JP2000308775A - 刺繍縫製用メモリカード、そのメモリカードへのデータ格納方法、刺繍模様表示可能な縫製データ処理装置及び刺繍縫製装置 - Google Patents

刺繍縫製用メモリカード、そのメモリカードへのデータ格納方法、刺繍模様表示可能な縫製データ処理装置及び刺繍縫製装置

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JP2000308775A
JP2000308775A JP2000088322A JP2000088322A JP2000308775A JP 2000308775 A JP2000308775 A JP 2000308775A JP 2000088322 A JP2000088322 A JP 2000088322A JP 2000088322 A JP2000088322 A JP 2000088322A JP 2000308775 A JP2000308775 A JP 2000308775A
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embroidery
memory card
sewing
pattern
patterns
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Takashi Hirata
尚 平田
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の機種のミシンで汎用されるメモリカード
の管理や生産体制などを簡素化する。 【解決手段】複数の機種のミシンで汎用されるメモリカ
ード23には、小さい模様のアドレスの先頭を格納した
小型機種用先頭アドレステーブルや、大きい模様のアド
レスの先頭を格納した大型機種用先頭アドレステーブル
が設けられている。それらのテーブルに対応するよう
に、多数の模様データが引続き記憶されている。このメ
モリカード23が小型機種のミシンに装着された場合、
小型機種用先頭アドレステーブルに基づき、模様データ
が小型機種のミシンに呼び出され、メモリカード23が
大型機種のミシンに装着された場合、大型機種用先頭ア
ドレステーブルに基づき、模様データが大型機種のミシ
ンに呼び出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍縫製用メモリ
カード、そのメモリカードへのデータ格納方法、刺繍模
様表示可能な縫製データ処理装置及び刺繍縫製装置に関
し、特に刺繍縫製用メモリカードに記憶する複数の刺繍
模様の模様データを複数機種に適用可能に共通化し、こ
のメモリカードを装着した刺繍縫製装置側で刺繍縫い可
能な刺繍模様だけを選択的に読出しするようにしたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】刺繍縫製装置として、例えば、刺繍装置
を取付けて刺繍縫い可能な電子制御式ミシンにおてい
は、複数の実用縫目模様に加えて、種々の飾り縫い模
様、多数の具象的ワンポイント模様、文字模様、など多
種・多様の刺繍模様を縫製する為の模様データを制御装
置に設けた不揮発性メモリに記憶するとともに、大型の
液晶ディスプレイを含む表示装置を設け、刺繍縫製に先
立って刺繍模様を選択する際には、刺繍模様の種類を選
択する種類選択キーの操作を介して、その種類に含まれ
る複数の刺繍模様がディスプレイに表示されるので、そ
の表示を介して所望の刺繍模様を選択するように構成さ
れている。
【0003】ところで、複数の刺繍模様の為の模様デー
タをミシンに設けた不揮発性メモリに記憶する場合に
は、記憶する刺繍模様数に限りがあり、その不揮発性メ
モリに記憶した刺繍模様以外の刺繍模様を刺繍縫いでき
ないことから、近年においては、刺繍模様の為の模様デ
ータをカードROMなどの刺繍縫製用メモリカードに記
憶する一方、ミシン側にそのメモリカードを着脱自在に
装着する為のメモリカード装着部を設け、所望の刺繍模
様の模様データが記憶されたメモリカードを選択的にそ
の装着部に装着することで、刺繍縫いする刺繍模様の汎
用性を高めるようになっている。
【0004】この場合、刺繍縫い可能な電子制御式ミシ
ンとしては、刺繍模様を形成する刺繍領域の大きさが異
なる複数の機種が市販されており、メーカー側では、刺
繍領域の大きさが異なる機種毎に、その機種で刺繍縫製
可能な刺繍模様の模様データだけを格納するようにし
て、各機種に専用のメモリカードとして、複数種類のメ
モリカードを作製して販売するようにしている。即ち、
ユーザーは、手持ちのミシンの機種に相応しいメモリカ
ードを購入する一方、そのメモリカードに格納された複
数の刺繍模様のうちから、所望の刺繍模様を選択して刺
繍縫いするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、刺繍
縫い可能なミシンの機種毎に、その機種で刺繍縫い可能
な刺繍模様の模様データだけを刺繍縫製用メモリカード
に格納して、複数種類のメモリカードを販売し、ユーザ
ーが所有するミシンによる刺繍縫い可能な刺繍模様の汎
用性を高めるようになっているが、メモリカードに記憶
させる刺繍模様の機種毎の管理が複雑化するとともに、
記憶する刺繍模様の内容が機種毎に異なる複数種類のメ
モリカードの製作が煩雑化し、更に作製された複数種類
のメモリカードの機種毎の管理が複雑化すること、など
の問題がある。
【0006】そこで、複数機種で縫製可能な複数の刺繍
模様の模様データをメモリカードに記憶するようにし、
メモリカードの種類を少なくして管理を簡単化すること
も考えられるが、この場合には、刺繍縫いの刺繍領域が
小さい小型の刺繍縫いミシンであるにも拘わらず、大き
な刺繍縫いミシンでしか刺繍縫いできないような大きな
サイズの刺繍模様もディスプレイに表示されて、選択可
能になるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、刺繍縫製用メモリカード
に記憶する刺繍模様に関する模様データを、複数機種に
適用可能に共通化するとともに、各機種毎に刺繍縫製可
能な複数の刺繍模様の模様データだけをメモリカードか
ら選択的に読出しできるような刺繍縫製用メモリカー
ド、そのメモリカードへのデータ格納方法、刺繍模様表
示可能な縫製データ処理装置及び刺繍縫製装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る刺繍縫製
用メモリカードは、刺繍縫製装置のメモリカード装着部
に着脱自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにおい
て、刺繍縫製用メモリカードには、複数機種の刺繍縫製
装置の為の複数の刺繍模様に関する模様データと、各機
種の刺繍縫製装置で縫製可能な複数の刺繍模様の各々に
関する模様データの先頭アドレスを機種別にテーブル化
した先頭アドレステーブルとが格納されたものである。
【0009】作用について説明すると、刺繍縫製用メモ
リカードには、複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺
繍模様に関する模様データと、各機種の刺繍縫製装置で
縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関する模様データの
