JP2000303503A - 安全装置の遮断レバー - Google Patents

安全装置の遮断レバー

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JP2000303503A
JP2000303503A JP11147058A JP14705899A JP2000303503A JP 2000303503 A JP2000303503 A JP 2000303503A JP 11147058 A JP11147058 A JP 11147058A JP 14705899 A JP14705899 A JP 14705899A JP 2000303503 A JP2000303503 A JP 2000303503A
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JP
Japan
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lever
shut
safety device
flexibility
cutoff
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Application number
JP11147058A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Suzuki
達雄 鈴木
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Suzuki Shoji KK
Original Assignee
Suzuki Shoji KK
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業中にエンジンの振動などにより、遮断レ
バーが自在方向に大きく揺れることがなく集中して作業
ができ、緊急脱出時や、作業者が一時運転室を離れるた
め遮断レバーを押し退けようとしても決して通行の妨げ
にならず、しかも遮断レバーの破損を防止することがで
きる油圧機能遮断装置の遮断レバーを提供する。 【解決手段】 遮断レバー2がロック位置に固定されて
いるとき、連結基部4を基点にレバー部3が水平方向の
みに変位可能とした。また、前記遮断レバー2は、前記
レバー部3全部ではなく、前記レバー部3と前記連結基
部4との連結部8付近に、柔軟性または可撓性を有した
個所を設ける構成としたので、作業者Xが運転席Yを離
れる際に、前記遮断レバー2が通行の妨げにならずに、
容易に通り抜けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建設機械
等を操作する操作レバーをロックするロック装置のロッ
ク解除時に、運転室の出入通路を塞ぐ遮断手段を備えた
安全装置の遮断レバーに関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場等で使用される建設機械には、
油圧操縦レバーやその他の装置が多く配置され、それら
はエンジン始動とともに常に可動状態となり、誤操作の
原因となっていた。そこで近年では、エンジンの始動時
や可動時でも、誤って作業者が操縦レバーに触れても事
故が起きず、また、緊急時などに作業者が運転室から離
れる場合に操縦レバーをロックする装置が用いられてお
り、安全装置の操作レバーを操作すると遮断レバーが変
位し、ロック解除時には運転室の出入通路を遮断して運
転室から外に出られないようになっている。
【0003】安全装置としては、例えば特開平7−28
0183号公報に記載されているような、遮断レバーと
操作レバーとを別に設けて操作をし易くし、遮断レバー
で運転室の出入通路を塞ぐロック装置を作動させるもの
が提案されている。この安全装置は、エンジン始動や油
圧操縦を制御するための装置で、操作レバーと連動して
遮断レバーが変位し、油圧スイッチが入る構造であっ
た。
【0004】この安全装置では、作業者がエンジンを起
動させた後、操作レバーにて油圧機能を可動状態にする
と遮断レバーが運転室の出入通路を塞ぐ。作業途中や一
通り作業が終了した時点で作業者は運転室を離れようと
するが、遮断レバーが通路を塞いでいる状態なので、再
度操作レバーを作動させてロックを解除しなければ通路
を確保することができない構造であった。
【0005】このため遮断レバーは、遮断レバー全部ま
たは一部が柔軟性または可撓性を有し、例えばコイルス
プリングからなる可撓部を設けて、緊急脱出時に遮断レ
バーが通路を塞いでいてもこの遮断レバーを撓ませて、
通り抜けることができるというものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コイルスプリ
ングの強度が少ないと、遮断レバーをロック位置に固定
させた状態で作業を開始するが、遮断レバーが自在方向
に撓むため、エンジンなどの振動により、遮断レバーが
上下左右に大きく揺れてしまい集中して作業ができな
い。また、長年使用していると、コイルスプリングはエ
ンジンなどの振動によって、強度が徐々に少なくなり、
