JP2000311108A - ホームページのロード方式及びその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Web ページ上の論理的なリンク構造に基づく
階層的なページ先読み機能の実施により、ユーザの待機
時間を削減すると共に、通信費の節約をする。 【解決手段】 ネットワーク１０を介したWorld Wide W
eb Browserの機能を持つブラウザ１２上に、通信機能の
空き時間において、キャッシュメモリ１４の容量限界に
達するまで、World Wide Web上のページを、ユーザが指
定したホームページ上の最初のページを起点とするリン
ク付け構造から派生するページ階層構造に従って先読み
する先読み機能部１１と、先読み機能部１１により上記
先読みした各ページをキャッシュメモリ１４に格納する
キャッシュ機能部１３とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ホームページのロ
ード方式に関し、特に、先読み機能を設置することによ
り、ユーザの待機時間を削減すると共に、通信費の節約
も可能となるようなホームページのロード方式に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】図５は、従来の実施の形態に係るホーム
ページのロード方式の全体構成を示すブロック図であ
る。

【０００３】従来の実施の形態に係るホームページのロ
ード方式は、ＷＷＷ(World Wide Web)Browser の機能を
持つブラウザ５１と、ブラウザ５１に含まれ、かつイン
ターネット回線網を代表とするネットワーク５０に接続
されたキャッシュ機能部５２と、キャッシュ機能部５２
が使用するキャッシュメモリ５３とを備えている。

【０００４】図６は、従来例に係るホームページのロー
ド方式による最初のページのロード動作を示す説明図で
ある。

【０００５】ブラウザ５１によるホームページの読み込
みに際しては、所与のＷＷＷサーバ（World Wide Web S
erver)上の所与のホームページを、ネットワーク５０を
介して読み込む間に、ユーザは当該読み込みが完了する
までページの閲覧は出来ないので、待機する必要があ
る。この間、キャッシュ機能部５２は、上記読み込んだ
内容をキャッシュメモリ５３に記録している。

【０００６】すなわち、図６において、ブラウザ５１
は、所与のホームページであるページ１（６１）のネッ
トワーク５０を介しての読み込みを開始する。この間、
ユーザは、待機状態となり、キャッシュ機能部５２は、
上記読み込んだ内容をキャッシュメモリ５３に記録す
る。

【０００７】ページ１（６１）の上記読み込みが完了す
ると、ユーザは、読み込まれた内容を閲覧する。上記の
閲覧中、通信は停止している。

【０００８】図７は、従来の実施の形態に係るホームペ
ージのロード方式による２ページ目以降のページのロー
ド動作を示す説明図である。

【０００９】ユーザは、前述のページ１（６１）の閲覧
を完了し、次に新しい別のページであるページ２（６
２）を読み込むためにページ１（６１）の中に示されて
いるページ２（６２）へのリンクボタンを押す。する
と、ページ２（６２）の読み込みが開始される。この
間、キャッシュ機能部５２は、上記読み込んだ内容をキ
ャッシュメモリ５３に記録し、ユーザは、上記読み込み
が完了するまで待機している。上記のページ２（６２）
の読み込みが完了すると、ユーザは読み込まれた内容を
閲覧する。該閲覧中は、通信は停止している。

【００１０】以下、上記と同様の一連の動作が、ユーザ
の閲覧の必要に応じて反復される。

【００１１】なお、本発明の分野に関連する技術を過去
の特許出願から遡及調査すると、まず、特開平１０−２
２２５４１号公報には、ウェブ・ブラウザが、現在ユー
ザが閲覧しているページ上のリンクによって参照される
別のウェブホページを事前ロードする技術が開示されて
いる。

【００１２】また、特開平１０−２７５１０８号公報に
は、複数のユーザにWorld Wide Webへのアクセスを提供
するサーバにおいて、 Webサイトから選択され、かつ定
期的（定時刻等）に更新されるページを、プリキャッシ
ュしておき、その中から、ユーザが参照する可能性の高
いホームページにリンクするベージを取り出してサーバ
に記憶し、ユーザからの該ホームページの閲覧要求に応
答して、ユーザが参照する可能性の高いページ（上記ホ
ームページからリンクされているページ）を事前にユー
ザに送出する技術が開示されている。

【００１３】さらに、特開平１１−２４９８２号公報に
は、World Wide Webブラウザにおいて、Web ページ毎の
リンク先一覧を、過去の履歴を基にした選択頻度と共に
保持し、かつリンクの選択時に上記選択頻度を更新し、
かつ、上記選択頻度の高いＵＲＬ(Uniform Resource Lo
cator)で示されるデータを先読みする技術が開示されて
いる。

