JP2000296554A - 合成樹脂試験片のノッチ形成装置 - Google Patents
合成樹脂試験片のノッチ形成装置Info
- Publication number
- JP2000296554A JP2000296554A JP11105902A JP10590299A JP2000296554A JP 2000296554 A JP2000296554 A JP 2000296554A JP 11105902 A JP11105902 A JP 11105902A JP 10590299 A JP10590299 A JP 10590299A JP 2000296554 A JP2000296554 A JP 2000296554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- test piece
- notch
- resin test
- notch forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】試験片の側面に連続したノッチを正確に形成で
きる合成樹脂試験片のノッチ形成装置を提供すること。 【解決手段】合成樹脂試験片1を保持する保持手段11
と、合成樹脂試験片1の側面にノッチを形成するノッチ
形成手段12と、保持手段11とノッチ形成手段12と
を合成樹脂試験片1の軸芯と直交する平面内であって側
面に沿った方向に相対移動させて合成樹脂試験片1の側
面にノッチ1Aを形成する駆動機構13とを備える。ノ
ッチ形成手段12と合成樹脂試験片1とを、合成樹脂試
験片1の軸芯と直交する平面内において位置決めした状
態で相対移動させることで合成樹脂試験片1の側面にノ
ッチ1Aを形成する。
きる合成樹脂試験片のノッチ形成装置を提供すること。 【解決手段】合成樹脂試験片1を保持する保持手段11
と、合成樹脂試験片1の側面にノッチを形成するノッチ
形成手段12と、保持手段11とノッチ形成手段12と
を合成樹脂試験片1の軸芯と直交する平面内であって側
面に沿った方向に相対移動させて合成樹脂試験片1の側
面にノッチ1Aを形成する駆動機構13とを備える。ノ
ッチ形成手段12と合成樹脂試験片1とを、合成樹脂試
験片1の軸芯と直交する平面内において位置決めした状
態で相対移動させることで合成樹脂試験片1の側面にノ
ッチ1Aを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略柱状の合成樹脂
試験片の側面にノッチを全周にわたって形成するための
合成樹脂試験片のノッチ形成装置に関する。
試験片の側面にノッチを全周にわたって形成するための
合成樹脂試験片のノッチ形成装置に関する。
【0002】
【背景技術】合成樹脂製パイプの長期寿命評価を行うた
めに、ISO/DIS9080の手法が知られている。この手法で
は、1年余りの試験期間をかけて100本以上のパイプ
を使用することになるので、多大な本数の試験片と時間
とを費やすことになる。そのため、パイプの寿命評価を
簡易に行うため、JIS K 6774の手法が知られている。こ
の手法は、周面にノッチが連続形成された試験片を用い
てクリープ試験を行うものである。図7に示される通
り、合成樹脂製のパイプから断面略正方形の柱状の試験
片1を打ち抜き、この試験片1の全周囲に連続したノッ
チ1Aを形成する。
めに、ISO/DIS9080の手法が知られている。この手法で
は、1年余りの試験期間をかけて100本以上のパイプ
を使用することになるので、多大な本数の試験片と時間
とを費やすことになる。そのため、パイプの寿命評価を
簡易に行うため、JIS K 6774の手法が知られている。こ
の手法は、周面にノッチが連続形成された試験片を用い
てクリープ試験を行うものである。図7に示される通
り、合成樹脂製のパイプから断面略正方形の柱状の試験
片1を打ち抜き、この試験片1の全周囲に連続したノッ
チ1Aを形成する。
【0003】試験片1にノッチ1Aを形成するために
は、通常、レザー刃が使用される。例えば、JIS K 6774
では、刃が一側面に設けられた専用の治具を使用してノ
ッチが形成される。作業員は専用治具を机上に置き、試
験片1を手で持ち、試験片1の一側面に治具の刃に押し
当ててノッチを形成する。その後、試験片1を90度回
転させて隣の側面に専用治具の刃を押し当ててノッチ1
Aを形成し、この作業を4側面に連続して行って1つの
連続したノッチ1Aを形成する。
は、通常、レザー刃が使用される。例えば、JIS K 6774
では、刃が一側面に設けられた専用の治具を使用してノ
ッチが形成される。作業員は専用治具を机上に置き、試
験片1を手で持ち、試験片1の一側面に治具の刃に押し
当ててノッチを形成する。その後、試験片1を90度回
転させて隣の側面に専用治具の刃を押し当ててノッチ1
Aを形成し、この作業を4側面に連続して行って1つの
連続したノッチ1Aを形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例で
は、本来、試験片1の4つの側面にそれぞれ治具の刃を
押し当てることで、連続したノッチ1Aを試験片1に形
成するものであるが、刃の試験片1への押さえ方次第で
