JP2000300379A - 車両用座席フレーム - Google Patents

車両用座席フレーム

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JP2000300379A
JP2000300379A JP11117314A JP11731499A JP2000300379A JP 2000300379 A JP2000300379 A JP 2000300379A JP 11117314 A JP11117314 A JP 11117314A JP 11731499 A JP11731499 A JP 11731499A JP 2000300379 A JP2000300379 A JP 2000300379A
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frame
mounting
side frame
arm
shaft
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JP11117314A
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Yoshinobu Kaneko
好信 金子
Masami Yoshida
正美 吉田
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TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性の確保、軽量化、ホールド性および乗降
性の両立およびその向上、着座感の向上、室内空間の拡
大。 【構成】 左右一対の側部フレーム10の前側を、左右
に長い四角形状の底板3と該底板3の左右側に設けた左
右側板4と前後側に設けた前後板5により皿状に形成し
た前側フレーム2により連結し、前記側部フレーム10
の後側を後側フレーム18により連結し、前記該前側フ
レーム2と前記後側フレーム18の間には所定の間隔を
設けて左右方向の複数のバネ体15を並設して構成した
車両用座席フレーム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用座席フレームに
係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の実開平5−35458号公報に
は、上方に起立する左右側壁と前後壁とにより皿状にフ
レームを形成し、該フレームの上縁にバネ体を左右に並
設した車両用座席フレームについて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例のフレーム
は、全体を一体の皿状に形成しているため、重量が嵩む
という課題がある。また、フレームの上縁にバネ体を並
設しているため、上縁形状の設定に制約を受け、ホール
ド性および乗降性に課題がある。
【0004】
【発明の目的】剛性の確保、軽量化、ホールド性および
乗降性の両立およびその向上、着座感の向上、室内空間
の拡大。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、左右
一対の側部フレーム10の前側を、左右に長い四角形状
の底板3と該底板3の左右側に設けた左右側板4と前後
側に設けた前後板5により皿状に形成した前側フレーム
2により連結し、前記側部フレーム10の後側を後側フ
レーム18により連結し、前記該前側フレーム2と前記
後側フレーム18の間には所定の間隔を設けて左右方向
の複数のバネ体15を並設して構成した車両用座席フレ
ームとしたものである。よって、本発明は、前記前側フ
レーム2は着座者の略大腿部下方に位置させた車両用座
席フレームとしたものである。よって、本発明は、前記
バネ体15は前記側部フレーム10の上縁から所定間隔
おいて下方に位置させ、もって、側部フレーム10の上
縁側面形状は最前端部を除いて前側が高く、後側が低く
なるように形成した車両用座席フレームとしたものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は車両用シートの座席シートの座席骨格フレームであ
り、座席骨格フレーム1の前側部分には前側フレーム2
を設ける。前側フレーム2は底板3と該底板3の左右側
に設けた左右側板4と前後側に設けた前後板5により左
