JP2000301678A - 蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材料 - Google Patents
蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材料Info
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Abstract
充填及び耐熱性に優れるシーラント層をもつ液体食品用
包装材料を提供する。 【解決手段】フィルム基材の少なくとも片面に、3官能
オルガノシラン又はその加水分解物と、アクリルポリオ
ール及びイソシアネート化合物との複合物の透明プライ
マー層、厚さ5〜100nmの無機酸化物の蒸着薄膜
層、ガスバリア性被膜層を順次積層した蒸着フィルム積
層体、および、シングルサイト触媒から得られた直鎖状
低密度ポリエチレンのエチレン・ブテン−1共重合体又
はエチレン・ヘキセン−1共重合体と、マルチサイト触
媒から得られた直鎖状低密度ポリエチレンのエチレン・
オクテン−1共重合体からなる押出しコーティング用樹
脂組成物のシーラント層をラミネートする。
Description
等の液体スープ、つゆ、ソース等に使用する液体食品用
包装材料に関するもので、特にガスバリア性が要求され
る包装分野に使用する液体食品用包装材料に関するもの
である。
用いられる包装材料の要求品質は、内容物の変質を抑制
しそれらの機能や性質を保持するために、包装材料を透
過する酸素、水蒸気、その他内容物を変質させる気体に
よる影響を防止する必要があり、これら気体を遮断する
ガスバリア性を備えることが求められている。さらに、
内容物が液体という点から、容易に内容物を取り出すこ
とができるように易カット性を有することも重要とな
る。そのため従来から、プラスチック材料のなかで易カ
ット性に最も優れているポリアミドフィルムを基材とし
て、そこに高分子樹脂組成物の中では比較的ガスバリア
性に優れている塩化ビニリデン樹脂をコーティングした
ものやアルミニウム等の金属からなる金属箔をラミネー
トしたものが一般的に使われてきた。
グしたものは、温湿度依存性が大きくガスバリア性を維
持できない。そして、塩素を含む樹脂系なので昨今のダ
イオキシン問題のために使用しにくいという問題があ
る。また、アルミニウム等の金属箔を用いた包装材料は
ガスバリア性に優れるが、包装材料を透視して内容物を
確認することができない、使用後の廃棄の際は不燃物と
して処理しなければならない、検査の際金属探知器が使
用できないなどの欠点有し問題があった。
して、例えば米国特許3442686号、特公昭63−
28017号公報等に記載されているような酸化珪素、
酸化アルミニウム等の無機酸化物をポリアミドフィルム
等の高分子フィルム上に、真空蒸着法やスパッタリング
法等の成形手段により蒸着膜を形成したフィルムが開発
されている。これらの蒸着フィルムは透明性及び酸素、
水蒸気等のガス遮断性を有していることが知られ、金属
箔等では得ることのできない透明性、ガスバリア性の両
者を同時に有する包装材料として好適とされている。
た包装材料に適するフィルムであっても、包装体または
包装材として、蒸着フィルム単体で用いられることはほ
とんどなく、蒸着後の後加工として蒸着フィルム表面に
文字・絵柄等を印刷加工またはフィルム等との貼り合わ
せ、容器等の包装体への形状加工など様々な工程を経て
包装体を完成させている。そのため包装設計には十分な
注意が必要である。
シーラントフィルムと貼り合わせ製袋後、内容物となる
液体スープを充填してラミネート強度やカット性の評価
を試みたところ、ラミネート強度が弱くそれが影響して
カット性が悪い等の問題を有することが明らかとなっ
た。
装材料のシーラント樹脂層には一般的に低温シール性や
ホット タック性に優れる直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が用い
られている。
容物を長期保存するために加熱殺菌するものや、そのま
ま電子レンジにかけられるものもある。このように、こ
れらの用途に用いられる包装材料は、加熱しても蒸着フ
ィルムを用いた構成でラミネート強度の低下が小さく、
且つシーラント樹脂層には耐熱性が要求される。
合、加熱によるラミネート強度の低下が見られ、液体ス
ープ等の高速充填可能なシーラント樹脂層では耐熱性が
不足していたが、一方、近年、樹脂の製法において触媒
技術が進み、直鎖状低密度ポリエチレンの中でも、シン
グルサイト触媒を用いたものが開発され、従来のマルチ
サイト触媒にはない優れた性質を有し、高速充填可能な
ものができるようになった。
から得られる直鎖状低密度ポリエチレンは低密度のもの
程、高速充填シールする際に必要なホットタック性に優
れる傾向を示す反面、融点が低くなるため耐熱性が劣る
傾向にある。また、コモノマーがブテン−1、ヘキセン
−1の短鎖分岐を有するため、押出コーティング時に分
子の絡み合いが起こらず、溶融張力が小さく、溶融樹脂
の流動性が不安定で押出コーティングでの加工が困難で