【００１４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、ユーザが各ページを閲覧している間は通信を停止さ
せているため、ネットワーク５０への接続に公衆回線を
使用している場合は、通信費が無駄になる。

【００１５】また、ユーザが、初めて閲覧するページ
（すなわちキャッシュメモリ５３にもロードされていな
いぺージ）を読み込もうとした場合には、当該ページへ
のリンクボタンを押してから初めて通信が開始されるた
め、通信速度が遅い場合は、ユーザの待機時間が長くな
る。

【００１６】そこで、本発明は、ユーザの待機時間を削
減すると共に、通信費の節約も可能となるようなホーム
ページのロード方式を提供することを課題としている。

【００１７】なお、上記の特開平１０−２２２５４１号
公報に開示されている技術は、ユーザが選択し、かつ現
在表示されているページ中で指定されているリンクに対
応するWeb ページのみを事前ロードの対象とする方法で
あって、本発明に係るホームページのロード方式のよう
に、キャッシュ容量が許す範囲で、階層的なリンク先ペ
ージの候補一覧を作成し、それらの先読みを行なう方法
ではない。

【００１８】また、上記の特開平１０−２７５１０８号
公報に開示されている方法は、ＷＷＷサーバに適用され
る方法ではあっても、本発明に係るホームページのロー
ド方式のように、ＷＷＷブラウザに適用される方法では
ない。

【００１９】さらに、上記の特開平１１−２４９８２号
公報に開示されている方法は、過去の履歴を基にした選
択頻度に基づいてＵＲＬで示されるデータ先読みする方
法であって、本発明に係るホームページのロード方式の
ように、過去の履歴とは無関係に、Web ページ上の論理
的なリンク構造に基づいて、キャッシュ容量が許す範囲
で、階層的なリンク先ページの先読みを行なう方法では
ない。

【００２０】本発明は、以上のような従来のホームペー
ジのロード方式における問題点に鑑みてなされたもので
あり、Web ページ上の論理的なリンク構造に基づく階層
的なページ先読み機能の実施により、ユーザの待機時間
を削減すると共に、通信費の節約をすることができるホ
ームページのロード方式とその方法を提供することを目
的とする。

【００２１】

【課題を解決するための手段】本発明によるホームペー
ジのロード方式は、コンピュータ上で作動し、ユーザが
指定したホームページを通信機能を使用してワールドワ
イドウェブサーバ（World Wide Web Server）よりネッ
トワーク経由でダウンロードし、前記ダウンロードされ
たホームページをキャッシュメモリに読み込むワールド
ワイドウェブブラウザ（World Wide Web Browser）を有
するホームページのロード方式であって、前記ワールド
ワイドウェブブラウザが、現在のホームページを表示し
ているときの前記通信機能の空き時間において、現在の
ホームページを起点とするリンク付けにより構成される
ページ階層構造に従って前記現在のホームページにリン
クされるホームページを先読みする先読み手段と、前記
先読み手段により先読みしたホームページを前記キャッ
シュメモリに格納するキャッシュメモリ制御手段と、を
備えることを特徴とする。

【００２２】また、本発明によるホームページのロード
方式は前記ページ階層構造は、上記のホームページのロ
ード方式において、前記現在のページに直接リンク付け
されるホームページを階層１に属するホームページと
し、以下、階層Ｎ（Ｎ≧１）に属するホームページに直
接リンク付けされるホームページを階層（Ｎ＋１）に属
するウェブページとする構造であることを特徴とする。

【００２３】本発明によるホームページのロード方法
は、コンピュータ上で、ユーザが指定したホームページ
を通信機能を使用してワールドワイドウェブサーバより
ネットワーク経由でダウンロードし、前記ダウンロード
されたWeb ページをキャッシュメモリに読み込むホーム
ページのロード方法であって、現在のホームページを表
示しているときの通信機能の空き時間において、現在の
ウェブページを起点とするリンク付けにより構成される
ページ階層構造に従って前記現在のホームページにリン
クされるホームページを先読みする先読みステップと、
前記先読みステップで先読みしたホームページを前記キ
ャッシュメモリに格納するキャッシュメモリ制御ステッ
プと、を有することを特徴とする。

【００２４】また本発明によるホームページのロード方
法は、上記のホームページのロード方法において、ホー
ムページのロード方法前記ページ階層構造は、前記現在
のページに直接リンク付けされるホームページを階層１
に属するホームページとし、以下、階層Ｎ（Ｎ≧１）に
属するホームページに直接リンク付けされるホームペー
ジを階層（Ｎ＋１）に属するウェブページとする構造で
あることを特徴とする。

