JP2000302419A - 精製過酸化水素水溶液の製造方法 - Google Patents
精製過酸化水素水溶液の製造方法Info
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- JP2000302419A JP2000302419A JP11112855A JP11285599A JP2000302419A JP 2000302419 A JP2000302419 A JP 2000302419A JP 11112855 A JP11112855 A JP 11112855A JP 11285599 A JP11285599 A JP 11285599A JP 2000302419 A JP2000302419 A JP 2000302419A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高純度の過酸化水素水溶液の製造方法を提供
する。 【解決手段】 過酸化水素水溶液を蒸発器12で蒸発さ
せ、気液分離器14で蒸気を分離し、該蒸気を分縮器1
7に供給し、精製過酸化水素水溶液を抜き出し、さらに
分縮された蒸気を精留塔21に供給する。
する。 【解決手段】 過酸化水素水溶液を蒸発器12で蒸発さ
せ、気液分離器14で蒸気を分離し、該蒸気を分縮器1
7に供給し、精製過酸化水素水溶液を抜き出し、さらに
分縮された蒸気を精留塔21に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アントラキノン法
による過酸化水素の製造方法に関する。本発明による精
製過酸化水素水溶液は高純度が要求される電子工業用と
して利用される。
による過酸化水素の製造方法に関する。本発明による精
製過酸化水素水溶液は高純度が要求される電子工業用と
して利用される。
【0002】
【従来の技術】過酸化水素は、工業的にはアントラキノ
ン法により製造されている。ここで得られた粗過酸化水
素水溶液は過酸化水素を15〜40重量%含有している
が、通常工業的に使用される過酸化水素の濃度は30〜
70重量%であるので粗過酸化水素はさらに濃縮され
る。
ン法により製造されている。ここで得られた粗過酸化水
素水溶液は過酸化水素を15〜40重量%含有している
が、通常工業的に使用される過酸化水素の濃度は30〜
70重量%であるので粗過酸化水素はさらに濃縮され
る。
【0003】過酸化水素は、近年、半導体やプリント配
線板などの電子工業分野に於ける利用が増大し、これに
伴って、極めて高純度の過酸化水素水溶液が要求される
ようになり、粗過酸化水素の精留濃縮によって得られる
製品も不純物の極めて少ない高純度の品質が要求されて
いる。
線板などの電子工業分野に於ける利用が増大し、これに
伴って、極めて高純度の過酸化水素水溶液が要求される
ようになり、粗過酸化水素の精留濃縮によって得られる
製品も不純物の極めて少ない高純度の品質が要求されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における上記したような課題を解決し、高純度の過
酸化水素水溶液を提供することにある。
技術における上記したような課題を解決し、高純度の過
酸化水素水溶液を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について鋭意検討を行った結果、過酸化水素水溶液を材
質がジルコニウムである分縮器により分縮することによ
り、高純度の過酸化水素が得られることを見いだし本発
明に到達した。
について鋭意検討を行った結果、過酸化水素水溶液を材
質がジルコニウムである分縮器により分縮することによ
り、高純度の過酸化水素が得られることを見いだし本発
明に到達した。
【0006】即ち、本発明は、過酸化水素水溶液を蒸発
器12で蒸発させ、気液分離器14で蒸気を分離し、該
蒸気を分縮器17に供給し、精製過酸化水素水を抜き出
し、さらに分縮された蒸気を精留塔21に供給すること
を特徴とする精製過酸化水素水溶液の製造方法に関する
ものである。
器12で蒸発させ、気液分離器14で蒸気を分離し、該
蒸気を分縮器17に供給し、精製過酸化水素水を抜き出
し、さらに分縮された蒸気を精留塔21に供給すること
を特徴とする精製過酸化水素水溶液の製造方法に関する
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の粗過酸化水素水溶液は、
過酸化水素を15〜40重量%含有し、有機不純物、装
置材質に起因する鉄やアルミニウムイオン、及びプロセ
ス工程上に起因するケイ素成分等を含んでいる。又、ピ
ロリン酸塩等の安定剤単独あるいは混合したものを含ん
でいる。
過酸化水素を15〜40重量%含有し、有機不純物、装
置材質に起因する鉄やアルミニウムイオン、及びプロセ
ス工程上に起因するケイ素成分等を含んでいる。又、ピ
ロリン酸塩等の安定剤単独あるいは混合したものを含ん