先頭アドレスを機種別にテーブル化した先頭アドレステ
ーブルとが格納されているので、このメモリカードが装
着された刺繍縫製装置から、刺繍縫製装置の機種に対応
する先頭アドレステーブルに格納されている先頭アドレ
スを読み込むようにすれば、その先頭アドレスに基づい
て、その刺繍縫製装置で縫製可能な複数の刺繍模様の各
々に関する模様データを読み込んで刺繍縫製することが
できる。
【0010】即ち、刺繍縫製用メモリカードには、複数
機種の刺繍縫製装置に適用可能に共通化した刺繍模様に
関する模様データと、各機種毎の先頭アドレステーブル
とが格納されるので、1種類のメモリカードの複数機種
に対する汎用性を高めることができ、メモリカードの製
作工程を簡単化できるとともに、メモリカードに記憶す
る刺繍模様の機種毎の管理やメモリカードの機種毎の管
理を省略することができる。更に、指定する先頭アドレ
ステーブルを機種に応じて変更するだけで、各機種の刺
繍縫製装置で刺繍縫製可能な複数の刺繍模様の模様デー
タだけをメモリカードから選択的に読出すことができ
る。
【0011】請求項2に係る刺繍縫製用メモリカード
は、刺繍縫製装置のメモリカード装着部に着脱自在に装
着される刺繍縫製用メモリカードにおいて、刺繍縫製用
メモリカードには、複数機種の刺繍縫製装置の為の複数
の刺繍模様に関する模様データと、複数の刺繍模様の各
々に関する模様データの先頭アドレスを刺繍模様のサイ
ズ別に分類してテーブル化した先頭アドレステーブル
と、複数の刺繍模様のうち各機種の刺繍縫製装置で縫製
可能な刺繍模様の数を機種別にテーブル化した模様数テ
ーブルとが格納されたものである。
【0012】作用について説明すると、刺繍縫製用メモ
リカードには、請求項1と同様の模様データと、複数の
刺繍模様の各々に関する模様データの先頭アドレスを刺
繍模様のサイズ別に分類してテーブル化した先頭アドレ
ステーブルと、複数の刺繍模様のうち各機種の刺繍縫製
装置で縫製可能な刺繍模様の数を機種別にテーブル化し
た模様数テーブルとが格納されているので、メモリカー
ドが装着された刺繍縫製装置から、刺繍縫製装置の機種
に対応する模様数テーブルに格納されている刺繍模様の
数を読み込むとともに、その刺繍模様の数だけの先頭ア
ドレスを先頭アドレステーブルから読み込むようにすれ
ば、その先頭アドレスに基づいて、その刺繍縫製装置で
縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関する模様データを
読み込んで刺繍縫製することができる。
【0013】即ち、刺繍縫製用メモリカードには、複数
機種の刺繍縫製装置に適用可能に共通化した刺繍模様に
関する模様データと、刺繍模様のサイズ別に分類した先
頭アドレステーブルと、模様数テーブルとが格納される
ので、1種類のメモリカードの複数機種に対する汎用性
を高めることができ、メモリカードの製作工程を簡単化
できるとともに、メモリカードに記憶する刺繍模様の機
種毎の管理やメモリカードの機種毎の管理を省略するこ
とができる。更に、指定する模様数テーブルを機種に応
じて変更するだけで、各機種の刺繍縫製装置で刺繍縫製
可能な数の刺繍模様の模様データだけをメモリカードか
ら選択的に読出すことができる。
【0014】請求項3に係る刺繍縫製用メモリカードへ
のデータ格納方法は、刺繍縫製装置のメモリカード装着
部に着脱自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにデ
ータを格納する方法において、刺繍縫製用メモリカード
に、複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関
する模様データと、各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な
複数の刺繍模様の各々に関する模様データの先頭アドレ
スを機種別にテーブル化した先頭アドレステーブルとを
格納するものである。作用について説明すると、刺繍縫
製用メモリカードに、請求項1と同様に、模様データと
先頭アドレステーブルとを格納するので、請求項1と同
様の作用を奏する。
【0015】請求項4に係る刺繍縫製用メモリカードへ
のデータ格納方法は、刺繍縫製装置のメモリカード装着
部に着脱自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにデ
ータを格納する方法において、刺繍縫製用メモリカード
に、複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関
する模様データと、複数の刺繍模様の各々に関する模様
データの先頭アドレスを刺繍模様のサイズ別に分類して
テーブル化した先頭アドレステーブルと、複数の刺繍模
様のうち各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な刺繍模様の
数を機種別にテーブル化した模様数テーブルとを格納す
るものである。作用について説明すると、刺繍縫製用メ
モリカードに、請求項2と同様に、模様データと先頭ア
ドレステーブルと模様数テーブルとを格納するので、請
求項2と同様の作用を奏する。
【0016】請求項5に係る刺繍模様表示可能な縫製デ
ータ処理装置は、複数の刺繍模様に関する模様データを
格納した刺繍縫製用メモリカードと、このメモリカード
を着脱自在に装着する為のメモリカード装着部と、ディ
スプレイとそのコントローラを含む表示手段と、指定さ
れた1又は複数の刺繍模様を模様データに基づいて表示
手段に表示させる模様表示制御手段とを備えた縫製デー
タ処理装置において、刺繍縫製用メモリカードには、複
数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する模
様データと、各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な複数の
刺繍模様の各々に関する模様データの先頭アドレスを機
種別にテーブル化した先頭アドレステーブルとが格納さ
れ、模様表示制御手段には、刺繍縫製用メモリカード内
の複数機種分の先頭アドレステーブルのうち、縫製デー
タ処理装置が適用される刺繍縫製装置の機種に対応する
先頭アドレステーブルを指定するテーブル指定情報が格
納されたものである。
【0017】作用について説明すると、刺繍縫製用メモ
リカードには、請求項3と同様に、模様データと先頭ア
ドレステーブルとが格納され、更に模様表示制御手段に
は、刺繍縫製用メモリカード内の複数機種分の先頭アド
レステーブルのうち、縫製データ処理装置が適用される
刺繍縫製装置の機種に対応する先頭アドレステーブルを
指定するテーブル指定情報が格納されるので、そのテー
ブル指定情報で指定される先頭アドレステーブルに基づ
いて、刺繍縫製装置の機種に対応する先頭アドレスを読
み込むことで、その先頭アドレスに基づいて、刺繍縫製
装置で縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関する模様デ
ータを読み込んで刺繍縫製することができる。
【0018】即ち、刺繍縫製用メモリカードには、請求
項3と同様に、模様データと先頭アドレステーブルとが
格納されるので、1種類のメモリカードの複数機種に対
