JP2000310202A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JP2000310202A
JP2000310202A JP11118209A JP11820999A JP2000310202A JP 2000310202 A JP2000310202 A JP 2000310202A JP 11118209 A JP11118209 A JP 11118209A JP 11820999 A JP11820999 A JP 11820999A JP 2000310202 A JP2000310202 A JP 2000310202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変リリーフ弁で設定されるリリーフ圧を増
圧可能なリリーフ圧変更手段を備えたものにあって、ポ
ンプ入力トルクがエンジン出力トルクを越えないように
維持することができる建設機械の油圧駆動装置の提供。 【解決手段】 主油圧ポンプ1の吐出圧を規定する可変
リリーフ弁2と、この可変リリーフ弁2のリリーフ圧を
変更可能な電磁弁12と、この電磁弁12をリリーフ圧
を増圧させるように作動させる制御信号Yを出力可能な
制御装置13と、エンジン20の回転数を検出する回転
数センサ20を備え、制御装置13が、回転数センサ2
1で検出されるエンジン回転数Nが、アイドル回転数i
よりも高い回転数であって、ブーム等の作業機を動かし
得る流量を主油圧ポンプ1から吐出させる回転数rの近
傍で、その回転数rよりも低い所定回転数n以上のとき
に、上述した制御信号Yを出力可能にさせる信号生成部
23及びスイッチ部24を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械に備えられる油圧駆動装置に係り、特に主油圧
ポンプの吐出圧の最大値を規定するリリーフ圧を設定す
る可変リリーフ弁と、この可変リリーフ弁で設定される
リリーフ圧を変更可能なリリーフ圧変更手段とを備えた
建設機械の油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の建設機械の油圧駆動装置の
一例を示す油圧回路図、図8は図7に示す従来例に備え
られるリリーフ圧の昇圧系統を示すブロック図である。
【0003】この従来の油圧駆動装置は、図7に示すよ
うに、主油圧ポンプ31と、この主油圧ポンプ31の吐
出圧の最大値を規定するリリーフ圧を設定する可変リリ
ーフ弁32と、この可変リリーフ弁32で設定されるリ
リーフ圧を変更可能なリリーフ圧変更手段、例えば電磁
弁41とを備えている。この電磁弁41はパイロット油
圧ポンプ40に連絡され、パイロット油圧ポンプ40か
ら吐出される圧油を選択的に可変リリーフ弁32のばね
室に供給し、これによって可変リリーフ弁32のリリー
フ圧を変更可能になっている。
【0004】また、主油圧ポンプ31から吐出される圧
油によって駆動する油圧アクチュエータ、例えば油圧シ
リンダ33、油圧モータ34等と、主油圧ポンプ31か
ら上述の油圧アクチュエータのそれぞれに供給される圧
油の流れを制御する流量制御弁を含む主コントロール弁
回路35と、この主コントロール弁回路35の流量制御
弁の作動を制御する操作手段、例えば油圧パイロット弁
36等と、これらの操作手段が操作状態にあるかどうか
を検出する操作状態検出手段、例えば油圧パイロット弁
36等が操作されたときに圧力信号を出力する圧力スイ
ッチ39とを備えている。
【0005】さらに、油圧パイロット弁36の操作レバ
ー37の握り部には、押圧動作に応じてオン・オフ信号
を出力するレバートップスイッチ38が備えられてい
る。上述した圧力スイッチ39とレバートップスイッチ
38から出力される信号は、図8に示すアンド回路43
を内蔵する制御装置、すなわちコントローラ42に入力
される。図8に示されるように、アンド回路43を有す
るコントローラ42は、圧力スイッチ39とレバートッ
プスイッチ38の双方からの信号を入力したとき、上述
した可変リリーフ弁32のリリーフ圧を増圧させるよう
に電磁弁41を作動させる制御信号Yを出力する。
【0006】この従来技術にあっては、例えば油圧パイ
ロット弁36等を操作して油圧シリンダ33等を作動さ
せ、所望の作業を実施させている状態において、レバー
トップスイッチ38を操作すると、図8に示すように、
油圧パイロット弁36等の操作に伴って圧力スイッチ3
9から信号値「1」が出力されている状態において、レ
バートップスイッチ38から信号値「1」が出力される
ことから、コントローラ42のアンド回路43から電磁
弁41に制御信号Yが出力される。これにより、図7に
示す電磁弁41が同図7の上段位置に切換えられ、油圧
パイロットポンプ40から吐出されるパイロット圧が、
可変リリーフ弁32のばね室に与えられる。これによ
り、可変リリーフ弁32はリリーフ圧を増圧させるよう
に作動する。したがって、主油圧ポンプ31の吐出圧
は、それまでに比べて高くなる。
【0007】また、このような状態から、すなわち、油
圧パイロット弁36等の操作状態を維持したまま、レバ
ートップスイッチ38の操作を解除すると、図8に示す
ように、レバートップスイッチ38の信号値が「0」に
なり、これによりアンド回路43から制御信号Yが出力
されなくなる。これに伴って、図7に示す電磁弁41
は、ばねの力により同図7の下段位置に切換えられ、可
変リリーフ弁32のばね室が、この電磁弁41を介して
タンクに連通する。これにより、上述のようにリリーフ
圧を高く設定した可変リリーフ弁32は、リリーフ圧を
低くするように作動する。これに伴って、主油圧ポンプ
31の吐出圧が上述の場合に比べて低くなるように変化
する。
【0008】なお、上述した従来技術が適用される建設
機械の一例として、例えば吊荷作業、掘削作業、ならし
作業を実施する油圧ショベルを考えると、この油圧ショ
ベルで実施される作業のうち一般的に吊荷作業は、特に
大きなパワーを必要とするので増圧させることが好まし
く、土砂を掘削する通常の掘削作業、すなわち堅い地盤
等を掘削する大きなパワーを要する重掘削作業を除く掘
削作業とか、地面を平坦にならす軽負荷のならし作業の
場合には、本来、増圧させない方が好ましい。
【0009】これらの図7,8に示す従来技術に相当す
