JP2000305158A - カメラの露光面および受光面調整機構 - Google Patents

カメラの露光面および受光面調整機構

Info

Publication number
JP2000305158A
JP2000305158A JP11114800A JP11480099A JP2000305158A JP 2000305158 A JP2000305158 A JP 2000305158A JP 11114800 A JP11114800 A JP 11114800A JP 11480099 A JP11480099 A JP 11480099A JP 2000305158 A JP2000305158 A JP 2000305158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
filter
light receiving
camera
receiving surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11114800A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Mogamiya
誠 最上谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP11114800A priority Critical patent/JP2000305158A/ja
Priority to US09/557,909 priority patent/US6374060B1/en
Publication of JP2000305158A publication Critical patent/JP2000305158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一眼レフ型銀塩デジタルスチル両用カメラに
おいて、銀塩フィルムの露光面および撮像素子の受光面
の位置と被写体像の結像面の位置を一致させる。 【解決手段】 カメラ本体内において、クイックリター
ンミラー12の後方に着脱可能なフィルタ層を設ける。
銀塩フィルムFに被写体像を記録する場合、フィルタ層
FLをカメラ本体から取り外し、銀塩フィルムFの露光
面の位置と被写体像の結像面の位置とを一致させる。被
写体像を撮像する場合、カメラ本体内にフィルタ層FL
を装着し、被写体像の結像面の位置をCCD41におけ
るセンサCの位置まで後退させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩フィルムに被
写体像を記録するとともに、同じ被写体像を画像データ
としてメモリに記録することもできる銀塩デジタルスチ
ル両用カメラに関し、特に、銀塩フィルムとメモリのい
ずれか一方に被写体像を選択的に記録することができる
一眼レフ型の銀塩デジタルスチル両用カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩フィルムに画像を記録する
か、もしくはCCDなど撮像素子により画像を撮像して
メモリに記録することができる一眼レフ型の銀塩デジタ
ルスチル両用カメラが知られている。このような一眼レ
フカメラでは、2つの裏蓋が用意されており、銀塩フィ
ルムに画像を記録する場合には、フィルム用圧板を備え
た裏蓋が使用され、画像を撮像する場合には、撮像素子
が備えられた裏蓋が使用される。
【0003】フィルム用圧板を備えた裏蓋をカメラに装
着すると、カメラ本体内に設けられたフィルムガイド部
材により銀塩フィルムの露光面の位置が規定され、この
露光面の位置が被写体像の結像面の位置となる。一方、
撮像素子が内側に備えられた裏蓋をカメラに装着する
と、撮像素子が銀塩フィルムの露光面の位置に配置され
る。これにより、レンズを通った被写体像は、撮像素子
において結像され、画像データとしてメモリに記録され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、撮像素子は
一般的に銀塩フィルムに比べて厚みがあり、撮像素子の
受光面は表面上ではなく内部に位置する。したがって、
裏蓋を閉めた時の撮像素子の受光面の位置は、銀塩フィ
ルムの露光面に一致しない。すなわち、撮像素子の受光
面の位置は、被写体像の結像面の位置と一致しない。こ
のような撮像素子の配置で被写体を撮像すると、焦点の
合わない不鮮明な被写体像がメモリに記録されてしま
う。
【0005】本発明は、銀塩フィルムの露光面および撮
像素子の受光面の位置と被写体像の結像面の位置を容易
に一致させることができる一眼レフ型の銀塩デジタルス
チル両用カメラを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラの露光面
および受光面調整機構は、撮影光学系を介して銀塩フィ
ルムに被写体像を記録するための撮影動作を制御する撮
影動作制御手段と、撮影光学系を介して撮像素子に形成
されたに応じた画像信号を光電変換により発生させる撮
像動作を制御する撮像動作制御手段と、前記撮影光学系
による被写体像の結像面の位置を後退させるために、撮
影光学系の後方に着脱自在に設けられたフィルタとを備
え、フィルタの後方に撮像素子を配置するための撮像素
子収容領域が形成され、フィルタを取り外すことによっ
て、銀塩フィルムの露光面の位置が撮像光学系による被
