JP2000300889A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2000300889A
JP2000300889A JP11114429A JP11442999A JP2000300889A JP 2000300889 A JP2000300889 A JP 2000300889A JP 11114429 A JP11114429 A JP 11114429A JP 11442999 A JP11442999 A JP 11442999A JP 2000300889 A JP2000300889 A JP 2000300889A
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JP
Japan
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motor
washing
clutch
shaft
washing machine
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Pending
Application number
JP11114429A
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English (en)
Inventor
Kenji Koshiga
健二 越賀
Norimasa Kondo
典正 近藤
Junichi Takamatsu
純一 高松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類の洗浄、すすぎ、脱水を行う洗濯機にお
いて、部品点数を減らし脱水時でのアンバランスの発生
を抑制し、洗濯容量に応じた最適なモータを提供する。 【解決手段】 洗濯容量が大きい洗濯機と、洗濯容量が
少ない洗濯機を作る場合に洗濯容量に応じて、モータブ
ラケット33、減速機構32、モータブラケット33、
モータ34周辺に配置した部品の位置を変えることなく
モータの種類を変更することで、最適なモータを取り付
ける

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る衣類の洗浄、すすぎ、脱水を行う洗濯機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は、図7および図
8に示すように構成していた。以下、その構成について
説明する。
【0003】図7に示すように、洗濯機本体1は、内部
にサスペンション2によって支持した水受け槽3を設
け、水受け槽3内に洗濯兼脱水槽4を回転自在に設け、
この洗濯兼脱水槽4は天面を開口しており、洗濯物を天
面から投入できるようになっている。また、底部には撹
拌翼5を回転自在に設け、側面には多数の孔を有してい
る。
【0004】洗濯兼脱水槽4は、図8に示すように、水
受け槽3の底面に設けた軸受6によって支持されている
脱水軸7に固定されており、撹拌翼5は、脱水軸7の内
部に軸受8によって支持されている洗濯軸9に固定され
ている。この洗濯軸9は減速機構10につながり、減速
機構入力軸11にはプーリ12を取り付けている。
【0005】減速機構入力軸11のプーリ12の取り付
け部は4面を削り、プーリ12の取り付け孔はこれには
め合う形状として、プーリ12の回転力を伝達させてい
る。プーリ12はベルト13を介して、モータ14につ
ながる。また、減速機構入力軸11には、モータ14の
回転を洗濯軸9または脱水軸7に切り換えて伝達するた
めのクラッチ機構15を有する構成としている。
【0006】クラッチ機構15は、減速機構入力軸11
に設けた4面を削った部分にはめ合う穴形状を有したク
ラッチボス16と、クラッチスプリング17と、クラッ
チスプリング17にクラッチ駆動手段19のクラッチ切
り換え力を伝達するためのレリーズスリーブ18とで構
成している。クラッチスプリング17は、その一方をク
ラッチボス16に、他方を脱水軸7に巻き付いている。
【0007】クラッチ駆動手段19は、クラッチ爪20
と、クラッチレバー21とクラッチレバー21を回動さ
せるためのクラッチ切替手段(図示せず、例えばギヤー
ドモータなど)と、クラッチレバーばね22とで構成し
ている。
【0008】上記構成において動作を説明する。洗濯物
を洗濯兼脱水槽4内に投入し、洗濯をスタートする。ま
ず、給水口(図示せず)から所定の水量の水を給水す
る。所定量の水量が給水されると洗浄行程を開始する。
このとき、クラッチ駆動手段19のクラッチ爪20は、
クラッチレバーばね22により、レリーススリーブ18
にかみ合い、クラッチスプリング17をゆるめる方向に
力を加えている。
【0009】このことにより、クラッチスプリング17
とクラッチボス16との間で滑りが発生し、ベルト13
を介して伝達されたモータ14の回転力は、プーリー1
2により減速機構入力軸11を回転させる。この回転力
は、減速機構10を経て洗濯軸9を回転させ、さらに洗
濯軸9に固定された撹拌翼5を回転させる。撹拌翼5が
回転することにより、洗濯物が洗浄させる。もちろんこ
のとき、モータ14は、左右に所定の時限で回転してい
る。
【0010】洗浄が終了すると、洗濯兼脱水槽4内の水
を排水し、脱水を行う。このとき、クラッチ切替手段
(図示せず)によりクラッチレバー21が回動する。ク
ラッチレバー21が回動することにより、クラッチ爪2
0が、レリーススリーブ18からはずれ、クラッチスプ
リング17がクラッチボス16に巻き付く。
【0011】この状態で、モータ14を回転させると、
ベルト13を介してプーリー12に伝達された回転力
は、減速機構入力軸11を回転させることにより、クラ
ッチボス16、クラッチスプリング17を介して脱水軸
7を回転させる。さらに、脱水軸7に固定された洗濯兼
脱水槽4を回転させる。洗濯兼脱水槽4が回転すること
により、洗濯物が脱水される。このとき洗濯物から出た
水分は、洗濯兼脱水槽4の側面に設けれた多数の孔部か
ら排水される。
【0012】このように、クラッチ機構15により、撹
拌翼5と洗濯兼脱水槽4の回転を切替え、洗浄、すす
ぎ、脱水を行い、洗濯を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、モータ14と減速機構10とがベルト13を介し
て連結されているため、部品点数が増え、コストの高い
ものになっていた。また、モータ14が洗濯兼脱水槽4
の回転中心からはずれた位置に設置され、洗濯容量に応
じてモータ14の仕様を変えているので、モータ14の
重量が違うため、機種ごとに水受け槽3のバランスを取
ることが困難であった。
【0014】また、洗濯容量に応じてモータ12の駆動
方式を含め、選定する場合では、モータ14の外径寸
法、長さは、モータ14単体の性能を確保する最適形状
が異なり、取り付け部が従来の取り付け関係を守るのみ
となり、モータ14を構成する部品を共用化することは
出来なかった。
【0015】また、駆動方式を変えず、洗濯容量に応じ
てモータ14の巻き線のターン数、ステータの積層厚を
変える場合では、モータ14の駆動方式を変更しないの
で、ブラシレスモータの場合、ブラシレスモータに必要
な制御回路そのものを無くせないのでコストがかかり、
安価にすることは出来なかった。
【0016】さらに、洗濯容量に応じてモータ14を選
定せず、洗濯容量の少ない機種でも、同じモータ14を
使うことで共用化する場合、部品の共用化によるコスト
ダウンで、大幅にコストを下げることは出来なかった。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、部品点数を減らし脱水時におけるアンバランスの発
