JP2000298619A - キャッシュメモリの障害処理方式 - Google Patents

キャッシュメモリの障害処理方式

Info

Publication number
JP2000298619A
JP2000298619A JP11105436A JP10543699A JP2000298619A JP 2000298619 A JP2000298619 A JP 2000298619A JP 11105436 A JP11105436 A JP 11105436A JP 10543699 A JP10543699 A JP 10543699A JP 2000298619 A JP2000298619 A JP 2000298619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache memory
failure
cache
multiplexed
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11105436A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Aino
茂幸 愛野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11105436A priority Critical patent/JP2000298619A/ja
Publication of JP2000298619A publication Critical patent/JP2000298619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュメモリの障害時におけるキャッシ
ュメモリと主記憶装置間のデータの整合性を保証し、か
つシステムを継続運用可能とする。 【解決手段】 マルチプロセッサシステムに含まれるプ
ロセッサ201は、キャッシュメモリとして運用キャッ
シュメモリ203と退避用キャッシュメモリ204とに
二重化したキャッシュメモリを備え、データ更新時に
は、二重化したキャッシュメモリの双方に更新データを
反映させる二重化更新手段と、少なくとも一つのキャッ
シュメモリにおける障害を検出する障害検出手段と、上
記障害検出手段により障害が検出された時に、障害を発
生していない側のキャッシュメモリ内のデータを主記憶
装置に書き戻す整合性保証手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
の障害処理方式に関し、特に、ストアイン方式のプロト
コルを採用するキャッシュメモリを持つプロセッサにお
けるキャッシュメモリの障害処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ストアイン方式のキャッシュメモ
リにおいては、最新に更新されたデータは主記憶装置に
は反映されずに、キャッシュメモリにのみ反映されてい
た。この為、キャッシュメモリに障害が発生した場合
は、最新のデータが失われ、キャッシュメモリと主記憶
装置におけるコヒーレンスが保てなくなり、システムの
稼働を停止せざるを得なかった。
【0003】本発明の分野に関連する技術としては、特
開平5−204869号公報や特開平6−67979号
公報に開示されている技術が存在するが、これらの技術
はいずれも、二重化された主記憶を持つシステムにおい
て、片側の系に障害が発生した時に上記主記憶間のデー
タの整合性(内容の一致)を保証するための技術であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、ストアイン方式を採用したキャッシュメモリを持つ
プロセッサ又はコンピュータシステムにおいては、最新
に更新されたデータは、キャッシュメモリにしか反映さ
れず、この時点では主記憶装置内のデータと不一致を生
じている。
【0005】この為、この時点でキャッシュメモリに障
害が発生した場合は、当然ながらCPU上のプログラム
は最新の正しいデータを参照することができず、その
上、データのコヒーレンスも損なわれることから、シス
テムを停止せざるを得ないといった問題があった。
【0006】本発明は、以上のような従来のキャッシュ
メモリの障害処理方式における問題点に鑑みてなされた
ものであり、ストアイン方式のキャッシュメモリを備え
たマルチプロセッサシステムのキャッシュメモリの障害
処理方式において、キャッシュメモリの障害時における
キャッシュメモリと主記憶装置間のデータの整合性を保
証し、かつシステムを継続運用可能とすることにより、
システムの信頼性を向上させることができるキャッシュ
メモリの障害処理方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるキャッシュ
メモリの障害処理方式は、主記憶装置と、ストアイン方
式のキャッシュメモリを備え且つ相互に並列に動作する
複数のプロセッサがシステム制御部の下に動作する情報
処理装置のためのキャッシュメモリの障害処理方式であ
って、前記複数のプロセッサの各々は、前記キャッシュ
メモリとして多重化したキャッシュメモリを備え、デー
タ更新時には、前記多重化したキャッシュメモリの全て
に更新データを反映させる多重化更新手段と、前記多重
化したキャッシュメモリのうち少なくとも一つのキャッ
シュメモリにおける障害をキャッシュメモリ毎に検出す
る障害検出手段と、障害が検出された時に、前記多重化
したキャッシュメモリのうちの障害を発生していないキ
ャッシュメモリ内のデータを前記主記憶装置に書き戻す
整合性保証手段と、を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明によるキャッシュメモリの障
害処理方式は、上記のキャッシュメモリの障害処理方式
において、前記多重化更新手段は、データ更新時には、
当該多重化更新手段を含むプロセッサ内の演算部による
演算結果又は前記主記憶装置からの取り込みデータを前
記多重化したキャッシュメモリの双方に書き込むことを
特徴とする。
【0009】更に、本発明によるキャッシュメモリの障
害処理方式は、上記のキャッシュメモリの障害処理方式
において、前記障害検出手段は、各々のキャッシュメモ
リ内のデータのパリティチェックを行うことにより各々
のキャッシュメモリの障害を検出することを特徴とす
る。
【0010】更に、本発明によるキャッシュメモリの障
害処理方式は、上記のキャッシュメモリの障害処理方式
において、前記整合性保証手段は、前記障害検出手段に
より障害が検出された時に、前記キャッシュメモリと前
記主記憶装置とを接続するデータバスとして、障害を発
生していない側のキャッシュメモリに接続されたデータ
バスを選択することを特徴とする。
【0011】更に、本発明によるキャッシュメモリの障
害処理方式は、上記のキャッシュメモリの障害処理方式
において、前記システム制御部は、前記整合性保証手段
による前記書き戻し完了後に、前記障害を発生したプロ
セッサからの当該障害発生の通知を受けて、情報処理装
置の稼働を停止させることなく前記障害を発生したプロ
セッサを情報処理装置から切り離す業務処理継続手段を
有することを特徴とする。
【0012】本発明によるプロセッサは、キャッシュメ
モリとして多重化したキャッシュメモリを備え、データ
更新時には、前記多重化したキャッシュメモリの全てに
更新データを反映させる多重化更新手段と、前記多重化
したキャッシュメモリのうち少なくとも一つのキャッシ
ュメモリにおける障害をキャッシュメモリ毎に検出する
障害検出手段と、障害が検出された時に、前記多重化し
たキャッシュメモリのうちの障害を発生していないキャ
ッシュメモリ内のデータを前記主記憶装置に書き戻す整
合性保証手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明によるプロセッサは、上記の
プロセッサにおいて、前記障害を外部に通知する手段を
更に備えることを特徴とする。
【0014】本発明によるキャッシュメモリの障害処理
方法は、主記憶装置と、ストアイン方式のキャッシュメ
モリを備え且つ相互に並列に動作する複数のプロセッサ
がシステム制御部の下に動作する情報処理装置のための
キャッシュメモリの障害処理方法であって、前記複数の
プロセッサの各々は、前記キャッシュメモリとして多重
化したキャッシュメモリを備え、データ更新時には、前
記多重化したキャッシュメモリの全てに更新データを反
映させる多重化更新ステップと、前記多重化したキャッ
シュメモリのうちの少なくとも一つのキャッシュメモリ
における障害をキャッシュメモリ毎に検出する障害検出
ステップと、障害が検出された時に、前記多重化したキ
ャッシュメモリのうちの障害を発生していないキャッシ
ュメモリ内のデータを前記主記憶装置に書き戻す整合性
保証ステップと、を有することを特徴とする。
【0015】また、本発明によりキャッシュメモリの障
害処理方法は、上記のキャッシュメモリの障害処理方法
において、前記整合性保証ステップの完了後に、システ
ム制御部が、前記障害を発生したプロセッサからの当該
障害発生の通知を受けて、情報処理装置の稼働を停止さ
せることなく前記障害を発生したプロセッサを情報処理
装置から切り離す業務処理継続ステップを有することを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に係るキャッ
シュメモリの障害処理方式の全体構成を示すブロック図
である。
【0018】本実施の形態に係るキャッシュメモリの障
害処理方式を採用した情報処理システムは、マルチプロ
セッサ構成でメモリの階層化を実現している。図1で
