JP2000307034A - 半導体装置モジュール - Google Patents

半導体装置モジュール

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JP2000307034A
JP2000307034A JP11114129A JP11412999A JP2000307034A JP 2000307034 A JP2000307034 A JP 2000307034A JP 11114129 A JP11114129 A JP 11114129A JP 11412999 A JP11412999 A JP 11412999A JP 2000307034 A JP2000307034 A JP 2000307034A
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semiconductor device
device module
adhesive sheet
semiconductor chip
metal pattern
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Nagamitsu Sato
長光 佐藤
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NEC Yamagata Ltd
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードに搭載する半導体装置モジュール
のコストを低減し、信頼性を向上させる。 【解決手段】 半導体装置モジュール10は、複数の外
部端子リード11から成る金属パターン19と、金属パ
ターン19に接着された絶縁性接着シート14と、絶縁
性接着シート14に搭載される半導体チップ15と、半
導体チップ15の電極と外部端子リード11とを接続す
るボンディングワイア18と、半導体チッ15及びボン
ディングワイア18を封止する封入樹脂16とを有す
る。半導体チップ15のサイズの制限が緩和でき、ま
た、モジュールに加わる外部応力は、外部リード端子1
1の撓みによって吸収され、モジュール10の損傷が防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置モジュ
ールに関し、更に詳しくは、ICカードに好適に利用さ
れる半導体装置モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置モジュールとして、図9に示
すような、ICカードに搭載して使用されるものがあ
る。この型式の半導体装置モジュールは、一般に、半導
体チップ35がICカードの基材に形成された凹部に収
容されて、ICカードに貼付される。各外部リード端子
31のコンタクトエリア34は、ICカードの表面部分
に露出し、情報読取り装置の電極に接触してICカード
としての情報が読み取られる。外部リード端子31の機
能は、ISOやJISによって規定されており、各外部
リード端子31は、回路電圧(VCC)、リセット信号
(RST)、クロック信号(CLK)、予備(RF
U)、グランド(GND)、プログラム供給電圧(VP
P)、データ入出力(I/O)、予備(RFU)のため
の端子として利用される。
【0003】上記型式の半導体装置モジュールの製造に
あたっては、まず、半導体チップのマウントエリア33
の部分と、半導体チップ35の電極と外部リード端子3
1とを接続するための開口を成すステッチエリアとを、
ガラスエポキシ樹脂から成る絶縁性フィルム37の打抜
き加工で形成する。更に、この絶縁性フィルム37の一
方の面(裏面)にCuから成る金属箔39を貼り付けた
後に、エッチング加工により金属箔39の不要部分を除
き、各外部リード端子31のパターンと、半導体チップ
のマウントアイランド32とを形成し表面メッキ処理を
する。次いで、この金属箔39のマウントアイランド3
2に半導体チップ35を取付け、半導体チップ35の電
極と外部リード端子31とを接続した後に、絶縁性封入
樹脂36によって半導体チップ35及びその周囲を封止
する。
【0004】ICカードに搭載される半導体装置モジュ
ールの他の従来技術として、特開平3−202400号
公報に記載されたモジュールがある。該公報に記載のモ
ジュールでは、図10に示すように、外部リード端子4
1のパターンと半導体チップのマウントアイランド42
とを、金属板を打抜き加工したフレーム上に形成し、マ
ウントアイランド42より一回り小さな領域をマウント
エリア43としている。この金属フレーム49に、ステ
ッチエリア及びマウントエリア43のための開口を打抜
き加工したポリイミド製の絶縁性フィルム47を貼り付
け、その絶縁性フィルム47の開口部から金属フレーム