右に長い四角形状の皿状に形成する。実施例の底板3の
前後中間部には上方に盛り上がる突条部6を設け、該突
条部6の後側には下方に突き出る後側突条部7を設けて
補強しているが要件ではない。前記前側フレーム2の左
右両側には左右一対の側部フレーム10を設ける。側部
フレーム10は縦の平板状部材を前後に長くして形成
し、側部フレーム10と前側フレーム2は溶接またはボ
ルト締結等の任意手段により互いに固定する。側部フレ
ーム10の上部には外側に略直角に屈曲する屈曲板部1
1を設け、側部フレーム10の後部にはリクライニング
装置を取付けるブラケット12を取付ける。
【0007】前記前側フレーム2の後側の左右の側部フ
レーム10には前後に所定間隔を置いて複数のバネ体1
5の両端を取付ける。バネ体15はジグザグバネにより
構成し、その両端を側部フレーム10のバネ取付孔16
に係止する。実施例のバネ体15はバネ取付孔16に係
止しているが、取付構成は任意であり要件ではない。複
数並設したバネ体15のうち最後部のバネ体15の後方
には後側フレーム18を設ける。後側フレーム18は左
右方向の板部材を屈曲させてボルト19により側部フレ
ーム10に取付ける。20は側部フレーム10に設けた
取付孔である。
【0008】しかして、前記座席骨格フレーム1は、前
側フレーム2と左右の側部フレーム10と後側フレーム
18とにより構成し、前記前側フレーム2は略着座者の
大腿部下方に位置するようにその前後幅を設定し、前記
後側フレーム18は着座者の重心位置である所謂ヒップ
ポイントより後方で、着座者の着座感に影響を与えない
後側に位置させ、前側フレーム2と後側フレーム18の
間に左右方向のバネ体15を前後に複数並設する。した
がって、着座感への影響の少ない前後に夫々前側フレー
ム2と後側フレーム18を配置して強度を確保し、特
に、着座者の大腿部下方に皿状に形成した前側フレーム
2を設けて剛性を向上させ、その他の部分は側部フレー
ム10と後側フレーム18により支持して、座席骨格フ
レーム1を軽量にしている。
【0009】しかして、座席骨格フレーム1は後述する
取付フレーム21に対して上下自在に取付ける。側部フ
レーム10の前側部分には上下機構22の前側アーム2
3の上部を軸24により軸着する。前側アーム23の下
部は取付フレーム21の前側の外面側に軸25により軸
着する。側部フレーム10の後部の外面側には後側アー
ム26の中間部を取付部材30により回動自在に軸着す
る。前記後側アーム26の一端は前記取付フレーム21
の内側に軸31により軸着し、後側アーム26の他端に
はロッド32の後端を軸33により軸着する。ロッド3
2の前端は前記前側アーム23の上方に位置させ、セク
タギヤ34に軸27により軸着する。セクタギヤ34は
連動軸35により側部フレーム10に回転自在に取付
け、セクタギヤ34はブレーキ機構38の軸36に固定
のギヤ37に噛み合わせる。ブレーキ機構38は公知の
ものであり、図示は省略するがハンドル39を正逆回転
させて軸36を回転させるが、軸36の回転はロックす
る構成にする。側部フレーム10には内側に凹む膨出部
27を設け、膨出部27の外面側にギヤ37を位置さ
せ、ギヤ37の奥側にブレーキ機構38の軸36を軸装
して取付け、膨出部27に設けた窓部28を介して内側
のセクタギヤ34と外側のギヤ37を噛み合わせる。し
たがって、ブレーキ機構38を取付ける取付スペースが
少なくて済み、後述するカバー部材62をフラットに形
成できる。また、側部フレーム10の外側にブレーキ機
構38を取付けるので、取付作業も容易となって好適で
ある。
【0010】前記前側アーム23および後側アーム26
およびロッド32により上下機構22を構成し、前側ア
ーム23および後側アーム26およびロッド32の夫々
は左右一対設け、前記一方のロッド32に前記セクタギ
ヤ34を取付けるが、他方のロッド32には連動アーム
40を軸着し、連動アーム40は前記連動軸35に固定
し、連動軸35は前記底板3の突条部6の下方に位置さ
せる。したがって、上下機構22を設けたときの突条部
6は補強および連動軸35の取付スペースの確保部材と
なる。また、突条部6の後側に下方に突き出ている後側
突条部7を設けているので、クッション材42と連動軸
35との干渉を防止する。また、前記セクタギヤ34お
よび連動アーム40は連動軸35に予め溶接固定し、セ
クタギヤ34および連動アーム40を側部フレーム10