写体像の結像面の位置と一致し、また、フィルタを装着
して撮像素子を撮像素子収容領域に配置することによっ
て、撮像素子の受光面の位置が被写体像の結像面の位置
と一致することを特徴とする。
【0007】フィルタは、被写体像の結像面の位置を前
記撮像素子の受光面の位置まで後退させるような厚さお
よび光の屈折率を有することが望ましい。このとき、フ
ィルタは、透明で厚さ一定のフィルタであり、フィルタ
における光の入射面および出射面が撮影光学系の光軸に
垂直な平面であることが望ましい。また、フィルタは、
所定の空間周波数における振幅伝達特性を下げるローパ
スフィルタと赤外線を遮断する赤外線カットフィルタを
撮影光学系の光軸に沿って重ね合わせることにより形成
されるフィルタ層であることが望ましい。
【0008】フィルタは、撮影光学系の光軸を選択的に
変えるミラーが設けられる空間において、固定部材を介
して固定されることが望ましい。
【0009】撮像素子は、カメラの裏蓋に備えられ、か
つ、撮像素子が備えられた裏蓋をカメラ本体に装着した
時に撮像素子の表面の位置が被写体像の結像面の位置と
一致するように、裏蓋の内側に取り付けられることが望
ましい。
【0010】撮像素子が備えられた裏蓋をカメラ本体に
装着することによって、撮影動作制御手段による被写体
の撮像が可能な状態になることが望ましい。そして、撮
像動作制御手段により撮像素子の受光面において形成さ
れた被写体像は、メモリに画像データとして記録される
ことが望ましい。
【0011】撮像素子は、銀塩フィルムに比べて厚みが
あり、撮像素子の受光面が撮像素子の内部に位置するこ
とが望ましい。また、撮像素子の受光面の領域は、銀塩
フィルムの1画面分の露光面の領域と同じであり、撮像
素子の寸法は、その1画面分の露光面の領域よりも大き
いことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態である一眼レフ型の銀塩デジタルスチル両用カメ
ラについて説明する。
【0013】図1は、銀塩デジタルスチル両用カメラの
主要な内部構成を示した図である。この一眼レフ型カメ
ラでは、銀塩フィルムに画像を記録する場合に適用され
る裏蓋と、CCDなど撮像素子により画像を撮像する場
合に適用される裏蓋が、別々に用意される。図1では、
銀塩フィルムへの画像記録用の裏蓋が、カメラ本体に取
り付けられている。
【0014】撮影光学系11は複数のレンズ(図示せ
ず)および絞り(図示せず)により構成され、カメラ本
体10に着脱可能である。カメラ本体10には、フィル
ム用裏蓋U1が取り付けられており、フィルム用裏蓋U
1の内側には、銀塩フィルムFを圧接するための圧板1
9が設けられている。なお、図1では、撮影光学系11
の光軸Eが一点鎖線により示される。以下では、光軸E
に沿ってフィルム用裏蓋U1側を後方、撮影光学系11
側を前方とする。
【0015】カメラ本体10内には、光軸Eの経路を選
択的に変更させるクイックリターンミラー12が設けら
れており、撮影光学系11の後方に配置される。クイッ
クリターンミラー12は、傾斜した位置(以下、ダウン
位置という)から、2点鎖線で示した水平位置(以下、
アップ位置という)の範囲において、回動することがで
きる。シャッタ17が作動しない間(銀塩フィルムFが
露光されない間)、クイックリターンミラー12はダウ
ン位置に置かれるが、シャッタ17が作動する時には、
クイックリターンミラー12はダウン位置からアップ位
置まで回転させられ(跳ね上げられ)、所定時間だけア
ップ位置の状態で止められる。
【0016】撮影動作が実行されない場合、被写体Mに
より反射した光は、撮影光学系11を通って収束し、ク
イックリターンミラー12によりピント板13の方向に
導かれる。すなわち、撮影光学系11により形成された
被写体像は、クイックリターンミラー12の上方に設け
られたピント板13に結像され、ペンタプリズム14、
ファインダ15を介して撮影者によって観察される。こ
のとき、観察される被写体像のピントは、銀塩フィルム
Fの露光面における被写体像のピントに対応しており、
観察される被写体像が合焦している場合、鮮明な被写体
像が銀塩フィルムFに記録される。
【0017】クイックリターンミラー12の光軸Eに沿
った後方には、シャッタ17が配置されている。このシ
ャッタ17は、先幕、後幕が連動して上下方向に移動す
る、いわゆるフォーカルプレーンシャッタである。シャ
ッタ17の後方には、銀塩フィルムFの露光面の位置Y
を規定するためのフィルムガイド部材18が取り付けら
れている。このフィルムガイド部材18により規定され
る光軸Eに沿った銀塩フィルムFの露光面の位置Yに、
被写体像の結像面の位置が定められる。
【0018】フィルムガイド部材18には、銀塩フィル
ムFの露光面と対向する部分に開口部(図示されない)
が設けられており、撮影光学系11を通った光は開口部
を通過して銀塩フィルムFに到達する。この開口部の領
域(アパ−チャ−)は、銀塩フィルムFの1画面分の露
光面の領域と一致している。フィルム用裏蓋U1がカメ
ラ本体に装着されると、銀塩フィルムFは、裏蓋U1の
内側に板ばね(図示せず)を介して取り付けられた圧板
19により、フィルムガイド部材18に圧接される。
【0019】なお、フィルム用裏蓋U1の一端は、カメ
ラ本体10に枢着され、これによりフィルム用裏蓋U1
が開閉可能となる。
