JP2000308467A - 自然海塩採鹹用海水濃縮装置 - Google Patents

自然海塩採鹹用海水濃縮装置

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JP2000308467A
JP2000308467A JP11118661A JP11866199A JP2000308467A JP 2000308467 A JP2000308467 A JP 2000308467A JP 11118661 A JP11118661 A JP 11118661A JP 11866199 A JP11866199 A JP 11866199A JP 2000308467 A JP2000308467 A JP 2000308467A
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seawater
pipe
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brine
salt
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Ryuichi Chinen
隆一 知念
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミネラル分を多く含んだ自然海塩を得るため
に、海水からの鹹水の採鹹を、広い場所が必要で自然条
件に左右されるものから切り離し、場所生産性に優れ、
安価かつ気象条件に左右されない安定したものとするた
めの、海水濃縮装置を提供する。 【解決手段】 筺体1と、筐体1内に配設した加熱手段
8と、相互間に多数の空隙を形成するよう筐体1内に満
たされた充填材10と、充填材10上部に海水を供給す
る供給手段11とからなり、前記供給された海水が充填
材10相互間の空隙を通過する過程で加熱され水分が蒸
発して濃縮されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然海水からミネ
ラル分を多く含有する自然海塩を製造する技術に属し、
自然海水を効率的に濃縮し鹹水を得る自然海塩採鹹用海
水濃縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自然海塩を製造する技術として、
入浜式塩田法及び流下式塩田法が知られている。入浜式
塩田法は、短冊形の溝の区画を防潮堤内の浜に構成し、
取水口から満潮を利用して導入した海水を地下に浸透さ
せ、毛管現象により上昇する海水を風と日光を利用して
蒸発させ、底部をスノコ状にした沼井(ぬい)と呼ぶ溶
出装置で、得た鹹砂から塩分を溶解させ、滴下する鹹水
をさらに煮詰めて結晶塩を得る。
【0003】また、流下式塩田法は、海水を汲み上げ、
塩田に粘土を貼りつめた流下盤と呼ぶ傾斜した地盤に流
し、流下中の水分蒸発による濃縮水を、枝条架と呼ぶ数
段に組んだ竹枝に滴下してさらに濃縮し、得た鹹水を煮
詰めて結晶塩を得る方法である。
【0004】これらの方法からは、いずれも海水の水分
を取り除くことによって塩を採取するので、ミネラル分
を多く含んだ自然塩を製造することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の入浜式
塩田法及び流下式塩田法では、生産設備として広い塩田
を必要とし、所要投下資本の割にその生産性は低く、か
つ良好な乾燥状態と天日が必要で、製造は天候に左右さ
れやすいといった問題がある。
【0006】本発明の目的は、ミネラル分を多く含んだ
自然海塩を得るために、海水からの鹹水の採鹹を、広い
場所が必要で自然条件に左右されるものから切り離し、
場所生産性に優れ、安価かつ気象条件に左右されない安
定したものとするための、海水濃縮装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、筐体と、筐体内に配設した加熱手段と、相互間に多
数の空隙を形成するよう筐体内に満たされた充填材と、
充填材上部に海水を供給する供給手段とからなり、前記
供給された海水が充填材相互間の空隙を通過する過程で
加熱され水分が蒸発して濃縮されることを特徴とする。
このようにすることにより、気象条件に左右されること
なく海水を濃縮した鹹水を安定して得ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記請求項1の
筐体を横薄型に形成して、この筺体を1ユニットとし、
上下に複数のユニットを設置したことを特徴とする。こ
のようにすることにより、広い場所を必要とせず、効率
よく海水を濃縮した鹹水を得ることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記請求項1の
筐体を縦薄型に形成して、この筺体を1ユニットとし、
複数のユニットを並設したことを特徴とする。このよう
にすることにより、広い場所を必要とせず、効率よく海