でいる。
【0008】本発明をフローダイアグラム(図1)を用
いて詳述する。粗過酸化水素水溶液は11のラインより
蒸発器12に入る。蒸発器12を出た気液は、ライン1
3を通って気液分離器14に導かれる。過酸化水素の蒸
留は、分解を少なくし安全性を考え通常減圧下で行われ
る。蒸発器の出口すなわち、気液分離器入り口の温度
は、40〜90℃、好ましくは60〜80℃であり、圧
力は、50〜200torr、好ましくは60〜150
torrである。
いて詳述する。粗過酸化水素水溶液は11のラインより
蒸発器12に入る。蒸発器12を出た気液は、ライン1
3を通って気液分離器14に導かれる。過酸化水素の蒸
留は、分解を少なくし安全性を考え通常減圧下で行われ
る。蒸発器の出口すなわち、気液分離器入り口の温度
は、40〜90℃、好ましくは60〜80℃であり、圧
力は、50〜200torr、好ましくは60〜150
torrである。
【0009】気液分離器14では、揮発性不純物、過酸
化水素、水からなる蒸気と非揮発性不純物を含み蒸気側
組成と平衡にある過酸化水素水溶液に分離される。気液
分離器14で分離された蒸気は、ライン15を経て分縮
器17に導かれる。気液分離器では、分離した蒸気側の
ミスト含有量が0.5重量%以下まで分離させることが
好ましい。気液分離器14で分離された過酸化水素水溶
液はライン16から抜き出される。
化水素、水からなる蒸気と非揮発性不純物を含み蒸気側
組成と平衡にある過酸化水素水溶液に分離される。気液
分離器14で分離された蒸気は、ライン15を経て分縮
器17に導かれる。気液分離器では、分離した蒸気側の
ミスト含有量が0.5重量%以下まで分離させることが
好ましい。気液分離器14で分離された過酸化水素水溶
液はライン16から抜き出される。
【0010】気液分離器としては、サイクロン方式が構
造上シンプルであり好ましく、さらには、2段又は3段
以上の多段サイクロン方式が、有機物を多く含有し発泡
性が高まった過酸化水素に対しても高性能の分離効率が
得られる事からより好ましい。サイクロンの材質は、ア
ルミニウムやステンレスが使用できるが過酸化水素の分
解を少なく抑えるためには、アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金が好ましい。
造上シンプルであり好ましく、さらには、2段又は3段
以上の多段サイクロン方式が、有機物を多く含有し発泡
性が高まった過酸化水素に対しても高性能の分離効率が
得られる事からより好ましい。サイクロンの材質は、ア
ルミニウムやステンレスが使用できるが過酸化水素の分
解を少なく抑えるためには、アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金が好ましい。
【0011】分縮器17は、多管円筒型式、二重管式、
単管式、プレート式、渦巻き式、ジャケット式などの熱
交換器が使用される。中でも、多管円筒型式が低圧の使
用、冷却、分縮の用途に適しており、且つ伝熱効率も高
く信頼性も高い。また、分縮器17は、蒸気との接触部
にジルコニウム材を用いるのが好ましい。ジルコニウム
は、過酸化水素への溶出及び分解が少ないため高純度の
過酸化水素を得ることができる。
単管式、プレート式、渦巻き式、ジャケット式などの熱
交換器が使用される。中でも、多管円筒型式が低圧の使
用、冷却、分縮の用途に適しており、且つ伝熱効率も高
く信頼性も高い。また、分縮器17は、蒸気との接触部
にジルコニウム材を用いるのが好ましい。ジルコニウム
は、過酸化水素への溶出及び分解が少ないため高純度の
過酸化水素を得ることができる。
【0012】分縮器17で分縮した液18は、高純度な
過酸化水素水として抜き出され、残りの蒸気はライン1
9を経て精留塔に導かれる。分縮により得られる過酸化
水素の濃度、採取量は、分縮器内蒸気の圧力、温度をコ
ントロールすることにより得ることが出来る。分縮器の
温度は、40〜90℃、好ましくは60〜80℃であ
り、圧力は50〜200torr、好ましくは60〜1
50torrである。
過酸化水素水として抜き出され、残りの蒸気はライン1
9を経て精留塔に導かれる。分縮により得られる過酸化
水素の濃度、採取量は、分縮器内蒸気の圧力、温度をコ
ントロールすることにより得ることが出来る。分縮器の
温度は、40〜90℃、好ましくは60〜80℃であ
り、圧力は50〜200torr、好ましくは60〜1
50torrである。
【0013】精留塔21は、アルミニウム材質で構成さ
れ、ラッシヒリング、インターロックスサドル、カスケ
ードリングなどを充填して用いる方式が安価であり、広
く採用されている。精留塔の塔底の温度は、40〜90
℃、好ましくは60〜80℃であり、圧力は50〜20
0torr、好ましくは60〜100torrである。
塔頂の圧力は、30〜100torr、好ましくは40
〜80torrである。
れ、ラッシヒリング、インターロックスサドル、カスケ
