JP2000298226A - 光ファイバアレイ及びその製造方法 - Google Patents

光ファイバアレイ及びその製造方法

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JP2000298226A
JP2000298226A JP11106114A JP10611499A JP2000298226A JP 2000298226 A JP2000298226 A JP 2000298226A JP 11106114 A JP11106114 A JP 11106114A JP 10611499 A JP10611499 A JP 10611499A JP 2000298226 A JP2000298226 A JP 2000298226A
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Masahiro Iguchi
雅尋 井口
Tomoya Harada
知也 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で容易に、且つ高精度に量産できる構造
とし、製造ロット間の寸法精度のばらつきも小さくでき
るようにする。 【解決手段】 テープ状光ファイバ12の複数本の芯線
先端部分12aが、ブロック状に成形されている紫外線
硬化型樹脂製のファイバホルダ14中に、芯線先端面が
露出するように整列状態で埋設一体化されている構造の
光ファイバアレイ10である。ファイバホルダ中にテー
プ状光ファイバの被覆部12bの一部も埋設するのがよ
い。有底で枠体構造をなしその枠部の一辺上面に複数の
V溝を整列形成したV溝付き成形治具を用い、芯線先端
部分がV溝内に収容されるようにテープ状光ファイバを
搭載し、芯線先端部分と被覆部を押さえ部材で固定し、
成形治具内に紫外線硬化型樹脂を供給し、紫外線を照射
して硬化させ、成形治具から取り出すことでファイバホ
ルダを成形し、その先端面を研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状光ファイ
バの芯線先端部分をファイバホルダによって整列固定す
る光ファイバアレイ及びその製造方法に関し、更に詳し
く述べると、ファイバホルダ全体を紫外線硬化型樹脂の
みからなる一体成型品として芯線先端部分を埋設保持す
る構造の光ファイバアレイ及びその製造方法に関するも
のである。この光ファイバアレイは、例えば光集積回路
や光カプラなど、光ファイバと光導波路の接続が必要な
部分などで使用するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバと光導波路とを接続する箇所
では、光ファイバアレイが用いられている。光ファイバ
アレイは、テープ状光ファイバ中の複数の芯線先端部分
を、ファイバホルダによって正確なピッチで整列保持す
る構造の光部品である。
【0003】従来の光ファイバアレイでは、V溝基板と
押さえ基板とを接着剤により接合することでファイバホ
ルダを構成している。V溝基板は、例えばガラスやシリ
コンあるいはセラミックス等からなる基板表面に、断面
V型の多数本の細い平行V溝を、正確なピッチで精密に
作製したものである。各V溝がテープ状ファイバの芯線
先端部分の配列位置決め・収容部となる。
【0004】従来技術では、上記のようなV溝基板のV
溝内にテープ状光ファイバの芯線先端部分を収容し、そ
の上に押さえ基板を載置し、それらを接着剤で固定する
方法でファイバホルダを製作している。接着剤として
は、例えば紫外線硬化型接着剤が用いられ、その場合に
は押さえ基板として透明体であるガラス板が用いられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような光ファイバ
アレイにおいて問題になるのは、各光ファイバアレイ毎
に1枚のV溝基板を必要とし、そのV溝基板は常に高精
度で製作しなければならないということである。従来、
V溝基板の作製方法としては、大別すると、切削法、エ
ッチング法、成形法がある。切削法は、V型に加工した
砥石を用いて基板を切削していく方法であり、エッチン
グ法は、マスクを施したシリコン基板をKOH等の溶液
に浸漬してエッチングする方法である。また成形法は、
V型突条を精度よく形成した金型を作製してガラス基板
にV溝を成形する方法である。いずれにしても精密なV