49のマウントエリア43に半導体チップ45を取り付
ける。半導体チップ45の電極と外部リード端子41と
をステッチエリアを介してボンディングワイアによって
接続した後に、絶縁性封入樹脂46にて封止した構造と
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来の半
導体装置モジュールでは、外部リード端子31及びマウ
ントアイランド32のパターン形成にあたって、一般的
にエッチング加工が用いられている。エッチング加工
は、加工に利用する装置が大型であり、また、この加工
には化学反応を採用することから、加工時間が長くなり
製作価格が高くなる欠点があった。
【0006】図10の半導体装置モジュールの製造にあ
たっては、打抜き加工をした金属フレーム49と、打抜
き加工をした絶縁性フイルム47の半導体チップ取付け
エリア33の開口部とを重ね合せるための貼付け工程を
有する。この重ね合わせにあたっては、ISOやJIS
に規定された外部リード端子41のコンタクトエリア4
4を確保し且つその配置仕様を満足する必要があり、こ
れらによる寸法制限によって、半導体チップ45を搭載
するマウントアイランド43の下限サイズが規定され
る。マウントエリア43の制限を守り、その面積を充分
に広く確保するには、金属フレーム49のマウントアイ
ランド42と絶縁性フイルム47とのオーバーラップ量
をできるだけ小さくする必要がある。この場合、位置合
わせに高精度を必要とし、結果として製作価格が高くな
るという問題がある。
【0007】また、図10の半導体装置モジュールで
は、搭載する半導体チップ45のサイズを大きくする
と、モールド封入パッケージ46により封入される外部
リード端子41の部分が小さくなり、パッケージ46に
よる外部リード端子41の保持剛性が低くなる。このた
め、ICカードに実装して使用する際に、モジュールに
加わる外力により、外部リード端子41のステッチエリ
アに応力が生じ易く、断線や接合面からの剥離による耐
湿性低下等の故障が発生する欠点があった。
【0008】本発明は、上記従来技術が有する欠点に鑑
み、安価で信頼性が高い半導体装置モジュール及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置モジュールは、夫々が所定のコ
ンタクトエリアを有し且つ中心領域から外側領域に延在
する複数のリード端子から成る金属パターンと、前記複
数のリード端子の夫々に対応する開口を有し、一方の面
が前記金属パターンの中心領域に接着された絶縁性接着
シートと、前記絶縁性接着シートの他方の面に搭載され
た半導体チップと、前記開口を経由して、前記半導体チ
ップの各電極と対応する前記リード端子とを接続するボ
ンディングワイアと、前記半導体チップ及びボンディン
グワイアを封入する絶縁性樹脂モールドとを有すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明の半導体装置モジュールの製
造方法は、夫々が中心領域から外側領域に延在する複数
のリード端子から成る金属パターンを形成する工程と、
該金属パターンに前記各リード端子に対応する開口を有
する絶縁性接着シートを貼付する工程と、該絶縁性接着
シート上に半導体チップを搭載する工程と、該半導体チ
ップの電極と前記リード端子とを前記開口を通してボン
ディングワイアで接続する工程とを有することを特徴と
する。
【0011】本発明の半導体装置モジュール及び本発明
方法で製造された半導体装置モジュールでは、絶縁性接
着シートを介して金属パターン上に半導体チップを搭載
することにより、予め金属パターンを打ち抜き加工によ
ってパターン形成することができ、この場合、金属パタ
ーンをエッチングで形成する必要がないので、加工速度
が高くなる。また、従来モジュールのようなマウントエ
リアの大きさによる半導体チップのサイズの制限がなく
なり、このため、半導体チップの設計の自由度が向上す
る。
【0012】ここで、金属パターンにおける各リード端
子の配置としては、各リード端子相互間の間隙が、中心
領域及び外側領域でほぼ一様である配置が選択できる。
この場合、ICカードに搭載した際に、読取り装等によ
り外部から印加される応力に対して充分な機械的強度が
確保できる。例えば、この間隙として0.2mm程度が
採用される。
【0013】また、前記各リード端子は、前記中心領域
から前記外側領域に向かってほぼ放射状に延在すること
が好ましい。この場合、各リード端子と封入パッケージ
との接合面積がリード端子間で均等化できるので、前記
機械的強度が更に高まる。
【0014】また、前記絶縁性接着シートの外縁が前記
絶縁性樹脂モールドの外側に延在することも本発明の好
ましい態様である。この場合、封入樹脂がモールド工程
中に漏れ出て金属パターンのリード端子に付着する事態
が防止できる。