の内側に位置させて連動軸35の両端を側部フレーム1
0に軸装し、セクタギヤ34および連動アーム40は側
部フレーム10に設けた窓部41を介して外側のロッド
32に取付ける。したがって、窓部41は軸27の移動
に合わせて円弧形状に形成している。即ち、前記前側フ
レーム2の下方空間は、前側フレーム2によりクッショ
ン材42との干渉が避けられるので、クッション材42
との干渉を避けながら、セクタギヤ34および連動アー
ム40を連動軸35に予め溶接固定して側部フレーム1
0の内側に位置させることにより組付けを容易にしてい
る。
【0011】しかして、前記連動軸35の左右何れか一
側には主として前方に伸びる回転側係合部材44の基部
を固定し、回転側係合部材44の先端上面側には係合溝
45を形成する。係合溝45にはトーションバネ46の
一端端部をコ型に屈曲させて形成した係合部47を係合
させる。トーションバネ46の他端はL型状に後方に屈
曲させてL型係合部48を形成し、L型係合部48は前
記側部フレーム10に設けた固定側係合部材49に係合
させる。固定側係合部材49は下向きの下向き係合溝5
0と該下向き係合溝50の後方の上向き係合溝51によ
り形成する。トーションバネ46は、まずL型係合部4
8の縦線部52を挿入しながら固定側係合部材49の上
向き係合溝51に上側位置させ、次ぎに、L型係合部4
8の横線部53を下方に押えながら固定側係合部材49
の下向き係合溝50に係合させると、L型係合部48の
弾力により該L型係合部48は固定側係合部材49に安
定した外れない状態となり、次ぎに、トーションバネ4
6の係合部47を回転側係合部材44の係合溝45に係
合させて取付が終了する。なお、前記取付順序は一例を
示したものであり、これに限定されない。
【0012】しかして、前記後側アーム26の軸着部と
前記後側フレーム18の取付部分は同心として同じ一つ
の側部フレーム10の取付孔20に取付ける。即ち、前
記取付部材30は筒部材により形成し、内周面に螺子溝
54を形成し、取付部材30の一方端はカシメ付けのと
き潰れるように構成し、この取付部材30を取付孔20
に挿入し、挿入した取付部材30の外周に後側アーム2
6の取付孔60を嵌合させ、この状態で、後側アーム2
6を回動自在にカシメ付けにより取付け、次ぎに取付部
材30内に前記ボルト19を螺合させて後側フレーム1
8を取付ける。したがって、側部フレーム10に設けた
ひとつの取付孔20にボルト19で後側フレーム18と
後側アーム26を取付けるので、スペースの有効利用が
できて、座席骨格フレーム1を小型化でき、また、側部
フレーム10の断面欠損を少なくできるので、強度を確
保でき、その分、小型軽量に貢献する。この点、前記取
付部材30の内周面に螺子溝54を形成しなくても、ナ
ットを設ければよいが、螺子溝54を形成すると、ナッ
トを省略できる。また、前記取付部材30の挿入方向は
内側外側の何れでよく、実施例に限定されないが、内側
から挿入して外側をカシメると、外側突出量を少なくで
き、アームの回動等との干渉を避けられる。55はワッ
シャ、56はカシメたときの取付部材30の先端の折曲
部、57は取付部材30の基部のフランジ部である。
【0013】また、図16は、他の実施例であり、取付
部材30の一方端の各折曲部56が略均等に開いて潰れ
るようにスリット61を形成したものである。しかし
て、左右の側部フレーム10の外側には、カバー部材6
2を設ける。カバー部材62は前記上下機構22の作動
に干渉しない間隔を置いて側部フレーム10の外側に位
置するカバー縦板部63と、該カバー縦板部63の上下
に内側に屈曲させたカバー上下板部64により断面
「コ」型形状に形成する。前記カバー部材62の周縁所
望位置にはカバー縦板部63を凹ませた凹部65を形成
する。凹部65は、側部フレーム10と並行の底部66
の周囲のうち中央側に起立壁67を有するが周縁側は開
放するように形成し、各凹部65の底部66を側部フレ
ーム10の外面に当接させてリベット、ボルト、溶接等
の任意の手段により固定する。即ち、底部66の全周に
起立壁67を設けず、周縁側を開放することにより、深
絞りのプレス加工を避けて、加工を容易にする。
【0014】前記カバー部材62の上部のカバー上下板
部64は前記側部フレーム10の屈曲板部11の下方に
位置させ、側部フレーム10の上部内側を屈曲面68に
クッション材42が接触するようにして摺接抵抗を減少