るものは、特開平8−60704号公報に示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、増圧を必要とする作業時には、油圧パイロット弁3
6等を操作している状態でレバートップスイッチ38を
手動操作すれば可変リリーフ弁32の設定リリーフ圧を
上昇させ、これにより主油圧ポンプ31の最大可能吐出
圧を高めることができる。しかしながら、この従来技術
では主油圧ポンプ31、油圧パイロットポンプ40を駆
動する図示されないエンジンの回転数と、リリーフ圧の
昇圧(増圧)動作との関係が考慮されていない。
【0011】したがって、例えばエンジン回転数が、主
油圧ポンプ31から最小流量を吐出させるアイドル回転
数程度の低い回転数であるときに、油圧パイロット弁3
6等を操作して、同時にレバートップスイッチ38を押
圧操作することが起こり得る。このような場合にも、可
変リリーフ弁32の設定リリーフ圧が上昇し、主油圧ポ
ンプ31の吐出圧が高く変化するが、このとき、エンジ
ンの出力トルクよりも、すなわち主油圧ポンプ31等の
入力軸を回転させようとする力よりも、主油圧ポンプ3
1の入力トルク等、すなわちエンジンによって主油圧ポ
ンプ31等の入力軸等が回されまいと抵抗する力の方が
大きくなり、これによってエンストを生じてしまう懸念
がある。
【0012】このようなエンストを生じると、所望の増
圧を要する作業は中断してしまう。したがって、その所
望の増圧を要する作業を再開させるためには、エンジン
を再起動させ、そのエンジン回転数を十分に上昇させた
後に、再び油圧パイロット弁36等の操作とレバートッ
プスイッチ38の押圧操作とが必要となる。
【0013】すなわち、従来技術にあっては、エンスト
を生じる懸念があり、エンストを生じたときには作業能
率の低下を招くとともに、当該建設機械のオペレータに
煩わしい操作が要求され、操作性が低下する問題があ
る。
【0014】本発明は、上記した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その目的は、可変リリーフ弁
で設定されるリリーフ圧を増圧可能なリリーフ圧変更手
段を備えたものにあって、ポンプ入力トルクがエンジン
出力トルクを越えないように維持することができる建設
機械の油圧駆動装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願の請求項1に係る発明は、主油圧ポンプと、こ
の主油圧ポンプの吐出圧の最大値を規定するリリーフ圧
を設定する可変リリーフ弁と、この可変リリーフ弁で設
定されるリリーフ圧を変更可能なリリーフ圧変更手段
と、上記主油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動
する油圧アクチュエータと、上記主油圧ポンプから上記
油圧アクチュエータに供給される圧油の流れを制御する
流量制御弁と、この流量制御弁の作動を制御する操作手
段と、上記リリーフ圧を増圧させるように上記リリーフ
圧変更手段を作動させる制御信号を出力可能な制御装置
とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、上記主油
圧ポンプを駆動するエンジンの回転数を検出するエンジ
ン回転数検出手段を備えるとともに、上記制御装置が、
上記エンジン回転数検出手段で検出されるエンジン回転
数が、所定の最小流量を上記主油圧ポンプから吐出させ
る回転数であるアイドル回転数よりも高い回転数であっ
て、上記油圧アクチュエータを介して作動する作業機を
動かし得る流量を上記主油圧ポンプから吐出させる回転
数の近傍で、しかもその回転数よりも低い回転数である
所定回転数以上のときに、上記制御信号を出力可能にさ
せる処理をおこなう処理手段を含む構成にしてある。
【0016】このように構成した請求項1に係る発明に
あっては、エンジン回転数検出手段で検出されるエンジ
ン回転数の高低に応じて、可変リリーフ弁で設定される
リリーフ圧の増圧が実施されるかどうか決定される。
【0017】すなわち、制御装置に含まれる処理手段
は、当該制御装置に入力されるエンジン回転数が、アイ
ドル回転数よりも高い回転数であって、作業機を動かし
得る流量を主油圧ポンプから吐出される回転数の近傍
で、しかもその回転数よりも低い回転数である所定回転
数以上のときには、可変リリーフ弁のリリーフ圧を増圧
させるようにリリーフ圧変更手段を作動させる制御信号
を出力可能にさせる処理をおこなうが、当該制御装置に
入力されるエンジン回転数が、例えばアイドル回転数付
近の低い回転数である場合には、上述した制御信号、す
なわちリリーフ圧変更手段を作動させる制御信号を出力
不能にさせる処理をおこなう。
【0018】制御装置に入力されるエンジン回転数が上
述した所定回転数以上にあっては、ポンプ入力トルクが
エンジン出力トルクを越えないように維持することがで
き、したがってエンストを防止することができる。ま
た、制御装置に入力されるエンジン回転数が所定回転数
に至らない低い回転数のときには、可変リリーフ弁のリ
リーフ圧を増圧させることがないので、ポンプ入力トル
クがエンジン出力トルクを越えないように維持すること
ができ、したがって、この場合にも確実にエンストを防
止することができる。
【0019】また、本願の請求項2に係る発明は、請求
項1に記載の発明において、上記回転数検出手段が、上
記エンジンの実回転数を検出する回転数センサから成
り、手動操作に応じて上記リリーフ圧の増圧を指令する
オン・オフスイッチを備えるとともに、上記制御装置の
上記処理手段が、上記回転数センサから出力される回転
数信号の値が上記所定回転数以上のときに、上記制御信
号の出力を可能にする駆動信号を生成させる信号生成部
を含み、上記制御装置は、上記オン・オフスイッチから
上記リリーフ圧の増圧を指令する信号が出力されている
状態にあって、しかも上記信号生成部から駆動信号が出
力されているときに上記制御信号を出力する構成にして
ある。
【0020】このように構成した請求項2に係る発明に
あっても、信号生成部は、当該制御装置に入力されるエ
ンジン回転数が、所定回転数以上のときには、制御信号
の出力を可能にする駆動信号を出力する。したがって、
この状態にあるときに、オン・オフスイッチからリリー
フ圧の増圧を指令する信号が出力されると、制御装置か
らリリーフ圧変更手段に、可変リリーフ弁のリリーフ圧
を増圧させるように当該リリーフ圧変更手段を作動させ
る制御信号が出力される。