する汎用性を高めることができ、メモリカードの製作工
程を簡単化できるとともに、メモリカードに記憶する刺
繍模様の機種毎の管理やメモリカードの機種毎の管理を
省略することができる。更に、テーブル指定情報を機種
に応じて変更するだけで、各機種の刺繍縫製装置で刺繍
縫製可能な複数の刺繍模様の模様データだけをメモリカ
ードから選択的に読出して、表示或いは刺繍縫製するこ
とができる。
【0019】請求項6に係る刺繍模様表示可能な縫製デ
ータ処理装置は、複数の刺繍模様に関する模様データを
格納した刺繍縫製用メモリカードと、このメモリカード
を着脱自在に装着する為のメモリカード装着部と、ディ
スプレイとそのコントローラを含む表示手段と、指定さ
れた1又は複数の刺繍模様を模様データに基づいて表示
手段に表示させる模様表示制御手段とを備えた縫製デー
タ処理装置において、刺繍縫製用メモリカードには、複
数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する模
様データと、複数の刺繍模様の各々に関する模様データ
の先頭アドレスを刺繍模様のサイズ別に分類してテーブ
ル化した先頭アドレステーブルと、複数の刺繍模様のう
ち各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な刺繍模様の数を機
種別にテーブル化した模様数テーブルとが格納され、模
様表示制御手段には、刺繍縫製用メモリカード内の複数
機種分の模様数テーブルのうち、縫製データ処理装置が
適用される刺繍縫製装置の機種に対応する模様数テーブ
ルを指定するテーブル指定情報と、このテーブル指定情
報で指定された模様数テーブルから読み出した模様数だ
けの先頭アドレスデータを、刺繍縫製用メモリカード内
の先頭アドレステーブルの先頭側から読み出す読出しプ
ログラムとが格納されたものである。
【0020】作用について説明すると、刺繍縫製用メモ
リカードには、請求項4と同様に、模様データと先頭ア
ドレステーブルと模様数テーブルとが格納され、更に模
様表示制御手段には、刺繍縫製用メモリカード内の複数
機種分の模様数テーブルのうち、縫製データ処理装置が
適用される刺繍縫製装置の機種に対応する模様数テーブ
ルを指定するテーブル指定情報と、このテーブル指定情
報で指定された模様数テーブルから読み出した模様数だ
けの先頭アドレスデータを、刺繍縫製用メモリカード内
の先頭アドレステーブルの先頭側から読み出す読出しプ
ログラムとが格納されるので、そのテーブル指定情報で
指定される模様数テーブルに格納された模様数だけの先
頭アドレスデータを、読出しプログラムにより読み出す
ことで、その先頭アドレスに基づいて、刺繍縫製装置で
縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関する模様データを
読み込んで刺繍縫製することができる。
【0021】即ち、刺繍縫製用メモリカードには、請求
項4と同様に、模様データと先頭アドレステーブルと模
様数テーブルとが格納されるので、1種類のメモリカー
ドの複数機種に対する汎用性を高めることができ、メモ
リカードの製作工程を簡単化できるとともに、メモリカ
ードに記憶する刺繍模様の機種毎の管理やメモリカード
の機種毎の管理を省略することができる。更に、テーブ
ル指定情報を機種に応じて変更するだけで、読出しプロ
グラムを介して、各機種の刺繍縫製装置で刺繍縫製可能
な数の刺繍模様の模様データだけをメモリカードから選
択的に読出して、表示或いは刺繍縫製することができ
る。
【0022】請求項7に係る刺繍縫製装置は、複数の刺
繍模様に関する模様データを格納した刺繍縫製用メモリ
カードと、このメモリカードを着脱自在に装着する為の
メモリカード装着部と、ディスプレイとそのコントロー
ラを含む表示手段と、縫針を含む縫製機構と加工布を保
持した布保持枠を縫製機構に対して相対的に移動駆動す
る加工布送り機構とを備えた刺繍縫製手段と、表示手段
と刺繍縫製手段を制御する制御手段とを備えた刺繍縫製
装置において、刺繍縫製用メモリカードには、複数機種
の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する模様デー
タと、各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な複数の刺繍模
様の各々に関する模様データの先頭アドレスを機種別に
テーブル化した先頭アドレステーブルとが格納され、制
御手段には、刺繍縫製用メモリカード内の複数機種分の
先頭アドレステーブルのうち刺繍縫製装置の機種に対応
する先頭アドレステーブルを指定するテーブル指定情報
が格納されたものである。
【0023】作用について説明すると、刺繍縫製用メモ
リカードには、請求項5と同様に、模様データと先頭ア
ドレステーブルとが格納され、更に制御手段には、刺繍
縫製用メモリカード内の複数機種分の先頭アドレステー
ブルのうち、縫製データ処理装置が適用される刺繍縫製
装置の機種に対応する先頭アドレステーブルを指定する
テーブル指定情報が格納されるので、請求項5と同様の
作用を奏する。
【0024】即ち、刺繍縫製用メモリカードには、請求
項5と同様に、模様データと先頭アドレステーブルとが
格納されるので、1種類のメモリカードの複数機種に対
する汎用性を高めることができ、メモリカードの製作工
程を簡単化できるとともに、メモリカードに記憶する刺
繍模様の機種毎の管理やメモリカードの機種毎の管理を
省略することができる。更に、テーブル指定情報を機種
に応じて変更するだけで、各機種の刺繍縫製装置で刺繍
縫製可能な複数の刺繍模様の模様データだけをメモリカ
ードから選択的に読出して、表示或いは刺繍縫製するこ
とができる。
【0025】請求項8に係る刺繍縫製装置は、複数の刺
繍模様に関する模様データを格納した刺繍縫製用メモリ
カードと、このメモリカードを着脱自在に装着する為の
メモリカード装着部と、ディスプレイとそのコントロー
ラを含む表示手段と、縫針を含む縫製機構と加工布を保
持した布保持枠を縫製機構に対して相対的に移動駆動す
る加工布送り機構とを備えた刺繍縫製手段と、表示手段
と刺繍縫製手段を制御する制御手段とを備えた刺繍縫製
装置において、刺繍縫製用メモリカードには、複数機種
の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する模様デー
タと、複数の刺繍模様の各々に関する模様データの先頭
アドレスを刺繍模様のサイズ別に分類してテーブル化し
た先頭アドレステーブルと、複数の刺繍模様のうち各機
種の刺繍縫製装置で縫製可能な刺繍模様の数を機種別に
テーブル化した模様数テーブルとが格納され、制御手段
には、刺繍縫製用メモリカード内の複数機種分の模様数
テーブルのうち刺繍縫製装置の機種に対応する模様数テ
ーブルを指定するテーブル指定情報と、このテーブル指
定情報で指定された模様数テーブルから読み出した模様
数だけの先頭アドレスデータを、刺繍縫製用メモリカー
ド内の先頭アドレステーブルの先頭側から読み出す読出
しプログラムとが格納されたものである。
【0026】作用について説明すると、刺繍縫製用メモ
リカードには、請求項6と同様に、模様データと先頭ア
ドレステーブルと模様数テーブルとが格納され、更に制
御手段には、刺繍縫製用メモリカード内の複数機種分の
模様数テーブルのうち刺繍縫製装置の機種に対応する模
