JP2000306542A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JP2000306542A
JP2000306542A JP11117054A JP11705499A JP2000306542A JP 2000306542 A JP2000306542 A JP 2000306542A JP 11117054 A JP11117054 A JP 11117054A JP 11705499 A JP11705499 A JP 11705499A JP 2000306542 A JP2000306542 A JP 2000306542A
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ion
ion source
exhaust pipe
exhaust
box
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Yoshinori Saito
義則 斉藤
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧が印加される気密ボックスと接地され
ているシールドキャビネットの間のにまたがって設置さ
れた電気絶縁性排気管の内部に、イオン源物質ガスが固
体化し、付着することを抑制して、安定してイオン注入
処理を行うことができるイオン注入装置を提供する。 【解決手段】 排気装置2(又は2’、2”)にはシー
ルドキャビネット5外へ排気するための、気密ボックス
4からシールドキャビネット5にまたがって延びる電気
絶縁性排気管27が接続されており、排気装置2(又は
2’、2”)は絶縁性排気管27より前段位置にろ過フ
ィルタ23(及び/又は23’)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイオン注入装置、特
に、イオン源、該イオン源に接続されたイオン加速管、
該イオン源から排気する排気装置、該イオン源から該イ
オン加速管にいたる部分及び前記排気装置を囲み、該イ
オン加速管入口側の電圧印加電極に接続された気密ボッ
クス、該気密ボックスから電気的に絶縁されて該ボック
スを囲み、前記イオン加速管出口側の電圧印加電極に接
続されるとともに接地されたシールドキャビネット及び
前記排気装置から該シールドキャビネット外へ排気する
ための前記気密ボックスから該シールドキャビネットに
またがって延びる電気絶縁性排気管とを備えているイオ
ン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入装置は半導体デバイスの基に
なるデバイス基板に所定のイオンを注入する等に使用さ
れるものであり、種々のタイプのものが提案され、使用
されているが、その中に、イオン源からイオン加速管に
いたる部分並びに前記イオン源に接続された排気装置を
囲み、前記イオン加速管入口側の電圧印加電極に接続さ
れた気密ボックスと、前記気密ボックスから電気的に絶
縁されて該ボックスを囲み、前記イオン加速管出口側の
電圧印加電極に接続されるとともに接地されたシールド
キャビネットとを含むイオン注入装置が知られている。
【0003】このように、気密ボックスやシールドキャ
ビネットを設けるのは、使用されるイオン源ガスが人体
や自然環境に悪影響を与えるものが多いことから、安全
のためイオン源等を気密に囲ってしまうためと、イオン
源、イオン加速管、排気装置等から発せられる熱の周囲
への無制限の放出を防止するとともに排熱し易くするた
めである。
【0004】そしてこのように気密ボックスを設ける場
合、それはイオン加速管へのイオン加速電圧印加のため
に兼用され、イオン加速管入口側の電圧印加電極に接続
され、該気密ボックスの外側にはイオン加速管出口側の
電圧印加電極に接続されるとともに接地されたシールド
キャビネットが設けられる。イオン源からの排気は、排
気装置からシールドキャビネット外へ延びる排気管によ
り導出される。
【0005】また、必要に応じイオン源ガス供給部から
