生信号は図12(a)に示すよう
なRF信号となる。このような再生信号に含まれる低周
波数成分を取り除くと、図12(b)のような再生信号
が得られる。得られた再生信号はAGC1により信号振
幅が一定値に調整され、さらにアナログフィルタ2によ
り不要な高域のノイズ成分の除去と必要な信号帯域の強
調が行われる。A/D変換器3により再生信号はチャネ
ルクロックでサンプリングされ、適応等化器4により所
定のPR等化となるように制御される。ビタビ復号器5
は再生信号のサンプル値から最尤な2値化結果を出力す
る。ディスクコントローラ8は2値化結果から信号処理
のための各種制御信号を適応等化器4に出力する。
【0030】たとえば、DVD−RAMでは、図12
(c)のようにアドレス情報のエンボスピット列を持つ
ヘッダフィールドと、データ記録フィールドが含まれた
フォーマット構成を有している。ヘッダフィールドに
は、図12(d)に示すように、ビット同期をとるため
のVFO領域とアドレス情報領域が含まれており、記録
フィールドにはビット同期をとるためのVFO領域と2
048バイトのユーザデータを記録できるユーザデータ
領域が含まれている。VFOには単一パターンが含まれ
ており、誤った学習結果に陥る可能性があるため、ディ
スクコントローラ8から出力された図12(e)に示す
学習動作ホールド信号(LH)により、学習動作を停止
する。即ち、VFO領域では学習動作ホールド信号(L
H)はLOWとなっている。
【0031】上記DVD−RAMフォーマットにおい
て、図12(a)に示す再生RF信号におけるヘッダフィ
ールドと記録フィールドでの振幅差などの検出によっ
て、再生初期動作時の両フィールド間の識別が可能とな
り、図2および図3に示す識別信号が生成されて制御手
段23に入力される。一旦識別できると、媒体に記録さ
れた情報からフォーマットに則ってヘッダフィールドと
記録フィールドの正確な予測により識別が可能となり、
振幅差による識別を行う必要はなくなる。
【0032】またDVD−RAMのようなエンボス領域
とデータ領域をもつ媒体では、各領域で再生信号品質が
異なる場合がある。このような場合、ディスクコントロ
ーラ8から適応等化器4へ図3に示す各種制御信号を出
力し、ヘッダフィールドや記録フィールドでの学習結果
を、例えば、ヘッダフィールドのみを、または各フィー
ルドごとに保持することにより2値化出力の信頼性の改
善が期待できる。
【0033】図10に示す適応等化回路のLMS係数演
算ブロック43Aの実施例1では、ディスクコントロー
ラ8から適応等化器4へ図12(e)の学習動作ホール
ド信号(LH)、図12(f)に示すホールドレジスタ
イネーブル信号(HRE)、図12(g)に示すレジス
タプリセット信号(R−PRESET)を入力すること
で、ホールドレジスタ102に各フィルタ係数を保持
し、各レジスタ96にホールド値をプリセットすること
で、連続的な適応等化動作を実現できる。
【0034】また、適応等化回路の図11に示すLMS係
数演算ブロック43Bの実施例2では、ディスクコント
ローラ8から適応等化器4へ図12(e)の学習動作ホ
ールド信号(LH)と図12(h)の切換信号(SW)
を入力することでヘッダフィールドと記録フィールドで
それぞれ連続的な適応等化動作を実現できる。ディスク
コントローラ8からのこれらの制御信号は、図3に示す
制御手段23内に設けたカウンタ32のカウンタ値をも
とに生成される。
【0035】またDVD−RAMではランドトラックと
グルーブトラックで再生信号品質が異なる場合や複数の
記録層をもつ媒体では各層で再生信号品質が異なる場合
がある。このような場合も同様に、ディスクコントロー
ラ8から適応等化器4へ制御信号を出力し、ランドトラ
ックとグルーブトラックでの連続的な適応等化動作、各
記録層間ジャンプでの連続的適応等化動作を実現するこ
とにより、2値化出力の信頼性の改善が期待できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の適応等化
回路はLMS係数演算ブロックが、信号品質の異なる信
号が時間軸方向に多重された伝送信号であっても各伝送
信号に最適な各フィルタ係数を格納することで各伝送信
号に連続的な適応等化動作を実現できる。本発明のデジ
タル情報再生装置は、ディスクコントローラから制御信
号を適応等化器に入力することでヘッダフィールドと記
録フィールドでそれぞれ連続的な適応等化動作を実現で
きる。また同様にランドトラックとグルーブトラックで
の連続的な適応等化動作を実現できる。また同様に複数
の記録層をもつ媒体において記録層間ジャンプの際に連
続的な適応等化動作を実現できる。したがって2値化出
力の信頼性の改善が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル情報再生装置の実施例の構
成図
【図2】 本発明の適応等価回路構成の基本概念を示す
ブロック図
【図3】 本発明の適応等価回路の制御手段の構成を示
すブロック図
【図4】 適応等化器の基本構成図
【図5】 FIRフィルタブロックの構成図
【図6】 誤差検出ブロックの構成図
【図7】 6状態5値のステートマシンの状態遷移図
【図8】 仮判定ブロックの構成図
【図9】 LMS係数演算ブロックの基本構成図
【図10】 本発明の適応等化回路のLMS係数演算ブ
ロックの実施例1の構成図
【図11】 本発明の適応等化回路のLMS係数演算ブ
ロックの実施例2の構成図
【図12】 DVD−RAMを用いた場合の再生信号お
よび各種制御信号のタイミングチャート
【図13】 従来のリードチャネルの構成図
【図14】 ヘッダフィールドのレイアウト例の模式図
【符号の説明】
1 AGC 2 アナログフィルタ 3 A/D変換器 4 適応等価器 5 ビタビ復号器 8 ディスクコントローラ 21 学習手段 22 保持手段 23 制御手段 41 FIRフィルタブロック 42 誤差検出ブロック 43 LMS係数演算ブロック 52 乗算器 53 加算器 61 仮判定ブロック 63 減算器 81 加算器A 84 加算器B 85,101,111,112 セレクタ 91 7周期カウンタ 92 マルチプレクサ 93 乗算器 94 利得μの増幅器 95 加算器 96 レジスタ 92,97 マルチプレクサ 102 ホールドレジスタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間軸方向に多重化された異なる信号品