あるという問題があった。
透明蒸着層を有する蒸着フィルムを用い、透明性に優
れ、高いガスバリア性を有し、且つ高速充填及び耐熱性
に優れたシーラント層をもつ、液体スープや調味料など
に適す液体食品用包装材料を提供することを目的とす
る。
の発明は、フィルム基材の少なくとも片面に、一般式
R′Si(OR)3 (R′:アルキル基、ビニル基、グ
リシドオキシプロピル基など、R:アルキル基など)で
表せる3官能オルガノシランあるいは該オルガノシラン
の加水分解物と、アクリルポリオール及びイソシアネー
ト化合物との複合物からなる透明プライマー層、厚さ5
〜100nmの無機酸化物からなる蒸着薄膜層、ガスバ
リア性被膜層を順次積層した蒸着フィルム積層体、およ
び、シングルサイト触媒から得られた直鎖状低密度ポリ
エチレンのエチレン・ブテン−1共重合体あるいはエチ
レン・ヘキセン−1共重合体と、マルチサイト触媒から
得られた直鎖状低密度ポリエチレンのエチレン・オクテ
ン−1共重合体からなる押出しコーティング用樹脂組成
物を成分とするシーラント層をラミネートしたことを特
徴とする蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材
料である。
発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材料
において、前記ガスバリア性被膜が、水溶性高分子と
(a)1種以上の金属アルコキシド及びその加水分解物
又は(b)塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液あるい
は水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤
を塗布し、乾燥してなることを特徴とする蒸着フィルム
積層体を用いた液体食品用包装材料である。
は第2の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用
包装材料において、前記3官能オルガノシランを構成す
るR′にエポキシ基が含まれていることを特徴とする蒸
着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材料である。
は第2又は第3の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液
体食品用包装材料において、前記複合物中に反応触媒が
添加されていることを特徴とする蒸着フィルム積層体を
用いた液体食品用包装材料である。
発明の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包
装材料において、前記反応触媒が、錫化合物であること
を特徴とする蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包
装材料である。
は第5の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用
包装材料において、前記錫化合物が、塩化錫、オキシ塩
化錫及び錫アルコキシドであることを特徴とする蒸着フ
ィルム積層体を用いた液体食品用包装材料である。
至第6の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用
包装材料において、前記複合物中に一般式M(OR)n
(M:金属元素、R:CH3 、C2 H5 などのアルキ
ル基、n:金属元素の酸化数)で表される金属アルコキ
シドあるいは該金属アルコキシドの加水分解物を添加す
ることを特徴とする蒸着フィルム積層体を用いた液体食
品用包装材料である。
至第7の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用
包装材料において、前記金属アルコキシドあるいは該金
属アルコキシドの加水分解物中の金属が、Si、Al、
Ti、Zrあるいはそれらの混合物であることを特徴と
する蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材料で
ある。
至第8の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用
包装材料において、前記透明プライマー層の厚さが、
0.01〜2μmの範囲であることを特徴とする蒸着フ
ィルム積層体を用いた液体食品用包装材料である。
乃至第9の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品
用包装材料において、前記無機酸化物が、酸化アルミニ
ウム、酸化珪素あるいはそれらの混合物であることを特
徴とする蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材
料である。
乃至第10の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食
品用包装材料において、前記ガスバリア性被膜層中に含
まれる金属アルコキシドが、テトラエトキシシラン又は
