JP2000305999A - 予約システム - Google Patents

予約システム

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JP2000305999A
JP2000305999A JP11815699A JP11815699A JP2000305999A JP 2000305999 A JP2000305999 A JP 2000305999A JP 11815699 A JP11815699 A JP 11815699A JP 11815699 A JP11815699 A JP 11815699A JP 2000305999 A JP2000305999 A JP 2000305999A
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JP11815699A
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Isao Hayakawa
勲 早川
Kaoru Koyama
薫 小山
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NTT Power and Building Facilities Inc
Yamatake Building Systems Co Ltd
Original Assignee
NTT Power and Building Facilities Inc
Yamatake Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明や空調機などの機器の付け忘れや切り忘
れなどが生じないようにする。急な予約スケジュールの
変更や削除にも対応できるようにする。 【解決手段】 端末機器のディスプレイ上に表示される
会議室予約入力画面から入力される予約スケジュールを
サーバ機器の予約スケジュール記憶部4−1に格納す
る。サーバ機器には、予約スケジュール記憶部4−1の
他、予約状況監視部4−2、実行スケジュール決定部4
−3を設ける。予約状況監視部4−2は、予約スケジュ
ールを一定周期、例えば10分毎にチェックし、そのチ
ェック結果を実行スケジュール決定部4−3へ送る。実
行スケジュール決定部4−3は、予約状況監視部4−2
からの予約スケジュールの今周期のチェック結果に基づ
いて、次周期までの空調機の実行スケジュールを決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用時間帯と不
使用時間帯とが不定期に存在する会議室や応接室などの
共通エリアを使用する際の照明や空調機などの機器の予
約システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、社内の共通エリアとして例えば会
議室を使用する場合、予約表など会議室に対して備えら
れている紙や黒板に氏名と使用時間を書き込み、あらか
じめ使用予約を行ったり、社内のイントラネットにより
個人端末から使用予約を行う方法が一般的に行われてい
る。この場合、予約した会議室の照明や空調機の運転
は、使用者がスイッチをONとすることによって起動
し、会議が終了すると、使用者がスイッチをOFFとす
ることによって停止する。スイッチが備えられていない
場合には、共通エリア全体を管理する部署や組織に、使
用しようとする会議室の照明や空調機のON/OFFの
制御を依頼する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の予約方法によると、会議室の照明や空調機の
起動/停止を使用者がスイッチのON/OFFによって
行う場合、会議終了時、照明や空調機の切り忘れなどの
人為的ミスを監視する方法がなく、照明や空調が続けら
れ、エネルギーが無駄に消費されてしまう虞れがあっ
た。また、共通エリア全体を管理する部署や組織に使用
しようとする会議室の照明や空調機のON/OFFの制
御を依頼する場合、相互のコミニュケーションがうまく
行かず、付け忘れや切り忘れが発生する虞れがあった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、照明や空調
機などの機器の付け忘れや切り忘れなどが生じず、急な
予約スケジュールの変更や削除にも対応することのでき
