JP2000308257A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
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- JP2000308257A JP2000308257A JP11106908A JP10690899A JP2000308257A JP 2000308257 A JP2000308257 A JP 2000308257A JP 11106908 A JP11106908 A JP 11106908A JP 10690899 A JP10690899 A JP 10690899A JP 2000308257 A JP2000308257 A JP 2000308257A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 待機状態のとき電源供給を完全に停止する電
源において、信号線を追加することなく、停止後の起動
を行うことを目的とする 【解決手段】 トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、Ｒ２、
コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成される発振回
路の出力は、ダイオードＤ１で整流され、出力端子Ｖｏ
ｕｔから直流電圧を得る。待機状態では、抵抗Ｒ４の電
圧降下を電流検出回路２２が検出し、ラッチ回路２１を
セットし、トランジスタＴＲ２を導通させ、上記発振を
停止し、出力端子Ｖｏｕｔからの出力は停止する。この
時、起動信号が、スイッチＳＷをオンにすると、ツェナ
ーダイーオドＺＤ２をオンし、ホトカプラ４に電流が流
れ、ラッチ回路２１をリセットし、トランジスタＴＲ２
をオフとし、上記発振回路が発振を開始し、出力端子Ｖ
ｏｕｔから、直流電圧を得る。
源において、信号線を追加することなく、停止後の起動
を行うことを目的とする 【解決手段】 トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、Ｒ２、
コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成される発振回
路の出力は、ダイオードＤ１で整流され、出力端子Ｖｏ
ｕｔから直流電圧を得る。待機状態では、抵抗Ｒ４の電
圧降下を電流検出回路２２が検出し、ラッチ回路２１を
セットし、トランジスタＴＲ２を導通させ、上記発振を
停止し、出力端子Ｖｏｕｔからの出力は停止する。この
時、起動信号が、スイッチＳＷをオンにすると、ツェナ
ーダイーオドＺＤ２をオンし、ホトカプラ４に電流が流
れ、ラッチ回路２１をリセットし、トランジスタＴＲ２
をオフとし、上記発振回路が発振を開始し、出力端子Ｖ
ｏｕｔから、直流電圧を得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源回路に係り、
特に、待機状態のとき電源供給を完全に停止する電源回
路に関する。
特に、待機状態のとき電源供給を完全に停止する電源回
路に関する。
【０００２】
【従来の技術】ノートパソコン等の電源において、電源
の無駄な消費を防ぐために、待機状態での電力消費を低
減する技術が開発されている。図２は、待機状態を自動
的に認識して、電源を間欠的に供給する回路である。図
２の電源回路は、整流回路１、プラグ２、ホトカプラ
３、抵抗Ｒ１〜抵抗Ｒ３、コンデンサＣ１〜コンデンサ
Ｃ４、コイルＬ１、トランスＴＲ、ダイオードＤ１、ツ
ェナーダイーオドＺＤ１及びトランジスタＴＲ１から構
成されている。この構成により、プラグ２を商用電源の
コンセントに差込むと、出力端子Ｖｏｕｔから、直流電
源を得ることができる。
の無駄な消費を防ぐために、待機状態での電力消費を低
減する技術が開発されている。図２は、待機状態を自動
的に認識して、電源を間欠的に供給する回路である。図
２の電源回路は、整流回路１、プラグ２、ホトカプラ
３、抵抗Ｒ１〜抵抗Ｒ３、コンデンサＣ１〜コンデンサ
Ｃ４、コイルＬ１、トランスＴＲ、ダイオードＤ１、ツ
ェナーダイーオドＺＤ１及びトランジスタＴＲ１から構
成されている。この構成により、プラグ２を商用電源の
コンセントに差込むと、出力端子Ｖｏｕｔから、直流電
源を得ることができる。
【０００３】なお、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵
抗Ｒ２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲは、発振周波
数ｆ１の発振回路を構成する。また、ホトカプラ３は、
