JP2000309646A - 熱収縮性ポリエステル系フィルム - Google Patents

熱収縮性ポリエステル系フィルム

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JP2000309646A
JP2000309646A JP11733899A JP11733899A JP2000309646A JP 2000309646 A JP2000309646 A JP 2000309646A JP 11733899 A JP11733899 A JP 11733899A JP 11733899 A JP11733899 A JP 11733899A JP 2000309646 A JP2000309646 A JP 2000309646A
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polyester
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Masatoshi Hashimoto
正敏 橋本
Tadashi Tahoda
多保田  規
Tsutomu Miko
勉 御子
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャップシール用ラベル用に使用する場合、収
縮による接着部(背貼り部)の保持率が高く、収縮によ
るシワ、収縮斑、歪み、飛び上りの発生が極めて少な
く、かつ透明性に優れた熱収縮性ポリエステル系フィル
ムを提供すること。 【解決手段】ポリエステル系フイルムの温湯収縮率が、
主収縮方向において、処理温度70℃・処理時間5秒で
10〜40%であり、95℃・5秒で50%以上であ
り、主収縮方向と直交する方向において、95℃・5秒
で10%以下であり、かつフィルムヘーズがフィルム厚
み50μmにおいて3〜10%であり、かつ該フィルム
から形成した接着部を有するラベルの収縮後の接着部の
保持率が95%以上である熱収縮性ポリエステル系フィ
ルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱収縮性ポリエス
テル系フィルムに関し、さらに詳しくは、ボトル容器
(例えば牛乳ビン)などのキャップシール用ラベル用で
あって、収縮によるラベルの接着部(背貼り部)の保持
率が高く、かつ収縮によるシワ、収縮斑、歪み、飛び上
りの発生が極めて少ない熱収縮性ポリエステル系フィル
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料類、食料品等のボトル等の容
器類について、その栓または蓋にキャップシールと称す
るものが施されている。キャップシールを施す目的は、
装飾性を付与するためだけでなく、毒物等の混入防止の
ためである。キャップシール用ラベル用には、通常のラ
ベル用と同様に、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等から
なる熱収縮性フィルムが主として用いられていたが、ポ
リ塩化ビニルについては、近年、廃棄時に焼却する際の
塩素系ガス発生が問題となり、ポリスチレンについて
は、印刷が困難である等の問題がある。さらに、PET
ボトルの回収リサイクルにあたっては、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン等のPET以外の樹脂のラベルは分別
する必要がある。このため、これらの問題の無いポリエ
ステル系の熱収縮性フィルムのキャップシール用ラベル
用への適用が望まれる。
【0003】キャップシールには、所定の寸法の熱収縮
性フィルムを筒状に丸めて端部どうしを接着しチューブ
状体を作成し、これをさらに切断して作成したラベルを
使用する。
【0004】キャップシールは、上記のチューブ状体を
切断したラベルを直接、容器にかぶせて収縮させる方法
と、まず、金属製の型にかぶせて収縮させ、プレフォー
ムを成形し、このプレフォームを容器にかぶせてさらに
収縮させる方法の2種類が一般的である。いずれの方法
の場合も、ラベルを熱収縮した時に、ラベルの接着部
(背貼り部)がはがれることは望ましくなく、接着部の
はがれが生じると生産性が非常に低下する。
【0005】また、ラベルを熱収縮した時のラベルの形
状に関する特性が重要である。すなわち、ラベルの収縮
不足や、シワ、収縮斑、歪み、および飛び上りの発生は
望ましくない。特に食料品用容器の場合、水分を嫌う場
合が多いことから、熱収縮は、熱風による場合が一般的
であり、スチームによる場合より、熱効率が悪く、この
ため、収縮不足、シワ、収縮斑、歪みの発生が起こり易
い。