る予約システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、ディスプレイ上の予約入力画面を
介して予約スケジュールを入力するようにし、この入力
された予約スケジュールを記憶する一方、記憶されてい
る予約スケジュールを周期的にチェックし、この予約ス
ケジュールの今周期のチェック結果に基づいて次周期ま
での機器の実行スケジュールを決定するようにしたもの
である。この発明によれば、ディスプレイ上の予約入力
画面を介して予約スケジュール(例えば、会議室の使用
時間帯)を入力すると、この予約スケジュールが記憶さ
れる。この予約スケジュールは周期的にチェックされ、
今周期のチェック結果に基づいて、次周期までの機器
(例えば、空調機)の実行スケジュールが決定される。
【0006】例えば、今周期、「時刻TAでON、時刻
TBでOFF」という予約スケジュールが確認されれ
ば、今周期から次周期までの機器の実行スケジュールは
「時刻TAでON、時刻TBでOFF」として決定され
る。今周期から次周期までの間に「時刻TA′でON、
時刻TBでOFF」と変更されると、次周期では「時刻
TA′でON、時刻TBでOFF」という予約スケジュ
ールが確認されるので、次周期から次々周期までの機器
の実行スケジュールは「時刻TA′でON、時刻TBで
OFF」として決定される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明の一実施の形態を示
す会議室空調予約システムの構成図である。同図におい
て、1はビル管理装置、2はビル内イントラネット、3
はビル内のローカルシステム、4はサーバ機器(サーバ
側コンピュータ)である。
【0008】ビル管理装置1は中央監視装置1−1と上
位コントローラ1−2と下位コントローラ1−3とを備
えている。ビル管理装置1において、中央監視装置1−
1は、上位コントローラ1−2,下位コントローラ1−
3を介して、ビル内の各所に配置された空調機器1−4
や熱源機器1−5,照明機器1−6などからのデータを
収集・管理する。上位コントローラ1−2はスケジュー
ル機能を有している。このスケジュール機能については
後述する。
【0009】ローカルシステム3は、多数の端末機器
(パソコン:クライアント側コンピュータ)3−1を備
え、ネットワーク3−2を介してビル内イントラネット
2に接続されている。端末機器3−1はビル管理装置1
の情報を閲覧できるブラウザ機能を有している。
【0010】サーバ機器4は、ビル管理装置1とビル内
イントラネット2との間に設けられており、図1に示す
ように、予約スケジュール記憶部4−1と予約状況監視
部4−2と実行スケジュール決定部4−3とを備えてい
る。
【0011】以下、各部の機能を交えながら、この会議
室空調予約システムの概要について説明する。図3に端
末機器3−1のディスプレイ上に表示される会議室予約
入力画面を示す。この会議室予約入力画面G1を介して
会議室(#1〜#5)毎に30分単位で使用時間帯を予
約スケジュールとして設定することができる。図示斜線
で示した部分が使用が予約されている時間帯(予約時間
帯)であり、その他の時間帯は空いている時間帯であ
る。なお、図では省略しているが、この画面G1より、
会議室毎に前倒し空調運転時間の選択設定、および最初
の予約のみ前倒し空調運転を行うか否かの設定を行える
ようになっている。
【0012】前倒し空調運転時間とは会議室の予約開始
時刻よりも何分前から空調を開始するかを定める時間で
ある。また、最初の予約のみ前倒し空調運転を行うか否
かの設定をONとすれば、その日の最初の予約に対して
のみ前倒し空調運転が行われる。最初の予約のみ前倒し
空調運転を行うか否かの設定をOFFとすれば、全ての
予約に対して前倒し空調運転が行われる。
【0013】端末機器3−1の会議室予約入力画面G1
を介して入力された会議室毎の予約スケジュールは、前
倒し空調運転時間と共にビル内イントラネット2を介し
てサーバ機器4へ送られ、予約スケジュール記憶部4−
1に格納される。サーバ機器4において、予約状況監視
部4−2は、予約スケジュール記憶部4−1が記憶して
いる会議室毎の予約スケジュールを一定周期、例えば1
0分毎にチェックし、そのチェック結果および前倒し空
調運転時間を実行スケジュール決定部4−3へ送る。
【0014】実行スケジュール決定部4−3は、会議室
毎に、予約状況監視部4−2からの予約スケジュールの
