JP2000305134A - ミラーユニット及びカメラ - Google Patents

ミラーユニット及びカメラ

Info

Publication number
JP2000305134A
JP2000305134A JP2000037173A JP2000037173A JP2000305134A JP 2000305134 A JP2000305134 A JP 2000305134A JP 2000037173 A JP2000037173 A JP 2000037173A JP 2000037173 A JP2000037173 A JP 2000037173A JP 2000305134 A JP2000305134 A JP 2000305134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
camera
photographer
state
mirror unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000037173A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Aizawa
剛 愛沢
Takeshi Kamisaka
武史 上坂
Takeshi Kakita
剛 垣田
Takeyoshi Iguchi
竹喜 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000037173A priority Critical patent/JP2000305134A/ja
Publication of JP2000305134A publication Critical patent/JP2000305134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラを把持する撮影者自身を撮影する場合
に、撮影者が撮影画枠を把握することができるミラーユ
ニット及びカメラを提供する。 【解決手段】ミラーユニット10がカメラ20に取り付
けられたとき、カメラ20を把持した撮影者が、ミラー
15において反射された撮影者自身の像を視認できるよ
うに、ミラー15が配置されるため、撮影者はカメラ2
0を把持したまま、かかる撮影画枠内に自身がおさまっ
ているか否か判断することができる。また、ミラーユニ
ット10は、カメラ20に対して取り外し自在であるの
で、不要な場合には取り外したりすることができるた
め、取り扱いやすく、よりユーザーフレンドリーなもの
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラーユニット及
びカメラに関し、特にカメラを把持した撮影者自身を被
写体とできるミラーユニット及びそれを取り付け可能な
カメラに関する。
【0001】
【従来の技術】カメラを用いた通常の撮影においては、
撮影者がカメラのファインダを覗いて所望の被写体を選
択し、最適なシャッタチャンスでシャッタレリーズを行
うようになっている。カメラはこのような撮影に適した
構成を有しており、より具体的には、カメラを構えた撮
影者の目で覗けるような位置にファインダが設けられ、
カメラを把持した右手の人差し指が丁度のるような位置
にレリーズボタンが設けられている。従って、カメラ
は、本来的に撮影者自身を撮影するように構成されては
いないと言える。
【0002】これに対し、撮影者は自らが被写体となる
ことを所望する場合がある。かかる場合、撮影者はカメ
ラを三脚にセットし、セルフタイマ機構もしくは遠隔操
作式のレリーズ機構を用いて撮影を行うか、撮影者以外
の者に依頼して撮影を行うか、状況に応じていずれかの
撮影態様を適宜選択するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、三脚は
カメラに比し重量がありかつ嵩張るものであるため、撮
影者が常時携帯するには不便であり、撮影者が自身の撮
影を所望するとき、常に三脚を使えるとは限らない。ま
た、セルフタイマ機構を用いた撮影では、最適なシャッ
タチャンスをとらえて撮影を行うことが困難であるとい
う問題がある。更に、撮影を所望する場所において撮影
者のみしか存在しない場合もあり、かかる場合には、撮
影者以外の者に撮影を依頼することは不可能である。
【0004】ところで、従来技術のカメラを左手のみで
把持しつつ撮影者自身に相対させ、その状態で腕をいっ
ぱいに伸ばすことにより、撮影者自らを撮影することは
可能である。しかしながら、そのようにして撮影が可能
であるとしても、カメラを把持した撮影者が、かかるカ
メラの撮影画枠内におさまっているか否か、その撮影者
は判断できないという問題がある。
【0005】これに対し、カメラの前面にミラーを貼り
付けて、カメラを把持した撮影者が視認できるようにす
れば足りるという考えもある。ところが、カメラを把持
した撮影者が自身を、常時撮影することは殆どあり得
ず、むしろ通常の撮影の方が頻度的には高いと予想され
る。従って、そのような撮影を行いたいユーザーのみ
が、たとえば後付でミラーを装着できるようにした方が
好ましいと言える。一方、カメラの表面は、ファインダ
や測距センサなど、各種の装置が配置されているため、
これらの機能を阻害することなく、いかなる場所にミラ
ーを設置すれば良いかの問題もある。更に、ミラーは傷
つきやすいものであるため、不使用時には極力収納する
ようにして、その傷つき等を防止する必要もある。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑み、カメラを
把持する撮影者自身を撮影する場合に、撮影者が撮影画
枠を把握することができるミラーユニット及びカメラを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、第1の本発明のミラーユニットは、カメラに取り付
け可能なミラーユニットであって、ミラーと、前記ミラ
ーを支持するとともに、カメラヘ取り付け可能である取
り付け部とを有し、カメラに前記取り付け部を介して取
り付けたとき、前記ミラーはカメラの上面の上部に配置
され、カメラの前面を撮影者自身に向けてカメラを把持
した撮影者が、前記ミラーにより反射された撮影者自身
の像を視認可能となるように構成されていることを特徴
とする。
【0008】第2の本発明のミラーユニットは、カメラ
に取り付け可能なミラーユニットであって、ミラーと、
前記ミラーを支持するとともに、カメラへ取り付け可能
である取り付け部とを有し、カメラの撮影画枠の形状又
はサイズを示す表示を備えたことを特徴とする。
【0009】第3の本発明のミラーユニットは、カメラ
に取り付け可能なミラーユニットであって、ミラーと、
前記ミラーを支持するとともに、カメラへ取り付け可能
である取り付け部と、前記ミラーと前記取り付け部とを
連結するリンク機構とを有し、前記リンク機構を介して
前記ミラーが前記取り付け部に対して回動可能であるこ
とを特徴とする。
【0010】第4の本発明のカメラは、撮影レンズを遮
蔽する遮蔽位置と、前記撮影レンズを開放する開放位置
との間で移動可能なバリヤ部材と、前記バリヤ部材に取
り付けられたミラーとを有し、前記バリヤ部材が前記開
放位置に移動した場合には、前記撮影レンズを撮影者自
身に向けてカメラを把持した撮影者が、前記ミラーによ
り反射された撮影者自身の像を視認可能となる位置に、
前記ミラーが移動されることを特徴とする。
【0011】第5の本発明のカメラは、撮影レンズを撮
影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、ミラーに
反射された撮影者自身の像を視認できる視認可能状態
と、視認できない視認不能状態との間で移動可能に前記
ミラーを支持する支持部材と、メインスイッチの投入に
応じて、前記視認可能状態に前記支持部材を移動する駆
動手段とを有することを特徴とする。
【0012】第6の本発明のカメラは、撮影レンズを遮
蔽する遮蔽位置と、前記撮影レンズを開放する開放位置
との間で移動可能なバリヤ部材と、前記撮影レンズを撮
影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、ミラーに