【0006】また、キャップシール用ラベルでは、印刷
を施さずに使用する場合が多いため、熱収縮性フィルム
の透明性も要求される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するものであり、その目的とするところは、ボト
ル容器などのキャップシール用ラベル用の熱収縮性ポリ
エステル系フィルムであって、収縮による接着部(背貼
り部)の保持率が高く、収縮によるシワ、収縮斑、歪
み、飛び上りの発生が極めて少ない熱収縮性ポリエステ
ル系フィルムを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、フィルムヘーズが低
く透明性が良好な熱収縮性ポリエステル系フィルムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱収縮性ポリエ
ステル系フィルムは、ポリエステル系フイルムの温湯収
縮率が、主収縮方向において、処理温度70℃・処理時
間5秒で10〜40%であり、95℃・5秒で50%以
上であり、主収縮方向と直交する方向において、95℃
・5秒で10%以下であり、かつ該フィルムから形成し
た接着部を有するラベルの収縮後の接着部の保持率が9
5%以上であり、かつフィルムヘーズが、フィルム厚み
50μmにおいて、3〜10%であり、かつ該フィルム
から形成した接着部を有するラベルの収縮後の接着部の
保持率が95%以上であることを特徴とし、そのことに
より上記目的が達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を具体
的に説明する。
【0011】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
は、ジカルボン酸成分とジオール成分とを構成成分とす
るポリエステルと、ポリエステル系エラストマーとを含
有するポリエステル組成物から好ましく作製される。該
ポリエステル組成物は、ポリエステルを50〜99.9
重量%含有し得、ポリエステル系エラストマーを0.1
〜50重量%含有し得る。
【0012】また、本発明の熱収縮性ポリエステル系フ
ィルムは、上記ポリエステル組成物から得られる未延伸
フィルムを、ポリエステルのTg−5℃以上、ポリエス
テルのTg+15℃未満の温度で、横方向(押し出し方
向に対して直交する方向)に3.0倍以上、好ましくは
3.5倍以上延伸して作製され得る。 (ポリエステル)該ポリエステルを構成するジカルボン
酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、オルトフタル酸等の芳香族ジカルボ
ン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカン
ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、および脂環式ジ
カルボン酸等が挙げられる。
【0013】脂肪族ジカルボン酸(例えばアジピン酸、
セバシン酸、デカンジカルボン酸等)を含有する場合、
その含有率は3モル%未満(使用する全ジカルボン酸成
分に対して、以下同じ)であることが好ましい。これら
の脂肪族ジカルボン酸を3モル%以上含有するポリエス
テルを使用して得た熱収縮性ポリエステル系フィルムで
は、高速装着時のフィルム腰が不十分である。
【0014】また、3価以上の多価カルボン酸(例え
ば、トリメリット酸、ピロメリット酸及びこれらの無水
物等)は含有しないことが好ましい。好ましくは3モル
%以下である。これらの多価カルボン酸を含有するポリ
エステルを使用して得た熱収縮性ポリエステル系フィル
ムでは、必要な収縮率を達成しにくくなる。
【0015】本発明で使用するポリエステルを構成する
ジオール成分としては、エチレングリコール、プロパン
ジオール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
ヘキサンジオール等の脂肪族ジオール;1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール等の脂環式ジオール、芳香族ジオ
ール等が挙げられる。
【0016】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
に用いるポリエステルは、炭素数3〜6個を有するジオ
ール(例えばプロパンジオール、ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ヘキサンジオール等)のうち1種
以上を含有させて、ガラス転移点(Tg)を60〜75
℃に調整したポリエステルが好ましい。