今周期のチェック結果および前倒し空調運転時間に基づ
いて、次周期までの空調機の実行スケジュールを決定
し、この実行スケジュールによって定まる設定1〜4の
時刻(ON/OFF時刻)を上位コントローラ1−2に
書き込む。上位コントローラ1−2は、スケジュール機
能を有しており、書き込まれた設定1〜4の時刻に空調
機のON/OFFを会議室毎に行う。
【0015】〔時刻tA〕図4は例えば会議室#1の予
約スケジュールである。この例では、10:00〜1
3:00、16:00〜17:30、18:00〜2
0:00を予約時間帯としてスケジュールが組まれてい
る。今、この会議室#1の予約スケジュールがサーバ機
器4の予約スケジュール記憶部4−1に書き込まれてい
るものとし、この予約スケジュールに対して時刻tAで
予約状況監視部4−2からのチェックが入るものとす
る。なお、この場合、前倒し空調運転時間は0分とす
る。
【0016】予約状況監視部4−2は、時刻tAで予約
スケジュール記憶部4−1に書き込まれている会議室#
1の予約スケジュールおよび前倒し空調運転時間をチェ
ックし、予約時間帯「10:00〜13:00」,「1
6:00〜17:30」,「18:00〜20:00」
をチェック結果として、また前倒し空調運転時間を0分
として、実行スケジュール決定部4−3へ送る。実行ス
ケジュール決定部4−3は、予約状況監視部4−2から
のチェック結果および前倒し空調運転時間に基づいて、
次周期までの会議室#1に対する空調機の実行スケジュ
ールを決定する。
【0017】この場合、実行スケジュール決定部4−3
は、前倒し空調運転時間が0分であるので、図5(a)
に示すように、「10:00〜13:00」をON時間
帯として実行スケジュールを決定する。また、実行スケ
ジュール決定部4−3は、決定した実行スケジュールよ
り設定1〜4の時刻(ON/OFF時刻)を定め、上位
コントローラ1−2に設定する。
【0018】図6に設定1〜4の時刻の用途および内容
を示す。設定1の時刻は、後追いOFF用であり、会議
室利用開始時刻後に会議室の予約を取り消された場合の
後追いOFF時刻を設定する。デフォルトは「−−:−
−」である。設定2の時刻は、空調ON時刻用であり、
空調機をONにする時刻を設定する。デフォルトは「−
−:−−」である。設定3の時刻は、空調OFF時刻用
であり、空調機をOFFにする時刻を設定する。デフォ
ルトは「−−:−−」である。設定4の時刻は、最終O
FF時刻用であり、会議室の利用可能な時刻を過ぎて
も、空調が入りっぱなしになることを避けるために、会
議室利用可能時間帯の最遅時刻をOFF時刻として設定
する。デフォルトは会議室利用可能時間帯の最遅時刻
(23:00)である。
【0019】図5(a)の場合、「10:00〜13:
00」がON時間帯として決定されているので、設定1
は「−−:−−」、設定2は「10:00」、設定3は
「13:00」、設定4は「23:00」として定ま
り、この設定1〜4の各時刻が上位コントローラ2に設
定される。上位コントローラ2は、この設定1〜4に基
づき、設定1の時刻になれば空調機をOFF、設定2の
時刻になれば空調機をON、設定3の時刻になれば空調
機をOFF、設定4の時刻になれば空調機をOFFとす
る。
【0020】〔時刻tB〕予約状況監視部4−2は、時
刻tBで予約スケジュール記憶部4−1に書き込まれて
いる会議室#1の予約スケジュールおよび前倒し空調運
転時間をチェックし、予約時間帯「16:00〜17:
30」,「18:00〜20:00」をチェック結果と
して、また前倒し空調運転時間を0分として、実行スケ
ジュール決定部4−3へ送る。実行スケジュール決定部
4−3は、予約状況監視部4−2からのチェック結果お
よび前倒し空調運転時間に基づいて、次周期までの会議
室#1に対する空調機の実行スケジュールを決定する。
【0021】この場合、実行スケジュール決定部4−3
は、前倒し空調運転時間が0分であるので、図5(b)
に示すように、「16:00〜17:30」をON時間
帯として実行スケジュールを決定する。また、実行スケ
ジュール決定部4−3は、決定した実行スケジュールよ
り設定1〜4の時刻(ON/OFF時刻)を時刻tAの
場合と同様にして定め、上位コントローラ1−2に設定
する。
【0022】〔時刻tC〕予約状況監視部4−2は、時
刻tCで予約スケジュール記憶部4−1に書き込まれて
いる会議室#1の予約スケジュールおよび前倒し空調運
