JP2000307721A - 通信システムおよび加入者側通信装置 - Google Patents

通信システムおよび加入者側通信装置

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JP2000307721A
JP2000307721A JP11111819A JP11181999A JP2000307721A JP 2000307721 A JP2000307721 A JP 2000307721A JP 11111819 A JP11111819 A JP 11111819A JP 11181999 A JP11181999 A JP 11181999A JP 2000307721 A JP2000307721 A JP 2000307721A
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JP11111819A
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English (en)
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Daisuke Yoshida
大輔 吉田
Takeshi Kano
剛 狩野
Masahiko Futami
雅彦 二見
Junya Shimousa
純也 下総
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信システムにおいて、局側のオペレーション
システムからの命令に従い、局側通信装置が各加入者側
通信装置に対して書込み制御信号、及び書込みデータを
送信することにより各加入者側通信装置のハードウェア
変更を行う。 【解決手段】オペレーションシステム1からの命令によ
り、局側通信装置10は各加入者側通信装置宛ての任意
の情報チャネル領域あるいは制御チャネル領域に書込み
制御信号、及び書込みデータを挿入する。各加入者側通
信装置4iは、書込み制御信号に含まれた宛先アドレス
を見て、その信号が自装置宛ての場合、該当PLD用の
メモリへ書込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局側通信装置に接
続したオペレーションシステムからの命令に従って加入
者側通信装置のPLD(プログラマブル・ロジック・デ
バイス)の内容を更新することにより、ハードウェアの
変更を行う通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、局側通信装置から加入者側通信装
置のプログラム変更を行う方法としては、特開平7−1
62547号公報に記載の遠隔プログラム書き替え方式
がある。図1にこの方式のシステム構成を示す。このプ
ログラム書き替え方式では、局側通信装置51と加入者
側通信装置8i(i=1〜N)との接続はISDN網5
0を利用したポイント・ポイント接続である。この方式
によると、加入者側通信装置8iはメインプログラムを
格納するフラッシュROM8i6と、プログラム書き替
え制御を行うプログラムを格納するROM8i5を持
つ。局側通信装置51のデータ端末装置(DTE)53
は、まずターミナルアダプタ52により加入者側通信装
置8iに書き替え要求を発呼する。それを受け取った加
入者側通信装置8iは、応答を返し、着信を終了する。
着信終了後、加入者側通信装置8iは、プログラムの制
御権をメインプログラムを格納するフラッシュROM8
i6からプログラム書き替え制御を行うROM8i5に
変更する。次に、局側通信装置51は、変更データを送
信する。加入者側通信装置8iは、プログラム書き替え
制御ROM8i5に従って、メインプログラムを格納す
るフラッシュROM8i6に対して書き替え処理を行
い、書き替え終了後、局側通信装置51に応答を返し、
プログラムの制御権を新しいメインプログラムを格納す
るフラッシュROM8i6に戻すことでプログラム書き
替えが終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
の遠隔プログラム書き替え方式においては、加入者側通
信装置のファームウェアの書き替えは可能であったが、
サービス開始後に加入者側通信装置にファームウェアの
変更だけでは対応できない機能変更等が生じた場合、ハ
ードウェア変更が必要となる。ハード変更するには作業
者が装置の設置されている場所まで行き、ハードウェア
を交換するしか方法がなかった。しかし、加入者側通信
装置は広く分散して配置されている。また、設置形態が
電柱の上など作業が困難な場所や、ユーザ所有のビル、
加入者宅等事前の交渉で理解を得ておくことが必要な場
所がある。以上のように、ハードウェア交換作業は、物
理的にも精神的にも労力を要するという問題があった。
【0004】更に、局側通信装置に接続されている加入
者側通信装置の数が多い場合、加入者側通信装置のプロ
グラム変更を1台ずつ行うのは多大の労力を要するとい