【0017】また、収縮仕上り性が特に優れた熱収縮性
ポリエステル系フィルムとするためには、ネオペンチル
グリコールをジオール成分の1種として用いることが好
ましい。好ましくは15〜25モル%である(使用する
全ジオール成分に対して、以下同じ)。
【0018】炭素数8個以上のジオール(例えばオクタ
ンジオール等)、又は3価以上の多価アルコール(例え
ば、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
グリセリン、ジグリセリン等)は、含有しないことが好
ましい。好ましくは3モル%以下である。これらのジオ
ール、又は多価アルコールを含有するポリエステルを使
用して得た熱収縮性ポリエステル系フィルムでは、必要
な収縮率を達成しにくくなる。
【0019】該ポリエステルは、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
はできるだけ含有しないことが好ましい。特にジエチレ
ングリコールは、ポリエステル重合時の副生成成分のた
め、存在しやすいが、本発明で使用するポリエステルで
は、ジエチレングリコールの含有率が4モル%未満であ
ることが好ましい。
【0020】なお、上記酸成分、ジオール成分の含有率
は、2種以上のポリエステルを混合して使用する場合、
ポリエステル全体の酸成分、ジオール成分に対する含有
率である。混合後にエステル交換がなされているかどう
かにはかかわらない。
【0021】上記ポリエステルは、いずれも従来の方法
により重合して製造され得る。例えば、ジカルボン酸と
ジオールとを直接反応させる直接エステル化法、ジカル
ボン酸ジメチルエステルとジオールとを反応させるエス
テル交換法などを用いて、ポリエステルが得られる。重
合は、回分式および連続式のいずれの方法で行われても
よい。 (ポリエステル系エラストマー)本発明において使用さ
れるポリエステル系エラストマー(ポリエステル系ブロ
ック共重合体)とは、高融点結晶性ポリエステルセグメ
ント(ハードセグメント)と分子量400以上の低融点
軟重合体セグメント(ソフトセグメント)からなるポリ
エステル系ブロック共重合体であり、かつこれらのセグ
メントが、高融点結晶性ポリエステルセグメントは、そ
の構成成分だけで高重合体を形成した場合の融点が20
0℃以上であり、低融点軟重合体セグメントは、その構
成成分だけで測定した場合の融点ないし軟化点が80℃
以下であるような共重合体をいう。
【0022】高融点結晶性ポリエステルセグメント(ハ
ードセグメント)は、その構成成分だけで繊維形成性高
重合体としたときに融点が200℃以上のものである。
【0023】高融点結晶性ポリエステルセグメントは、
例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、1,5−ナフタ
レンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等
の芳香族ジカルボン酸の残基と、エチレングリコール、
プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ペ
ンタメチレングリコール、2,2−ジメチルトリメチレ
ングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレ
ングリコール、p−キシレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール等の脂肪族、芳香族、または脂環族ジオ
ールの残基とからなるポリエステル;あるいはp−(β
−ヒドロキシエトキシ)安息香酸、p−オキシ安息香酸
ピバロラクトン等のオキシ酸の残基からなるポリエステ
ル;あるいは1,2−ビス(4,4’−ジカルボキシメ
チルフェノキシ)エタン、ジ(4−カルボキシフェノキ
シ)エタン等の芳香族エーテルジカルボン酸の残基と上
記の脂肪族、芳香族、または脂環族ジオールの残基とか
らなるポリエーテルエステル;あるいはビス(N−パラ
カルボエトキシフェニル)テレフタルイミド等の芳香族
アミドジカルボン酸の残基と上記の脂肪族、芳香族、ま
たは脂環族ジオールの残基とからなるポリアミドエステ
ルなどを示すことができる。
【0024】さらに、上記のジカルボン酸の残基および
/またはジオールの残基を2種以上使用した共重合ポリ
エステルなども使用することができる。
【0025】分子量400以上の低融点軟重合体セグメ
ント(ソフトセグメント)は、ポリエステル系ブロック
共重合体中で実質的に非晶の状態を示すものであり、該
セグメントの構成成分だけで測定した場合の融点ないし
軟化点が80℃以下のものである。