Ｐ点の電位ＶＰが、所定電圧以上になると発光ダイオー
ドＰｈＤ３に流れる電源が増加し、発光ダイオードＰｈ
Ｄ３からホトトランジスタＰｈＴＲ３のベースに光が伝
達され、トランジスタＴＲ１のベース電流をホトトラン
ジスタＰｈＴＲ３に分岐させ減少させる。
抗Ｒ２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲは、発振周波
数ｆ１の発振回路を構成する。また、ホトカプラ３は、
Ｐ点の電位ＶＰが、所定電圧以上になると発光ダイオー
ドＰｈＤ３に流れる電源が増加し、発光ダイオードＰｈ
Ｄ３からホトトランジスタＰｈＴＲ３のベースに光が伝
達され、トランジスタＴＲ１のベース電流をホトトラン
ジスタＰｈＴＲ３に分岐させ減少させる。
【０００４】図２の動作を説明する。交流の商用電源
は、コンデンサＣ１及びコイルＬ１で高周波が除去さ
れ、さらに、整流回路１で整流されて、コンデンサＣ２
の両端に直流電圧として出力される。コンデンサＣ２に
所定の電荷が蓄積され、所定の電圧がコンデンサＣ２の
両端に現れると、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗
Ｒ２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されて
いる発振回路が、周波数ｆ１で発振する。この発振出力
は、トランスＴＲの二次側に現れ、ダイオードＤ１で整
流され、コンデンサＣ３で平滑されて出力端子Ｖｏｕｔ
から直流電圧が出力される。
は、コンデンサＣ１及びコイルＬ１で高周波が除去さ
れ、さらに、整流回路１で整流されて、コンデンサＣ２
の両端に直流電圧として出力される。コンデンサＣ２に
所定の電荷が蓄積され、所定の電圧がコンデンサＣ２の
両端に現れると、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗
Ｒ２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されて
いる発振回路が、周波数ｆ１で発振する。この発振出力
は、トランスＴＲの二次側に現れ、ダイオードＤ１で整
流され、コンデンサＣ３で平滑されて出力端子Ｖｏｕｔ
から直流電圧が出力される。
【０００５】出力端子Ｖｏｕｔに現れた出力は、出力端
子Ｖｏｕｔに接続された負荷（図示せず）に電流が流れ
ている限り、Ｐ点の電位ＶＰは、ツェナーダイーオドＺ
Ｄ１の発光ダイオードＰｈＤ３及びホトトランジスタＰ
ｈＴＲ３により制御される。従って、通常の場合は、定
常的に直流電圧が出力される。しかし、待機状態のとき
は、出力端子Ｖｏｕｔから負荷（図示せず）に電流が流
れず、間欠的に電源を供給することになり、電力消費を
低減している。
子Ｖｏｕｔに接続された負荷（図示せず）に電流が流れ
ている限り、Ｐ点の電位ＶＰは、ツェナーダイーオドＺ
Ｄ１の発光ダイオードＰｈＤ３及びホトトランジスタＰ
ｈＴＲ３により制御される。従って、通常の場合は、定
常的に直流電圧が出力される。しかし、待機状態のとき
は、出力端子Ｖｏｕｔから負荷（図示せず）に電流が流
れず、間欠的に電源を供給することになり、電力消費を
低減している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図２の電源回路では、
待機状態であっても、電源回路は、間欠動作を行うた
め、完全に電力出力を停止したものではない。待機状態
のとき発振回路を完全に停止させた場合は、図３に示す
ように、起動時に、電源回路から電源を供給される機器
１１から起動信号を受けて、発振回路１０を起動させる
必要がある。そのためには、電源部まで起動信号を伝送
する信号線１２を敷設する必要がある。
待機状態であっても、電源回路は、間欠動作を行うた
め、完全に電力出力を停止したものではない。待機状態
のとき発振回路を完全に停止させた場合は、図３に示す
ように、起動時に、電源回路から電源を供給される機器
１１から起動信号を受けて、発振回路１０を起動させる
必要がある。そのためには、電源部まで起動信号を伝送
する信号線１２を敷設する必要がある。
【０００７】しかし、ＡＣアダプターは、商用電源のコ
ンセント部に設けられるので、機器と電源部との間の出
力コードを３本に変更することが必要となり、コスト的
に問題が生じる。本発明は、上記問題に鑑みなされたも
のであり、待機状態のとき電源供給を完全に停止する電
源において、信号線を追加することなく、停止後の起動
を行うことを目的とするものである。
ンセント部に設けられるので、機器と電源部との間の出
力コードを３本に変更することが必要となり、コスト的