溝基板の製造には多くの時間と手間がかかり、また高価
な設備が必要となるために、大幅なコストアップになっ
ている。
【0006】しかも切削法により例えば直径3インチの
基板にV溝を切削加工する場合、V溝の最後の方では砥
石の磨耗により溝形状の加工精度が悪くなる問題があ
る。そのため高精度でV溝基板を作製するには、研削機
械の調整及びメンテナンスを非常に厳密に行わねばなら
ず、その作業は極めて煩瑣である。
【0007】またエッチング法では、シリコン基板にマ
スクをする際に、シリコン基板の面方位が微妙にずれる
と、V溝面の表面粗さが大きくなり、精度が悪くなる。
従って、シリコン基板の面方位に精度良く合わせてマス
クしなければならず、非常に難しく極めて煩瑣な作業が
要求される。
【0008】更に成形法では、ガラス基板を軟化させる
温度まで加熱して成形するため、温度を上げ下げするの
に時間がかかるばかりでなく、温度変化によってガラス
基板が膨張収縮することから、それを抑えるためにガラ
スの組成の検討や成形条件を厳密に制御しなければなら
ない。従って、精度のよいV溝基板の作製が非常に難し
く、作業も煩瑣である。
【0009】本発明の目的は、安価で高精度に量産でき
る構造の光ファイバアレイを提供することである。本発
明の他の目的は、光ファイバアレイを簡単且つ安価に量
産でき、製造ロット間の寸法精度のばらつきを小さくで
きる製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープ状光フ
ァイバの複数本の芯線先端部分が、ブロック状に成形さ
れている紫外線硬化型樹脂製のファイバホルダ中に、前
記芯線先端面が露出するように平行整列状態で埋設一体
化されている構造の光ファイバアレイである。ここで、
紫外線硬化型樹脂製のファイバホルダ中に、テープ状光
ファイバの被覆部の一部も埋設されるようにするのがよ
い。
【0011】また本発明は、有底で枠体構造をなしその
枠部の一辺上面に複数のV溝を平行に整列形成したV溝
付き成形治具を用いる光ファイバアレイの製造方法であ
る。テープ状光ファイバの各芯線先端部分が前記成形治
具の各V溝内に収容されるように該テープ状光ファイバ
を成形治具に搭載し、テープ状光ファイバの芯線先端部
分と被覆部とをそれぞれ芯線部押さえ部材と被覆部押さ
え部材とで成形治具の枠部に固定し、成形治具の枠体内
の凹陥部に紫外線硬化型樹脂を供給し、紫外線を照射し
て硬化させ、成形治具から取り出すことでファイバホル
ダを成形し、その後、ファイバホルダの先端面を研磨す
る。
【0012】本発明の製造方法では、V溝付き成形治具
を工夫し、枠部の一辺上面に複数組のV溝群を形成する
ことで、複数の光ファイバアレイを同時に製造すること
もできる。V溝付き成形治具に複数のテープ状光ファイ
バを並べて搭載し、紫外線硬化型樹脂を硬化させ、成形
治具から取り出した後、隣接するテープ状光ファイバの
間で樹脂成形体を切断することでファイバホルダを成形
する。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る光ファイバアレイの一実
施例を示す外観図である。光ファイバアレイ10は、テ
ープ状光ファイバ12の複数の芯線先端部分12aを、
ファイバホルダ14によって正確なピッチで平行に整列
固定した光部品である。テープ状光ファイバ12は、複
数本(ここでは8本)の芯線を平行に配列し、それら全
体を被覆部12bで取り囲み保護・保持したものであ
る。図1では一部分しか描いていないが、一般には長尺
のテープ状である。芯線先端部分12aが、ブロック状
に成形されている紫外線硬化型樹脂製のファイバホルダ
14中で、芯線先端面が露出するように規定ピッチの平
行整列状態で埋設一体化されている。ここでは、紫外線
硬化型樹脂製のファイバホルダ14中には、テープ状光
ファイバ12の被覆部12bの一部(先端側)も一緒に
埋設されている。なお、テープ状光ファイバの芯線本数
は、ここでは8本の例を示しているが、任意の芯線本数
のものが適用できることは言うまでもない。
【0014】紫外線硬化型樹脂は、例えばエポキシ系の
高弾性、高強度、耐熱性を有するものが望ましい。本実
施例で使用した樹脂の仕様は、次の通りである。 ・ヤング率:1×104 dyn/cm2 以上(75℃の時) ・硬度(ショアーD硬度):80以上(25℃の時) ・ガラス転移温度:100℃以上