様数テーブルを指定するテーブル指定情報と、請求項6
と同様の読出しプログラムとが格納されるので、請求項
6と同様の作用を奏する。
【0027】即ち、刺繍縫製用メモリカードには、請求
項6と同様に、模様データと先頭アドレステーブルとが
格納されるので、1種類のメモリカードの複数機種に対
する汎用性を高めることができ、メモリカードの製作工
程を簡単化できるとともに、メモリカードに記憶する刺
繍模様の機種毎の管理やメモリカードの機種毎の管理を
省略することができる。更に、テーブル指定情報を機種
に応じて変更するだけで、読出しプログラムを介して、
各機種の刺繍縫製装置で刺繍縫製可能な数の刺繍模様の
模様データだけをメモリカードから選択的に読出して、
表示或いは刺繍縫製することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、電子制御
式ジグザグミシンに加工布送り機構を組付けた刺繍縫製
装置に本発明を適用した場合のものである。刺繍縫製装
置Mは、縫針15を備えた電子制御式ジグザグミシン1
に刺繍縫い可能な加工布送り機構40を着脱可能に装着
して構成されている。先ず電子制御式ジグザグミシン1
について説明すると、図1に示すように、ミシンベッド
部10と、そのベッド部10の右端部から立設された脚
柱部11と、その脚柱部11からベッド部10に対向す
るように左方へ延びるアーム部12とから構成され、ベ
ッド部10には、送り歯を上下動させる送り歯上下動機
構(図示略)及び前後動させる送り歯前後動機構(図示
略)などが設けられている。
【0029】一方、アーム部12には、縫針15を下端
に装着可能な針棒14を上下動させる針棒駆動機構と、
針棒14を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒
揺動機構と、天秤16を針棒14の上下動に調時して上
下動させる天秤駆動機構(図示略)などが設けられてい
る。ここで、針棒駆動機構と天秤駆動機構と送り歯上下
動機構とは、ミシンモータ26(図2参照)で駆動さ
れ、また針棒揺動機構は針棒揺動駆動モータ27で駆動
され、送り歯前後動機構は送り歯駆動モータ28(図2
参照)で駆動される。即ち、縫針15を取付けた針棒1
4を駆動する針棒駆動機構や天秤駆動機構などで縫製機
構が構成されている。
【0030】前記アーム部12の前面には、複数の刺繍
模様や種々のメッセージを表示可能な液晶ディスプレイ
20が設けられ、このディスプレイ20の表示領域に
は、透明電極からなる複数のタッチキー20aが設けら
れ、このタッチキー20aは、ディスプレイ20に表示
された刺繍模様を介して模様選択の為の模様選択キーと
して機能する一方、表示された機能名を介して機能キー
として機能する。また、アーム部12の頭部13近傍部
には、縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイ
ッチ21が設けられている。更に、脚柱部11には、外
部メモリとしての刺繍縫製用メモリカード(カードRO
M)23を着脱可能に装着する為のメモリカード装着用
コネクタ22(メモリカード装着部に相当する)と、縫
製速度を調節する為のスピード変更用ツマミ24が設け
られている。
【0031】ベッド部10の左端部分に形成されたフリ
ーアーム部10aには、大きな刺繍模様を刺繍縫い可能
な加工布送り機構40が着脱可能に装着されている。こ
の加工布送り機構40には、刺繍テーブル41が布送り
方向及び反布送り方向に平行なY方向と、このY方向に
直交するX方向とに移動可能に設けられ、この刺繍テー
ブル41には、加工布を保持する為の布保持枠(図示
略)が着脱可能に装着できるようになっている。また、
加工布送り機構40の本体フレーム内には、刺繍テーブ
ル41をX方向に駆動するX方向駆動モータ42と、Y
方向に駆動するY方向駆動モータ43とが設けられてい
る。ここで、前記縫製機構とこの加工布送り機構40と
で刺繍縫製手段が構成されている。
【0032】次に、ミシン1と加工布送り機構40の制
御系の概要について、図2のブロック図に基づいて説明
する。ミシン1の制御装置30は、CPU31とROM
32及びメモリカード23とRAM33とを含むマイク
ロコンピュータと、そのマイクロコンピュータにデータ
バスなどのバス34を介して接続された入力インターフ
ェース35及び出力インターフェース36とから構成さ
れ、入力インターフェース35には、起動・停止スイッ
チ21と、模様選択キーや機能キーとしてのタッチキー
20aと、タイミング信号発生器25からの信号が供給
され、また出力インターフェース36からは、ミシンモ
ータ26と、針棒揺動駆動モータ27と、送り歯駆動モ
ータ28と、ディスプレイ(LCD)20に表示信号を
供給するディスプレイコントローラ(LCDC)29の
各々に駆動信号や駆動パルス信号が供給される。
【0033】前記タイミング信号発生器25は、ミシン
1の上軸に連係させて設けられ、上軸の回転位相を検出
するものである。出力インターフェース36には、更に
加工布送り機構40のX方向駆動モータ42とY方向駆
動モータ43とが接続され、これらの駆動モータ42,
43が制御装置30から出力される個別の駆動信号に基
づいて夫々独立駆動されて、刺繍テーブル41がX方向
とY方向の組み合わせ位置に1針毎に移動することによ
り、布保持枠の加工布に種々の刺繍模様が刺繍縫製され
る。
【0034】ここで、前記メモリカード23について、
メモリカード23へのデータ格納方法を含めて説明す
る。このメモリカード23には、「パンダ」や「像」や
「馬」・・などを含む5つの「動物」の刺繍模様と、
「三輪車」や「バス」や「船」・・などを含む5つの
「乗り物」の刺繍模様に加えて、5つの「花模様」の刺
繍模様の各々に関して、表示用の模様表示データと刺繍
縫いの為の刺繍データとからなる模様データが格納され
ている。即ち、図3に示すように、アドレスC0000を先
頭アドレスとして、第1刺繍模様「パンダ」の模様表示
データと刺繍データの先頭アドレスが格納され、アドレ
スC0100を先頭アドレスとして、第2刺繍模様「像」の
模様表示データと刺繍データの先頭アドレスが格納さ
れ、アドレスC0200を先頭アドレスとして、第3刺繍模
様「馬」の模様表示データと刺繍データの先頭アドレ
ス、・・・・・アドレスC1400を先頭アドレスとして、
第15刺繍模様「花模様」の模様表示データと刺繍デー
タの先頭アドレスが順次格納される。
【0035】また、アドレスD0000を先頭アドレスとし
て、第1刺繍模様の模様表示データが格納され、以下同
様にして、第2刺繍模様の模様表示データ、第3刺繍模
様の模様表示データ、・・・・・第15刺繍模様の模様
表示データが順次格納されるとともに、アドレスE0000
を先頭アドレスとして、第1刺繍模様の刺繍データが格
納され、以下同様にして、第2刺繍模様の刺繍データ、
第3刺繍模様の刺繍データ、・・・・・第15刺繍模様
の刺繍データが順次格納される。ここで、これら刺繍模
様に関する模様表示データと刺繍データとで模様データ
が構成されている。
【0036】更に、このメモリカード23には、アドレ
スA0000から、刺繍模様のサイズが小さい模様データの
先頭アドレスを格納した小型機種用先頭アドレステーブ
ルが格納されるとともに、アドレスB0000から、刺繍模