転時間をチェックし、予約時間帯「18:00〜20:
00」をチェック結果として、前倒し空調運転時間を0
分として、実行スケジュール決定部4−3へ送る。実行
スケジュール決定部4−3は、予約状況監視部4−2か
らのチェック結果および前倒し空調運転時間に基づい
て、次周期までの会議室#1に対する空調機の実行スケ
ジュールを決定する。
【0023】この場合、実行スケジュール決定部4−3
は、前倒し空調運転時間が0分であるので、図5(c)
に示すように、「18:00〜20:00」をON時間
帯として実行スケジュールを決定する。また、実行スケ
ジュール決定部4−3は、決定した実行スケジュールよ
り設定1〜4の時刻(ON/OFF時刻)を時刻tAの
場合と同様にして定め、上位コントローラ1−2に設定
する。
【0024】図7(a)〜(c)に前倒し空調運転時間
が15分として設定された場合の時刻tA,tB,tC
における実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を
示す。この場合、実際の予約開始時刻よりも15分早く
空調機の運転が開始され、夏や冬などの室温と設定温度
との差が大きい時期の会議開始時、快適な室温とするこ
とができる。
【0025】図8(a),(b)に前倒し空調運転時間
が45分として設定された場合の時刻tA,tBにおけ
る実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を示す。
この場合、時刻tBでは、「16:00〜17:30」
の予約と「18:00〜20:00」の予約に関して、
これら2つの時間帯の間の無予約の時間帯が前倒し空調
運転時間より短いので、実行スケジュールとしては「1
5:15〜20:00」をON時間帯とする。これによ
り、設定1は「−−:−−」、設定2は「15:1
5」、設定3は「20:00」、設定4は「23:0
0」として定められる。
【0026】〔会議室の予約を初めて検出した場合〕
今、図9(a)に示すように、予約スケジュールに予約
時間帯がなく、時刻t0で予約スケジュールに対してチ
ェックが入ったとする。この場合、予約時間帯が検出で
きないので、実行スケジュール決定部4−3は、ON時
間帯が無いものとして実行スケジュールを決定する。こ
のとき、設定1,2,3は共に「−−:−−」、設定4
は「TE(23:00)」として定める。
【0027】〔予約時間帯の前に検出〕時刻t1で(図
9(b))、初めて予約時間帯「TA〜TB」が検出さ
れると、前倒し空調運転時間を0分とした場合、実行ス
ケジュール決定部4−3は、「TA〜TB」をON時間
帯として実行スケジュールを決定する。このとき、設定
1は「−−:−−」、設定2は「TA」、設定3は「T
B」、設定4は「TE(23:00)」として定める。
【0028】〔予約時間帯中に検出〕時刻t2で(図9
(c))、予約時間帯「TA〜TB」の終了時刻TBの
みを検出すると、実行スケジュール決定部4−3は、時
刻t2から所定時間H1(例えば、H1=3分)経過し
た時点TCを後追いON時刻とし、TC〜TBをON時
間帯として実行スケジュールを決定する。このとき、設
定1は「−−:−−」、設定2は「TC」、設定3は
「TB」、設定4は「TE(23:00)」として定め
る。
【0029】〔後半の会議室の予約が取り消された場
合〕今、図10(a)に示すように、時刻t0で予約ス
ケジュールに対してチェックが入ったとする。この場
合、予約時間帯「TA〜TB」が検出されるので、前倒
し空調運転時間を0分とした場合、実行スケジュール決
定部4−3は、「TA〜TB」をON時間帯として実行
スケジュールを決定する。このとき、設定1は「−−:
−−」、設定2は「TA」、設定3は「TB」、設定4
は「TE(23:00)」として定める。このような状
態から予約時間帯「TA〜TB」の後半の予約が取り消
され、「TA〜TB′」に変更されたものとする。
【0030】〔変更後の予約時間帯の前に検出〕時刻t
1で(図10(b))、予約時間帯「TA〜TB′」が
検出されると、前倒し空調運転時間を0分とした場合、
実行スケジュール決定部4−3は、「TA〜TB′」を
ON時間帯として実行スケジュールを決定する。このと
き、設定1は「−−:−−」、設定2は「TA」、設定
3は「TB′」、設定4は「TE(23:00)」とし
て定める。
【0031】〔変更後の予約時間帯中に検出〕時刻t2