ードリングなどを充填して用いる方式が安価であり、広
く採用されている。精留塔の塔底の温度は、40〜90
℃、好ましくは60〜80℃であり、圧力は50〜20
0torr、好ましくは60〜100torrである。
塔頂の圧力は、30〜100torr、好ましくは40
〜80torrである。
【0014】
【実施例】次に実施例によって本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0015】実施例 図1の実験室用試験装置を用いて高純度な過酸化水素の
蒸留精製を行った。サイクロン、サイクロンから精留塔
に至る配管、精留塔の過酸化水素と接触する部分の材質
には、A1070のアルミ材質を使用した。サイクロン
の大きさはDc=40mmのPerry' s Hand
Book記載の標準サイクロンであって、サイクロン
から精留塔のラインの配管は内径20mmである。
蒸留精製を行った。サイクロン、サイクロンから精留塔
に至る配管、精留塔の過酸化水素と接触する部分の材質
には、A1070のアルミ材質を使用した。サイクロン
の大きさはDc=40mmのPerry' s Hand
Book記載の標準サイクロンであって、サイクロン
から精留塔のラインの配管は内径20mmである。
【0016】分縮器17は、蒸気との接触部が純ジルコ
ニウム(ASTM R60702 )よりなるコイル型熱交換器で、
6mmφ×1200mmlコイルに冷却水の通液量を調整
し分縮を行うものである。精留塔21は塔径50mm
で、1/4Bの磁製インターロックスサドル充填材を5
00mmの高さ充填したものである。
ニウム(ASTM R60702 )よりなるコイル型熱交換器で、
6mmφ×1200mmlコイルに冷却水の通液量を調整
し分縮を行うものである。精留塔21は塔径50mm
で、1/4Bの磁製インターロックスサドル充填材を5
00mmの高さ充填したものである。
【0017】本蒸留装置において、過酸化水素32重量
%、蒸発残分35ppm、安定剤としてピロリン酸ソー
ダ10水塩を5ppm及びオルトリン酸10ppmを含
む粗過酸化水素水溶液を1,200g/hrの流量で蒸
発器12に供給して濃縮し、サイクロンの下のライン1
6より過酸化水素濃度が64重量%の分離液354g/
hrと分縮器下部18から過酸化水素濃度56重量%の
高純度品144g/hrと精留塔底23から過酸化水素
濃度53重量%の濃縮液149g/hrを得た。
%、蒸発残分35ppm、安定剤としてピロリン酸ソー
ダ10水塩を5ppm及びオルトリン酸10ppmを含
む粗過酸化水素水溶液を1,200g/hrの流量で蒸
発器12に供給して濃縮し、サイクロンの下のライン1
6より過酸化水素濃度が64重量%の分離液354g/
hrと分縮器下部18から過酸化水素濃度56重量%の
高純度品144g/hrと精留塔底23から過酸化水素
濃度53重量%の濃縮液149g/hrを得た。
【0018】主な運転条件を下記に示す。 サイクロン出口:温度71℃、圧力109torr 分縮器内 :温度63℃、圧力 90torr 還流水:130g/hr 粗原料過酸化水素の成分 Al :120 ppb (原子吸光により分析) Fe : 3 ppb (原子吸光により分析) Zr : 1 ppb以下 (原子吸光により分析) Si : 10 ppb (原子吸光により分析) Na :450 ppb (原子吸光により分析) PO4 : 10.5ppm (イオンクロマトにより分析)
【0019】 得られた高純度分縮液の成分 Al : 1 ppb (原子吸光により分析) Fe : 0.5ppb (原子吸光により分析) Zr : 2 ppb (原子吸光により分析) Si : 0.2ppb以下 (原子吸光により累積濃縮分析) Na : 0.9ppb (原子吸光により分析) PO4 : 20 ppb (イオンクロマトにより分析)
【0020】比較例 分縮器を取り付けずに行った以外は、実施例2と同様の
条件の蒸留装置を用いた。粗原料過酸化水素は実施例と
同じものを使用した。粗過酸化水素水溶液を1,200
g/hrの流量で蒸発器に供給して濃縮し、サイクロン
の下のラインより過酸化水素濃度が62重量%の分離液
406g/hrと精留塔塔底から過酸化水素濃度54重
量%の濃縮液240g/hrを得た。主な運転条件を下
記に示す。
条件の蒸留装置を用いた。粗原料過酸化水素は実施例と
同じものを使用した。粗過酸化水素水溶液を1,200
g/hrの流量で蒸発器に供給して濃縮し、サイクロン
の下のラインより過酸化水素濃度が62重量%の分離液
406g/hrと精留塔塔底から過酸化水素濃度54重
量%の濃縮液240g/hrを得た。主な運転条件を下
記に示す。
【0021】 サイクロン出口:71℃、圧力は109torr 還流水:300g/hr(Si濃度0.1ppb以下) 得られた精留塔濃縮液の成分 Al :135ppb (原子吸光により分析) Fe : 1ppb (原子吸光により分析) Zr : 1ppb以下 (原子吸光により分析) Si : 12ppb (原子吸光により分析) Na : 3ppb (原子吸光により分析) PO4 : 18ppb (イオンクロマト分析)