【0021】また、制御装置に入力されるエンジン回転
数が所定回転数に至らない場合とか、エンジン回転数が
所定回転数以上であっても、オン・オフスイッチからリ
リーフ圧の増圧を指令する信号が出力されていないとき
には、制御装置から制御信号が出力されない。
【0022】したがって、リリーフ圧の増圧が実施され
るのは、エンジン回転数が所定回転数以上であり、この
ときには、ポンプ入力トルクがエンジン出力トルクを越
えないように維持することができ、このためエンストを
防止できる。
【0023】また、本発明の請求項3に係る発明は、請
求項2に係る発明において、上記操作手段が手動操作さ
れる操作レバーを有するとともに、上記オン・オフスイ
ッチが上記操作レバーの握り部に設けられるレバートッ
プスイッチから成る構成にしてある。
【0024】このように構成した請求項3に係る発明に
あっては、エンジン回転数が所定回転数以上のときに、
操作レバーの握り部のレバートップスイッチを押圧操作
すればリリーフ圧の増圧をおこなわせることができる。
【0025】また、本願の請求項4に係る発明は、請求
項1〜3のいずれかに記載の発明において、上記操作手
段が操作状態にあるかどうか検出する操作状態検出手段
を備えるとともに、上記制御装置が、上記操作状態検出
手段から出力される信号に応じて、上記リリーフ圧の増
圧を実行させる実行信号、及びこの実行信号に伴って実
施される上記リリーフ圧の増圧を抑制する抑制信号のう
ちのいずれかを選択的に出力する選択手段を含む構成に
してある。
【0026】このように構成した請求項4に係る発明に
あっては、操作状態検出手段から操作手段が操作状態に
ある旨の信号が出力されているときに、選択手段からリ
リーフ圧の増圧を実行させる実行信号が出力される。し
たがって、このように選択手段から実行信号が出力され
ている状態にあって、制御装置から入力されるエンジン
回転数が所定回転数以上であると、制御装置からリリー
フ圧変更手段に制御信号が出力され、リリーフ圧の増圧
が実施される。
【0027】また、選択手段からリリーフ圧の増圧を抑
制する抑制信号が出力された場合には、制御装置に入力
されるエンジン回転数が所定回転数以上であっても、制
御装置から制御信号が出力されずリリーフ圧の増圧は実
施されない。
【0028】すなわち、リリーフ圧の増圧は、常にエン
ジンが所定回転数以上であって、操作手段が操作された
ときに実施され、このときには、ポンプ入力トルクがエ
ンジン出力トルクを越えないように維持できる。
【0029】また、本願の請求項5に係る発明は、請求
項4に記載の発明において、上記操作状態検出手段が、
上記操作手段の操作量を検出する操作量検出手段である
とともに、上記制御装置の上記選択手段が、上記操作量
検出手段で検出される操作量と、上記リリーフ圧の増圧
を実行させる時限に相当する第1のしきい値との関係、
及び上記操作量検出手段で検出される操作量と、上記第
1のしきい値よりも大きい値のしきい値であるととも
に、上記リリーフ圧の増圧を取り消す時限に相当する第
2のしきい値との関係があらかじめ設定され、上記操作
量が上記第1のしきい値を越えたときに上記実行信号を
出力し、上記操作量が上記第2のしきい値を越えたとき
に上記抑制信号に対応する取消指令信号を出力する信号
生成部から成る構成にしてある。
【0030】このように構成した請求項5に係る発明に
あっては、制御装置に入力されるエンジン回転数が所定
の回転数以上である状態において、操作手段が操作され
て、この操作手段の操作量が第1のしきい値を越える操
作量となると、信号生成部からリリーフ圧の増圧を実行
させる実行信号が出力され、制御装置からリリーフ圧変
更手段に制御信号が出力され、リリーフ圧の増圧が実施
される。
【0031】また、上述のように制御装置に入力される
エンジン回転数が所定回転数以上である状態において、
操作手段が操作されて、この操作手段の操作量が第2の
しきい値を越える操作量となると、信号生成部からリリ
ーフ圧の増圧を取り消す取消指令信号が出力され、これ
により制御装置から制御信号が出力されなくなり、リリ
ーフ圧の増圧が停止され、可変リリーフ弁で設定される
リリーフ圧は所定の低い値となる。
【0032】この請求項5に係る発明にあっても、リリ
ーフ圧の増圧は、エンジンが所定回転数以上のときに実
施され、このときにはポンプ入力トルクがエンジン出力
トルクを越えないように維持できる。
【0033】また、本願の請求項6に係る発明は、請求
項1〜5のいずれかに記載の発明において、目標回転数
を指示する目標回転数指示手段を備えるとともに、上記
制御装置が、上記目標回転数指示手段から出力される指
示信号に相当するエンジン目標回転数が、所定の最小流
量を上記主油圧ポンプから吐出させる回転数であるアイ
ドル回転数よりも高い回転数であって、上記油圧アクチ
ュエータを介して作動する作業機を動かし得る流量を上
記主油圧ポンプから吐出させる回転数の近傍で、しかも
その回転数よりも低い回転数である所定回転数以上のと
きに、上記制御信号の出力を可能にさせる処理をおこな
う別の処理手段を含む構成にしてある。
【0034】このように構成した請求項6に係る発明に
あっては、制御装置に入力されるエンジン回転数が所定
回転数以上である状態において、目標回転数指示手段が
操作されて、この目標回転数指示手段から出力される指
示信号に相当するエンジン目標回転数が所定回転数以上
のときには、別の処理手段が作動してこの目標回転数指
示手段の操作に応じても、制御信号の出力を可能にさせ
る処理が実施される。
【0035】この請求項6に係る発明でも、リリーフ圧
の増圧は、エンジンの回転数がエンジン目標回転数に等
しくなる所定回転数以上のときに実施され、このときに
はポンプ入力トルクがエンジン出力トルクを越えないよ
うに維持できる。
【0036】また、本願の請求項7に係る発明は、請求
項6に記載の発明において、上記制御装置の別の処理手
段が、上記目標回転数指示手段から出力される指示信号
に相当するエンジン目標回転数が、上記所定回転数以上
のときに、上記制御信号の出力を可能にする駆動信号を
生成させる信号生成部を含む構成にしてある。
【0037】このように構成した請求項7に係る発明に
あっては、目標回転数指示手段が操作されて、この目標
回転数指示手段から出力される指示信号に相当するエン
ジン目標回転数が所定回転数以上のときには、信号生成