う問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハードウェア
交換のため加入者側通信装置が設置されている場所まで
行く必要がなく、局側のオペレーションシステムからの
命令に従って加入者側通信装置のハードウェアのプログ
ラム変更を行うことにより、ハードウェア変更を行える
遠隔ダウンロード方式を提供することを目的とする。
【0006】上記目的の達成のため、本発明では、局側
のオペレーションシステムからの命令に従い、局側通信
装置のインチャネル制御部が各加入者側通信装置宛ての
任意の情報チャネル領域あるいは制御チャネル領域に書
込み制御信号、及び書込みデータを挿入する機能を持
つ。また、本発明は、各加入者側通信装置に番号を付与
することにより、書込み制御信号にてターゲット加入者
側通信装置を指定することを可能とし、書込み制御信号
にてグローバルアドレスを通知することにより、局側通
信装置に接続された複数の加入者側通信装置を一括指定
可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態である通信シ
ステム、局側通信装置、加入者側通信装置の実施例を図
2ないし図4に示す。ここで、図2は通信システム、図
3は局側通信システム、図4は加入者側通信装置の要部
ブロック図である。
【0008】図2の通信システムは、加入者側通信装置
4i(i=1〜N)と、この加入者側通信装置4iのそ
れぞれの情報チャネルと交換機2との回線接続、及び集
線処理を行う局側通信装置10と、局側通信装置を制御
するオペレーションシステム1と、加入者側通信装置4
iと局側通信装置10とを接続する通信網30とを備え
る。
【0009】図3に示す局側通信装置10は、交換機2
とのインタフェース機能を持つ交換機インタフェース部
11と、オペレーションシステム1とのインタフェース
機能を持つオペレーションシステムインタフェース部1
2と、回線接続機能を持つスイッチ13、オペレーショ
ンシステム1からの命令を基に加入者側通信装置4i宛
てのパケットを生成する機能と加入者側通信装置4iか
ら受信したパケットを終端する機能とを持つパケット処
理部16と、オペレーションシステム1からの指示に従
い、局側通信装置10の監視、及び制御を行う監視・制
御部14と、加入者側通信装置4iとのインタフェース
機能を持つ複数の加入者線終端部2j(j=1〜M)と
を備える。更に、監視・制御部14は、オペレーション
システム1からの命令に従い、加入者側通信装置4i宛
ての任意の情報チャネル領域あるいは制御チャネル領域
にパケット処理部16で生成した書込み制御パケットを
挿入する機能と加入者側通信装置4iから受信した応答
パケットを抜き取る機能を持つインチャネル制御部15
を備える。
【0010】図4に示す加入者側通信装置4iは、局側
通信装置10とのインタフェース機能を持つ主信号イン
タフェース部4i0と、局側通信装置10宛ての任意の
情報チャネル領域あるいは制御チャネル領域に応答パケ
ットを挿入する機能と局側通信装置10から受信した自
装置宛ての書込み制御パケットを抜き取る機能を持つイ
ンチャネル制御部4i1と、局側通信装置10から受信
した書込み制御パケットを終端する機能と局側通信装置
10宛てに書込み応答パケットを生成する機能を持つパ
ケット処理部4i2と、各論理基板に対して書込み制御
を行う書込み制御部4i3と、各論理基板上の各PLD
のバージョンの管理を行うPLDバージョン管理部4i
6と、各種通信サービスをサポートする論理基板A4i
4と、論理基板B4i5を備える。
【0011】論理基板A4i4は、PLD書込み制御部
4i40と、PLDA4i41と、PLDB4i42
と、PLDの書込みデータを格納するROM4i44、
4i46と、書込みデータをROMに格納するまえに一
時的に格納するRAM4i43、4i45とを備える。
論理基板B4i5は、同様に、PLD書込み制御部4i
50と、PLDC4i51と、PLDD4i52と、R
AM4i53、4i55と、ROM4i54、4i56
とを備える。
【0012】ここで、論理基板は、論理基板Aと論理基
板Bとの2枚としたが、ハードウェア規模によって1枚
でもよいし、3枚以上であってよい。また、論理基板上
に設けたPLDは、2個に限らない。本実施例では、P
LDとしてFPGAを用いた。しかし、FPGAに限ら
ず他の種類のPLDであって構わない。
【0013】尚、本実施例ではハードウェア変更制御の
説明が目的であるため、図4の加入者側通信装置4iに
おいて、情報データの処理部の記載を省いた。
【0014】次に、局側通信装置10と加入者側通信装
置4iとの間で行われる通信のフレーム構成を図5と図
6とを用いて説明する。
【0015】図5は、局側通信装置10から加入者側通
信装置4iに送信されるパケット60を示す。パケット
60は、制御フレームであることを示すヘッダ68と、
目的の加入者側通信装置、論理基板、PLDの番号を示
す宛先アドレス61と、送信データが書込み制御デー
タ、読み出し制御データ、あるいはリセットデータであ
るかを特定するデータタイプ62と、パケット番号63
