JP2000299533A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JP2000299533A
JP2000299533A JP11104253A JP10425399A JP2000299533A JP 2000299533 A JP2000299533 A JP 2000299533A JP 11104253 A JP11104253 A JP 11104253A JP 10425399 A JP10425399 A JP 10425399A JP 2000299533 A JP2000299533 A JP 2000299533A
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electrode
light emitting
semiconductor
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Yoshitaka Goto
吉孝 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光による各照射パターンが分散するこ
となく、小電流で大出力を容易に得るようにした半導体
レーザを提供することを目的とする。 【解決手段】 左右上側の3個の半導体レーザ素子10
は、断面L字状のN型GaAs基板11と、このN型G
aAs基板11の左側上面11aに順次積層された発光
層12及び電極15と、N型G aAs基板11の右側上
面11bに形成された電極15とをそれぞれ有する。左
側半導体レーザ素子10は、その電極19にて、上側半
導体レーザ素子10の電極15に接合されている。上側
半導体レーザ素子10は、その電極19にて、右側半導
体レーザ素子10の電極15に接合されている。これに
より、各半導体レーザ素子10の各発光層12が略直線
状になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザに係
り、特に、大出力のレーザ光を得るに適した半導体レー
ザに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体レーザを用いて自動車間の
距離を計測し、車間距離を一定に保ったり、前方の自動
車に接近し過ぎた場合に、警報を発するようにしたレー
ザレーダシステムが提案されている。このようなシステ
ムに適用する為に、半導体レーザとしては、1個の半導
体レーザ素子のみを採用してその発光層をその面方向に
大きくすることで、大出力を得るようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記半導体レ
ーザでは、半導体レーザ素子の発光層が、上述の如く、
その面方向に大きくしてあるので、発光層の大きさに応
じて大電流を必要とするという不具合がある。そこで、
複数の半導体レーザ素子を板厚方向に重ね合わせるとと
もに、各半導体レーザ素子を電気的に直列接続すること
で、小電流で大出力を得るようにした半導体レーザ素子
がある。しかし、当該半導体レーザでは、各半導体レー
ザ素子は、板厚方向に重ね合わせているので、各半導体
レーザ素子の各発光層の間隔が離れる。このため、各半
導体レーザ素子の各レーザ光を照射した場合、各レーザ
光による各照射パターンが分散するという不具合があ
る。
【0004】これに対して、図4に示すように、両半導
体レーザ素子1、2がその両発光層1a、2aを近接す
るように重ね合わせた半導体レーザがある(特開平9−
97943号公報参照)。しかし、両半導体レーザ素子
1、2に加えて新たな半導体レーザ素子を積み重ねる場
合には、両半導体レーザ素子1、2の両発光層1a、2
aと新たな半導体素子の発光層との間隔が離れるため、
上述と同様に、各半導体レーザ素子1、2の各レーザ光
による各照射パターンと新たな半導体素子の各レーザ光
による各照射パターンとが分散する。
【0005】そこで、本発明は、このようなことにに鑑
み、レーザ光による各照射パターンが分散することな
く、小電流で大出力を容易に得るようにした半導体レー
ザを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、発光層(1
2)及び電極(15、19)をそれぞれ有してなる複数
の半導体レーザ素子(10)を備え、各半導体レーザ素
子は、各発光層が略一直線状になるように配置され、か