反射された撮影者自身の像を視認できる視認可能状態
と、視認できない視認不能状態との間で移動可能に前記
ミラーを支持する支持部材と、前記バリヤ部材の前記開
放位置への移動に応じて、前記視認可能状態に前記支持
部材を移動する駆動手段とを有することを特徴とする。
【0013】第7の本発明のカメラは、カメラ背面に形
成されたアイピース部に、ミラーユニットの取り付け部
を装着可能なカメラであって、前記アイピース部に前記
取り付け部を装着した際に、前記取り付け部が前記アイ
ピース部から外れることを抑止する抑止手段を、前記ア
イピース部及び/又は前記取り付け部に設けたことを特
徴とする。
【0014】第8の本発明のカメラは、撮影レンズを遮
蔽する遮蔽位置と、前記撮影レンズを開放する開放位置
との間で移動可能なバリヤ部材と、ミラーとを有し、前
記バリヤ部材が前記開放位置に移動した場合には、前記
撮影レンズを撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影
者が、前記ミラーにより反射された撮影者自身の像を視
認可能となる位置に、前記ミラーが設けられていること
を特徴とする。
【0015】
【作用】第1の本発明のミラーユニットによれば、カメ
ラに取り付け可能なミラーユニットであって、ミラー
と、前記ミラーを支持するとともに、カメラへ取り付け
可能である取り付け部とを有し、カメラに前記取り付け
部を介して取り付けたとき、前記ミラーはカメラの上面
の上部に配置され、カメラの前面を撮影者自身に向けて
カメラを把持した撮影者が、前記ミラーにより反射され
た撮影者自身の像を視認可能となるように構成されてい
るので、撮影者はカメラを把持したまま、かかる撮影画
枠内に自身がおさまっているか否か判断することができ
る。また、前記ミラーユニットを、カメラに対して取り
外せるようにすれば、不要な場合には取り外して携帯性
等を向上させることができるため、取り扱いやすく、よ
りユーザーフレンドリーなものとなっている。
【0016】更に、前記ミラーユニットがカメラに対し
て着脱自在に構成されていれば、必要に応じて取り外す
ことが出来て好ましい。
【0017】又、前記取り付け部が、カメラのアイピー
ス部に装着可能であれば、前記ミラーユニット装着のた
めにカメラの形状を大きく変更する必要がなく好まし
い。
【0018】更に、前記取り付け部に、カメラのアイピ
ース部に係合される突起又は凹部を設ければ、前記ミラ
ーユニットの装着を容易に行えるため好ましい。
【0019】又、前記ミラーユニットを、カメラに前記
取り付け部を介して取り付けたとき、前記取り付け部に
よって、カメラの前面を撮影者自身に向けてカメラを把
持した撮影者が、前記ミラーにより反射された撮影者自
身の像を視認できる視認可能状態と、視認できない視認
不能状態とに、前記ミラーが変位可能であれば、前記ミ
ラーを使用しないときは視認不能状態にしておけるため
便利である。
【0020】更に、前記ミラーユニットが、カメラに取
り付けられていないとき、前記取り付け部によって、前
記視認不能状態に前記ミラーが変位される位置よりも更
に折り畳み方向に、前記ミラーが変位可能であると、前
記ミラーを使用しないときは前記ミラーユニットを取り
外した状態で、折り畳んでコンパクトな状態のまま収納
出来るため好ましい。
【0021】又、前記ミラーがその正面からみて矩形状
であり、前記ミラーが前記視認可能状態にあるとき、前
記ミラーの垂直方向長さは、水平方向長さよりも短く、
且つカメラ上面の前後方向長さよりも短いと、例えばミ
ラーを折り畳んだ状態でカメラを収納する際に、カメラ
の前後長よりミラーがはみ出ないため収納に便利であ
る。
【0022】更に、カメラに前記取り付け部を介して取
り付けたとき、前記取り付け部によって、前記ミラーが
カメラの上面に向け、被写体側に傾動可能であると、前
記ミラーを使用しないときは折り畳んでミラーのキズ付
きを防止したり、ケースに収納しやすくできるので好ま
しい。
【0023】又、前記ミラーが前記視認不能状態に変位
した状態であって、前記ミラーがカメラの上面に最も近
接した状態において、前記ミラーの被写体側縁は、カメ
ラの前面より後方側に配置されるよう構成されている
と、前記ミラーを使用しないときは折り畳んでカメラの
上面に対向させてミラーのキズ付きを防止したり、ケー
スに収納しやすくできるので好ましく、また周囲のもの
にひっかかるという不具合を抑えることが出来るので好
ましい。
【0024】更に、前記ミラーの回転軸が、カメラの上
面の前後方向中央より後方側に配置されるよう構成され
ていると、反射位置のごとき視認可能状態にあるミラー
の高さを大きく撮ることが出来、視野率を高めることが
出来る。
【0025】又、前記視認可能状態が、カメラの前面を
撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が視認する
前記ミラーに映る画像が、カメラの撮影画枠に収まる画
像とほぼ一致する状態であると、撮影者の視認した画像
がそのまま撮影されるため好ましい。
【0026】更に、前記視認可能状態は、カメラの前面
を撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が視認す
る前記ミラーに映る画像が、カメラの撮影画枠に収まる
画像よりも小さい状態であれば、少なくとも撮影者の視
認した画像が撮影されるため好ましい。
【0027】又、前記視認可能状態にあるとき、カメラ
の前面を撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が
視認する前記ミラーに映る画像の最も広い範囲が、カメ
ラの所定の撮影画枠に収まる画像の範囲よりも小さい
と、撮影者の視認した画像が撮影される可能性が高まる
ため好ましい。
【0028】更に、前記ミラーユニットを、カメラに前
記取り付け部を介して取り付けたとき、前記取り付け部
は、カメラの背面と上面とに接する形状であると、前記
ミラーユニットがカメラに対してしっかり支持されるた
め好ましい。
【0029】又、カメラの撮影画枠の形状又はサイズを
示す表示を有すれば、撮影画枠の形状又はサイズに応じ
て、撮影がなされる画像の範囲がわかるため好ましい。
【0030】更に、前記ミラーはハーフミラーである
と、カメラの後方から前記ミラーを介して前方を見通せ
るようにもでき好ましい。
【0031】又、前記ミラーは凸面鏡であると、小さい
ミラーで広範囲な画像が視認できるため便利である。
【0032】更に、前記ミラーユニットが、前記ミラー
と前記取り付け部とを連結するリンク機構を有し、前記
リンク機構は、前記ミラーの回転軸をスライド移動させ
つつ、前記取り付け部に対して前記ミラーを回動可能と
したので、移動範囲をコンパクトにすることが出来る。
【0033】第2の本発明のミラーユニットによれば、
カメラに取り付け可能なミラーユニットであって、ミラ
ーと、前記ミラーを支持するとともに、カメラへ取り付
け可能である取り付け部とを有し、カメラの撮影画枠の
形状又はサイズを示す表示を備えたので、撮影者はカメ
ラを把持したまま、前記表示が示す形状又はサイズの撮
影画枠内に自身がおさまっているか否か判断することが
できる。また、前記ミラーユニットを、カメラに対して
取り外せるようにすれば、不要な場合には取り外して携
帯性等を向上させることができるため、取り扱いやす
く、よりユーザーフレンドリーなものとなっている。
【0034】第3の本発明のミラーユニットによれば、
カメラに取り付け可能なミラーユニットであって、ミラ
ーと、前記ミラーを支持するとともに、カメラへ取り付
け可能である取り付け部と、前記ミラーと前記取り付け
部とを連結するリンク機構とを有し、前記リンク機構を
介して前記ミラーが前記取り付け部に対して回動可能で
あるので、撮影者はカメラを把持したまま、かかる撮影
画枠内に自身がおさまっているか否か判断することがで
きる。また、前記ミラーユニットを、カメラに対して取
り外せるようにすれば、不要な場合には取り外して携帯
性等を向上させることができるため、取り扱いやすく、
よりユーザーフレンドリーなものとなっている。更に、