【0015】図2は本発明で使用する成形治具の一例を
示す説明図である。この成形治具20は、例えばステン
レス鋼等の金属材料からなる有底の枠体構造をなしてい
る。その枠部の対向する2辺は低背で他の2辺はそれよ
り高背であり、低背側の一辺22の上面に複数(ここで
は8本)のV溝24が平行に整列形成されており、低背
側の他辺はテープ状光ファイバの載置部26となる。V
溝24を形成した辺22の上に、芯線部押さえ部材28
が装着可能であり、反対辺(テープ状光ファイバの載置
部26)の上に被覆部押さえ部材30が装着可能になっ
ている。芯線部押さえ部材28は単なる直方体形状でよ
く、被覆部押さえ部材30は、下面に被覆部を逃げるた
めの浅溝32を有するような断面逆凹型のブロックとす
る。これら枠部によって取り囲まれた凹陥部が樹脂充填
部34となる。充填した樹脂の剥離性をよくするため、
それら樹脂充填部34の内面(図2で細かな点々を付し
て表した面)には、離型剤を塗布したり、離型材シート
を貼着しておくのがよい。
【0016】図3のA〜Fは、本発明に係る光ファイバ
アレイの製造方法の一実施例を示す工程説明図である。
図3のAに示すようなV溝付き成形治具20を用意す
る。これは図2に示すものと同様、有底で枠体構造をな
しその枠部の一辺22の上面に複数のV溝24を平行に
整列形成した構造である。次に図3のBに示すように、
そのV溝付き成形治具にテープ状光ファイバ12を載置
する。テープ状光ファイバ12の各芯線先端部分12a
を一辺22の上面のV溝24に沿ってそれぞれ収容し、
被覆部12bを反対辺(テープ状光ファイバの載置部2
6)の上面に載せる。
【0017】そして図3のCに示すように、テープ状光
ファイバ12の芯線先端部分12aと被覆部12bとの
上に、それぞれ芯線部押さえ部材28と被覆部押さえ部
材30を被せて動かないように保持する。実際には任意
の留め具など(図示せず)で芯線部押さえ部材28と被
覆部押さえ部材30を成形治具20の本体部分に固定す
る。
【0018】図3のDに示すように、成形治具の枠体内
の凹陥部に紫外線硬化型樹脂36を供給する。使用する
紫外線硬化型樹脂は、無色透明、高硬度、高弾性で比較
的粘度の高いものが好ましい。高粘度のものを使用する
と、成形治具20の隙間に樹脂が入り込みにくく、硬化
後にバリが生じにくくなるからである。また、成形治具
20から溢れる寸前まで樹脂を充填するとバリを小さく
できる。ガラス板などで蓋をしてもよい。そして図3の
Eに示すように紫外線光源38によって、所定時間、紫
外線を照射して充填した樹脂を硬化させる。硬化処理
後、芯線部押さえ部材28及び被覆部押さえ部材30を
取り外し、成形治具20から取り出すことでファイバホ
ルダが成形される。必要に応じて、その時点で熱処理を
施し、樹脂をより完全に硬化させることもできる。例え
ば、紫外線硬化処理後、60〜100℃で30〜60分
間の熱処理を行うと、樹脂を完全に硬化反応させること
ができる。
【0019】突出している余分な各芯線先端部分を切除
し、ファイバホルダ14の先端面14aを鏡面研磨する
ことにより、図3のFに示すような光ファイバアレイ1
0が得られる。高硬度、高弾性、耐熱性の樹脂を使用す
ることにより、先端面をきれいに鏡面研磨できる。側面
のバリは切削することで除去できる。テープ状光ファイ
バでは、芯線の配列ピッチ精度が悪いことから、ファイ
バホルダ14の先端面14aの鏡面研磨は、研磨すれば
するほど精度が悪くなる。そのため、研磨量は2〜3μ
m以内に抑えることが好ましい。
【0020】このような製造方法によって8芯の光ファ
イバアレイを作製し、芯線の位置精度を測定した結果を
図4に示す。図4は各芯線先端面の規定位置からのX方
向及びY方向のずれを表しており、X座標は横方向(被
覆部幅方向)のずれ量を、Y座標は縦方向(被覆部厚み
方向)のずれ量を示している。この結果から分かるよう
に、8芯全て±1μm以下に収めることができた。これ
は、切削方法によるV溝基板を用いた場合とほぼ同等の
良好な精度である。
【0021】また本発明により得られる光ファイバアレ
イは、ファイバホルダが樹脂製であるために、従来のガ
ラス基板を用いた光ファイバアレイに比べて端面が欠け
にくく、そのため欠けによる不良発生を少なくできる
し、光導波路と光ファイバアレイを接続するときに、そ
れらの端面の平行度を比較的容易に調整できる利点があ
