JP2000308254A - 接地検出回路 - Google Patents
接地検出回路Info
- Publication number
- JP2000308254A JP2000308254A JP11147048A JP14704899A JP2000308254A JP 2000308254 A JP2000308254 A JP 2000308254A JP 11147048 A JP11147048 A JP 11147048A JP 14704899 A JP14704899 A JP 14704899A JP 2000308254 A JP2000308254 A JP 2000308254A
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- Japan
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- transformer
- load
- power supply
- primary winding
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小型でしかも安定して接地状態検出が行える接
地検出回路を得る。 【解決手段】接地された電路を含む２本の電路３ａ，３
ｂの間に接続した２つの分圧器２ａ，２ｂにより構成さ
れる分圧点４と負荷側接地検出端子１４の間に一次側巻
線が接続された変圧器５を備え、前記変圧器５の一次側
巻線にコンデンサ６を並列接続し、該コンデンサ６のキ
ャパシタンスと変流器５の一次側巻線インダクタンスが
電源周波数に近似した並列共振周波数を持つよう構成し
た。
地検出回路を得る。 【解決手段】接地された電路を含む２本の電路３ａ，３
ｂの間に接続した２つの分圧器２ａ，２ｂにより構成さ
れる分圧点４と負荷側接地検出端子１４の間に一次側巻
線が接続された変圧器５を備え、前記変圧器５の一次側
巻線にコンデンサ６を並列接続し、該コンデンサ６のキ
ャパシタンスと変流器５の一次側巻線インダクタンスが
電源周波数に近似した並列共振周波数を持つよう構成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば食器洗い
機など水周りで使用され、感電事故を防止するために接
地使用を義務づけられた機器に於いて、接地線の断線な
ど接地異常による万一の感電事故発生を防止するため、
機器の接地状態を検出し異常の場合機器への電路を遮断
する接地検出回路を提供することを目的とする。
機など水周りで使用され、感電事故を防止するために接
地使用を義務づけられた機器に於いて、接地線の断線な
ど接地異常による万一の感電事故発生を防止するため、
機器の接地状態を検出し異常の場合機器への電路を遮断
する接地検出回路を提供することを目的とする。
【０００２】
【従来の技術】図４は、特開平９−２６６６２７号公報
に示された接地検出回路である。図において、２ａ，２
ｂは電路３ａ，３ｂ間に分圧点４を構成するための分圧
器、５は一次側巻線を該分圧点４に直列接続した変圧
器、５１は変圧器５の二次側巻線出力により動作するト
ライアック、９はトライアック５１の導通により励磁さ
れ、接点開閉器１０を閉路動作させるマグネットコイ
ル、１２ａ，１２ｂは食器洗い機等の負荷側機器１３へ
電源を供給する負荷側電源端子、１４は負荷側接地検出
端子、１５は負荷側機器１３への接地線、１６は接地部
である。
に示された接地検出回路である。図において、２ａ，２
ｂは電路３ａ，３ｂ間に分圧点４を構成するための分圧
器、５は一次側巻線を該分圧点４に直列接続した変圧
器、５１は変圧器５の二次側巻線出力により動作するト
ライアック、９はトライアック５１の導通により励磁さ
れ、接点開閉器１０を閉路動作させるマグネットコイ
ル、１２ａ，１２ｂは食器洗い機等の負荷側機器１３へ
電源を供給する負荷側電源端子、１４は負荷側接地検出
端子、１５は負荷側機器１３への接地線、１６は接地部
である。
【０００３】このような従来の接地検出回路に於いて
は、本来電源側電路の一方が接地されており、負荷側機
器１３の接地状態が正常である場合、分圧点４→変圧器
５→負荷側接地端子１４→接地線１５→接地部１６を結
ぶ電気回路が構成されるため、変圧器５の一次側巻線に
電圧が印加され二次側巻線には昇圧された二次側電圧が
誘起される。前記変圧器５の二次側巻線に誘起された二
次側電圧はトライアック５１を導通動作させることによ
り、マグネットコイル９を励磁、接点開閉器１０が閉路
することにより負荷側機器１３へ電源供給する。
は、本来電源側電路の一方が接地されており、負荷側機
器１３の接地状態が正常である場合、分圧点４→変圧器