は、説明の便宜上、マルチプロセッサ構成におけるプロ
セッサの台数を2台としたが、一般には任意の複数台の
マルチプロセッサ構成とし得る。
【0019】システム制御部1はシステム全体を制御す
る。プロセッサ2は、二重化されたキャッシュメモリの
一方であるキャッシュメモリ21と、他の一方であるキ
ャッシュメモリ22を含む。
【0020】また、プロセッサ3は、二重化されたキャ
ッシュメモリの一方であるキャッシュメモリ31と、他
の一方であるキャッシュメモリ32を含む。
【0021】上記の各プロセッサ2、3は、システムバ
ス5を介して主記憶装置4と接続される。
【0022】また、上記の各プロセッサ2、3は、シス
テム制御部1と接続されており、内部のキャッシュメモ
リに障害が発生したときに障害状態をシステム制御部1
に通知する。
【0023】次に、本実施の形態に係るキャッシュメモ
リの障害処理方式が取る動作の概要を説明する。
【0024】本実施の形態に係るキャッシュメモリの障
害処理方式では、プロセッサ2内のキャッシュメモリ2
1,キャッシュメモリ22又はプロセッサ3内のキャッ
シュメモリ31,キャッシュメモリ32で示すように、
上記各プロセッサに対応して運用キャッシュメモリと退
避用キャッシュメモリに二重化したキャッシュメモリを
有し、上記いずれかのプロセッサが主記憶装置4からデ
ータを読み込むとき、及び主記憶装置4にデータを書き
込むときに、当該プロセッサにおける上記の更新を、上
記の運用キャッシュメモリと退避用キャッシュメモリの
双方に対して行う。すなわち、各プロセッサは所謂リー
ドキャッシュとライトキャッシュを行う。上記いずれか
のプロセッサの運用キャッシュメモリに障害が発生した
場合には、上記プロセッサ内のユニットは即時停止し、
上記退避用キャッシュメモリの内容を取り出して主記憶
装置4に反映する。上記更新データの主記憶装置4への
反映処理の終了後、システム制御部1にプロセッサの障
害状態を通知する。プロセッサから上記障害状態の通知
を受けたシステム制御部は、上記障害状態になったプロ
セッサをシステムから切り離す。
【0025】図2は、本発明の実施の形態に係るキャッ
シュメモリの障害処理方式の各プロセッサの構成を示す
ブロック図である。
【0026】図1に示す各プロセッサは、図2のプロセ
ッサ201で示すように、二重化されたキャッシュメモ
リの一方である運用キャッシュメモリ203と他方であ
る退避用キャッシュメモリ204を持つ。
【0027】運用キャッシュメモリ203は、通常運用
処理で使用し、演算部202に信号線214を介して必
要な命令やデータを供給する。演算部202による演算
結果は、演算部202より、信号線215を介して、キ
ャッシュメモリ203に書き込まれる。また、キャッシ
ュメモリ203内に通常運用処理の演算のために必要な
データがない場合は、キャッシュメモリ203、204
に信号線216を介して主記憶装置4から必要なデータ
を取り込まれる。
【0028】退避用キャッシュメモリ204は、運用キ
ャッシュメモリ203に障害が発生した場合に、キャッ
シュデータの主記憶装置4への反映の為に使用する。待
避用キャッシュメモリ204は、運用キャッシュメモリ
203と同様に、信号線215を介して、演算部202
より演算結果を取り込む。退避用キャッシュメモリ20
4が演算部202より取り込むデータは運用キャッシュ
メモリ203が演算部202から取り込むデータと同一
である。
【0029】また、運用キャッシュメモリ203が、信
号線216を介して主記憶装置4からデータを取り込ん
だ場合は、退避用キャッシュメモリ204も同一のデー
タを取り込む。
【0030】上記の動作により、運用キャッシュメモリ
203と退避用キャッシュメモリ204は、常に一致し
たデータ内容を、各々のキャッシュバッファ上に保持す
ることになる。
【0031】運用キャッシュメモリ203内のアドレ
ス、データのパリティチェックと、キャッシュメモリ内
のブロックのステータス管理を障害検出回路205で行
っている。障害検出回路205で、運用キャッシュメモ
リ203に障害が発生したことを検出すると、論理値”
1”の障害検出信号を信号線211に出力する。
【0032】信号線211が論理値”1”になると、セ
レクタ206は、信号線217を介して主記憶装置4へ
供給するデータの供給元を、運用キャッシュメモリ20
3からのデータを持つ信号線209から、退避用キャッ
シュメモリ204からのデータを持つ信号線210に切
り替える。
【0033】これにより、信号線217を介して上記主
記憶装置4へ書き込まれるキャッシュデータは、運用キ
ャッシュメモリ203が障害を発生するまでは運用キャ
ッシュメモリ203内のデータであり、障害後は、退避
用キャッシュメモリ204内のデータとなる。
【0034】また、運用キャッシュメモリ203の障害