つ各半導体レーザ素子は、電気的に直列接続されてい
る。
【0007】このように、半導体レーザとしては、各半
導体レーザ素子を各電極にて電気的に直列接続している
ので、小電流で大出力を容易に得ることができる。ま
た、各半導体レーザ素子は、各発光層にて略一直線状に
なるように配置されているので、各半導体レーザ素子の
各レーザ光による各照射パターンが分散することはな
い。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、半導体
基板(11)と、この半導体基板の表面の一側部(11
a)に順次積層された発光層(12)及び第1電極(1
5)と、半導体基板の表面の他側部(11b)に形成さ
れた第2電極(19)とをそれぞれ有する少なくとも2
つの半導体レーザ素子(10)を備え、2つの半導体レ
ーザ素子は、各発光層が略一直線状になるように配置さ
れ、かつ2つの半導体レーザ素子の一方の第1電極が、
他方の半導体レーザ素子の第2電極に接合されている。
【0009】これにより、両半導体レーザ素子は、電気
的に直列接続されることになるので、上記請求項1に記
載の発明と同様に、小電流で大出力を容易に得ることが
できる。また、上記請求項1に記載の発明と同様に、両
半導体レーザ素子は、各発光層にて略一直線状になるよ
うに配置されているので、各半導体レーザ素子の各レー
ザ光による各照射パターンが分散することはない。
【0010】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
一方の半導体レーザ素子の第1電極(15)は、他方の
半導体レーザ素子の第2電極(19)とに接合されてい
るため、両半導体レーザ素子同士の接合が容易になる。
従って、複数個の半導体レーザ素子を電気的に直列接続
することが容易になる。さらに、請求項3に記載の発明
においては、半導体基板(11)と、この半導体基板の
表面の一側部(11a)に順次積層された発光層(1
2)及び第1電極(15)と、半導体基板の表面におい
て一側部から半導体基板の裏面側に近づくようにクラン
ク状に形成してなる他側部(11b)に形成された第2
電極(19)とをそれぞれ有する少なくとも2つの半導
体レーザ素子(10)を備え、2つの半導体レーザ素子
は各発光層が略一直線状になるように配置され、かつ前
記2つの半導体レーザ素子の一方の第1電極が、他方の
半導体レーザ素子の第2電極に接合されている。
【0011】これにより、両半導体レーザ素子は、電気
的に直列接続されることになるので、上記請求項1に記
載の発明と同様に、小電流で大出力を容易に得ることが
できる。また、上記請求項1に記載の発明と同様に、両
半導体レーザ素子は、各発光層にて略一直線状になるよ
うに配置されているので、各半導体レーザ素子の各レー
ザ光による各照射パターンが分散することはない。
【0012】また、請求項3に記載の発明によれば、一
方の半導体レーザ素子の半導体基板の表面の一側部に積
層された第1電極(15)と、他方の半導体レーザ素子
の半導体基板の表面において一側部から半導体基板の裏
面側に近づくようにクランク状に形成してなる他側部に
形成された第2電極(19)とが接合される。従って、
両半導体レーザ素子を、各発光層にて略一直線状になる
ように接合することが容易になるので、複数個の半導体
レーザ素子を電気的に直列接続することがより一層容易
になる。但し、クランク状とは、曲がった状態のことで
ある。
【0013】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
及び図2に基づいて説明する。図1は、自動車車間距離
測距用レーザレーダシステムに採用するに適した本発明
に係る大出力の半導体レーザを示している。当該半導体
レーザは、図1に示すように、左右上側(3個の)半導
体レーザ素子(量子井戸構造の)10を備えている。
【0015】左側半導体レーザ素子10は、図2に示す
ように、断面略L字状に形成されており、この左側半導
体レーザ素子10は、図2に示すように、断面略L字状
のN型GaAs基板11を備えている。ここで、N型G
aAs基板11の図示左側部分の板厚寸法(図2にて符
号T1参照)は、その図示右側部分の板厚寸法(図2に
て符号T2)より大きい。これにより、N型GaAs基
板11の図示右側部分の上面(以下、右側上面11bと
いう)は、その図示左側部分の上面(以下、左側上面1
1aという)からN型GaAs基板11の裏面側に近づ