５→負荷側接地端子１４→接地線１５→接地部１６を結
ぶ電気回路が構成されるため、変圧器５の一次側巻線に
電圧が印加され二次側巻線には昇圧された二次側電圧が
誘起される。前記変圧器５の二次側巻線に誘起された二
次側電圧はトライアック５１を導通動作させることによ
り、マグネットコイル９を励磁、接点開閉器１０が閉路
することにより負荷側機器１３へ電源供給する。
【０００４】次に接地線の断線等接地状態に異常が発生
した場合、分圧点４から接地部１６に至る回路が開放状
態となり、変圧器５の一次側巻線に電圧が印加されなく
なるためトライアック５１はＯＦＦし、接点開閉器１０
は開路動作することにより負荷側機器１３への電路を遮
断する。
した場合、分圧点４から接地部１６に至る回路が開放状
態となり、変圧器５の一次側巻線に電圧が印加されなく
なるためトライアック５１はＯＦＦし、接点開閉器１０
は開路動作することにより負荷側機器１３への電路を遮
断する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の接地検出回路は
以上のように構成されているので、接地状態を確実に検
出し安定に動作させるために変圧器５の巻線回数を多く
し、二次側出力電圧が大きくとれるようにする必要があ
り、前記変圧器５の形状が大きくなるという問題点があ
った。
以上のように構成されているので、接地状態を確実に検
出し安定に動作させるために変圧器５の巻線回数を多く
し、二次側出力電圧が大きくとれるようにする必要があ
り、前記変圧器５の形状が大きくなるという問題点があ
った。
【０００６】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、小型でしかも安定して接地状態検出が行
える接地検出回路を得ることを目的とする。
されたもので、小型でしかも安定して接地状態検出が行
える接地検出回路を得ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】接地された電路を含む２
本の電路間に接続した２つの分圧器により構成される分
圧点と負荷側接地検出端子の間に一次側巻線が接続され
た変圧器を備え、前記変圧器の一次側巻線に並列にコン
デンサを接続し、該コンデンサと変流器の一次側インダ
クタが電源周波数に近似した並列共振周波数を持つよう
構成したものである。
本の電路間に接続した２つの分圧器により構成される分
圧点と負荷側接地検出端子の間に一次側巻線が接続され
た変圧器を備え、前記変圧器の一次側巻線に並列にコン
デンサを接続し、該コンデンサと変流器の一次側インダ
クタが電源周波数に近似した並列共振周波数を持つよう
構成したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１は本発明の接
地検出回路の実施形態１を示すブロック図である。図に
おいて、１ａ，１ｂは入力側電源端子、２ａ，２ｂは電
路３ａ，３ｂ間に分圧点４を構成する分圧器、５は一次
側巻線が分圧点４に直列接続された変圧器、６は前記変
圧器５の一次巻線に並列接続されたコンデンサ、７は変
圧器５の二次側巻線に発生する電圧を検出・増幅し、ト
ランジスタ８を導通動作させる制御回路、９はトランジ
スタ８の導通により励磁され、接点開閉器１０を閉路動
作させるマグネットコイル、１１は制御回路７およびマ
グネットコイル９に直流駆動電源を供給する為の整流回
路、１２ａ，１２ｂは食器洗い機等の負荷側機器１３へ
電源を供給する負荷側電源端子、１４は負荷側接地検出
端子、１５は負荷側機器１３の接地線、１６は接地部、
１７は変圧器５の二次側巻線に並列接続された抵抗器で
ある。
地検出回路の実施形態１を示すブロック図である。図に
おいて、１ａ，１ｂは入力側電源端子、２ａ，２ｂは電
路３ａ，３ｂ間に分圧点４を構成する分圧器、５は一次
側巻線が分圧点４に直列接続された変圧器、６は前記変
圧器５の一次巻線に並列接続されたコンデンサ、７は変
圧器５の二次側巻線に発生する電圧を検出・増幅し、ト
ランジスタ８を導通動作させる制御回路、９はトランジ
スタ８の導通により励磁され、接点開閉器１０を閉路動
作させるマグネットコイル、１１は制御回路７およびマ
グネットコイル９に直流駆動電源を供給する為の整流回
路、１２ａ，１２ｂは食器洗い機等の負荷側機器１３へ
電源を供給する負荷側電源端子、１４は負荷側接地検出
端子、１５は負荷側機器１３の接地線、１６は接地部、
１７は変圧器５の二次側巻線に並列接続された抵抗器で
ある。
【０００９】前記のように構成された接地検出回路に於
いては、本来電源側電路の一方が接地されている為、負
荷側機器１３への接地状態が正常な場合、分圧点４→変
圧器５→負荷側接地検出端子１４→接地線１５→接地部
１６を結ぶ電気回路が形成される。