を障害検出回路205が検出し、信号線211が論理
値”1”になると、セレクタ206と退避用キャッシュ
メモリ204の制御部であるリードアドレスレジスタ2
07、+1カウンタ208、比較器218が動作を開始
し、他の部分は、動作を停止する。
【0035】これにより、障害が発生した図1に示す各
プロセッサは、退避用キャッシュメモリからのキャッシ
ュデータの上記主記憶装置4への掃き出しのみを行い、
障害を発生した時点以降に後続する命令処理の実行を停
止する。
【0036】運用キャッシュメモリ203の障害を障害
検出回路205が検出し、信号線211が論理値”1”
になると、退避用キャッシュメモリ204のリードアド
レスを持つリードアドレスレジスタ207の有効ビット
が論理値”1”になり、退避用キャッシュメモリからの
データ読み出し動作が開始する。リードアドレスレジス
タ207は、初期値0を持ち、信号線211が論理値”
1”である間は、クロックサイクル毎に+1カウンタ2
08により、+1ずつカウントアップしていく。
【0037】リードアドレスレジスタ207の持つアド
レスにより、退避用キャッシュメモリ204がキャッシ
ングしているデータは、待避用キャッシュメモリ204
から順次読み出され、信号線210とセレクタ206を
介し、信号線217経由で、主記憶装置4に書き込まれ
る。
【0038】これにより、退避用キャッシュメモリ20
4内のデータは、全て、主記憶装置4に書き込まれるこ
とになる。
【0039】マシンサイクル毎にカウントアップされる
上記リードアドレスレジスタ207が保持するアドレス
がオール1となる時点の到来が、比較器218で検出さ
れた時に、比較器218からの出力を伝える信号線21
9は論理値”1”となる。
【0040】上記の動作により、信号線219が論理
値”1”となると、リードアドレスレジスタ207の有
効ビットは論理値”0”となり、退避用キャッシュメモ
リ204の読み出し動作は停止する。
【0041】また、信号線219が論理値”1”になる
と、図1に示すシステム制御部1に、プロセッサの障害
状態を通知する。
【0042】信号線219により、プロセッサの障害状
態を通知された図1に示すシステム制御部1は、障害を
発生したプロセッサをシステムから切り離す処置を行う
と共に、キャッシュメモリ部に障害を発生させていない
他のプロセッサを使用して業務処理を継続する。
【0043】なお、上記の実施形態では、図1に示す各
プロセッサは図2に示す構成の二重化されたキャッシュ
メモリを含み、すなわち上記各プロセッサが有するキャ
ッシュメモリを運用キャッシュメモリ203と退避用キ
ャッシュメモリ204とに区分して、付帯回路により退
避用キャッシュメモリ204が運用キャッシュメモリ2
03に発生した障害をカバーする構成としたが、上記と
同様の付帯回路をもう1セット追加し、上記の退避用キ
ャッシュメモリ204に発生した障害を運用キャッシュ
メモリ203がカバーする構成とすることも可能であ
る。
【0044】この場合、システム制御部への障害発生の
通知は、上記の2つの付帯回路に含まれる比較器の出力
の論理和出力の伝達により実施するようにするとよい。
【0045】また、上記の実施形態では、キャッシュメ
モリを二重化するとしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、キャッシュメモリを三重化以上に多重化
することも可能である。この場合、何系統のキャッシュ
メモリに障害が発生したときに障害発生時の動作を開始
するかが問題となるが、1系統又は2以上の系統のキャ
ッシュメモリを除くキャッシュメモリに障害が発生した
ときに、障害発生時の動作を開始すればよい。例えば、
1系統のキャッシュメモリを除くキャッシュメモリに障
害が発生したときに、障害発生時の動作を開始するよう
にするためには、例えば、出力がアクティブとなってい
る障害検出回路205の数を数え、その数が全系統数か
ら1を差し引いた数となったことを検出する故障系統数
計数回路を設け、その出力により、故障していない系統
のキャッシュメモリ、リードアドレスカウンタ207、
+1カウンタ208、比較器218を動作させてその系
統のキャッシュメモリの内容をメモリへ書き込み、その
系統の比較器218の出力と故障系統数計数回路の出力
の論理積をとる論理積回路の出力端子を信号線219に
接続すればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、ストアイ
ンキャッシュを採用したマルチプロセッサ環境下におい
て、多重化したキャッシュメモリのいずれかのキャッシ
ュメモリで障害が発生しても、障害が発生していないキ
ャッシュメモリがキャッシングしているデータを主記憶
装置に掃き出す制御方式を採用することにより、データ
のコヒーレンスが保てるので、或るプロセッサのキャッ