【0015】前記絶縁性接着シートには、その接着に先
だって、何れか一方の面に粒状固形物を付着させておく
ことも本発明の好ましい態様である。一般に、樹脂モー
ルドをトランスファ注入で行う場合には、封入される各
要素には一様な圧力が作用し、この場合、絶縁性接着シ
ートが過度に薄くなる事態が考えられる。このような場
合には、金属パターンと半導体チップとの間に所定のス
ペースが確保できないおそれがある。絶縁性接着シート
に付着させた粒状固形物は、接着の際に絶縁性接着シー
トの内部に入り込み、半導体チップと金属パターンとの
間のスペーサとして機能する。
【0016】更に、前記絶縁性接着シートとしては、熱
反応型接着シートを採用することが好ましい。この場
合、接着シートに熱を加えない常温状態で接着シートの
打抜き加工を行い、その後に熱を加え接着性を与えて金
属パターンに接着できるので、接着シートの取扱い性が
向上する。
【0017】本発明の半導体装置モジュールをICカー
ドに搭載する場合には、前記コンタクトエリアの面を、
前記絶縁性接着シートに接着される金属パターンの面と
は反対側の面とする。これにより、ICカードに要求さ
れる仕様を満足できる。
【0018】また、本発明の半導体モジュールの製造方
法では、搬送及び各工程段階では、複数のリード端子が
外側領域の外縁で相互に連結された金属パターンとして
おき、工程の最終段階で金属パターンの外側領域を切断
して各リード端子を切り離すことが好ましい。この場
合、搬送及び各工程段階での金属パターンの取扱いが容
易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1
(a)及び(b)は夫々、本発明の第1の実施形態例の
半導体装置モジュールの構造を示す平面図及び断面図で
ある。本実施形態例の半導体装置モジュール10は、複
数の外部リード端子11から成る金属パターン(金属フ
レーム)19、絶縁性接着シート14、半導体チップ1
5、ボンディングワイア18、及び、封入樹脂16から
構成される。
【0020】金属パターン19は、例えば0.05mm
厚みのCu金属シートを用い、半導体装置モジュールに
搭載する半導体チップ電極と、Auワイアによる溶接配
線接続する内部端子とするための内装メッキと、その反
対側面に接触する読取り装置の電極と外部リード端子と
の電気的接触を良好にするための外装メッキとを金属シ
ートに施した後に、プレス金型により打抜き加工され
る。製造過程では、搬送や位置決めに使用する金属パタ
ーン19のフレーム外枠部と外部リード端子11との連
結を保ち、一体として取り扱う。つまり、外部リード端
子11の外縁は、外枠で相互に連結されている。この外
枠と各外部リード端子11の先端部との結合部分は製品
段階で切断される。図面では、その切断した状態で示し
てある。金属フレーム19の仕上がり外形は、略11.
8mm×13.0mmである。各外部リード端子11相
互間の間隙は、例えば0.2mm程度である。
【0021】金属フレーム19は、一般に外部リード端
子11と絶縁性封入樹脂16との接合面積を均等化する
ために、全体としてのパターン形状を点対称(又は線対
称)にしてある。金属パターン19の所定の位置には、
半導体装置モジュール10の方向を明示するピン表示穴
17が前記打抜き加工時に形成されている。絶縁性接着
シート14は、熱反応型絶縁性接着シートを使用し、接
着性のない常温状態で、ステッチエリア13の開口と所
定の外形寸法とする為の打抜き加工とを順次に行い、金
属フレーム19を所定の温度に加熱した状態で金属フレ
ーム19への貼付けを行う。
【0022】絶縁性接着シート14は、厚みが0.05
mmであり、外形寸法は絶縁性封入樹脂16による封止
エリアよりも少し大きくしてある。封入樹脂16による
封入をトランスファー封入で行う場合には、事前にセラ
ミック等の微少径(例えば10μm〜20μm)の粒状
固形物を接着シート14の表面に付着させてから接着シ
ートの打抜き加工を行い、その後に接着シート14を金
属フレーム19に貼り付ける。その後、半導体チップを
絶縁性接着シート上に接着して組み立てる。半導体チッ
プ15は、外部リード端子11の中心領域の部分に、全
体として各外部リード端子11に一様に支持される。
【0023】半導体チップ15は、図示しないチップ電
極と外部リード端子11とを接続するボンデングワイヤ
ー18のループ高さを考慮し、規定された半導体装置モ
ジュールの外形寸法仕様(全体厚みが0.6mm)を満
足する厚さとしてある。半導体チップ上での封入樹脂の
厚みは0.23mmである。半導体チップ15の電極と
外部リード端子11とを接続するボンディングワイヤー
18は、所定の太さのAuワイヤーを使用する。封入に
使用する絶縁性封入樹脂16は、ポッテング封入用の液
状樹脂か、トランスファー封入用樹脂の何れかを選択し