いては、本来電源側電路の一方が接地されている為、負
荷側機器１３への接地状態が正常な場合、分圧点４→変
圧器５→負荷側接地検出端子１４→接地線１５→接地部
１６を結ぶ電気回路が形成される。
【００１０】ここで変圧器５の一次側巻線にコンデンサ
６が並列接続されているため、変圧器５の一次側インダ
クタとコンデンサ６は並列共振回路を構成する事とな
り、この並列共振回路の共振周波数が電源周波数に近似
するよう変圧器５の一次側巻線インダクタンスとコンデ
ンサ６のキャパシタンスをあらかじめ設定しておくこと
により、前記電気回路構成時変圧器５の一次側巻線とコ
ンデンサ６には、該電気回路構成時回路に流れる回路電
流とは無関係に共振電流が流れ、変圧器５の二次側巻線
に並列接続された抵抗１７の両端には二次側電圧が発生
する。
６が並列接続されているため、変圧器５の一次側インダ
クタとコンデンサ６は並列共振回路を構成する事とな
り、この並列共振回路の共振周波数が電源周波数に近似
するよう変圧器５の一次側巻線インダクタンスとコンデ
ンサ６のキャパシタンスをあらかじめ設定しておくこと
により、前記電気回路構成時変圧器５の一次側巻線とコ
ンデンサ６には、該電気回路構成時回路に流れる回路電
流とは無関係に共振電流が流れ、変圧器５の二次側巻線
に並列接続された抵抗１７の両端には二次側電圧が発生
する。
【００１１】前記変圧器５の二次側巻線発生電圧を制御
回路７で検出・増幅出力し、トランジスタ８を導通、マ
グネットコイル９が励磁されることにより、接点開閉器
１０が閉路動作し、負荷装置１３への電源を供給してい
る。
回路７で検出・増幅出力し、トランジスタ８を導通、マ
グネットコイル９が励磁されることにより、接点開閉器
１０が閉路動作し、負荷装置１３への電源を供給してい
る。
【００１２】次に負荷装置１３の接地線断線等の接地状
態に異常が発生した場合、形成された前記電気回路が開
放状態となり、該共振電流が発生しないためトランジス
タ８は非導通、接点開閉器１０は開路動作し負荷装置１
３への電路を遮断する。
態に異常が発生した場合、形成された前記電気回路が開
放状態となり、該共振電流が発生しないためトランジス
タ８は非導通、接点開閉器１０は開路動作し負荷装置１
３への電路を遮断する。
【００１３】実施形態２．実施の形態１．では該分圧点
４に変圧器５の一次巻線を直列接続し負荷側接地検出端
子１４として取り出したが、前記変流器５の一次巻線と
前記負荷側接地検出端子の間に更に抵抗器１８を直列接
続することにより、分圧点４の電圧を大きく変化させる
ことなく構成された前記電気回路に流れる電流を任意
に、より小さくする事ができる。
４に変圧器５の一次巻線を直列接続し負荷側接地検出端
子１４として取り出したが、前記変流器５の一次巻線と
前記負荷側接地検出端子の間に更に抵抗器１８を直列接
続することにより、分圧点４の電圧を大きく変化させる
ことなく構成された前記電気回路に流れる電流を任意
に、より小さくする事ができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、変圧器５の一次巻線インダクタとコンデンサ
６で構成される並列共振回路の共振電流値は、負荷側機
器の接地状態が正常な場合構成される前記電気回路の回
路電流に関係しないため、前記回路電流を殆ど流さない
状態でも負荷側機器の接地状態を確実に検出し安定に動
作する接地検出回路を得ることができる。
いるので、変圧器５の一次巻線インダクタとコンデンサ
６で構成される並列共振回路の共振電流値は、負荷側機
器の接地状態が正常な場合構成される前記電気回路の回
路電流に関係しないため、前記回路電流を殆ど流さない
状態でも負荷側機器の接地状態を確実に検出し安定に動
作する接地検出回路を得ることができる。
【図１】本発明の実施形態１を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施形態２を示すブロック図である。
【図３】接地状態が正常な場合の本発明と従来の変圧器
二次側出力電圧を示すグラフである。
二次側出力電圧を示すグラフである。
【図４】従来の接地検出回路を示すブロック図である。
１ａ 入力側電源端子 １ｂ 入力側電源端子 ２ａ 分圧器 ２ｂ 分圧器 ３ａ 電路 ３ｂ 電路 ４ 分圧点 ５ 変圧器 ６ コンデンサ ７ 制御回路 ８ トランジスタ ９ マグネットコイル １０ 接点開閉器 １１ 整流回路 １２ａ 負荷側電源端子 １２ｂ 負荷側電源端子 １３ 負荷側機器 １４ 負荷側接地検出端子 １５ 接地線 １６ 接地部 １７ 抵抗器 １８ 抵抗器 ５１ トライアック
Claims (1)
- 【請求項１】接地された電路を含む２本の電路から電源
を取り込むための入力側電源端子と、負荷側機器に電源