させる。また、カバー縦板部63は屈曲板部11の端縁
より外側に位置させ、屈曲板部11の端面との接触する
機会を減少させる。前記カバー部材62は側部フレーム
10の前端内側から、前記後側アーム26とロッド32
の軸着部分の前側まで上下機構22を包囲する長さに形
成し、上下機構22とクッション材42との干渉を避け
る。
【0015】しかして、カバー部材62には表皮部材6
9の端末部分を係止する表皮係止部材70を設ける。表
皮係止部材70は上側を開口したコ型形状に鋼線部材に
より形成し、左右両端を溶接固定する。この場合、全体
の表皮係止構造が要点ではなく、カバー部材62に表皮
係止部材70を設けた点が重要なので、表皮係止部材7
0以外の部分の表皮係止構成は任意である。また、カバ
ー部材62にはカバー部材62の外側に位置する樹脂製
カバー(図示省略)を取付けるためのカバー係止用孔7
1を設ける。しかして、前記バネ体15は、側部フレー
ム10の上縁から所定間隔下方に位置させる。したがっ
て、実施例では、バネ体15を取付けるバネ取付孔16
を、側部フレーム10の上縁から所定間隔下方に位置さ
せているが、他の取付方法でもよい。バネ体15は側部
フレーム10の上面に取付けずに、側部フレーム10の
上下中間部に取付けることにより、その分クッション材
42の上面高さを低くする。即ち、上下機構22のロッ
ド32を側部フレーム10の外側に位置させ、側部フレ
ーム10の内側には可動部材がないので、バネ体15お
よびクッション材42との干渉がないこと、側部フレー
ム10は剛性を確保するため、所定の高さ(厚み)を必
要とし、クッション材42も所定の厚み(高さ)を必要
とし、クッション材42の上面高さはバネ体15の位置
を基準にすることから、バネ体15の位置が高いとクッ
ション材42の上面高さは高く、バネ体15の位置が低
いとクッション材42の上面高さは低くなる。
【0016】この場合、側部フレーム10の上縁は、最
前部を低く、次ぎに、前側部分を最も高く、次ぎに最高
高さ部分より次第に低く円弧面に形成し、ヒップポイン
トから後側はブラケット12を取付等の理由からまた高
くする。即ち、側部フレーム10の上縁は、高いと着座
者の着座姿勢を保持使用とするホールド性が高いが反面
乗降性が低く、上縁の高さが低いとホールド性は低下す
るが乗降容易性は高くなる。したがって、側部フレーム
10の上縁は、前側を高く、後側を低くするのを原則と
し、その高低程度の形状の設定に当たり、前記バネ体1
5を考慮しなくてよいので、設計の自由度を向上させ、
ホールド性と乗降性の両者を共に向上させ、着座感を向
上させる。
【0017】しかして、座席骨格フレーム1を取付ける
取付フレーム21の構成は、任意であるが、左右一対の
側部取付フレーム75の前後中間部を中間連結部材76
により連結する。中間連結部材76は、2本の軸部材7
7の夫々の左右端部78、79は前後に所定間隔を置
き、夫々ボルト80により取付フレーム21に取付け、
2本の軸部材77の中間部は一か所または複数カ所屈曲
させて、互いに当接させて溶接固定81する。実施例で
は、前後何れか一方の軸部材77は直線軸部材で構成
し、他方の軸部材77の中間部はコ型状に屈曲させ、該
屈曲部82を前記一方の軸部材77に当接させて溶接固
定81しているが、両方を屈曲させて互いの中間部を当
接させて溶接固定81してもよい。また、前記側部取付
フレーム75の後部には、後側取付フレーム83を設け
る。後側取付フレーム83は断面コ型形状の板部材を中
間部が高く左右側が低くなるように屈曲させ、かつ、そ
の左右両端は後方に屈曲させて取付部84に形成する。
取付部84には2個の取付孔85を設け、各取付孔85
は斜めに配置し、取付孔85にボルトまたは軸86を挿
入して固定する。即ち、2個の取付孔85は、斜めに配
置することで、前後および上下にも間隔Lを確保でき、
この間隔Lにより荷重支持強度を向上させる。87はカ
バー係止用孔である。88はウエルドナット、89はス
ライドレールである。
【0018】
【作用】次に作用を述べる。車両用シートの座席シート
の座席骨格フレーム1は、左右に長い四角形状の底板3
と該底板3の左右側に設けた左右側板4と前後側に設け
た前後板5により皿状に形成した前側フレーム2と、前
側フレーム2の左右両側の側部フレーム10と、前側フ
レーム2の後方のバネ体15と、バネ体15の後方の後
側フレーム18とにより構成しているから、充分な剛性