様のサイズが大きい模様データの先頭アドレスを格納し
た大型機種用先頭アドレステーブルとが格納される。こ
れらの小型機種用先頭アドレステーブルと大型機種用先
頭アドレステーブルとは、小型刺繍領域を有する小型機
種の刺繍縫製装置Mと、大型刺繍領域を有する大型機種
の刺繍縫製装置Mとについて、各機種の刺繍縫製装置M
で縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関する模様データ
の先頭アドレスを機種別にテーブル化したものである。
【0037】即ち、図4に示すように、アドレスA0000
から格納される小型機種用先頭アドレステーブルには、
小型機種の刺繍縫製装置MS(図6参照)で刺繍縫製可
能な、第1〜第10刺繍模様の模様データの先頭アドレ
スが順次格納されている。また、アドレスB0000から格
納される大型機種用先頭アドレステーブルには、小型の
刺繍縫製装置MSで縫製可能な刺繍模様を含み、大型機
種の刺繍縫製装置ML(図7参照)で刺繍縫製可能な、
第1〜第15刺繍模様の模様データの先頭アドレスが順
次格納されている。
【0038】前記ROM32には、刺繍縫製用メモリカ
ード23内の2機種分の先頭アドレステーブルのうち、
刺繍縫製装置の機種に対応する、小型機種用先頭アドレ
ステーブル又は大型機種用先頭アドレステーブルを指定
するテーブル指定情報として、「小型機種」、又は「大
型機種」が格納されるとともに、後述する本願特有の刺
繍模様表示制御の制御プログラム、ジグザグ縫いや三重
縫いなどの実用縫いの刺繍データに基づいて駆動モータ
27,28を駆動するとともに、刺繍データに基づいて
駆動モータ42,43を駆動して刺繍縫いする刺繍縫製
制御プログラムなどが格納されている。また、RAM3
3には、これら刺繍模様表示制御や刺繍縫い制御の実行
に必要なバッファやカウンタなどの種々のメモリが設け
られている。
【0039】次に、ミシン1の制御装置30により実行
される刺繍模様表示制御のルーチンについて、図5のフ
ローチャートに基づいて説明する。但し、図中符号Si
(i=10、11、12・・・)は各ステップである。
このミシン1に電源が投入され、刺繍縫いモードが設定
されると、この制御が開始され、先ずメモリカード装着
用コネクタ22の特定ピンからの接続状態検出信号が読
み込まれて、メモリカード23が刺繍縫製装置Mに装着
されているときには(S10:Yes)、ROM32に格納
されているテーブル指定情報が読み込まれる(S11)。
【0040】そして、その読み込まれたテーブル指定情
報に基づいて、そのテーブル指定情報で指定される先頭
アドレステーブルから、複数の模様表示データの先頭ア
ドレスが読み込まれ(S12)、更にこれらの複数の模様
表示データの先頭アドレスに基づいて、その機種の刺繍
縫製装置Mで刺繍縫製可能な模様表示データが読み込ま
れ(S13)、読み込まれた複数の刺繍模様の為の模様表
示データをディスプレイ20に表示する刺繍模様表示処
理が実行される(S14)。
【0041】例えば、図6に示すように、小型機種の刺
繍縫製装置MSであり、ROM32に格納されたテーブ
ル指定情報が「小型機種」のときには、この「小型機
種」のテーブル指定情報で指定される、メモリカード2
3に格納された小型機種用先頭アドレステーブルの先頭
アドレスデータに基づいて、この小型機種用先頭アドレ
ステーブルに格納された、第1〜第10刺繍模様の模様
表示データがメモリカード23から読み出されて、図8
に示すように、小型機種の刺繍縫製装置MSで縫製可能
な10個の刺繍模様だけがディスプレイ20に表示され
る。
【0042】一方、例えば、図7に示すように、大型機
種の刺繍縫製装置MLであり、ROM32に格納された
テーブル指定情報が「大型機種」のときには、この「大
型機種」のテーブル指定情報で指定される、メモリカー
ド23に格納された大型機種用先頭アドレステーブルの
先頭アドレスデータに基づいて、この大型機種用先頭ア
ドレステーブルに格納された、第1〜第15刺繍模様の
模様表示データがメモリカード23から読み出されて、
図9に示すように、小型機種で縫製可能な10個の刺繍
模様を含み、大型機種の刺繍縫製装置MLで縫製可能な
15個の刺繍模様がディスプレイ20に表示される。
【0043】次に、ディスプレイ20に表示された複数
の刺繍模様のうちから、刺繍縫いする所望の刺繍模様に
対応するタッチキー20aを操作して刺繍模様を選択す
る選択処理が実行され(S15)、この制御を終了して、
メインルーチンにリターンする。そして、ミシン模様2
6が駆動されるとともに、加工布送り機構40が駆動さ
れて、選択された刺繍模様の刺繍縫製が実行される。し
かし、この制御が開始されたときに、メモリカード23
が刺繍縫製装置Mに装着されていないときには(S10:
No)、エラーメッセージがディスプレイ20に表示され
(S16)、この制御を終了して、メインルーチンにリタ
ーンする。
【0044】次に、刺繍縫製装置Mに装着されたメモリ
カード23から、その刺繍縫製装置Mの機種で刺繍縫製
可能な刺繍模様をディスプレイ20に表示する刺繍模様
表示制御の作用及び効果について説明する。メモリカー
ド23に、「小型機種」と「大型機種」の刺繍縫製装置
に適用可能に共通化した複数の刺繍模様に関する、模様
表示データと刺繍データとからなる模様データを格納す
るとともに、機種に対応する「小型機種用先頭アドレス
テーブル」と「大型機種用先頭アドレステーブル」から
なる先頭アドレステーブルとが格納されるので、1種類
のメモリカード23の複数機種に対する汎用性を高める
ことができ、メモリカード23の製作工程を簡単化でき
るとともに、メモリカード23に記憶する刺繍模様の機
種毎の管理やメモリカード23の機種毎の管理を省略す
ることができる。
【0045】更に、制御装置30のROM32には、
「小型機種」又は「大型機種」のテーブル指定情報が格
納されるので、そのテーブル指定情報を機種に応じて変
更するだけで、各機種の刺繍縫製装置Mで刺繍縫製可能
な複数の刺繍模様の模様データだけをメモリカード23
から選択的に読出して、表示或いは刺繍縫製することが
できる。
【0046】ここで、前記縫製機構や加工布送り機構4
0を設けないで、制御装置30やディスプレイ20を設
けるとともに、その制御装置30のROM32に、刺繍
模様表示制御の制御プログラムを記憶し、メモリカード
23を装着可能にした刺繍模様表示可能な縫製データ処
理装置に本発明を適用し、そのメモリカード23に、複
数機種の刺繍縫製装置Mに適用可能に共通化した複数の
刺繍模様に関する、模様表示データと刺繍データとから
なる模様データを格納するとともに、機種別にテーブル
化した先頭アドレステーブルを格納し、更に制御装置3
0のROM32にテーブル指定情報を格納するようにし
てもよい。この場合にも、前記実施形態と同様の作用と
効果が得られる。
【0047】ところで、図10に示すように、メモリカ
ード23Aに、15個の刺繍模様(第1刺繍模様〜第1
5刺繍模様)に関する模様データと、模様データの先頭
アドレスを刺繍模様のサイズ別に分類してテーブル化し
た先頭アドレステーブルと、各機種の刺繍縫製装置で縫
製可能な刺繍模様の数を機種別にテーブル化した模様数
テーブルとを格納するようにし、制御装置30のROM
32に、刺繍縫製装置の機種に対応する模様数テーブル