トリイソプロポキシアルミニウム、あるいはそれらの混
合物であることを特徴とする蒸着フィルム積層体を用い
た液体食品用包装材料である。
乃至第11の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食
品用包装材料において、前記ガスバリア性被膜層中に含
まれる水溶性高分子が、ポリビニルアルコールであるこ
とを特徴とする蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用
包装材料である。
の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材
料において、前記エチレン・ブテン−1共重合体あるい
はエチレン・ヘキセン−1共重合体の直鎖状低密度ポリ
エチレンの密度が0.88〜0.92である押出しコー
ティング用樹脂組成物を成分とするシーラント層をラミ
ネートしたことを特徴とする蒸着フィルム積層体を用い
た液体食品用包装材料である。
1の発明の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装
材料において、前記シングルサイト触媒から得られた密
度0.88〜0.92の直鎖状低密度ポリエチレンのエ
チレン・ブテン−1共重合体、あるいはエチレン・ヘキ
セン−1共重合体50〜80重量%と、マルチサイト触
媒から得られた0.90〜0.92の直鎖状低密度ポリ
エチレンのエチレン・オクテン−1共重合体20〜50
重量%エチレン・ブテン−1共重合体あるいはエチレン
・ヘキセン−1共重合体から成る押出しコーティング用
樹脂組成物を成分とするシーラント層をラミネートした
ことを特徴とする蒸着フィルム積層体を用いた液体食品
用包装材料である。
料の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、その一実施形態の包装材料の断面図である。
図1に示すように、フィルム基材11上に、3官能オル
ガノシラン及びアクリルポリオール、イソシアネート化
合物等の複合物よりなる透明プライマー層12、無機化
合物からなる蒸着薄膜層13、ガスバリア性被膜層14
が順次積層されており、その積層体に押出コーティング
用樹脂組成物からなるフィルムがシーラント層15とし
てラミネートされている。
ク材料の中でカット性に優れているポリアミド樹脂から
なるフィルムが好ましく、蒸着薄膜層の透明性を活かす
ならば透明であることが好ましい。例えば、ε−カプロ
ラクタムの開環重合反応で得られる6−ナイロン、ヘキ
サメチレンジアミンtアジピン酸塩との重縮合反応で得
られる6,6−ナイロン等周知のポリアミド樹脂を用い
ることができ、これらをフィルム状に加工したものが用
いれる。特に二軸方向に任意に延伸されたものが、機械
強度や寸法安定性に優れているので好ましい。またこの
基材11の表面に、周知の種々の添加剤や安定剤、例え
ば帯電防止剤、紫外線防止剤、可塑剤、滑剤などが使用
されていても良く、薄膜との密着性を良くするために、
前処理としてコロナ処理、低温プラズマ処理、イオンボ
ンバード処理を施しておいても良く、さらに薬品処理、
溶剤処理などを施しても良い。
ではないが、包装材料としての適性や透明プライマー層
12、無機酸化物からなる蒸着薄膜層13、ガスバリア
性被膜層14を積層する場合の加工性を考慮すると、一
般的には5〜100μmの範囲で、実用的には10〜3
0μmとすることが好ましい。
を形成できるように長尺フィルムとすることが望まし
い。
基材11上に設けられ、基材と無機酸化物からなる蒸着
薄膜層13との間の密着性を高め、更に基材に耐熱性を
付与することを目的とする。
て用いることができるのは、3官能オルガノシランある
いはその加水分解物と、アクリルポリオール及びイソシ
アネート化合物との複合物である必要がある。
物については、前記3官能オルガノシランは、エチルト
リメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、グリシ
ドオキシプロピルトリメトキシシランなど一般式R′S
i(OR)3 で表せるもの、あるいはその加水分解物で
ある。中でもR′中にエポキシ基が含まれているグリシ
ドオキシトリメトキシシランやエポキシシクロヘキシル
エチルトリメトキシシラン等が特に好ましい。加水分解
物を得る方法は、3官能オルガノシランに直接酸やアル
カリ等を添加して加水分解を行う方法など既知の方法で
得ることができる。
酸誘導体モノマーを重合させて得られる高分子化合物、
もしくは、アクリル酸誘導体モノマーおよびその他のモ
ノマーとを共重合させて得られる高分子化合物のうち、
末端にヒドロキシル基を持つもので、後に加えるイソシ
アネート化合物のイソシアネート基とを反応させるもの
である。中でも、エチルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルメタクリレートやヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、ヒドロキシブチルメタクリレートなどのアクリル酸