前記リンク機構により前記ミラーの移動範囲をコンパク
トに収めている。
【0035】カメラが、前記ミラーユニットの前記取り
付け部と係合する取り付け部を有すると好ましい。
【0036】第4の本発明のカメラによれば、撮影レン
ズを遮蔽する遮蔽位置と、前記撮影レンズを開放する開
放位置との間で移動可能なバリヤ部材と、前記バリヤ部
材に取り付けられたミラーとを有し、前記バリヤ部材が
前記開放位置に移動した場合には、前記撮影レンズを撮
影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、前記ミラ
ーにより反射された撮影者自身の像を視認可能となる位
置に、前記ミラーが移動されるので、撮影を行うため前
記バリヤ部材を前記開放位置に移動させた撮影者は、前
記カメラを把持したまま、撮影画枠内に自身がおさまっ
ているか否か判断することができる。
【0037】更に、前記バリヤ部材が前記撮影レンズを
遮蔽する遮蔽位置にあるときに、前記ミラーが前記バリ
ア部材の前記撮影レンズに対向する面に設けられている
と好ましい。
【0038】又、前記バリア部材は、前記撮影レンズの
下方において枢動可能に設けられ、前記撮影レンズの前
方下側への傾動により前記開放位置に移動すると好まし
い。
【0039】第5の本発明のカメラによれば、撮影レン
ズを撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、ミ
ラーに反射された撮影者自身の像を視認できる視認可能
状態と、視認できない視認不能状態との間で移動可能に
前記ミラーを支持する支持部材と、メインスイッチの投
入に応じて、前記視認可能状態に前記支持部材を移動す
る駆動手段とを有するので、撮影に際し、メインスイッ
チの投入を行えば、撮影者自身の像を視認できる視認可
能状態へと、前記ミラーが移動するため、撮影者は前記
カメラを把持したまま、かかる撮影画枠内に自身がおさ
まっているか否か判断することができる。
【0040】第6の本発明のカメラによれば、撮影レン
ズを遮蔽する遮蔽位置と、前記撮影レンズを開放する開
放位置との間で移動可能なバリヤ部材と、前記撮影レン
ズを撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、ミ
ラーに反射された撮影者自身の像を視認できる視認可能
状態と、視認できない視認不能状態との間で移動可能に
前記ミラーを支持する支持部材と、前記バリヤ部材の前
記開放位置への移動に応じて、前記視認可能状態に前記
支持部材を移動する駆動手段とを有するので、撮影に際
し、前記バリヤ部材を開放位置ヘと移動させれば、撮影
者自身の像を視認できる視認可能状態へと、前記ミラー
が移動するため、撮影者は前記カメラを把持したまま、
かかる撮影画枠内に自身がおさまっているか否か判断す
ることができる。
【0041】更に、前記視認不能状態が、前記ミラ―が
収納された状態であり、前記視認可能状態が、前記ミラ
ーが収納された状態でのカメラ外形に対して前記ミラー
が突出された状態であれば、必要に応じてカメラをコン
パクトな状態に変更できるため好ましい。
【0042】又、前記ミラーが凸面鏡であると、小さい
ミラーで広範囲な画像が視認できるため便利である。
【0043】第7の本発明のカメラによれば、カメラ背
面に形成されたアイピース部に、ミラーユニットの取り
付け部を装着可能なカメラであって、前記アイピース部
に前記取り付け部を装着した際に、前記取り付け部が前
記アイピース部から外れることを抑止する抑止手段を、
前記アイピース部及び/又は前記取り付け部に設けたの
で、撮影者が前記カメラを把持したまま、撮影画枠内に
自身がおさまっているか否か判断することができるミラ
ーユニットを、不要な場合には取り外して携帯性等を向
上させることができるため、取り扱いやすく、よりユー
ザーフレンドリーなものとなっている。又、かかるミラ
ーユニットを取り付けた状態では、前記抑止手段により
前記ミラーユニットの取り付け部が前記アイピース部か
ら外れることが抑止されるので便利である。尚、抑止手
段とは、例えば装着時に互いに係合し合う突起と凹部が
考えられるがこれに限らない。
【0044】第8の本発明のカメラによれば、撮影レン
ズを遮蔽する遮蔽位置と、前記撮影レンズを開放する開
放位置との間で移動可能なバリヤ部材と、ミラーとを有
し、前記バリヤ部材が前記開放位置に移動した場合に
は、前記撮影レンズを撮影者自身に向けてカメラを把持
した撮影者が、前記ミラーにより反射された撮影者自身
の像を視認可能となる位置に、前記ミラーが設けられて
いるので、撮影に際し、前記バリヤ部材を開放位置へと
移動させれば、撮影者自身の像を視認できる視認可能と
なる位置になる前記ミラーによって、撮影者は前記カメ
ラを把持したまま、かかる撮影画枠内に自身がおさまっ
ているか否か判断することができる。
【0045】本発明のミラーユニットによれば、ミラー
と、前記ミラーを支持すると共に、前記カメラに取り付
けられる取り付け部とを有し、前記ミラーユニットが前
記カメラに取り付けられたとき、前記ミラーは前記カメ
ラの上面に配置され、前記カメラを把持した撮影者が、
前記ミラーにおいて反射された前記撮影者自身の像を視
認できるようになっているので、撮影者は前記カメラを
把持したまま、かかる撮影画枠内に自身がおさまってい
るか否か判断することができる。また、前記ミラーユニ
ットを、カメラに対して取り外せるようにすれば、不要
な場合には取り外して携帯性等を向上させることができ
るため、取り扱いやすく、よりユーザーフレンドリーな
ものとなっている。
【0046】前記ミラーユニットは、前記カメラより脱
着自在となっていると好ましい。
【0047】前記ミラーユニットの取り付け部を、前記
カメラの背面に形成されたアイピース部に装着すること
によって、前記ミラーユニットが前記カメラに取り付け
られるようになっていると好ましい。
【0048】前記アイピース部と前記取り付け部との間
には、前記ミラーユニットが前記アイピース部から抜け
出ることを抑止する抜け抑止手段が設けられていると好
ましい。
【0049】前記抜け抑止手段は、前記アイピース部と
前記取り付け部の一方に設けられた突起と、他方に設け
られた凹部とを有し、前記突起と前記凹部とを係合させ
ることにより、前記ミラーユニットが前記アイピース部
から抜け出ることを抑止するようになっていると好まし
い。
【0050】前記ミラーユニットを前記カメラに取り付
けたとき、前記ミラーは、前記カメラを把持した撮影者
が、前記ミラーにおいて反射された前記撮影者自身の像
を視認できる反射位置と、前記反射位置とは異なる収納
位置との間で移動可能となっていると好ましい。
【0051】前記ミラーユニットを前記カメラから取り
外したときに、前記反射位置と前記収納位置とは異なる
折り畳み位置へと、前記ミラーは移動可能となっている
と好ましい。
【0052】前記ミラーは矩形状であり、前記反射位置
にある前記ミラーの垂直方向長さは、水平方向長さより
も短く、かつ前記カメラの前後方向長さより短いと好ま
しい。
【0053】前記ミラーは、被写体側に傾動することに
より前記収納位置に移動するようになっており、前記収
納位置において、前記ミラーは前記カメラの表面に近接
し、かつ前記ミラーの被写体側縁は、前記カメラの前面
より後方側に配置されると好ましい。
【0054】前記ミラーの回転軸は、前記カメラの前後
方向中央より後方側に配置されていると好ましい。
【0055】前記反射位置は、前記カメラの前後方向中
央より後方であって、前記カメラを把持した撮影者が視
認する前記ミラーに映る画像が、前記カメラの撮影画枠
に収まる画像とほぼ一致する位置であると好ましい。
【0056】前記取り付け部は、少なくとも前記カメラ
の背面と上面とに接する形状を有していると好ましい。
【0057】前記ミラーには、撮影画枠の形状を示す表
示が付されていると好ましい。
【0058】前記ミラーはハーフミラーであると好まし
い。
【0059】前記ミラーは凸面鏡であると好ましい。
【0060】前記ミラーと前記取り付け部とを連結する
リンク機構が設けられ、前記リンク機構は、前記ミラー
の回転軸を前記カメラの後方側へ移動させつつ、前記ミ