生を抑制するとともに、洗濯容量の変化に対応して最適
なモータを使用することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
の構成が有している課題を解決するもので、洗濯容量の
変化に応じて最適な駆動方式のモータを選び、しかもス
テータ、ロータ部は部品を共用化し、電気回路もコスト
の安価な物を選択することで、安価な洗濯機を実現する
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽を回転させる中空の脱水軸と、前記洗
濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させかつ前記脱水
軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯
軸を回転させるモータと、前記モータの回転を減速して
前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの回転
を脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるクラッチ機構
とを備え、前記減速機構と前記モータとを同一軸線上に
配設するとともに、前記モータを構成するモータブラケ
ットの内部に前記クラッチ機構を配設し、前記クラッチ
機構を駆動するクラッチ駆動手段をモータブラケットの
外部より駆動するようにしたものであり、モータの動力
を伝達するベルトが不要で、しかも減速機構とモータと
を同一軸線上に配設しているので、部品点数を減らし脱
水時におけるアンバランスの発生を抑制することがで
き、モータブラケットの内部にモータを構成しているの
で、何らかの原因により水受け槽から水が溢れてきた場
合においても、モータの内部に水の入らないようにで
き、さらに、前記モータを構成するモータブラケット外
径寸法が同じ形状とし、洗濯容量に応じて変化する必要
トルクを回転原理の異なる他のモータに変更すること
で、減速機構、モータ取り付け部品、モータブラケット
は共用のまま使用して、駆動トルクの異なるものがで
き、部品の共用化を向上することができる。
【0020】請求項2に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを洗濯容量に応じて
モータを高トルクを必要とするモータとしてブラシレス
モータを使用し、高トルクを必要としないモータとして
ブラシレスモータと外径寸法が同じ形状で、同期モータ
としたことを特徴とする洗濯機である。
【0021】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケットは共用のまま使用する。ブラ
シレスモータの場合、小型で高トルク、回転制御のし易
いモータを作ることができ、同期モータの場合、回転セ
ンサが無く、負荷により回転角度がバラツクが、ブラシ
レスモータで必要な回転センサが不要となり、ブラシレ
スモータより安価にできる。
【0022】請求項3に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを外径寸法が同じ形
状、ステータを共用し、回転センサの有無により、ブラ
シレスモータと同期モータに使い分けることを特徴とす
る洗濯機である。
【0023】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケット、ステータ、ロータは共用の
まま使用する。ブラシレスモータの場合、小型で高トル
ク、回転制御のし易いモータを作ることができ、同期モ
ータの場合、回転センサが無く、負荷により回転角度が
バラツクが、ブラシレスモータで必要な回転センサが不
要となり、ブラシレスモータより安価にでき、共用化も
できる。
【0024】請求項4に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを洗濯容量に応じて
モータを高トルクを必要とするモータとしてブラシレス
モータを使用し、高トルクを必要としないモータとして
ブラシレスモータと外径寸法が同じ形状で、インダクシ
ョンモータとしたことを特徴とする洗濯機である。
【0025】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケットは共用のまま使用する。ブラ
シレスモータの場合、小型で高トルクなモータを作るこ
とができ、インダクションモータの場合、コンデンサで
駆動できるので、ブラシレスモータで必要な駆動回路が
不要となり、ブラシレスモータでトルクの小さい仕様の
ものを作るより、安価にできる。
【0026】請求項5に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを外径寸法が同じ形
状、ステータを共用し、洗濯容量に応じてモータを高ト
ルクを必要とするモータとしてブラシレスモータを使用
し、高トルクを必要としないモータとしてインダクショ
ンモータとしたことを特徴とする洗濯機である。
【0027】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケット、ステータは共用のまま使用
する。インダクションモータの場合、コンデンサで駆動
できるので、ブラシレスモータで必要な駆動回路が不要
となり、ブラシレスモータでトルクの小さい仕様のもの
を作るより、安価にできる。
【0028】請求項6に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを外径寸法が同じ形
状で、洗濯容量に応じてモータを高トルクを必要とする
モータとしてブラシレスモータを使用し、高トルクを必
要としないモータとしてリラクタンスモータとしたこと
を特徴とする洗濯機である。
【0029】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケットは共用のまま使用する。リラ
クタンスモータの場合、ロータのマグネットを必要とせ
ず、安価な鉄のみで構成されたロータを使用するので、
ブラシレスモータでトルクの小さい仕様のものを作るよ
り、安価にできる。
【0030】請求項7に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを外径寸法が同じ形
状で、ステータを共用し、洗濯容量に応じてモータを高
トルクを必要とするモータとしてブラシレスモータを使
用し、高トルクを必要としないモータとしてリラクタン
スモータとしたことを特徴とする洗濯機である。
【0031】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケット、ステータは共用のまま使用
する。リラクタンスモータの場合、ロータのマグネット
を必要とせず、安価な鉄のみで構成されたロータを使用
するので、ブラシレスモータでトルクの小さい仕様のも
のを作るより、安価にできる。
【0032】請求項8に記載した発明は、減速機構とモ
ータとを同軸上に配し、前記モータを外径寸法が同じ形
状で、ステータとロータを共用し、洗濯容量に応じてモ
ータを高トルクを必要とするモータとして、ロータ内に
ある溝にあるマグネットを取り付けて永久磁石埋込型ブ
ラシレスモータとし、高トルクを必要としないモータと
してロータ内にある溝にあるマグネットを取り外すこと
でリラクタンスモータとしたことを特徴とする洗濯機で
ある。
【0033】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケット、ステータ、ロータは共用の
まま使用する。リラクタンスモータの場合、ロータのマ