供給するための負荷側電源端子と、前記入力側電源端子
と負荷側電源端子との間に設けその電路を開閉する接点
開閉器と、前記２本の電路間に接続した分圧器と、負荷
側機器の接地状態を検出する為の負荷側接地検出端子
と、前記分圧器による分圧点と前記負荷側接地検出端子
間に一次側巻線が接続された変圧器を備え、前記変圧器
の二次電圧により負荷側機器の接地状態を検出して電路
を開閉する接地検出回路に於いて、前記変圧器の一次側
巻線に並列にコンデンサを接続し、前記コンデンサと変
圧器の一次側インダクタが電源周波数に近似した共振周
波数を持つよう構成した事を特徴とする接地検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147048A JP2000308254A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 接地検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147048A JP2000308254A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 接地検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000308254A true JP2000308254A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=15421333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11147048A Pending JP2000308254A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 接地検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000308254A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005019845A1 (en) * | 2003-08-15 | 2005-03-03 | Northrop Grumman Corporation | Threshold adjustment accuracy for ground fault condition determination |
| WO2008044593A1 (fr) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Max Co., Ltd. | Dispositif de surveillance de connexion à une ligne de mise à la masse et dispositif électrique |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11147048A patent/JP2000308254A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005019845A1 (en) * | 2003-08-15 | 2005-03-03 | Northrop Grumman Corporation | Threshold adjustment accuracy for ground fault condition determination |
| US7253633B2 (en) | 2003-08-15 | 2007-08-07 | Northrop Grumman Corporation | Threshold adjustment accuracy for ground fault condition determination |
| WO2008044593A1 (fr) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Max Co., Ltd. | Dispositif de surveillance de connexion à une ligne de mise à la masse et dispositif électrique |
| JP2008096106A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-24 | Max Co Ltd | 接地線接続監視装置及び電気機器 |
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