に問題が生じる。本発明は、上記問題に鑑みなされたも
のであり、待機状態のとき電源供給を完全に停止する電
源において、信号線を追加することなく、停止後の起動
を行うことを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載された発
明は、交流電源から変換された直流電源により発振回路
を動作させ、該発振回路の出力を直流信号に変換して電
源出力とする電源回路において、前記発振回路（例え
ば、図１におけるトランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗
Ｒ２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されて
いる発振回路）の動作を制御する制御回路（例えば、図
１におけるラッチ回路２１、電流検出回路２２、ホトカ
プラ４、ホトカプラ５、抵抗Ｒ６、ツェナーダイーオド
ＺＤ２及びトランジスタＴＲ２から構成される制御回
路）を有し、前記制御回路は、待機状態のとき前記発振
回路を不動作とし、前記制御回路は、前記電源回路から
電源が供給される機器（例えば、図１における電源回路
から電源が供給されるされる機器１１）の起動時に、該
機器の内部に用けられた内部電源（例えば、図１におけ
る内部電池Ｂ）の出力を受けて、前記発振回路の動作を
開始させることにより、電源供給を開始することを特徴
とする。
明は、交流電源から変換された直流電源により発振回路
を動作させ、該発振回路の出力を直流信号に変換して電
源出力とする電源回路において、前記発振回路（例え
ば、図１におけるトランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗
Ｒ２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されて
いる発振回路）の動作を制御する制御回路（例えば、図
１におけるラッチ回路２１、電流検出回路２２、ホトカ
プラ４、ホトカプラ５、抵抗Ｒ６、ツェナーダイーオド
ＺＤ２及びトランジスタＴＲ２から構成される制御回
路）を有し、前記制御回路は、待機状態のとき前記発振
回路を不動作とし、前記制御回路は、前記電源回路から
電源が供給される機器（例えば、図１における電源回路
から電源が供給されるされる機器１１）の起動時に、該
機器の内部に用けられた内部電源（例えば、図１におけ
る内部電池Ｂ）の出力を受けて、前記発振回路の動作を
開始させることにより、電源供給を開始することを特徴
とする。
【０００９】請求項１記載の発明によれば、待機状態の
とき電源の供給を完全に停止する電源回路において、電
源回路から電源が供給される機器の起動時に、該機器の
内部に用けられた内部電源の起動信号出力を受けて、電
源供給を開始することにより、信号線を追加することな
く、停止後の起動を行うことができる。請求項２に記載
された発明は、請求項１記載の電源回路において、前記
電源回路は、ＡＣアダプターで、前記内部電源は、電池
であることを特徴とする。
とき電源の供給を完全に停止する電源回路において、電
源回路から電源が供給される機器の起動時に、該機器の
内部に用けられた内部電源の起動信号出力を受けて、電
源供給を開始することにより、信号線を追加することな
く、停止後の起動を行うことができる。請求項２に記載
された発明は、請求項１記載の電源回路において、前記
電源回路は、ＡＣアダプターで、前記内部電源は、電池
であることを特徴とする。
【００１０】請求項２記載の発明によれば、ＡＣアダプ
ターの電源回路に対して内部電源により起動制御を行う
ことにより、ＡＣアダプターにおける待機状態の電源供
給の停止後の電源供給の開始を、信号線を追加すること
なく行うことができる。請求項３に記載された発明は、
請求項１記載の電源回路は、トランスにより入出力が絶
縁され、該トランスの一次側に前記発振回路を有し、前
記制御回路は、電流検出回路を有し、前記内部電源は、
前記機器の起動時に、前記トランスの二次側に電圧を印
加し、前記制御回路は、前記機器の起動時における前記
トランスの二次側に印加される電圧によって、前記発振
回路の動作を開始させることを特徴とする。
ターの電源回路に対して内部電源により起動制御を行う
ことにより、ＡＣアダプターにおける待機状態の電源供
給の停止後の電源供給の開始を、信号線を追加すること
なく行うことができる。請求項３に記載された発明は、
請求項１記載の電源回路は、トランスにより入出力が絶
縁され、該トランスの一次側に前記発振回路を有し、前
記制御回路は、電流検出回路を有し、前記内部電源は、
前記機器の起動時に、前記トランスの二次側に電圧を印
