JP2000307974A - スピーカ取付構造 - Google Patents

スピーカ取付構造

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JP2000307974A
JP2000307974A JP11109469A JP10946999A JP2000307974A JP 2000307974 A JP2000307974 A JP 2000307974A JP 11109469 A JP11109469 A JP 11109469A JP 10946999 A JP10946999 A JP 10946999A JP 2000307974 A JP2000307974 A JP 2000307974A
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JP11109469A
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Mitsugi Ueda
貢 上田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具を使用しないで容易にスピーカの取り付
け、取り外しが可能なスピーカ取付構造を提供する。 【解決手段】 キャビネット1の内側には、音導管リブ
1aの外側であって、スピーカフランジ部3aを4隅か
ら支持する4本の位置決めリブ1cと、スピーカフラン
ジ部3aの左右の端面位置からやや外側にずれた位置
で、音導管リブ1aよりも高く突設された2本の棒状リ
ブ1bとを備えている。各棒状リブ1bには、その先端
の外径より小さな内径の円筒穴を備えた合成樹脂製の係
止部材4が嵌合され、これらの係止部材4によってスピ
ーカ3を音導管リブ1aの端面に取り付ける。また、係
止部材4は円筒穴4aの軸線と直交する方向に突起した
係止片4bを備え、係止片4bがスピーカ3の左右でス
ピーカフランジ部3aを係止する。1dは係止部材4の
係止片4bを位置決めするためのガイドリブである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
像機等に配置されるスピーカを固定するためのスピーカ
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のスピーカ取付構造の概
略を示す斜視図である。キャビネット11の内面には、
スピーカ12を固定するための音導管リブ13、ネジ穴
を有するボス14、位置決めリブ15等が形成されてい
る。スピーカ12のフランジ部12aには、キャビネッ
ト内面のボス形成位置に対応する4個の穴12bが形成
されている。
【0003】最初に、スピーカ12を位置決めリブ15
によって音導管リブ13に対して位置決めし、フランジ
部12aの穴12bを介してボス14のネジ穴にネジ1
6を挿入して、スピーカ12をキャビネット11の内面
に固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスピ
ーカ取付構造では、スピーカ12の取り付けを行うの
に、複数本のネジ16が必要であって、部品点数が多く
なる。また、ネジ16を締め付けるためには、ドライバ
等の工具が必要であり、取付作業の作業性が悪いという
問題があった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、その目的は工具を使用しないで
容易にスピーカの取り付け、取り外しが可能なスピーカ
取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスピーカ
取付構造は、所定のスピーカ支持面にスピーカを固定す
るためのスピーカ取付構造において、スピーカ支持面の
周辺近傍に突設された複数の棒状ボスと、これらの棒状
ボスに嵌合され、スピーカを係止するための係止片を有
する係止部材とを備え、係止片によってスピーカのフラ
ンジ部をスピーカ支持面に固定するものである。
【0007】また、この発明に係るスピーカ取付構造
は、係止部材が弾性部材によって構成されるとともに棒
状ボスの外径より小さな内径の円筒穴を備え、この円筒
穴に棒状ボスを圧入することにより棒状ボスに係止部材
を嵌合させたものである。
【0008】また、この発明に係るスピーカ取付構造
は、係止部材が弾性部材によって構成されるとともに棒
状ボスの外径より大きな内径の円筒穴、及びこの円筒穴
の内周面から突出した三角リブが形成され、この円筒穴
に棒状ボスを圧入することにより棒状ボスに係止部材を
嵌合させたものである。