【0026】該低融点軟重合体セグメントの分子量は、
400〜8000、好ましくは700〜5000であ
る。
【0027】またポリエステル系エラストマー中の低融
点軟重合体セグメントの割合は1〜90重量%であるの
が好ましい。特に好ましい割合は5〜80重量%であ
る。
【0028】代表的な低融点軟重合体セグメントとして
は、ポリエチレンオキサイドグリコール、ポリプロピレ
ンオキサイドグリコール、ポリテトラメチレンオキサイ
ドグリコール、エチレンオキサイドとプロピレンオキサ
イドとの共重合体のグリコール、エチレンオキサイドと
テトラヒドロフランとの共重合体のグリコール等のポリ
エーテル、またはポリネオペンチルアゼレート、ポリネ
オペンチルアジペート、ポリネオペンチルセバケート等
の脂肪族ポリエステル、またはポリ−ε−カプロラクト
ン等のポリラクトンなどを示すことができる。
【0029】ポリエステル系エラストマーとしては、ポ
リエステル系フィルムを構成するポリエステルとの相溶
性の点から、ポリ−ε−カプロラクトン等のポリラクト
ンをソフトセグメントに用いたポリエステル系エラスト
マーが特に好ましい。ポリエステル系エラストマーとポ
リエステルの相溶性が良いほうが、フィルムの透明性が
良好となり、ラベルの接着部(背貼り部)の接着性も良
好となる。
【0030】ポリエステル系エラストマーは、ポリエス
テル系フイルムを構成するポリエステル組成物中に、
0.1〜50重量%、好ましくは0.1〜30重量%、
特に好ましくは5〜30重量%含有される。
【0031】ポリエステル系エラストマーの含有量が
0.1重量%未満または50重量%より多い場合は、本
発明のポリエステル系フィルムから形成されるラべルの
接着部(背貼り部)の接着性が悪くなり好ましくない。
【0032】本発明で使用するポリエステル組成物に
は、さらに、熱収縮性フィルムの易滑性を向上させるた
めに、例えば、二酸化チタン、微粒子状シリカ、カオリ
ン、炭酸カルシウムなどの無機滑剤、また例えば、長鎖
脂肪酸エステルなどの有機滑剤を含有させるのも好まし
い。また、必要に応じて、安定剤、着色剤、酸化防止
剤、消泡剤、静電防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤を含
有させてもよい。
【0033】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
は、温水中で無荷重状態で処理して収縮前後の長さか
ら、熱収縮率=((収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収
縮前の長さ)×100(%)の式で算出したフィルムの
温湯収縮率が、主収縮方向において、処理温度70℃・
処理時間5秒で10〜40%であり、好ましくは20〜
40%であり、95℃・5秒で50%以上であり、好ま
しくは50〜70%であり、主収縮方向と直交する方向
において、95℃・5秒で10%以下であり、好ましく
は8%以下であり、より好ましくは6%以下である。
【0034】主収縮方向の温湯収縮率が70℃・5秒で
10%未満の場合は、低温収縮性が不足し、収縮温度を
高くする必要があり好ましくない。一方、40%を越え
る場合は、熱収縮によるラベルの飛び上がりが発生し好
ましくない。
【0035】95℃・5秒の収縮率は好ましくは50〜
70%であり、50%未満の場合は、収縮温度を高くす
る必要があり好ましくない。一方、70%を越える場合
は、加熱収縮後もさらに収縮する力があるため、ラベル
が飛び上がりやすくなる。本発明の熱収縮性ポリエステ
ル系フィルムは、ヘーズがフィルム厚み50μmにおい
て3〜10%である。より好ましくは3〜10%であ
る。ヘーズが10%を越えると実用的に印刷後のラベル
の発色が悪化する。一方、ヘーズが3%未満の場合、フ
ィルム厚み分布が悪化する可能性がある。
【0036】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
は、フィルムから形成した接着部(背貼り部)を有する
ラベルの収縮後の接着部の保持率が97%以上であり、
好ましくは99%以上であり、より好ましくは99.5
%以上である。
【0037】また、本発明の熱収縮性ポリエステル系フ
ィルムは、フィルムから作製したラベルの圧縮強度が3
00g以上であることが好ましい。さらに好ましくは4
00g以上である。圧縮強度はフィルムの厚みにより影
響を受けるが、高速装着機械適性上、300g以上であ
ることが好ましく、300g未満の場合、ラベル装着不
良の問題を生ずる可能性がある。
【0038】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