で(図10(c))予約時間帯「TA〜TB′」の終了
時刻TB′を検出されると、実行スケジュール決定部4
−3は、時刻TAではすでに空調機がONされているも
のとし、「TA〜TB′」をON時間帯として実行スケ
ジュールを決定する。このとき、設定1は「−−:−
−」、設定2は「TA」、設定3は「TB′」、設定4
は「TE(23:00)」として定める。
【0032】〔変更後の予約時間帯の後に検出〕時刻T
Bに達する前の時刻t3で(図10(d))、予約時間
帯TA〜TBを検出することができなくなった場合、実
行スケジュール決定部4−3は、時刻t3から所定時間
H2(例えば、H2=3分)経過した時点TDを後追い
OFF時刻とし、また時刻TAではすでに空調機がON
されているものとし、TA〜TDをON時間帯として実
行スケジュールを決定する。このとき、設定1は「T
D」、設定2,3は「−−:−−」、設定4は「TE
(23:00)」として定める。
【0033】〔前半の会議室の予約が取り消された場
合〕今、図11(a)に示すように、時刻t0で予約ス
ケジュールに対してチェックが入ったとする。この場
合、予約時間帯「TA〜TB」が検出されるので、前倒
し空調運転時間を0分とした場合、実行スケジュール決
定部4−3は、「TA〜TB」をON時間帯として実行
スケジュールを決定する。このとき、設定1は「−−:
−−」、設定2は「TA」、設定3は「TB」、設定4
は「TE(23:00)」として定める。このような状
態から予約時間帯「TA〜TB」の前半の予約が取り消
され、「TA′〜TB」に変更されたものとする。
【0034】〔変更前の予約時間帯の前に検出〕時刻t
1で(図11(b))、変更された予約時間帯「TA′
〜TB」が検出されると、前倒し空調運転時間を0分と
した場合、実行スケジュール決定部4−3は、「TA′
〜TB」をON時間帯として実行スケジュールを決定す
る。このとき、設定1は「−−:−−」、設定2は「T
A′」、設定3は「TB」、設定4は「TE(23:0
0)」として定める。
【0035】〔変更前の予約時間帯の前半で検出〕時刻
TAに到達した後の時刻t2で(図11(c))、予約
時間帯TA〜TBを検出することができなくなり、変更
された予約時間帯TA′〜TBが検出された場合、実行
スケジュール決定部4−3は、時刻t2から所定時間H
2(例えば、H2=3分)経過した時点TFを後追いO
FF時刻とし、またTA′〜TBをON時間帯として実
行スケジュールを決定する。このとき、設定1は「T
F」、設定2は「TA′」、設定3は「TB」、設定4
は「TE(23:00)」として定める。
【0036】〔変更前の予約時間帯の後半で検出〕時刻
TAに到達した後の時刻t3で(図11(d))、予約
時間帯「TA〜TB」の終了時刻TBのみが検出される
と、実行スケジュール決定部4−3は、時刻TAではす
でに空調機がONされているものとし、「TA〜TB」
をON時間帯として実行スケジュールを決定する。この
とき、設定1は「−−:−−」、設定2は「TA」、設
定3は「TB」、設定4は「TE(23:00)」とし
て定める。
【0037】〔会議室の予約が取り消された場合〕今、
図12(a)に示すように、時刻t0で予約スケジュー
ルに対してチェックが入ったとする。この場合、予約時
間帯「TA〜TB」が検出されるので、前倒し空調運転
時間を0分とした場合、実行スケジュール決定部4−3
は、「TA〜TB」をON時間帯として実行スケジュー
ルを決定する。このとき、設定1は「−−:−−」、設
定2は「TA」、設定3は「TB」、設定4は「TE
(23:00)」として定める。このような状態から予
約時間帯「TA〜TB」の予約が取り消されたものとす
る。
【0038】〔取り消される前の予約時間帯の前に検
出〕時刻t1で(図11(b))、予約時間帯「TA〜
TB」が取り消されたことが検出されると、実行スケジ
ュール決定部4−3は、ON時間帯が無いものとして実
行スケジュールを決定する。このとき、設定1,2,3
は共に「−−:−−」、設定4は「TE(23:0
0)」として定める。
【0039】〔取り消される前の予約時間帯中に検出〕
時刻TAに到達した後の時刻t2で(図12(c))、
予約時間帯TA〜TBを検出することができなくなる
と、実行スケジュール決定部4−3は、時刻t2から所
定時間H2(例えば、H2=3分)経過した時点TGを
後追いOFF時刻として実行スケジュールを決定する。