シュメモリ部に障害が発生した時でも、システムを停止
せずに、障害を発生していない他のプロセッサを使用し
て業務処理を継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るキャッシュメモリの
障害処理方式の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るキャッシュメモリの
障害処理方式の各プロセッサの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 システム制御部 2,3,201 プロセッサ 4 主記憶装置 5 システムバス 21,22.31,32 キャッシュメモリ 202 演算部 203 運用キャッシュメモリ 204 退避用キャッシュメモリ 205 障害検出回路 206 セレクタ 207 リードアドレスレジスタ 208 +1カウンタ 210〜217、219 信号線 218 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/16 310 G06F 12/16 310E 310J 320 320D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置と、ストアイン方式のキャッ
    シュメモリを備え且つ相互に並列に動作する複数のプロ
    セッサがシステム制御部の下に動作する情報処理装置の
    ためのキャッシュメモリの障害処理方式であって、 前記複数のプロセッサの各々は、前記キャッシュメモリ
    として多重化したキャッシュメモリを備え、データ更新
    時には、前記多重化したキャッシュメモリの全てに更新
    データを反映させる多重化更新手段と、前記多重化した
    キャッシュメモリのうち少なくとも一つのキャッシュメ
    モリにおける障害をキャッシュメモリ毎に検出する障害
    検出手段と、障害が検出された時に、前記多重化したキ
    ャッシュメモリのうちの障害を発生していないキャッシ
    ュメモリ内のデータを前記主記憶装置に書き戻す整合性
    保証手段と、を備えることを特徴とするキャッシュメモ
    リの障害処理方式。
  2. 【請求項2】 前記システム制御部は、前記整合性保証
    手段による前記書き戻し完了後に、前記障害を発生した
    プロセッサからの当該障害発生の通知を受けて、情報処
    理装置の稼働を停止させることなく前記障害を発生した
    プロセッサを情報処理装置から切り離す業務処理継続手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載のキャッシ
    ュメモリの障害処理方式。
  3. 【請求項3】 キャッシュメモリとして多重化したキャ
    ッシュメモリを備え、データ更新時には、前記多重化し
    たキャッシュメモリの全てに更新データを反映させる多
    重化更新手段と、前記多重化したキャッシュメモリのう
    ち少なくとも一つのキャッシュメモリにおける障害をキ
    ャッシュメモリ毎に検出する障害検出手段と、障害が検
    出された時に、前記多重化したキャッシュメモリのうち
    の障害を発生していないキャッシュメモリ内のデータを
    前記主記憶装置に書き戻す整合性保証手段と、を備える
    ことを特徴とするプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記障害を外部に通知する手段を更に備
    えることを特徴とする請求項3に記載のプロセッサ。
  5. 【請求項5】 主記憶装置と、ストアイン方式のキャッ
    シュメモリを備え且つ相互に並列に動作する複数のプロ
    セッサがシステム制御部の下に動作する情報処理装置の
    ためのキャッシュメモリの障害処理方法であって、 前記複数のプロセッサの各々は、前記キャッシュメモリ
    として多重化したキャッシュメモリを備え、データ更新
    時には、前記多重化したキャッシュメモリの全てに更新
    データを反映させる多重化更新ステップと、前記多重化
    したキャッシュメモリのうちの少なくとも一つのキャッ
    シュメモリにおける障害をキャッシュメモリ毎に検出す
    る障害検出ステップと、障害が検出された時に、前記多
    重化したキャッシュメモリのうちの障害を発生していな
    いキャッシュメモリ内のデータを前記主記憶装置に書き
    戻す整合性保証ステップと、を有することを特徴とする
    キャッシュメモリの障害処理方法。
  6. 【請求項6】 更に、前記整合性保証ステップの完了後
    に、システム制御部が、前記障害を発生したプロセッサ
    からの当該障害発生の通知を受けて、情報処理装置の稼