を指定するテーブル指定情報と、図11に示す刺繍模様
表示制御の制プログラムを格納するようにしてもよい。
ここで、前記テーブル指定情報として、小型機種の刺繍
縫製装置MSには「小型機種」が、また大型機種の刺繍
縫製装置MLには「大型機種」が格納されている。
【0048】即ち、図10に示すように、メモリカード
23Aには、模様データとして、先頭アドレスD0000か
ら各刺繍模様の模様表示データを格納するとともに、先
頭アドレスE0000から各刺繍模様の刺繍データを格納
し、また先頭アドレステーブルとして、先頭アドレスC0
000から各刺繍模様の模様表示データと刺繍データの先
頭アドレスを格納し、更に模様数テーブルとして、先頭
アドレスA0000から「小型機種用模様数テーブル」を格
納するとともに、先頭アドレスB0000から「大型機種用
模様数テーブル」を格納する。
【0049】その「小型機種用模様数テーブル」には、
刺繍領域が小さい小型機種の刺繍縫製装置MSで刺繍縫
製可能な刺繍模様数「10」が格納され、また「大型機
種用模様数テーブル」には、刺繍領域が大きい大型機種
の刺繍縫製装置MLで刺繍縫製可能な刺繍模様数「1
5」が格納されている。ここで、先頭アドレステーブル
において、第1刺繍模様〜第10刺繍模様については、
比較的小さいサイズの刺繍模様であり、第11刺繍模様
〜第15刺繍模様については、比較的大きいサイズの刺
繍模様であり、模様データの先頭アドレスが刺繍模様の
サイズ別に分類して格納されている。
【0050】次に、そのメモリカード23Aに格納され
た刺繍模様を表示する刺繍模様表示制御のルーチンにつ
いて、図11のフローチャートに基づいて説明する。こ
の刺繍模様表示制御において、S30、S34〜S37は、図
5の刺繍模様表示制御のS10、S13〜S16と同様であ
る。即ち、メモリカード23Aが装着されているときに
は(S30:Yes)、ROM32に格納されているテーブ
ル指定情報が読み込まれる(S31)。
【0051】そして、その読み込まれたテーブル指定情
報に基づいて、そのテーブル指定情報で指定される模様
数テーブルから模様数のデータが読み込まれ(S32)、
先頭アドレステーブルの先頭側から、その模様数分の模
様表示データの先頭アドレスが読み込まれ(S33)。そ
して、S34〜S35により、読み込まれた複数の刺繍模様
の為の模様表示データがディスプレイ20に表示され
る。ここで、S32とS33とが読出しプログラムに相当す
る。
【0052】例えば、小型機種の刺繍縫製装置MSであ
り、ROM32に格納されたテーブル指定情報が「小型
機種」のときには、小型機種用模様数テーブルから刺繍
模様数「10」が読み込まれ、先頭アドレステーブルの
先頭側からその模様数分の先頭アドレスデータに基づい
て、第1〜第10刺繍模様の模様表示データがメモリカ
ード23Aから読み出されて、図8に示すように、小型
機種の刺繍縫製装置MSで縫製可能な10個の刺繍模様
だけがディスプレイ20に表示される。
【0053】一方、例えば、大型機種の刺繍縫製装置M
Lであり、テーブル指定情報が「大型機種」のときに
は、大型機種用模様数テーブルから刺繍模様数「15」
が読み込まれ、先頭アドレステーブルの先頭側からその
模様数分の先頭アドレスデータに基づいて、第1〜第1
5刺繍模様の模様表示データがメモリカード23Aから
読み出されて、図9に示すように、大型機種の刺繍縫製
装置MLで縫製可能な15個の刺繍模様がディスプレイ
20に表示される。
【0054】この場合にも同様に、メモリカード23A
に、「小型機種」と「大型機種」の刺繍縫製装置に適用
可能に共通化した複数の刺繍模様に関する、模様表示デ
ータと刺繍データとからなる模様データを格納するとと
もに、模様データの先頭アドレスを刺繍模様のサイズに
分類した先頭アドレステーブルと、機種別の模様数テー
ブルとが格納されるので、1種類のメモリカード23A
の複数機種に対する汎用性を高めることができ、メモリ
カード23Aの製作工程を簡単化できるとともに、メモ
リカード23Aに記憶する刺繍模様の機種毎の管理やメ
モリカード23Aの機種毎の管理を省略することができ
る。更に、制御装置30のROM32には、「小型機
種」又は「大型機種」のテーブル指定情報と刺繍模様表
示制御が格納されるので、そのテーブル指定情報を機種
に応じて変更するだけで、表示制御を介して、各機種の
刺繍縫製装置Mで刺繍縫製可能な複数の刺繍模様の模様
データだけをメモリカード23Aから選択的に読出し
て、表示或いは刺繍縫製することができる。
【0055】ここで、前記縫製機構や加工布送り機構4
0を設けないで、制御装置30やディスプレイ20を設
けるとともに、その制御装置30のROM32に、図9
に示す刺繍模様表示制御の制御プログラムを記憶し、メ
モリカード23Aを装着可能にした縫製データ処理装置
に本発明を適用し、そのメモリカード23Aに、複数機
種の刺繍縫製装置Mに適用可能に共通化した複数の刺繍
模様に関する、模様表示データと刺繍データとからなる
模様データを格納するとともに、模様データの先頭アド
レスを刺繍模様のサイズに分類した先頭アドレステーブ
ルと、機種別の模様数テーブルとを格納し、更に制御装
置30のROM32にテーブル指定情報を格納するよう
にしてもよい。この場合にも、前記実施形態と同様の作
用と効果が得られる。
【0056】ここで、上述した構成によれば、メモリカ
ードに記憶されたテーブルに基づき、各模様のデータが
どの機種に適合するかを識別するように構成している
が、各模様の大きさを検出すると共に、縫製可能エリア
とその検出した大きさとを自動的に比較し、縫製エリア
に納まり縫製可能な模様だけを自動的に選別して、それ
らだけを選択可能に表示するようにミシンを構成しても
良い。
【0057】尚、刺繍縫製用メモリカード23,23A
には、複数の刺繍模様に関して、模様表示データだけを
記憶しておき、この模様表示データから刺繍データを展
開処理して求めるように構成したり、また刺繍データだ
けを記憶しておき、この刺繍データから模様表示データ
を展開処理して求めるように構成したり、更に模様表示
データと刺繍データとに展開可能な模様データを記憶し
ておき、この模様データから模様表示データや刺繍デー
タに夫々展開処理して求めるように構成するようにして
もよい。
【0058】更に、メモリカード23に、複数機種分の
先頭アドレステーブルを格納したり、メモリカード23
Aに、複数機種分の模様数テーブルを格納するようにし
てもよく、前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に
自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得
る。更に、各種の刺繍縫製用メモリカードや、布保持枠
に対して縫針15を相対移動させることにより刺繍縫い
可能な刺繍縫製装置や、送り歯で加工布の前後方向と左
右方向に夫々移動させながら刺繍縫い可能な刺繍縫製装
置や、刺繍縫製装置を備えていない刺繍模様表示可能な
各種の縫製データ処理装置に本発明を適用し得ることは
勿論である。
【0059】
【発明の効果】請求項1に係る刺繍縫製用メモリカード
によれば、刺繍縫製用メモリカードには、複数機種の刺
繍縫製装置に適用可能に共通化した刺繍模様に関する模
様データと、各機種毎の先頭アドレステーブルとが格納