グネットを必要としないので、永久磁石埋込型ブラシレ
スモータのロータからマグネットを取り外したロータを
使用するので、ブラシレスモータでトルクの小さい仕様
のものを作るより、安価にできる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0035】(実施例1)図2に示すように、洗濯機本
体23は、内部に脱水振動を防振するように、サスペン
ション24によって懸架された水受け槽25を設け、水
受け槽25内に洗濯兼脱水槽26を回転自在に配設し、
この洗濯兼脱水槽26の内底部に洗濯物を撹拌する撹拌
翼27を回転自在に配設している。
【0036】洗濯兼脱水槽25は、図1に示すように、
水受け槽25の底部に設けた軸受28によって軸支され
ている脱水軸29の上端部に固定され、撹拌翼27は、
脱水軸29の中空部に脱水軸29と同軸上となるように
配設し、脱水軸29の中空部内に設けた軸受30によっ
て軸支した洗濯軸31の上端部に固定されている。ま
た、洗濯軸31の下端部は減速機構32の出力側に接続
されている。
【0037】モータブラケット33は、カップ状に形成
し開口部を下にして減速機構32に取り付け、このモー
タブラケット33の中にロータ34aに回転磁界を与え
るステータ34bを圧入し、このステータ34bにロー
タ34aを対向させてモータ34を構成し、減速機構3
2とモータ34とを同一軸線上に配設し、減速機構32
の減速機構入力軸35にモータ34を取り付けている。
【0038】クラッチ機構36は、モータ34の回転を
脱水軸29、洗濯軸31のいずれかに切り換えるもの
で、減速機構入力軸35に設けた4面を削った部分には
め合う穴形状を有したクラッチボス37と、クラッチス
プリング38と、クラッチスプリング38にクラッチ駆
動手段39のクラッチ切り換え力を伝達するためのレリ
ーズスリーブ40とで構成し、ロータ34aの内部に設
けた空間に配設している。
【0039】クラッチ駆動手段39は、クラッチ機構3
6を駆動するもので、クラッチ爪41と、クラッチレバ
ー42とクラッチレバー42を回動させるための回転軸
43と回転軸43を回転させるために、たとえば、ギヤ
ードモータ等で構成するクラッチ切替手段(図示せず)
と、クラッチレバーばね44とで構成している。
【0040】モータブラケット33に穴45を設け、こ
の穴45にクラッチ駆動手段39のクラッチレバー42
を挿入し、クラッチ切替手段によりクラッチ駆動手段3
9を外部から駆動することにより、クラッチレバー42
を回動させるように構成している。
【0041】上記構成において動作を説明する。洗濯、
すすぎ行程では、クラッチ駆動手段39は、クラッチ機
構36のクラッチスプリング38を解放し、脱水軸29
に回転力を伝達できない状態とする。モータ34の動力
は洗濯軸31を介して撹拌翼27に伝達されるのみとな
り、被洗濯物に機械力を与える。こうして洗濯兼脱水槽
26に収容している洗濯物の洗濯、すすぎが進行する。
【0042】洗濯行程を終了すると脱水行程に入り、こ
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽26内の水が排水され、
クラッチ機構36のクラッチスプリング38を駆動し、
脱水軸29に回転力を伝達できる状態とする。モータ3
4の動力は減速機構入力軸35と脱水軸29とが連結さ
れ、洗濯兼脱水槽26が回転する。
【0043】洗濯兼脱水槽26が回転することによっ
て、洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力に
よって洗濯兼脱水槽26の側面に多数設けている孔から
水受け槽25内に絞り出される。こうして洗濯物は自動
的に脱水される。このようにして、洗濯兼脱水槽26内
に投入された洗濯物は自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程
を終了する。
【0044】このように本実施例によれば、洗濯軸3
1、脱水軸29が同軸の2重構造で、撹拌翼27側か
ら、減速機構32、モータ34の順に配列され、これら
が同一軸線上にあることで、モータ34と減速機構32
が一体となり、水受け槽25の中心に重心が来るため、
従来のようにモータ34が水受け槽25の中心にないた
めに生じたアンバランスがなくなり、脱水時の振動を抑
えることができる。また、モータ34により直接、減速
機構32、脱水軸29を回転させるので、従来のベルト
が不要となり、部品点数を低減することができる。
【0045】さらに、洗濯容量が大きい洗濯機と、洗濯
容量が少ない洗濯機を作る場合に洗濯容量に応じてモー
タ34の大きさを変えて作れば、モータのコストが安く
なる。そして、この場合モータブラケット33を同じと
し、モータの種類を変更することで、最適なモータを取
り付けるようにすれば、減速機構32は共用化でき、モ
ータブラケット33、モータ34周辺に配置した部品の
位置を変える必要が無くよりコストが安い洗濯機を作る
ことが出来る。
【0046】モータの種類として、ブラシレスモータ、
同期モータ、リラクタンスモータ、インダクションモー
タ、リラクタンスモータ等から、必要トルクとコストで
選定することができる。 (実施例2)第2の実施例を図1を使って説明する。モ
ータブラケット33の中に配設するモータをブラシレス
モータまたは同期モータとする。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0047】上記構成において説明すると、同期モータ
にはブラシレスモータの回転センサ46と回転検知回路
(図示せず)が不要なために、ブラシレスモータ34よ
り、安価な洗濯機が実現できる。
【0048】(実施例3)図3に示すように、ステータ
34bは同一で、同期モータ34cの場合、回転センサ
46と回転検知回路(図示せず)を廃止している。他の
構成は上記実施例2と同じである。
【0049】上記構成において作用を説明すると、ブラ
シレスモータ34として使用するときは、回転センサ4
6により、ロータ34aのマグネット34aa位置を検
出しながら回転を制御する。
【0050】また、同期モータ34cとして使用すると
きは、駆動回路(図示せず)から回転に応じた周波数の
電流をステータ34bに流し、ロータ34aを追従させ
て回転する。
【0051】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、他のモータ取り付け部品は共用
のまま使用できる。同期モータ34cの場合、回転セン
サ46と回転検知回路(図示せず)が不要となり、ブラ
シレスモータ34より、安価な洗濯機が実現できる。
【0052】(実施例4)図1を使って説明すると、モ
ータブラケット33の中に配設するブラシレスモータを
インダクションモータとする。それにより、インダクシ
ョンモータにはブラシレスモータのロータ34aのマグ
ネット34aa、回転センサ46、回転検知回路(図示
せず)、駆動回路(図示せず)が不要である。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0053】そして、ブラシレスモータ34でトルクの
小さい仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現でき
る。
【0054】(実施例5)図4は、上記第1の実施例に
対し、モータ34のステータ34bは同一であるが、コ
イルの巻き線方向、結線方向とロータ34aを変更して
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0055】上記構成において作用を説明すると、ブラ
シレスモータ34として使用するときは、ステータ(1