と、送信データが書込み制御データであった場合、その
書込みデータのバージョンを示すバージョン情報64
と、データの長さを示すデータ長65と、PLDに書込
む書込みデータ66と、パケットの送信誤り検出用のフ
レームチェックコード67によって構成される。
【0016】パケット60が書込み制御データでない場
合、バージョン情報64、データ長65、書込みデータ
66の内容はオール“0”とする。
【0017】図4は、加入者側通信装置4iから局側通
信装置10に送信されるパケット70を示し、ヘッダ7
6と、自己アドレス71と、送信データが書込み完了通
知、自己ハードウェアバージョン通知、あるいはリセッ
ト完了通知であるかを特定するデータタイプ72と、パ
ケット番号73と、送信データが自己ハードウェアバー
ジョン通知であった場合、自己バージョンを示すバージ
ョン情報74と、フレームチェックコード75によって
構成される。パケット70が自己ハードウェアバージョ
ン通知でない場合、バージョン情報74はオール“0”
とする。
【0018】次に図2に示す通信システムにおいて、オ
ペレーションシステム1が加入者側通信装置41の論理
基板A414内のPLDA4141のハードウェア変更
を命令した場合を説明する。
【0019】上記のようなハードウェア変更の場合、局
側通信装置10のパケット処理部16は、図5のパケッ
ト60の宛先アドレス61にて、加入者側通信装置41
の論理基板A414のPLDA4141を指定した書込
み制御信号を生成する。さらに、監視・制御部14は、
インチャネル制御部15により、任意の情報チャネル領
域または制御チャネル領域に書込み制御信号を挿入す
る。
【0020】加入者側通信装置41は、下り信号を取り
込む。具体的には、加入者側通信装置41のインチャネ
ル制御部411は、パケットのヘッダ68と宛先アドレ
ス61から自装置宛ての制御信号を抜き取る。パケット
処理部412は、受信した制御信号のフレームチェック
を行い、書込み制御信号であることを検出し、加入者側
通信装置の宛先アドレスを除いた信号を書込み制御部4
13に透過する。書込み制御部413は、論理基板41
4のPLD書込み制御部4140に対して書込み制御信
号を送信する。PLD書込み制御部4140は、書込み
制御部413から受信した書込みデータを一旦RAM4
145に格納し、それからROM4146への書込みを
行う。
【0021】ROM4146への書込みが正常に終了し
た後、PLD書込み制御部4140は、書込み制御部4
13に書込みが完了したことを通知する。そして、加入
者側通信装置41は、パケット70によって局側通信装
置10に対して書込み正常終了通知を送信する。
【0022】加入者側通信装置41が送信する書込み正
常終了通知のフレーム構成は、図6の通りである。パケ
ット番号73は、この書込み正常終了通知がどの書込み
制御信号に対する通知であるかを明確にするため、この
書込み正常終了通知を発生させた書込み制御信号のパケ
ット番号63と同じ番号とする。
【0023】加入者側通信装置41において、受信した
制御信号のフレームチェックエラーを検出した場合、書
込みは行わない。局側通信装置10は加入者側通信装置
41から書込み正常終了通知を受信することにより、書
込みが正常に終了したことを確認する。ある一定の時間
以内に目的加入者側通信装置41から書込み正常終了通
知を受信しなかった場合、局側通信装置10は書込みが
正常に行われなかったと判断し、書込み制御信号を再送
する。無限ループを回避するため、再送は3回までとす
る。
【0024】局側通信装置10は、加入者側通信装置4
1から書込み正常終了通知を受信した後、ハードウェア
変更を有効にするため、加入者側通信装置41宛てにハ
ードウェアリセット信号を送信する。加入者側通信装置
4iは、通常通り下り信号を取り込む。具体的には、加
入者側通信装置41のインチャネル制御部411は、パ
ケットのヘッダ68と宛先アドレス61から自装置宛て
の制御信号を検出する。パケット処理部412は、信号
のフレームチェックを行う。更に、パケット処理部41
2は受信した信号がハードウェアリセット信号であるこ
とを検出し、加入者側通信装置の宛先アドレスを除いた
信号を書込み制御部413に透過する。
【0025】書込み制御部413は、論理基板414の
PLD書込み制御部4140に対してリセット信号を送
信する。それからPLD書込み制御部4140がターゲ
ットPLDA4141に対してリセットを行うことによ
り、ROM4146に格納されている書込みデータがP
LDA4141に取り込まれ、ハードウェア変更が完了
する。
【0026】ハードウェア変更完了後、PLDバージョ
ン管理部416は、論理基板414のPLDA4141
のバージョン管理情報を最新バージョンに更新する。ハ
ードウェア変更完了後、PLD書込み制御部4140
は、書込み制御部413にリセットが完了したことを通
知する。加入者側通信装置41は、局側通信装置10に
対してリセット完了通知を送信する。この際、フレーム
構成のパケット番号73は、このリセット完了通知がど
