JP2000304166A - 防音性ホース - Google Patents

防音性ホース

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JP2000304166A
JP2000304166A JP11113398A JP11339899A JP2000304166A JP 2000304166 A JP2000304166 A JP 2000304166A JP 11113398 A JP11113398 A JP 11113398A JP 11339899 A JP11339899 A JP 11339899A JP 2000304166 A JP2000304166 A JP 2000304166A
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hose
absorbing layer
sound absorbing
wall
flexible
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JP11113398A
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English (en)
Inventor
Yoichi Aketo
洋一 明渡
Tetsuya Inagake
哲哉 稲掛
Kimiya Kodama
仁也 小玉
Shoji Hattori
承治 服部
Yoshiki Yoshitomi
義樹 吉富
Masataka Morikawa
正崇 森川
Koichi Sei
康一 静
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Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い屈曲性又は可撓性を備えたホースによ
り、配管作業性および防音性を改善する。 【解決手段】 防音性ホースは、螺旋状補強体1bで補
強された可撓性ホース本体1と、このホース本体の外周
に螺旋状に形成された吸音層2と、この吸音層の外周に
螺旋状に形成された可撓性外壁3とで構成されている。
可撓性ホース本体1は、補強体1bとともに螺旋状に巻
回された軟質樹脂テープで形成でき、吸音層2は、ホー
ス本体1の外周に螺旋状に巻回された連続気泡構造の軟
質発泡テープで形成できる。可撓性外壁3は、前記吸音
層2の外周に螺旋状に巻回された軟質非発泡テープで形
成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一戸建て住宅や集
合住宅などの建造物の排水管などとして利用できる防音
性ホースに関する。
【0002】
【従来の技術】建造物における排水管には、流れる水
音、特に上層階から下層階への排水音を低減することが
要求される。このような防音性排水管は、通常、ポリ塩
化ビニル製管(パイプ)の外側に遮音材を螺旋状に巻き
付けることにより施工されている。しかし、遮音材の取
付が煩雑であるだけでなく取付効率も低い。また、硬質
のパイプであるため、長さを微調整しながら配管するこ
とが困難である。
【0003】特開平5−71686号公報には、内層と
しての硬質合成樹脂管と、この樹脂管の外面に、鉛板、
鉛繊維、鉛繊維の布帛、又は鉛含有シートを巻回して形
成した中間層と、外層としての金属パイプとを備えた消
音性排水パイプが開示されている。しかし、内層が硬質
樹脂管であるため、配管部位に対応させて曲げることが
困難であるとともに、取付け性、作業効率を向上できな
い。また、硬質であるためか、上記排水パイプでは、防
音性を改善することが困難である。
【0004】特開平10−96496号公報には、管の
周囲に設けた防音層と、この防音層の外表面を覆うフィ
ルム(熱収縮性フィルム)とを備えた防音管部材が開示
されている。この文献には、管が直管又はL管であり、
防音層を、少なくとも吸音層で形成したり、遮音層、制
振層、防振層および吸音層を組み合わせて構成するこ
と、防音層がスライド可能であることも記載されてい
る。しかし、この防音管部材では、管が硬質の直管など
であるため、曲げにくく配管作業の効率を向上させるこ
とが困難である。さらに、防音性をある程度改善できる
ものの、未だ排水に伴って生じる排水音を低減すること
が困難である。さらには、防音管の長さが管の長さで支
配されるため、長尺のホースを得ることが困難である。
特に、連続的に不定長の長尺ホースを得ることができな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、屈曲性又は可撓性を備え、配管作業性を改善できる
とともに、防音性を大きく向上できる防音性ホースを提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、前記特性に優れると
ともに、不定長の長尺防音性ホースを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を達成するため鋭意検討した結果、螺旋状補強材で補強
された可撓性ホース本体と、このホース本体の外周の吸