【0020】カメラ本体10の上部には、レリーズスイ
ッチ(図示せず)が設けられており、レリーズスイッチ
が全押しされると、クイックリターンミラー12はアッ
プ位置まで移動し、この移動に連動してシャッタ17が
所定時間開放させられる。これにより、被写体像は、フ
ィルムガイド部材18における開口部を介して、銀塩フ
ィルムFの露光面において結像される。
【0021】銀塩フィルムFはロール状になってパトロ
ーネ(図示せず)に収納され、パトローネはカメラ本体
10内の一方の片側位置に設けられたパトローネ室(図
示せず)に格納される。パトローネから引き出された銀
塩フィルムFは、一対のガイドレール18aおよびガイ
ド片18bにより規定される銀塩フィルムFの移動通路
を通り、カメラ本体10内のもう一方の片側位置に設け
られた巻取りスプール(図示せず)に巻取られる。銀塩
フィルムFが収容されたパトローネがカメラ本体10内
に装填され、撮影動作が順次実行されると、銀塩フィル
ムFは一対のガイドレール18aおよびガイド片18b
により案内されながら給送され、フィルムガイド部材1
8における開口部を横切るように1画面分ずつ移動させ
られ、巻取りスプールによって順次巻き取られる。
【0022】クイックリターンミラー12の下方には、
自動焦点調節のために用いられるAF(自動焦点)ユニ
ット30が配置されており、AFユニット30には、光
学レンズ31および32と、ミラー33、そして受光素
子が並べられたライセンサ34が設けられている。クイ
ックリターンミラー12の背面には、サブミラー16が
設けられており、ハーフミラーの性質を有するクイック
リターンミラー12がダウン位置にある場合、撮影光学
系11を通過した光はサブミラー16において反射し、
AFユニット30のある下方へ導かれる。そして、AF
ユニット30に入った光は、光学レンズ31、32によ
り集光され、ミラー33を介してライセンサ34の受光
面に導かれる。これにより、被写体Mとカメラ本体10
との距離が測定され、焦点距離が調整される。このよう
な自動焦点調節は、レリーズスイッチが半押し状態にな
ることで実行される。
【0023】なお、レリーズスイッチが半押し状態とな
ると、ファインダ15内に設けられた測光用受光素子
(図示せず)により被写体Mの明るさが計測され、これ
により銀塩フィルムFに対する適正露光量が定められ
る。
【0024】図2は、フィルム用裏蓋U1をカメラ本体
10に取り付けた時に作動する主な電気的回路を示した
図である。
【0025】システムコントロール回路40は、内部に
演算処理用のCPU(図示せず)を有しており、カメラ
本体10の全体的制御を行う。
【0026】システムコントロール回路40には、電源
スイッチ49、レリーズ半押スイッチ50、レリーズ全
押スイッチ51、フィルムバック検出回路48が接続さ
れている。レリーズ半押スイッチ50とレリーズ全押ス
イッチ51は、カメラ本体10の上部に設けられたレリ
ーズスイッチの押下状態を検出するためのスイッチであ
り、また、フィルムバック検出回路48は、フィルム用
裏蓋U1がカメラ本体10に装着されたことを検出する
ための回路である。電源スイッチ49がON状態とな
り、銀塩フィルムFがカメラ本体10に装填され、フィ
ルム用裏蓋U1がカメラ本体10に装着されると、銀塩
フィルムFに被写体Mの画像を記録することが可能とな
り、レリーズスイッチが全押しされると、撮影光学系1
1を通った被写体像は、シャッタ17の開放により銀塩
フィルムFに記録される。なお、システムコントロール
回路40には、電源回路52が接続されている。
【0027】測光回路46では、被写体Mの明るさが、
図1に示したファインダ15内の受光素子により検出さ
れた光量に基づいて測定される。そして、測定された明
るさに基づいて適正な露光量が求められ、シャッタ17
のシャッタスピードおよび絞りZの絞り値が定められ
る。測距回路47では、被写体Mとカメラ本体10との
距離が、AFユニット30(図1参照)によって検出さ
れた距離データに基づいて測定される。そして、測定さ
れた距離に基づき、撮影光学系11内に設けられたレン
ズが、レンズ駆動回路42により駆動される。このよう
な測光、測距は、レリーズ半押スイッチ50がON状態
になると実行される。
【0028】シャッタ17は、シャッタ駆動回路44に
より駆動され、また、絞りZも、絞り駆動回路53によ
り絞られる。シャッタ17の駆動および絞りZの駆動
は、レリーズ全押スイッチ51がON状態になることで
実行され、このとき、絞りZは、測光に基づいて定めら
れた絞り値に応じて駆動され、また、シャッタ17も、
測光に基づいて定められたシャッタスピードに応じて駆
動される。ストロボ回路45では、ストロボの発光制御
が行われる。
【0029】コマ数検出回路54では、銀塩フィルムF
のパーフォレーションを計数することによって銀塩フィ
ルムFの給送量が検出される。また、フィルム感度検出
回路55では、銀塩フィルムFの感度が検出される。フ
ィルム巻上げ巻戻し駆動回路43では、銀塩フィルムF
の巻上げや巻戻しが制御される。
【0030】図3は、本実施形態で適用される撮像素子
を正面から見た平面図である。また、図4は、撮像素子
を横から見た図であり、部分的に撮像素子の内部を示し
ている。図3、図4を用いて、撮像素子の受光面の位置
について説明する。
【0031】図3では、本実施形態で適用される固体撮