のリセット信号に対する完了通知であるかを明確にする
ため、このリセット完了通知を発生させたリセット信号
のパケット番号63と同じ番号とする。
【0027】局側通信装置10は加入者側通信装置41
からリセット完了通知を受信することにより、ハードウ
ェアリセットが正常に完了したことを確認する。ある一
定の時間以内に目的加入者側通信装置41からリセット
完了通知を受信しなかった場合、局側通信装置10はリ
セットが正常に行われなかったと判断し、リセット信号
を再送する。無限ループを回避するため、再送は3回ま
でとする。
【0028】本実施例における加入者側通信装置の動作
フローチャートを図7、図8に示す。!まず、局側通信
装置10から信号を受信し(80)、この信号が制御信
号であるかを判断する(110)。制御信号でない場合
はパケットを破棄する(111)。制御信号である場合
は、この制御信号内の宛先アドレスと加入者側通信装置
の自己アドレスが一致しているかを判断し(81)、一
致していなければこのパケットを廃棄し(109)、次
の制御信号を待機する。アドレスが一致していれば、フ
レームチェックエラーを検出する(82)。フレームチ
ェックエラーが検出された場合は、パケットを破棄し
(92)、次の制御信号を待機する。フレームチェック
が正常な場合は、この信号が書込み制御信号であるかを
判断する(83)。書込み制御信号である場合、目的R
OMに書込みデータを格納し、バージョン情報をバージ
ョン管理部に格納する(84)。格納が終了すると、局
側通信装置10に書込み正常終了通知を送信し(8
5)、次の制御信号を待機する。受信した信号が書込み
制御信号でない場合、信号がバージョン読み出し制御信
号であるかを判断する(86)。バージョン読み出し信
号であれば、局側通信装置10に対してハードウェアバ
ージョン通知を送信し(87)、送信が完了したら自己
ハードウェアバージョン通知が完了したという通知を局
側通信装置10に対して送信し(88)、次の制御信号
を待機する。受信した信号がバージョン読み出し制御信
号でない場合は、信号がリセット信号であるかを判断す
る(89)。リセット信号であるならば、ターゲットP
LDに対してリセットを行い(90)、リセット完了通
知を局側通信装置に送信し(91)、次の制御信号を待
機する。受信した信号がリセット信号でもない場合は、
パケットを破棄し(93)、次の制御信号を待機する。
【0029】本実施例におけるオペレーションシステム
の動作フローチャートを図9、図10に示す。まず、オ
ペレーションシステムの書込み制御信号再送カウンタを
0に設定する(94)。次に、書込み制御信号再送カウ
ンタの値が3以上であるかを判断し、3以上である場合
は送信を終了する(95)。書込み制御信号再送カウン
タの値が3未満である場合、目的加入者側通信装置に対
して書込み制御信号を送信する(96)。次に、目的加
入者側通信装置からの書込み正常終了通知を待機する
(97)。ある一定の時間以内に書込み正常終了通知が
受信されなかった場合はタイムアウトとなり、書込み制
御信号再送カウンタの値を一つ繰り上げ(98)、再び
書込み制御信号再送カウンタの値の判定を行う(9
5)。ステップ97で、ある一定の時間以内に書込み正
常終了通知が受信された場合は、リセット信号再送カウ
ンタの値を0に設定する(99)。次に、リセット信号
再送カウンタの値が3以上であるかを判断し(10
0)、3以上である場合は送信を終了する。リセット信
号再送カウンタの値が3未満である場合、目的加入者側
通信装置に対してリセット信号を送信する(101)。
次に、目的加入者側通信装置からのリセット完了通知を
待機する(102)。ある一定の時間以内にリセット完
了通知が受信されなかった場合はタイムアウトとなり、
リセット信号再送カウンタの値を一つ繰り上げ(10
3)、再びリセット信号再送カウンタの値の判定を行う
(100)。ステップ102で、ある一定の時間以内に
リセット完了通知が受信された場合は、送信を終了す
る。
【0030】図2のような通信システムにおいて、オペ
レーションシステム1が加入者側通信装置41のバージ
ョン情報を要求し、そのバージョン情報が旧バージョン
であるため、PLDA4141のハードウェア変更を行
う実施例を以下説明する。
【0031】オペレーションシステム1からの加入者側
通信装置41のバージョン情報要求により、局側通信装
置10は、図5のフレーム構成の宛先アドレス61にて
加入者側通信装置41を指定したバージョン読み出し制
御信号を生成する。監視・制御部14は、インチャネル
制御部15により、任意の情報チャネル領域または制御
チャネル領域にバージョン読み出し制御信号を挿入す
る。
【0032】加入者側通信装置4iは、通常通り下り信
号を取り込み、加入者側通信装置41のインチャネル制
御部411はパケットのヘッダ68と宛先アドレス61
から自装置宛ての制御信号を検出し、パケット処理部4
12は信号のフレームチェックを行い、受信した信号が
バージョン読み出し制御信号であることを検出し、PL
Dバージョン管理部416に格納された全PLDのバー