音層と、この吸音層の外周の可撓性外壁とを組み合わせ
ると、屈曲性および可撓性を大きく向上できるととも
に、防音性を大幅に改善できることを見いだし、本発明
を完成した。
【0008】すなわち、本発明の防音性ホースは、螺旋
状補強体で補強された可撓性ホース本体と、このホース
本体の外周に螺旋状に形成された吸音層と、この吸音層
の外周に螺旋状に形成された可撓性外壁とを備えてい
る。この防音性又は遮音性ホースにおいて、可撓性ホー
ス本体は、補強体とともに螺旋状に巻回された軟質樹脂
テープで形成でき、吸音層は、ホース本体の外周に螺旋
状に巻回された連続気泡構造の軟質発泡テープで形成で
き、可撓性外壁は、吸音層の外周に螺旋状に巻回された
軟質非発泡テープで形成できる。
【0009】このような構造の防音性ホースでは、ホー
ス本体、吸音層および可撓性外壁が軟質樹脂をベースと
しているため、可撓性および屈曲性が高い。また、ホー
ス本体が螺旋状補強体で補強されているため、強度およ
び保形性を向上できる。さらに、ホース本体と可撓性外
壁との間に介在する吸音層により吸音性、遮音性を向上
できる。さらに、吸音層および可撓性外壁が螺旋状に形
成されているため、ホース長を不定長に連続的に成型で
き、長尺ホースを得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、必要により添付図面を参照
しつつ本発明を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の防音性ホースの一例を示す
概略断面図である。
【0012】この防音性ホースは、可撓性又は屈曲性を
有しており、内層又は内壁としてのホース本体1と、こ
のホース本体の外周に中間層として螺旋状に形成された
吸音層2と、この中間層(吸音層)の外周に外層又は外
壁として螺旋状に形成された可撓性外壁3とを備えてい
る。
【0013】前記ホース本体1は、内面が平滑な断面円
筒状の軟質樹脂のホース壁1aと、このホース壁内に埋
設され、かつ硬質樹脂で構成された螺旋状補強体1bと
を備えており、この螺旋状補強体により軟質ホース壁1
aを補強し、形状保持性を高めている。なお、ホース本
体1は、押出機からテープ状に押し出され、かつ螺旋状
補強体1bが埋設された軟質樹脂テープを、成形用回転
軸又はロッド上に螺旋状に巻回することにより形成でき
る。軟質樹脂テープは、先行する軟質樹脂テープの側縁
と重ね(オーバーラップさせ)又は突き合わせ(隣接さ
せ)ながら回転軸又は回転ロッド上に螺旋状に巻回する
ことができる。
【0014】前記ホース本体1の外周に形成された吸音
層2は、消音性、遮熱性および断熱性や緩衝性を改善す
るのに有用であり、連続気泡構造を有する軟質発泡樹脂
で形成されている。このような吸音層2は、前記ホース
本体と同様に、連続気泡構造を有する軟質樹脂発泡テー
プをホース本体の外周に螺旋状に巻回することにより形
成できる。
【0015】さらに、外壁を構成する可撓性外壁3は、
通常、非発泡層として形成されており、押出機から溶融
押し出され、かつ前記軟質樹脂発泡テープよりも幅の広
い軟質非発泡テープを、先行する軟質非発泡テープの側
縁と重ね又は突き合わせながら、前記吸音層の外周に巻
回することにより形成できる。
【0016】このような構造の防音性ホースは、ホース
壁1a、吸音層2および可撓性外壁3が可撓性の軟質樹
脂で構成されているため、フレキシビリティ(可撓性又
は屈曲性)が高く、エルボなどの所定形状の硬質配管部
材を用いることなく、施工部位に応じて自在に配管でき
施工性を改善できる。しかも、ホース本体1が補強され
ており、強度および保形性(耐座屈性を含む)が高いの
で、配管作業性を改善できるとともに、ホースとしての
機能を高めることができる。さらに、吸音層2により吸
音性、遮音性を向上できるので、排水音のレベルを大き
く低減できる。さらには、ホース本体1、吸音層2およ
び可撓性外壁3を条帯(テープ)の螺旋状の巻回により
形成できるため、不定長のホースに連続的に成型でき、
長尺ホースを得ることができる。
【0017】ホース本体のホース壁は補強体により補強
されていればよく、補強体は、軟質樹脂層に埋設するこ
となく、軟質ホース壁の内面及び/又は外面に一体に添
着又は接合していてもよい。図2は本発明の他の例を示
す概略断面図である。なお、前記図1と同様の要素又は
部材には同一の符号を付して説明する。
【0018】この例において、防音性ホースは、軟質ホ
ース壁11aの外面に補強体11bが螺旋状に形成され
ている点を除いて、上記図1と同様の構造を有してい
る。このような構造のホース本体11は、押出機から軟
質樹脂をテープ状に押し出して、軟質樹脂テープ材を成
型用回転軸に螺旋状に巻回するとともに、硬質樹脂を押
出機から線状又は細幅に押し出して上記テープ材上に螺
旋状に巻回する方法で形成してもよく、マルチフィード
ブロック内で溶融軟質樹脂と細状の溶融硬質樹脂とを合
流させて押出機からテープ状に押し出し、テープ材を成
型用回転軸に螺旋状に巻回する方法で形成してもよい。
【0019】なお、ホース壁や可撓性外壁を形成するた
めの軟質樹脂としては、例えば、軟質塩化ビニル樹脂
(可塑化塩化ビニル樹脂)、オレフィン系樹脂(ポリエ
