JP2000302280A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
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- JP2000302280A JP2000302280A JP11109247A JP10924799A JP2000302280A JP 2000302280 A JP2000302280 A JP 2000302280A JP 11109247 A JP11109247 A JP 11109247A JP 10924799 A JP10924799 A JP 10924799A JP 2000302280 A JP2000302280 A JP 2000302280A
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Abstract
とができる搬送装置を提供する。 【解決手段】 針状ローラ23の表面に多数の突起23
aを有するレジストローラ対21を備える搬送装置にお
いて、針状ローラ23の両端部にはそれぞれ、針状ロー
ラ23における突起23aの先端までの外径D2と同径
の第1ガイドローラ27が設けられ、弾性体ローラ25
の両端部にはそれぞれ、第1ガイドローラ27と当接
し、且つ弾性体ローラ25と同径の外径を有する第2ガ
イドローラ31が設けられている。
Description
AX、プリンタ等の画像形成装置における搬送装置に関
する。
方の搬送ローラの表面にスパイク状の突起を形成するこ
とにより、搬送ローラ対が転写紙を狭持したとき、転写
紙の表面に突起を食い込ませて、搬送時のスリップを防
止する技術が知られている。
は、一方の搬送ローラの突起が、転写紙の表面に必要以
上に食い込むことがあった。突起が転写紙に必要以上に
食い込むと、過度の紙粉が発生したり、他方の搬送ロー
ラの表面を傷つけてしまい、装置としての寿命が短くな
ってしまうという課題があった。
且つ長寿命化を図ることができる搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
は、一方の搬送ローラの表面に多数の突起を有する搬送
ローラ対を備える搬送装置において、一方の搬送ローラ
の両端部にはそれぞれ、一方の搬送ローラにおける突起
の先端までの外径と同径の第1ガイドローラが設けら
れ、他方の搬送ローラの両端部にはそれぞれ、第1ガイ
ドローラと当接し、且つ他方の搬送ローラと同径の外径
を有する第2ガイドローラが設けられていることを特徴
とする。
ドローラの外径が、一方の搬送ローラにおける突起の先
端までの外径と同径であり、第2ガイドローラの外径
が、他方の搬送ローラの外径と同径であることにより、
一方及び他方の搬送ローラとのニップが略零になるの
で、搬送ローラ対が転写紙を狭持しながら搬送している
とき、一方の搬送ローラの突起が転写紙に必要以上に食
い込むことを防止することができる。従って、突起が転
写紙に必要以上に食い込むことによる紙粉の発生を防止
でき、しかも、他方の搬送ローラの表面を傷つけるのを
防止できるので、搬送装置の長寿命化を図ることができ
る。
の発明において、一方の搬送ローラには、第1ガイドロ
ーラの外径と同径のピッチ円径を有する第1ギアを備
え、他方の搬送ローラには、第2ガイドローラの外径と
同径のピッチ円径を有する第2ギアを備え、これら第1
及び第2ギアが互いに歯合していることを特徴とする。
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、第1
ギアのピッチ円径及び第1ガイドローラの外径を同一に
し、第2ギアのピッチ円径及び第2ガイドローラの外径
を同一にすることにより、一方の搬送ローラの突起先端
の周速度が、転写紙の送り速度となり、且つ他方の搬送
ローラも同速度で回転するので、転写紙の送り速度を安
定することができる。また、一方及び他方の搬送ローラ
が同速度で回転することにより、転写紙に対する搬送ロ
ーラ対の各ローラの速度差が出ないので、転写紙を傷め
ることを防止でき、これにより、紙粉の発生をより防止
することができる。
に記載の発明において、一方の搬送ローラは、転写紙の
非転写面に当接するように配置されていることを特徴と
する。
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、一方の搬送ローラが、転写紙の非転写面(非作像
面)に当接することにより、転写紙の転写面(作像面)
において、突起による転写紙のへこみの影響を受けにく
くなり、転写紙に形成される画像が良好なものになる。
ら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本
発明に係る搬送装置を有する複写機を概略的に示す構成
図である。複写機1は、電子写真プロセスを利用したも