2極)34bにおいて、U,V,W、各相を直列に結線
し、ロータ34aはマグネット34aaを表面または、
内部に配置したロータ34aを使用する。
【0056】一方、インダクションモータ34dとして
使用するときは、主巻き線、補助巻き線として、各相を
直列に各相の極がN、S交互になるように結線し、ロー
タ34aは積層鋼板を使用したかご形ロータを使用す
る。
【0057】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、他のモータ取り付け部品は共用
のまま使用できる。インダクションモータ34dの場
合、コンデンサで駆動できるので、ブラシレスモータ3
4で必要な駆動回路(図示せず)が不要となり、ブラシ
レスモータ34でトルクの小さい仕様のものを作るよ
り、安価な洗濯機が実現できる。
【0058】(実施例6)図1を使って説明すると、モ
ータブラケット33の中に配設するブラシレスモータを
リラクタンスモータとする。それにより、リラクタンス
モータにはブラシレスモータで使用するロータ34aの
マグネット34aaが不要である。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0059】そして、ブラシレスモータ34でトルクの
小さい仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現でき
る。
【0060】(実施例7)図5は、図7に示す第1の実
施例に対し、モータ34のステータ34bは同一である
が、ステータコイル34bの巻き線方向、結線方向を変
更している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0061】上記構成において作用を説明すると、ブラ
シレスモータ34として使用するときは、ステータ(1
2極)34bにおいて、U,V,W、各相を直列に各相
とも同極になるように結線し、マグネット34aaを表
面または、内部に配置したロータ34aを使用する。
リラクタンスモータ34eとして使用するときは、ロー
タ34aは安価な鉄のみで構成する。
【0062】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、他のモータ取り付け部品は共用
のまま使用できる。リラクタンスモータ34eの場合、
ロータ34aのマグネット34aaを必要とせず、安価
な鉄のみで構成するので、ブラシレスモータ34でトル
クの小さい仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現
できる。
【0063】(実施例8)図6に示すように、リラクタ
ンスモータ34eとして使用するときは、永久磁石埋込
型ブラシレスモータ34fのロータ34a内のマグネッ
トを取り外した状態で使用するものである。他の構成は
上記実施例7と同じである。
【0064】上記構成において作用を説明すると、永久
磁石埋込型ブラシレスモータとして使用するときは、積
層鋼板製のロータ34a内部に配置したマグネット用溝
34gにマグネットが入っているので、ロータ34aは
リラクタンストルクとマグネットトルクを併用して回転
する。リラクタンスモータ34eとして使用するとき
は、前記ロータ34a内部に配置したマグネット用溝3
4gのマグネットを取り去っているので、リラクタンス
トルクだけで回転する。
【0065】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、ロータ34a、他のモータ取り
付け部品は共用のまま使用できる。リラクタンスモータ
34eの場合、ロータ34aのマグネット34aaを必
要としないので、ブラシレスモータ34でトルクの小さ
い仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現できる。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯兼脱水槽を回転させる中空の脱水軸
と、前記洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させか
つ前記脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸
と前記洗濯軸を回転させるモータと、前記モータの回転
を減速して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モ
ータの回転を脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるク
ラッチ機構とを備え、前記減速機構と前記モータとを同
一軸線上に配設するとともに、前記モータを構成するモ
ータブラケットの内部に前記クラッチ機構を配設し、前
記クラッチ機構を駆動するクラッチ駆動手段をモータブ
ラケットの外部より駆動するようにし、モータを構成す
るモータブラケット外径寸法が同じ形状とし、洗濯容量
に応じて変化する必要トルクをモータの種類を変更する
ことで最適なモータを取り付けるようにする。
【0067】従って、モータの動力を伝達するベルトが
不要で、しかも減速機構とモータとを同一軸線上に配設
しているので、部品点数を減らし脱水時におけるアンバ
ランスの発生を抑制することができ、モータブラケット
の内部にモータを構成しているので、何らかの原因によ
り水受け槽から水が溢れてきた場合においても、モータ
の内部に水の入らないようにでき、さらに、減速機構、
モータ取り付け部品、モータブラケット、モータカバー
は共用のまま使用して、洗濯容量に応じてモータを選択
する事が出来、合理化設計を行える。
【0068】請求項2に記載した発明は、洗濯容量に応
じて、モータの外径寸法は同じ形状のまま、高トルク、
回転精度を必要とするモータとしてブラシレスモータを
使用し、高トルクを必要としないモータとして同期モー
タとしたことで、減速機構、モータ取り付け部品、モー
タブラケットは共用化し、同期モータの場合、回転セン
サ、回転検知回路が不要である。従って、洗濯容量に応
じたモータを選択する事が出来、合理化設計を行える。
【0069】請求項3に記載した発明は、モータは途中
まで同じ行程で作り、回転センサ、回転検知回路を廃止
するだけで、モータをブラシレスモータと同期モータに
使い分けることができる。減速機構、モータ取り付け部
品、モータブラケットは共用化し、同期モータの場合、
ブラシレスモータで必要な回転センサ、回転検知回路を
不要とした。従って、洗濯容量に応じたモータを選択す
る事が出来、合理化設計を行える。
【0070】請求項4に記載した発明は、洗濯容量に応
じて、モータの外径寸法は同じ形状のまま、高トルクを
必要とするモータとしてブラシレスモータを使用し、高
トルクを必要としないモータとしてインダクションモー
タとしたことで、減速機構、モータ取り付け部品、モー
タブラケットは共用化し、インダクションモータの場
合、コンデンサで駆動できるので、ブラシレスモータで
必要な駆動回路が不要となり、ロータもマグネットが不
要である。従って、洗濯容量に応じたモータを選択する
事が出来、合理化設計を行える。
【0071】請求項5に記載した発明は、モータのステ
ータは途中まで同じ行程で作り、ステータコイルの巻き
線方向、結線方向を変更するだけで、モータをブラシレ
スモータとインダクションモータに使い分けることで、
減速機構、モータ取り付け部品、モータブラケットは共
用化し、インダクションモータの場合、コンデンサで駆
動できるので、ブラシレスモータで必要な駆動回路が不
要とした。従って、洗濯容量に応じたモータを選択する
事が出来、合理化設計を行える。