【0009】また、この発明に係るスピーカ取付構造
は、係止部材及び棒状ボスがいずれも弾性部材によって
構成され、係止部材が棒状ボスの外径より大きな内径の
円筒穴を備えるとともに、棒状ボスの外周面から突出し
た三角リブが形成され、この円筒穴に棒状ボスを圧入す
ることにより棒状ボスに係止部材を嵌合させたものであ
る。
【0010】また、この発明に係るスピーカ取付構造
は、係止部材には円筒穴に連通するスリットが形成され
ているものである。
【0011】さらに、この発明に係るスピーカ取付構造
は、係止部材がスピーカ支持面を構成するキャビネット
と一体に成型されて、スピーカ取り付け時にキャビネッ
トから係止部材を分離して棒状ボスに係止部材を嵌合さ
せるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態について説明する。
【0013】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1におけるスピーカ取付構造の概略を示す斜視図で
ある。また、図2は取り付けられたスピーカを示す正面
図及び側面図、図3は図2のA−A断面を示す側面断面
図である。
【0014】図において、キャビネット1はプラスチッ
ク等の樹脂による一体成型品であって、例えばテレビジ
ョン受像機の筐体のフロントパネルを構成している。キ
ャビネット1の内側のスピーカ支持面2には、所定の高
さで音導管リブ1aが形成されている。音導管リブ1a
はスピーカ3のコーン形状に相当する長円形状をなして
いて、その内部には複数の貫通穴が形成されている。ま
た、キャビネット1の内側には、音導管リブ1aの外側
であって、スピーカフランジ部3aを4隅から支持する
4本の位置決めリブ1cと、スピーカフランジ部3aの
左右の端面位置からやや外側にずれた位置で、音導管リ
ブ1aよりも高く突設された2本の棒状ボス1bとを備
えている。各棒状ボス1bには、その先端の外径より小
さな内径の円筒穴4a(図4,図5参照)を備えた合成
樹脂製の係止部材4が嵌合され、これらの係止部材4に
よってスピーカ3を音導管リブ1aの端面に取り付ける
ようにしたものである。また、係止部材4は円筒穴4a
の軸線と直交する方向に突起した係止片4bを備え、図
3に示すように、係止片4bがスピーカ3の左右でスピ
ーカフランジ部3aを係止するものである。1dは係止
部材4の係止片4bを位置決めするためのガイドリブで
ある。
【0015】図4は、実施の形態1における係止部材4
と棒状ボス1bとの嵌合構造を説明するための斜視図、
図5は図4のB−B断面を示す縦断面図である。
【0016】係止部材4の円筒穴4aは、図5に示すよ
うに、その内径φdが棒状ボス1bの外径φDよりも僅
かに小さく形成され、円筒穴4aの一方の開口部にはテ
ーパ4cが設けられている。したがって、テーパ4c側
の開口部を下にして係止部材4を棒状ボス1bに圧入す
ると、棒状ボス1bから係止部材4に対して円筒穴4a
を押し広げる力が働く。そして、係止部材4はその固有
の弾性力によって円筒穴4aの内径が広がりつつ、棒状
ボス1bの外周面との間には摩擦抵抗が生じて、棒状ボ
ス1bが円筒穴4aのある程度の深さまで挿入されたと
き、係止部材4は棒状ボス1bにしっかりと嵌合される
ことになる。すなわち、図3に示す状態に係止部材4を
棒状ボス1bに嵌合すれば、互いに内側(スピーカ3
側)を向いている係止片4bによってスピーカフランジ
部3aが音導管リブ1aの先端面に押し付けられた状態
となって、スピーカ3が固定される。
【0017】以上説明したように、実施の形態1のスピ
ーカ取付構造によれば、係止部材4を棒状ボス1bに嵌
合させるだけでスピーカ3を固定することができるの
で、スピーカ固定用のネジが不要になる。又、ドライバ
などの工具を使用しないで、簡単にスピーカを固定でき
るので、組立作業性が向上する。
【0018】なお、上述のキャビネット1はテレビジョ
ン受像機を想定したものであったが、他のオーディオ機
器のキャビネットであってもよい。また、キャビネット
の材質は、プラスチックに限らず、例えば金属材料を使
ったものであってもよい。
【0019】実施の形態2.つぎに、図6、図7を参照
して実施の形態2のスピーカ取付構造について説明す
る。
【0020】図6は、実施の形態2における係止部材4
と棒状ボス1bとの嵌合構造を説明するための斜視図、
図7は図6のC−C断面を示す縦断面図である。
【0021】実施の形態2の係止部材4は、実施の形態
1のものと同様に、円筒穴4aと係止片4bとを備えて
いる。しかし、ここでは円筒穴4aの内径φdが棒状ボ