を有しながら、軽量化できる。即ち、全体を皿状のフレ
ームにより構成すると剛性は高いが、重量が嵩むので、
ヒップポイントの下方は左右方向のバネ体15を前後に
並設してクッション性を確保し、前側フレーム2を最小
限にすることにより全体を軽量にし、前側フレーム2と
左右両側の側部フレーム10と後側フレーム18とによ
り剛性を確保し、特に、前側に皿状の前側フレーム2を
配置することにより衝突時等の着座者が沈み込む荷重に
対する剛性を確保して、所謂サブマリン現象に対応させ
る。
【0019】したがって、前側フレーム2と後側フレー
ム18と左右の側部フレーム10により剛性が確保さ
れ、前後の前側フレーム2と後側フレーム18の間にバ
ネ体15を設けてクッション性を確保でき、適材適所の
合理的配置となって、軽量化できる。また、特に、バネ
体15は、左右方向のバネ材を前後に並設して構成して
いるから、クッション性も向上させる。この場合、前記
バネ体15は、側部フレーム10の上縁から所定間隔下
方に位置させているから、側部フレーム10の上下中間
部に取付けることにより、その分クッション材42の上
面高さを低くする。
【0020】しかして、バネ体15を側部フレーム10
の上縁に取付けていないから、前後の各バネ体15の互
いの上下取付位置に伴う側部フレーム10の上縁形状の
制約はない。したがって、側部フレーム10の上縁形状
の設計の自由度が向上し、これにより着座感を向上させ
る。即ち、側部フレーム10の上縁は、高いと着座者の
着座姿勢を保持使用とするホールド性が高いが反面乗降
性が低く、上縁の高さが低いとホールド性は低下するが
乗降性は高くなるが、これを中心に考慮した設計が可能
となって、着座感を向上させている。実施例では、側部
フレーム10の形状を最前部を低くすることによりホー
ルド性よりペダル踏み込み等の操作性を向上させ、最前
部の次ぎの前側部分を最も高くすることによりホールド
性を確保し、次ぎに最高高さ部分より次第に低く円弧面
に形成することにより乗降性を向上させ、ヒップポイン
トから後側は高くしてあるのでブラケット12の取付等
を容易にする。したがって、側部フレーム10の上縁の
形状によりホールド性と乗降性の両者を共に向上させ、
着座感を向上させる。
【0021】また、側部フレーム10が側面からクッシ
ョン材42に係る着座荷重を確実に支持すると共に不要
な部分では干渉(突き上げ感)を避けられ、クッション
の上面形状のみならず、フレーム形状がホールド性と乗
降性に重大な影響を与えるから、フレーム形状の自由化
によってクッションの上面形状と相俟って着座感を向上
させる。また、バネ体15の取付位置を低くするだけ
で、フレーム形状の自由化できるので、部品を増加させ
ず、コストも増やすことなく、クッション効果を向上さ
せて、着座感を向上させる。しかして、座席骨格フレー
ム1は取付フレーム21に対して上下機構22により上
下自在であるが、上下機構22は、側部フレーム10の
前側と取付フレーム21の間の前側アーム23と、側部
フレーム10の後側と取付フレーム21の間の後側アー
ム26と、該後側アーム26を作動させるロッド32に
より構成し、前側アーム23の下部は取付フレーム21
の前側の外面側に軸25により軸着しているから、組立
てが容易である。また、後側アーム26は取付フレーム
21の内側に軸31により軸着しているから、後部の取
付フレーム21の外面側の空間を広くでき、リクライニ
ング装置等の取付を容易にする。
【0022】しかして、上下機構22は、ブレーキ機構
38のハンドル39を回すと、軸36が回転し、軸36
によりギヤ37を回転させ、ギヤ37はセクタギヤ34
を連動軸35中心に回転させ、連動軸35は連動アーム
40を回動させ、セクタギヤ34と連動アーム40はロ
ッド32を前後移動させ、ロッド32の前後移動により
後側アーム26を回動させて、座席骨格フレーム1を取
付フレーム21に対して上下させる。この場合、左右の
ロッド32を作動させる連動軸35は前側フレーム2の
底板3の突条部6の下方に位置させているから、突条部
6は前側フレーム2の補強のみならず連動軸35の取付
スペースを確保でき、座席骨格フレーム1全体の上下幅
を薄くできる。また、突条部6の後側に下方に突き出て
いる後側突条部7を設けているので、クッション材42
と連動軸35との干渉を防止でき、一層作動を確実にで
きる。
【0023】また、連動軸35にはセクタギヤ34と連