加し、前記制御回路は、前記機器の起動時における前記
トランスの二次側に印加される電圧によって、前記発振
回路の動作を開始させることを特徴とする。
【００１１】請求項３記載の発明によれば、内部電源に
より、トランスの二次側に電圧を印加し、この電圧を検
出して、電源回路の起動時の制御を行うことにより、待
機状態における電源供給の停止後の電源供給の開始を、
信号線を追加することなく行うことができる。
より、トランスの二次側に電圧を印加し、この電圧を検
出して、電源回路の起動時の制御を行うことにより、待
機状態における電源供給の停止後の電源供給の開始を、
信号線を追加することなく行うことができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は、本発明の実施例を説明
するための図である。図２に対して、ラッチ回路２１、
電流検出回路２２、ホトカプラ４、ホトカプラ５、トラ
ンジスタＴＲ２抵抗Ｒ４〜抵抗Ｒ６及びツェナーダイー
オドＺＤ２が、付加されている。
て図面と共に説明する。図１は、本発明の実施例を説明
するための図である。図２に対して、ラッチ回路２１、
電流検出回路２２、ホトカプラ４、ホトカプラ５、トラ
ンジスタＴＲ２抵抗Ｒ４〜抵抗Ｒ６及びツェナーダイー
オドＺＤ２が、付加されている。
【００１３】なお、電源回路から電源が供給されるされ
る機器１１は、内部電池及び該内部電池Ｂと出力端子Ｖ
ｏｕｔ間に、起動信号により開閉されるスイッチＳＷを
有している。また、出力端子Ｖｏｕｔとアース間に電源
回路の負荷ＲＬが接続される。ラッチ回路２１は、ホト
カプラ４の信号でリセットされ、ホトカプラ５の信号で
セットされる。ラッチ回路２１がセットされると、トラ
ンジスタＴＲ２を導通させ、ラッチ回路２１がリセット
されると、トランジスタＴＲ２をオフさせる。
る機器１１は、内部電池及び該内部電池Ｂと出力端子Ｖ
ｏｕｔ間に、起動信号により開閉されるスイッチＳＷを
有している。また、出力端子Ｖｏｕｔとアース間に電源
回路の負荷ＲＬが接続される。ラッチ回路２１は、ホト
カプラ４の信号でリセットされ、ホトカプラ５の信号で
セットされる。ラッチ回路２１がセットされると、トラ
ンジスタＴＲ２を導通させ、ラッチ回路２１がリセット
されると、トランジスタＴＲ２をオフさせる。
【００１４】トランジスタＴＲ２が動作していないと
き、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、コンデ
ンサＣ４及びトランスＴＲから構成されている発振回路
が、周波数ｆ１で発振する。トランジスタＴＲ２が導通
したとき、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、
コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されている発
振回路は発振を停止する。
き、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、コンデ
ンサＣ４及びトランスＴＲから構成されている発振回路
が、周波数ｆ１で発振する。トランジスタＴＲ２が導通
したとき、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、
コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されている発
振回路は発振を停止する。
【００１５】抵抗Ｒ４の両端の電圧降下を、電流検出回
路２２が検出すると、ラッチ回路２１をセットする。ま
た、起動信号がスイッチＳＷをオンし、内部電池Ｂから
電圧が印加され、ツェナーダイーオドＺＤ２をオンし、
ホトカプラ４に電流が流れたとき、ラッチ回路２１をリ
セットする。図１の動作を説明する。
路２２が検出すると、ラッチ回路２１をセットする。ま
た、起動信号がスイッチＳＷをオンし、内部電池Ｂから
電圧が印加され、ツェナーダイーオドＺＤ２をオンし、
ホトカプラ４に電流が流れたとき、ラッチ回路２１をリ
セットする。図１の動作を説明する。
【００１６】交流の商用電源は、整流回路１で整流さ
れ、コンデンサＣ２の両端に直流電圧として出力する。
コンデンサＣ２に所定の電圧が蓄積されると、トランジ
スタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、コンデンサＣ４及び
トランスＴＲから構成されている発振回路が、周波数ｆ
１で発振する。この発振出力は、ダイオードＤ１で整流
され、コンデンサＣ３で平滑され、出力端子Ｖｏｕｔか
ら直流電源として出力される。
れ、コンデンサＣ２の両端に直流電圧として出力する。