て使用する。
【0024】上記実施形態例の半導体装置モジュールの
製造方法について、更に図2〜図6を参照して説明す
る。図2において、金属フレーム19の形成にあたって
は、まず、テープ状の金属シートの裏面側に外部端子と
しての外装メッキを施し、その反対の表面側にも内装メ
ッキを施す。裏面側のメッキは、読取り装置側の電極と
の間で良好な電気的接触を得るために行われる。メッキ
を施した金属テープ19は、各半導体チップ毎に、外部
リード端子11として夫々を分離するための各間隙30
と、1つのピン表示穴17と、テープ送りのための複数
のスプロケット孔29とを、打抜き加工で形成する。
【0025】熱反応型絶縁性接着シート14は、所定の
外形を得るための打ち抜き加工と、半導体チップ15の
電極と外部リード端子11とを接続するボンディングワ
イア18を通すための開口となるステッチエリア13を
半導体チップ15の搭載エリアに形成する打抜き加工と
を施して別に形成してある。打ち抜き加工した金属テー
プ19を順次に送りながら、この熱反応型絶縁性接着シ
ート14を金属テープ19に貼り付ける(図3)。各ス
テッチエリア13は、モールド封入エリアから外に出な
い限り、対応する外部リード端子11に載るようなラフ
な精度で位置決めできる。
【0026】次いで、熱反応型絶縁接着シート14の表
面側に半導体チップ15を接着し、半導体チップ15の
電極と外部リード端子11とを、ステッチエリア13を
通してボンディングワイア18で接続する(図4)。半
導体チップ15の厚みは、例えば0.27mmである。
次に、絶縁性封入樹脂16により、例えばポツテング又
は封入金型を使用したトランスファー成形を利用して、
半導体チップ15及びボンディングワイア18の封止を
行う(図5)。
【0027】封入樹脂16によるモールドエリアは、例
えば8mm×7mmの外形寸法を有し、この場合、従来
構造のモジュールと同等の半導体チップを搭載できる。
ここで、モードエリアの大きさは、搭載する半導体チッ
プのサイズに応じて設定できる。接着シート14の大き
さは、モールド封入エリアより少し大き目のサイズとし
てあり、モールド封入作業の際にモールド樹脂16が外
部端子リード11の接続面側に洩れるのを防止できる。
また、モールド樹脂16は、各外部リード端子11の先
端にまでは達せず、外部リード端子11をその外側領域
で相互に連結することはない。
【0028】上記の樹脂モールドを、トランスファー成
形で行う場合には、セラミック等の微少径の粒状固形物
を接着シートに付着させる工程を有することが好まし
い。樹脂モールドでは、樹脂成形の加熱温度と注入圧力
とにより、半導体チップ下の熱反応型絶縁性接着シート
は、打抜き加工した金属フレームの隙間に流出してその
厚みが減少する。図7に示すように、微少径の粒状固形
物22は、この絶縁性接着シート14の流動に際して、
接着シート14の内部に入り込み、金属フレーム19と
半導体チップ15の裏面とが直接に接触する事態を防止
する。以上の工程が終了した後に、外部リード端子11
の外縁を結合する金属シート19の外枠部分を切断し
て、外部リード端子11を相互に分離することにより、
図6に示した形状の半導体装置モジュールが完成する。
【0029】上記実施形態例の構成において、熱反応型
絶縁性接着シート14を介して半導体チップ15を搭載
することにより、従来モジュールのようなマウントエリ
アの大きさによる半導体チップのサイズの制限が緩和さ
れ、半導体チップ15の設計の自由度が向上する。ま
た、一定の寸法範囲の半導体装置モジュールを搭載する
金属フレーム19及び接着シート14を標準化できるた
め、金属フレーム19及び接着シート14の打抜き加工
のための金型コストが大幅に軽減する。また接着シート
14が、半導体チップ15のマウント材として機能する
ため、半導体チップ15を取り付けるための樹脂系接着
材やAgペースト等が不要となり、その工程や材料費が
低減できる。
【0030】また、外部リード端子のパターンが、所定
の間隙で相互に分離されると共に、半導体チップが搭載
される中心領域からその周囲の外側領域に向かって放射
状に延在する構成を採用することにより、外部リード端
子とモールド封入されたパッケージとの接合面積を均等
化することが出来るので、機械的強度が向上する。更
に、外部リード端子の保持が、中心領域からモールド封
入されたパッケージ部の外周迄で行われるので、外部リ
ード端子の保持剛性を大幅に向上させ、各外部リード端
子の接合強度を高めることが出来る。以上により、外部
リード端子が、モジュールに加わる外力によって、モー
ルド封入されたパッケージ部の周囲で剥離して断線故障
に至る故障が防止できる。
【0031】接着シートのサイズを、モールド封入エリ
アと略同じサイズとする構成を採用したことにより、各