【0072】請求項6に記載した発明は、モータを高ト
ルクを必要とするモータとしてブラシレスモータを使用
し、高トルクを必要としないモータとしてリラクタンス
モータとしたことで、減速機構、モータ取り付け部品、
モータブラケットは共用化し、リラクタンスモータの場
合、ロータのマグネットを必要とせず、安価な鉄のみで
構成されたロータを使用できるので、ブラシレスモータ
で必要なマグネットが不要とした。従って、洗濯容量に
応じたモータを選択する事が出来、合理化設計を行え
る。
【0073】請求項7に記載した発明は、モータのステ
ータは途中まで同じ行程で作り、ステータコイルの巻き
線方向、結線方向を変更するだけで、モータをブラシレ
スモータとリラクタンスモータに使い分けることで、減
速機構、モータ取り付け部品、モータブラケットは共用
化し、リラクタンスモータの場合、ロータのマグネット
を必要とせず、安価な鉄のみで構成されたロータを使用
するので、ブラシレスモータで必要なマグネットが不要
とした。従って、洗濯容量に応じたモータを選択する事
が出来、合理化設計を行える。
【0074】請求項8に記載した発明は、モータのステ
ータは途中まで同じ行程で作り、ステータコイルの巻き
線方向、結線方向を変更する。また、ロータをマグネッ
トの有無だけで、モータを永久磁石埋込型ブラシレスモ
ータとリラクタンスモータに使い分けることで、減速機
構、モータ取り付け部品、モータブラケット、ロータは
共用化し、リラクタンスモータの場合、ロータのマグネ
ットを必要とせず、ロータにマグネットを入れないの
で、永久磁石埋込型ブラシレスモータで必要なマグネッ
トが不要とした。従って、洗濯容量に応じたモータを選
択する事が出来、合理化設計を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図2】本発明の第1の実施例である洗濯機の全体構成
を説明する断面図
【図3】本発明の第3実施例である洗濯機のモータの構
成図
【図4】本発明の第5の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図5】本発明の第7の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図6】本発明の第8の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図7】従来例である洗濯機の全体構成を説明する断面
【図8】従来例である洗濯機の駆動部を説明する断面図
【符号の説明】
1 本体 2 サスペンション 3 水受け槽 4 洗濯兼脱水槽 5 撹拌翼 6 軸受 7 脱水軸 8 軸受 9 洗濯軸 10 減速機構 11 減速機構入力軸 12 プーリ 13 ベルト 14 モータ 15 クラッチ機構 16 クラッチボス 17 クラッチスプリング 18 レリーズスリーブ 19 クラッチ駆動手段 20 クラッチ爪 21 クラッチレバー 22 クラッチレバーばね 23 洗濯機本体 24 サスペンション 25 水受け槽 26 洗濯兼脱水槽 27 撹拌翼 28 軸受 29 脱水軸 30 軸受 31 洗濯軸 32 減速機構 33 モータブラケット 34 モータ 34a ロータ 34aa マグネット 34b ステータ 34c 同期モータ 34d インダクションモータ 34e リラクタンスモータ 34f 永久磁石埋込型ブラシレスモータ 34g マグネット用溝 35 減速機構入力軸 36 クラッチ機構 37 クラッチボス 38 クラッチスプリング 39 クラッチ駆動手段 40 レリーズスリーブ 41 クラッチ爪 42 クラッチレバー 43 回転軸 44 クラッチレバーばね
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月9日(2000.6.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 洗濯機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る衣類の洗浄、すすぎ、脱水を行う洗濯機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は、図7および図
8に示すように構成していた。以下、その構成について
説明する。
【0003】図7に示すように、洗濯機本体1は、内部
にサスペンション2によって支持した水受け槽3を設
け、水受け槽3内に洗濯兼脱水槽4を回転自在に設け、
この洗濯兼脱水槽4は天面を開口しており、洗濯物を天
面から投入できるようになっている。また、底部には撹
拌翼5を回転自在に設け、側面には多数の孔を有してい
る。
【0004】洗濯兼脱水槽4は、図8に示すように、水
受け槽3の底面に設けた軸受6によって支持されている
脱水軸7に固定されており、撹拌翼5は、脱水軸7の内
部に軸受8によって支持されている洗濯軸9に固定され
ている。この洗濯軸9は減速機構10につながり、減速
機構入力軸11にはプーリ12を取り付けている。
【0005】減速機構入力軸11のプーリ12の取り付
け部は4面を削り、プーリ12の取り付け孔はこれには
め合う形状として、プーリ12の回転力を伝達させてい
る。プーリ12はベルト13を介して、モータ14につ
ながる。また、減速機構入力軸11には、モータ14の
回転を洗濯軸9または脱水軸7に切り換えて伝達するた
めのクラッチ機構15を有する構成としている。
【0006】クラッチ機構15は、減速機構入力軸11
に設けた4面を削った部分にはめ合う穴形状を有したク
ラッチボス16と、クラッチスプリング17と、クラッ
チスプリング17にクラッチ駆動手段19のクラッチ切
り換え力を伝達するためのレリーズスリーブ18とで構
成している。クラッチスプリング17は、その一方をク
ラッチボス16に、他方を脱水軸7に巻き付いている。
【0007】クラッチ駆動手段19は、クラッチ爪20
と、クラッチレバー21とクラッチレバー21を回動さ
せるためのクラッチ切替手段(図示せず、例えばギヤー
ドモータなど)と、クラッチレバーばね22とで構成し
ている。
【0008】上記構成において動作を説明する。洗濯物
を洗濯兼脱水槽4内に投入し、洗濯をスタートする。ま
ず、給水口(図示せず)から所定の水量の水を給水す
る。所定量の水量が給水されると洗浄行程を開始する。
このとき、クラッチ駆動手段19のクラッチ爪20は、
クラッチレバーばね22により、レリーススリーブ18
にかみ合い、クラッチスプリング17をゆるめる方向に
力を加えている。
【0009】このことにより、クラッチスプリング17
とクラッチボス16との間で滑りが発生し、ベルト13
を介して伝達されたモータ14の回転力は、プーリー1
2により減速機構入力軸11を回転させる。この回転力
は、減速機構10を経て洗濯軸9を回転させ、さらに洗
濯軸9に固定された撹拌翼5を回転させる。撹拌翼5が
回転することにより、洗濯物が洗浄させる。もちろんこ
のとき、モータ14は、左右に所定の時限で回転してい
る。
【0010】洗浄が終了すると、洗濯兼脱水槽4内の水
を排水し、脱水を行う。このとき、クラッチ切替手段
(図示せず)によりクラッチレバー21が回動する。ク
ラッチレバー21が回動することにより、クラッチ爪2
0が、レリーススリーブ18からはずれ、クラッチスプ
リング17がクラッチボス16に巻き付く。
【0011】この状態で、モータ14を回転させると、
ベルト13を介してプーリー12に伝達された回転力
は、減速機構入力軸11を回転させることにより、クラ
ッチボス16、クラッチスプリング17を介して脱水軸
7を回転させる。さらに、脱水軸7に固定された洗濯兼
脱水槽4を回転させる。洗濯兼脱水槽4が回転すること
により、洗濯物が脱水される。このとき洗濯物から出た