ス1bの外径φDより大きく形成され、さらに円筒穴4
aの内周面には複数の三角リブ4dが形成されていて、
この点で実施の形態1のものとは異なる。また、これら
の三角リブ4dの高さhは、(φd−φD)/2よりも
僅かに大きく形成されているので、円筒穴4aの内径φ
dと棒状ボス1bの外径φDとの関係は、 φd>φD>φd−2h となっている。
【0022】したがって、テーパ4c側の開口部を下に
して係止部材4を棒状ボス1bに圧入すると、棒状ボス
1bに円筒穴4aの三角リブ4dの先端が当接して、三
角リブ4dを圧縮する力が働く。そして、係止部材4は
その固有の弾性力によって円筒穴4aの内径が広がりつ
つ、三角リブ4dを介して棒状ボス1bの外周面との間
に摩擦抵抗が生じる。これにより、実施の形態1の場合
と同様に、棒状ボス1bが円筒穴4aのある程度の深さ
まで挿入されたとき、係止部材4が棒状ボス1bにしっ
かりと嵌合されることになる。
【0023】このように、実施の形態2のスピーカ取付
構造によれば、係止部材4には棒状ボス1bの外径φD
より大きい内径φd(>φD)の円筒穴4aが形成さ
れ、この円筒穴4aの内周面に三角リブ4dが設けられ
ることによって、係止部材4を棒状ボス1bに確実に嵌
合でき、しかも棒状ボス1bに対するスムースな挿入が
可能になる。
【0024】実施の形態3.つぎに、図8、図9を参照
して、実施の形態3のスピーカ取付構造について説明す
る。
【0025】図8は、実施の形態3における係止部材4
と棒状ボス1bとの嵌合構造を説明するための斜視図、
図9は図8のD−D断面を示す縦断面図である。
【0026】実施の形態3の係止部材4は、実施の形態
1のものと同様、円筒穴4aと係止片4bとを備えてい
る。しかし、この円筒穴4aの内径φdは、実施の形態
2のものと同様に、棒状ボス1bの外径φDより大きく
形成され、さらに棒状ボス1bの外周面には複数の三角
リブ1eが形成されている点で実施の形態1のものとは
異なる。また、これらの三角リブ1eの高さhは、(φ
d−φD)/2よりも僅かに大きく形成されているの
で、円筒穴4aの内径φdと棒状ボス1bの外径φDと
の関係は、 φD+2h>φd>φD となっている。
【0027】したがって、テーパ4c側の開口部を下に
して係止部材4を棒状ボス1bに圧入すると、円筒穴4
aの内周面に棒状ボス1bの三角リブ1eの先端が当接
して、係止部材4はその固有の弾性力によって円筒穴4
aの内径が広がり、棒状ボス1bの三角リブ1eも圧縮
される。そして、三角リブ1eと円筒穴4aの内周面と
の間に摩擦抵抗が生じる。これにより、実施の形態2の
場合と同様に、棒状ボス1bが円筒穴4aのある程度の
深さまで挿入されたとき、係止部材4が棒状ボス1bに
しっかりと嵌合されることになる。
【0028】このように、実施の形態3のスピーカ取付
構造によれば、係止部材4には棒状ボス1bの外径φD
より大きい内径φd(>φD)の円筒穴4aが形成さ
れ、棒状ボス1bの外周面には三角リブ1eが設けられ
ることによって、棒状ボス1bに係止部材4が確実に嵌
合されるとともに、係止部材4を棒状ボス1bに対して
スムースに挿入することができる。
【0029】しかも、係止部材4を棒状ボス1bに嵌合
させるだけでスピーカ3を固定することができるので、
従来のスピーカ固定用のネジ16(図14)が不要にな
る。又、ドライバなどの工具を使用しないで、簡単にス
ピーカを固定できるので、組立作業性が向上する。
【0030】実施の形態4.つぎに、図10、図11を
参照して、実施の形態4のスピーカ取付構造について説
明する。
【0031】図10は、実施の形態4における係止部材
と棒状ボスとの嵌合構造を説明するための斜視図、図1
1は図10のE−E断面を示す縦断面図である。
【0032】実施の形態4では、係止部材4の円筒穴4
aに連通して、その軸線に並行するスリット4eが形成
されている。また、係止部材4の円筒穴4aの内径φd
は、実施の形態1のものと同様に、棒状ボス1bの外径
φDよりも僅かに小さく形成され、円筒穴4aの一方の
開口部にはテーパ4cが設けられている。したがって、
テーパ4c側の開口部を下にして係止部材4を棒状ボス
1bに圧入すると、棒状ボス1bから係止部材4に対し
て円筒穴4aを押し広げる力が働いて、係止部材4のス
リット4eが広がる。そのとき、係止部材4の固有の弾
性力により、円筒穴4aの内周面から棒状ボス1bの外
周面に対して一定の力が作用し、それらの間に適度な摩
擦抵抗が生じる。これにより、棒状ボス1bが円筒穴4
aのある程度の深さまで挿入されたとき、係止部材4が
棒状ボス1bにしっかりと嵌合することになる。