【0022】
【発明の効果】本発明により、高純度の過酸化水素水溶
液をシンプルな構造の設備により得ることが出来る。
液をシンプルな構造の設備により得ることが出来る。
【図1】本発明の過酸化水素の蒸留分縮精製装置
12:蒸発器 14:気液分離器 17:分縮器 21:精留塔 26:コンデンサー 24:還流水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西沢 千春 三重県四日市市日永東2丁目4番16号 三 菱瓦斯化学株式会社四日市工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 過酸化水素水溶液を蒸発器12で蒸発さ
せ、気液分離器14で蒸気を分離し、該蒸気を分縮器1
7に供給し、精製過酸化水素水溶液を抜き出し、さらに
分縮された蒸気を精留塔21に供給することを特徴とす
る精製過酸化水素水溶液の製造方法。 - 【請求項2】 分縮器の材質がジルコニウムである請求
項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11112855A JP2000302419A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 精製過酸化水素水溶液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11112855A JP2000302419A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 精製過酸化水素水溶液の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000302419A true JP2000302419A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14597231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11112855A Pending JP2000302419A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 精製過酸化水素水溶液の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000302419A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006501278A (ja) * | 2002-09-30 | 2006-01-12 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | 新規の過酸化水素水溶液 |
JP2006240969A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 無菌充填装置用過酸化水素水 |
US7722847B2 (en) | 2002-09-30 | 2010-05-25 | Evonik Degussa Gmbh | Aqueous hydrogen peroxide solutions and method of making same |
-
1999
- 1999-04-20 JP JP11112855A patent/JP2000302419A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006501278A (ja) * | 2002-09-30 | 2006-01-12 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | 新規の過酸化水素水溶液 |
US7722847B2 (en) | 2002-09-30 | 2010-05-25 | Evonik Degussa Gmbh | Aqueous hydrogen peroxide solutions and method of making same |
US7981391B2 (en) | 2002-09-30 | 2011-07-19 | Evonik Degussa Gmbh | Aqueous hydrogen peroxide solutions and method of making same |
JP2006240969A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 無菌充填装置用過酸化水素水 |
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