部から制御信号の出力を可能にさせる駆動信号が出力さ
れる。
【0038】この請求項7に係る発明でも、リリーフ圧
の増圧は、エンジンの回転数がエンジン目標回転数に等
しくなる所定回転数以上のときに実施され、このときに
はポンプ入力トルクがエンジン出力トルクを越えないよ
うに維持できる。
【0039】また、本願の請求項8に係る発明、請求項
1〜7のいずれかに記載の発明において、当該建設機械
が油圧ショベルから成る構成にしてある。
【0040】このように構成した請求項8に係る発明に
あっては、当該油圧ショベルで実施される作業には、増
圧が好ましい吊荷作業等が含まれるので、有効に適用で
きる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建設機械の油圧駆
動装置の実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発
明の請求項1,2,3,8に相当する第1実施形態を示
す油圧回路図、図2は図1に示す第1実施形態に備えら
れる制御装置の構成を示すブロック図である。
【0042】図1に示す第1実施形態は、例えば油圧シ
ョベルに適用させてあり、主油圧ポンプ1と、この主油
圧ポンプ1の吐出圧の最大値を規定するリリーフ圧を設
定する可変リリーフ弁2と、この可変リリーフ弁2で設
定されるリリーフ圧を変更可能なリリーフ圧変更手段、
例えば電磁弁12とを備えている。この電磁弁12はパ
イロット油圧ポンプ11に連絡され、パイロット油圧ポ
ンプ11から吐出されるパイロット圧を選択的に可変リ
リーフ弁2のばね室に供給し、これによって可変リリー
フ弁2のリリーフ圧を変更可能になっている。
【0043】また、主油圧ポンプ1から吐出される圧油
によって駆動する複数の油圧アクチュエータ、例えばブ
ームシリンダ3、アームシリンダ4と、主油圧ポンプ1
からブームシリンダ3、アームシリンダ4のそれぞれに
供給される圧油の流れを制御するブーム用流量制御弁5
の作動を制御するブーム用操作手段、例えばブーム用パ
イロット弁7、アーム用流量制御弁6の作動を制御する
アーム用操作手段、例えばアーム用パイロット弁8とを
備えている。
【0044】また、主油圧ポンプ1及びパイロット油圧
ポンプ11を駆動するエンジン20と、このエンジン2
0の回転数、例えば実回転数を検出する回転数センサ2
1と、手動操作に応じて可変リリーフ弁2のリリーフ圧
の増圧を指令するオン・オフスイッチ、例えばブーム用
パイロット弁7の操作レバーの握り部に設けられるレバ
ートップスイッチ22と、上述した回転数センサ21か
ら出力される回転数信号、及びレバートップスイッチ2
2から出力されるオン信号に応じて、可変リリーフ弁2
のリリーフ圧を増圧させるように電磁弁12を作動させ
る制御信号Yを出力可能な制御装置13とを備えてい
る。
【0045】上述した制御装置13は、図2に示すよう
に、回転数センサ21から出力される回転数信号の値が
所定回転数n以上のときに、すなわちエンジン回転数N
が、所定の最小流量を主油圧ポンプ1から吐出させる回
転数であるアイドル回転数iよりも高い回転数であっ
て、ブームシリンダ3を介して作動する作業機である図
示しないブームを動かし得る流量を主油圧ポンプ1から
吐出させる回転数rの近傍で、しかもその回転数rより
も低い所定回転数n以上の時に、制御信号Yの出力を可
能にする駆動信号Aを生成させる信号生成部23と、こ
の信号生成部23から駆動信号Aが出力されたとき閉じ
るスイッチ部24と、このスイッチ部24が閉じられた
状態にあって、レバートップスイッチ22からオン信号
が出力されたとき、電磁弁12に制御信号Yを出力する
出力部25とを備えている。
【0046】上述した制御装置13に含まれる信号生成
部23とスイッチ部24とは、回転数センサ21で検出
されるエンジン回転数が所定回転数n以上のときに、制
御信号Yを出力可能にさせる処理をおこなう処理手段を
構成している。
【0047】このように構成した第1実施形態の動作
は、以下のとおりである。例えば、エンジン20を起動
して主油圧ポンプ1及びパイロット油圧ポンプ11を駆
動させた状態であるものの、回転数センサ21で検出さ
れるエンジン回転数Nが所定回転数nに至らないとき
は、図2に示す制御装置13の信号生成部13からオン
信号すなわち駆動信号Aが出力されず、スイッチ部24
は開かれた状態に保たれる。したがって、このときにブ
ーム用パイロット弁7のレバートップスイッチ22を押
圧操作しても出力部25から電磁弁12に制御信号Yが
出力されることはない。
【0048】また、回転数センサ21で検出されるエン
ジン回転数Nが所定回転数n以上になると、同図2に示
すように信号生成部23から駆動信号Aが出力され、ス
イツチ部24は閉じられる。この状態であっても、ブー
ム用パイロット弁7のレバートッブスイッチ22が押圧
操作されなければ、出力部25から電磁弁Yが出力され
ることはない。
【0049】このように、制御装置13の出力部25か
ら制御信号Yが出力されない状態では、図1に示す電磁
弁12が同図に示すような下段位置に保たれ、可変リリ
ーフ弁2のばね室はタンクに連通する。したがって、可
変リリーフ弁2のリリーフ圧は所定の低い圧力に保た
れ、主油圧ポンプ1の吐出圧も比較的低い圧力となる。
このような状態にあっては、比較的やわらかい土砂など
を掘削する通常の掘削作業、地面を平坦にならすならし
作業などを有効に実施させることができる。
【0050】そして例えば、回転数センサ21で検出さ
れるエンジン回転数Nが所定回転数n以上で、同図2に
示すように信号生成部23から駆動信号Aが出力され、
スイッチ部24が閉じられている状態にあって、ブーム
用パイロット弁7のレバートップスイッチ22を押圧操
作すると、出力部25から制御信号Yが電磁弁12に出
力される。これにより、図1に示す電磁弁12は上段位
置に切換えられ、パイロット油圧ポンプ11から吐出さ
れるパイロット圧が可変リリーフ弁2のばね室に供給さ
れ、当該可変リリーフ弁2のリリーフ圧が増圧される。
これに伴って主油圧ポンプ1の吐出圧が高い圧力となる
ように変化する。このような状態にあっては、パワーを
要する堅い地盤を掘削する重掘削作業とか、吊荷作業な
どを有効に実施させることができる。
【0051】なお、上述の各操作に際しては、ブーム用
パイロット弁7、アーム用パイロット弁8を適宜操作す
ることによりブーム用流量制御弁5、アーム用流量制御