    働を停止させることなく前記障害を発生したプロセッサ
    を情報処理装置から切り離す業務処理継続ステップを有
    することを特徴とする請求項5に記載のキャッシュメモ
    リの障害処理方法。
JP11105436A 1999-04-13 1999-04-13 キャッシュメモリの障害処理方式 Pending JP2000298619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11105436A JP2000298619A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 キャッシュメモリの障害処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11105436A JP2000298619A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 キャッシュメモリの障害処理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000298619A true JP2000298619A (ja) 2000-10-24

Family

ID=14407553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11105436A Pending JP2000298619A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 キャッシュメモリの障害処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000298619A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6467048B1 (en) Apparatus, method and system for using cache memory as fail-over memory
US6216236B1 (en) Processing unit for a computer and a computer system incorporating such a processing unit
US6505305B1 (en) Fail-over of multiple memory blocks in multiple memory modules in computer system
JP2916420B2 (ja) チェックポイント処理加速装置およびデータ処理方法
JP5392594B2 (ja) 仮想計算機冗長化システム、コンピュータシステム、仮想計算機冗長化方法、及びプログラム
US20080126718A1 (en) Method And Device For Monitoring A Memory Unit In A Mutliprocessor System
JPH07271403A (ja) 非運用系メモリ更新方式
JP3481737B2 (ja) ダンプ採取装置およびダンプ採取方法
JP3030658B2 (ja) 電源故障対策を備えたコンピュータシステム及びその動作方法
JP3129224B2 (ja) キャッシュメモリ装置
JP3070453B2 (ja) 計算機システムのメモリ障害回復方法および回復システム
JP2000298619A (ja) キャッシュメモリの障害処理方式
JP2968484B2 (ja) マルチプロセッサ計算機及びマルチプロセッサ計算機における障害復旧方法
JP5163061B2 (ja) マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサ、及びマイクロプロセッサの障害処理方法
JP3239935B2 (ja) 密結合マルチプロセッサシステムの制御方法、密結合マルチプロセッサシステム及びその記録媒体
JP2001007893A (ja) 情報処理システム及びそれに用いる障害処理方式
JP3555847B2 (ja) キャッシュメモリの障害処理装置、キャッシュメモリの障害処理方法、マルチプロセッサシステム
JP2002229811A (ja) 論理分割システムの制御方法
JP3450132B2 (ja) キャッシュ制御回路
JPH0217550A (ja) マルチプロセッサシステムの障害処理方式
JP2000181790A (ja) メモリ更新履歴保存装置
JP2005010995A (ja) マルチプロセッサシステム及びそのライトバックの障害処理方法
JPH04241050A (ja) 計算機システムとその制御方法
JP3068491B2 (ja) キャッシュ索引障害処理方式
JPS617959A (ja) タグ記憶装置制御方式