JP2000310472A - 電動ダンパー装置 - Google Patents

電動ダンパー装置

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JP2000310472A
JP2000310472A JP11758899A JP11758899A JP2000310472A JP 2000310472 A JP2000310472 A JP 2000310472A JP 11758899 A JP11758899 A JP 11758899A JP 11758899 A JP11758899 A JP 11758899A JP 2000310472 A JP2000310472 A JP 2000310472A
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JP
Japan
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baffle plate
opening
damper device
seal
electric damper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11758899A
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English (en)
Inventor
Norio Maruyama
紀郎 丸山
Michio Komata
道夫 小俣
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単にして耐久性に優れ、所定のシール
圧を得ることができ、弾性を有するシール部材のへたり
を防止すること。 【解決手段】 開口部1を有する本体2と、本体2に回
動可能に取り付けられ、開口部1を開閉するバッフル板
5と、バッフル板5にフロティング状態で取り付けら
れ、開口部1に当接してシーリングを行うソフトテープ
11と、バッフル板5と直結されてバッフル板5を開閉
駆動するステッピングモータと、バッフル板5との当接
によりバッフル板5の閉位置を規定するストッパ部13
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動ダンパー装
置に関し、特に、冷蔵庫等において冷気の取り入れを制
御する電動ダンパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫等において使用される電動ダンパ
ー装置は、本体に回動可能に取り付けられ、本体に形成
されている開口部を開閉するバッフル板と、前記バッフ
ル板に貼り付けられ、前記開口部の縁部に当接してシー
リングを行うソフトテープ(シール部材)と、前記バッ
フル板を開閉駆動する電動機とにより構成されており、
この種の電動ダンパー装置は、特開平6−109354
号公報、特開平9−264652号公報に示されてい
る。
【0003】上述のような電動ダンパー装置において
は、開口部の密閉性を高めるために、充分なシール圧を
もって前記バッフル板のソフトテープを開口部の縁部に
押し付ける必要があり、このために、上述のような従来
の電動ダンパー装置では、電動機より回転力をバッフル
板に伝達する歯車列にバックラッシュを設けると共に、
軸受部にがたを設け、ばねによりバッフル板を閉方向へ
付勢することで、ソフトテープを開口部の縁部に押し付
けたり、電動機のディテントトルクによってバッフル板
と共にソフトテープを開口部の縁部に押し付けたりする
ことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ばねによりバッフル板
を閉方向へ付勢するものでは、電動機とバッフル板との
駆動伝達経路中にがたを設ける必要があるため、駆動伝
達経路を構成する部品の摩耗があり、耐久性に関して問
題がある。電動機のディテントトルクによってバッフル
板と共にソフトテープを開口部の縁部に押し付けるもの
では、ディテントトルクがソフトテープに作用するか
ら、所定のシール圧を得るためには、ディテントトルク
の制御を正確に行う必要があり、ソフトテープのへたり
が生じ易いと云う問題がある。
【0005】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、構造簡単にして耐久性に優れ、
ディテントトルクの制御をさほど正確に行わなくとも所
定のシール圧を得ることができ、ソフトテープのような
弾性を有するシール部材のへたりを防止できる電動ダン
パー装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明による電動ダンパー装置は、
開口部を有する本体と、前記本体に回動可能に取り付け
られ、前記開口部を開閉するバッフル板と、前記バッフ
ル板にフロティング状態で取り付けられ、前記開口部の
縁部に当接してシーリングを行うシール部材と、前記バ
ッフル板と直結され、当該バッフル板を開閉駆動する電
動機と、前記バッフル板との当接により当該バッフル板
の閉位置を規定するストッパとを有しているものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明による電動ダンパー装