シールドキャビネット外の所定の部位へ排気を行える排
気管や、気密ボックス内からの排熱のための排気管も設
けられる。このような排気管の気密ボックスからシール
ドキャビネットにいたる部分は通常電気絶縁性材料で形
成されており、これにより排気管の気密ボックス側部分
とシールドキャビネット側部分とが電気的に非導通状態
におかれるとともに、気密ボックス及びシールドキャビ
ネットの双方に対しても絶縁状態におかれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イオン
注入装置の使用を重ねると前記電気絶縁性排気管の内面
にイオン源から吸出されたイオン源物質ガスが固体化
し、時間の経過と共に付着していく。この汚れの付着を
放置しておくと、絶縁性排気管の内面がその汚れにより
導通状態となり始め、放電が発生し、該排気管内面を伝
う沿面リーク電流が発生し始める。絶縁性排気管内面に
リーク電流が発生すると、その程度にもよるが、イオン
加速管への印加電圧が不安定になり、被処理基板へ照射
されるイオンビームの均一性が悪化し、イオン注入処理
に支障が生じ、気密ボックス内に設置した機器の誤動作
や故障が誘発されたりする恐れが生じる。さらに排気管
内汚れが進行し、大きい放電が起こると、気密ボックス
とシールドキャビネットが短絡してイオン注入装置を正
常に運転できなくなる。
【0007】そこで本発明は、気密ボックスからシール
ドキャビネトにまたがって延びる電気絶縁性排気管内面
にイオン源物質ガスが固体化して付着するのを簡単容易
に抑制し、それだけ電気絶縁性排気管の寿命を長くで
き、長期にわたり安定したイオン注入処理を行えるイオ
ン注入装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、イオン源と、該イオン源に接続されたイオン
加速管と、前記イオン源から排気する排気装置と、前記
イオン源から前記イオン加速管にいたる部分及び前記排
気装置を囲み、前記イオン加速管入口側の電圧印加電極
に接続された気密ボックスと、前記気密ボックスから電
気的に絶縁されて該ボックスを囲み、前記イオン加速管
出口側の電圧印加電極に接続されるとともに接地された
シールドキャビネットと、前記排気装置から前記シール
ドキャビネット外へ排気するための前記気密ボックスか
ら該シールドキャビネットにまたがって延びる電気絶縁
性排気管とを備えており、前記排気装置は前記排気管よ
り前段位置にろ過フィルタを備えていることを特徴とす
るイオン注入装置を提供する。
【0009】前記排気装置は排気用ポンプを含んでいる
が、代表例として前記イオン源に接続されたターボ分子
ポンプと該ターボ分子ポンプに接続されたドライポンプ
とを含むものを挙げることができる。前記ろ過フィルタ
は、固体ろ過フィルタ、特に主として粒子を捕捉するタ
イプのろ過フィルタがよい。かかるフィルタとして、3
次元網目構造のろ過エレメントを有するものを例示でき
る。該エレメントの材料としてはイオン交換繊維を例示
できる。
【0010】このようにターボ分子ポンプ及びドライポ
ンプを備える場合、前記ろ過フィルタは該ターボ分子ポ
ンプと該ドライポンプの間及び該ドライポンプと前記排
気管との間のうち少なくとも一方に接続すればよい。ド
ライポンプとしては、ルーツ型、クロー型、スクリュー
型、ターボ型、スクロール型等のいずれでもよい。
【0011】本発明のイオン注入装置によると、前記排
気装置に備えられたろ過フィルタによって、イオン源よ
り吸出される排気に含まれるイオン源物質ガスの固体化
により既に発生している粒子、また該フィルタで発生す
る粒子を捕捉することができ、それにより、該イオン源
物質ガスが電気絶縁性排気管内面に固体化して付着する
のを抑制することができ、該絶縁性排気管の寿命を長く
することができる。このことより、電位の異なる気密ボ
ックスとシールドキャビネットにまたがって延びる電気
絶縁性排気管内面で放電が起こるのを抑制することがで
きる。また、前記放電が起こるのを抑制することによ
り、前記絶縁性排気管内面に沿面リーク電流が発生する