ラーを傾動させると好ましい。
【0061】本発明のカメラによれば、撮影レンズを遮
蔽する遮蔽位置と、撮影レンズを開放する開放位置との
間を移動自在なバリヤ部材と、前記バリヤ部材に取り付
けられ、ミラーを備えたミラー部材とを有し、前記バリ
ヤ部材が前記開放位置に移動した場合には、前記カメラ
を把持した撮影者が、前記ミラーにおいて反射された前
記撮影者自身の像を視認できる位置に、前記ミラー部材
が移動するので、撮影に際し、バリヤ部材を開放位置へ
と移動させれば、撮影者自身の像を視認できる反射位置
へと、前記ミラー部材が移動するため、撮影者は前記カ
メラを把持したまま、かかる撮影画枠内に自身がおさま
っているか否か判断することができる。
【0062】前記バリヤ部材は、前記カメラの撮影レン
ズの下方において枢動可能に取り付けられており、前方
に傾動することによって前記開放位置へと移動すると好
ましい。
【0063】本発明のカメラによれば、カメラを把持し
た撮影者が、反射された前記撮影者自身の像を視認でき
る反射位置と、前記反射位置とは異なる非反射位置との
間で移動可能なミラー部材と、前記カメラの電源投入に
応じて、前記ミラー部材を前記反射位置から前記非反射
位置へと移動する駆動手段とを有するので、撮影に際
し、電源投入を行えば、撮影者自身の像を視認できる反
射位置へと、前記ミラー部材が移動するため、撮影者は
前記カメラを把持したまま、かかる撮影画枠内に自身が
おさまっているか否か判断することができる。
【0064】前記ミラー部材の前記非反射位置は、前記
カメラの内部であり、前記ミラー部材の前記反射位置
は、前記カメラから突出する位置であると好ましい。
【0065】本発明のカメラによれば、カメラを把持し
た撮影者が、反射された前記撮影者自身の像を視認でき
る反射位置と、前記反射位置とは異なる非反射位置との
間で移動可能なミラー部材と、撮影レンズを遮蔽する遮
蔽位置と、撮影レンズを開放する開放位置との間を移動
自在なバリヤ部材と、前記バリヤ部材が前記遮蔽位置か
ら前記開放位置へと移動したことに応じて、前記ミラー
部材を前記反射位置から前記非反射位置へと移動する駆
動手段とを有するので、撮影に際し、バリヤ部材を開放
位置へと移動させれば、撮影者自身の像を視認できる反
射位置へと、前記ミラー部材が移動するため、撮影者は
前記カメラを把持したまま、かかる撮影画枠内に自身が
おさまっているか否か判断することができる。
【0066】前記ミラー部材の前記非反射位置は、前記
カメラの内部であり、前記ミラー部材の前記反射位置
は、前記カメラから突出する位置であると好ましい。
【0067】前記ミラー部材に備えられたミラーは、凸
面鏡であると好ましい。
【0068】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明するが、本明細書中において説
明に用いる「セルフポートレートモード」とは、三脚や
セルフタイマーを用いることなく、カメラを把持した撮
影者自身を撮影するのに適した撮影モードをいうものと
する。また、同様に「通常モード」とは、たとえば日中
屋外で被写体距離が3m程度の被写体を撮影するのに適
した撮影モードをいうものとする。図1乃至3は、本実
施の形態にかかるミラーユニットを示す図であり、図1
は、ミラーを立てた状態で示す図であり、図2は、ミラ
ーを伏せた状態で示す図である。図3は、ミラーを折り
畳んだ状態で示す図であるが、このようにミラーを折り
畳むことができれば、たとえばミラーユニットを単品で
保管等する場合にスペースをとらず便利である。各図を
参照して、ミラーユニットについて説明する。
【0069】図1において、ミラーユニット10は、垂
直方向に延在する一対の脚部11と、脚部11の上端を
連結する連結部12と、連結部12の中央から前方へと
延在する支持部13と、支持部13に支持される枠部1
4と、枠部14内に嵌め込まれた凸面鏡であるミラー1
5とから構成されている。ミラー15の曲率は、カメラ
を把持する撮影者が観察したときに、ミラー15の領域
と、ミラーユニット10が取り付けられるカメラの撮影
画枠とが一致するように設定されている。尚、脚部1
1,連結部12及び支持部13で取り付け部を構成す
る。
【0070】脚部11の下方端近傍には、互いに対向す
る凹部11aが形成されている。連結部12と脚部11
との接合部12aは、取り付けられるカメラの背面上縁
に合わせて滑らかな曲面を描いている。支持部13は、
図2に示すように、前方に延在する一対の支持アーム1
3aを有し、各支持アーム13aの前方端には、軸線が
水平方向に延在する開口13bが設けられている。
【0071】枠部14は、下方端において、水平方向に
対向して延在する一対の枢軸14cを有している。枢軸
14cを開口13bに嵌合させることにより、枠部14
は支持部13に回転(傾動)可能に取り付けられてい
る。枠部14と支持部13との回動を制限するクリック
機構(不図示)等を設ければ、枠部14と支持部13と
を、図1乃至3に示す各状態に保持することができ、た
とえば自重等により不用意に傾動する恐れがなくなる。
枠部14は、図1に示す状態で前方側に、浅い矩形状の
へこみ14aを有すると共に、上縁に横長突起14bを
有する。枠部14のへこみ14a内に嵌め込まれたミラ
ー15は、垂直方向長さが水平方向長さより短くなって
おり、いわゆるハイビジョンサイズ(縦横比が9:1
6)と称される種類の写真サイズに相似する形状となっ
ている。
【0072】ミラー15には、それぞれ4つの指標15
a及び15bが刻設又は印刷されている。対向する指標
15aをつなぐことにより形成される矩形枠は、いわゆ
るコンベンショナルサイズ(縦横比2:3)と称される
種類の写真サイズに相似する形状となっている。一方、
対向する指標15bをつなぐことにより形成される矩形
枠は、いわゆるパノラマサイズ(縦横比1:3)と称さ
れる種類の写真サイズに相似する形状となっている。か
かる指標15a、15bがいかなる種類の写真サイズに
対応するか、指標に近接して、たとえばコンベンショナ
ルサイズを示す「C」やパノラマサイズを示す「P」な
どの符号を併せて刻設又は印刷することができる。
【0073】本実施の形態にかかるミラーユニットは、
主たる用途として、カメラに取り付けられて、かかるカ
メラを把持する撮影者自身を撮影する時に、撮影者が撮
影画枠内に自分が収まるか否か判断するために用いられ
る。カメラによっては、上述したごとき写真サイズを、
切り替えスイッチ等により指定できるようになっている
ものがあるが、本実施の形態においてはハイビジョンサ
イズで写真を撮影する際には、反射位置にあるミラー1
5全体に映り込んだ像がフィルムに露光されるようにな
っている。従って、撮影者は、ミラー15内に、自身及
び撮影したい被写体が収まったことを確認してレリーズ
操作を行えばよい。一方、コンベンショナルサイズやパ
ノラマサイズを所望する場合には、指標15a、15b
により区分けされる矩形枠内に、自身を含む被写体が収
まったことを確認してレリーズ操作を行えば、対応する
被写体が写った写真を得ることができる。従って、この
用途において、ミラーユニット10をカメラに取り付け
た場合におけるミラー15の適切な位置について考察す
る。
【0074】図4、5は、カメラに対しミラー位置を変
更した状態を示す図である。図4において、ミラーユニ
ット10をカメラ20に取り付けたときに、矢印Aに示
す位置(ミラーの回転軸がカメラ20の前面にほぼ一致
する位置)にミラーを配置すると、カメラの前方にいる
撮影者との距離が近づき、若干拡大率も高くなることか
らミラーの視認性は高まるといえる。
【0075】ところで、ミラーユニット10を装着した
まま、セルフポートレートモード以外の通常の撮影(撮
影者がファインダを覗きながら行う撮影)を行う場合に
は、ミラーは撮影の邪魔にならないよう収納されること
が好ましい。しかるに、矢印Aに示す位置にミラーを配
置すると、その収納時には、図2に示すごとくミラーを
前方に折り曲げてカメラ20の前面上部(矢印Cで示す
位置)に密着させる必要がある。ところが、カメラ20
の前面上部には、ファインダ光学系や赤外線測距装置の
送受光口等(不図示)が設けられているため、ミラーを