弁6が切換えられ、主油圧ポンプ1から吐出される圧油
がブーム用流量制御弁5、アーム用流量制御弁6を介し
てブームシリンダ3、アームシリンダ4に供給され、こ
れらのブームシリンダ3、アームシリンダ4が駆動し、
図示しない作業機すなわちブーム、アームが回動して所
望の作業をおこなうことができる。
【0052】このように構成した第1実施形態では、可
変リリーフ弁2のリリーフ圧の増圧が実施されるとき
は、エンジン回転数Nがアイドル回転数iよりも十分に
大きい所定回転数n以上の場合に限られるので、ポンプ
入力トルクがエンジン出力トルクを越えないように維持
することができ、したがって、エンストを防止できる。
【0053】なお、可変リリーフ弁2のリリーフ圧の増
圧が実施されないときは、上述のように、エンジン回転
数Nが所定回転数n以上であってレバートップスイッチ
22が押圧操作されない場合、あるいは、エンジン回転
数Nが所定回転数nに至らない場合であるが、このよう
な場合には主油圧ポンプ1の吐出圧が比較的低く抑えら
れ、これによりポンプ入力トルクがエンジン出力トルク
を越えないように維持することができ、このような場合
にも確実にエンストを防止することができる。
【0054】すなわち、この第1実施形態では、可変リ
リーフ弁2で設定されるリリーフ圧を増圧可能な電磁弁
12を備えたものにあつて、上述のようにポンプ入力ト
ルクがエンジン出力トルクを越えないように維持するこ
とができ、これによりエンストを防止でき、したがって
このようなエンストに伴う作業能率の低下を防止できる
とともに、良好な操作性を確保することができる。
【0055】図3は本発明の請求項1,4,5,8に相
当する第2実施形態を示す油圧回路図、図4は図3に示
す第2実施形態に備えられる制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0056】この第2実施形態も例えば油圧ショベルに
適用されるものであるが、特に、ブーム用パイロット弁
7、アーム用パイロット弁8が操作状態にあるかどうか
を検出する操作状態検出手段、例えばブームシリンダ3
を伸長(ブーム上げ)させるようにブーム用流量制御弁
5を作動させるときのブーム用パイロット弁7の操作量
を検出し、圧力信号Paを出力するブーム用圧力センサ
9と、アームシリンダ4を伸長(アームクラウド)させ
るようにアーム用流量制御弁6を作動させるときのアー
ム用パイロット弁8の操作量を検出し、圧力信号Pbを
出力するアーム用圧力センサ10とを備えている。
【0057】さらに、制御装置13は、前述した信号生
成部23、スイッチ部24、出力部25の他に、ブーム
用パイロット弁7の操作量、すなわち圧力センサ9が出
力される圧力信号Paの値と、リリーフ圧の増圧を実行
する時限に相応する第1のしきい値PAOとの関係が設
定され、圧力信号Paの値が第1のしきい値PAOを越
えたときに、増圧指令信号すなわちオン信号を出力する
第1信号生成部14と、アーム用パイロット弁8の操作
量、すなわち圧力センサ10から出力される圧力信号P
bの値と、第1のしきい値PAOよりも大きい値のしき
い値であって、リリーフ圧の増圧を取り消す時限に相応
する第2のしきい値PBOとの関係が設定され、圧力信
号Pbの値が第2のしきい値PBOを越えたときに、リ
リーフ圧の増圧を抑制する抑制信号、例えばリリーフ圧
の増圧を取り消す取消指令信号、すなわちオフ信号を出
力する第2信号生成部15とを備えている。
【0058】上述した第1信号生成部14の第1のしき
い値PAOは、例えばならし作業時に経験的に実施され
るブーム用パイロット弁7の操作量よりも、わずかに大
きい操作量に相当する圧力センサ9の信号値に設定して
ある。また、上述した第2信号生成部15の第2のしき
い値PBOは、例えば吊荷作業時に経験的に実施される
アーム用パイロット弁8の操作量よりもわずかに大きい
操作量に相応する圧力センサ10の信号値に設定してあ
る。掘削作業時には、ブーム用パイロット弁7及びアー
ム用パイロット弁8の操作量が大きくなることから、ブ
ーム用パイロット弁7の操作量に相応する圧力センサ9
の信号値も、第1のしきい値PAOを越える大きな値と
なり、また、アーム用パイロット弁8の操作量に相応す
る圧力センサ10の信号値も、第2のしきい値PBOを
越える大きな値となることが経験的に知られている。
【0059】また、同図4に示す制御装置13は、第1
信号生成部14、第2信号生成部15の双方からオン信
号が出力されたときに駆動信号を出力するアンド回路1
6を備えている。このアンド回路16は上述したスイッ
チ部24に接続させてある。
【0060】上述した第1信号生成部14、第2信号生
成部15、及びアンド回路16は、圧力センサ9,10
から出力される信号に応じて、可変リリーフ弁2のリリ
ーフ圧の増圧を実行させる実行信号、及びこの実行信号
に伴って実施されるリリーフ圧の増圧を取り消す取消指
令信号のうちのいずれかを選択的に出力する選択手段を
構成している。
【0061】その他の構成は、前述した第1実施形態に
おける構成と同等である。
【0062】このように構成した第2実施形態における
動作は以下のとおりである。例えば、ブームシリンダ
3、アームシリンダ4のそれぞれを収縮させるような動
作のときは、ブーム用圧力センサ9、アーム用圧力セン
サ10からの信号は出力されない。これに伴って第1信
号生成部14からアンド回路16にオフ信号が出力さ
れ、アンド回路16から駆動信号は出力されない。ま
た、アームシリンダ4のみを伸長させる動作のときはア
ーム用パイロット弁8の操作量に応じて圧力センサ10
から信号が出力され、その信号値が第2信号生成部15
の第2のしきい値PBOよりも小さい値であるときはオ
ン信号がアンド回路16に出力されるものの、第1信号
生成部14からオフ信号がアンド回路16に出力される
ので、アンド回路16から駆動信号は出力されない。
【0063】上述のようにアンド回路16から駆動信号
が出力されていない状態にあっては、回転数センサ21
によって検出されるエンジン回転数Nが、所定回転数n
以上で信号生成部23から駆動信号Aが出力されスイッ
チ部24が閉じられていても、出力部25にアンド回路
16からの駆動信号が与えられることがなく、したがっ
て出力部25から電磁弁12に制御信号Yが出力されな
い。このような場合には、図3に示す電磁弁12が同図
3の下段位置に保たれ、可変リリーフ弁12のばね室は