置は、前記シール部材の前記バッフル板に対するフロテ
ィング状態の取り付けが、前記シール部材を取り付けら
れて前記バッフル板に対してシール面と直交する方向に
変位可能に取り付けられたシール押え部材と、前記シー
ル押え部材を前記バッフル板より離れる方向に付勢する
ばねとにより行われるものである。
【0008】請求項1記載の発明による電動ダンパー装
置では、バッフル板の閉位置がストッパによって画一的
に規定され、バッフル板がストッパによって規定された
閉位置においてシール部材はバッフル板に対してフロテ
ィング状態で、開口部の縁部に押し付けられ、所定のシ
ール圧が得られる。
【0009】請求項2記載の発明による電動ダンパー装
置では、シール押え部材と共にシール部材がバッフル板
にフロティング状態で取り付けられ、バッフル板がスト
ッパによって規定された閉位置においてシール部材はば
ねによりシール押え部材と共に開口部の縁部に押し付け
られ、所定のシール圧が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図3はこの発
明による電動ダンパー装置の一つの実施の形態を示して
いる。電動ダンパー装置は、開口部1を有する本体2
と、本体2に形成された軸受部3に軸部4によって回動
可能に取り付けられ、開口部1を開閉するバッフル板5
とを有している。
【0011】本体2にはステッピングモータ6が取り付
けられており、ステッピングモータ6の出力軸7はバッ
フル板5と直接連結されている。すなわち、ステッピン
グモータ6は、バッフル板5と直結され、バッフル板5
を軸部4の中心軸線周りに回動駆動(開閉駆動)する。
【0012】バッフル板5の開口部1の側には係止爪8
によってシール押え部材9が、抜け止め状態で、開口部
1のシール面(開口部1の縁部10)に直交する方向に
所定量のみ変位可能に、所謂フロティング状態で、取り
付けられている。シール押え部材9の開口部1の側には
弾性を有するソフトテープ(シール部材)11が貼り付
けられており、ソフトテープ11は開口部1の縁部10
に当接してシーリングを行う。
【0013】バッフル板5とシール押え部材9との間に
はシール押え部材9をバッフル板5より離れる方向に付
勢する円筒状の圧縮コイルばね12が取り付けられてい
る。
【0014】本体2にはバッフル板5との当接によりバ
ッフル板5の閉位置を規定するストッパ部13が形成さ
れている。
【0015】上述の構成による電動ダンパー装置では、
図1に仮想線により示されているように、バッフル板5
が開位置にある状態より開口部1を閉じる場合には、ス
テッピングモータ6によってバッフル板5を軸部4の中
心軸線周りに図1で見て反時計廻り方向へ直接駆動す
る。
【0016】これにより、バッフル板5がシール押え部
材9、ソフトテープ11を伴って図1で見て反時計廻り
方向へ回動し、ソフトテープ11が開口部1の縁部10
に当接し、開口部1が塞がれる。
【0017】これより更に、ステッピングモータ6を同
方向へ駆動することにより、圧縮コイルばね12が撓
み、それに応じてソフトテープ11の開口部1の縁部1
0に対する押付力が増す。やがて、バッフル板5がスト
ッパ部13に当接することにより、バッフル板5の回動
が止まり、ステッピングモータ6の出力軸7はロックさ
れ、この状態により予め設定されているパルス数だけ進
めてステッピングモータ6を停止し、ディテントトルク
により閉位置を保持する。
【0018】上述のように、バッフル板5がストッパ部
13に当接することにより、バッフル板5の回動が止ま
るから、ソフトテープ11が必要以上に開口部1の縁部
10に押し付けられることがなくなり、所定のシール圧
をもってソフトテープ11により開口部1の封止が的確
に行われ、併せてソフトテープ11のへたりが防止され
る。
【0019】また、ステッピングモータ6とバッフル板
5との駆動伝達経路中にがたを設ける必要がなく、ステ
ッピングモータ6とバッフル板5とが直結されているの
で、歯車等、駆動伝達経路を構成する部品を設ける必要
がなくなり、耐摩耗性が改善されて耐久性が向上し、動
作音も小さくなる。
【0020】シール押え部材9をバッフル板5より離れ
る方向に付勢するばねは、圧縮コイルばね12に限られ
ることなく、図4〜図6に示されているような円錐コイ
ルばね16、図7〜図9に示されているような板ばね1
4で構成することもできる。また、図10〜図12に示
されているように、バッフル板5に板ばね部15を一体
成形することもできる。このばね性を有する部分の一体
成形はシール押え部材9側にすることもできる。
【0021】なお、図4〜図12において、図1〜図3
に示されているもの同等あるいは同一の構成要件には、
図1〜図3に付けた符号と同一の符号を付けてその説明
を省略する。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1記載の発明による電動ダンパー装置によれば、開口部
を有する本体と、前記本体に回動可能に取り付けられ、
前記開口部を開閉するバッフル板と、前記バッフル板に
フロティング状態で取り付けられ、前記開口部の縁部に
当接してシーリングを行うソフトテープのようなシール
部材と、前記バッフル板と直結され、当該バッフル板を
開閉駆動するステッピングモータ等の電動機と、前記バ