動アーム40を予め溶接固定し、セクタギヤ34と連動
アーム40の夫々突出する連動軸35の両端を側部フレ
ーム10に軸装して取付けるから、連動軸35とセクタ
ギヤ34と連動アーム40の取付を容易にできる。しか
して、ロッド32は側部フレーム10の外側に位置させ
ているが、側部フレーム10には窓部41を設けている
から、窓部41を介して内側のセクタギヤ34および連
動アーム40と外側のロッド32とを連結できる。した
がって、セクタギヤ34および連動アーム40は、クッ
ション材42と干渉しない前側フレーム2の下方に配置
でき、ロッド32はバネ体15と干渉しない側部フレー
ム10の外側に配置でき、合理的な配置にできる。
【0024】しかして、連動軸35の一端側には先端上
面側に係合溝45を形成した回転側係合部材44の基部
を固定し、連動軸35の他端側の側部フレーム10には
連動軸35に近い下向き係合溝50と遠い上向き係合溝
51を有する固定側係合部材49を設け、トーションバ
ネ46の一端端部はコ型の係合部47に、他端端部はL
型状に後方に屈曲させたL型係合部48を夫々形成して
いるから、L型係合部48の縦線部52を固定側係合部
材49の上向き係合溝51に向けて挿入し、次ぎに、L
型係合部48の横線部53を下方に押えながら固定側係
合部材49の下向き係合溝50に係合させると、L型係
合部48の弾力により該L型係合部48は固定側係合部
材49に安定した外れない状態となり、次ぎに、トーシ
ョンバネ46の係合部47を回転側係合部材44の係合
溝45に係合させて取付が終了する。したがって、トー
ションバネ46は連動軸35の回転側係合部材44を反
時計方向に付勢して、上下機構22の上動操作における
操作荷重を軽減させ、そのため、L型係合部48は図に
おいて時計方向に作用するが、挿入時はその弾力は作用
せず、係合部47を係合させるときだけ、弾力に抗して
組付ければよく、取付作業を頗る容易にする。
【0025】しかして、上下機構22の構成部品のうち
の後側アーム26は、座席骨格フレーム1の構成部品の
後側フレーム18の取付部分と同じ側部フレーム10の
取付孔20に取付けているから、スペースの有効利用が
できて、座席骨格フレーム1を小型化でき、また、側部
フレーム10の断面欠損を少なくできるので、強度を確
保でき、その分、小型軽量に貢献する。即ち、筒部材の
内周面に螺子溝54を設けた取付部材30を形成し、該
取付部材30の一方端はカシメ付け可能に潰れるように
構成しているから、この取付部材30を取付孔20に挿
入し、挿入した取付部材30の外周に後側アーム26の
取付孔60を嵌合させ、この状態で、後側アーム26を
回動自在にカシメ付けにより取付け、次ぎに取付部材3
0内にボルト19を螺合させて後側フレーム18を取付
ける。したがって、側部フレーム10に設けたひとつの
取付孔20および一つのボルト19で後側フレーム18
と後側アーム26を取付けられる。
【0026】また、図16の他の実施例では、取付部材
30の一方端が全体に略均等に開いて潰れるようにスリ
ット61を構成しているから、取付部材30の一方端は
薄く広がり、これを後側アーム26の外面に配置したと
き、後側アーム26の作動に干渉せず、好適である。し
かして、左右の側部フレーム10の外側には、カバー縦
板部63とカバー縦板部63の上下に内側に屈曲させた
カバー上下板部64により断面「コ」型形状に形成した
カバー部材62を設けているから、上下機構22の前側
アーム23の上部、後側アーム26およびロッド32の
側部を包囲でき、異物との接触・噛込みを防止して、作
動を確実にすると共に、クッション材42と上下機構2
2との干渉も防止して、耐久性を向上させる。
【0027】カバー部材62の上部のカバー上下板部6
4は側部フレーム10の屈曲板部11の下方に位置さ
せ、側部フレーム10の上部内側を屈曲面68に形成し
ているから、クッション材42は屈曲面68に接触する
ので摺接抵抗を減少させて、耐久性を向上させる。ま
た、カバー縦板部63は屈曲板部11の端縁より外側に
位置させているから、屈曲板部11の端面との接触する
機会を減少させ、クッション材42との摺接抵抗を減少
させて耐久性を向上させるだけでなく、組立ての作業性
を向上させる。
【0028】前記のように、カバー部材62は、カバー
部材62の上部のカバー上下板部64は側部フレーム1
0の屈曲板部11の下方に位置させているが、カバー部
