JP2000303574A

JP2000303574A - 建築物基礎構造危害対策システム

Info

Publication number: JP2000303574A
Application number: JP11147014A
Authority: JP
Inventors: Masuzo Oide; 益造大出
Original assignee: YSG KK
Current assignee: YSG KK
Priority date: 1999-04-19
Filing date: 1999-04-19
Publication date: 2000-10-31

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】建築物の基礎空間１５を建築物の下部、地中か
らの湿気、基礎外周からの大気中の湿気を防止、乾燥さ
せることができる建築物基礎構造危害対策システムを提
供する。【解決手段】建築物、特に住宅建築の高断熱、高気密化
によって起こる大気中の湿気の滞留、そして雑菌、カビ
の繁殖の原因を、コンクリートで構築された基礎３の低
盤上部と、建築物外周基礎立上り１６内面、基礎上部の
１階床下地上面１階床から建築物外周壁下地１４内面３
０センチ前後の範囲を、金属イオンの触媒作用で吸湿、
抗菌、防カビ性効果等の材料４を散布、室布することで
建築物の基礎空間１５、室内空間を乾燥、抗菌、防カビ
の危害対策する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の下部の
地中からの湿気、基礎外周からの大気中からの湿気を乾
燥させること、又、建築物基礎空間１５内部に生存する
細菌、カビ菌を死滅、抑制させ、危害対策することで建
築物への湿気、他の悪影響を極力減少させ、建築物全体
の長期間の品質維持、又人体へ悪影響のある細菌、カビ
菌を死滅、抑制させることで建築物内で快適な生活をお
くることができる建築物基礎構造危害対策システムであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、建築物の下部の地中からの湿気、
基礎外周からの大気中の湿気を乾燥させる方法として
は、建築物下部の基礎の下全面へ防湿シートを敷き込む
方法であった。この方法では、シートの接続部分からの
隙間から多少の湿気、又基礎駆体のコンクリート中の湿
気がとめることができず、長い年月をかけて、建築物の
１階床下、１階床、そしてその上部の壁、階上へ湿気が
上昇蔓延し、建築物全体へ湿気からくる耐久性の減少と
なっていた。又抗菌、防カビ対策としては、建築物が完
成して、実害が発生してから殺虫剤等の散布による方法
が主である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】建築物の下部の地中か
らの湿気、基礎外周からの大気中の湿気を乾燥させ、建
築物全体への湿気の危害対策を施すことで、建築物の湿
気からくる耐久の減少を防ぎ、高耐久仕様建築物とし、
又人体へ悪影響のある細菌、カビ菌を死滅、抑制させる
ことで建築物内で快適な生活をおくることができること
を目的として発明されたのである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】今、その構成を図面を追い
ながら説明すれば、（イ）コンクリートで構築された基礎３の低盤上部
と、建築物外周基礎立上り１６内面へ金属イオンの触媒
作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４を散布又は
塗布する。（ロ）基礎３上部の１階床下地１２上面へ金属イオン
の触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４を塗
布する。（ハ）１階床から建築物外周壁下地１４内面３０セン
チ前後、金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性
効果等の材料４を塗布する。

【０００５】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を述べる
とコンクリートで構築された基礎３の低盤上部と、建築
物外周基礎立上り１６内面へ散布、塗布された金属イオ
ンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４が
建築物基礎３と１階床下空間１５内部を乾燥、抗菌、防
カビ危害対策する。基礎３上部の１階床下地１２上面へ
塗布された金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ
性効果等の材料４が１階室内空間を基礎空間と同様に乾
燥、抗菌、防カピに対し、危害対策する。１階床から建
築物外周壁下地１４内面３０センチ前後、塗布された金
属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材
料４が同様に乾燥、抗菌、防カビ作用する。室内を吸湿
させ、乾燥させることで壁内部の結露をも危害対策でき
る。又、塗布する材料４の金属イオンの触媒作用で吸
湿、抗菌、防カビ性効果等の他にもマイナスイオン発生
による室内の有機物分離を起こし、人にやさしい住まい
を構築される。