チレン、エチレン−プロピレン共重合体など)、オレフ
ィン系共重合体(エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、アイオノ
マー樹脂などのエチレン系共重合体など)、ポリウレタ
ン系樹脂、ゴムや熱可塑性エラストマー(エチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体ゴム、スチレン系エラストマー、ポリエステル
系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーなど)な
どが例示できる。なお、可撓性外壁は、必要であれば、
織布、不織布などの布帛で形成してもよい。
【0020】補強体は、鋼線(ピアノ線など)などの金
属線で構成してもよく、硬質樹脂で構成してもよい。硬
質樹脂としては、例えば、硬質塩化ビニル樹脂(非可塑
化塩化ビニル樹脂)、硬質オレフィン系樹脂(高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレンなど)、硬質ポリウレタン
系樹脂、スチレン系樹脂(ABS樹脂など)、ポリエス
テル系樹脂などが例示できる。
【0021】吸音層は、多孔質な種々の可撓性材料(不
織布、ガラスウール、合成樹脂発泡体など)、特に連続
的に不定長に供給可能な可撓性テープで形成でき、通
常、軟質発泡樹脂層で形成できる。発泡層の気泡構造
は、独立気泡構造、連続気泡構造、又は独立気泡と連続
気泡とが混在した構造であってもよい。防音性を高める
ためには、吸音層が少なくとも連続気泡構造を有するの
が有利であり、断熱性を改善するためには、吸音層は少
なくとも独立気泡構造を有するのが有利である。吸音層
を形成するための軟質樹脂としては、前記と同様の軟質
樹脂(例えば、ポリエチレン、エチレン系共重合体、軟
質ポリウレタン樹脂など)が使用できる。
【0022】なお、前記吸音層(中間層)は、吸音性発
泡層と断熱性発泡層との積層構造を有していてもよく、
吸音性発泡層と断熱性発泡層との間には、断熱性を向上
させるため、中間樹脂層を介在させてもよい。吸音性発
泡層と断熱性発泡層との配置位置特に制限されず、吸音
性発泡層は可撓性外壁側(外壁側)又はホース本体側
(内壁側)のいずれかに位置していてもよいが、吸音性
発泡層は、通常、ホース本体側(内壁側)に位置してい
る。
【0023】なお、前記ホース本体と、吸音層と、可撓
性外壁とは、ホース本体用軟質樹脂テープ、可撓性外壁
用の軟質樹脂テープを、それぞれ押出機から溶融押出成
形しながら、発泡樹脂テープとともに螺旋状に巻回する
ことにより融着などにより一体化させることができる。
【0024】吸音性発泡層と断熱性発泡層との間に中間
樹脂層を介在させた構造を有するホースでは、中間樹脂
層及び可撓性外壁を1つの幅広い可撓性テープで形成す
ることもできる。図3は本発明のさらに他の例を示す概
略断面図である。
【0025】この例において、ホース本体1の外周に形
成された吸音性発泡層12aと、断熱性発泡層12bと
の間には、中間樹脂層13aが介在しており、この中間
樹脂層を幅広い軟質樹脂テープで形成することにより可
撓性外壁13をも形成している。すなわち、吸音性断熱
層12aの外周に、押出成形した幅広の軟質樹脂テープ
を、先行する軟質樹脂テープの後端部とオーバーラップ
させて螺旋状に巻回し、軟質樹脂テープの両側縁同士を
熱融着することにより、中間樹脂層13a、仕切壁13
b及び可撓性外壁13を形成できる。また、独立気泡構
造の発泡樹脂テープを螺旋状に巻回しながら幅広の軟質
樹脂テープを螺旋状に巻回することにより、前記中間樹
脂層13a、仕切壁13b及び可撓性外壁13で形成さ
れる空間内に、断熱性気泡層12bを収容して形成でき
る。
【0026】このようなホース構造では、断熱性気泡層
が軟質樹脂で包囲されているので、保存又は配管過程で
断熱性発泡層が位置ずれすることがなく、吸音層に空隙
部などが生成するのを有効に防止できる。
【0027】なお、図4に示すように、ホース本体1と
吸音層22との間に中間樹脂層23aを介在させた構造
を有するホースにおいて、中間樹脂層23aを幅広の軟
質樹脂テープを螺旋状に巻回することにより、上記と同
様に、中間樹脂層23aとともに仕切壁23bおよび可
撓性外壁23を形成できる。この場合、吸音層22は複
数の層で形成する必要はなく、吸音性発泡層単独で形成
してもよい。
【0028】さらに、可撓性外壁は、幅広いテープを巻
回して隣接する側縁をオーバーラップさせて形成しても
よく、テープの側縁を突き合わせ又は隣接させて巻回し
てもよい。
【0029】本発明のホースは、配管性および防音性が
高いため、種々の流路での気流音又は水流音のレベルを
大きく低減できる。そのため、種々の建造物(一戸建て
住宅、集合住宅など)の流路、特に排水管などとして利
用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明では、補強された可撓性ホース本
体と、吸音層と、可撓性外壁とでホースを構成するの
で、高い屈曲性又は可撓性を備えており、配管作業性を
改善できるとともに、防音性を大きく向上できる。ま