誘導体モノマーを単独で重合させたものや、スチレン等
その他のモノマーを加え共重合させたアクリルポリオー
ルが好ましく用いられる。また、イソシアネート化合物
との反応性を考慮するとヒドロキシル価が5〜200
(KOHmg/g)の間であることが好ましい。
ンとの配合比は、重量比で1/1から100/1の範囲
であり、好ましくは2/1から50/1の範囲にあるこ
とである。溶解および希釈溶媒としては特に限定される
ものではないが、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル等のエ
ステル類、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール等のアルコール類、メチルエチルケトンなどのケ
トン類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等が
単独および任意に配合されたものを用いることができ
る。より好ましくは、3官能オルガノシラン等を加水分
解するために塩酸等の水溶液を用いることがあるため、
共溶媒としてイソプロピルアルコール等と極性溶媒であ
る酢酸エチルを任意に混合した溶媒を用いることであ
る。
リオールの配合時に、反応を促進させるために反応触媒
を添加しても良い。添加される触媒としては、反応性及
び重合安定性の点から塩化錫、オキシ塩化錫、錫アルコ
キシド等の錫化合物であることが好ましい。これらの触
媒は、配合時に直接添加してもよく、またメタノール等
の溶媒に溶かして添加してもよい。添加量は、少なすぎ
ても多すぎても触媒効果が得られないため、3官能オル
ガノシランに対してモル比で1/10〜1/10000
の範囲が好ましく、1/100〜1/2000の範囲で
あることがより好ましい。
は、アクリルポリオールと反応してできるウレタン結合
により基材11や無機酸化物からなる蒸着薄膜層13と
の密着性を高めるために添加されるもので、主に架橋剤
もしくは硬化剤として作用する。これを達成するために
イソシアネート化合物としては、芳香族系のトリレンジ
イソシアネート(TDI)やジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)、脂肪族系のキシレンジイソシアネ
ート(XDI)やヘキサレンジイソシアネート(HMD
I)などのモノマー類と、これらの重合体、誘導体が用
いられ、これらが単独かまたは混合物として用いられ
る。
ト化合物の配合比は特に制限されるものではないが、イ
ソシアネート化合物が少なすぎると硬化不良になる場合
があり、また多すぎるとブロッキング等が発生し加工上
問題がある。そこでアクリルポリオールとイソシアネー
ト化合物との配合比としては、イソシアネート化合物由
来のイソシアネート基(NCO基)がアクリルポリオー
ル由来のOH基の50倍以下であることが好ましく、特
に好ましいのはNCO基とOH基が等量で配合される場
合である。混合方法としては、周知の方法が使用可能で
特に限定しない。
を向上させるため、金属アルコキシドをまたはその加水
分解物を加えてもよい。この金属アルコキシドとはテト
ラエトキシシラン(Si (OC2 H5)4 )、トリプロポ
キシアルミニウム(Al (OC3 H7)3 )など一般式M
(OR)n (M:金属元素、n:金属の酸化数)で表さ
れるもの、あるいはその加水分解物である。中でもテト
ラエトキシシラン、トリプロポキシアルミニウムあるい
はその両者の混合物が、水系の溶媒中において比較的安
定であるので好ましい。この金属アルコキシドの加水分
解物を得る方法は前記3官能オルガノシランとともに加
水分解を行っても良いし、また金属アルコキシドの加水
分解物を加えることも可能である。
キシドとの配合比は、液安定性の点からモル比で10:
1から1:10の範囲であることが望ましい。好ましく
は、両者が等モルで配合されることは望ましい。
オルガノシランをあらかじめ加水分解させたもの、また
は3官能オルガノシランを金属アルコキシドと共に加水
分解反応させたものを、アクリルポリオールやイソシア
ネート化合物と混合して複合溶液を作製するか、または
3官能オルガノシラン、アクリルポリオールを溶媒中あ
らかじめ混合しておき加水分解反応を行ったもの、また
は3官能オルガノシラン、アクリルポリオールを混合し
ただけのものの中に、イソシアネート化合物を加え複合
溶液を作製したものを基材1にコーティングして形成す
る。
しては、例えばオフセット印刷法、グラビア印刷法、シ
ルクスクリーン印刷法等の周知の印刷方式や、ロールコ
ート、ナイフエッジコート、グラビアコートなどの周知
の塗布方式を用いることができる。乾燥条件について
は、一般的に使用される条件で構わない。
形成することができれば特に限定はしないが、一般的に
0.01〜2μmの範囲であることが好ましい。厚さが
0.01μmより薄いと均一な塗膜が得られにくく密着
性が低下する場合があり、2μmを越えると塗膜にフレ
キシビリティを保持させることができず、外的要因によ
り塗膜に亀裂を生じる恐れがるため好ましくない。0.