の厚みは、特に限定するものではないが、ラベル用熱収
縮性フィルムとして10〜200μmが好ましく、20
〜100μmがさらに好ましい。
【0039】キャップシール用のラベルは、上記のよう
に、所定の寸法の熱収縮性フィルムを筒状に丸めて端部
どうしを接着しチューブ状体を作成し、これをさらに切
断して作成する。接着の方法としては、限定されない
が、例えば、ポリエステル系フィルムの接合面の少なく
とも片面に、溶剤または膨潤剤を塗布し、乾燥する前に
接合する。
【0040】上記の方法において用いる溶剤または膨潤
剤のうち特に推奨されるハロゲン化炭化水素系溶剤と
は、以下に述べるような低沸点溶剤を包含するものであ
る。即ち脂肪族及び芳香族ハロゲン化炭化水素からな
り、沸点が200℃以下で、20℃における蒸気圧が5
mmHg以上、特に高速加工を考えれば沸点が150℃
以下、20℃における蒸気圧が30mmHg以上のもの
が好ましい。
【0041】上記の実例としては、塩化メチレン、クロ
ロホルム、2塩化アセチレン、ジ塩化エチリデン、ジ塩
化エチレン、1,1,1−トリクロルエタン、1,1,
2−トリクロルエタン、1,1,2,2−テトラクロル
エタン、トリクロロエチレン、ジ塩化ブロピレン等のハ
ロゲン化脂肪族炭化水素や、オルソ−ジクロルベンゼン
等のハロゲン化芳香族炭化水素等の溶剤が挙げられる。
もちろんこれらに限定されるものではなく、本発明のポ
リエステル組成物を溶解し得て、かつ上記の如き沸点と
蒸気圧を有する溶剤が有利である。なおハロゲン化炭化
水素系溶剤以外の適用し得る溶剤としては、例えば、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン等の
芳香族炭化水素;フェノール、メタクレゾール等のフェ
ノール類;ベンジルアルコール等のアルコール類;ニト
ロベンゼン類等のニトロ炭化水素、アセトニトリル等の
ニトリル類、ノルマルブチルアミン、ピリジン、モルホ
リン等のアミン類等の窒化化合物;アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルシクロヘ
キサン等のケトン類;ジオキサン等のグリコールエーテ
ル類、テトラヒドロフラン等のフラン類等のエ一テル
類;酢酸エチル、酢酸ノルマルブチル、酢酸モノエチル
等のエステル類;ギ酸、酢酸、フルオロ酢酸等の有機酸
類;硫酸、硝酸等の無機酸類;二硫化炭素等の硫黄誘導
体;N,N−ジメチルホルムアミド等が使用され、特に
揮発性の高いものが好適である。なおエーテル系溶剤の
中で特に有用なのはジオキサンである。
【0042】溶剤ないし膨潤剤は、好ましくは溶解度指
数が8.0〜13.8の範囲内にあるものがよいが、こ
の範囲に限定されるものではない。別の見方をすれば溶
剤ないし膨潤剤は、5cm×1cm×40μmのポリエ
ステル系フィルムを23℃で10秒間浸漬したときの膨
潤度が1%以上のものがよいが、これに限定されるもの
ではない。
【0043】 膨潤度=((A−B)/B)×100(%) A:浸漬後のフィルム厚さ B:浸漬前のフィルム厚さ 上記の溶剤、膨潤剤はあくまで実例として示されるもの
であり、もちろんこれらに限定されるものではない。さ
らに溶剤、膨潤剤は、単独での使用であっても併用であ
っても良い。
【0044】次に本発明の熱収縮性ポリエステル系フィ
ルムの製造法について、具体例を説明するが、この製造
法に限定されるものではない。
【0045】本発明に用いるポリエステル原料をホッパ
ードライヤー、パドルドライヤー等の乾燥機、または真
空乾燥機を用いて乾燥し、200〜300℃の温度で溶
融しフィルム状に押し出す。押し出しに際してはTダイ
法、チューブラー法等、既存の任意の方法を採用して構
わない。押し出し後、急冷して未延伸フィルムを得る。
【0046】次に、得られた未延伸フィルムを、ポリエ
ステルのTg−5℃以上、ポリエステルのTg+15℃
未満の温度で、横方向(押し出し方向に対して直交する
方向)に3.0倍以上、好ましくは3.5倍以上延伸す
る。
【0047】次に、必要により、70〜100℃の温度
で熱処理して、熱収縮性ポリエステル系フィルムを得
る。
【0048】延伸の方法は、テンターでの横1軸延伸の
みでなく、付加的に縦方向に延伸し2軸延伸することも
可能である。このような2軸延伸は、逐次2軸延伸法、
同時2軸延伸法のいずれの方法によってもよく、さらに
必要に応じて、縦方向または横方向に再延伸を行っても
よい。
【0049】なお、本発明の目的を達成するには、主収
縮方向としては横方向が実用的であるので、以上では、
主収縮方向が横方向である場合の製膜法の例を示した
が、主収縮方向を縦方向とする場合も、上記方法におけ