のを抑えることができる。よって、気密ボックスとシー
ルドキャビネットを互いに絶縁状態に保てるので、イオ
ン加速管へ安定的に加速電圧を印加することができ、被
処理基板へ照射されるイオンビームの均一性が保たれ、
イオン注入処理を安定して行うことができる。
【0012】ろ過フィルタが前記ターボ分子ポンプと前
記ドライポンプの間の配管に接続された場合、該ドライ
ポンプに達するイオン源物質ガスに起因する粒子量が減
少し絶縁性排気管だけでなくドライポンプの寿命も長く
することができる。また、ターボ分子ポンプとドライポ
ンプの間に加えて、ドライポンプと絶縁性排気管の間の
双方にろ過フィルタが接続された場合、絶縁性排気管の
寿命をさらに長くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係るイオン注入装
置の1例の概略構成を示している。図1に示すイオン注
入装置Aは、イオン源11、イオン源11が発するイオ
ンビ−ムからの所定のイオン種を選択するための質量分
析器12、分析器12を出たイオンのうち所定の種を選
択的に通過させるための分析スリット13、スリット1
3を通過したイオンを加速するイオン加速管14、加速
管14により加速されたイオンからなるイオンビームを
収束させる4重極レンズ(いわゆるQレンズ)15、イ
オン注入される被処理基板表面の所定領域をイオンビー
ムでX方向及びこれに垂直なY方向に操作するためのス
キャン装置16及びエンドステーション17を備えてい
る。
【0014】イオン源11にはイオン引出し電極部11
aが付設されている。また、イオン源11には排気装置
2及びイオン源ガス供給部3が接続されている。排気装
置2は、電磁弁21、22を介してイオン源11に配管
接続された粒子捕捉性ろ過フィルタ23と、電磁弁21
と並列に配管接続されたターボ分子ポンプ24と、ろ過
フィルタ23の排出口に配管接続されたドライポンプ2
5とを含んでいる。ターボ分子ポンプ24の吸入口近傍
には電磁弁241を設けてある。
【0015】イオン源ガス供給部3はイオン源ガスボン
ベ31と、これを気密に囲む容器32とを備えている。
エンドステーション17は、図示を省略しているが、イ
オン注入処理にあたり被処理基板を支持するターゲット
台を備えたターゲット室、該ターゲット台に対し基板の
搬入搬出を行う基板搬送手段等を備えている。
【0016】また、このイオン注入装置は導電性材料か
らなる気密ボックス4及びシールドキャビネット5を備
えている。気密ボックス4は、イオン源11からイオン
加速管14の入口部にいたる部分、排気装置2及びイオ
ン源ガス供給部3を気密に囲っており、イオン加速管1
4の入口側にある電圧印加電極に接続されているととも
にイオン加速電圧電源PWに接続されて、加速電圧を印
加できるようになっている。
【0017】イオン源ガス供給部3は絶縁碍子321を
介してボックス4の底に配置されており、排気装置2も
ドライポンプ25の部分で該ボックス底に配置されてい
る。シールドキャビネット5は、気密ボックス4を一定
の空間をおいて囲っており、気密ボックス4は該シール
ドキャビネット5の底に絶縁碍子41を介して配置され
ている。
【0018】シールドキャビネット5はイオン加速管1
4の出口側の電圧印加電極に接続されるとともに接地さ
れている。気密ボックス4には排気ダクトDが接続され
ている。これは該ボックス4からシールドキャビネット
5にわたる、電気絶縁性材料で形成された二つの排気管
d1、d2を介して接続されている。排気ダクトDは図
示を省略した排風機を含む排気ガス処理装置等の適当な
ガス放出部分に接続されている。
【0019】また、ドライポンプ25には排気管26が
接続されており、該排気管はボックス4の天井近くまで
延びており、気密ボックス4とシールドキャビネット5
にまたがる、電気絶縁性材料で形成された電気絶縁性排
気管27に接続されている。絶縁性排気管27はシール
ドキャビネット5外側の排気管28を介して排気ダクト
Dに接続されている。
【0020】以上説明したイオン注入装置Aにおいて