像素子であるCCD41が示されており、光電変換素子
が配設されたセンサ(受光面)Cに光が当たると、光電
変換により画像信号が発生する。センサCの画像形成領
域(斜線部)Hは、銀塩フィルムFの1画面分の露光面
の領域(記録領域)と等しくなるように形成されてい
る。
【0032】一般に、CCD41など固体撮像素子に
は、センサCを保護するため、無色透明なカバーガラス
GがセンサCの上へ被せられる。そのため、CCD41
の寸法は、銀塩フィルムFの記録領域よりも大きくな
る。すなわち、CCD41の寸法は、フィルムガイド部
材18における開口部の領域(アパ−チャ−)よりも大
きい。
【0033】図4に示すように、CCD41の受光面側
の表面は、センサCを覆うカバーガラスGにより形成さ
れており、また、センサCとカバーガラスGの間には空
気の層Aが形成されている。したがって、CCD41の
厚さDは、カバーガラスGおよびセンサCの厚みと、空
気の層Aを合わせた厚さとなる。なお、CCD41の裏
側には、回路基板にCCD41を配設するためのピンP
Nが並んで取り付けられている。
【0034】このように、CCD41の厚さDは、銀塩
フィルムFの厚さに比べて大きく、センサCは、CCD
41のフィルムガイド部材18側の表面ではなく、CC
D41の内部に位置する。すなわち、CCD41の受光
面であるセンサCは、CCD41の表面から光軸に沿っ
て後方に位置する。したがって、CCD41をフィルム
ガイド部材18に圧接させても、CCD41の内部にあ
るセンサCは、銀塩フィルムFの露光面の位置に合わせ
た被写体像の結像面の位置と一致しない。
【0035】また、CCD41におけるセンサCの領域
が銀塩フィルムFの露光面の領域と等しい場合、CCD
41本体の寸法が、銀塩フィルムFの露光面の領域、す
なわちフィルム18における開口部の領域に比べて大き
いため、開口部の中を通してCCD41を撮影光学系1
1側に移動させ、センサCの位置を銀塩フィルムFの露
光面の位置、すなわち被写体像の結像面の位置と一致さ
せることができない。
【0036】そこで、本実施形態では、クイックリター
ンミラー12の後方に屈折性を有するフィルタを配置す
る。
【0037】図5は、被写体Mを撮像する場合にカメラ
本体10内に取り付けられるフィルタを示した斜視図で
ある。
【0038】フィルタ層FLは、ナイキスト周波数以上
の空間周波数における振幅伝達特性(MTF)を下げる
ためのローパスフィルタFL1と、赤外線を遮断する赤
外線カットフィルタFL2を重ね合わせた直方体のフィ
ルタによって構成され、2つのローパスフィルタFL1
の間に赤外線カットフィルタFL2が挟まれてれる。2
つのフィルタFL1、FL2は、本実施形態では紫外線
硬化樹脂により成形されている。
【0039】ローパスフィルタFL1と赤外線カットフ
ィルタFL2は、ともに長方形状に形成され、また、2
つのフィルタFL1、FL2の寸法は、撮影光学系11
を通ったすべての光(光束)が通過できるような寸法に
定められている。
【0040】撮影光学系11を通った光が入射するフィ
ルタ層FLの入射面FLAとシャッタ17の方向へ光が
出射する出射面FLBは、ともに光軸に対して垂直な平
面である。すなわち、フィルタ層FLは、光軸に沿って
厚さ一定(入射面FLAと出射面FLBが平行)であ
る。したがって、光軸に平行な光がフィルタ層FLに入
射すれば、光軸に平行な光がフィルタ層FLから出射す
る。
【0041】この2つのフィルタFL1、FL2は、透
明であり、フィルタ層FLの屈折率(>1)は、ローパ
スフィルタFL1、赤外線カットフィルタFL2の屈折
率に従う。
【0042】フィルタ層FLの下部には、フィルタ層F
Lをカメラ本体10内に取り付けるための固定部材Kが
接着されており、これによりフィルタ層FLは固定部材
Kにより固定される。固定部材Kは、平面板であり、ク
イックリターンミラー12の下に設けれられたAFユニ
ットに光を通すための開口部Tが、フィルタ層FLの前
に設けられている。ねじ孔Jは、ねじを通すための孔で
あり、このねじ孔Jにねじ(図示せず)を通し、カメラ
本体10内に設けられたねじ孔(図示せず)にねじを嵌
めることにより、固定部材Kが固定される。すなわち、
フィルタ層FLがカメラ本体10内において固定され
る。
【0043】図6は、フィルタ層FLを通過する光の経
路を示した図である。図6を用いて、被写体像の結像面
の後退について説明する。なお、ローパスフィルタFL
1と赤外線カットフィルタFL2との屈折率は異なる
が、図6では、話を簡単にするため、同じ屈折率を有す
ると仮定する。
【0044】図6には、撮影光学系11を通って光軸上
に収束する光の経路が示されている。光の経路にフィル
タ層FLが存在しなければ、光は破線で示すように進
み、位置Yで収束する。すなわち、位置Yが被写体像の
結像面の位置となる。
【0045】一般に、フィルタは1より大きい屈折率を
有し、フィルタに入射した光は、フィルタ内において角
度を変えて進行していく。フィルタ層FLの入射面FL
Aに入射した光は、図6で示すように、角度を変えてフ
ィルタ層FL内を進行する。そして、フィルタ層FLの
出射面FLBから出射した光は、フィルタ層FLに入射
した角度に沿って進行する。すなわち、入射面FLAに
おける入射角αと出射面FLBにおける出射角α’は等
しい。フィルタ層FLを通過した光は、位置Y’におい