水分は、洗濯兼脱水槽4の側面に設けれた多数の孔部か
ら排水される。
【0012】このように、クラッチ機構15により、撹
拌翼5と洗濯兼脱水槽4の回転を切替え、洗浄、すす
ぎ、脱水を行い、洗濯を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、モータ14と減速機構10とがベルト13を介し
て連結されているため、部品点数が増え、コストの高い
ものになっていた。また、モータ14が洗濯兼脱水槽4
の回転中心からはずれた位置に設置され、洗濯容量に応
じてモータ14の仕様を変えているので、モータ14の
重量が違うため、機種ごとに水受け槽3のバランスを取
ることが困難であった。
【0014】また、洗濯容量に応じてモータ12の駆動
方式を含め、選定する場合では、モータ14の外径寸
法、長さは、モータ14単体の性能を確保する最適形状
が異なり、取り付け部が従来の取り付け関係を守るのみ
となり、モータ14を構成する部品を共用化することは
出来なかった。
【0015】また、駆動方式を変えず、洗濯容量に応じ
てモータ14の巻き線のターン数、ステータの積層厚を
変える場合では、モータ14の駆動方式を変更しないの
で、ブラシレスモータの場合、ブラシレスモータに必要
な制御回路そのものを無くせないのでコストがかかり、
安価にすることは出来なかった。
【0016】さらに、洗濯容量に応じてモータ14を選
定せず、洗濯容量の少ない機種でも、同じモータ14を
使うことで共用化する場合、部品の共用化によるコスト
ダウンで、大幅にコストを下げることは出来なかった。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、部品点数を減らし脱水時におけるアンバランスの発
生を抑制するとともに、洗濯容量の変化に対応して最適
なモータを使用することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
の構成が有している課題を解決するもので、洗濯容量の
変化に応じて最適な駆動方式のモータを選び、しかもス
テータ、ロータ部は部品を共用化し、電気回路もコスト
の安価な物を選択することで、安価な洗濯機を実現する
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽を回転させる中空の脱水軸と、前記洗
濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させかつ前記脱水
軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯
軸を回転させるモータと、前記モータの回転を減速して
前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの回転
を脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるクラッチ機構
とを備え、前記減速機構と前記モータとを同一軸線上に
配設するとともに、前記モータを構成するモータブラケ
ットの内部に前記クラッチ機構を配設し、前記クラッチ
機構を駆動するクラッチ駆動手段をモータブラケットの
外部より駆動するようにしたものであり、モータの動力
を伝達するベルトが不要で、しかも減速機構とモータと
を同一軸線上に配設しているので、部品点数を減らし脱
水時におけるアンバランスの発生を抑制することがで
き、モータブラケットの内部にモータを構成しているの
で、何らかの原因により水受け槽から水が溢れてきた場
合においても、モータの内部に水の入らないようにで
き、さらに、前記モータを構成するモータブラケット外
径寸法が同じ形状とし、洗濯容量に応じて変化する必要
トルクを回転原理の異なる他のモータに変更すること
で、減速機構、モータ取り付け部品、モータブラケット
は共用のまま使用して、駆動トルクの異なるものがで
き、部品の共用化を向上することができる。
【0020】また、減速機構とモータとを同軸上に配
し、前記モータを洗濯容量に応じてモータを高トルクを
必要とするモータとしてブラシレスモータを使用し、高
トルクを必要としないモータとしてブラシレスモータと
外径寸法が同じ形状で、インダクションモータとしたこ
とを特徴とする洗濯機である。
【0021】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケットは共用のまま使用する。ブラ
シレスモータの場合、小型で高トルクなモータを作るこ
とができ、インダクションモータの場合、コンデンサで
駆動できるので、ブラシレスモータで必要な駆動回路が
不要となり、ブラシレスモータでトルクの小さい仕様の
ものを作るより、安価にできる。
【0022】さらに、減速機構とモータとを同軸上に配
し、前記モータを外径寸法が同じ形状、ステータを共用
し、洗濯容量に応じてモータを高トルクを必要とするモ
ータとしてブラシレスモータを使用し、高トルクを必要
としないモータとしてインダクションモータとしたこと
を特徴とする洗濯機である。
【0023】この構成により、減速機構、モータ取り付
け部品、モータブラケット、ステータは共用のまま使用
する。インダクションモータの場合、コンデンサで駆動
できるので、ブラシレスモータで必要な駆動回路が不要
となり、ブラシレスモータでトルクの小さい仕様のもの
を作るより、安価にできる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0025】(実施例1)図2に示すように、洗濯機本
体23は、内部に脱水振動を防振するように、サスペン
ション24によって懸架された水受け槽25を設け、水
受け槽25内に洗濯兼脱水槽26を回転自在に配設し、
この洗濯兼脱水槽26の内底部に洗濯物を撹拌する撹拌
翼27を回転自在に配設している。
【0026】洗濯兼脱水槽25は、図1に示すように、
水受け槽25の底部に設けた軸受28によって軸支され
ている脱水軸29の上端部に固定され、撹拌翼27は、
脱水軸29の中空部に脱水軸29と同軸上となるように
配設し、脱水軸29の中空部内に設けた軸受30によっ
て軸支した洗濯軸31の上端部に固定されている。ま
た、洗濯軸31の下端部は減速機構32の出力側に接続
されている。
【0027】モータブラケット33は、カップ状に形成
し開口部を下にして減速機構32に取り付け、このモー
タブラケット33の中にロータ34aに回転磁界を与え
るステータ34bを圧入し、このステータ34bにロー
タ34aを対向させてモータ34を構成し、減速機構3
2とモータ34とを同一軸線上に配設し、減速機構32
の減速機構入力軸35にモータ34を取り付けている。
【0028】クラッチ機構36は、モータ34の回転を
脱水軸29、洗濯軸31のいずれかに切り換えるもの
で、減速機構入力軸35に設けた4面を削った部分には
め合う穴形状を有したクラッチボス37と、クラッチス
プリング38と、クラッチスプリング38にクラッチ駆
動手段39のクラッチ切り換え力を伝達するためのレリ
ーズスリーブ40とで構成し、ロータ34aの内部に設
けた空間に配設している。
【0029】クラッチ駆動手段39は、クラッチ機構3
6を駆動するもので、クラッチ爪41と、クラッチレバ
ー42とクラッチレバー42を回動させるための回転軸
43と回転軸43を回転させるために、たとえば、ギヤ
ードモータ等で構成するクラッチ切替手段(図示せず)
と、クラッチレバーばね44とで構成している。
【0030】モータブラケット33に穴45を設け、こ
の穴45にクラッチ駆動手段39のクラッチレバー42
を挿入し、クラッチ切替手段によりクラッチ駆動手段3
9を外部から駆動することにより、クラッチレバー42