は、当初ターボ分子ポンプ24の吸入口の弁241が閉
じられた状態で、弁21、22が開かれ、ドライポンプ
25が運転される。イオン源11内の真空度がターボ分
子ポンプ24の運転を許容する程度に達すると、ドライ
ポンプの運転を続行したまま弁21が閉じられるととも
に弁241が開かれターボ分子ポンプ24も運転され
る。かくしてイオン源11が所定の真空度に維持される
一方、イオン源ガス供給部3からイオン源11にイオン
源ガスが供給され、該ガスがプラズマ化され、イオンが
生成される。生成されたイオンは、引出し電極部11a
の作用でイオン源11から引き出される。
【0021】引き出されたイオンは質量分析器12を通
ることで所定のイオン種が所定の運動軌跡を描き、引き
続き分析スリット13を該所定のイオン種が選択的に通
過し、イオン加速管14に入る。イオン加速管14には
電源PWからイオン加速電圧が印加され、これによりイ
オンが加速され、イオン加速管14を出たイオンビーム
はQレンズ15で収束され、XYスキャン装置16で
X、Y方向に振られ、エンドステーション17に予め設
置した被処理基板に照射される。かくして該基板にイオ
ンが注入される。
【0022】排気装置2から吸出される排気は排気管2
6から絶縁性排気管27に送られ、シールドキャビネッ
ト5外部の排気管28を介して排気ダクトDへ導出され
る。気密ボックス4内の気体も外部へ漏洩することなく
排気管d1から排気ダクトDへ吸い込まれ得る。これに
よりボックス4から排熱される。また、ガス供給部3に
おけるガスボンベ密閉容器32中の気体も排気管30、
d2を介して排気ダクトDに吸い込まれ得る。かくし
て、有害なガスがイオン注入装置外へ漏洩することが防
止される。
【0023】イオン注入装置Aの運転にともなってイオ
ン源よりガスが排気装置2によって排気されていくが、
排気装置2に備えられているろ過フィルタ23の作用に
よって、イオン源物質ガスの固体化により既に発生して
いる粒子や該フィルタでガスが遮られ固体化して生じる
粒子が捕捉され、絶縁性排気管27に到達するイオン源
物質ガス量は減少する。これにより、絶縁性排気管27
にイオン源物質ガスが固体化して付着する量を低減する
ことができ、放電が発生しにくくなり、絶縁性排気管2
7の寿命を長くすることができる。さらに、気密ボック
ス4とシールドキャビネット5は互いに絶縁状態を保て
るので、イオン加速管14に安定的に加速電圧を印加す
ることができ、イオン注入処理を安定して行うことがで
きる。
【0024】また、ろ過フィルタ23がドライポンプ2
5の前段に位置するので、ドライポンプ25に達するイ
オン源物質ガスの量も減少し、ドライポンプ25の寿命
も長くなる。図2に本発明に係るイオン注入装置の他の
例を示す。図2に示すイオン注入装置A’は、前記イオ
ン注入装置Aにおいて、排気装置2に代えて排気装置
2’を採用したものである。
【0025】他の点は装置Aと実質上同構造であり、装
置Aにおける部品と同じ部品には同じ参照符号を付して
ある。排気装置2’では粒子捕捉性ろ過フィルタ23’
がドライポンプ25の排出口側に接続されている。排気
装置2’のその他の点は図1に示す排気装置2と同構成
である。
【0026】イオン源より吸出された排気は排気装置
2’によって排気される。排気に含まれるイオン源物質
ガスに起因して既に発生している粒子や、ろ過フィルタ
23’に遮られ固体化して生じる粒子はこのフィルタ2
3’に捕捉され、フィルタ23’より排出される排気に
含まれるイオン源物質ガスの量は減少する。それゆえ、
絶縁性排気管27に汚れが付着する量も減少し、放電が
発生しにくく、絶縁性排気管27の寿命が長くなる。気
密ボックス4とシールドキャビネット5が互いに対して
絶縁状態に保たれるので、長期にわたりイオン注入処理
を行うことができる。
【0027】図3に本発明に係るイオン注入装置のさら
に他の例を示す。図3に示すイオン注入装置A”は、前
記イオン注入装置Aにおいて、排気装置2に代えて排気
装置2”を採用したものである。他の点は装置Aと実質
上同構造であり、装置Aにおける部品と同じ部品には同