て収束し、被写体像の結像面の位置は、銀塩フィルムF
における露光面の位置Yから位置Y’まで後退する。本
実施形態では、フィルタ層FLは、被写体像の結像面の
位置がCCD41のセンサCの位置まで後退するような
屈折率および厚さを有するように構成されており、位置
Yから位置Y’までの距離D’は、CCD41における
カバーガラスGからセンサCまでの距離(カバーガラス
Gとエア層Aとの厚さ)に等しい。
【0046】このように、フィルタ層FLを撮影光学系
11の後方に設けると、結像面の位置が後退する。本実
施形態では、CCD41により被写体Mを撮像する場
合、フィルタ層FLをカメラ本体10内に取り付けるこ
とで、CCD41の内部にあるセンサCの位置まで結像
面の位置を後退させる。
【0047】図7は、撮像素子が備えられた裏蓋を取り
付けた時のカメラの内部構成を示した図である。ただ
し、フィルタ層FLがクイックリターンミラー12の後
方に取り付けられている事以外に関しては、図1に示し
たカメラの内部構成と同じである。
【0048】CCD41の後方には、ピンPNがハンダ
付けされている回路基板CTが設けられており、固定ね
じ(図示せず)がこの回路基板CTを介して撮像用裏蓋
U2の内側に設けられたねじ穴(図示せず)に嵌められ
る。これにより、CCD41が撮像用裏蓋U2に固定さ
れる。
【0049】フィルタ層FLは、クイックリターンミラ
ー12をアップ位置に移動させることで、クイックリタ
ーンミラー12が設けられている空間領域に配置可能と
なる。固定ねじJ’により固定部材Kがカメラ本体10
に固定され、これによりフィルタ層FLがカメラ本体1
0に固定される。なお、フィルムガイド部材18の後方
には、CCD41が収容できる撮像素子収容領域が形成
されている。
【0050】撮像用裏蓋U2がカメラ本体10に装着さ
れた時、CCD41の表面は銀塩フィルムFの露光面の
位置に配置される。このとき、CCD41のセンサCの
位置は、フィルタ層FLにより後退した被写体像の結像
面の位置と一致する。
【0051】撮像用裏蓋U2の表側には、液晶表示装置
であるLCD(図示せず)が設けられており、撮像した
被写体像が表示される。カメラ本体10の上部には、モ
ード選択ダイヤル(図示せず)が設けられ、モード選択
ダイヤルの操作により、例えば、絞り優先モード、シャ
ッタ優先モード、および再生モードなどが選択される。
さらに、カメラ本体10の上部には、アップスイッチ、
ダウンスイッチ(両方とも図示せず)が設けられてお
り、例えば、絞り優先モードにおける絞り値がアップス
イッチ、ダウンスイッチの操作により選択される。
【0052】図8は、2つの裏蓋U1、U2をそれぞれ
カメラ本体10に装着した時の被写体像の結像面の位置
を示した図である。
【0053】図8に示すように、フィルム用裏蓋U1が
カメラ本体10に装着された場合には、フィルタ層FL
がカメラ本体内10から取り外され、撮像用裏蓋U2が
カメラ本体10に装着された場合には、フィルタ層FL
がカメラ本体10内に取りつけられる。これにより、銀
塩フィルムFの露光面およびCCD41のセンサC(受
光面)の位置が、被写体像の結像面の位置と一致する。
【0054】図9は、撮像用裏蓋U2をカメラ本体10
に装着した時に作動する主な電気的回路を示したブロッ
ク図である。CCD41が配設された回路基板Wは、撮
像用裏蓋U2がカメラ本体10に装着されると、カメラ
本体10内の回路基板(図示せず)と接続される。
【0055】システムコントロール回路40には、電源
スイッチ49、レリーズ半押スイッチ50、レリーズ全
押スイッチ51の他に、アップスイッチ54、ダウンス
イッチ55、選択モード検出回路56、デジタルバック
検出回路57が接続されている。モード選択検出回路5
6では、モード選択ダイヤルの操作により選択されたモ
ードが検出される。また、デジタルバック検出回路57
では、撮像用裏蓋U2のカメラ本体10への装着が検出
される。
【0056】撮像用裏蓋U2がカメラ本体10に装着さ
れた状態で撮像動作が実行されると、被写体像はCCD
41のセンサCにおいて結像され、これに応じた画像信
号が光電変換により発生する。CCD41は、CCD駆
動回路60により制御され、1画面分の画像信号が、C
CD駆動回路60により読み出される。CCD41から
読み出された画像信号は、相関二重サンプリング回路
(CDS)61においてリセット雑音が除去され、A/
D変換62においてアナログ信号からデジタル信号に変
換される。
【0057】デジタル化された画像信号は、信号処理回
路63に送られる。信号処理回路63では、様々な画像
処理、例えばガンマ補正や輪郭補正処理が施され、処理
された画像信号はシステムコントロール回路40を介し
てフィールドメモリ70に送られる。これにより、1画
面分の画像信号が一時的にフィールドメモリ70に格納
される。
【0058】一時的にフィールドメモリ70に格納され
た画像信号は、再びシステムコントロール回路40に送
られ、圧縮処理される。圧縮された画像信号は、フラッ
シュメモリ72に画像データとして格納される。なお、
フィールドメモリ70に対する画像信号の書き込みおよ
び読み出しの制御は、フィールドメモリコントローラ6
7により行われ、また、フラッシュメモリ72に対する
画像信号の書き込みおよび読み出しの制御は、フラッシ
ュメモリコントローラ71により行われる。
【0059】モード選択ダイヤルにより再生モードが選