を回動させるように構成している。
【0031】上記構成において動作を説明する。洗濯、
すすぎ行程では、クラッチ駆動手段39は、クラッチ機
構36のクラッチスプリング38を解放し、脱水軸29
に回転力を伝達できない状態とする。モータ34の動力
は洗濯軸31を介して撹拌翼27に伝達されるのみとな
り、被洗濯物に機械力を与える。こうして洗濯兼脱水槽
26に収容している洗濯物の洗濯、すすぎが進行する。
【0032】洗濯行程を終了すると脱水行程に入り、こ
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽26内の水が排水され、
クラッチ機構36のクラッチスプリング38を駆動し、
脱水軸29に回転力を伝達できる状態とする。モータ3
4の動力は減速機構入力軸35と脱水軸29とが連結さ
れ、洗濯兼脱水槽26が回転する。
【0033】洗濯兼脱水槽26が回転することによっ
て、洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力に
よって洗濯兼脱水槽26の側面に多数設けている孔から
水受け槽25内に絞り出される。こうして洗濯物は自動
的に脱水される。このようにして、洗濯兼脱水槽26内
に投入された洗濯物は自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程
を終了する。
【0034】このように本実施例によれば、洗濯軸3
1、脱水軸29が同軸の2重構造で、撹拌翼27側か
ら、減速機構32、モータ34の順に配列され、これら
が同一軸線上にあることで、モータ34と減速機構32
が一体となり、水受け槽25の中心に重心が来るため、
従来のようにモータ34が水受け槽25の中心にないた
めに生じたアンバランスがなくなり、脱水時の振動を抑
えることができる。また、モータ34により直接、減速
機構32、脱水軸29を回転させるので、従来のベルト
が不要となり、部品点数を低減することができる。
【0035】さらに、洗濯容量が大きい洗濯機と、洗濯
容量が少ない洗濯機を作る場合に洗濯容量に応じてモー
タ34の大きさを変えて作れば、モータのコストが安く
なる。そして、この場合モータブラケット33を同じと
し、モータの種類を変更することで、最適なモータを取
り付けるようにすれば、減速機構32は共用化でき、モ
ータブラケット33、モータ34周辺に配置した部品の
位置を変える必要が無くよりコストが安い洗濯機を作る
ことが出来る。
【0036】モータの種類として、ブラシレスモータ、
同期モータ、リラクタンスモータ、インダクションモー
タ、リラクタンスモータ等から、必要トルクとコストで
選定することができる。
【0037】(実施例2)第2の実施例を図1を使って
説明する。モータブラケット33の中に配設するモータ
をブラシレスモータまたは同期モータとする。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0038】上記構成において説明すると、同期モータ
にはブラシレスモータの回転センサ46と回転検知回路
(図示せず)が不要なために、ブラシレスモータ34よ
り、安価な洗濯機が実現できる。
【0039】(実施例3)図3に示すように、ステータ
34bは同一で、同期モータ34cの場合、回転センサ
46と回転検知回路(図示せず)を廃止している。他の
構成は上記実施例2と同じである。
【0040】上記構成において作用を説明すると、ブラ
シレスモータ34として使用するときは、回転センサ4
6により、ロータ34aのマグネット34aa位置を検
出しながら回転を制御する。
【0041】また、同期モータ34cとして使用すると
きは、駆動回路(図示せず)から回転に応じた周波数の
電流をステータ34bに流し、ロータ34aを追従させ
て回転する。
【0042】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、他のモータ取り付け部品は共用
のまま使用できる。同期モータ34cの場合、回転セン
サ46と回転検知回路(図示せず)が不要となり、ブラ
シレスモータ34より、安価な洗濯機が実現できる。
【0043】(実施例4)図1を使って説明すると、モ
ータブラケット33の中に配設するブラシレスモータを
インダクションモータとする。それにより、インダクシ
ョンモータにはブラシレスモータのロータ34aのマグ
ネット34aa、回転センサ46、回転検知回路(図示
せず)、駆動回路(図示せず)が不要である。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0044】そして、ブラシレスモータ34でトルクの
小さい仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現でき
る。
【0045】(実施例5)図4は、上記第1の実施例に
対し、モータ34のステータ34bは同一であるが、コ
イルの巻き線方向、結線方向とロータ34aを変更して
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0046】上記構成において作用を説明すると、ブラ
シレスモータ34として使用するときは、ステータ(1
2極)34bにおいて、U,V,W、各相を直列に結線
し、ロータ34aはマグネット34aaを表面または、
内部に配置したロータ34aを使用する。
【0047】一方、インダクションモータ34dとして
使用するときは、主巻き線、補助巻き線として、各相を
直列に各相の極がN、S交互になるように結線し、ロー
タ34aは積層鋼板を使用したかご形ロータを使用す
る。
【0048】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、他のモータ取り付け部品は共用
のまま使用できる。インダクションモータ34dの場
合、コンデンサで駆動できるので、ブラシレスモータ3
4で必要な駆動回路(図示せず)が不要となり、ブラシ
レスモータ34でトルクの小さい仕様のものを作るよ
り、安価な洗濯機が実現できる。
【0049】(実施例6)図1を使って説明すると、モ
ータブラケット33の中に配設するブラシレスモータを
リラクタンスモータとする。それにより、リラクタンス
モータにはブラシレスモータで使用するロータ34aの
マグネット34aaが不要である。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0050】そして、ブラシレスモータ34でトルクの
小さい仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現でき
る。
【0051】(実施例7)図5は、図7に示す第1の実
施例に対し、モータ34のステータ34bは同一である
が、ステータコイル34bの巻き線方向、結線方向を変
更している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0052】上記構成において作用を説明すると、ブラ
シレスモータ34として使用するときは、ステータ(1
2極)34bにおいて、U,V,W、各相を直列に各相
とも同極になるように結線し、マグネット34aaを表
面または、内部に配置したロータ34aを使用する。リ
ラクタンスモータ34eとして使用するときは、ロータ
34aは安価な鉄のみで構成する。
【0053】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、他のモータ取り付け部品は共用
のまま使用できる。リラクタンスモータ34eの場合、
ロータ34aのマグネット34aaを必要とせず、安価
な鉄のみで構成するので、ブラシレスモータ34でトル