タンクに連通し、リリーフ圧が比較的低い値に保たれ
る。したがって、主油圧ポンプ1の吐出圧が比較的低い
値となる。
【0064】また、例えば吊荷作業の実施に際し、ブー
ムシリンダ3、アームシリンダ4のそれぞれを伸長させ
るために、ブーム用パイロット弁7とアーム用パイロッ
ト弁8の双方を操作すると、その操作量は上述したよう
に掘削作業における操作量よりも小さいことが経験上知
られている。その結果、圧力センサ9から出力される信
号Paの値は、第1信号生成部14の第1のしきい値P
AOを越え、また、圧力センサ10から出力される信号
Pbの値は、第2信号生成部15の第2のしきい値PB
Oに至らない程度の値に保たれる。このため、第1信号
生成部14、第2信号生成部15の双方からオン信号が
アンド回路16に出力され、このアンド回路16から駆
動信号が出力される。
【0065】このように、アンド回路16から駆動信号
が出力されている状態にあって、回転数センサ21によ
って検出されるエンジン回転数Nが、所定回転数nに至
らず信号生成部23から駆動信号Aが出力されていない
ときには、スイッチ部24が開かれた状態にあり、した
がって、アンド回路16から出力された駆動信号は出力
部25に供給されず、この出力部25から電磁弁12に
制御信号Yは出力されない。このときは電磁弁12は図
3の下段位置に保たれ、前述のように可変リリーフ弁2
のリリーフ圧は所定の低い圧力に保たれ、主油圧ポンプ
1の吐出圧は比較的低く保たれる。
【0066】そして、回転数センサ21によって検出さ
れるエンジン回転数Nが、所定回転数n以上になると信
号生成部23から駆動信号Aが出力され、スイッチ部2
4が閉じられ、アンド回路16から出力された駆動信号
は出力部25に供給され、この出力部25から電磁弁1
2に制御信号Yが出力される。したがって、電磁弁12
は図3の上段位置に切換えられ、パイロット油圧ポンプ
11のパイロット圧が可変リリーフ弁2のばね室に供給
され、この可変リリーフ弁2のリリーフ圧は増圧され主
油圧ポンプ1の吐出圧は高い圧力に変化する。この高い
圧力の圧油が主油圧ポンプ1から、ブーム用流量制御弁
5、アーム用流量制御弁6に供給され、ブームシリンダ
3、アームシリンダ4の駆動を介して所望の吊荷作業を
実施することができる。
【0067】なお、ブームシリンダ3のみを伸長させる
ような動作(ブーム上げ単独操作)の場合であって、ブ
ーム用パイロット弁7の操作量が大きく、その結果、圧
力センサ9から出力される圧力信号Paの値が第1信号
生成部14の第1のしきい値PAOを越えるときも、上
述と同様に第1信号生成部14、第2信号生成部15の
双方からオン信号がアンド回路16に出力され、このア
ンド回路16から駆動信号が出力される。この場合に
も、回転数センサ21によって検出されるエンジン回転
数Nが、所定回転数n以上になるとスイッチ部24が閉
じられ、出力部25から電磁弁12に制御信号Yが出力
される。したがって、この場合にもリリーフ圧の増圧が
実施され、主油圧ポンプ1の吐出圧は高い圧力に変化す
る。
【0068】また、例えばブームを動かさず、あるいは
せいぜい微操作するにとどめた状態で、主にアームとバ
ケットを操作して地面を平坦にならすならし作業の実施
に際し、ブーム用パイロット弁7とアーム用パイロット
弁8の双方を、ブームシリンダ3、アームシリンダ4の
それぞれを伸長させるように操作するときは、ブームシ
リンダ3の操作量が小さく、したがって、圧力センサ9
で検出される信号値が小さい。このときは、その信号値
が第1信号生成部14の第1のしきい値PAOに至ら
ず、第1信号生成部14からオフ信号がアンド回路16
に出力される。この場合には、回転数センサ21で検出
されるエンジン回転数Nの高低にかかわらず、アンド回
路16から駆動信号が出力されず、出力部25から制御
信号Yが出力されない。
【0069】したがって、図3に示す電磁弁12が同図
3の下段位置に保たれ、可変リリーフ弁12のばね室は
タンクに連通し、リリーフ圧が比較的低い値に保たれ
る。この比較的低い圧力の圧油がブーム用流量制御弁
5、アーム用流量制御弁6を介してブームシリンダ3、
アームシリンダ4に供給され、所望のならし作業を実施
することができる。
【0070】また例えば、比較的軟らかい土砂の掘削を
おこなう通常の掘削作業に際し、ブームシリンダ3、ア
ームシリンダ4のそれぞれを伸長させるために、ブーム
用パイロット弁7とアーム用パイロット弁8の双方を大
きく操作すると、その大きな操作量がブーム用圧力セン
サ9、アーム用圧力センサ10で検出され、これらの信
号値も大きな値となる。すなわち、ブーム用圧力センサ
9から出力される信号値は、図4に示す第1信号生成部
14の第1のしきい値PAOを越える値となり、アーム
用圧力センサ10から出力される信号値は、同図4に示
す第2信号生成部15の第2のしきい値PBOを越える
値となる。このため第2信号生成部15からオフ信号が
アンド回路16に出力される。この場合には、回転数セ
ンサ21で検出されるエンジン回転数Nの高低にかかわ
らず、アンド回路16から駆動信号が出力されず、出力
部25から制御信号Yが出力されない。
【0071】したがって、ならし作業の場合と同様に、
リリーフ圧が比較的低く保たれ、主油圧ポンプ1から比
較的低い圧力の圧油がブーム用流量制御弁5、アーム用
流量制御弁6を介してブームシリンダ3、アームシリン
ダ4に供給され、燃費を抑えた通常の掘削作業を実施す
ることができる。
【0072】このように構成した第2実施形態では、吊
荷作業時にはリリーフ圧を増圧させ、大きなパワーを要
するこの吊荷作業を実施でき、通常の掘削作業時にはリ
リーフ圧の増圧を取り消して、燃費を抑えながらこの通
常の掘削作業を実施でき、また、ならし作業時にはリリ
ーフ圧を増圧させないで、このならし作業を実施でき
る。
【0073】特に、作業頻度が高い通常の掘削作業時
に、主油圧ポンプ1から過大な吐出圧をブームシリンダ
3、アームシリンダ4に供給することなく、所望の通常
掘削作業を実施できるので、当該油圧ショベルに備えら
れる油圧回路に含まれる油圧機器の各部が高圧にさらさ
れる頻度を低減でき、当該油圧駆動装置の耐久性を向上
させることができる。
【0074】また、吊荷作業等におけるリリーフ圧の増
圧は、回転数センサ21で検出されるエンジン回転数N
が所定回転数n以上のときにだけ実施されるので、この