た、テープ材(条帯)を螺旋状に巻回することにより上
記構造のホースを形成できるので、不定長の長尺防音性
ホースを効率よく得ることができる。
【0031】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定さ
れるものではない。
【0032】比較例1 硬質塩化ビニル樹脂を押出機から押し出した円筒状パイ
プ(内径85mm,厚み3mm,長さ300mm)を用
いた。
【0033】比較例2 補強芯材としての硬質塩化ビニル樹脂とホース壁として
の軟質塩化ビニル樹脂とを、マルチブロックダイを備え
た押出機からテープ状に押し出し、テープ材を成形用回
転軸に螺旋状に巻回することにより、図1に示す構造の
ホース本体からなる円筒状可撓性パイプ(内径75m
m,厚み5mm,長さ300mm)を得た。
【0034】比較例3 硬質塩化ビニル樹脂を押出機からチューブ状に押し出し
た内管の外側に、スポンジシートを被覆するとともに、
ゴムシートを上記スポンジシート上に被覆してなる円筒
状パイプ(内径75mm,厚み5mm,長さ300m
m)を用いた。
【0035】実施例1 補強芯材としての硬質塩化ビニル樹脂とホース壁として
の軟質塩化ビニル樹脂とを、マルチフィードブロックを
備えた押出機からテープ状に押し出し、テープ材を成形
用回転軸に螺旋状に巻回しながら、連続気泡を有する発
泡ポリウレタン樹脂テープを上記テープ材上に螺旋状に
巻回するとともに、押出機からテープ状に押し出された
軟質塩化ビニル樹脂テープを上記発泡ポリウレタン樹脂
テープ上に螺旋状に巻回することにより、図1に示す構
造の円筒状可撓性パイプ(内径75mm,厚み8mm,
長さ300mm)を得た。
【0036】実施例及び比較例で得られたホースの防音
性を次のようにして評価した。
【0037】試料ホース内に約300gのポリプロピレ
ンペレットを入れ、ホース軸を所定速度で水平方向及び
垂直方向に手で振動させ、騒音を測定した。なお、試験
雰囲気の騒音は48〜50dBであった。
【0038】結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】表1から明らかなように、比較例に比べて
実施例で得られたパイプは、水平方向の振動及び垂直方
向の振動においても騒音のレベルを大きく低減できる。
なお、比較例1及び比較例3のパイプは屈曲性又は可撓
性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の防音性ホースの一例を示す概略
断面図である。
【図2】図2は本発明の防音性ホースの他の例を示す概
略断面図である。
【図3】図3は本発明の防音性ホースのさらに他の例を
示す概略断面図である。
【図4】図4は本発明の防音性ホースの別の例を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1,11…ホース本体 1a,11a…ホース壁 1b,11b…補強体 2,22…吸音層 12a…吸音性発泡層 12b…断熱性発泡層 3,13,23…可撓性外壁 13a,23a…中間樹脂層 13b,23b…仕切壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小玉 仁也 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 (72)発明者 服部 承治 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 (72)発明者 吉富 義樹 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 (72)発明者 森川 正崇 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 (72)発明者 静 康一 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 Fターム(参考) 3H025 CA01 CB05 3H111 AA02 BA15 CB04 CB05 CB06 CB10 CC07 DA13 DA26 DB05 DB18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状補強体で補強された可撓性ホース
    本体と、このホース本体の外周に螺旋状に形成された吸
    音層と、この吸音層の外周に螺旋状に形成された可撓性
    外壁とを備えている防音性ホース。
  2. 【請求項2】 可撓性ホース本体が、補強体とともに螺
    旋状に巻回された軟質樹脂テープで形成され、吸音層
    が、ホース本体の外周に螺旋状に巻回された連続気泡構
    造の軟質発泡テープで形成され、可撓性外壁が、前記吸
    音層の外周に螺旋状に巻回された軟質非発泡テープで形
    成されている請求項1記載の防音性ホース。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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