折り曲げることにより、これらの機能を阻害する恐れが
ある。そのような不具合を防止するためには、ミラーユ
ニット10をカメラ20から取り外さなくてはならない
が、撮影モードに応じてミラーユニット10の取り付け
・取り外しを行う必要があるならば、その使い勝手が悪
くなる。
【0076】一方、矢印Aの位置にあるミラーを後方に
折り曲げた場合には、ミラー面が上を向くため、ミラー
ユニット10をカメラ20に装着したまま、ケースに収
納する場合、ミラー面に傷が付く恐れがある。
【0077】これに対し、図4において矢印Bの位置に
ミラーを配置すると、矢印Aの位置に対して若干拡大率
は低下するものの、前方に折り曲げたときにミラーは、
カメラ20の上面(矢印Dで示す位置)に密着すること
となり、撮影の邪魔になる恐れは低くなる。また、ミラ
ーを前方に折り曲げるようにすることで、ミラーユニッ
ト10を装着したままでも、カメラ20をケースに収納
することができ、またカメラ20の携帯性も向上する。
更にカメラ20をケースから取り出して携帯する際に
も、そのミラー面に傷が付くことを極力防止できる。従
って、ミラーは、図4の矢印Bに示すようにカメラ20
の上面に配置されることが好ましいと言える。
【0078】更に、ミラーを、カメラ20の上面のいか
なる位置に配置すべきかについて考察する。この場合、
ミラーを、カメラ20の背面近傍(図5の矢印A’で示
す位置)に配置することも考えられる。このようにミラ
ーをカメラ20の後側に配置すると、ミラーを折り畳ん
だときに、ミラー端部がカメラ20の前面からはみでな
い程度に、ミラーの高さHを大きくとることができて、
撮影者の視認性が向上する。
【0079】ところが、ミラーを後側に配置すると、ミ
ラーの下部に、カメラ20の前面上縁が映り込んでしま
うため、その下方視野率が低下する恐れがある。従っ
て、後側にミラーをシフトしても、有効となる反射領域
は制限されてしまうという問題がある。また、ミラーを
後側にシフトすると、ミラーユニット10の支持部13
(図1)が、カメラ20の上面に設置する面積が縮小
し、ミラーユニット10を支持しにくくなるという問題
も生じる。これに対し、図5の矢印Bに示す位置にミラ
ーを設置すれば、このような問題は生じない。
【0080】以上より、ミラーの配置は、以下の条件を
満たすことが望ましいと言える。 (1)反射位置におけるミラーの垂直方向長さは、ミラ
ーユニットを取り付けるカメラの上面における前後方向
長さよりも少なくとも短いこと。
【0081】それにより、収納位置にあるミラーの端部
が、カメラの前後にはみ出る恐れを防止できる。 (2)前方への傾動により、ミラーは収納位置へと移動
すること。
【0082】それにより、ミラー面のキズ付きを極力防
止できる。 (3)反射位置は、ミラーを垂直方向に立てた位置であ
ること。
【0083】それにより、ミラーの視野率を極力高める
ことができる。 (4)収納位置にあるミラーの前方端が、カメラの前面
より後方にあること。
【0084】それにより、収納位置にあるミラーが、周
囲のものにひっかかるという不具合を抑えることができ
る。 (5)ミラーの回転軸は、カメラセンターより後方に位
置すること。
【0085】それにより、反射位置にあるミラーの高さ
を大きくとることができ、視野率を高めることができ
る。 (6)ミラーユニット10の脚部11,連結部12,支
持部13は、ミラーユニットが取り付けられるカメラに
対し、十分な接地面積を有すること。
【0086】それによりミラーユニット10をカメラに
対してしっかり保持することが可能となる。
【0087】図13は、ミラー10に映る画像の範囲
と、カメラ20の撮影画枠に収まる画像の範囲とを比較
して示した図である。ミラー10は、カメラを把持した
撮影者Obが撮影レンズ22を自身に向けたとき、撮影
者Obが自身の像を視認できる視認可能状態(図13)
と、視認できない視認不能状態(不図示)との間で移動
可能となっている。視認可能状態において、カメラ20
の前面を、撮影者Ob自身に向けてカメラ20を把持し
た撮影者が視認するミラー10に映る画像は、カメラの
撮影画枠に収まる画像よりも小さい状態である。すなわ
ち、(ミラーに映る範囲の角度β)<(撮影画枠の収ま
る範囲の角度α)となっている。それにより、少なくと
も撮影者Obの視認した画像が撮影されるようになって
いる。
【0088】尚、ミラー10が視認可能状態にあると
き、カメラ20の前面を撮影者自身に向けてカメラを把
持した撮影者Obが視認するミラー10に映る画像の最
も広い範囲(例えば撮影レンズ22がズーム機能を有し
ていれば広角端にあるとき)が、カメラ20の所定の撮
影画枠に収まる画像の範囲よりも小さいと望ましい。
【0089】図6乃至8は、本実施の形態にかかるミラ
ーユニット10を、上述した条件を満たすようにしてカ
メラに取り付けた状態で示す図であり、図6は正面図で
あり、図7は背面図であり、図8は側面図である。
【0090】図7に示すように、ミラーユニット10
は、カメラ20の背面に配置されたアイピース部21に
取り付けられるようになっている。より具体的には、カ
メラ20の背面上部において、矩形板状に隆起したアイ
ピース部21は、その下方端近傍両側に突起21aを形
成している。図6乃至8に示す反射位置に取り付けられ
た状態で、ミラー15は、自身を撮影するために、カメ
ラを把持した撮影者が、撮影画枠内に自身がおさまって
いるかいなか観察できる位置に配置されている。尚、図
示していないが、カメラ20に取り付けられた状態で、
ミラーユニット10は図2に示す収納位置へも傾動可能
となっている。
【0091】ミラーユニット10は、図7,8に示すご
とく、上方からカメラ20に装着されるようになってお
り、脚部11の凹部11a(図1)に、アイピース部2
1の突起21aを係合させることにより、ミラーユニッ
ト10は、カメラ20に脱着自在に取り付けられ、かつ
不用意に抜け出さないようになっている。尚、アイピー
ス部21に凹部を設け、脚部11に突起を設けても良
い。また、脚部11及びアイピース部21に磁石等を設
けて、磁力により固定することも考えられる。カメラ2
0に取り付けられた状態で、ミラーユニット10の脚部
11,連結部12,支持部13は、カメラ20の上面及
び背面に接触し、それによりミラーユニット30は確実
に保持されるようになっている。ミラーユニット10が
取り付けられるカメラ20の機能については、一般的な
もので良いため、以下に詳細は記載しない。
【0092】図9は、本実施の形態の変形例を示す図1
と同様な図である。かかる変形例が、図1の実施の形態
と異なる点は、ミラー115の構成にある。より具体的
には、ミラー115は、ハーフミラーとなっており、か
つ中央に指標115aが刻設又は印刷されている。
【0093】かかる変形例によれば、ミラー115がハ
ーフミラーであるので、カメラの前方にいる撮影者自身
の像を反射して、撮影者が撮影画枠に収まるか否かを判
断することができる。一方、ファインダを覗きながらの
撮影では視野が狭くなるために、スポーツ選手など動き
の速い被写体を捕らえることができない恐れもある。か
かる場合、本変形例によれば、顔から離した状態でカメ
ラを把持しても、ミラー115及びその指標115aを
介して、カメラの光軸の向きを推測することができるの
で、カメラを被写体に対して向けることができる。それ
により、ファインダを覗くことなく狙った被写体を撮影
できることとなる。
【0094】図10は、本実施の形態の別な変形例を示
す図である。かかる変形例が、図1の実施の形態と異な
る点は、ミラー15を嵌め込んだ枠部14の支持構成に
ある。より具体的には、図10に示すごとく、枠部14
は、リンク116を介して、支持部113に連結されて
いる。
【0095】リンク116は、両端近傍に開口116
a、116bを形成している。開口116aには、枠部
14の上端近傍に形成された枢軸14bが相対回動自在
に係合し、開口116bには、支持部113の右方に形
成された枢軸113aが相対回動自在に係合している。
支持部113の左方には、長孔113bが形成され、か
かる長孔113b内には、枠部14の下端近傍に形成さ