第2実施形態にあっても、ポンプ入力トルクがエンジン
出力トルクを越えないように維持でき、これによりエン
ストを防止でき、したがって、このようなエンストに伴
う作業能率の低下を防止できるとともに、良好な操作性
を確保することができる。
【0075】図5は本発明の請求項1,4,5,6,
7,8に相当する第3実施形態を示す油圧回路図、図6
は図5に示す第3実施形態に備えられる制御装置の構成
を示すブロック図である。
【0076】この第3実施形態は、特に、目標回転数を
指示し指示信号Vを出力する目標回転数指示手段26を
備えるとともに、制御装置13が、指示信号Vの値とエ
ンジン目標回転数N0との関係、すなわち指示信号Vの
値の増加に伴って直線的に増加するエンジン目標回転数
0の関係が設定され、目標回転数指示手段26から出
力される指示信号Vの値に相当するエンジン目標回転数
0を出力する関数設定部27と、この関数設定部27
から出力されるエンジン目標回転数N0が、アイドル回
転数iよりも高い回転数であって、作業機であるブー
ム、アームを動かし得る流量を主油圧ポンプ1から吐出
させる回転数rの近傍で、しかもその回転数rよりも低
い回転数である所定回転数n以上のときに、制御信号Y
の出力を可能にする駆動信号Bを生成させる信号生成部
28とを備えている。この信号生成部28から出力され
た駆動信号Bは、信号生成部23から出力される駆動信
号Aと同様に、スイッチ部24に、このスイッチ部24
を開閉する信号として与えられる。
【0077】上述した信号生成部28、及びスイッチ部
24は、目標回転数指示手段26から出力される指示信
号Vに相当するエンジン目標回転数N0が、所定回転数
n以上のときに、制御信号Yの出力を可能にさせる処理
をおこなう別の処理手段を構成している。その他の構成
は、前述した第2実施形態と例えば同等に構成してあ
る。
【0078】このように構成した第3実施形態では、上
述した第2実施形態と同様の作用効果を奏する他、目標
回転数指示手段26が操作されて、この目標回転数指示
手段26から出力される指示信号に相当するエンジン目
標回転数N0が所定回転数n以上であるときには、スイ
ツチ部24が閉じられて、リリーフ圧の増圧が可能にな
り前述した吊荷作業等のパワーを要する作業を実施でき
る。
【0079】なお、図6では図示を省略してあるが、目
標回転数指示手段26から出力される指示信号Vに基づ
いて制御装置13で適宜の処理がなされ、この制御装置
13からエンジン1の燃料噴射装置に制御信号が出力さ
れ、上述の指示信号Vに相当するエンジン目標回転数N
0に等しくなるようにエンジン20の回転数が制御され
る。すなわち、目標回転数指示手段26で指示した目標
回転数N0になるようにエンジン20の回転数Nが制御
される構成になっている。
【0080】このように構成した第3実施形態は、前述
した第2実施形態と同様の作用効果を奏する他、特に、
目標回転数指示手段26で指示したエンジン目標回転数
0が所定回転数n以上のときには、エンジン20の回
転数Nも所定回転数n以上となり、この状態のときには
スイッチ部24が閉じられて、リリーフ圧の増圧が可能
となり、パワーを要する吊荷作業等を実施することがで
きる。
【0081】すなわち、この第3実施形態にあって、目
標回転数指示手段26の操作を介してリリーフ圧の増圧
を実施するときは、エンジン20の回転数Nが所定回転
数n以上のときであり、その結果、ポンプ入力トルクが
エンジン出力トルクを越えないように維持でき、これに
よりエンストを防止できる。したがって、このようなエ
ンストに伴う作業能率の低下を防止できるとともに、良
好な作業性を確保することができる。
【0082】
【発明の効果】本発明の各請求項に係る発明によれば、
可変リリーフ弁で設定されるリリーフ圧を増圧可能なリ
リーフ圧変更手段を備えたものにあって、ポンプ入力ト
ルクがエンジン出力トルクを越えないように維持でき、
したがって、ポンプ入力トルクがエンジン出力トルクを
越えることにより生じるエンストを防止でき、従来のよ
うなエンストに伴う作業能率の低下を防止できるととも
に、従来に比べて良好な作業性を確保できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第1実施形
態を示す油圧回路図である。
【図2】図1に示す第1実施形態に備えられる制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図4】図3に示す第2実施形態に備えられる制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図6】図5に示す第3実施形態に備えられる制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】従来の建設機械の油圧駆動装置の一例を示す油
圧回路図である。
【図8】図7に示す従来例に備えられるリリーフ圧の昇
圧系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 主油圧ポンプ 2 可変リリーフ弁 3 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ) 4 アームシリンダ(油圧アクチュエータ) 5 ブーム用流量制御弁 6 アーム用流量制御弁 7 ブーム用パイロット弁(ブーム用操作手段) 8 アーム用パイロット弁(アーム用操作手段) 9 ブーム用圧力センサ(ブーム用操作量検出手段)
〔操作状態検出手段〕 10 アーム用圧力センサ(アーム用操作量検出手段)
〔操作状態検出手段〕 11 パイロット油圧ポンプ 12 電磁弁(リリーフ圧変更手段) 13 制御装置 14 第1信号生成部(選択手段) 15 第2信号生成部(選択手段) 16 アンド回路(選択手段) 20 エンジン 21 回転数センサ(回転数検出手段) 22 レバートップスイッチ(オン・オフスイッチ) 23 信号生成部(処理手段) 24 スイッチ部(処理手段)(別の処理手段) 25 出力部 26 目標回転数指示手段 27 関数設定部 28 信号生成部(別の処理手段) PAO 第1のしきい値 PBO 第2のしきい値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 広二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB05 AB06 AC04 AC06 BA01 BA02 BB03 CA07 DA03 DA04 DB00 DB02 DB03 EA01 3H089 AA03 BB15 BB30 CC01 DA03 DB03 DB47 DB49 DB63 DB82 EE31 EE35 EE36 FF05 FF10 GG02 JJ01 JJ02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主油圧ポンプと、この主油圧ポンプの吐