のであり、概して、原稿画像を読みとる画像読み取り部
3と、画像を作像する作像部5と、転写紙を給紙する給
紙部7と、転写紙を排紙する排紙部9とを有している。
れた画像情報に対応する静電潜像が形成される感光体1
1と、感光体11の静電潜像をトナー像として可視化す
る現像装置13と、給紙部7から給紙された転写紙Pを
感光体11に向けて送り出す(搬送する)搬送装置15
と、感光体11のトナー像を転写紙Pに転写する転写装
置17と、転写紙に転写されたトナー像を定着する定着
装置19と、転写紙Pの両面にトナー像を転写するため
に転写紙Pを再度、感光体11に向けて搬送する両面装
置20とを有している。なお、本明細書では、本発明の
特徴部分である搬送装置15のみ詳細に説明し、その他
の部位の詳細な説明は省略する。
図であり、図3は、図2のA−A断面図である。図2に
示すように、搬送装置15は、図示しない複写機1本体
の駆動源により回転駆動するレジストローラ対21を有
している。レジストローラ対21は、一方の搬送ローラ
である針状ローラ23と、他方の搬送ローラである弾性
体ローラ25とを備えており、給紙部7から給紙された
転写紙Pを感光体11に向けて所定のタイミングで送り
出す。
り、その表面には、図3に示すように、スパイク状の突
起23aが多数形成されている。この突起23aは、レ
ジストローラ対21が転写紙Pを狭持しているとき、転
写紙Pの表面に食い込み、転写紙Pのスリップを防止す
るようになっている。この突起23aの高さは、特に限
定しないが、本実施の形態では、100μm程度に設定
している。なお、突起23aの高さを100μm程度に
すると、通常使用される転写紙Pに対する圧力が適切な
もの(50〜160g/mm)となるので好ましい。ま
た、本実施の形態では、針状ローラ23を金属で構成し
たが、これに限定されるものではなく、例えば、樹脂等
で構成しても良い。
の最大通紙巾外の位置には、第1ガイドローラ27、2
7が設けられている。この第1ガイドローラ27、27
の外径D1は、図3に示す針状ローラ23の突起23a
の先端を含む外径D2(D1=D2)と同じである(同
径である)。また、図示しない駆動源からの駆動によ
り、針状ローラ23を矢印B方向に回転駆動させる第1
ギア29が、針状ローラ23に固設されている。この第
1ギア29のピッチ円径D5は、針状ローラ23の突起
23aの先端を含む外径D2と同じ(D5=D2)に設
定されている。
示すように、転写紙Pの非転写面(非作像面)に当接す
るように配置されている。これにより、転写装置17が
感光体11のトナー像を転写紙Pの転写面(作像面)に
転写するとき、針状ローラ23の突起23aによる転写
紙Pのへこみの影響を受けにくくなり、転写紙Pに形成
される画像が良好なものになる。
向して設けられ、ゴム、スポンジ等で構成されている。
弾性体ローラ25の両端部で、且つ針状ローラ23の第
1ガイドローラ27、27に当接する第2ガイドローラ
31、31が設けられている。この第2ガイドローラ3
1、31の外径D3は、図3に示す弾性体ローラ25の
外径D4と同径である(D3=D4)。また、針状ロー
ラ23に固設されている第1ギア29と歯合する第2ギ
ア33が、弾性体ローラ25に固設されており、この第
2ギア33のピッチ円径D6は、弾性体ローラ25の外
径D4と同じ(D6=D4)に設定されている。
5及び第1ガイドローラ27、27の外径D1を同一に
し、第2ギア33のピッチ円径D6及び第2ガイドロー
ラ31、31の外径D3を同一にすることにより、針状
ローラ23の突起23a先端の周速度が、転写紙Pの送
り速度となり、且つ弾性体ローラ25も同速度で回転す
るので、転写紙Pの送り速度(搬送速度)を安定するこ
とができ、搬送ムラを防止することができる。また、各
ローラ23、25が同速度で回転することにより、転写
紙Pに対する各ローラ23、25の速度差が出ないの
で、転写紙Pを傷めることを防止でき、これにより、紙
粉の発生を防止することができる。
の作用を説明する。給紙部7から給紙された転写紙P
が、搬送装置15に到達すると、搬送装置15のレジス
トローラ対21のニップ(針状ローラ23と弾性体ロー
ラ25との間)に狭持されながら所定のタイミングで感
光体11に向けて送り出される。このとき、針状ローラ
23の突起23aが、転写紙Pの非転写面に食い込こん
で(突起23aによるアンカー効果によって)転写紙P
のスリップを防止している。
が、針状ローラ23の外径D2と同径であり、第2ガイ
ドローラの外径D3が、弾性体ローラ25の外径D4と
同径であることにより、各ローラ23、25のニップが
略零になるので、レジストローラ対21が転写紙を狭持
しながら搬送しているとき、針状ローラ23の突起23
aが転写紙Pに必要以上に食い込むことを防止すること
ができる。
に食い込むことによる紙粉の発生を防止でき、しかも、