ジョン情報を検索してその情報を局側通信装置10に対
して送信する。この際、パケット70のパケット番号7
3はこの自己ハードウェアバージョン通知がどのバージ
ョン読み出し制御信号に対する完了通知であるかを明確
にするため、この自己ハードウェアバージョン通知を発
生させたパケット60のバージョン読み出し制御信号の
パケット番号63と同じ番号とする。加入者側通信装置
41は、自装置内の全ての論理基板上の全てのPLDの
バージョン情報を送信した後、局側通信装置10に対し
て自己ハードウェアバージョン通知を完了したという通
知を送信する。
【0033】これにより、局側通信装置10は、加入者
側通信装置41のハードウェアバージョン管理情報を全
て受信したことが分かり、最新バージョンであるかの判
断が可能となる。ある一定の時間以内に加入者側通信装
置41から自己ハードウェアバージョン通知あるいは完
了通知を受信しなかった場合、局側通信装置10はバー
ジョン読み出し制御信号を再送する。無限ループを回避
するため、再送は3回までとする。
【0034】加入者側通信装置41のハードウェアバー
ジョンが最新であるならば問題ないが、旧バージョンで
あった場合、最新バージョンに更新する必要がある。最
新バージョンへの更新は従前の実施例の通り行う。
【0035】このバージョン情報を要求する実施例のオ
ペレーションシステムの動作フローチャートを図11に
示す。まず、バージョン読み出し要求信号再送カウンタ
の値を0に設定する(104)。次に、バージョン読み
出し要求信号再送カウンタの値が3以上であるかを判断
し(105)、3以上である場合は送信を終了する。バ
ージョン読み出し要求信号再送カウンタの値が3未満で
ある場合、目的加入者側通信装置に対してバージョン読
み出し要求信号を送信する(106)。次に、目的加入
者側通信装置からのハードウェアバージョン通知を待機
する(107)。ある一定の時間以内にハードウェアバ
ージョン通知が受信されなかった場合はタイムアウトと
なり、バージョン読み出し要求信号再送カウンタの値を
一つ繰り上げ(108)、再びバージョン読み出し要求
信号再送カウンタの値の判定を行う(105)。ステッ
プ107で、ある一定の時間以内にハードウェアバージ
ョン通知が受信された場合は、送信を終了する。
【0036】尚、上述の実施例では、1台の加入者側通
信装置のハードウェア変更を行う場合を説明したが、複
数の加入者側通信装置のハードウェア変更を行う場合
は、上述の実施例通りの作業を同時に複数台分行えば良
い。また、通信網がポイント・マルチポイント接続の場
合、局側通信装置10から送信する書込み制御パケット
60の宛先アドレス61にてすべての加入者側通信装置
に共通なグローバルアドレスを挿入すれば局側通信装置
に接続された全ての加入者側通信装置のハードウェア変
更を行うことができる。この場合は、図7のステップ8
1において、制御信号の宛先アドレスが自己アドレスだ
けでなくグローバルアドレスであるとき、ステップ82
に進むようにプログラムしておけば良い。また、グロー
バルアドレスは、すべての加入者側通信装置に共通であ
る必要はなく、たとえば複数のパーシャルグローバルア
ドレスを加入者側通信装置に割り振っても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとサ
ービス開始後に加入者側通信装置に機能変更等によるハ
ードウェア変更の必要が生じた場合でも、ハードウェア
交換のため加入者側通信装置が設置されている場所まで
行く必要がなく、局側のオペレーションシステムからの
命令に従って加入者側通信装置のハードウェアのプログ
ラム変更を行うことにより、ハードウェア変更を行うこ
とができる。更に、局側通信装置に接続されている加入
者側通信装置の数が多い場合、加入者側通信装置のプロ
グラム変更を1台ずつ行わず、複数の加入者側通信装置
のハードウェア変更を一括して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信システムにおける遠隔ログラム書き
替え方式を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の通信システムにおける通信シ
ステムを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例の局側通信装置を示すブロック
図である。
【図4】本発明の実施例の加入者側通信装置を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の下り信号フレーム構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の上り信号フレーム構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例における加入者側通信装置の動
作フローチャート(1)である。
【図8】本発明の実施例における加入者側通信装置の動
作フローチャート(2)である。