クの小さい仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現
できる。
【0054】(実施例8)図6に示すように、リラクタ
ンスモータ34eとして使用するときは、永久磁石埋込
型ブラシレスモータ34fのロータ34a内のマグネッ
トを取り外した状態で使用するものである。他の構成は
上記実施例7と同じである。
【0055】上記構成において作用を説明すると、永久
磁石埋込型ブラシレスモータとして使用するときは、積
層鋼板製のロータ34a内部に配置したマグネット用溝
34gにマグネットが入っているので、ロータ34aは
リラクタンストルクとマグネットトルクを併用して回転
する。リラクタンスモータ34eとして使用するとき
は、前記ロータ34a内部に配置したマグネット用溝3
4gのマグネットを取り去っているので、リラクタンス
トルクだけで回転する。
【0056】従って、減速機構32、モータブラケット
33、ステータ34b、ロータ34a、他のモータ取り
付け部品は共用のまま使用できる。リラクタンスモータ
34eの場合、ロータ34aのマグネット34aaを必
要としないので、ブラシレスモータ34でトルクの小さ
い仕様のものを作るより、安価な洗濯機が実現できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータを
構成するモータブラケット外径寸法が同じ形状とし、洗
濯容量に応じて変化する必要トルクをモータの種類を変
更することで最適なモータを取り付けるようにする。こ
のため、モータの動力を伝達するベルトが不要で、しか
も減速機構とモータとを同一軸線上に配設しているの
で、部品点数を減らし脱水時におけるアンバランスの発
生を抑制することができ、モータブラケットの内部にモ
ータを構成しているので、何らかの原因により水受け槽
から水が溢れてきた場合においても、モータの内部に水
の入らないようにでき、さらに、減速機構、モータ取り
付け部品、モータブラケット、モータカバーは共用のま
ま使用して、洗濯容量に応じてモータを選択する事が出
来、合理化設計を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図2】本発明の第1の実施例である洗濯機の全体構成
を説明する断面図
【図3】本発明の第3実施例である洗濯機のモータの構
成図
【図4】本発明の第5の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図5】本発明の第7の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図6】本発明の第8の実施例である洗濯機のモータの
構成図
【図7】従来例である洗濯機の全体構成を説明する断面
【図8】従来例である洗濯機の駆動部を説明する断面図
【符号の説明】 1 本体 2 サスペンション 3 水受け槽 4 洗濯兼脱水槽 5 撹拌翼 6 軸受 7 脱水軸 8 軸受 9 洗濯軸 10 減速機構 11 減速機構入力軸 12 プーリ 13 ベルト 14 モータ 15 クラッチ機構 16 クラッチボス 17 クラッチスプリング 18 レリーズスリーブ 19 クラッチ駆動手段 20 クラッチ爪 21 クラッチレバー 22 クラッチレバーばね 23 洗濯機本体 24 サスペンション 25 水受け槽 26 洗濯兼脱水槽 27 撹拌翼 28 軸受 29 脱水軸 30 軸受 31 洗濯軸 32 減速機構 33 モータブラケット 34 モータ 34a ロータ 34aa マグネット 34b ステータ 34c 同期モータ 34d インダクションモータ 34e リラクタンスモータ 34f 永久磁石埋込型ブラシレスモータ 34g マグネット用溝 35 減速機構入力軸 36 クラッチ機構 37 クラッチボス 38 クラッチスプリング 39 クラッチ駆動手段 40 レリーズスリーブ 41 クラッチ爪 42 クラッチレバー 43 回転軸 44 クラッチレバーばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高松 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 BA16 BB05 CA06 CB06 HB02 HB03 HB09 HB15 HB19 HB29 MA01 MA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽を回転させる中空の脱水軸
    と、前記洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させか
    つ前記脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸
    と前記洗濯軸を回転させるモータと、前記モータの回転
    を減速して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モ
    ータの回転を脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるク
    ラッチ機構とを備え、前記減速機構と前記モータとを同
    一軸線上に配設するとともに、前記モータを構成するモ
    ータブラケットの内部に前記クラッチ機構を配設し、前
    期モータと回転原理の異なるモータと交換可能とし洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 モータは、ブラシレスモータまたは、同
    期モータを使い分ける請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 回転センサの有無で前期モータをブラシ
    レスモータと同期モータに使い分ける請求項2記載の洗
    濯機。
  4. 【請求項4】 ブラシレスモータまたは、インダクショ
    ンモータを使い分ける請求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 ステータコイルの巻き線方向、結線方向
    を変更し、ロータを交換することで、前記モータをブラ
    シレスモータとインダクションモータの使い分ける請求
    項5記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 ブラシレスモータまたは、リラクタンス
    モータを使い分ける請求項1記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 ステータコイルの巻き線方向、結線方向
    を変更し、ロータを交換することで、前記モータをブラ
    シレスモータとリラクタンスモータの使い分けることを
    特徴とする請求項6記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 永久磁石埋込型ブラシレスモータのロー
    タ内にある溝にマグネットを入れるか取り外すことでブ
    ラシレスモータまたは、リラクタンスモータを使い分け
    ることを特徴とする請求項7記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020178953A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020178953A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
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