コンデンサＣ２に所定の電圧が蓄積されると、トランジ
スタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、コンデンサＣ４及び
トランスＴＲから構成されている発振回路が、周波数ｆ
１で発振する。この発振出力は、ダイオードＤ１で整流
され、コンデンサＣ３で平滑され、出力端子Ｖｏｕｔか
ら直流電源として出力される。
【００１７】待機状態になり、出力端子Ｖｏｕｔの出力
が負荷に流れないと、抵抗Ｒ４の電圧降下を電流検出回
路２２が検出して、ラッチ回路２１をセットし、トラン
ジスタＴＲ２を導通させる。その結果、トランジスタＴ
Ｒ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、コンデンサＣ４及びトラン
スＴＲから構成されている発振回路は、発振を停止し、
Ｖｏｕｔからの出力は停止する。この状態は、機器１１
が待機状態の間継続する。
が負荷に流れないと、抵抗Ｒ４の電圧降下を電流検出回
路２２が検出して、ラッチ回路２１をセットし、トラン
ジスタＴＲ２を導通させる。その結果、トランジスタＴ
Ｒ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ２、コンデンサＣ４及びトラン
スＴＲから構成されている発振回路は、発振を停止し、
Ｖｏｕｔからの出力は停止する。この状態は、機器１１
が待機状態の間継続する。
【００１８】この状態において、起動信号が、スイッチ
ＳＷをオンすると、ツェナーダイーオドＺＤ２をオン
し、ホトカプラ４に電流が流れ（例えば、０．５秒程
度）、ラッチ回路２１をリセットする。ラッチ回路２１
がリセットされると、トランジスタＴＲ２がオフとな
る。その結果、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ
２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されてい
る発振回路が発振を開始する。その発振出力をダイオー
ドＤ１が整流して、出力端子Ｖｏｕｔから、直流電圧を
得ることができる。
ＳＷをオンすると、ツェナーダイーオドＺＤ２をオン
し、ホトカプラ４に電流が流れ（例えば、０．５秒程
度）、ラッチ回路２１をリセットする。ラッチ回路２１
がリセットされると、トランジスタＴＲ２がオフとな
る。その結果、トランジスタＴＲ１、抵抗Ｒ１、抵抗Ｒ
２、コンデンサＣ４及びトランスＴＲから構成されてい
る発振回路が発振を開始する。その発振出力をダイオー
ドＤ１が整流して、出力端子Ｖｏｕｔから、直流電圧を
得ることができる。
【００１９】間欠動作の場合、消費電力が０．５〜１Ｗ
程度消費していたのを、本発明では、０．１Ｗ以下の消
費電力にすることができる。なお、上記実施の形態で
は、ホトカプラ３を有する例について説明したが、ホト
カプラ３は無くとも、本願発明を実施することができ
る。
程度消費していたのを、本発明では、０．１Ｗ以下の消
費電力にすることができる。なお、上記実施の形態で
は、ホトカプラ３を有する例について説明したが、ホト
カプラ３は無くとも、本願発明を実施することができ
る。
【００２０】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項１記載の発
明によれば、待機状態のとき電源の供給を完全に停止す
る電源回路において、電源回路から電源が供給されるさ
れる機器の起動時に、該機器の内部に用けられた内部電
源の出力を受けて、電源供給を開始することにより、信
号線を追加することなく、停止後の起動を行うことがで
きる。
種々の効果を実現することができる。請求項１記載の発
明によれば、待機状態のとき電源の供給を完全に停止す
る電源回路において、電源回路から電源が供給されるさ
れる機器の起動時に、該機器の内部に用けられた内部電
源の出力を受けて、電源供給を開始することにより、信
号線を追加することなく、停止後の起動を行うことがで
きる。
【００２１】請求項２記載の発明によれば、ＡＣアダプ
ターの電源回路に対して内部電源により起動制御を行う
ことにより、ＡＣアダプターにおける待機状態の電源供
給の停止後の電源供給の開始を、信号線を追加すること
なく行うことができる。請求項３記載の発明によれば、
内部電源により、トランスの二次側に電圧を印加し、こ
の電圧を検出して、電源回路の起動時の制御を行うこと
により、待機状態における電源供給の停止後の電源供給
の開始を、信号線を追加することなく行うことができ
る。
ターの電源回路に対して内部電源により起動制御を行う
ことにより、ＡＣアダプターにおける待機状態の電源供
給の停止後の電源供給の開始を、信号線を追加すること