る延伸方向を90度変えるほかは、上記方法の操作に準
じて製膜することができる。
【0050】本発明では、ポリエステルから得られた未
延伸フィルムを、Tg−5℃以上、Tg+15℃未満の
温度で延伸することが好ましい。
【0051】Tg−5℃未満の温度で延伸した場合、本
発明の構成要件である熱収縮率を得にくいばかりでな
く、得られたフィルムの透明性が悪化するため好ましく
ない。
【0052】又、Tg+15℃以上の温度で延伸した場
合、得られたフィルムは高速装着時のフィルム腰が不十
分であり、かつフィルムの厚みむらが著しく損なわれる
ため好ましくない。
【0053】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
は、フィルムの厚みから、厚み分布=((最大厚み−最
小厚み)/平均厚み)×100(%)の式で算出された
フィルムの厚み分布が6%以下であることが好ましい。
さらに好ましくは、5%以下である。
【0054】厚み分布が6%以下のフィルムは、例えば
収縮仕上り性評価時に実施する3色印刷で、色の重ね合
せが容易であるのに対し、6%を越えたフィルムは色の
重ね合せの点で好ましくない。
【0055】熱収縮性ポリエステル系フィルムの厚み分
布を均一化させるためには、テンターを用いて横方向に
延伸する際、延伸工程に先立って実施される予備加熱工
程では、熱伝達係数が0.0013カロリー/cm2
sec・℃以下となるよう低風速で所定のフィルム温度
になるまで加熱を行うことが好ましい。
【0056】また、延伸に伴うフィルムの内部発熱を抑
制し、巾方向のフィルム温度斑を小さくするためには、
延伸工程の熱伝達係数は0.0009カロリー/cm2
・sec・℃以上、好ましくは0.0011〜0.00
17カロリー/cm2・sec・℃の条件がよい。
【0057】予備加熱工程の熱伝達係数が0.0013
カロリー/cm2・secを越える場合、また、延伸工
程での熱伝達係数が0.0009カロリー/cm2・s
ec未満の場合、厚み分布が均一になりにくく、得られ
たフィルムを多色印刷加工する際、多色の重ね合せで図
柄のずれが起こり好ましくない。
【0058】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これら
の実施例に限定されるものではない。
【0059】本発明のフィルムの評価方法は下記の通り
である。 (1)熱収縮率 フィルムを10cm×10cmの正方形に裁断し、所定
温度±0.5℃の温水中において、無荷重状態で所定時
間処理して熱収縮させた後、フィルムの縦および横方向
の寸法を測定し、下記(式1)に従いそれぞれ熱収縮率
を求めた。該熱収縮率の大きい方向を主収縮方向とし
た。
【0060】 熱収縮率=((収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収縮前の長さ)×100(% )(式1)
【0061】(2)接着部(背貼り部)保持率 熱収縮性フィルムを、チューブ成形装置にかけ、フィル
ムの一方側の端部の片面に、1,3−ジオキソランを2
mm幅で塗布し、直ちにフィルムを丸めて他方側の端部
を重ね合わせて接着し、チューブ状体に加工した。これ
を切断して、図1(a)に示すような折り径87mm、
長さ53mmのラベル1を作製した。図1(b)に示す
ように、該ラベル1を直径46mmの金属円柱2に被せ
て、200℃、2秒間の条件で熱収縮させ、接着部3の
状態、強度を評価した(測定数=200)。図1(b)
における寸法L1は47mm、L2は6mmであり、接着
部3の幅寸法は5mmである。評価は目視で行い、基準
は下記の通りとした。下記(式2)に従い、接着部(背
貼り部)保持率を求めた。
【0062】収縮後に、接着部の上部3a、下部3b、
または全体に、はがれが発生した場合、または収縮後
に、接着部の上部3a、下部3bが手でかるくはがせた
場合を不良とし、上記でない場合を良として、以下の式
により接着部の保持率を求めた。
【0063】 接着部(背貼り部)保持率=((測定数−不良個数)/測定数)×100(% ) (式2) 図2(a)は、ラベル下部に、はがれが発生した状態を
示す。
【0064】図2(b)は、ラベル上部に、はがれが発
生した状態を示す。
【0065】(3)プレフォーム仕上がり性 上記(2)で評価した収縮後のラベルについて、接着部
を含むラベル全体の収縮性、仕上り性を評価した(測定
数=200)。評価は目視で行い、基準は下記の通りと
した。
【0066】 シワ、飛び上がり、収縮不足の何れも未発生 : ○ シワ、飛び上がり、または収縮不足が発生 : × 図2(c)は、飛び上がりが発生した状態を示す。