【0033】こうして図3に示すように、2つの係止部
材4の互いに内側(スピーカ3側)を向いている係止片
4bによって、スピーカフランジ部3aが音導管リブ1
aの先端(スピーカ支持面)に押し付けられた状態でス
ピーカ3を固定することができる。
【0034】以上説明したように、実施の形態4では係
止部材4の円筒穴4aに連通するスリット4eを形成し
ているので、係止部材4はその弾性力の経時的な劣化が
生じにくくなり、繰り返してスピーカの取り外しが行わ
れるような場合でも、確実に係止部材4を棒状ボス1b
に嵌合させて、スピーカを簡単に固定し、或いは取り外
すことができる。
【0035】なお、実施の形態4は、係止部材4の円筒
穴4aの内径φdが、棒状ボス1bの外径φDよりも僅
かに小さく形成されている場合に、係止部材4にスリッ
ト4eを設けたものである。しかし、実施の形態2、或
いは実施の形態3のもののように、円筒穴4aの内周面
や棒状ボス1bの外周面に三角リブを形成した場合で
も、係止部材4に同様のスリットを設けることにより、
同等な効果を奏することができる。
【0036】実施の形態5.図12は、この発明の実施
の形態5におけるスピーカ取付構造の概略を示す斜視
図、図13は図12のF−F断面を示す縦断面図であ
る。
【0037】図12において、キャビネット1はプラス
チック等の樹脂による一体成型品であって、例えばテレ
ビジョン受像機の筐体のフロントパネルを構成してい
る。キャビネット1の内側のスピーカ支持面2には、実
施の形態1の場合と同様に、所定の高さで音導管リブ1
aが形成されている。また、キャビネット1の内側に
は、2本の棒状ボス1bと、ガイドリブ1dと、4本の
位置決めリブ1cとを備えている。キャビネット1の底
板5は、図示しないリアパネルと嵌合する部材であっ
て、この底板5の後端にはコ字状の切り欠き部5aが設
けられている。
【0038】図13に示すように、上記底板5の切り欠
き部5aには、薄肉部41を介して2つの係合部材4が
底板5と一体に形成されている。これらの係止部材4
は、いずれも実施の形態1で説明したものと同様に、円
筒穴4aと、その軸線と直交する方向に突起した係止片
4bとを備え、この円筒穴4aの開口部にテーパが形成
されている。
【0039】これらの係止部材4を使って図示しないス
ピーカをスピーカ支持面2に固定する場合、薄肉部41
を折り曲げることで係止部材4を底板5から容易に分離
することができ、それらの係止部材4を棒状ボス1bに
嵌合させて、スピーカの固定が行われる。
【0040】以上説明したように、実施の形態5ではキ
ャビネット1の底板5とともに係止部材4を一体に成型
して、スピーカの取り付け時にキャビネット1から分離
して使用するように構成したので、製造コストの削減が
可能であり、組立作業の効率も改善できる。
【0041】上述した実施の形態1乃至5では、この発
明をテレビジョン受像機のスピーカ取付構造として説明
した。しかし、スピーカを内蔵するものであれば、他の
電気音響製品についても同様に適用可能である。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0043】請求項1の発明によれば、工具を使用しな
いで容易にスピーカの取り付け、取り外しが可能なスピ
ーカ取付構造が提供できる。
【0044】請求項2の発明によれば、係止部材を棒状
ボスに嵌合させるだけで、係止部材の固有の弾性力によ
ってしっかりとスピーカを固定することができる。
【0045】請求項3の発明によれば、係止部材に棒状
ボスの外径より大きい内径の円筒穴を形成して、この円
筒穴の内周面に三角リブを設けているので、係止部材を
棒状ボスに確実に嵌合でき、その場合に係止部材を棒状
ボスにスムースに挿入できる。
【0046】請求項4の発明によれば、棒状ボスの外周
面に設けた三角リブによって係止部材が確実に嵌合され
るとともに、係止部材を棒状ボスにスムースに挿入でき
る。
【0047】請求項5の発明によれば、係止部材の弾性
力の経時的な劣化が生じにくくなり、繰り返してスピー
カの取り外しが行われるような場合でも、確実に係止部
材を棒状ボスに嵌合させて、スピーカを簡単に固定した
り取り外したりできる。
【0048】請求項6の発明によれば、製造コストの削
減が可能であり、組立作業の効率も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるスピーカ取
付構造の概略を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1において取り付けられたスピー