択され、LCD66に記録された画像を再生する場合、
格納された画像データがフラッシュメモリ72から読み
出され、システムコントロール回路40において伸張処
理され、一時的にフィールドメモリ70に送られる。フ
ィールドメモリ70に一時的に格納された画像信号は、
システムコントロール回路40を介してD/A変換器6
4に送られ、デジタル信号からアナログ信号に変換され
る。
【0060】アナログ化された画像信号は、LCD駆動
回路65において所定の処理が施され、その画像信号に
基づいて電圧がLCD66に対して印加されることでL
CD66が駆動される。そして、バックライト69が点
灯されることにより、LCD66に被写体像が再生表示
される。バックライト69の点灯は、バックライト駆動
回路68により制御される。
【0061】タイミングジェネレータ58は、システム
コントロール回路40の制御に基づき、CCD駆動回路
60、CDS61、A/D変換機33、信号処理回路6
3、D/A変換機64、LCD駆動回路65、フィール
ドメモリコントローラ67に対してサンプルパルスなど
を出力し、これらの動作制御を行う。
【0062】図10は、撮影動作および撮像動作の手順
を示したフローチャートである。フィルム用裏蓋U1も
しくは撮像用裏蓋U2がカメラ本体10に装着される
と、撮影動作もしくは撮像動作が開始される。
【0063】ステップ101では、カメラ本体10に撮
像用裏蓋U2が装着されたか否かが判定される。すなわ
ち、撮像用裏蓋U2がカメラ本体10に取りつけられ、
閉じた状態であるか否かが判定される。
【0064】ステップ101において、撮像用裏蓋U2
が装着されず、フィルム用裏蓋U1が装着されたと判断
された場合、ステップ102に移る。ただし、フィルタ
層FLはカメラ本体10内から取り外されているものと
する。ステップ102では、撮影動作を実行するように
システムコントロール回路40が設定され、ステップ1
03に移る。ステップ103では、レリーズスイッチが
半押しされてレリーズ半押スイッチ50がON状態であ
るか否かが判定される。レリーズ半押スイッチ50がO
N状態であると判断されると、ステップ104に移る。
レリーズ半押スイッチ50がON状態ではないと判断さ
れた場合、レリーズ半押スイッチ50がON状態になる
まで、繰り返しステップ103が実行される。
【0065】ステップ104では、被写体の明るさおよ
び被写体までの距離が、測距回路46、および測光回路
57により測定される。そして、測定された明るさに基
づいて絞り値およびシャッタスピードが定められ、測定
された距離に基づいて自動焦点調整が実行される。測光
および自動焦点調整が実行されると、ステップ105に
移る。
【0066】ステップ105では、レリーズスイッチの
判押しが解除され、レリーズ半押スイッチ50がOFF
状態であるか否かが判定される。レリーズ判押スイッチ
50がOFF状態であると判断されると、ステップ10
3に戻る。レリーズ判押スイッチ50がOFF状態では
ないと判断された場合、ステップ106に移る。
【0067】ステップ106では、レリーズスイッチが
全押しされてレリーズ全押スイッチ51がON状態であ
るか否かが判定される。レリーズ全押スイッチ51がO
N状態であると判断されると、ステップ107に移る。
レリーズ全押スイッチ51がON状態ではないと判断さ
れた場合、ステップ105に移る。
【0068】ステップ107では、絞りZがステップ1
04により定められた絞り値まで絞り込まれ、また、シ
ャッタ17がステップ104により定められた時間だけ
開放される。このような絞りZとシャッタ17の駆動に
より、銀塩フィルムFが露光される。このとき、銀塩フ
ィルムFの露光面の位置は被写体像の結像面の位置と一
致しており、ピントの合った被写体像が銀塩フィルムF
に記録される。被写体像が銀塩フィルムFに記録される
と、ステップ108に移る。
【0069】ステップ108では、銀塩フィルムFがフ
ィルム巻上げ巻戻し回路43により給送され、銀塩フィ
ルムFが給送されると、一連の撮影動作は終了する。
【0070】ステップ101において、撮像用裏蓋U2
がカメラ本体10に装着されたと判断されると、ステッ
プ109に移る。ただし、フィルタ層FLはカメラ本体
10に取り付けられているものとする。ステップ109
では、撮像動作が実行されるようにシステムコントロー
ル回路40が設定され、ステップ110に移る。
【0071】ステップ110〜114の実行は、ステッ
プ103〜107の実行と同じである。すなわち、レリ
ーズスイッチが半押しされると測距、測光が行われ、レ
リーズスイッチが全押しされるとCCD41が露光さ
れ、これにより被写体像に応じた画像信号が得られる。
このとき、CCD41のセンサ(受光面)Cの位置は、
被写体像の結像面の位置と一致しており、被写体像がC
CD41のセンサC上において結像される。そして、ス
テップ115では、画像信号がCCD41から読み出さ
れ、システムコントロール回路40において圧縮され
る。圧縮された画像信号は、フラッシュメモリ72に画
像データとして格納される。被写体像が画像データとし
てフラッシュメモリ72に格納されると、一連の撮像動
作は終了する。
【0072】このように本実施形態によれば、CCD4
1により被写体を撮像する場合、フィルタ層FLがカメ
ラ本体10に取り付けられる。これにより、被写体像の
