JP2000304051A - 横軸型すべり軸受装置 - Google Patents

横軸型すべり軸受装置

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JP2000304051A
JP2000304051A JP11113344A JP11334499A JP2000304051A JP 2000304051 A JP2000304051 A JP 2000304051A JP 11113344 A JP11113344 A JP 11113344A JP 11334499 A JP11334499 A JP 11334499A JP 2000304051 A JP2000304051 A JP 2000304051A
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JP
Japan
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bearing
oil
lubricating
lubricating oil
rotating shaft
Prior art date
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Application number
JP11113344A
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English (en)
Inventor
Tatsusaburo Fukui
龍三郎 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishishiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Nishishiba Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度の低い潤滑油を回転軸と軸受の摺動面に供
給し軸受温度上昇を最低に押さえる横軸型すべり軸受装
置を提供すること。 【解決手段】内部に潤滑油を収納した軸受箱と、回転軸
を支承する軸受と、この軸受を支持し下端部に連通孔を
有する軸受支持体と、回転軸に固着され,下部が潤滑油
に浸るオイルディスクと、軸受に固着され,オイルディ
スクの外周を覆い且つ上部に油かきを有すると共に軸受
の給油口に連通する連通孔を形成する油案内カバーと、
オイルディスクが浸る槽とオイルディスクにより飛散し
た潤滑油が落下する槽とに分割する仕切板を設けた横軸
型すべり軸受装置において、回転軸と軸受との摺動面を
潤滑した熱い潤滑油が、軸受箱表面部に循環され潤滑油
が冷却されるように軸受の排油口側の軸受箱内に仕切板
を設け、温度の低い潤滑油を回転軸と軸受の摺動面に供
給し、軸受温度上昇を最低に押えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルディスクを
用いた自己給油式軸受を備えた回転電機の横軸型すべり
軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自己給油式回転電機のすべり軸受装置の
従来例を図を参照して説明する。図4は従来のすべり軸
受装置の断面図、図5は図4のIII −III 線に沿う矢視
断面図である。
【0003】図に示すように、すべり軸受装置は、内部
に潤滑油1a,1b,1cを収納した軸受箱1と、この
軸受箱1内部に取り付けられ給油口2aと給油溝2b及
び排油口2cを形成し回転軸3を支承する軸受2と、こ
の軸受2を支持し下端部に連通孔9a,9bを有する軸
受支持体7と、回転軸3に固着されて下部が潤滑油に浸
るオイルディスク3aと、軸受2に固着されオイルディ
スク3aの外周を覆い且つ上部に油かき5を有すると共
に軸受2の給油口2aに連通する連通孔6を形成する油
案内カバー4と、軸受箱1及び軸受支持体7に固着し,
オイルディスク3aが浸る槽とオイルディスク3aによ
り飛散した潤滑油が落下する槽とに分割する仕切板8と
から構成されている。
【0004】次に、上記構成の従来のすべり軸受装置の
動作について説明する。回転軸3に固着されたオイルデ
ィスク3aの回転遠心力で潤滑油1aをかき上げ、この
かき上げた潤滑油1aを油案内カバー4の上部に設けた
油かき5で受け止めると共に軸受2に形成された給油口
2aに連通する連通孔6へ供給し、軸受2に設けられた
給油口2bを通して回転軸3と軸受2との摺動面を潤滑
し、軸受2の下部排油口2cから軸受箱1に排出後再び
連通孔9aを通ってオイルディスク3aによりかき上
げ、循環させて油潤滑を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来のすべ
り軸受装置は、回転軸3と軸受2との摺動面を潤滑した
熱い油が軸受箱1表面側の油と十分に混ざり合い冷却さ
れることなく、再びオイルディスク3aが浸る槽に循環
され、オイルディスク3aの回転遠心力でかき上げら
れ、軸受2の給油口2aに供給される。このため軸受箱
1内の油量を増し油温が低下するようにしても有効では
なく軸受2の使用限界を限定し、長時間運転した場合等
においては潤滑油の給油温度が上昇し、回転軸3と軸受
2が過熱を起こすという不具合があった。
【0006】本発明(請求項1対応)は、上記不具合を
解消したもので、その目的は軸受箱内の潤滑油の循環を
効果的に行い、潤滑油の軸受箱表面部と軸受箱内部の潤
滑油温度差を極力少なくし、温度の低い潤滑油を回転軸
と軸受の摺動面に供給し軸受温度上昇を最低に押さえる
横軸型すべり軸受装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、回転軸と、内部に潤滑油を収
納した軸受箱と、この軸受箱内部に取り付けられ給油口
と給油溝及び排油口を形成し,前記回転軸を支承する軸
受と、この軸受を支持し下端部に連通孔を有する軸受支
持体と、前記回転軸に固着され,下部が潤滑油に浸るオ
イルディスクと、前記軸受に固着され,前記オイルディ
スクの外周を覆い且つ上部に油かきを有すると共に前記