水を濃縮した鹹水を得ることができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1、2又
は3の装置に、得られた鹹水を循環して再度処理するた
めの循環手段を具備したことを特徴とする。このように
することにより、一度処理されて得られた鹹水を、さら
に筐体に取り入れて循環させ、再度同様の処理を加え塩
分濃度を高めることにより、塩水濃度の高い鹹水を得る
ことができる。そして、前記鹹水の循環を調整すること
により、任意の濃度の鹹水を得ることもできる。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1、2、
3または4の加熱手段が、単数若しくは複数のS字状に
配管されたパイプ内に、加熱蒸気を導入したものである
ことを特徴とする。このようにすることにより、次の鹹
水の煮詰め工程等での廃熱を再利用することが可能で、
経済的に好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明に係る自然
海塩採鹹用海水濃縮装置における実施の形態の第1例を
示すものであって、図1は一部を省略した平面図、図2
は図1の一部を切欠いた側面図、図3は図1のA−A線
断面図である。
【0013】図面において、1は筺体であり、本例では
この筺体1は上部を開口する横薄型に形成された外筺2
と、同じく上部を開口し前記外筺2内に所定の間隔をあ
けて収容される全体に通水性のある通水内筺3により構
成されている。
【0014】前記外筺2はその底面4が中心に向かって
傾斜する舟底型に形成され、その中心には誘導溝5が形
成されており、そして誘導溝5が突き当たる外筺2の一
方の側壁に、誘導溝5に連通する取り出しパイプ6が取
り付けられている。7は取り出しパイプ6に設けられた
バルブである。
【0015】また外筺2に収容されている前記通水内筺
3は、その側板及び底板が通水可能で且つ後述する充填
材が零れない形状となっていっる。本例では微細な網状
に形成されている。かかる通水内筺3は、図3に示すよ
うに外筺2の内に、外筺2の側壁及び底面との間に所定
の間隔があくように支持されている。
【0016】8は前記通水内筺3内に配設された加熱手
段である。この加熱手段8として、本例では通水内筺3
内にS字状の加熱パイプ9が配設され、この加熱パイプ
9内に加熱蒸気を導入するようになっている。
【0017】10は前記通水内筺3内に、相互に多数の
空隙を形成するように充填された充填材である。この充
填材10としては、相互間の空隙を狭くし、その空隙を
通る水の流れを遅くできるもので且つ耐熱性のあるもの
であれば特に限定されるものではなく、例えばプラスチ
ックビーズ、ガラスビーズ、グラスウール、ミニセラミ
ックスボール、砂等が挙げられ、本例では砂が使用され
ている。
【0018】11は前記筺体1上に配設され、通水内筺
3に充填した充填材10上に海水を連続的に供給する海
水供給手段である。この海水供給手段11として、本例
では通水内筺3上に複数本の海水供給パイプ12が配設
され、海水供給パイプ12には適宜間隔で海水を前記通
水内筺2内の充填材10に散布する散水口が設けられて
いる。
【0019】本例では、前記外筺2、通水内筺3、取り
出しパイプ6、加熱パイプ9及び海水供給パイプ12は
ステンレス製となっている。
【0020】かかる構成から、前記加熱パイプ9に加熱
蒸気を導入し、そして前記海水供給パイプ12から通水
内筺3内の充填材10に海水を供給すると、供給された
海水は充填材10の空隙に浸透し、前記加熱パイプ9を
通る加熱蒸気により加熱された充填材10を通過する過
程で、海水が加熱され水分が蒸発して、その塩分濃度が
徐々に高くなり、塩分濃度が高められて鹹水となって通
水内筺3の底部から外筺2の底面4に滴下する。外筺2
の底面4に滴下した鹹水は傾斜面に従って誘導溝5に入
り、誘導溝5に入った鹹水は取り出しパイプ6から取り
出せる。
【0021】前記通水内筺3内で蒸発した水分は水蒸気
となって通水内筺3の上部開口部及び側板を抜け、通水
内筺3と外筺2の間から大気に放出される。
【0022】本例は、通常前記筺体1を1ユニットとし
て、多数の筺体1を並設或いは上下方向に配置し、各筺
体1に配設した取り出しパイプ6同士、加熱パイプ9同
士、海水供給パイプ12同士を接続して使用されるが、
これに限られるものではない。
【0023】図4は、本発明に係る海水濃縮装置におけ
る実施の形態の第2例を示すものであって、本例では前
記第1例に示す筺体1を所定間隔をもって上下方向に複
数設置している。そして各筺体1に設置した取り出しパ
イプ6同士を取り出し主パイプ13で接続して1箇所に
まとめて取り出せるようにし、また、各筺体1の通水内
筺3内に配設した加熱パイプ9同士を加熱主パイプ14
で接続して各加熱パイプ9に加熱主パイプ14から同時
に加熱蒸気を送れるようにし、また、各筺体1上に配設
された海水供給パイプ12同士を海水供給主パイプ15
で接続し、各海水供給パイプ12に、海水供給主パイプ
15から同時に海水を送れるようにしてある。