材62の周縁所望位置には、側部フレーム10と並行の
底部66の周囲のうち中央側に起立壁67を有するが周
縁側は開放するようにカバー縦板部63を凹ませて形成
した凹部65を設けているから、各凹部65の底部66
を側部フレーム10の外面に当接させてリベット、ボル
ト、溶接等の任意の手段により固定する。したがって、
底部66の全周に起立壁67を設けず、周縁側を開放す
ることにより、深絞りのプレス加工を避けて、加工を容
易にする。しかして、カバー部材62の側部には、上側
を開口したコ型形状に鋼線部材により形成した表皮係止
部材70を設けているから、表皮の端末の係止作業を頗
る容易にでき、また、美麗に処理できる。この場合、表
皮係止部材70の両端側をカバー部材62に溶接固定す
るので、溶接面積を大きくでき、固定作業を容易にする
だけでなく、固定強度も向上させる。即ち、側部フレー
ム10の側部には、上下機構22の取付用の孔や、補強
用リブ等があり、取付箇所が限定されて溶接面積を大き
くできないが、カバー部材62の側部には制約が少ない
ので、溶接面積を大きくするのが可能になる。
【0029】また、同様に、側部フレーム10の側部の
カバー部材62の外側には、樹脂製カバー(図示省略)
を装着するが、この樹脂カバー装着用のカバー係止用孔
71をカバー部材62に設けているから、カバー係止用
孔71の形成箇所の制約が少ないので、樹脂カバーの形
状および係止部分の制約が少なく、製造、組立てが容易
になり、樹脂カバー取付後の外観も向上する。しかし
て、前記したように、バネ体15の取付位置を側部フレ
ーム10の上縁より下方にすると、クッション材42の
上面高さは低くでき、着座感を向上させるが、上下機構
22を設けても、ロッド32は側部フレーム10の外側
に位置させ、バネ体15と干渉しない配置にすることに
より、同様な作用を期待できる。また、カバー部材62
によりロッド32を包囲するから、クッション材42や
表皮部材との干渉も回避でき、これらが相俟って合理的
な配置にできる。
【0030】しかして、座席骨格フレーム1を取付ける
取付フレーム21は、左右一対の側部取付フレーム75
の前後中間部を中間連結部材76により連結し、中間連
結部材76は、2本の軸部材軸部材77の夫々の左右端
部78、79は前後に所定間隔を置き、夫々ボルト80
を左右端部78、79の螺子孔に螺合させて取付フレー
ム21に取付け、2本の軸部材77の中間部は一か所ま
たは複数カ所屈曲させて、互いに当接させて溶接固定8
1しているから、単に2本の軸部材により連結するのと
相違して、2本の軸部材77が強度メンバーとなって、
捻じれ等の荷重を強固に支持する。したがって、取付フ
レーム21は、左右の側部取付フレーム75の後部に後
側取付フレーム83を取付けるだけで、構成することが
できる。
【0031】この場合、後側取付フレーム83は、その
取付部84に斜めに二つの取付孔85を設け、取付孔8
5に軸86等を挿入して側部取付フレーム75に固定し
ているから、取付強度を向上させる。即ち、縦一列に配
置すると、上下方向の荷重は支持するが、前後方向の荷
重に対する強度は余り期待できず、横一列に配置する
と、前後方向の荷重は支持するが、上下方向の荷重に対
する強度は余り期待できないことになるが、斜めに配置
しているから、前後および上下を含む何れの方向からの
荷重に対しても強固に支持し、前後および上下の多数の
取付孔および部品を不要にすることにより、後側取付フ
レーム83の剛性を低下させず、また、取付作業を簡素
にする。また、後側取付フレーム83は、左右側が低
く、中間部が高いので、後方の着座者の足入れ性を向上
させる。また、後側取付フレーム83にはカバー係止用
孔87を設けているから、カバーの装着を容易にする。
【0032】
【効果】本発明は、左右一対の側部フレーム10の前側
を、左右に長い四角形状の底板3と該底板3の左右側に
設けた左右側板4と前後側に設けた前後板5により皿状
に形成した前側フレーム2により連結し、前記側部フレ
ーム10の後側を後側フレーム18により連結し、前記
該前側フレーム2と前記後側フレーム18の間には所定
の間隔を設けて左右方向の複数のバネ体15を並設して
構成した車両用座席フレームとしたものであるから、全
体を皿状のフレームにせずに前側フレーム2にすること
により軽量化でき、前側に皿状の前側フレーム2を配置
することにより衝突時等の着座者が沈み込む荷重に対す
る剛性を確保できるという効果を奏する。本発明は、前