ッフル板との当接により当該バッフル板の閉位置を規定
するストッパとを有しているものとした。
【0023】このため、バッフル板の閉位置がストッパ
によって画一的に規定され、バッフル板がストッパによ
って規定された閉位置においてシール部材はバッフル板
に対してフロティング状態で、開口部の縁部に押し付け
られ、所定のシール圧をもってシール部材により開口部
の封止が的確に行われ、併せてシール部材のへたりが防
止される。また、電動機とバッフル板との駆動伝達経路
中にがたを設ける必要がなく、しかも電動機とバッフル
板とが直結されているので、歯車等、駆動伝達経路を構
成する部品を設ける必要がなくなり、耐摩耗性が改善さ
れて耐久性が向上し、動作音も小さくなる。
【0024】請求項2記載の発明による電動ダンパー装
置によれば、前記シール部材の前記バッフル板に対する
フロティング状態の取り付けが、前記シール部材を取り
付けられて前記バッフル板に対してシール面と直交する
方向に変位可能に取り付けられたシール押え部材と、前
記シール押え部材を前記バッフル板より離れる方向に付
勢するばねとにより行われるものとした。
【0025】このため、シール押え部材と共にシール部
材がバッフル板にフロティング状態で取り付けられ、バ
ッフル板がストッパによって規定された閉位置において
シール部材はばねによりシール押え部材と共に開口部の
縁部に押し付けられ、所定のシール圧をもってシール部
材により開口部の封止が的確に行われ、併せてシール部
材のへたりが防止される。また、電動機とバッフル板と
の駆動伝達経路中にがたを設ける必要がなく、しかも電
動機とバッフル板とが直結されているので、歯車等、駆
動伝達経路を構成する部品を設ける必要がなくなり、耐
摩耗性が改善されて耐久性が向上し、動作音も小さくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電動ダンパー装置の一つの実施
の形態を示す側面図である。
【図2】この発明による電動ダンパー装置の一つの実施
の形態を示す平面図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿った断面図であ
る。
【図4】この発明による電動ダンパー装置の他の実施の
形態を示す側面図である。
【図5】この発明による電動ダンパー装置の他の実施の
形態を示す平面図である。
【図6】図5の線VI−VIに沿った断面図である。
【図7】この発明による電動ダンパー装置の他の実施の
形態を示す側面図である。
【図8】この発明による電動ダンパー装置の他の実施の
形態を示す平面図である。
【図9】図8の線IX−IXに沿った断面図である。
【図10】この発明による電動ダンパー装置の他の実施
の形態を示す側面図である。
【図11】この発明による電動ダンパー装置の他の実施
の形態を示す平面図である。
【図12】図11の線XII−XIIに沿った断面図で
ある。
【符号の説明】
1 開口部 2 本体 3 軸受部 4 軸部 5 バッフル板 6 ステッピングモータ 7 出力軸 8 係止爪 9 シール押え部材 10 縁部 11 ソフトテープ 12 圧縮コイルばね 13 ストッパ部 14 板ばね 15 板ばね部 16 円錐コイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する本体と、 前記本体に回動可能に取り付けられ、前記開口部を開閉
    するバッフル板と、 前記バッフル板にフロティング状態で取り付けられ、前
    記開口部の縁部に当接してシーリングを行うシール部材
    と、 前記バッフル板と直結され、当該バッフル板を開閉駆動
    する電動機と、 前記バッフル板との当接により当該バッフル板の閉位置
    を規定するストッパと、 を有することを特徴とする電動ダンパー装置。
  2. 【請求項2】 前記シール部材の前記バッフル板に対す
    るフロティング状態の取り付けは、前記シール部材を取
    り付けられて前記バッフル板に対してシール面と直交す
    る方向に変位可能に取り付けられたシール押え部材と、
    前記シール押え部材を前記バッフル板より離れる方向に
    付勢するばねとにより行われることを特徴とする請求項
    1記載の電動ダンパー装置。
JP11758899A 1999-04-26 1999-04-26 電動ダンパー装置 Withdrawn JP2000310472A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163760A (ja) * 2005-02-01 2011-08-25 Moatech Co Ltd 冷蔵庫用ダンパー装置
CN109883121A (zh) * 2017-12-06 2019-06-14 浙江三花智能控制股份有限公司 风门装置和具有其的冰箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163760A (ja) * 2005-02-01 2011-08-25 Moatech Co Ltd 冷蔵庫用ダンパー装置
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Effective date: 20060704