れた枢軸14aが、長孔113bに沿って摺動自在に係
合している。尚、枠部14の回転軸は、枢軸14aの軸
線に一致する。
【0096】図10(a)に示す反射位置にあるときに
は、枠部14の枢軸14aは、長孔113bの左端に位
置する。この状態から、図10(a)の点線で示すごと
く、枠部14を前方に傾動させるようにすると、枢軸1
4aは、長孔113bに沿って摺動し、このミラーユニ
ット110が取り付けられているカメラ(不図示)の後
方側へと移動する。また、枠部14と共に、リンク11
6も前方へと傾動する。最終的に、図10(b)に示す
ごとく、枠部14と、支持部113と、リンク116と
が側方から見て一直線に並ぶようになる。本変形例によ
れば、枠部14を前方に傾動させても、枠部14の端部
は、カメラの前後方向における位置が殆ど変わらないた
め、よりコンパクトにミラーを収納することが可能とな
る。
【0097】以上述べたように、本実施の形態のミラー
ユニット10、110によれば、カメラ20に取り付け
て、図6乃至8に示すごとく反射位置にセットすること
によって、自身の撮影時に撮影者はカメラを把持したま
ま、かかる撮影画枠内に自身がおさまっているか否か判
断することができる。また、図2又は図10(b)に示
すような収納位置に、ミラーユニット10,110をセ
ットすることにより、通常の撮影時や収納時にミラー1
5が邪魔にならないようにすることができる。更に、ミ
ラーユニット10は、カメラに対して取り外し自在であ
るので、たとえば必要に応じて取り付けできるため、取
り扱いやすく、よりユーザーフレンドリーなものとなっ
ている。また、取り付け場所さえ設けてあれば、既存の
カメラにも取り付けることができる。
【0098】図11は、第2の実施の形態を示すカメラ
の斜視図である。本実施の形態が、第1の実施の形態と
異なる点は、ミラーをユニットを用いてカメラに取り付
けるのではなく、ミラーをカメラに内蔵している点であ
る。かかるミラー215は、カメラ220のパワースイ
ッチ220aをオン操作することに応じて、フラッシュ
ではなくミラー215をポップアップする。より具体的
には、ミラー215は、パワースイッチ220aがオフ
状態にあるときには、カメラ220の上面に形成された
矩形状のへこみ220bに収納されるようになってい
る。かかる収納位置においては、ミラー215は、カメ
ラ220の上面と面一となるため、カメラ220を不図
示のケースに収納する場合にも、ミラー215が邪魔に
ならないようにできる。
【0099】一方、パワースイッチ220aのオン操作
に応じて、ミラー215は、不図示の駆動手段(電磁石
等を用いると良い)により、後縁を枢動中心として、図
11に示すように回動(ポップアップ)させられ、いわ
ゆる反射位置へと移動する。かかる反射位置に移動した
ミラー215を確認することにより、自身を撮影するた
めに、カメラを把持した撮影者が、自身がカメラの撮影
画枠内におさまるか否か判断できることとなる。
【0100】図12(a)は、第3の実施の形態を示す
カメラの斜視図である。本実施の形態において、図11
に示す構成と異なる点は、ミラー315が、撮影レンズ
322を保護するレンズバリヤ部材321の内側に貼り
付けられている点である。レンズバリヤ部材321は、
一端321aをカメラ320の下端に取り付けられてお
り、かかる一端321aを回転軸として、撮影レンズ3
22を遮蔽する遮蔽位置と、撮影レンズ322を開放す
る開放位置(図12(a)に示す位置)との間で回動可
能に設けられている。
【0101】図12(a)に示すように、レンズバリヤ
部材321は、斜め前方に傾いた状態で静止し、かかる
位置が開放位置となっている。レンズバリヤ部材321
が、開放位置にあるときに、ミラー315は、自身の撮
影を行うため、カメラ320を把持する撮影者が、ミラ
ー315を介して自身を観察できる位置となっている。
【0102】本実施の形態によれば、バリヤ部材321
が遮蔽位置にあるときには、ミラー315もバリヤ部材
321により保護されるため、不用意なミラーの傷つき
等を防止できる。一方、バリヤ部材321を開放位置へ
と移動すること応動して、反射位置に移動したミラー3
15を確認することにより、自身を撮影するために、カ
メラ320を把持した撮影者が、自身がカメラの撮影画
枠内におさまるか否か判断できることとなる。更に、撮
影レンズの下方にミラー315が設けられているので、
自身を撮影すべくカメラを把持した撮影者が、ミラー3
15を確認する際に自然と顎を引くようになるために、
より撮影に適した表情を形成することができる。
【0103】図12(b)は、本実施の形態の変形例を
示す図である。本変形例において、図12(a)に示す
構成と異なる点は、バリヤ部材421がスライド式に右
方に開放するようになっており、更に、バリヤ部材42
1が開放したときに、ミラー415が、上方に跳ね上が
るように回動するようになっている点である。
【0104】より具体的には、図12(b)に示す反射
位置で、下縁を回動可能に支持されたミラー415は、
駆動手段としての巻ばね415aにより、かかる反射位
置に向かって付勢されている。かかる反射位置にあると
きに、ミラー415は、自身の撮影を行うため、カメラ
420を把持する撮影者が、ミラー415を介して自身
を観察できる位置となっている。
【0105】巻ばね415aの付勢力に抗してミラー4
15を前方に傾動させ、バリヤ部材421の内側に収納
した状態で、バリヤ部材421を撮影レンズを遮蔽する
遮蔽位置に移動させることができる。この状態で、バリ
ヤ部材421を開放位置へと移動させると、バリヤ部材
421の拘束を解かれたミラー415は、巻ばね415
aの付勢力に応じて、かかる反射位置に向かって移動す
ることとなる。本変形例によれば、上述した実施の形態
と同様な効果の他、ミラー415を駆動するのに電力を
要しないため、省エネルギーを図れるという効果も得ら
れる。
【0106】図14は、第4の実施の形態を示すカメラ
の斜視図である。本実施の形態において、図11に示す
構成と異なる点は、ミラー515が、バリヤ部材521
に遮蔽されるカメラ520の前面に配置されている点で
ある。より具体的には、バリヤ部材521は、カメラ5
20に対して左右方向にスライド可能となっており、図
14(a)に示す遮蔽状態では、撮影レンズ522を遮
蔽するが、図14(b)に示す開放状態では、撮影レン
ズ522を開放するようになっている。
【0107】ミラー515は、撮影レンズ522の左上
に配置されており、撮影レンズ522と共にバリヤ部材
521により遮蔽されるようになっている。一方、バリ
ヤ部材521が開放位置に移動した場合に、撮影レンズ
522を撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者
が、ミラー515により反射された撮影者自身の像を視
認可能となる位置に、ミラー515が設けられている。
【0108】かかる実施の形態によれば、バリヤ部材5
21が遮蔽状態にあるときには、ミラー515もバリヤ
部材521により保護されるため、不用意なミラーの傷
つき等を防止できる。一方、バリヤ部材521を開放位
置へと移動すると、ミラー515も開放されることか
ら、ミラー515により反射された像を見ることによっ
て、自身を撮影するために、カメラ320を把持した撮
影者が、自身がカメラの撮影画枠内におさまるか否か判
断できることとなる。
【0109】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0110】
【発明の効果】本発明により、カメラを把持する撮影者
自身を撮影する場合に、撮影者が撮影画枠を把握するこ
とができるミラーユニット及びカメラを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本実施の形態にかかるミラーユニット
を、ミラーを立てた状態で示す図である。
【図2】第1の本実施の形態にかかるミラーユニット
を、ミラーを伏せた状態で示す図である。
【図3】第1の本実施の形態にかかるミラーユニット
を、ミラーを折り畳んだ状態で示す図である。
【図4】カメラに対しミラー位置を変更した状態を示す
図である。