【0024】更に、取り出し主パイプ13に取り出した
濃縮海水(鹹水)を再び海水供給主パイプ15に送り出
し更なる濃縮を図る鹹水の循環手段16を備えている。
【0025】本例では循環手段16として、取り出し主
パイプ13と海水供給主パイプ15とに切換弁17、1
8を介して接続される循環用パイプ19と、循環用パイ
プ19上に設けられたポンプ20とにより構成されてい
る。
【0026】かかる構成から、切換弁17を操作して海
水供給主パイプ15へ海水を送り出す海水供給原パイプ
21との間を遮断して海水供給主パイプ15と循環用パ
イプ19とを連通させ、そして切換弁18を操作して取
り出し主パイプ13と鹹水取り出しパイプ22との間を
遮断して取り出し主パイプ13と循環用パイプ19とを
連通させ、前記ポンプ20を作動させると、取り出し主
パイプ13に取り出された鹹水は循環用パイプ19から
海水供給主パイプ15に送り出され、再び各筺体1上に
供給され、ここで更に濃縮されて、取り出し主パイプ1
3に取り出される。かかる鹹水の循環を繰り返し行うこ
とにより、塩水濃度の高い鹹水を得ることができる。
【0027】そして、前記鹹水の循環を調整することに
より、任意の濃度の鹹水を得ることができる。また、図
示しないが、塩水濃度測定手段と、前記切換弁17、1
8及びポンプ20の動作を制御する制御手段とを備え、
塩水濃度測定手段によって測定された濃度が所定の値に
達したとき、前記制御手段で切換弁17、18及びポン
プ20の動作を制御できるようにしておくことにより、
鹹水の塩分濃度を予め設定しておくことにより、設定さ
れた濃度の鹹水を自動的に得ることができる。
【0028】本例のその他の作用は前記第1例と同様で
ある。
【0029】図5乃至図7は本発明に係る海水濃縮装置
における実施の形態の第3例を示すものであって、図5
は一部を切欠いた正面図、図6は図5のB−B線断面
図、図7は図6の一部拡大図である。
【0030】本例では、筺体1は上部を開口する縦薄型
に形成された全体に通水性のある通水筺本体23と、通
水筺本体23の下端部に設けた樋状鹹水受体24により
構成されている。
【0031】前記通水筺本体23は、その側板及び底板
が通水可能で且つ充填材10が零れない形状となってお
り、本例では第1例と同様、ステンレス製で微細な網状
に形成されている。
【0032】通水筺本体23には加熱手段8が配置さ
れ、且つ充填材10が充填され、そしてまた通水筺本体
23の上部には海水供給手段11が配設されており、こ
れら加熱手段8、充填材10及び海水供給手段11は、
前記第1例と同様となっており、その説明を省略する。
【0033】ただし、充填材10にあっては、本例では
通水筺本体23が縦薄型に形成されているため、充填材
10の単位面積当たりの重量が増大するので、充填材1
0として、グラスウールなど軽量な材質のものを採用す
ることが望ましい。また前記樋状鹹水受体24にはその
出口に取り出しパイプ6が接続されている。
【0034】かかる構成から、加熱パイプ9に加熱蒸気
を導入し、そして海水供給パイプ12から通水筺本体2
3内の充填材10に海水を供給すると、供給された海水
は充填材10の空隙に浸透し、加熱パイプ9に導入され
た加熱蒸気により加熱された充填材10を通過する過程
で海水が加熱され、水分が蒸発して、その塩分濃度が徐
々に高くなり、鹹水となって通水筺本体23の底部から
樋状鹹水受体24に滴下し取り出しパイプ6から取り出
される。
【0035】そして、本例では、通水筺本体23が縦薄
型に形成されているので、供給された海水が充填材10
の空隙を通過する距離が長く、より長時間加熱状態が続
くので、前記第1例に比較してより高濃度の鹹水が得ら
れる。
【0036】本例は、第1例と同様、通常前記筺体1を
1ユニットとして、多数の筺体1を並設して、各筺体1
に配設した取り出しパイプ6同士、加熱パイプ9同士、
海水供給パイプ12同士を接続して使用されるがこれに
限られるものではない。
【0037】図8は本発明に係る海水濃縮装置における
実施の形態の第4例を示すものであって、本例では第3
例に示す筺体1を所定間隔をもって複数並設し、そして
各筺体1の樋状鹹水受体24に接続した取り出しパイプ
6同士を取り出し主パイプ13で接続して1箇所にまと
めて取り出せるようにし、また、各筺体13内に配設し
た加熱パイプ9同士を加熱主パイプ14で接続して各加
熱パイプ9に加熱主パイプ14から同時に加熱蒸気を送
れるようにし、また、各筺体1上に配設された海水供給
パイプ12同士を海水供給主パイプ15で接続し、各海
水供給パイプ12に、海水供給主パイプ15から同時に
海水を送れるようにしてある。
【0038】更に、取り出し主パイプ13に取り出した
濃縮海水(鹹水)を再び海水供給主パイプ15に送り出
し更なる濃縮を図る鹹水の循環手段16を備えている。
【0039】本例では、循環手段16として前記第3例
と同様の構成となっており、その説明は省略する。
【0040】かかる構成から、切換弁17を操作して海
水供給主パイプ15へ海水を送り出す海水供給原パイプ