このとき、設定1は「TG」、設定2,3は「−−:−
−」、設定4は「TE(23:00)」として定める。
【0040】〔会議室の予約に変更がない場合〕今、図
13(a)に示すように、時刻t0で予約スケジュール
に対してチェックが入ったとする。この場合、予約時間
帯「TA〜TB」が検出されるので、前倒し空調運転時
間を0分とした場合、実行スケジュール決定部4−3
は、「TA〜TB」をON時間帯として実行スケジュー
ルを決定する。このとき、設定1は「−−:−−」、設
定2は「TA」、設定3は「TB」、設定4は「TE
(23:00)」として定める。
【0041】〔予約時間帯の前に検出〕時刻t1で(図
13(b))、予約時間帯「TA〜TB」を検出する
と、「TA〜TB」をON時間帯として実行スケジュー
ルを決定する。このとき、設定1は「−−:−−」、設
定2は「TA」、設定3は「TB」、設定4は「TE
(23:00)」として定める。
【0042】〔予約時間帯中に検出〕時刻t2で(図1
3(c))、予約時間帯「TA〜TB」の終了時刻TB
のみを検出すると、時刻TAではすでに空調機がONさ
れているものとし、TA〜TBをON時間帯として実行
スケジュールを決定する。このとき、設定1は「−−:
−−」、設定2は「TA」、設定3は「TB」、設定4
は「TE(23:00)」として定める。
【0043】図14に実行スケジュール決定部4−3で
の判断ロジックの詳細を示す。実行スケジュール決定部
4−3は、実際には、会議室の予約状況のチェック時
に、そのときの実行スケジュールすなわち前周期の実行
スケジュールの状態(その時刻が時刻スケジュール上で
ONの位置にあるかOFFの位置にあるか)と、そのと
きの会議室の予約状況(その時刻に会議室が予約されて
いるか否か)と、将来の会議室予約状況に基づいて次周
期の実行スケジュールを決定する。
【0044】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、予約管理と空調管理とが連動して行われ、会議室の
空調機の起動/停止を使用者がスイッチのON/OFF
で一々行う必要がなく、会議終了時、空調機を切り忘れ
るなどの人為的ミスが防がれ、エネルギーが無駄に消費
されてしまうことがなくなる。また、共通エリア全体を
管理する部署や組織に使用しようとする会議室の空調機
のON/OFFの制御を依頼する必要もなく、付け忘れ
や切り忘れが発生する虞れもなくなる。また、本実施の
形態によれば、予約スケジュールを周期的に監視して実
行スケジュールを決定しているので、急な予約の変更や
削除があった場合でも対応することができ、使用してい
ない会議室で空調が無駄に行われることを防ぐことがで
きる。
【0045】なお、上述においては、端末機器3−1の
ディスプレイ上に表示される会議室予約入力画面から予
約スケジュールを入力するようにしたが、サーバ機器4
のディスプレイ上に表示される同様の会議室予約入力画
面から予約スケジュールを入力することもできる。ま
た、上述においては、上位コントローラ1−2に実行ス
ケジュール決定部4−3で定めた設定1〜4の各時刻を
設定するようにしたが、空調機に直接書き込むようにし
てもよい。また、上述においては、決定した実行スケジ
ュールに従って空調機のON/OFFを行うものとした
が、照明のON/OFFを行うようにしてもよいことは
言うまでもなく、各種の機器に同様にして適用すること
が可能である。また、上述においては、端末機器3−1
とサーバ機器4とをビル内イントラネット3−2で結ぶ
ものとしたが、インターネット等の通信回線で結ぶよう
にし、遠隔地から予約できるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、ディスプレイ上の予約入力画面を介して
予約スケジュールを入力するようにし、この入力された
予約スケジュールを記憶する一方、記憶されている予約
スケジュールを周期的にチェックし、この予約スケジュ
ールの今周期のチェック結果に基づいて次周期までの機
器の実行スケジュールを決定するようにしたので、予約
管理と機器管理とが連動して行われ、照明や空調機など
の機器の付け忘れや切り忘れなどが生じず、急な予約ス
ケジュールの変更や削除にも対応することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1に示した会議室空調予約システムにおけ