くように、つまり、P型クラッド層13及び発光層12
をエッチング除去してN型GaAs基板11に達するよ
うにクランク状に形成されることになる。
【0016】N型GaAs基板11の左側上面11aに
は、GaAsとAlGaAsとの超格子からなる発光層
12、GaAsからなるP型クラッド層13が、順次、
成膜されている。発光層12は紙面手前方向にレーザ光
を発生する。なお、場合によっては、N型GaAs基板
11の上面に、N型GaAsバッファ層(図示しない)
が成膜されてもよい。
【0017】また、絶縁層(SiO2 からなる)14
は、図2に示すように、P型クラッド層13の上面のう
ち左右両側端部と、N型GaAs基板11の図示右側部
分の上面(以下、右側上面11bという)の左右両側端
部とに沿い形成されている。これと共に、絶縁層14
は、P型クラッド層13の上面の右側端部から、その右
側端面、発光層12の右側端面、N型GaAs基板11
の図示左側部分の右側端面11cに沿いN型GaAs基
板11の右側上面11bの左側端部迄形成される。これ
は、各半導体レーザ素子10を接合した際、互いに隣接
する両半導体レーザ素子10の間の電気的絶縁を図る為
である。
【0018】左側半導体レーザ素子10の左側電極とな
るP型電極15は、Cr/Auからなる薄膜を絶縁層1
4を介しP型クラッド層13の上面に形成されている。
また、はんだ層16は、P型電極15の上面に形成され
ており、このはんだ層16はSnとAuとの各薄膜によ
り構成されている。なお、Snの膜厚及びAuの膜厚
は、それぞれ、800nm及び200nmである。
【0019】一方、N型GaAs基板11の下面には、
絶縁層(SiO2 からなる)17が形成されている。こ
の絶縁層17の下面には、はんだ層18が形成されてお
り、このはんだ層17の構成は、はんだ層16と同様で
ある。左側半導体レーザ素子10の右側電極となるN型
電極19は、AuGe/Ni/Auからなる薄膜を絶縁
層14を介しN型GaAs基板11の右側上面11bに
形成されている。また、N型電極19の上面には、はん
だ層20が形成されており、このはんだ層20の構成
は、はんだ層16と同様である。
【0020】また、上側及び右側両半導体レーザ素子1
0は、図2に示すように、各々、左側半導体レーザ素子
10と同一の構成を有している。上側半導体レーザ素子
10は、図1に示すように、左右側両半導体レーザ素子
10にその上下方向にて180度回転した状態で組合わ
さるように接合されている。具体的には、上側半導体レ
ーザ素子10は、そのはんだ層16にて、左側半導体レ
ーザ素子10のはんだ層20に接合されるとともに、上
側半導体レーザ素子10のはんだ層20は、右側半導体
レーザ素子10のはんだ層16に接合されている。
【0021】なお、左側半導体レーザ素子10のはんだ
層16の上面には、AuからなるワイヤY1が形成され
ている。右側半導体レーザ素子10のはんだ層20の上
面には、AuからなるワイヤY2が形成されている。こ
のように構成した本実施形態の半導体レーザの製法につ
き説明する。なお、以下、左側半導体レーザ素子10を
例にとり説明する。
【0022】先ず、略直方体N型GaAs基板が用意さ
れる。ついで、この略直方体N型GaAs基板の上面全
体には、発光層、P型クラッド層が、分子線エピタキシ
ャル法(MBE)、有機金属気相エピタキシャル成長法
(MOCVD)、或いは液相エピタキシャル法(LP
E)等の各種のエピタキシャル方法により、順次、成膜
される。
【0023】そして、このように成膜された略直方体N
型GaAs基板(以下、成膜後N型GaAs基板とい
う)の左側部分のマスキング処理がなされる。ついで、
このマスキング処理後の成膜後N型GaAs基板の右側
部分のエッチング処理がなされる。ここで、成膜後N型
GaAs基板の右側部部分をエッチングする量(図2に
て符号D参照)は、各半導体レーザ素子10を各々接合
した際、各発光層13の高さ(左側半導体レーザ素子1
0の下端を基準とする)を同一になるようにしてある。
なお、当該エッチング処理でのエッチング液としては、
リン酸と過酸化水素水との混合液が採用されている。
【0024】しかして、当該エッチング処理でもって、
成膜後N型GaAs基板の右側部分のN型GaAs基板
部分が露出することになる。この結果、N型GaAs基
板11の左側上面11a上に、発光層12、P型クラッ
ド層13を、順次、成膜したものが形成されるこにな