記前側フレーム2は着座者の略大腿部下方に位置させた
車両用座席フレームとしたものであるから、前側フレー
ム2を最小限にできて、軽量化と剛性の確保とを両立さ
せる。本発明は、前記バネ体15は前記側部フレーム1
0の上縁から所定間隔おいて下方に位置させ、もって、
側部フレーム10の上縁側面形状は最前端部を除いて前
側が高く、後側が低くなるように形成した車両用座席フ
レームとしたものであるから、バネ体15の位置を低く
したので、その分クッション材42の上面高さを低くで
き、また、バネ体15を側部フレーム10の上縁に取付
けていないので、側部フレーム10の上縁形状の設計の
自由度を向上させて、ホールド性と乗降性を両立させた
フレームにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートフレームと取付フレームとスライド
レールの側面図。
【図2】 全体斜視図。
【図3】 図2の一部拡大図。
【図4】 図2の一部拡大図。
【図5】 シートフレームの側面図。
【図6】 上下機構のアーム取付位置の斜視図。
【図7】 ブレーキ機構部分の断面図。
【図8】 連動軸部分の断面図。
【図9】 連動軸と前側フレーム位置関係図。
【図10】 連動軸と前側フレーム位置関係図。
【図11】 シートフレームの側面図。
【図12】 トーションバネの取付状態斜視図。
【図13】 同側面図(バネ中央中心部分の位置は上下
にずれている)。
【図14】 アームとフレームの取付部分の斜視図。
【図15】 同断面図。
【図16】 取付部材の他の実施例図。
【図17】 クッション材との関係図。
【図18】 取付フレームの分解斜視図。
【図19】 取付フレームの中間連結部材および後側取
付フレームの斜視図。
【図20】 後側取付フレームの取付部分の側面図。
【符号の説明】
1…座席骨格フレーム、2…前側フレーム、3…底板、
4…左右側板、5…前後板、6…突条部、10…側部フ
レーム、11…屈曲板部、12…ブラケット、15…バ
ネ体、16…バネ取付孔、18…後側フレーム、19…
ボルト、20…取付孔、21…取付フレーム、22…上
下機構、23…前側アーム、24…軸、25…軸、26
…後側アーム、30…取付部材、31…軸、32…ロッ
ド、33…軸、34…セクタギヤ、35…連動軸、36
…軸、37…ギヤ、38…ブレーキ機構、39…、40
…連動アーム、41…窓部、42…クッション材、44
…回転側係合部材、45…係合溝、46…トーションバ
ネ、47…係合部、48…L型係合部、49…固定側係
合部材、50…下向き係合溝、51…上向き係合溝、5
2…縦線部、53…横線部、54…螺子溝、60…取付
孔、61…スリット、62…カバー部材、63…カバー
縦板部、64…カバー上下板部、65…凹部、66…底
部、67…起立壁、68…屈曲面、70…表皮係止部
材、71…カバー係止用孔、75…側部取付フレーム、
76…中間連結部材、77…軸部材、78…端部、80
…ボルト、81…溶接固定、82…屈曲部、83…後側
取付フレーム、84…取付部、85…取付孔、86…
軸、87…カバー係止用孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の側部フレーム10の前側を、
    左右に長い四角形状の底板3と該底板3の左右側に設け
    た左右側板4と前後側に設けた前後板5により皿状に形
    成した前側フレーム2により連結し、前記側部フレーム
    10の後側を後側フレーム18により連結し、前記該前
    側フレーム2と前記後側フレーム18の間には所定の間
    隔を設けて左右方向の複数のバネ体15を並設して構成
    した車両用座席フレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記前側フレーム2
    は着座者の略大腿部下方に位置させた車両用座席フレー
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    バネ体15は前記側部フレーム10の上縁から所定間隔
    おいて下方に位置させ、もって、側部フレーム10の上
    縁側面形状は最前端部を除いて前側が高く、後側が低く
    なるように形成した車両用座席フレーム。
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