カを示す正面図及び側面図である。
【図3】 図2のA−A断面を示す側面断面図である。
【図4】 実施の形態1における係止部材と棒状ボスと
の嵌合構造を説明するための斜視図である。
【図5】 図4のB−B断面を示す縦断面図である。
【図6】 実施の形態2における係止部材と棒状ボスと
の嵌合構造を説明するための斜視図である。
【図7】 図6のC−C断面を示す縦断面図である。
【図8】 実施の形態3における係止部材と棒状ボスと
の嵌合構造を説明するための斜視図である。
【図9】 図8のD−D断面を示す縦断面図である。
【図10】 実施の形態4における係止部材と棒状ボス
との嵌合構造を説明するための斜視図である。
【図11】 図10のE−E断面を示す縦断面図であ
る。
【図12】 この発明の実施の形態5におけるスピーカ
取付構造の概略を示す斜視図である。
【図13】 図12のF−F断面を示す縦断面図であ
る。
【図14】 従来のスピーカ取付構造の概略を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 キャビネット、 1a 音導管リブ、 1b 棒状
ボス、 1c 位置決めリブ、 1d ガイドリブ、
1e 三角リブ、 2 スピーカ支持面、 3スピー
カ、 3a スピーカフランジ部、 4 係止部材、
4a 円筒穴、4b 係止片、 4c テーパ、 4d
三角リブ、 4e スリット、 41 薄肉部、 5
キャビネット底板。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のスピーカ支持面にスピーカを固定
    するためのスピーカ取付構造において、 前記スピーカ支持面の周辺近傍に突設された複数の棒状
    ボスと、これらの棒状ボスに嵌合され、前記スピーカを
    係止するための係止片を有する係止部材とを備え、前記
    係止片によってスピーカのフランジ部をスピーカ支持面
    に固定することを特徴とするスピーカ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部材が弾性部材によって構成さ
    れるとともに前記棒状ボスの外径より小さな内径の円筒
    穴を備え、この円筒穴に前記棒状ボスを圧入することに
    より前記棒状ボスに前記係止部材を嵌合させたことを特
    徴とする請求項1に記載のスピーカ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係止部材が弾性部材によって構成さ
    れるとともに前記棒状ボスの外径より大きな内径の円筒
    穴、及びこの円筒穴の内周面から突出した三角リブが形
    成され、この円筒穴に前記棒状ボスを圧入することによ
    り前記棒状ボスに前記係止部材を嵌合させたことを特徴
    とする請求項1記載のスピーカ取付構造。
  4. 【請求項4】 前記係止部材及び棒状ボスがいずれも弾
    性部材によって構成され、前記係止部材が前記棒状ボス
    の外径より大きな内径の円筒穴を備えるとともに、前記
    棒状ボスの外周面から突出した三角リブが形成され、こ
    の円筒穴に前記棒状ボスを圧入することにより前記棒状
    ボスに前記係止部材を嵌合させたことを特徴とする請求
    項1記載のスピーカ取付構造。
  5. 【請求項5】 前記係止部材には円筒穴に連通するスリ
    ットが形成されていることを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれかひとつに記載のスピーカ取付構造。
  6. 【請求項6】 前記係止部材が前記スピーカ支持面を構
    成するキャビネットと一体に成型されて、スピーカ取り
    付け時に前記キャビネットから前記係止部材を分離して
    前記棒状ボスに前記係止部材を嵌合させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかひとつに記載
    のスピーカ取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019149745A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 シャープ株式会社 音響装置、筐体及びテレビジョン受像機
CN110945323A (zh) * 2017-07-28 2020-03-31 日本精机株式会社 仪器

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