【００２５】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、コンピュータに、ユーザが指定したホーム
ページを通信機能を使用してワールドワイドウェブサー
バよりネットワーク経由でダウンロードし、前記ダウン
ロードされたWeb ページをキャッシュメモリに読み込む
ホームページのロード方法であって、現在のホームペー
ジを表示しているときの通信機能の空き時間において、
現在のウェブページを起点とするリンク付けにより構成
されるページ階層構造に従って前記現在のホームページ
にリンクされるホームページを先読みする先読みステッ
プと、前記先読みステップで先読みしたホームページを
前記キャッシュメモリに格納するキャッシュメモリ制御
ステップと、を有する方法を実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。

【００２６】また、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、上記のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、前記ページ階層構造は、前記現在の
ページに直接リンク付けされるホームページを階層１に
属するホームページとし、以下、階層Ｎ（Ｎ≧１）に属
するホームページに直接リンク付けされるホームページ
を階層（Ｎ＋１）に属するウェブページとする構造であ
ることを特徴とする。

【００２７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。

【００２８】図１は、本発明の実施の形態に係るホーム
ページのロード方式の全体構成を示すブロック図であ
る。

【００２９】本実施の形態に係るホームページのロード
方式は、ＷＷＷ(World Wide Web)Browser の機能を持つ
機能ブロックすなわちホームページ閲覧ソフトを持つブ
ラウザ１２と、ブラウザ１２に含まれ、かつインターネ
ット回線網を代表とするネットワーク１０に接続された
キャッシュ機能部１３と、キャッシュ機能部１３が使用
するキャッシュメモリ１４と、ＷＷＷサーバ（World Wi
de Web Server)上のホームページを所与のホームページ
を起点とする各ページ上のリンク付け構造から派生する
ページ階層構造に従ってキャッシュメモリ１４へ読み込
む先読み機能部１１とを備えている。

【００３０】キャッシュ機能部１３は、従来のキャッシ
ュ機能部と同様に、過去に通信によってネットワーク１
０を介して他ブラウザから読み込まれたページの内容を
キャッシュメモリ１４に記録しておき、ユーザが再度同
一のページを見る要求を出した時に、ネットワーク１０
を介した他ブラウザとの通信を行わず、代わりに、キャ
ッシュメモリ１４上に取り込まれているページを表示す
る為、通信に費やす時間を不要にして、高速にページ内
容をブラウザ１２に表示する機能である。

【００３１】先読み機能部１１は、上記のホームページ
閲覧ソフトを持つブラウザ１２中に組み込まれ、キャッ
シュ機能部１３が管理するキャッシュメモリ１４中にホ
ームページを先読みさせる手段に依って、通信速度の遅
さをカバーすること、すなわちホームページ読み込み開
始から表示完了までのタイムラグを低減させることを可
能にする。すなわち、ブラウザ１２が全く通信していな
い空き時間を利用し、現在のブラウザ１２に表示されて
いるページのリンクから、次に読み込まれる可能性があ
るページを一覧するリストを作成し、該リストに従っ
て、次に読み込まれる可能性があるページをネットワー
ク１０を介した通信手段によって他ブラウザから読み込
み、予めキャッシュメモリ１４に保存しておく機能を有
する。

【００３２】上記の動作、すなわち空き時間を利用して
現在読み込まれているページのリンクから、次に読み込
まれる可能性があるページをキャッシュメモリ１４に読
み込む動作は、所与のホームページを起点とする各ペー
ジ上のリンク付け構造から派生するページ階層に従って
順番に行う。

【００３３】図２は、本発明の実施の形態に係るホーム
ページのロード方式で読み込まれる各ページのページ階
層とページ内のリンクとの関係を示した説明図である。

【００３４】一般に、ホームページの各ページとページ
階層との関係は、ユーザによって指定される所与のホー
ムページ上の最初のページからリンクされる階層を階層
１とすると、階層Ｎ（Ｎ≧１）に属する全ページからリ
ンクされている全ページが、階層（Ｎ＋１）に属する全
ページとなる。

【００３５】現在ブラウザに表示されているページをペ
ージ１（２１）とすると、ページ１（２１）からのリン
クは、ページ２（２２）と、ページ３（２３）とを示し
ているため、先読み機能部１１は、まずこの２つのペー
ジ、すなわちページ２（２２）とページ３（２３）とが
属している階層１の先読みを開始し、キャッシュメモリ
１４へ格納する。