【図5】カメラに対しミラー位置を変更した状態を示す
図である。
【図6】本実施の形態にかかるミラーユニット10をカ
メラに取り付けた状態で示す正面図である。
【図7】本実施の形態にかかるミラーユニット10をカ
メラに取り付けた状態で示す背面図である。
【図8】本実施の形態にかかるミラーユニット10をカ
メラに取り付けた状態で示す側面図である。
【図9】第1の実施の形態の変形例を示す図1と同様な
図である。
【図10】第1の実施の形態の別な変形例を示す図であ
る。
【図11】第2の実施の形態を示すカメラの斜視図であ
る。
【図12】第3の実施の形態を示すカメラの斜視図であ
る。
【図13】ミラー10に映る画像の範囲と、カメラ20
の撮影画枠に収まる画像の範囲とを比較して示した図で
ある。
【図14】第4の実施の形態を示すカメラの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ミラーユニット 11 脚部 12 連結部 13 支持部 14 枠部 15,115,215,315、415、515 ミラ
ー 20,220,320、420、520 カメラ
フロントページの続き (72)発明者 井口 竹喜 東京都新宿区西新宿1−26−2新宿野村ビ ル コニカ株式会社内 Fターム(参考) 2H102 AA41 CA02 2H105 EE21 EE31

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラに取り付け可能なミラーユニット
    であって、 ミラーと、 前記ミラーを支持するとともに、カメラへ取り付け可能
    である取り付け部とを有し、 カメラに前記取り付け部を介して取り付けたとき、前記
    ミラーはカメラの上面の上部に配置され、カメラの前面
    を撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、前記
    ミラーにより反射された撮影者自身の像を視認可能とな
    るように構成されていることを特徴とするミラーユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 カメラに対して着脱自在に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のミラーユニット。
  3. 【請求項3】 前記取り付け部が、カメラのアイピース
    部に装着可能であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のミラーユニット。
  4. 【請求項4】 前記取り付け部に、カメラのアイピース
    部に係合される突起又は凹部を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のミラーユニット。
  5. 【請求項5】 カメラに前記取り付け部を介して取り付
    けたとき、前記取り付け部によって、カメラの前面を撮
    影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が、前記ミラ
    ーにより反射された撮影者自身の像を視認できる視認可
    能状態と、視認できない視認不能状態とに、前記ミラー
    が変位可能であることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載のミラーユニット。
  6. 【請求項6】 カメラに取り付けられていないとき、前
    記取り付け部によって、前記視認不能状態に前記ミラー
    が変位される位置よりも更に折り畳み方向に、前記ミラ
    ーが変位可能であることを特徴とする請求項5に記載の
    ミラーユニット。
  7. 【請求項7】 前記ミラーはその正面からみて矩形状で
    あり、前記ミラーが前記視認可能状態にあるとき、前記
    ミラーの垂直方向長さは、水平方向長さよりも短く、且
    つカメラ上面の前後方向長さよりも短いことを特徴とす
    る請求項5又は6に記載のミラーユニット。
  8. 【請求項8】 カメラに前記取り付け部を介して取り付
    けたとき、前記取り付け部によって、前記ミラーがカメ
    ラの上面に向け、被写体側に傾動可能であることを特徴
    とする請求項5乃至7のいずれかに記載のミラーユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 前記ミラーが前記視認不能状態に変位し
    た状態であって、前記ミラーがカメラの上面に最も近接
    した状態において、前記ミラーの被写体側縁は、カメラ
    の前面より後方側に配置されるよう構成されていること
    を特徴とする請求項8に記載のミラーユニット。
  10. 【請求項10】 前記ミラーの回転軸は、カメラの上面
    の前後方向中央より後方側に配置されるよう構成されて
    いることを特徴とする請求項9に記載のミラーユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 前記視認可能状態は、カメラの前面を
    撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が視認する
    前記ミラーに映る画像が、カメラの撮影画枠に収まる画
    像とほぼ一致する状態であることを特徴とする請求項5
    乃至10のいずれかに記載のミラーユニット。
  12. 【請求項12】 前記視認可能状態は、カメラの前面を
    撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が視認する
    前記ミラーに映る画像が、カメラの撮影画枠に収まる画
    像よりも小さい状態であることを特徴とする請求項5乃
    至10のいずれかに記載のミラーユニット。
  13. 【請求項13】 前記視認可能状態にあるとき、カメラ
    の前面を撮影者自身に向けてカメラを把持した撮影者が
    視認する前記ミラーに映る画像の最も広い範囲が、カメ
    ラの所定の撮影画枠に収まる画像の範囲よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項5乃至10のいずれかに記載のミ
    ラーユニット。
  14. 【請求項14】 カメラに前記取り付け部を介して取り
    付けたとき、前記取り付け部は、カメラの背面と上面と
    に接する形状であることを特徴とする請求項1乃至13
    のいずれかに記載のミラーユニット。
  15. 【請求項15】 カメラの撮影画枠の形状又はサイズを
    示す表示を有することを特徴とする請求項1乃至14の
    いずれかに記載のミラーユニツト。
  16. 【請求項16】 前記ミラーはハーフミラーであること
    を特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のミラ
    ーユニット。
  17. 【請求項17】 前記ミラーは凸面鏡であることを特徴
    とする請求項1乃至16のいずれかに記載のミラーユニ
    ット。
  18. 【請求項18】 前記ミラーと前記取り付け部とを連結
    するリンク機構を有し、前記リンク機構は、前記ミラー
    の回転軸をスライド移動させつつ、前記取り付け部に対
    して前記ミラーを回動可能としたことを特徴とする請求
    項1乃至17のいずれかに記載のミラーユニット。
  19. 【請求項19】 カメラに取り付け可能なミラーユニッ
    トであって、 ミラーと、 前記ミラーを支持するとともに、カメラヘ取り付け可能
    である取り付け部とを有し、 カメラの撮影画枠の形状又はサイズを示す表示を備えた
    ことを特徴とするミラーユニット。
  20. 【請求項20】 カメラに取り付け可能なミラーユニッ
    トであって、 ミラーと、 前記ミラーを支持するとともに、カメラヘ取り付け可能
    である取り付け部と、 前記ミラーと前記取り付け部とを連結するリンク機構と
    を有し、 前記リンク機構を介して前記ミラーが前記取り付け部に