突起23aによる弾性体ローラ25のストレスが少な
く、弾性体ローラ25の表面を傷つけることを防止でき
るので、搬送装置15の長寿命化を図れる。
向けて送り出された転写紙Pは、転写装置17により感
光体11のトナー像を、その転写面に転写される。上述
のように、レジストローラ対21は、安定した搬送速度
で転写紙Pを送り出していることにより、転写装置17
が転写紙Pにトナー像(複写画像)を転写するとき、こ
のトナー像の伸び縮みを防止することができる。
ることができることにより、例えば、複写機1が、原稿
画像の拡大、縮小が可能な複写機である場合であって
も、倍率誤差や倍率誤差偏差を防止できる。また、複写
機1がカラー複写機である場合は、各色トナー像を転写
紙Pに重ね合わせる際、重ね合わせるトナー像のずれを
防止でき、カラー複写機の色ずれを防止することができ
る。
置19により定着され、排紙部9にて排紙される。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本発明を、定着後の転写紙Pを
排紙部9に向けて搬送する搬送ローラ対35に適用した
り、或いは、両面装置20の搬送ローラ対37に適用し
ても良い。
ーラ対35に適用した場合、定着に使用されるシリコン
オイルが転写紙Pに付着して転写紙Pがスリップしやす
くなっていても、針状ローラ23の突起23aによるア
ンカー効果で、転写紙Pのスリップを防止することがで
き効果的である。これに対し、従来のように、ゴムロー
ラ同士の当接による摩擦力を利用して転写紙Pを搬送す
る構成であると、シリコンオイルが転写紙Pに付着する
と転写紙Pがスリップして搬送不良を引き起こしやすか
った。
えば、FAX、プリンタ等の画像形成装置に適用しても
同様の作用効果を得る。
ローラの外径が、一方の搬送ローラにおける突起の先端
までの外径と同径であり、第2ガイドローラの外径が、
他方の搬送ローラの外径と同径であることにより、一方
及び他方の搬送ローラとのニップが略零になるので、搬
送ローラ対が転写紙を狭持しながら搬送しているとき、
一方の搬送ローラの突起が転写紙に必要以上に食い込む
ことを防止することができる。従って、突起が転写紙に
必要以上に食い込むことによる紙粉の発生を防止でき、
しかも、他方の搬送ローラの表面を傷つけるのを防止で
きるので、搬送装置の長寿命化を図ることができる。
載の発明と同様な効果を奏するとともに、第1ギアのピ
ッチ円径及び第1ガイドローラの外径を同一にし、第2
ギアのピッチ円径及び第2ガイドローラの外径を同一に
することにより、一方の搬送ローラの突起先端の周速度
が、転写紙の送り速度となり、且つ他方の搬送ローラも
同速度で回転するので、転写紙の送り速度を安定するこ
とができる。また、一方及び他方の搬送ローラが同速度
で回転することにより、転写紙に搬送ローラ対の各ロー
ラの速度差が出ないので、転写紙を傷めることを防止で
き、これにより、紙粉の発生をより防止することができ
る。
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、一方の
搬送ローラが、転写紙の非転写面に当接することによ
り、転写紙の転写面において、突起による転写紙のへこ
みの影響を受けにくくなり、転写紙に形成される画像が
良好なものになる。
に示す構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一方の搬送ローラの表面に多数の突起を
有する搬送ローラ対を備える搬送装置において、 一方の搬送ローラの両端部にはそれぞれ、一方の搬送ロ
ーラにおける突起の先端までの外径と同径の第1ガイド
ローラが設けられ、他方の搬送ローラの両端部にはそれ
ぞれ、第1ガイドローラと当接し、且つ他方の搬送ロー
ラと同径の外径を有する第2ガイドローラが設けられて
いることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】 一方の搬送ローラには、第1ガイドロー
ラの外径と同径のピッチ円径を有する第1ギアを備え、
他方の搬送ローラには、第2ガイドローラの外径と同径
のピッチ円径を有する第2ギアを備え、これら第1及び
第2ギアが互いに歯合していることを特徴とする請求項
1に記載の搬送装置。 - 【請求項3】 一方の搬送ローラは、転写紙の非転写面
に当接するように配置されていることを特徴とする請求
項1又は2に記載の搬送装置。
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-
1999
- 1999-04-16 JP JP10924799A patent/JP3952347B2/ja not_active Expired - Fee Related
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