【００３６】次に、先読み機能部１１は、ページ２（２
２）とページ３（２３）に含まれるリンク一覧のリスト
を作成する。このリストに含まれているページは、ペー
ジ４（２４）と、ページ５（２５）と、ページ６（２
６）であるため、先読み機能部１１は、次に、上記の３
つのページ、すなわちページ４（２４），ページ５（２
５），ページ６（２６）が所属している階層２の先読み
を開始する。

【００３７】次に、先読み機能部１１は、ページ４（２
４）と、ページ５（２５）と、ページ６（２６）とに含
まれるリンク一覧のリストを作成する。このリストに含
まれているページは、ページ７（２７）と、ページ８
（２８）であるため、先読み機能部１１は、上記の２つ
（階層３）の先読みを開始する。

【００３８】図３は、本発明の実施の形態に係るホーム
ページのロード方式における最初のページから最初のペ
ージ階層までのロード動作を示す説明図である。

【００３９】図４は、本発明の実施の形態に係るホーム
ページのロード方式における最初のページ階層のロード
後の動作を示す説明図である。

【００４０】以下、図１と図２を参照しつつ、図３と図
４に示す説明図を使用して、最初のページから最初のペ
ージ階層までのロード動作を説明する。

【００４１】まず、ブラウザ１２は、ネットワーク１０
を介して、所与のホームページのページ１（２１）の読
み込みを開始する。この間、ユーザは読み込みが完了す
るまでページの閲覧が出来ないので、待機している必要
がある。キャッシュ機能部１３は、上記読み込んだペー
ジをキャッシュメモリ１４に記録する。

【００４２】ページ１（２１）の上記読み込みが完了す
ると、ユーザは、その内容を閲覧する。ユーザがページ
１（２１）を閲覧中に、先読み機能部１１が、ページ１
（２１）の内容から次ぎに読み込まれる可能性があるペ
ージ１（２１）のリンク先ページ、すなわちページ２
（２２）やページ３（２３）の候補一覧を作成し、上記
候補一覧に従って、該当するホームページをキャッシュ
メモリ１４に読み込む作業を開始する。先読み機能部１
１は時間とキャッシュ容量が許す限りにおいて、上記の
一連の読み込み作業を反復し、従って、場合によって
は、ページ２（２２）やページ３（２３）上でリンクさ
れた更なるリンク先のページも読み込む。

【００４３】ユーザが、ページ１（２１）の閲覧を完了
し、次ぎに、ページ２（２２）を閲覧しようとして、ペ
ージ１（２１）中に存在するページ２（２２）へのリン
クボタンを押した時点では、ページ２（２２）の内容は
既にキャッシュメモリ１４内に存在するため、ブラウザ
１２は、ネットワーク１０を介しての通信無しで、即座
にページ２（２２）を表示することが可能となる。

【００４４】従って、ユーザは、ページ２（２２）が瞬
時に表示されるため、待ち時間無しで、ページ２（２
２）を閲覧することが可能となる。

【００４５】先読み機能部１１は、ユーザがページを閲
覧していて通信が行なわれていない時間帯において、キ
ャッシュメモリ１４に設定されたキャッシュ容量が許す
範囲内で、前述の階層的なリンク先ページの候補一覧を
作成し、それらのキャッシュメモリ１４への先読みを実
施する。

【００４６】なお、上記の実施形態による方法は、コン
ピュータに当該方法を実行させるためのプログラムを記
録したＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体からコンピュータが
当該プログラムを読み込んで実行することにより実現す
ることもできる。

【００４７】また、上記の実施形態による装置は、コン
ピュータを当該装置の各手段として機能させるためのプ
ログラムを記録したＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体からコ
ンピュータが当該プログラムを読み込んで実行すること
により実現することもできる。

【００４８】この際、通常は、コンピュータのＣＰＵ
は、オペレーティングシステムにより、当該プログラム
を当該記録媒体から主メモリに一旦転送した後に、主メ
モリから当該プログラムを読み込んで実行する。

【００４９】また、上記プログラムは、インタプリタ形
式の命令を記述したテキスト形式のファイルと、このフ
ァイルを読み込んで実行命令に変換するインタプリタよ
り生成されることもある。

【００５０】

【発明の効果】以上説明した本発明によれば、ユーザの
ホームページ閲覧時において、ユーザが次に読み込むべ
きホームページの高速表示が可能となる。

【００５１】また、ネットワークとの接続に公衆回線を
使用している場合には、回線接続時の時間を無駄に消費
することが無いので、通信コストを削減することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るホームページのロー
ド方式の全体構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の実施の形態に係るホームページのロー
ド方式で読み込まれる各ページのページ階層とページ内
のリンクとの関係を示した説明図である。