【0067】図2(d)は、シワが発生した状態を示
す。
【0068】図2(e)は、収縮不足が発生した状態を
示す。
【0069】(4)プレフォーム後収縮率 上記(2)で評価した収縮後のラベルについて、この収
縮後のラベルを、接着部(背貼り部)を切り落とし、ラ
ベルの主収縮方向100mm×主収縮方向と直交する方
向40mmの寸法に裁断し、80±0.5℃の温水中に
おいて、無荷重状態で5秒間処理して熱収縮させた後、
ラベルの主収縮方向と直交する方向の長さを測定し、下
記(式3)に従いプレフォーム後収縮率を求めた。
【0070】 プレフォーム後収縮率=((収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収縮前の長さ) ×100(%) (式3)
【0071】(5)Tg(ガラス転移点) セイコー電子工業(株)製のDSC(型式:DSC22
0)を用いて、未延伸フィルム10mgを、−40℃か
ら120℃まで、昇温速度20℃/分で昇温し、得られ
た吸熱曲線より求めた。吸熱曲線の変曲点の前後に接線
を引き、その交点をTg(ガラス転移点)とした。
【0072】(6)フィルムヘーズ 日本電飾工業(株)製1001DPを用い、JIS K
7105に準じ測定した。
【0073】実施例に用いたポリエステルは以下の通り
である。
【0074】ポリエステルA:ポリエチレンテレフタレ
ート(極限粘度(IV)0.75dl/g) ポリエステルB:テレフタル酸100モル%と、エチレ
ングリコール70モル%、ネオペンチルグリコール30
モル%とからなるポリエステル(IV 0.72dl/
g) ポリエステルC:ポリブチレンテレフタレート(IV
1.20dl/g) ポリエステルD:テレフタル酸100モル%と、ブタン
ジオール85モル%、ポリテトラメチレングリコール
(分子量1000)15モル%とからなるポリエステル
(IV 1.50dl/g) ポリエステルE:ポリエステルC70重量%と、ε−カ
プロラクトン30重量%の共重合ポリエステルからなる
ポリエステルエラストマー(還元粘度(ηsp/c) 1.
30dl/g)
【0075】(実施例1)ポリエステルA36重量%、
ポリエステルB49重量%、およびポリエステルE15
重量%を混合したポリエステル組成物を、280℃で溶
融しTダイから押出し、チルロールで急冷して未延伸フ
ィルムを得た。
【0076】該未延伸フィルムを、フィルム温度が80
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に65
℃で4.0倍延伸し、厚み50μmの熱収縮性ポリエス
テル系フィルムを得た。
【0077】(実施例2)ポリエステルA36重量%、
ポリエステルB49重量%、およびポリエステルE15
重量%を混合したポリエステル組成物を、280℃で溶
融しTダイから押出し、チルロールで急冷して未延伸フ
ィルムを得た。
【0078】該未延伸フィルムを、フィルム温度が80
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に70
℃で4.0倍延伸し、厚み50μmの熱収縮性ポリエス
テル系フィルムを得た。
【0079】(実施例3)ポリエステルA26重量%、
ポリエステルB54重量%、およびポリエステルE20
重量%を混合したポリエステル組成物を、280℃で溶
融しTダイから押出し、チルロールで急冷して未延伸フ
ィルムを得た。
【0080】該未延伸フィルムを用い、フィルム温度が
80℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に
65℃で4.0倍延伸し、厚み50μmの熱収縮性ポリ
エステル系フィルムを得た。
【0081】(実施例4)ポリエステルA26重量%、
ポリエステルB54重量%、およびポリエステルE20
重量%を混合したポリエステル組成物を、280℃で溶
融しTダイから押出し、チルロールで急冷して未延伸フ
ィルムを得た。
【0082】該未延伸フィルムを、フィルム温度が80
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に70
℃で4.0倍延伸し、厚み50μmの熱収縮性ポリエス
テル系フィルムを得た。
【0083】(比較例1)ポリエステルA26重量%、
ポリエステルB45重量%、ポリエステルC24重量%
およびポリエステルD5重量%を混合したポリエステル
組成物を、280℃で溶融しTダイから押出し、チルロ
ールで急冷して未延伸フィルムを得た。
【0084】該未延伸フィルムを、フィルム温度が80
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に68