なく行うことができる。請求項３記載の発明によれば、
内部電源により、トランスの二次側に電圧を印加し、こ
の電圧を検出して、電源回路の起動時の制御を行うこと
により、待機状態における電源供給の停止後の電源供給
の開始を、信号線を追加することなく行うことができ
る。
【図１】本発明の実施例を説明するための図である。
【図２】従来例を説明するための図である。
【図３】起動信号により、電源を起動する場合を説明す
るための図である。
るための図である。
１ 整流回路 ２ 電源プラグ ３、４，５ ホトカプラ １０ 発振回路 １１ 電源回路から電源が供給されるされる機器 ２１ ラッチ回路 ２２ 電流検出回路 ＴＲ１、ＴＲ２ トランジスタ Ｒ１〜Ｒ５ 抵抗 Ｄ１ ダイオード Ｃ１〜Ｃ４ コンデンサ Ｌ１、Ｌ２ コイル ＺＤ１、ＺＤ２ ツェナーダイーオド Ｖｏｕｔ 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏原 泰信 福岡県飯塚市大字立岩字帯田1049番地 九 州ミツミ株式会社内 (72)発明者 片山 隆之 福岡県飯塚市大字立岩字帯田1049番地 九 州ミツミ株式会社内 Ｆターム(参考） 5B011 DA02 DB04 EA04 KK00 LL06 5G065 AA01 DA06 DA07 EA02 EA06 GA06 JA02 KA01 KA04 LA07 MA01 NA09
Claims (3)
- 【請求項１】 交流電源から変換された直流電源により
発振回路を動作させ、該発振回路の出力を直流信号に変
換して電源出力とする電源回路において、 前記発振回路の動作を制御する制御回路を有し、 前記制御回路は、待機状態のとき前記発振回路を不動作
とし、 前記制御回路は、前記電源回路から電源が供給される機
器の起動時に、該機器の内部に用けられた内部電源の出
力を受けて、前記発振回路の動作を開始させることによ
り、電源供給を開始することを特徴とする電源回路。 - 【請求項２】 前記電源回路は、ＡＣアダプターで、前
記内部電源は、電池であることを特徴とする請求項１記
載の電源回路。 - 【請求項３】 前記電源回路は、トランスにより入出力
が絶縁され、 該トランスの一次側に前記発振回路を有し、 前記制御回路は、電流検出回路を有し、 前記内部電源は、前記機器の起動時に、前記トランスの
二次側に電圧を印加し、 前記制御回路は、前記機器の起動時における前記トラン
スの二次側に印加される電圧を検出したとき、前記発振
回路の動作を開始させることを特徴とする請求項１記載
の電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106908A JP2000308257A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106908A JP2000308257A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000308257A true JP2000308257A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14445557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106908A Pending JP2000308257A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000308257A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7489528B2 (en) * | 2002-11-29 | 2009-02-10 | Fujitsu Limited | Power supply control method, current-to-voltage conversion circuit and electronic apparatus |
| JP2010157198A (ja) * | 2008-12-31 | 2010-07-15 | Renbao Computer Industry Co Ltd | 携帯用電子装置およびそのアダプタ |
| CN102315762A (zh) * | 2010-06-30 | 2012-01-11 | 株式会社巴比禄 | 电源装置以及电子设备系统 |
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1999
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