垂れ下がってしまう恐れがあった。反対にコイルスプリ
ングの強度があり過ぎると緊急脱出時に遮断レバーを押
し退けようとすると通行の妨げとなって、作業者がけが
をしたり、遮断レバーが破損するといったような不具合
が生じていた。
【0007】この発明は上記課題を解決して、遮断レバ
ーがロック位置に固定されているとき、垂直方向には柔
軟性または可撓性を有さず、水平方向のみに柔軟性また
は可撓性を有するよう構成し、作業中の遮断レバーの揺
れが少なく、作業者が集中して作業ができ、緊急脱出時
や、作業者が一時運転室を離れるため遮断レバーを押し
退けようとしても決して通行の妨げにならず、しかも遮
断レバーの破損を防止することができる安全装置の遮断
レバーを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の安全装置の遮断レバーは、建設機械等を
操縦する操縦レバーをロックし、基台に枢着されて変位
可能な操作レバーと、これに連動する遮断レバーと、前
記操作レバーに形成されて油圧スイッチを押接する押接
部とを有し、ロックの解除時に前記遮断レバーが待機位
置からロック位置に傾動して運転席の通路を塞ぐ安全装
置において、前記遮断レバーは、基台に枢着される連結
基部と、傾動可能なレバー部とで構成し、前記遮断レバ
ーがロック位置に固定されているとき、前記遮断レバー
のレバー部は、連結基部を基点に水平方向のみに変位可
能としたことを特徴としている。
【0009】また、前記遮断レバーのレバー部は、長手
方向中央より連結基部側の一部に柔軟性または可撓性を
有する個所を設け、ここを基点に水平方向のみ変位可能
としたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。図1は建設機械Wにおけ
る安全装置Qの使用状態を示す側面図で、図2はこの安
全装置Qの使用例の斜視図であり、図3は待機位置Oに
おける安全装置Qの遮断レバー2と操作レバー13の側
面図である。遮断レバー2は、基台1に枢着された連結
基部4と、連結基部4から延長方向に細長く延びたレバ
ー部3とからなっており、レバー部3は、プラスチック
ゴム9などの弾性または柔軟性または可撓性を有するも
のでスチール製の芯10を被覆している。また、この遮
断レバー2は待機位置Oからロック位置Pに変位し、傾
動自在としてある。
【0011】操作レバー13は、先端にグリップ14を
有し略倒立L状からなり、前記遮断レバー2を作動させ
るためのもので、中途位置15が基台1に枢着され、前
記遮断レバー2を待機位置Oからロック位置Pに傾動さ
せると同時に自身も変位可能となっている。
【0012】前記遮断レバー2と前記操作レバー13と
の連結は、前記遮断レバー2の前記連結基部4の端部5
に形成された長孔7に前記操作レバー13の基端16に
突設されて前記長孔7に摺動自在に嵌合する摺動軸17
を枢着した構成からなっている。また、基台1の中央付
近に突設された受軸12と、前記摺動軸17とに係止用
スプリング11が渡設されいる。
【0013】前記操作レバー13の端部には油圧スイッ
チSを押接する押接部18を形成し、前記操作レバー1
2を図3に示す矢印方向へ変位させると、前記中途位置
15を基点に前記基端16が下方へ下がり、前記押接部
18が油圧スイッチSを押接するが、前記長孔7を前記
摺動軸17が摺動して、前記連結基部4が連動し、基台
1に形成したストッパー21と側面端部6とが衝突し
て、図示しない油圧機能が可動状態を維持している。こ
のとき、前記遮断レバー2はロック位置Pに傾動し固定
されると同時に、出入通路が塞がれる。
【0014】前記遮断レバー2によって出入通路を塞が
れた状態で、前記遮断レバー2を押し退けて、作業者X
が運転席Yから離れようとすると、前記遮断レバー2が
撓むよりも、前記遮断レバー2自身が前記基台1あるい
は前記連結基部4から外れたり、破損したりしてしまう
ので、前記遮断レバー2全部または一部が自在方向に柔
軟性または可撓性を有すると、この前記遮断レバー2自
身の柔軟性または可撓性が大であると、前記遮断レバー
2がロック位置Pに固定されている場合に、前記遮断レ
バー2はエンジンなどの振動によって、上下左右に大き
く揺れてしまう。
【0015】したがって、図4に示すようにA−A´方
向のみに柔軟性または可撓性を有し、B−B´方向には
柔軟性または可撓性を有さない構成を採用し、さらに、
レバー部3は、図5に示すように図3のC−C´断面の
略長方形とした。ただし、前記遮断レバー2自身に、あ
る程度の強度を保持するために、薄板状のスチール製の
芯10を柔軟性のあるプラスチックゴム9などで被覆し
て、前記レバー部3を構成する。
【0016】このように、前記遮断レバー2がB−B´
方向に柔軟性または可撓性を有さず、A−A´方向のみ
に柔軟性または可撓性を有することで、前記遮断レバー
2がロック位置Pに固定されている場合でも、決して上
下方向に揺れることはない。
【0017】また、前記遮断レバー2がロック位置Pに
固定されているときに、A−A´方向のみに柔軟性また
は可撓性を有していれば、図6に示すように作業者Xが
運転席Yを離れる際に、前記遮断レバー2を容易に撓ま
せて通り抜けることができる。