【図9】本発明の実施例における局側通信装置の動作フ
ローチャート(1)である。
【図10】本発明の実施例におけるオ局側通信装置の動
作フローチャート(2)である。
【図11】本発明の他の実施例における局側通信装置の
動作フローチャートである。
【符号の説明】
1…オペレーションシステム、2…交換機、10…局側
通信装置、11…交換機インタフェース部、12…オペ
レーションシステムインタフェース部、13…スイッ
チ、14…監視・制御部、15、4i1…インチャネル
制御部、16、4i2…パケット処理部、2j…加入者
線終端部、30…通信網、4i、8i…加入者側通信装
置、4i0…主信号インタフェース部、4i3…書込み
制御部、4i4…論理基板A、4i5…論理基板B、4
i6…PLDバージョン管理部、4i40、4i50…
PLD書込み制御部、4i41…PLD A、4i42
…PLD B…、4i43、4i45、4i53、4i
55…RAM、4i44、4i46、4i54、4i5
6…ROM、4i51…PLD C、4i52…PLD
D、60、70…パケット、61…宛先アドレス、6
2、72…データタイプ、63、73…パケット番号、
64、74…バージョン情報、65…データ長、66…
書込みデータ、67、75…フレームチェックコード、
68、76…ヘッダ、71…自己アドレス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二見 雅彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 (72)発明者 下総 純也 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 Fターム(参考) 5K026 AA23 BB03 FF19 GG27 5K030 GA05 GA17 HA08 HB06 HB19 JA05 LE10 5K034 AA11 AA19 DD02 EE11 HH63 JJ24 5K051 AA09 DD09 KK05 9A001 CC03 CC07 KK56 LL09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の加入者側通信装置と、これらの加入
    者側通信装置と通信網を介して通信する局側通信装置
    と、局側通信装置のオペレーションシステムとから成る
    通信システムであって、 前記加入者側通信装置は、局側通信装置が送信したパケ
    ット信号から自局あての制御信号を抽出し、その制御信
    号の基いて自局内のプログラム可能な論理素子の論理を
    書き換えることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】局側装置において、制御信号の宛先アドレ
    スにグローバルアドレスを書き込むことにより、複数の
    加入者側通信装置を指定可能とすることを特徴とする請
    求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】通信網を介して局側通信装置と通信する加
    入者側通信装置であって、 前記加入者側通信装置は、局側通信装置が送信したパケ
    ット信号から自局あての制御信号を抽出し、その制御信
    号の基いて自局内のプログラム可能な論理素子の論理を
    書き換えることを特徴とする加入者側通信装置。
  4. 【請求項4】通信網を介して局側通信装置と通信する加
    入者側通信装置であって、 前記加入者側通信装置は、局側通信装置が送信したパケ
    ット信号からグローバルアドレスを含んだ制御信号を抽
    出し、その制御信号の基いて自局内のプログラム可能な
    論理素子の論理を書き換えることを特徴とする加入者側
    通信装置。
  5. 【請求項5】通信網を介して局側通信装置と通信する加
    入者側通信装置であって、 前記加入者側通信装置は、書込みデータのバージョン情
    報をもとに自装置の各PLDのハードウェアバージョン
    を管理し、ハードウェア変更を行う際には該当PLDの
    ハードウェアバージョンをオペレーションシステムより
    受信した書込みデータのバージョン情報に更新すること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の加入者側
    通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247234A (ja) * 2001-02-19 2002-08-30 Hitachi Kokusai Electric Inc センタローディング方式
JP2007336177A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Hitachi Communication Technologies Ltd 通話路系パッケージ

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