    質をもつ第1の信号および第2の信号を適応等化する適
    応等化回路であって、 前記第1の信号および前記第2の信号のそれぞれについ
    て適応等化学習を行う学習手段と、 上記信号の少なくとも一方での学習結果を一時的に保持
    する保持手段とを備え、 上記学習手段は適応学習すべき時間にだけ学習動作を行
    うとともに、上記学習手段は、上記保持手段に学習結果
    が保持された信号については、該保持手段に保持された
    前回の学習結果を用いて適応等化学習を行うことを特徴
    とする適応等化回路。
  2. 【請求項2】 前記保持手段が一方の信号についての学
    習結果を保持する時間は、前記学習手段が他方の信号に
    ついて適応学習する時間に実質相当することを特徴とす
    る請求項1に記載の適応等化回路。
  3. 【請求項3】 前記適応等化回路による適応等化動作
    は、制御手段により発生される制御信号により制御さ
    れ、該制御手段は上記信号のフォーマットにしたがって
    前記学習手段に学習動作をさせ、該学習手段は学習結果
    を用いて前記信号を適応等価し、前記保持手段は、該信
    号の学習結果を一時的に保持し、次に該保持された信号
    と同じフォーマットの信号が学習手段に入力されると保
    持した結果を学習手段にプリセットし、保持された学習
    結果から前記学習手段が該入力信号に対して再度学習動
    作を行うように制御されることを特徴とする請求項1に
    記載の適応等化回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の信号および前記第2の信号の
    それぞれは、離散的なサンプル値として入力され、前記
    適応等化回路は、 前記サンプル値のそれぞれを等化するデジタルフィルタ
    と、 前記デジタルフィルタからの出力を元に前記デジタルフ
    ィルタの係数を再帰的に更新する係数更新手段と、を有
    しており、前記係数更新手段は、フィルタの係数を保持
    することによって学習結果を保持する、請求項1に記載
    の適応等化回路。
  5. 【請求項5】 前記係数更新手段は、第1の信号用係数
    演算部、および第2の信号用係数演算部を有し、前記第
    1の信号および前記第2の信号のいずれか一方に対する
    適応等化を行っているときには、対応する係数演算部か
    らの出力によって前記デジタルフィルタの係数を更新す
    る、請求項4に記載の適応等化回路。
  6. 【請求項6】 時間軸多重された異なる信号品質を持つ
    第1の信号および第2の信号を記録媒体から再生し、そ
    れにより前記記録媒体に記録された原デジタル情報を再
    生するデジタル情報再生装置であって、該デジタル情報
    再生装置は、前記記録媒体から読み出された前記第1の
    信号および前記第2の信号を処理する信号処理部を有
    し、該信号処理部は、 前記記録媒体からの読み出しデータを前記原デジタル情
    報に変換する変換部と、 上記変換部により出力された前記第1の信号および前記
    第2の信号の原デジタル情報に対して適応的な等化を行
    う請求項1に記載の適応等化回路とを有することを特徴
    とするデジタル情報再生装置。
  7. 【請求項7】 間欠的なフォーマットをもつ記録媒体か
    ら原デジタル情報を再生するデジタル情報再生装置であ
    り、 A/D変換器と、 前記A/D変換器から出力されたサンプル値が所定のパ
    ーシャルレスポンス等化となるように適応的な制御を行
    う適応等化器と、 前記適応等化器の出力からパーシャルレスポンス等化と
    記録符号により定まる状態遷移則に則って最尤な原デジ
    タル情報を出力するビタビ復号器と、 前記ビタビ復号器の出力から前記適応等化器を制御する
    コントローラとを備え、 前記適応等化器が学習結果を保持する保持手段を備えた
    ことを特徴とするデジタル情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は、物理的に形成された凹
    凸状のエンボス領域と記録領域とを備えており、 適応等化器は前記エンボス領域での学習結果を保持する
    機能を備えたことを特徴とする請求項7記載のデジタル
    情報再生装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体は、物理的に形成された凹
    凸状のエンボス領域と記録領域とを備えており、 適応等化器が前記エンボス領域と前記記録領域での学習
    結果を保持する機能を備えたことを特徴とする請求項7
    記載のデジタル情報再生装置。
  10. 【請求項10】 前記エンボス領域にセクタ毎のアドレ
    ス情報が記録されていることを特徴とする請求項8また
    は9に記載のデジタル情報再生装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体は、ランドトラックとグ
    ルーブトラックとを備えており、 適応等化器が前記ランドトラックと前記グルーブトラッ
    クでの学習結果を保持する機能を備えたことを特徴とす
    る請求項6または7に記載のデジタル情報再生装置。
  12. 【請求項12】 前記適応等化器が各記録層での学習結
    果を保持する機能を備えたことを特徴とする請求項7記
    載のデジタル情報再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6999394B2 (en) * 2001-07-18 2006-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc playback apparatus
JP2006331609A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd イコライザ特性設定装置

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