【図３】本発明の実施の形態に係るホームページのロー
ド方式における最初のページから最初のページ階層まで
のロード動作を示す説明図である。

【図４】本発明の実施の形態に係るホームページのロー
ド方式における最初のページ階層のロード後の動作を示
す説明図である。

【図５】従来の実施の形態に係るホームページのロード
方式の全体構成を示すブロック図である。

【図６】従来の実施の形態に係るホームページのロード
方式による最初のページのロード動作を示す説明図であ
る。

【図７】従来の実施の形態に係るホームページのロード
方式による２ページ目以降のページのロード動作を示す
説明図である。

【符号の説明】

１０ ネットワーク １１ 先読み機能 １２ ブラウザ １３ キャッシュ機能 １４ キャッシュメモリ ２１〜２８ ページ１〜８

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピュータ上で作動し、ユーザが指定
   したホームページを通信機能を使用してワールドワイド
   ウェブサーバ（World Wide Web Server）よりネットワ
   ーク経由でダウンロードし、前記ダウンロードされたホ
   ームページをキャッシュメモリに読み込むワールドワイ
   ドウェブブラウザ（World Wide Web Browser）を有する
   ホームページのロード方式であって、 前記ワールドワイドウェブブラウザが、 現在のホームページを表示しているときの前記通信機能
   の空き時間において、現在のホームページを起点とする
   リンク付けにより構成されるページ階層構造に従って前
   記現在のホームページにリンクされるホームページを先
   読みする先読み手段と、 前記先読み手段により先読みしたホームページを前記キ
   ャッシュメモリに格納するキャッシュメモリ制御手段
   と、を備えることを特徴とするホームページのロード方
   式。
2. 【請求項２】 前記ページ階層構造は、前記現在のペー
   ジに直接リンク付けされるホームページを階層１に属す
   るホームページとし、以下、階層Ｎ（Ｎ≧１）に属する
   ホームページに直接リンク付けされるホームページを階
   層（Ｎ＋１）に属するウェブページとする構造であるこ
   とを特徴とする請求項１記載のホームページのロード方
   式。
3. 【請求項３】 コンピュータ上で、ユーザが指定したホ
   ームページを通信機能を使用してワールドワイドウェブ
   サーバよりネットワーク経由でダウンロードし、前記ダ
   ウンロードされたWeb ページをキャッシュメモリに読み
   込むホームページのロード方法であって、 現在のホームページを表示しているときの通信機能の空
   き時間において、現在のウェブページを起点とするリン
   ク付けにより構成されるページ階層構造に従って前記現
   在のホームページにリンクされるホームページを先読み
   する先読みステップと、 前記先読みステップで先読みしたホームページを前記キ
   ャッシュメモリに格納するキャッシュメモリ制御ステッ
   プと、を有することを特徴とするホームページのロード
   方法。
4. 【請求項４】 前記ページ階層構造は、前記現在のペー
   ジに直接リンク付けされるホームページを階層１に属す
   るホームページとし、以下、階層Ｎ（Ｎ≧１）に属する
   ホームページに直接リンク付けされるホームページを階
   層（Ｎ＋１）に属するウェブページとする構造であるこ
   とを特徴とする請求項３記載のホームページのロード方
   法。
5. 【請求項５】 コンピュータに、ユーザが指定したホー
   ムページを通信機能を使用してワールドワイドウェブサ
   ーバよりネットワーク経由でダウンロードし、前記ダウ
   ンロードされたWeb ページをキャッシュメモリに読み込
   むホームページのロード方法であって、 現在のホームページを表示しているときの通信機能の空
   き時間において、現在のウェブページを起点とするリン
   ク付けにより構成されるページ階層構造に従って前記現
   在のホームページにリンクされるホームページを先読み
   する先読みステップと、 前記先読みステップで先読みしたホームページを前記キ
   ャッシュメモリに格納するキャッシュメモリ制御ステッ
   プと、を有する方法を実行させるためのプログラムを記
   録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
   録媒体。
6. 【請求項６】 前記ページ階層構造は、前記現在のペー
   ジに直接リンク付けされるホームページを階層１に属す
   るホームページとし、以下、階層Ｎ（Ｎ≧１）に属する
   ホームページに直接リンク付けされるホームページを階
   層（Ｎ＋１）に属するウェブページとする構造であるこ
   とを特徴とする請求項５記載のコンピュータ読み取り可
   能な記録媒体。