【0018】さらに、前記遮断レバー2は、図7に示す
ように前記レバー部3全部ではなく、前記レバー部3と
前記連結基部4との連結部8付近または/およびレバー
部3が保護カバーQaより突出した直後の部分に、柔軟
性または可撓性を有した個所を設けて、前記遮断レバー
2を撓まさず、前記レバー部4のA−A´方向への変位
によって作業者Xの通行をスムーズに行なわせることも
できる。図8および図9では、前記レバー部3と前記連
結基部4との連結部8付近をピン19接合してA−A´
方向へ回動自在としている。また、図10および図11
では、前記レバー部4と前記連結基部5との連結部8付
近にジャバラ20を用いて連結して、前記レバー部4が
A−A´方向に揺動自在としている。
【0019】
【実施例】前記遮断レバー3は、図5に示したように図
3のC−C´断面が略長方形であるが、形状はこれに限
ったものではなく、たとえば、図12−a〜eのよう
に、図6で示したB−B´方向に柔軟性または可撓性を
有さず、A−A´方向のみに柔軟性または可撓性を有す
るものであればどのような形状でも構わない。
【0020】
【発明の効果】遮断レバーがロック位置に固定されてい
るとき、集中して作業ができ、緊急脱出時や、作業者が
一時運転室を離れるなどのとき、遮断レバーが運転室の
出入通路を塞いでいても、決して通行の妨げにならずに
スムーズに通り抜けることができる。しかも、作業者が
遮断レバーを押し退けようとしてもけがをすることはな
く、遮断レバーに無理な力も加わらないので遮断レバー
が基台から外れたり、破損したりすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械における安全装置の使用状態を示す側
面図である。
【図2】建設機械における安全装置の操作レバーと遮断
レバーを示す斜視図である。
【図3】待機時における安全装置の操作レバーと遮断レ
バーの側面図である。
【図4】遮断レバーを示す要部斜視図である。
【図5】図3のC−C´断面を示す断面図である。
【図6】安全装置を設けた建設機械における運転室の平
面図である。
【図7】別の遮断レバーを示す要部斜視図である。
【図8】遮断部のピン接合を示した斜視図である。
【図9】遮断部のピン接合を示した要部斜視図である。
【図10】遮断部のジャバラ構造を示した斜視図であ
る。
【図11】遮断部のジャバラ構造を示した要部斜視図で
ある。
【図12】図5の別の実施例を示した断面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 遮断レバー 3 レバー部 4 連結基部 5 端部 6 側面端部 7 長孔 8 連結部 9 プラスチックゴム 10 芯 11 スプリング 12 受軸 13 操作レバー 14 グリップ 15 中途位置 16 基端 17 摺動軸 18 押接部 19 ピン 20 ジャバラ 21 ストッパー W 建設機械 Q 安全装置 Qa保護カバー X 作業者 Y 運転室 S 油圧スイッチ O 待機位置 P ロック位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械等を操縦する操縦レバーをロック
    し、基台に枢着されて変位可能な操作レバーと、これに
    連動する遮断レバーと、前記操作レバーに形成されて油
    圧スイッチを押接する押接部とを有し、ロックの解除時
    に前記遮断レバーが待機位置からロック位置に傾動して
    運転席の通路を塞ぐ安全装置において、前記遮断レバー
    は、基台に枢着される連結基部と、傾動可能なレバー部
    とで構成し、前記遮断レバーがロック位置に固定されて
    いるとき、前記遮断レバーのレバー部は、連結基部を基
    点に水平方向のみに変位可能としたことを特徴とする安
    全装置の遮断レバー。
  2. 【請求項2】前記遮断レバーのレバー部は、長手方向中
    央より連結基部側の一部に柔軟性または可撓性を有する
    個所を設けて、ここを基点に水平方向のみに変位可能と
    したことを特徴とする請求項1記載の安全装置の遮断レ
    バー。
  3. 【請求項3】前記遮断レバーは、柔軟性を有する帯状の
    芯を被覆し、かつ断面略長方形を形成した構成であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の安全装置の遮断
    レバー。
  4. 【請求項4】前記遮断レバーは、連結基部側と先端側と
    がピン接合構造である請求項2または3記載の安全装置
    の遮断レバー。
  5. 【請求項5】前記遮断レバーは、連結基部側と先端側と
    がジャバラ構造にて結合した請求項2または3記載の安
    全装置の遮断レバー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113623A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械などの通路遮断装置

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