されるので、1種類のメモリカードの複数機種に対する
汎用性を高めることができ、メモリカードの製作工程を
簡単化できるとともに、メモリカードに記憶する刺繍模
様の機種毎の管理やメモリカードの機種毎の管理を省略
することができる。更に、指定する先頭アドレステーブ
ルを機種に応じて変更するだけで、各機種の刺繍縫製装
置で刺繍縫製可能な複数の刺繍模様の模様データだけを
メモリカードから選択的に読出すことができる。
【0060】請求項2に係る刺繍縫製用メモリカードに
よれば、刺繍縫製用メモリカードには、複数機種の刺繍
縫製装置に適用可能に共通化した刺繍模様に関する模様
データと、刺繍模様のサイズ別に分類した先頭アドレス
テーブルと、模様数テーブルとが格納されるので、1種
類のメモリカードの複数機種に対する汎用性を高めるこ
とができ、メモリカードの製作工程を簡単化できるとと
もに、メモリカードに記憶する刺繍模様の機種毎の管理
やメモリカードの機種毎の管理を省略することができ
る。更に、指定する模様数テーブルを機種に応じて変更
するだけで、各機種の刺繍縫製装置で刺繍縫製可能な数
の刺繍模様の模様データだけをメモリカードから選択的
に読出すことができる。
【0061】請求項3に係る刺繍縫製用メモリカードへ
のデータ格納方法によれば、刺繍縫製用メモリカード
に、請求項1と同様に、模様データと先頭アドレステー
ブルとを格納するので、請求項1と同様の効果を奏す
る。請求項4に係る刺繍縫製用メモリカードへのデータ
格納方法によれば、刺繍縫製用メモリカードに、請求項
2と同様に、模様データと先頭アドレステーブルと模様
数テーブルとを格納するので、請求項2と同様の効果を
奏する。
【0062】請求項5に係る刺繍模様表示可能な縫製デ
ータ処理装置によれば、刺繍縫製用メモリカードには、
請求項3と同様に、模様データと先頭アドレステーブル
とが格納されるので、1種類のメモリカードの複数機種
に対する汎用性を高めることができ、メモリカードの製
作工程を簡単化できるとともに、メモリカードに記憶す
る刺繍模様の機種毎の管理やメモリカードの機種毎の管
理を省略することができる。更に、模様表示制御手段に
は、テーブル指定情報が格納されるので、そのテーブル
指定情報を機種に応じて変更するだけで、各機種の刺繍
縫製装置で刺繍縫製可能な複数の刺繍模様の模様データ
だけをメモリカードから選択的に読出して、表示或いは
刺繍縫製することができる。
【0063】請求項6に係る刺繍模様表示可能な縫製デ
ータ処理装置によれば、刺繍縫製用メモリカードには、
請求項4と同様に、模様データと先頭アドレステーブル
と模様数テーブルとが格納されるので、1種類のメモリ
カードの複数機種に対する汎用性を高めることができ、
メモリカードの製作工程を簡単化できるとともに、メモ
リカードに記憶する刺繍模様の機種毎の管理やメモリカ
ードの機種毎の管理を省略することができる。更に、模
様表示制御手段には、テーブル指定情報と読出しプログ
ラムとが格納されるので、テーブル指定情報を機種に応
じて変更するだけで、読出しプログラムを介して、各機
種の刺繍縫製装置で刺繍縫製可能な数の刺繍模様の模様
データだけをメモリカードから選択的に読出して、表示
或いは刺繍縫製することができる。
【0064】請求項7に係る刺繍縫製装置によれば、刺
繍縫製用メモリカードには、請求項5と同様に、模様デ
ータと先頭アドレステーブルとが格納されるので、1種
類のメモリカードの複数機種に対する汎用性を高めるこ
とができ、メモリカードの製作工程を簡単化できるとと
もに、メモリカードに記憶する刺繍模様の機種毎の管理
やメモリカードの機種毎の管理を省略することができ
る。更に、制御手段には、請求項5と同様に、テーブル
指定情報が格納されるので、テーブル指定情報を機種に
応じて変更するだけで、各機種の刺繍縫製装置で刺繍縫
製可能な複数の刺繍模様の模様データだけをメモリカー
ドから選択的に読出して、表示或いは刺繍縫製すること
ができる。
【0065】請求項8に係る刺繍縫製装置によれば、刺
繍縫製用メモリカードには、請求項6と同様に、模様デ
ータと先頭アドレステーブルとが格納されるので、1種
類のメモリカードの複数機種に対する汎用性を高めるこ
とができ、メモリカードの製作工程を簡単化できるとと
もに、メモリカードに記憶する刺繍模様の機種毎の管理
やメモリカードの機種毎の管理を省略することができ
る。更に、制御手段には、請求項6と同様に、テーブル
指定情報と読出しプログラムとが格納されるので、その
テーブル指定情報を機種に応じて変更するだけで、読出
しプログラムを介して、各機種の刺繍縫製装置で刺繍縫
製可能な数の刺繍模様の模様データだけをメモリカード
から選択的に読出して、表示或いは刺繍縫製することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、刺繍縫製装置の正面
図である。
【図2】刺繍縫製装置の制御系のブロック図である。
【図3】メモリカードに格納された模様データなどのデ
ータ構成を説明する説明図である。
【図4】先頭アドレステーブルのデータ構成を説明する
説明図である。
【図5】刺繍模様表示制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図6】小型機種の刺繍縫製装置の斜視図である。
【図7】大型機種の刺繍縫製装置の斜視図である。
【図8】小型機種の刺繍縫製装置に表示された刺繍模様
の表示例の説明図である。
【図9】大型機種の刺繍縫製装置に表示された刺繍模様
の表示例の説明図である。
【図10】変更形態に係る図3相当図である。
【図11】変更形態に係る図5相当図である。
【符号の説明】
M刺繍縫製装置 1電子制御式ジグザグミシン 20液晶ディスプレイ 22メモリカード装着用コネクタ 23,23A刺繍縫製用メモリカード 29ディスプレイコントローラ 30制御装置 31CPU 32ROM 33RAM 40加工布送り機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刺繍縫製装置のメモリカード装着部に着脱
    自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにおいて、前
    記刺繍縫製用メモリカードには、複数機種の刺繍縫製装
    置の為の複数の刺繍模様に関する模様データと、各機種
    の刺繍縫製装置で縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関
    する模様データの先頭アドレスを機種別にテーブル化し
    た先頭アドレステーブルとが格納されたことを特徴とす
    る刺繍縫製用メモリカード。
  2. 【請求項2】刺繍縫製装置のメモリカード装着部に着脱
    自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにおいて、前
    記刺繍縫製用メモリカードには、複数機種の刺繍縫製装
    置の為の複数の刺繍模様に関する模様データと、複数の
    刺繍模様の各々に関する模様データの先頭アドレスを刺
    繍模様のサイズ別に分類してテーブル化した先頭アドレ
    ステーブルと、複数の刺繍模様のうち各機種の刺繍縫製
    装置で縫製可能な刺繍模様の数を機種別にテーブル化し