℃で4.0倍延伸し、厚み50μmの熱収縮性ポリエス
テル系フィルムを得た。
【0085】実施例1〜4及び比較例1で得られたフィ
ルムの評価結果を表1に示す。
【0086】
【表1】
【0087】表1から明らかなように、実施例1〜4で
得られたフィルムはいずれもそれぞれのフィルムから作
成したラベルの接着部(背貼り部)の保持率が高く良好
であった。また、ラベルの収縮仕上がり性も良好であっ
た。また、実施例1〜4で得られたフィルムは、フィル
ムヘーズが低く、透明性が良好なものであった。本発明
の熱収縮性ポリエステル系フィルムは高品質で実用性が
高く、特にキャップシール用ラベル収縮ラベル用として
好適である。
【0088】一方、比較例1で得られた熱収縮性フィル
ムは、このフィルムから作成したラベルの接着部(背貼
り部)の保持率が劣っていた。また、比較例1で得られ
たフィルムは、フィルムヘーズが高く、透明性に劣って
いた。このように比較例1で得られた熱収縮性ポリエス
テル系フィルムは品質が劣り、実用性が低いものであっ
た。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、ラベル用、特にボトル
容器などのキャップシール用のラベル用に好適な熱収縮
性ポリエステル系フィルムが得られる。
【0090】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルム
は、キャップシール用のラベルとして使用する場合、収
縮による接着部(背貼り部)の保持率が高く、収縮によ
るシワ、収縮斑、歪み及び飛び上がりの発生が極めて少
ない良好な仕上がり性が可能であり、さらに、フィルム
ヘーズが低く透明性にも優れており、キャップシール用
のラベル用途として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、熱収縮性フィルムを筒状に丸めて端部
どうしを接着しチューブ状体を作成し、これを切断して
作成したラベル(a)および該ラベルを金属円柱に被せ
たもの(b)を示す斜視図。
【図2】図2は、収縮後のラベルの状態(プレフォーム
仕上がり性)を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ラベル 2 金属円柱 3 接着部 3a 接着部の上部 3b 接着部の下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 御子 勉 愛知県犬山市大字木津字前畑344番地 東 洋紡績株式会社犬山工場内 Fターム(参考) 4F071 AA44 AA45 AA47 AA75 AF54Y AF61Y AH05 BA09 BB06 BB07 BB08 BC01 BC08 BC16 4F210 AA24 AD05 AD08 AD09 AE01 AG01 AG08 AG23 RA03 RC02 RG02 RG04 RG12 RG25 RG27 RG43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性ポリエステル系フィルムであっ
    て、該ポリエステル系フイルムの温湯収縮率が、主収縮
    方向において、処理温度70℃・処理時間5秒で10〜
    40%であり、95℃・5秒で50%以上であり、主収
    縮方向と直交する方向において、95℃・5秒で10%
    以下であり、かつフィルムヘーズが、フィルム厚み50
    μmにおいて、3〜10%であり、かつ該フィルムから
    形成した接着部を有するラベルの収縮後の接着部の保持
    率が95%以上であることを特徴とする熱収縮性ポリエ
    ステル系フィルム。
  2. 【請求項2】 前記ラベルが、矩形状フィルムの両端部
    どうしを接着して円筒状に形成されている請求項1に記
    載の熱収縮性ポリエステル系フィルム。
  3. 【請求項3】 前記接着部が、矩形状フィルムから形成
    された円筒状のラベルの接着部であって、該矩形状フィ
    ルムの両端部どうしを重ねあわせて接着して形成されて
    いる請求項1又は2に記載の熱収縮性ポリエステル系フ
    ィルム。
  4. 【請求項4】 キャップシール用熱収縮性ポリエステル
    系フィルムである請求項1〜3のいずれかの項に記載の
    熱収縮性ポリエステル系フィルム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の熱
    収縮性ポリエステル系フィルムから形成されるキャップ
    シール用ラベル。
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