る。
【0022】図5は本発明で使用する成形治具の他の例
を示す説明図であり、多連作製用の例である。この成形
治具40も、例えばステンレス鋼などの金属材料からな
る有底の枠体構造をなしている。その枠部の対向する2
辺は低背で他の2辺はそれより高背である。低背側の一
辺42の上面に複数(ここでは8本)のV溝44が複数
群(ここでは3群)整列形成されており、低背側の他辺
はテープ状光ファイバの載置部46となる。即ち、この
成型治具40は、3個の光ファイバアレイを同時に作製
するためのものである。勿論、2個以上任意数の光ファ
イバアレイを同時に作製できるように成形治具を構成で
きるが、2〜5個程度が現実的である。V溝44を形成
した辺の上には芯線部押さえ部材48が装着可能であ
り、反対辺の上には被覆部押さえ部材50が装着可能に
なっている。芯線部押さえ部材48は単なる四角柱状で
よく、被覆部押さえ部材50は、下面に被覆部を逃げる
ための浅溝52を3箇所有するようなほぼ四角柱状とす
る。これら枠部によって取り囲まれた凹陥部が樹脂充填
部54となる。充填した樹脂の成形治具からの剥離性を
よくするため、それら樹脂充填部の内面に、離型剤を塗
布したり、離型材シートを貼着しておくのがよいこと
は、前記実施例と同様である。
【0023】図6のA〜Cは、本発明に係る光ファイバ
アレイの製造方法の他の実施例を示す工程説明図であ
る。この製造方法は、基本的には図3に示す製造工程と
同様である。図5に示す多連製作用のV溝付き成形治具
40を用い、図6のAに示すように、そのV溝付き成形
治具40にテープ状光ファイバ12を3本並べて載置す
る。テープ状光ファイバ12の各芯線先端部分12aを
一辺上面のV溝44に沿ってそれぞれ収容し、被覆部1
2bを反対辺の上面に載せる。
【0024】そして図6のBに示すように、テープ状光
ファイバ12の芯線先端部分12aと被覆部12bの上
に、それぞれ芯線部押さえ部材48と被覆部押さえ部材
50を被せて動かないように保持する。実際には任意の
留め具など(図示せず)で芯線部押さえ部材48と被覆
部押さえ部材50を成形治具40の本体部分に固定す
る。
【0025】図6のCに示すように、成形治具40の枠
体内の凹陥部に紫外線硬化型樹脂56を充填する。成形
治具40から溢れる寸前まで樹脂を充填するとバリを小
さくできる。ガラス板などで蓋をしてもよい。そして紫
外線を照射して樹脂を硬化させる。硬化処理後、芯線部
押さえ部材48と被覆部押さえ部材50を取り外し、成
形治具40から取り出す。突出している余分な各芯線先
端部分は切除する。必要に応じて、この時点で熱処理を
施し、樹脂をより完全に硬化させる。
【0026】このようにして図7のAに示すような多連
樹脂成形体60が得られる。隣接するテープ状光ファイ
バ12の中間位置(破線で示す位置)で該樹脂成形体6
0を切断分離する。その後、樹脂成形体の先端面を鏡面
研磨する。これによって、図7のBに示すように、テー
プ状光ファイバ12中の芯線先端部分12aを、紫外線
硬化型樹脂製のファイバホルダ14によって平行に整列
保持した構造の光ファイバアレイ10が得られる。上記
とは逆に、多連樹脂成形体のまま先端面を鏡面研磨した
後、隣接するテープ状光ファイバの間で樹脂成形体を切
断分離する方法でもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る光ファイバアレイは、上記
のように、紫外線硬化型樹脂のみを一体成形してファイ
バホルダを構成しているため、量産性に優れ、安価に且
つ容易に製造できる構造である。また、芯線先端面の配
列の位置精度も、従来のV溝切削基板を使用した場合に
劣ることもなく、極めて良好である。更に、紫外線硬化
型樹脂をファイバホルダに使用しているために、端面の
欠けが生じにくく、光導波路と接続するときに端面の平
行度を比較的容易に調整できる。
【0028】また本発明に係る光ファイバアレイの製造
方法では、同じ成型治具を繰り返し使用するため、光フ
ァイバアレイを簡単且つ安価に量産でき、しかも製造ロ
ット間の寸法のばらつきを小さくできる。また、基本的
にはテープ状光ファイバを成形治具に搭載し、紫外線を
照射して硬化させればよいため、従来技術に比べて工程
数を削減でき、各工程にかかる時間を大幅に短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバアレイの一実施例を示