るサーバ機器の要部を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態を示す会議室空調予約
システムの構成図である。
【図3】 この会議室空調予約システムにおける端末機
器のディスプレイ上に表示される会議室予約入力画面を
示す図である。
【図4】 会議室#1の予約スケジュールを例示する図
である。
【図5】 前倒し空調運転時間が0分である場合に決定
される実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を示
す図である。
【図6】 設定1〜4の時刻の用途および内容を示す図
である。
【図7】 前倒し空調運転時間が15分である場合に決
定される実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を
示す図である。
【図8】 前倒し空調運転時間が45分である場合に決
定される実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を
示す図である。
【図9】 会議室の予約を初めて検出した場合に決定さ
れる実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を説明
する図である。
【図10】 後半の会議室の予約が取り消された場合に
決定される実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻
を説明する図である。
【図11】 前半の会議室の予約が取り消された場合に
決定される実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻
を説明する図である。
【図12】 会議室の予約が取り消された場合に決定さ
れる実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を説明
する図である。
【図13】 会議室の予約に変更がない場合に決定され
る実行スケジュールおよび設定1〜4の各時刻を説明す
る図である。
【図14】 実行スケジュール決定部での判断ロジック
の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1…ビル管理装置、2…ビル内イントラネット、3…ロ
ーカルシステム、4…サーバ機器(サーバ側コンピュー
タ)、1−1…中央監視装置、1−2…上位コントロー
ラ、1−3…下位コントローラ、1−4…空調機器、1
−5…熱源機器、1−6…照明機器、3−1…端末機器
(パソコン:クライアント側コンピュータ)、3−2…
ネットワーク、4−1…予約スケジュール記憶部、4−
2…予約状況監視部、4−3…実行スケジュール決定
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 薫 東京都港区六本木一丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 Fターム(参考) 5B049 AA02 AA03 CC34 CC45 EE05 FF03 GG04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予約入力画面をディスプレイ上に表示す
    る予約入力画面表示手段と、 前記予約入力画面を介して入力される予約スケジュール
    を記憶する予約スケジュール記憶手段と、 この予約スケジュール記憶手段が記憶している予約スケ
    ジュールを周期的にチェックする予約スケジュール監視
    手段と、 この予約スケジュール監視手段による予約スケジュール
    の今周期のチェック結果に基づいて次周期までの機器の
    実行スケジュールを決定する実行スケジュール決定手段
    とを備えたことを特徴とする予約システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記実行スケジュー
    ル決定手段は、前倒し時間が設定されている場合、その
    前倒し時間を考慮のうえ実行スケジュールを決定するこ
    とを特徴とする予約システム。
JP11815699A 1999-04-26 1999-04-26 予約システム Pending JP2000305999A (ja)

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