じ参照符号を付してある。
【0028】排気装置2”は粒子捕捉性ろ過フィルタを
2個備えており、ろ過フィルタ23はドライポンプ25
の吸入口側に、ろ過フィルタ23’はドライポンプ25
の排出口側に、それぞれ接続されている。イオン源より
吸出された排気はまずフィルタ23によって、排気中に
含まれるイオン源物質ガスに起因する粒子の量が減少し
た状態でドライポンプ25に到達し、その後フィルタ2
3’によってさらに排気中に含まれるイオン源物質ガス
に起因する粒子の量を減らしている。これによって、絶
縁性排気管27に到達するイオン源物質ガス或いはそれ
に起因する粒子の量は前記2例のいずれよりも少なく、
それだけ放電も発生しにくくなるので絶縁性排気管27
の寿命が長くなる。さらに、ドライポンプ25に到達す
る排気中に含まれるイオン源物質ガス或いはそれに起因
する粒子の量も低減されるので、ドライポンプ25の誤
作動や故障の発生を抑制することができ寿命も延びる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、イ
オン注入装置、特に、イオン源、該イオン源に接続され
たイオン加速管、該イオン源から排気する排気装置、該
イオン源から該イオン加速管にいたる部分及び前記排気
装置を囲み、該イオン加速管入口側の電圧印加電極に接
続された気密ボックス、該気密ボックスから電気的に絶
縁されて該ボックスを囲み、前記イオン加速管出口側の
電圧印加電極に接続されるとともに接地されたシールド
キャビネット及び前記排気装置から該シールドキャビネ
ット外へ排気するための前記気密ボックスから該シール
ドキャビネットにまたがって延びる電気絶縁性排気管と
を備えているイオン注入装置であって、電気絶縁性排気
管内面にイオン源物質ガスが固体化して付着のを簡単容
易に抑制し、それだけ電気絶縁性排気管の寿命を長くで
き、長期にわたり安定したイオン注入処理を行えるイオ
ン注入装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイオン注入装置の1例の概略構成
を示す図である。
【図2】本発明に係るイオン注入装置の他の例の概略構
成を示す図である。
【図3】本発明に係るイオン注入装置のさらに他の例の
概略構成を示す図である。
【符号の説明】
A、A’、A” イオン注入装置 11 イオン源 12 質量分析器 13 分析スリット 14 イオン加速管 15 4重極レンズ 16 XYスキャン装置 17 エンドステーション 2 排気装置 21、22、241 電磁弁 23、23’ ろ過フィルタ 24 ターボ分子ポンプ 25 ドライポンプ 26 排気管 27 絶縁性排気管 28 排気管 3 イオン源ガス供給部 31 ガスボンベ 32 ガスボンベを囲む容器 4 気密ボックス 5 シールドキャビネット 6 排気管 D 排気ダクト d1、d2 排気管 30 排気管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン源と、 該イオン源に接続されたイオン加速管と、 前記イオン源から排気する排気装置と、 前記イオン源から前記イオン加速管にいたる部分及び前
    記排気装置を囲み、前記イオン加速管入口側の電圧印加
    電極に接続された気密ボックスと、 前記気密ボックスから電気的に絶縁されて該ボックスを
    囲み、前記イオン加速管出口側の電圧印加電極に接続さ
    れるとともに接地されたシールドキャビネットと、 前記排気装置から前記シールドキャビネット外へ排気す
    るための前記気密ボックスから該シールドキャビネット
    にまたがって延びる電気絶縁性排気管とを備えており、 前記排気装置は前記排気管より前段位置にろ過フィルタ
    を備えていることを特徴とするイオン注入装置。
JP11117054A 1999-04-23 1999-04-23 イオン注入装置 Pending JP2000306542A (ja)

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