す外観図。
【図2】本発明で用いる成形治具の一例を示す説明図。
【図3】本発明に係る光ファイバアレイの製造方法の一
実施例を示す工程説明図。
【図4】製造した光ファイバアレイの配列位置精度の測
定結果を示す説明図。
【図5】本発明で用いる成形治具の他の例を示す説明
図。
【図6】本発明に係る光ファイバアレイの製造方法の他
の実施例を示す工程説明図。
【図7】多連樹脂成形体とその切断位置、及び光ファイ
バアレイの説明図。
【符号の説明】
10 光ファイバアレイ 12 テープ状光ファイバ 12a 芯線先端部分 12b 被覆部 14 ファイバホルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状光ファイバの複数本の芯線先端
    部分が、ブロック状に成形されている紫外線硬化型樹脂
    製のファイバホルダ中に、前記芯線先端面が露出するよ
    うに平行に整列状態で埋設一体化されている光ファイバ
    アレイ。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化型樹脂製のファイバホルダ中
    に、テープ状光ファイバの被覆部の一部も埋設されてい
    る請求項1記載の光ファイバアレイ。
  3. 【請求項3】 有底で枠体構造をなしその枠部の一辺上
    面に複数のV溝を平行に整列形成したV溝付き成形治具
    を用い、テープ状光ファイバの各芯線先端部分が前記成
    形治具の各V溝内に収容されるように該テープ状光ファ
    イバを成形治具に搭載し、テープ状光ファイバの芯線先
    端部分と被覆部とをそれぞれ芯線部押さえ部材と被覆部
    押さえ部材とで成形治具の枠部に固定し、成形治具の枠
    体内の凹陥部に紫外線硬化型樹脂を供給し、紫外線を照
    射して硬化させ、成形治具から取り出すことでファイバ
    ホルダを成形し、ファイバホルダの先端面を研磨する光
    ファイバアレイの製造方法。
  4. 【請求項4】 V溝付き成形治具に複数のテープ状光フ
    ァイバを並べて搭載し、紫外線硬化型樹脂を硬化させ、
    成形治具から取り出した後、隣接するテープ状光ファイ
    バの間で樹脂成形体を切断することでファイバホルダを
    成形する請求項3記載の光ファイバアレイの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916993B2 (en) * 2005-04-06 2011-03-29 Commissariat A L'energie Atomique Method for producing elements comprising fiber optics, device for implementing said method, optical fibers element and optical arrangement comprising such an element

Cited By (2)

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US7916993B2 (en) * 2005-04-06 2011-03-29 Commissariat A L'energie Atomique Method for producing elements comprising fiber optics, device for implementing said method, optical fibers element and optical arrangement comprising such an element
US8050530B2 (en) 2005-04-06 2011-11-01 Commissariat A L'energie Atomique Method for producing elements comprising fiber optics, device for implementing said method, optical fibers element and optical arrangement comprising such an element

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