結像面の位置が撮像用裏蓋U2をカメラ本体10に装着
した時のCCD41内部にあるセンサCの位置まで後退
する。よって、銀塩フィルムFに対する撮影動作および
CCD41による撮像動作どちらを実行しても、合焦し
た被写体像が記録される。
【0073】フィルタ層FLは、カメラ本体10内にお
いて固定部材Kを介してねじにより取り付けられる。し
たがって、簡単にフィルタ層FLを取り付け/取り外す
ことが可能であり、撮影動作および撮像動作の切り替え
に対して手間がかからず、切り替え動作を短時間で行う
ことができる。
【0074】従来使用されている銀塩フィルム用の一眼
レフ型カメラにフィルタ層FLを着脱可能に設ける構成
であるため、今まで製造された一眼レフカメラの構成、
機構を大きく変更することなく、一眼レフ型の銀塩デジ
タルスチル両用カメラを製造することができる。
【0075】なお、本実施形態では、2つのフィルタF
L1、FL2によりフィルタ層FLを構成したが、フィ
ルタの代わりに、無色透明の光学ガラスを適用してもよ
い。また、1種類のフィルタのみをカメラ本体10に装
着してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、銀塩フィ
ルムの露光面および撮像素子の受光面の位置と被写体像
の結像面の位置を容易に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム用裏蓋が装着された一眼レフ型カメラ
の内部構成を示した図である。
【図2】カメラの電気的回路を示したブロック図であ
る。
【図3】撮像素子を正面から見た平面図である。
【図4】撮像素子を横から見た図である。
【図5】フィルタ層を示した斜視図である。
【図6】撮像光学系を通った光の経路を示した図であ
る。
【図7】撮像用裏蓋が装着された一眼レフ型カメラの内
部構成を示した図である。
【図8】被写体像の結像面の位置を示した図である。
【図9】カメラの電気的回路を示したブロック図であ
る。
【図10】撮影動作および撮像動作の手順を示したフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 撮影光学系 41 CCD(撮像素子) 72 フラッシュメモリ(メモリ) C センサ(受光面) E 光軸 F 銀塩フィルム FL フィルタ層(フィルタ) FL1 ローパスフィルタ FL2 赤外線カットフィルタ K 固定部材 Y 露光面の位置 U1 フィルム用裏蓋 U2 撮像用裏蓋

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系を介して銀塩フィルムに被写
    体像を記録するための撮影動作を制御する撮影動作制御
    手段と、 前記撮影光学系を介して撮像素子に形成された被写体像
    に応じた画像信号を光電変換によって発生させる撮像動
    作を制御する撮像動作制御手段と、 前記撮影光学系による被写体像の結像面の位置を後退さ
    せるために、前記撮影光学系の後方に着脱自在に設けら
    れたフィルタとを備え、 前記フィルタの後方に前記撮像素子を配置するための撮
    像素子収容領域が形成され、 前記フィルタを取り外すことによって、前記銀塩フィル
    ムの露光面の位置が前記撮像光学系による被写体像の結
    像面の位置と一致し、また、前記フィルタを装着して前
    記撮像素子を前記撮像素子収容領域に配置することによ
    って、前記撮像素子の受光面の位置が前記被写体像の結
    像面の位置と一致することを特徴とするカメラの露光面
    および受光面調整機構。
  2. 【請求項2】 前記フィルタが、前記被写体像の結像面
    の位置を前記撮像素子の受光面の位置まで後退させるよ
    うな厚さと光の屈折率を有することを特徴とする請求項
    1に記載のカメラの露光面および受光面調整機構。
  3. 【請求項3】 前記フィルタが、透明で厚さ一定のフィ
    ルタであり、前記フィルタにおける光の入射面および出
    射面が前記撮影光学系の光軸に垂直な平面であることを
    特徴とする請求項2に記載のカメラの露光面および受光
    面調整機構。
  4. 【請求項4】 前記フィルタが、所定の空間周波数にお
    ける振幅伝達特性を下げるためのローパスフィルタと赤
    外線を遮断する赤外線カットフィルタとを前記撮影光学
    系の光軸に沿って重ね合わせることにより形成されるフ
    ィルタ層であることを特徴とする請求項3に記載のカメ
    ラの露光面および受光面調整機構。
  5. 【請求項5】 前記フィルタが、前記撮影光学系の光軸
    を選択的に変更させるミラーが設けられる空間におい
    て、固定部材を介して固定されることを特徴とする請求
    項1もしくは請求項4に記載のカメラの露光面および受
    光面調整機構。
  6. 【請求項6】 前記撮像素子が、カメラの裏蓋に備えら
    れ、かつ、前記撮像素子が備えられた裏蓋をカメラ本体
    に装着した時に前記撮像素子の表面の位置が前記銀塩フ
    ィルムの露光面の位置と一致するように、裏蓋の内側に
    取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラの露光面および受光面調整機構。
  7. 【請求項7】 前記撮像素子が備えられた裏蓋を前記カ