05〜0.5μmの範囲ないにあることが特に好まし
い。
は、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムあ
るいはそれらの混合物などの無機酸化物の蒸着膜からな
り、透明性を有しかつ酸素、水蒸気等のガスバリア性を
有するものであればよい。
イマー層12上に形成する方法としては種々あり、通常
の真空蒸着法により形成することができるが、その他の
薄膜形成方法であるスパッタリング法やイオンプレーテ
ィング法、プラズマ気相成長法(CVD)などを用いる
こともできる。真空蒸着法による真空蒸着装置の加熱手
段としては電子線加熱方式や抵抗加熱方式、誘導加熱方
式が好ましく、薄膜と基材の密着性及び薄膜の緻密性を
向上させるために、プラズマアシスト法やイオンビーム
アシスト法を用いることも可能である。また、蒸着膜の
透明性を上げるために蒸着の際、酸素ガスなどを吹き込
んだりする反応蒸着を行ってもよい。
機化合物の種類・構成によって最適条件が異なるが、一
般的には5〜100nmの範囲が望ましい。5nm未満
であると均一な膜が得られないことや膜厚が十分でない
ことがあり、ガスバリア材としての機能を果たすことが
できない場合がある。また100nmを越えると薄膜に
フレキシビリティを保持させることができず、成膜後に
折り曲げ、引っ張りなどの外的要因により、薄膜に亀裂
を生じる恐れがあり、さらに蒸着層がセラミック質のた
めのカット性を与えるので問題がある。より好ましく
は、10〜50nmの範囲にあることである。
等の金属からなる金属箔並みの高いガスバリア性を付与
するために無機酸化物からなる蒸着薄膜層13上に設け
られるもので、ガスバリア性が向上するものであれば材
質は問わない。
水溶性高分子と(a)1種以上の金属アルコキシド及び
加水分解物または、(b)塩化錫、の少なくとも一方を
含む水溶液あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とす
るコーティング剤からなる。水溶性高分子と塩化錫を水
系(水あるいは水/アルコール混合)溶媒で溶解させた
溶液、あるいはこれに金属アルコキシドを直接または予
め加水分解させるなど処理を行ったものを混合した溶液
を無機酸化物からなる蒸着薄膜層にコーティング、加熱
乾燥し形成したものである。
は、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デ
ンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、アルギン酸ナトリウム等が挙げられる。特にポリビ
ニルアルコール(以下PVAとする)を用いた場合にガ
スバリア性が最も優れる。ここでいうPVAは、一般に
ポリ酢酸ビニルをけん化して得られるもので、酢酸基が
数十%残存している、いわゆる部分けん化PVAから酢
酸基が数%しか残存していない完全PVAまでを含み、
特に限定されない。
用いられるディッピング法、ロールコーティング法、ス
クリーン印刷法、スプレー法などの従来公知の手段を用
いることができる。被膜の厚さが0.01μm以上あれ
ばよいが、厚さが50μm以上では膜にクラックが生じ
易くなるため、0.01〜50μmの範囲が好ましい。
媒から得られた密度0.88〜0.92の直鎖状低密度
ポリエチレンのエチレン・ブテン−1共重合体あるいは
エチレン・ヘキセン−1共重合体50〜80重量%と、
マルチサイト触媒から得られた密度0.90〜0.92
の直鎖状低密度ポリエチレンのエチレン・オクテン−1
共重合体20〜50重量%からなる押出コーティング用
樹脂組成物で形成されたフィルムをシーラント層15と
してラミネートした液体食品用包装材料10である。
ないが、ジルコニウム化合物系やシリカ化合物系があ