21との間を遮断して海水供給主パイプ15と循環用パ
イプ19とを連通させ、そして切換弁18を操作して取
り出し主パイプ13と鹹水取り出しパイプ22との間を
遮断して取り出し主パイプ13と循環用パイプ19とを
連通させ、前記ポンプ20を作動させると、取り出し主
パイプ13に取り出された鹹水は循環用パイプ19から
海水供給主パイプ15に送り出され、再び各筺体上に散
布供給され、ここで更に濃縮されて、取り出し主パイプ
13に取り出される。かかる鹹水の循環を繰り返し行う
ことにより、塩水濃度の高い鹹水を得ることができる。
そして、前記鹹水の循環を調整することにより、任意の
濃度の鹹水を得ることができる。
【0041】なお、上述の実施の形態では、本発明の自
然海塩採鹹用海水濃縮装置は、常圧の空間に設置されて
いるが、蒸発・乾燥に好適とされる環境、即ち減圧環境
や筐体下部からの通風を付与すれば、さらに効率を向上
することが出来る。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に従う自
然海塩採鹹用海水濃縮装置は、広い設置面積を要せず、
気象条件に左右されないで、効率良く海水を濃縮して抗
酸化・自然医食用塩製造用の鹹水を得ることができ、ミ
ネラル分を豊富に含むリンゲル液、生理食塩水及び機能
性の高い食養生塩、エステティック用などの自然海塩全
般の生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自然海塩採鹹用海水濃縮装置の実
施の形態の第1例を示す一部省略平面図。
【図2】図1の一部切欠き側面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】本発明に係る自然海塩採鹹用海水濃縮装置の実
施の形態の第2例を示す説明図。
【図5】本発明に係る自然海塩採鹹用海水濃縮装置の実
施の形態の第3例を示す一部切欠き正面図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】図6の一部拡大図。
【図8】本発明に係る自然海塩採鹹用海水濃縮装置の実
施の形態の第4例を示す説明図。
【符号の説明】
1 筺体 2 外筺 3 通水内筺 4 底面 5 誘導溝 6 取り出しパイプ 7 バルブ 8 加熱手段 9 加熱パイプ 10 充填材 11 海水供給手段 12 海水供給パイプ 13 取り出し主パイプ 14 加熱主パイプ 15 海水供給主パイプ 16 循環手段 17 切換弁 18 切換弁 19 循環用パイプ 20 ポンプ 21 海水供給原パイプ 22 鹹水取り出しパイプ 23 通水筺本体 24 樋状鹹水受体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、筐体内に配設した加熱手段と、相
    互間に多数の空隙を形成するよう筐体内に満たされた充
    填材と、充填材上部に海水を供給する供給手段とからな
    り、前記供給された海水が充填材相互間の空隙を通過す
    る過程で加熱され水分が蒸発して濃縮されることを特徴
    とする自然海塩採鹹用海水濃縮装置。
  2. 【請求項2】前記筐体を横薄型に形成して、この筺体を
    1ユニットとし、上下に複数のユニットを設置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の自然海塩採鹹用海水濃縮
    装置。
  3. 【請求項3】前記筐体を縦薄型に形成して、この筺体を
    1ユニットとし、複数のユニットを並設したことを特徴
    とする請求項1に記載の自然海塩採鹹用海水濃縮装置。
  4. 【請求項4】得られた前記鹹水を循環して再度処理する
    ための循環手段を具備したことを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載の自然海塩採鹹用海水濃縮装置。
  5. 【請求項5】前記加熱手段が、単数若しくは複数のS字
    状に配管されたパイプ内に、加熱蒸気を導入したもので
    あることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載
    の自然海塩採鹹用海水濃縮装置。
JP11118661A 1999-04-26 1999-04-26 自然海塩採鹹用海水濃縮装置 Pending JP2000308467A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025119A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Michihiro Oe 真水製造装置および真水製造兼発電装置
CN103889899A (zh) * 2011-12-29 2014-06-25 科学与工业研究委员会 制备用于海水替代、矿物质强化的天然盐制剂的方法

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