    メラ本体に装着することによって、前記撮像動作制御手
    段による被写体の撮像が可能な状態になることを特徴と
    する請求項6に記載のカメラの露光面および受光面調整
    機構。
  8. 【請求項8】 前記撮像動作制御手段により前記撮像素
    子の受光面において形成された被写体像が、メモリに画
    像データとして記録されることを特徴とする請求項7に
    記載のカメラの露光面および受光面調整機構。
  9. 【請求項9】 前記撮像素子が、前記銀塩フィルムに比
    べて厚みがあり、前記撮像素子の受光面が前記撮像素子
    の内部に位置することを特徴とする請求項1もしくは請
    求項6に記載のカメラの露光面および受光面調整機構。
  10. 【請求項10】前記撮像素子の受光面の領域が、前記銀
    塩フィルムの1画面分の露光面の領域と同じであり、前
    記撮像素子の寸法が、その1画面分の露光面の領域より
    も大きいことを特徴とする請求項1もしくは請求項6に
    記載のカメラの露光面および受光面調整機構。
JP11114800A 1999-04-22 1999-04-22 カメラの露光面および受光面調整機構 Pending JP2000305158A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11114800A JP2000305158A (ja) 1999-04-22 1999-04-22 カメラの露光面および受光面調整機構
US09/557,909 US6374060B1 (en) 1999-04-22 2000-04-21 Hybrid camera selectively using photographic film and image sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11114800A JP2000305158A (ja) 1999-04-22 1999-04-22 カメラの露光面および受光面調整機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000305158A true JP2000305158A (ja) 2000-11-02

Family

ID=14647015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11114800A Pending JP2000305158A (ja) 1999-04-22 1999-04-22 カメラの露光面および受光面調整機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000305158A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5940642A (en) Electronic still photographic adaptor mountable single-lens reflex camera
US7593634B2 (en) Digital camera
JP4646442B2 (ja) デジタル一眼レフカメラ及びその制御方法、並びに記憶媒体
US6765618B1 (en) Subject selection device and in-focus portion indicating device
JPS63261242A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JP2001169180A (ja) デジタルカメラ
US7609960B2 (en) Finder device and camera
US6259863B1 (en) Silver halide photographic and electronic image pickup camera
US6374060B1 (en) Hybrid camera selectively using photographic film and image sensor
JP3018319B2 (ja) 写真装置
JP2000321488A (ja) カメラ
JP2000305158A (ja) カメラの露光面および受光面調整機構
JP3563997B2 (ja) カメラの露光面および受光面調整機構
JP2010224290A (ja) カメラ
JP3615962B2 (ja) カメラの露光面および受光面調整機構
JP3563998B2 (ja) カメラの露光面および受光面調整機構
JPH10142685A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JPH10104736A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2602828B2 (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JP2928864B2 (ja) 写真装置
JP2522283B2 (ja) 自動焦点合焦装置
JP2003057718A (ja) レンズカバー付きカメラ
JP2000180950A (ja) 撮影動作制御装置
JP4194542B2 (ja) 撮像装置
JP2006003460A (ja) 撮影装置および撮影システム