り、重合方法も溶液重合法、気相重合法、スラリー重合
法などがあるが、いずれも特に限定しない。これらから
得られた直鎖状低密度ポリエチレンの密度は0.88〜
0.92が好ましく、密度が小さくなる程融点や融解熱
量は小さくなり、耐熱性が悪くなるが、ホットタック性
に優れる傾向を示す。
−1の短鎖分岐を有する方がオクテン−1の長鎖分岐を
有するものよりも融解熱量が小さく、ホットタック性に
優れる傾向を示す。
いが、一般的なチタン化合物系があり、重合方法も溶液
重合法、気相重合法、スラリー重合法などがあるが、い
ずれも特に限定しない。これらから得られた直鎖状低密
度ポリエチレンの密度は0.90〜0.92が好まし
く、密度が大きくなる程融点や融解熱量は大きくなり、
ホットタック性には劣るが耐熱性に優れる傾向を示す。
耐熱性の要因として、例えばこれらのエチレン・オクテ
ン−1共重合体についてDSC等の熱分析を行うと10
0℃〜125℃付近にエチレン・ブテン−1、あるいは
エチレン・ヘキセン−1共重合体よりも大きな融解ピー
クがあり、この成分が耐熱性を示すのである。また、コ
モノマーにオクテン−1の長鎖分岐を有するのでブテン
−1やヘキセン−1の短鎖分岐を有するものに比べて溶
融張力が高く、加工性に優れる特徴を示すのである。
・ブテン−1あるいはエチレン・ヘキセン−1共重合体
における組成物のホットタック性を付与するために必要
な成分の配合割合は50〜80重量%でなければならな
い。50重量%未満では良好なホットタック性や高い引
っ張り強度が得られず、好ましくない。また、80重量
%を超えると耐熱性が小さく、そして押出コーティング
する際の加工性が困難となるので望ましくはない。ま
た、上記シングルサイト触媒から得られたエチレン・ブ
テン−1あるいはエチレン・ヘキセン−1共重合体は、
これら共重合体をある割合でブレンドしたものでも構わ
ないし、さらに加工性を向上させるために低密度ポリエ
チレン等のポリオレフィンを10重量%以下に配合した
ものでも構わない。
テン−1共重合体において、耐熱性や加工性を付与する
ために必要な配合割合は20〜50重量%でなければな
らず、20重量%未満では耐熱性の効果が小さく、押出
コーティングする際の加工性に対して有効に機能しな
い。一方、50重量%を超えるとホットタック性が悪く
なるので望ましくない。
公知の任意の方法が採用でき、例えば成分を配合しブレ
ンダー、ミキサー等で混合した後、二軸押出機やミキシ
ングロール、バンバリーミキサー等で溶融混練する方法
や混合のみのドライブレンド法等いずれでも構わない。
ト化合物、ポリエチレンイミン、ウレタン系等のアンカ
ーコート剤を用いてもよい。押出コーティング用樹脂組
成物をコーティングする厚みは2〜100μmが適当で
あり、好ましくは3〜60μmである。2μm以下では
充分なヒートシール強度が得られず、100μm以上で
は熱容量が高く高速シール特性が低下する。
ーティング用樹脂組成物を成分とするシーラントをラミ
ネートした本発明の液体食品用包装材料の作製例を説明
する。
2軸延伸ポリアミドフィルムからなるフィルム基材の片
面に、透明プライマー層として複合溶液Aをグラビアコ
ート法により厚さ0.1μm形成した。複合溶液Aと
は、希釈溶媒中、2−(エポキシシクロヘキシル)エチ
ルトリメチルシラン(以下EETMSと略す)とアクリ
ルポリオールをEETMSに対し5倍量(重量比)を量
りとり混合し、さらに触媒として塩化錫/メタノール溶
液(0.003mol/gに調液したもの)をEETM
Sに対し1/135molになるように添加し攪拌す
る。ついでイソシアネート化合物としてTDIをアクリ
ルポリオールのOH基に対しNCO基が等量となるよう
に加えた混合溶液を任意の濃度に希釈したものである。
次いで透明プライマー層上に電子線加熱方式による真空