    対して回動可能であることを特徴とするミラーユニッ
    ト。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至20のいずれかに記載の
    ミラーユニットの前記取り付け部と係合する取り付け部
    を有することを特徴とするカメラ。
  22. 【請求項22】 撮影レンズを遮蔽する遮蔽位置と、前
    記撮影レンズを開放する開放位置との間で移動可能なバ
    リヤ部材と、 前記バリヤ部材に取り付けられたミラーとを有し、 前記バリヤ部材が前記開放位置に移動した場合には、前
    記撮影レンズを撮影者自身に向けてカメラを把持した撮
    影者が、前記ミラーにより反射された撮影者自身の像を
    視認可能となる位置に、前記ミラーが移動されることを
    特徴とするカメラ。
  23. 【請求項23】 前記ミラーは、前記バリヤ部材が前記
    撮影レンズを遮蔽する遮蔽位置にあるときに、前記バリ
    ア部材の前記撮影レンズに対向する面に設けられている
    ことを特徴とする請求項22に記載のカメラ。
  24. 【請求項24】 前記バリア部材は、前記撮影レンズの
    下方において枢動可能に設けられ、前記撮影レンズの前
    方下側への傾動により前記開放位置に移動することを特
    徴とする請求項22又は23に記載のカメラ。
  25. 【請求項25】 撮影レンズを撮影者自身に向けてカメ
    ラを把持した撮影者が、ミラーに反射された撮影者自身
    の像を視認できる視認可能状態と、視認できない視認不
    能状態との間で移動可能に前記ミラーを支持する支持部
    材と、 メインスイッチの投入に応じて、前記視認可能状態に前
    記支持部材を移動する駆動手段とを有することを特徴と
    するカメラ。
  26. 【請求項26】 撮影レンズを遮蔽する遮蔽位置と、前
    記撮影レンズを開放する開放位置との間で移動可能なバ
    リヤ部材と、 前記撮影レンズを撮影者自身に向けてカメラを把持した
    撮影者が、ミラーに反射された撮影者自身の像を視認で
    きる視認可能状態と、視認できない視認不能状態との間
    で移動可能に前記ミラーを支持する支持部材と、 前記バリヤ部材の前記開放位置ヘの移動に応じて、前記
    視認可能状態に前記支持部材を移動する駆動手段とを有
    することを特徴とするカメラ。
  27. 【請求項27】 前記視認不能状態は、前記ミラ―が収
    納された状態であり、前記視認可能状態は、前記ミラー
    が収納された状態でのカメラ外形に対して前記ミラーが
    突出された状態であることを特徴とする請求項25又は
    26に記載のカメラ。
  28. 【請求項28】 前記ミラーは凸面鏡であることを特徴
    とする請求項22乃至27のいずれかに記載のカメラ。
  29. 【請求項29】 カメラ背面に形成されたアイピース部
    に、ミラーユニットの取り付け部を装着可能なカメラで
    あって、前記アイピ―ス部に前記取り付け部を装着した
    際に、前記取り付け部が前記アイピース部から外れるこ
    とを抑止する抑止手段を、前記アイピース部及び/又は
    前記取り付け部に設けたことを特徴とするカメラ。
  30. 【請求項30】 撮影レンズを遮蔽する遮蔽位置と、前
    記撮影レンズを開放する開放位置との間で移動可能なバ
    リヤ部材と、 ミラーとを有し、 前記バリヤ部材が前記開放位置に移動した場合には、前
    記撮影レンズを撮影者自身に向けてカメラを把持した撮
    影者が、前記ミラーにより反射された撮影者自身の像を
    視認可能となる位置に、前記ミラーが設けられているこ
    とを特徴とするカメラ。
JP2000037173A 1999-02-16 2000-02-15 ミラーユニット及びカメラ Pending JP2000305134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000037173A JP2000305134A (ja) 1999-02-16 2000-02-15 ミラーユニット及びカメラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-37590 1999-02-16
JP3759099 1999-02-16
JP2000037173A JP2000305134A (ja) 1999-02-16 2000-02-15 ミラーユニット及びカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000305134A true JP2000305134A (ja) 2000-11-02

Family

ID=26376726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000037173A Pending JP2000305134A (ja) 1999-02-16 2000-02-15 ミラーユニット及びカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000305134A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6788887B2 (en) 2001-09-19 2004-09-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera with indicator for determining position within the angle of view

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6788887B2 (en) 2001-09-19 2004-09-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera with indicator for determining position within the angle of view

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200815891A (en) Imaging device and light shielding member
US6496657B2 (en) Camera
US5084721A (en) Folding dual lens camera
EP0515497B1 (en) Camera with flip-up flash unit
JPH0643535A (ja) 折り畳み式カメラ
JP4110268B2 (ja) カメラ
US4996548A (en) Camera with flip-up flash unit
JP2000305134A (ja) ミラーユニット及びカメラ
JP2001305634A (ja) カメラ
JP2019023685A (ja) 電子機器
US4653884A (en) Foldable camera accessory for photographing electro-luminescent images
JPH11149105A (ja) 撮影機器の遮光カバー装置
JPH11331669A (ja) ビデオカメラ
JP2000305133A (ja) カメラ
JP7480969B1 (ja) リフレクション撮影補助具
JP2001103353A (ja) ビデオカメラ
JP2004120490A (ja) カメラ
KR100424570B1 (ko) 컴퓨터카메라 겸용 디지털카메라
JP4584442B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JP4249942B2 (ja) カメラ
JP4162881B2 (ja) カメラ
JPH0544822Y2 (ja)
JP2783443B2 (ja) カメラ
JPH10229513A (ja) デジタルカメラ
JP2003348414A (ja) モニター付き機器