    た模様数テーブルとが格納されたことを特徴とする刺繍
    縫製用メモリカード。
  3. 【請求項3】刺繍縫製装置のメモリカード装着部に着脱
    自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにデータを格
    納する方法において、前記刺繍縫製用メモリカードに、
    複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する
    模様データと、各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な複数
    の刺繍模様の各々に関する模様データの先頭アドレスを
    機種別にテーブル化した先頭アドレステーブルとを格納
    することを特徴とする刺繍縫製用メモリカードへのデー
    タ格納方法。
  4. 【請求項4】刺繍縫製装置のメモリカード装着部に着脱
    自在に装着される刺繍縫製用メモリカードにデータを格
    納する方法において、前記刺繍縫製用メモリカードに、
    複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する
    模様データと、複数の刺繍模様の各々に関する模様デー
    タの先頭アドレスを刺繍模様のサイズ別に分類してテー
    ブル化した先頭アドレステーブルと、複数の刺繍模様の
    うち各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な刺繍模様の数を
    機種別にテーブル化した模様数テーブルとを格納するこ
    とを特徴とする刺繍縫製用メモリカードへのデータ格納
    方法。
  5. 【請求項5】複数の刺繍模様に関する模様データを格納
    した刺繍縫製用メモリカードと、このメモリカードを着
    脱自在に装着する為のメモリカード装着部と、ディスプ
    レイとそのコントローラを含む表示手段と、指定された
    1又は複数の刺繍模様を模様データに基づいて表示手段
    に表示させる模様表示制御手段とを備えた縫製データ処
    理装置において、前記刺繍縫製用メモリカードには、複
    数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する模
    様データと、各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な複数の
    刺繍模様の各々に関する模様データの先頭アドレスを機
    種別にテーブル化した先頭アドレステーブルとが格納さ
    れ、前記模様表示制御手段には、刺繍縫製用メモリカー
    ド内の複数機種分の先頭アドレステーブルのうち、縫製
    データ処理装置が適用される刺繍縫製装置の機種に対応
    する先頭アドレステーブルを指定するテーブル指定情報
    が格納されたことを特徴とする刺繍模様表示可能な縫製
    データ処理装置。
  6. 【請求項6】複数の刺繍模様に関する模様データを格納
    した刺繍縫製用メモリカードと、このメモリカードを着
    脱自在に装着する為のメモリカード装着部と、ディスプ
    レイとそのコントローラを含む表示手段と、指定された
    1又は複数の刺繍模様を模様データに基づいて表示手段
    に表示させる模様表示制御手段とを備えた縫製データ処
    理装置において、前記刺繍縫製用メモリカードには、複
    数機種の刺繍縫製装置の為の複数の刺繍模様に関する模
    様データと、複数の刺繍模様の各々に関する模様データ
    の先頭アドレスを刺繍模様のサイズ別に分類してテーブ
    ル化した先頭アドレステーブルと、複数の刺繍模様のう
    ち各機種の刺繍縫製装置で縫製可能な刺繍模様の数を機
    種別にテーブル化した模様数テーブルとが格納され、前
    記模様表示制御手段には、刺繍縫製用メモリカード内の
    複数機種分の模様数テーブルのうち、縫製データ処理装
    置が適用される刺繍縫製装置の機種に対応する模様数テ
    ーブルを指定するテーブル指定情報と、このテーブル指
    定情報で指定された模様数テーブルから読み出した模様
    数だけの先頭アドレスデータを、刺繍縫製用メモリカー
    ド内の先頭アドレステーブルの先頭側から読み出す読出
    しプログラムとが格納されたことを特徴とする刺繍模様
    表示可能な縫製データ処理装置。
  7. 【請求項7】複数の刺繍模様に関する模様データを格納
    した刺繍縫製用メモリカードと、このメモリカードを着
    脱自在に装着する為のメモリカード装着部と、ディスプ
    レイとそのコントローラを含む表示手段と、縫針を含む
    縫製機構と加工布を保持した布保持枠を縫製機構に対し
    て相対的に移動駆動する加工布送り機構とを備えた刺繍
    縫製手段と、表示手段と刺繍縫製手段を制御する制御手
    段とを備えた刺繍縫製装置において、前記刺繍縫製用メ
    モリカードには、複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の
    刺繍模様に関する模様データと、各機種の刺繍縫製装置
    で縫製可能な複数の刺繍模様の各々に関する模様データ
    の先頭アドレスを機種別にテーブル化した先頭アドレス
    テーブルとが格納され、前記制御手段には、刺繍縫製用
    メモリカード内の複数機種分の先頭アドレステーブルの
    うち刺繍縫製装置の機種に対応する先頭アドレステーブ
    ルを指定するテーブル指定情報が格納されたことを特徴
    とする刺繍縫製装置。
  8. 【請求項8】複数の刺繍模様に関する模様データを格納
    した刺繍縫製用メモリカードと、このメモリカードを着
    脱自在に装着する為のメモリカード装着部と、ディスプ
    レイとそのコントローラを含む表示手段と、縫針を含む
    縫製機構と加工布を保持した布保持枠を縫製機構に対し
    て相対的に移動駆動する加工布送り機構とを備えた刺繍
    縫製手段と、表示手段と刺繍縫製手段を制御する制御手
    段とを備えた刺繍縫製装置において、前記刺繍縫製用メ
    モリカードには、複数機種の刺繍縫製装置の為の複数の
    刺繍模様に関する模様データと、複数の刺繍模様の各々
    に関する模様データの先頭アドレスを刺繍模様のサイズ
    別に分類してテーブル化した先頭アドレステーブルと、
    複数の刺繍模様のうち各機種の刺繍縫製装置で縫製可能
    な刺繍模様の数を機種別にテーブル化した模様数テーブ
    ルとが格納され、前記制御手段には、刺繍縫製用メモリ
    カード内の複数機種分の模様数テーブルのうち刺繍縫製
    装置の機種に対応する模様数テーブルを指定するテーブ
    ル指定情報と、このテーブル指定情報で指定された模様
    数テーブルから読み出した模様数だけの先頭アドレスデ
    ータを、刺繍縫製用メモリカード内の先頭アドレステー
    ブルの先頭側から読み出す読出しプログラムとが格納さ
    れたことを特徴とする刺繍縫製装置。
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