る。ついで、絶縁層14が、上述の如く、形成される。
その後、P型電極15が、Cr/Auからなる薄膜を絶
縁層14を介しP型クラッド層13の上面に真空蒸着法
により形成するとともに当該薄膜に約360℃にて熱処
理を施しオーミックコンタクトをとって形成される。
【0025】そして、はんだ層16がP型電極15の上
面には、真空蒸着方法により形成されている。一方、絶
縁層17がN型GaAs基板11の下面に形成され、こ
の絶縁層17の下面には、はんだ層18が真空蒸着方法
により形成されている。ついで、N型電極19が、Au
Ge/Ni/Auからなる薄膜を絶縁層14を介しN型
GaAs基板11の右側上面11bに真空蒸着法で形成
するとともに当該薄膜に熱処理を施し、オーミックコン
タクトをとって形成される。
【0026】そして、N型電極19の上面には、はんだ
層20が真空蒸着方法により形成されている。次に、左
右両側半導体レーザ素子10に上側半導体レーザ素子1
0を接合する方法につき図1を参照して説明する。先
ず、左右両側半導体レーザ素子10が、図1に示す如
く、台座上(図示せず)に、両者のレーザ光出射面が同
一方向になるように並べられる。
【0027】ついで、上側半導体レーザ素子10が左右
両側半導体レーザ素子10にその上側から、三者のレー
ザ光出射面を同一方向になるように、対向させられる。
ここで、上側半導体レーザ素子10のはんだ層16を左
側半導体レーザ素子10のはんだ層20に対向させると
ともに、上側半導体レーザ素子10のはんだ層20を左
側半導体レーザ素子10のはんだ層16に対向させる。
【0028】そして、上側半導体レーザ素子10が左右
両側半導体レーザ素子10上に搭載される。その後、上
側半導体レーザ素子10のはんだ層16と左側半導体レ
ーザ素子10のはんだ層20とが熱処理により接合され
る。これとともに、上側半導体レーザ素子10のはんだ
層20と左側半導体レーザ素子10のはんだ層16とが
熱処理により接合される。
【0029】これにより、左右上側各半導体レーザ素子
10の各発光層12の高さ(左側各半導体レーザ素子1
0の下端を基準とする)が同一になるとともに、左右上
側各半導体レーザ素子10が電気的に直列接続される。
以上説明したように、上側各半導体レーザ素子10が左
右側両半導体レーザ素子10の双方に、三者の発光層1
2を略一直線状になるように組み合わせて接合されてい
るとともに、左右上側各半導体レーザ素子10は各々電
気的に直列接続されている。これにより、半導体レーザ
は、小電流でもって、各半導体レーザ素子のレーザ光に
よる各照射パターンが分散することなく、大出力を容易
に得ることができる。
【0030】また、左右上側各半導体レーザ素子10
は、上述の如く、隣接する両者が組合わさった際、両発
光層12を略一直線状になるように、断面L字状に形成
されているので、半導体レーザでの複数個の半導体レー
ザ素子を電気的に直列接続することがが容易になる。ま
た、左右上側各半導体レーザ素子10は、上述の如く、
同一の構成を有しているので、コストの増大を招くこと
はない。
【0031】さらに、各半導体レーザ素子10の発光層
13の高さが、上述の如く、同一なっているので、半導
体レーザの両レーザ光の整形の為のレンズを複雑化にす
る必要がない。また、当該半導体レーザは、3個の半導
体レーザ素子10を、上述の如く、組み合わせて接合し
て構成されているので、発光層13内に結晶欠陥の生じ
る確率が少なくなる。これは、半導体レーザ素子の発光
層の面積が大きくなる程、当該発光層に結晶欠陥の生じ
る確率が高くなるからである。このため、本実施形態で
の半導体レーザは生産性(歩留まり)が高くなる。
【0032】なお、当該半導体レーザは、上述の如く、
各半導体レーザ素子10を電気的に直列接続されてい
る。このため、当該半導体レーザに流す電流は、上記各
半導体レーザ素子10を電気的に並列接続した場合に比
べて少なくなる(レーザ光の出力を同一にして比較した
場合)。従って、スイッチングトランジスタ(例えば、
FET)でもって、半導体レーザをパルス駆動した際、
当該スイッチングトランジスタとしては、放熱能力、ス
イッチング速度等の機能の高いものを採用する必要がな
い。
【0033】また、図表3に示すように、本実施形態の
ように各半導体レーザ素子10を直列接続して、これら
各半導体レーザ素子を1個のFET30でもってパルス
駆動する場合(図表3にて符号参照)が、各半導体レ
ーザ素子10を並列接続して、これら各半導体レーザ素