蒸着装置により金属アルミニウムを蒸発させ、そこに酸
素ガスを導入し、厚さ15nmの酸化アルミニウムを蒸
着して無機酸化物からなる蒸着薄膜層を形成した。さら
にその上に、下記組成のコーティング剤をグラビアコー
ト法により厚さ0.5μmのガスバリア性被膜層を形成
し積層体を得た。さらに、シングルサイト触媒から得ら
れた密度0.895の直鎖状低密度ポリエチレンのエチ
レン・ブテン−1共重合体のペレット70重量%、マル
チサイトから得られた密度0.910の直鎖状低密度ポ
リエチレンのエチレン・オクテン−1共重合体のペレッ
ト30重量%からなる混合物をブレンダーで10分間混
合した後、押出機で樹脂温度270℃に溶融し、厚さ5
5μmを押出コーティングして得たフィルムをシーラン
ト層としてドライラミネートし、本発明となる液体スー
プ用包装材料を作製した。コーティング剤の組成は、
液と液を重量%で60/40に混合したものである。
液は、テトラエトキシシラン10.4gに0.1N塩
酸89.6gを加え、30分間攪拌し加水分解させた固
形分3重量%(SiO2 換算)の加水分解溶液であり、
液は、水/イソプロピルアルコール溶液(水:イソピ
ロピルアルコール=90:10、重量比)である。
・ブテン−1共重合体のペレットを50重量%、エチレ
ン・オクテン−1共重合体のペレットを50重量%に代
え、実施例1と同様にドライラミネートを行い、液体ス
ープ用包装材料を作製した。
層として、抵抗加熱方式による真空蒸着方式により、厚
さ約25nmの酸化珪素を蒸着した以外は実施例1と同
様に加工して、液体スープ用包装材料を作製した。
・ブテン−1共重合体のペレットのみを100重量%と
し、実施例1と同様に加工して、液体スープ用包装材料
を作製した。
代わりに、ポリビニルジクロライド(PVDC)をコー
ティングした2軸延伸ポリアミドフィルム(KONY)
をドライラミネートしたものを実施例1と同様に加工し
て、液体スープ用包装材料を作製した。
ラミネート積層品について、酸素透過率(ml/m2 /
day)、ラミネート強度(g/15mm)、燃焼試験
による塩素の有無、高速充填適性及び90℃ホット充填
時の破袋強度(kg、パウチサイズ:65×90mm、
内容物:醤油20g)の評価を行った。その評価結果を
表1に示す。
内容物となる液体スープを充填・保存する際の要求品質
を満たすだけの物性が現れたが、一方、比較例1、2で
は、全てを満たす結果とはならなかった。
れた透明プライマー層を設け、ガスバリア性に優れた無
機酸化物からなる蒸着薄膜層及びガスバリア性被膜層を
順次積層した積層体と、ホットかつ高速充填可能な押出
コーティング用樹脂組成物からなるフィルムをシーラン
ト層としてラミネートしたので、加熱処理後のラミネー
ト強度の低下が小さく、液体スープ等の液体食品を内容
物とする包装材料としての適性をもつ、透明性に優れ、
高いガスバリア性を有し、且つ高速充填及び耐熱性に優
れたシーラント層を有する液体食品用包装材料とするこ
とができる。
成を示す断面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】フィルム基材の少なくとも片面に、一般式
R′Si(OR)3 で表せる3官能オルガノシランある
いは該オルガノシランの加水分解物と、アクリルポリオ
ール及びイソシアネート化合物との複合物からなる透明
プライマー層、厚さ5〜100nmの無機酸化物からな
る蒸着薄膜層、ガスバリア性被膜層を順次積層した蒸着
フィルム積層体、および、シングルサイト触媒から得ら
れた直鎖状低密度ポリエチレンのエチレン・ブテン−1
共重合体あるいはエチレン・ヘキセン−1共重合体と、
マルチサイト触媒から得られた直鎖状低密度ポリエチレ
ンのエチレン・オクテン−1共重合体から成る押出しコ
ーティング用樹脂組成物を成分とするシーラント層をラ