【０００６】

【実施例】コンクリートで構築された基礎３の低盤上部
と、建築物外周基礎立上り１６内面へ金属イオンの触媒
作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４を散布又は
塗市する。基礎３上部の１階床下地１２上面へ金属イオ
ンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４を
塗布する。１階床から建築物外周壁下地１４内面３０セ
ンチ前後、金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ
性効果等の材料４を塗布する。よって、コンクリートで
構築された基礎３の低盤上部全面と建築物外周基礎立上
り１６内面全面と基礎上部の１階床下地１２上面全面の
箱型の６面総てを金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、
防カビ性効果等の材料４を塗布し囲ったものとされたの
である。

【０００７】

【発明の効果】本発明は、建築物、特に住宅建築の高断
熱、高気密化によって起こる大気中の湿気の滞留、そし
て雑菌、カビの繁殖の原因を、コンクリートで構築され
た基礎３の低盤上部と、建築物外周基礎立上り１６内
面、基礎上部の１階床下地１２上面１階床から建築物外
周壁下地１４内面３０センチ前後の範囲を、金属イオン
の触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４を散
布、塗布することで建築物の基礎空間１５、室内空間を
乾燥、抗菌、防カビ危害対策する。これらの方法で構築
されたことで、建築物の湿気からくる耐久の減少を防
ぐ。又、人体へ悪影響のある細菌、カビ菌を死滅、抑制
させ、危害対策することで建築物内での快適な生活をお
くることができることを目的として発明されたのであ
る。除湿作用では、夏のじめじめした期間も乾燥された
状態で快適であり、冬の寒い期間は、金属イオンの元と
なるセラミックからの遠赤外線により、暖かさが保たれ
る。又、塗布する材料４の金属イオンの触媒作用で吸
湿、抗菌、防カビ性効果等の他にもマイナスイオン発生
による室内の有機物分離を起こし、人にやさしい住まい
を構築される。又、このシステムによって基礎空間１５
からのマイナスイオン発生によって、それから上昇され
る大気が建築物の他の部分へ浸透することで、より効果
があがる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用断面図

【符号の説明】

１は，砕石２は、防湿シート３は、基礎４は、金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効
果等の材料ビ性の材料５は，束石６は、束７は、大引８は、根太９は、大引受け１０は、士台１１は、間柱１２は、１階床下地１３は、建築物基礎下地盤１４は、１階床から建築物外周壁下地１５は、建築物基礎と１階床下空間１６は、建築物外周基礎立上１７は、建築物基礎外周地盤面１８は、建築物外壁

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コンクリートで構築された基礎３の低盤上
部に金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果
の材料４を散布又は塗布した基礎３の低盤上部。
【請求項２】コンクリートで構築された建築物外周基礎
立上り１６内面へ金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、
防カビ性効果等の材料４を散布又は塗布した建築物外周
基礎立上り１６。
【請求項３】基礎上部の１階床下地１２上面へ金属イオ
ンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４を
塗布した基礎上部の１階床下地１２。
【請求項４】１階床から建築物外周壁下地１４内面３０
センチ前後、金属イオンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カ
ビ性効果等の材料４を塗布した１階床から建築物外周壁
下地１４。
【請求項５】請求項１と請求項２を組み合わせをしたも
の。
【請求項６】請求項１と請求項３を組み合わせをしたも
の。
【請求項７】請求項２と請求項３を組み合わせをしたも
の。
【請求項８】請求項１と請求項２と請求項３を組み合わ
せをしたもの。
【請求項９】請求項１と請求項２と請求項３と請求項４
を組み合わせをしたもの。
【請求項１０】コンクリートで構築された基礎３の低盤
上部全面と建築物外周基礎立上り１６内面全面と基礎上
部の１階床下地１２上面全面の箱型の６面総てを金属イ
オンの触媒作用で吸湿、抗菌、防カビ性効果等の材料４
を塗布し囲ったもの。