子の各々をFET30でもってパルス駆動する場合(図
表3にて符号参照)に比べて、コスト、スペース、発
熱に亘って優れていることが分かる。
【0034】なお、各半導体レーザ素子10を並列接続
して、これら各半導体レーザ素子のを1個のFET30
でもってパルス駆動する場合(図表3にて符号参照)
は、FET30としては、大電流を流すとともに高速ス
イッチングの機能を必要とするため、実現性が低い。な
お、上記実施形態では、半導体レーザ素子10として
は、N型基板11を採用した例につき説明したが、これ
に限らず、P型基板を採用するようにしてもよい。この
場合、N型クラッド層13の代わりにN型クラッド層を
採用するようにしておく。
【0035】なお、本発明の実施にあたっては、超格子
を有する量子井戸構造の半導体レーザ素子を有する半導
体レーザに限ることなく、例えば、PN接合構造やダブ
ルヘテロ接合構造の半導体レーザ素子等の各種の半導体
レーザ素子を有する半導体レーザに本発明を適用して実
施してもよい。また、半導体レーザ素子に使用する基板
も、GaAs基板に限ることなく、例えば、InP基板
を、半導体レーザ素子に使用する基板として採用して実
施してもよい。
【0036】また、本発明の実施にあたっては、半導体
レーザ素子10を接合する数は、3個に限ることなく、
2個でもよく、また、4個以上にしてもよい。また、本
発明の実施にあたっては、はんだ層に代えて、ろう材金
属層を採用して実施してもよい。なお、上記実施形態で
は、半導体レーザ素子10同士を接合する為にはんだ層
を採用した例につき説明したが、これに限らず、ワイヤ
ーを採用して、このワイヤーでもって半導体レーザ素子
10同士を接合するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体レーザの一実施形態を示す
側面図である。
【図2】図1に示す左側半導体レーザ素子の拡大側面図
である。
【図3】上記一実施形態の効果を説明する為の図表であ
る。
【図4】従来技術の半導体レーザを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…半導体レーザ素子、11…N型G aAs基板、 11a…N型G aAs基板の左側上面、 11b…N型G aAs基板の右側上面、12…発光層、
15、19…電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光層(12)及び電極(15、19)
    をそれぞれ有してなる複数の半導体レーザ素子(10)
    を備えた半導体レーザであって、 前記各半導体レーザ素子は、前記各発光層が略一直線状
    になるように配置され、かつ前記各半導体レーザ素子
    は、電気的に直列接続されていることを特徴とする半導
    体レーザ。
  2. 【請求項2】 半導体基板(11)と、この半導体基板
    の表面の一側部(11a)に順次積層された発光層(1
    2)及び第1電極(15)と、前記半導体基板の表面の
    他側部(11b)に形成された第2電極(19)とをそ
    れぞれ有する少なくとも2つの半導体レーザ素子(1
    0)を備え、 前記2つの半導体レーザ素子は、前記各発光層が略一直
    線状になるように配置され、かつ前記2つの半導体レー
    ザ素子の一方の第1電極が、他方の半導体レーザ素子の
    第2電極に接合されていることを特徴とする半導体レー
    ザ。
  3. 【請求項3】 半導体基板(11)と、この半導体基板
    の表面の一側部(11a)に順次積層された発光層(1
    2)及び第1電極(15)と、前記半導体基板の表面に
    おいて前記一側部から前記半導体基板の裏面側に近づく
    ようにクランク状に形成してなる他側部(11b)に形
    成された第2電極(19)とをそれぞれ有する少なくと
    も2つの半導体レーザ素子(10)を備え、 前記2つの半導体レーザ素子は前記各発光層が略一直線
    状になるように配置され、かつ前記2つの半導体レーザ
    素子の一方の第1電極が、他方の半導体レーザ素子の第
    2電極に接合されていることを特徴とする半導体レー
    ザ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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