軸受の給油口に連通する連通孔を形成する油案内カバー
と、前記軸受箱及び前記軸受支持体に固着し,前記オイ
ルディスクが浸る槽と前記オイルディスクにより飛散し
た潤滑油が落下する槽とに分割する第1仕切板を設けた
横軸型すべり軸受装置において、前記回転軸と前記軸受
との摺動面を潤滑した熱い潤滑油が、前記軸受箱表面部
に循環され潤滑油が冷却されるように、前記軸受の排油
口側の前記軸受箱内に第2仕切板を設けたことを特徴と
する。
【0008】請求項1によれば、回転軸と軸受との摺動
面を循環した熱い油が軸受箱表面側に油と十分に混ざり
合い、軸受箱表面側から冷却されることにより、温度の
低い潤滑油を回転軸と軸受の摺動面に供給し、軸受温度
上昇を最低に押さえることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例(請求項1
対応)である横軸型すべり軸受装置の断面図、図2は図
1のI−I線に沿う矢視断面図、図3は図1のII−II線
に沿う矢視断面図である。
【0010】図に示すように、本実施例の横軸型すべり
軸受装置は、内部に潤滑油1a,1b,1cを収納した
軸受箱1と、この軸受箱1内部に取り付けられ給油口2
aと給油溝2b及び排油口2cを形成し回転軸3を支承
する軸受2と、この軸受2を支持し下端部に連通孔9
a,9bを有する軸受支持体7と、回転軸3に固着され
て下部が潤滑油に浸るオイルディスク3aと、軸受2に
固着されオイルディスク3aの外周を覆い且つ上部に油
かき5を有すると共に軸受2の給油口2aに連通する連
通孔6を形成する油案内カバー4と、軸受箱1及び軸受
支持体7に固着し,オイルディスク3aが浸る槽とオイ
ルディスク3aにより飛散した潤滑油が落下する槽とに
分割する仕切板8と、回転軸3と軸受2との摺動面を冷
却した熱い潤滑油を軸受箱表面部に循環するように軸受
支持体7と軸受箱1表面との間に設けた仕切板10と、
から構成されている。
【0011】次に、本実施例の横軸型すべり軸受装置の
動作について説明する。回転軸3に固着されたオイルデ
ィスク3aの回転遠心力で潤滑油をかき上げ、これを油
案内カバー4の上部に設けた油かき5で受け止めると共
に軸受に形成された給油口2aに連通する連通孔6へ供
給し、軸受2に設けられた給油溝2bを通して回転軸3
と軸受2との摺動面を潤滑し、軸受の下部排油口2cか
ら仕切板10と軸受箱表面側との間に油を排出し、循環
させて油潤滑を行っている。
【0012】本実施例によれば、軸受箱内の潤滑油の循
環を効果的に行い、潤滑油を仕切板10と軸受箱表面部
の間に循環させ、軸受箱表面側の油と十分に混合させ、
軸受箱表面側から冷却することにより、温度の低い潤滑
油を軸受と回転軸の摺動面に供給し軸受温度上昇を最低
に押さえる横軸型すべり軸受装置を提供することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
対応)によれば、すべり軸受装置の軸受箱内に仕切板を
設け、回転軸と軸受の摺動面を潤滑した熱い油を軸受箱
表面部に循環するようにしたので、オイルディスクによ
ってかき上げられ、回転軸と軸受の摺動面に供給される
潤滑油は十分に冷却されることになる。また、軸受箱内
の潤滑油温度の低温度化に伴い、長時間運転が続けられ
ても軸受の過大な温度上昇が防がれるので、安定して運
転ができる等のすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の横軸型すべり軸受装置の断
面図。
【図2】図1のI−I線に沿う矢視断面図。
【図3】図1のII−II線に沿う矢視断面図。
【図4】従来のすべり軸受の断面図。
【図5】図4のIII −III 線に沿う矢視断面図。
【符号の説明】
1…軸受箱、2…軸受、2a…給油口、2b…給油溝、
2c…排油口、3…回転軸、4…油案内カバー、5…油
かき、6…連通孔、7…軸受支持体、8…仕切板、9
a,9b…連通孔、10…仕切板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、内部に潤滑油を収納した軸受
    箱と、この軸受箱内部に取り付けられ給油口と給油溝及
    び排油口を形成し,前記回転軸を支承する軸受と、この
    軸受を支持し下端部に連通孔を有する軸受支持体と、前
    記回転軸に固着され,下部が潤滑油に浸るオイルディス
    クと、前記軸受に固着され,前記オイルディスクの外周
    を覆い且つ上部に油かきを有すると共に前記軸受の給油
    口に連通する連通孔を形成する油案内カバーと、前記軸
    受箱及び前記軸受支持体に固着し,前記オイルディスク
    が浸る槽と前記オイルディスクにより飛散した潤滑油が
    落下する槽とに分割する第1仕切板を設けた横軸型すべ
    り軸受装置において、前記回転軸と前記軸受との摺動面
    を潤滑した熱い潤滑油が、前記軸受箱表面部に循環され
    潤滑油が冷却されるように、前記軸受の排油口側の前記
    軸受箱内に第2仕切板を設けたことを特徴とする横軸型
    すべり軸受装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149697A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The ジャーナル軸受装置
CN105697536A (zh) * 2014-12-10 2016-06-22 三菱日立电力系统株式会社 倾斜垫片轴承
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CN109630662A (zh) * 2019-01-14 2019-04-16 上海釜川自动化设备有限公司 一种传动系统润滑降温结构及降温方法
JP2020065355A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 トヨタ自動車株式会社 モータ冷却装置

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