ミネートしたことを特徴とする蒸着フィルム積層体を用
いた液体食品用包装材料。 - 【請求項2】前記ガスバリア性被膜が、水溶性高分子と
1種以上の金属アルコキシド及びその加水分解物又は塩
化錫の少なくとも一方を含む水溶液あるいは水/アルコ
ール混合溶液を主剤とするコーティング剤を塗布し、乾
燥してなることを特徴とする請求項1記載の蒸着フィル
ム積層体を用いた液体食品用包装材料。 - 【請求項3】前記3官能オルガノシランを構成するR′
にエポキシ基が含まれていることを特徴とする請求項1
又は2記載の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包
装材料。 - 【請求項4】前記複合物中に反応触媒が添加されている
ことを特徴とする請求項1乃至3記載の蒸着フィルム積
層体を用いた液体食品用包装材料。 - 【請求項5】前記反応触媒が、錫化合物であることを特
徴とする請求項4記載の蒸着フィルム積層体を用いた液
体食品用包装材料。 - 【請求項6】前記錫化合物が、塩化錫、オキシ塩化錫及
び錫アルコキシドであることを特徴とする請求項4又は
5記載の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材
料。 - 【請求項7】前記複合物中に一般式M(OR)n で表さ
れる金属アルコキシドあるいは該金属アルコキシドの加
水分解物を添加することを特徴とする請求項1乃至6記
載の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材料。 - 【請求項8】前記金属アルコキシドあるいは該金属アル
コキシドの加水分解物中の金属が、Si、Al、Ti、
Zrあるいはそれらの混合物であることを特徴とする請
求項1乃至7記載の蒸着フィルム積層体を用いた液体食
品用包装材料。 - 【請求項9】前記透明プライマー層の厚さが、0.01
〜2μmの範囲であることを特徴とする請求項1乃至8
記載の蒸着フィルム積層体を用いた液体食品用包装材
料。 - 【請求項10】前記無機酸化物が、酸化アルミニウム、
酸化珪素あるいはそれらの混合物であることを特徴とす
る請求項1乃至9記載の蒸着フィルム積層体を用いた液
体食品用包装材料。 - 【請求項11】前記ガスバリア性被膜層中に含まれる金
属アルコキシドが、テトラエトキシシラン又はトリイソ
プロポキシアルミニウム、あるいはそれらの混合物であ
ることを特徴とする請求項1乃至10記載の蒸着フィル
ム積層体を用いた液体食品用包装材料。 - 【請求項12】前記ガスバリア性被膜層中に含まれる水
溶性高分子が、ポリビニルアルコールであることを特徴
とする請求項1乃至11記載の蒸着フィルム積層体を用
いた液体食品用包装材料。 - 【請求項13】前記エチレン・ブテン−1共重合体ある
いはエチレン・ヘキセン−1共重合体の直鎖状低密度ポ
リエチレンの密度が0.88〜0.92である押出しコ
ーティング用樹脂組成物を成分とするシーラント層をラ
ミネートしたことを特徴とする請求項1記載の液体食品
用包装材料。 - 【請求項14】前記シングルサイト触媒から得られた密
度0.88〜0.92の直鎖状低密度ポリエチレンのエ
チレン・ブテン−1共重合体、あるいはエチレン・ヘキ
セン−1共重合体50〜80重量%と、マルチサイト触
媒から得られた0.90〜0.92の直鎖状低密度ポリ
エチレンのエチレン・オクテン−1共重合体20〜50
重量%エチレン・ブテン−1共重合体あるいはエチレン
・ヘキセン−1共重合体から成る押出しコーティング用
樹脂組成物を成分とするシーラント層をラミネートした
ことを特徴とする請求項1記載の液体食品用包装材料。
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