外部リード端子の先端は連結されずに夫々が独立した構
造に形成できる。一般に、半導体装置モジュールをIC
カードに実装する場合には、その外部リード端子の先端
部のモールド封入したパッケージ面側のみをICカード
の基材に接着固定するのが一般的であるが、その固定に
より、実用に際してICカード基材に外力が印加され発
生する曲げやねじり等による応力に対して、半導体装置
モジュールが所定の耐性を有しなければならない旨がI
SO及びJIS等により規定されている。上記実施形態
例では、各外部リード端子が相互に独立していることか
ら、上記応力が発生しても、各外部リード端子が個別に
撓むことが出来る。このため、モールド封入パッケージ
との接合部に加わる応力が互いに干渉し合って増大し、
発生する不具合が防止できる。この場合、特に干渉応力
が発生し易いねじり応力に対して顕著な効果がある。ま
た、接着シートのサイズをモールド封入エリアより少し
大きなサイズとすることで、モールド封入作業を行う際
に、外部リード端子に向かって封入樹脂が洩れ出て端子
面に樹脂が付着する等の事態も防止できる。
【0032】更に、従来の半導体装置モジュールでは、
絶縁テープと封入樹脂の密着のみによって耐湿性を保持
する例があったが、上記実施形態例の構造によれば、接
着シートが封入樹脂との接合に直接に介在する構造であ
ることから、接着剤本来の機能に従って外部リード端子
の保持強度と気密性に富んだパッケージングとが可能と
なり、耐湿性等の信頼性も向上する。
【0033】図8(a)及び(b)は夫々、本発明の第
2の実施形態例の半導体装置モジュールの構成を図1
(a)及び(b)と同様に示す。本実施形態例の半導体
装置モジュール20は、封入樹脂26が、外部リード端
子21を構成する金属フレーム29の両面から、半導体
チップ25及び外部リード端子21の中央部分を取り囲
むパッケージ構造に形成されていること、及び、多数の
外部リード端子21が直方体形状を有する封入樹脂26
の4面から延在することにおいて、第1の実施形態例と
異なる。接着シート24及び半導体チップ25の厚みは
先の実施形態例と同様であり、金属フレーム29の厚み
は例えば0.125mm、外部リード端子21のコンタ
クト面から封入樹脂パッケージの頂部までの高さは例え
ば1.0mm程度である。樹脂の封入工程では、トラン
スファ注入が用いられ、金属フレーム29の両面の樹脂
26が表裏同時に封入される。
【0034】図1の半導体装置モジュール10は、主に
ICカードに搭載される、金属パターンの裏面がコンタ
クトエリアで、表面に半導体チップが搭載されたモール
ド封入構造であった。しかし、本実施形態例の半導体装
置モジュール20は、特にICカードへの使用には限定
されない汎用的な半導体装置モジュールに本発明を適用
した例である。本実施形態例においても、従来の半導体
装置モジュールとは異なり、搭載出来る半導体チップサ
イズがマウントアイランドの寸法によって厳格に制限さ
れない利点が得られる。この例は、特に半導体チップか
らの放熱などを強く意識しなくとも良い半導体装置や、
比較的少い端子数の半導体装置等に適用が容易である。
【0035】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の半導体装置モジュールは、
上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではなく、
上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した
ものも、本発明の範囲に含まれる。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置モジュールによると、絶縁性接着シートによって接
着したリード端子を構成する金属パターンに、絶縁性接
着シートを介して半導体チップを搭載した構成により、
搭載する半導体チップの寸法制限が緩和される利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は夫々、本発明の第1の実施
形態例の半導体装置モジュールの平面図及び断面図。
【図2】(a)及び(b)は夫々、図1の半導体装置モ
ジュールの一工程段階を示す平面図及び断面図。
【図3】(a)及び(b)は夫々、図1の半導体装置モ
ジュールの一工程段階を示す平面図及び断面図。
【図4】(a)及び(b)は夫々、図1の半導体装置モ
ジュールの一工程段階を示す平面図及び断面図。
【図5】(a)及び(b)は夫々、図1の半導体装置モ
ジュールの一工程段階を示す平面図及び断面図。
【図6】(a)及び(b)は夫々、図1の半導体装置モ
ジュールの一工程段階を示す平面図及び断面図。
【図7】粒状固形物を示すための半導体装置モジュール
の断面図。
【図8】(a)及び(b)は夫々、本発明の第2の実施