    出圧の最大値を規定するリリーフ圧を設定する可変リリ
    ーフ弁と、この可変リリーフ弁で設定されるリリーフ圧
    を変更可能なリリーフ圧変更手段と、上記主油圧ポンプ
    から吐出される圧油によって駆動する油圧アクチュエー
    タと、上記主油圧ポンプから上記油圧アクチュエータに
    供給される圧油の流れを制御する流量制御弁と、この流
    量制御弁の作動を制御する操作手段と、上記リリーフ圧
    を増圧させるように上記リリーフ圧変更手段を作動させ
    る制御信号を出力可能な制御装置とを備えた建設機械の
    油圧駆動装置において、 上記主油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数を検出す
    るエンジン回転数検出手段を備えるとともに、 上記制御装置が、 上記エンジン回転数検出手段で検出されるエンジン回転
    数が、所定の最小流量を上記主油圧ポンプから吐出させ
    る回転数であるアイドル回転数よりも高い回転数であっ
    て、上記油圧アクチュエータを介して作動する作業機を
    動かし得る流量を上記主油圧ポンプから吐出させる回転
    数の近傍で、しかもその回転数よりも低い回転数である
    所定回転数以上のときに、上記制御信号を出力可能にさ
    せる処理をおこなう処理手段を含むことを特徴とする建
    設機械の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記回転数検出手段が、上記エンジンの
    実回転数を検出する回転数センサから成り、 手動操作に応じて上記リリーフ圧の増圧を指令するオン
    ・オフスイッチを備えるとともに、 上記制御装置の上記処理手段が、 上記回転数センサから出力される回転数信号の値が上記
    所定回転数以上のときに、上記制御信号の出力を可能に
    する駆動信号を生成させる信号生成部を含み、 上記制御装置は、上記オン・オフスイッチから上記リリ
    ーフ圧の増圧を指令する信号が出力されている状態にあ
    って、しかも上記信号生成部から駆動信号が出力されて
    いるときに上記制御信号を出力することを特徴とする請
    求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記操作手段が手動操作される操作レバ
    ーを有するとともに、上記オン・オフスイッチが上記操
    作レバーの握り部に設けられるレバートップスイッチで
    あることを特徴とする請求項2記載の建設機械の油圧駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 上記操作手段が操作状態にあるかどうか
    検出する操作状態検出手段を備えるとともに、 上記制御装置が、 上記操作状態検出手段から出力される信号に応じて、上
    記リリーフ圧の増圧を実行させる実行信号、及びこの実
    行信号に伴って実施される上記リリーフ圧の増圧を抑制
    する抑制信号のうちのいずれかを選択的に出力する選択
    手段を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の建設機械の油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記操作状態検出手段が、上記操作手段
    の操作量を検出する操作量検出手段であるとともに、 上記制御装置の上記選択手段が、 上記操作量検出手段で検出される操作量と、上記リリー
    フ圧の増圧を実行させる時限に相当する第1のしきい値
    との関係、及び上記操作量検出手段で検出される操作量
    と、上記第1のしきい値よりも大きい値のしきい値であ
    るとともに、上記リリーフ圧の増圧を取り消す時限に相
    当する第2のしきい値との関係があらかじめ設定され、
    上記操作量が上記第1のしきい値を越えたときに上記実
    行信号を出力し、上記操作量が上記第2のしきい値を越
    えたときに上記抑制信号に対応する取消指令信号を出力
    する信号生成部であることを特徴とする請求項4記載の
    建設機械の油圧駆動装置。
  6. 【請求項6】 目標回転数を指示する目標回転数指示手
    段を備えるとともに、上記制御装置が、 上記目標回転数指示手段から出力される指示信号に相当
    するエンジン目標回転数が、所定の最小流量を上記主油
    圧ポンプから吐出させる回転数であるアイドル回転数よ
    りも高い回転数であって、上記油圧アクチュエータを介
    して作動する作業機を動かし得る流量を上記主油圧ポン
    プから吐出させる回転数の近傍で、しかもその回転数よ
    りも低い回転数である所定回転数以上のときに、上記制
    御信号の出力を可能にさせる処理をおこなう別の処理手
    段を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の建設機械の油圧駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記制御装置の別の処理手段が、 上記目標回転数指示手段から出力される指示信号に相当
    するエンジン目標回転数が、上記所定回転数以上のとき
    に、上記制御信号の出力を可能にする駆動信号を生成さ
    せる信号生成部を含むことを特徴とする請求項6記載の
    建設機械の油圧駆動装置。
  8. 【請求項8】 当該建設機械が油圧ショベルから成るこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の建設機
    械の油圧駆動装置。
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