形態例の半導体装置モジュールの平面図及び断面図。
【図9】(a)及び(b)は夫々、従来の半導体装置モ
ジュールの平面図及び断面図。
【図10】(a)及び(b)は夫々、別の従来の半導体
装置モジュールの平面図及び断面図。
【符号の説明】
10:半導体装置モジュール、11:外部リード端子、
12:端子リードコンタクトエリア、13:ステッチエ
リア 14:接着シート、15:半導体チップ、16:封入モ
ールド 17:ピン表示穴、18:ボンディングワイア、19:
金属フレーム 20:半導体装置モジュール、21:外部リード端子、
22:粒状固形物 24:接着シート、25:半導体チップ、26:封入モ
ールド 28:Auワイア、29:金属フレーム、30:間隙

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が所定のコンタクトエリアを有し且
    つ中心領域から外側領域に延在する複数のリード端子か
    ら成る金属パターンと、 前記複数のリード端子の夫々に対応する開口を有し、一
    方の面が前記金属パターンの中心領域に接着された絶縁
    性接着シートと、 前記絶縁性接着シートの他方の面に搭載された半導体チ
    ップと、 前記開口を経由して、前記半導体チップの各電極と対応
    する前記リード端子とを接続するボンディングワイア
    と、 前記半導体チップ及びボンディングワイアを封入する絶
    縁性樹脂モールドとを有することを特徴とする半導体装
    置モジュール。
  2. 【請求項2】 隣接する前記複数のリード端子相互間の
    間隔が、前記中心領域及び外側領域で実質的に一様であ
    る、請求項1に記載の半導体装置モジュール。
  3. 【請求項3】 前記各リード端子は、前記中心領域から
    前記外側領域に向かってほぼ放射状に延在する、請求項
    1又は2に記載の半導体装置モジュール。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性接着シートの外縁は、前記絶
    縁性樹脂モールドの外側に延在する、請求項1〜3の何
    れかに記載の半導体装置モジュール。
  5. 【請求項5】 前記絶縁性接着シートの内部に粒状固形
    物が含まれる、請求項1〜5の何れかに記載の半導体装
    置モジュール。
  6. 【請求項6】 前記絶縁性接着シートが熱反応型接着シ
    ートである、請求項1〜5の何れかに記載の半導体装置
    モジュール。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトエリアの面が、前記接着
    シートに接着される金属パターンの面とは反対側の面で
    ある、請求項1〜6の何れかに記載の半導体装置モジュ
    ール。
  8. 【請求項8】 夫々が中心領域から外側領域に延在する
    複数のリード端子から成る金属パターンを形成する工程
    と、前記各リード端子に対応する開口を有する絶縁性接
    着シートを前記金属パターンに貼付する工程と、前記絶
    縁性接着シート上に半導体チップを搭載する工程と、該
    半導体チップの電極と前記リード端子とを前記開口を通
    してボンディングワイアで接続する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置モジュールの製造方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記半導体チップ及びボンディン
    グワイアを封止する工程を有する、請求項8に記載の半
    導体装置モジュールの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記金属パターンは、前記複数のリー
    ド端子が前記外側領域の外縁で相互に連結されており、
    前記金属パターンの外側領域を切断し各リード端子を切
    り離す工程を更に有する、請求項8又は9に記載の半導
    体装置モジュールの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133802A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Dainippon Printing Co Ltd Icカードおよびicカード用icモジュール
JP2007133803A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Dainippon Printing Co Ltd Icカードおよびicカード用icモジュール

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