はノッチ1Aが斜めとなり、連続形成されるノッチ1A
の始点と終点とが一致しないという問題点がある。始点
と終点とが一致した連続ノッチ1Aを形成するには、作
業員の熟練が必要とされることになる。特に、試験片1
は、パイプから打ち抜いて形成されので、湾曲されるこ
とになり、始点と終点とが一致した連続ノッチ1Aを形
成することが困難である。そのため、種々のノッチ1A
の形状の試験片1が存在することになり、これらの試験
片1を用いてJIS K 6774のパイプの寿命評価予測を行う
と、測定されたデータのバラツキが大きくなり、予測精
度にも影響を及ぼすことになる。
は、本来、試験片1の4つの側面にそれぞれ治具の刃を
押し当てることで、連続したノッチ1Aを試験片1に形
成するものであるが、刃の試験片1への押さえ方次第で
はノッチ1Aが斜めとなり、連続形成されるノッチ1A
の始点と終点とが一致しないという問題点がある。始点
と終点とが一致した連続ノッチ1Aを形成するには、作
業員の熟練が必要とされることになる。特に、試験片1
は、パイプから打ち抜いて形成されので、湾曲されるこ
とになり、始点と終点とが一致した連続ノッチ1Aを形
成することが困難である。そのため、種々のノッチ1A
の形状の試験片1が存在することになり、これらの試験
片1を用いてJIS K 6774のパイプの寿命評価予測を行う
と、測定されたデータのバラツキが大きくなり、予測精
度にも影響を及ぼすことになる。
【0005】本発明の目的は、試験片の側面に連続した
ノッチを正確に形成できる合成樹脂試験片のノッチ形成
装置を提供することにある。
ノッチを正確に形成できる合成樹脂試験片のノッチ形成
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、合
成樹脂試験片を保持する保持手段と合成樹脂試験片の側
面にノッチを形成するノッチ形成手段とを試験片の軸芯
と直交する平面内で相対移動させて前記目的を達成しよ
うとするものである。具体的には、本発明の合成樹脂試
験片のノッチ形成装置は、略柱状の合成樹脂試験片の側
面に全周にわたり連続したノッチを形成する装置であっ
て、前記合成樹脂試験片を保持する保持手段と、前記合
成樹脂試験片の側面にノッチを形成するためのノッチ形
成手段と、前記保持手段と前記ノッチ形成手段とを前記
合成樹脂試験片の軸芯と直交する平面内であって側面に
沿った方向に相対移動させて前記合成樹脂試験片の側面
にノッチを形成する駆動機構とを備えたことを特徴とす
る。
成樹脂試験片を保持する保持手段と合成樹脂試験片の側
面にノッチを形成するノッチ形成手段とを試験片の軸芯
と直交する平面内で相対移動させて前記目的を達成しよ
うとするものである。具体的には、本発明の合成樹脂試
験片のノッチ形成装置は、略柱状の合成樹脂試験片の側
面に全周にわたり連続したノッチを形成する装置であっ
て、前記合成樹脂試験片を保持する保持手段と、前記合
成樹脂試験片の側面にノッチを形成するためのノッチ形
成手段と、前記保持手段と前記ノッチ形成手段とを前記
合成樹脂試験片の軸芯と直交する平面内であって側面に
沿った方向に相対移動させて前記合成樹脂試験片の側面
にノッチを形成する駆動機構とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】この構成の本発明では、保持手段で合成樹
脂試験片を保持し、ノッチ形成手段を合成樹脂試験片の
一側面に当接させる。その後、駆動機構を作動させて保
持手段とノッチ形成手段とを、合成樹脂試験片の軸芯と
直交する平面内であって側面に沿って相対移動させる。
すると、合成樹脂試験片の一側面に1本のノッチが形成
される。さらに、合成樹脂試験片の姿勢を変更してお
き、先程と同じ動作を繰り返し、合成樹脂試験片の前記
側面と隣り合う側面にノッチを連続形成する。この動作
を全ての側面に対して繰り返して行うことで、合成樹脂
試験片の全ての側面に1本の連続したノッチを形成す
る。
脂試験片を保持し、ノッチ形成手段を合成樹脂試験片の
一側面に当接させる。その後、駆動機構を作動させて保
持手段とノッチ形成手段とを、合成樹脂試験片の軸芯と
直交する平面内であって側面に沿って相対移動させる。
すると、合成樹脂試験片の一側面に1本のノッチが形成
される。さらに、合成樹脂試験片の姿勢を変更してお
き、先程と同じ動作を繰り返し、合成樹脂試験片の前記
側面と隣り合う側面にノッチを連続形成する。この動作
を全ての側面に対して繰り返して行うことで、合成樹脂
試験片の全ての側面に1本の連続したノッチを形成す
る。
【0008】従って、本発明では、ノッチ形成手段で合
成樹脂試験片の側面にノッチを形成するにあたり、ノッ
チ形成手段と合成樹脂試験片とを、合成樹脂試験片の軸
芯と直交する平面内において位置決めした状態で相対移
動させるため、全ての側面に形成されるノッチの始点と
終点とが正確に繋がることになる。そのため、作業員の
熟練度によって不具合な形態のノッチが形成されること
がないので、この合成樹脂試験片を使用して測定を行っ
ても、測定されたデータのバラツキがなくなり、測定精
度が良好となる。
成樹脂試験片の側面にノッチを形成するにあたり、ノッ
チ形成手段と合成樹脂試験片とを、合成樹脂試験片の軸
芯と直交する平面内において位置決めした状態で相対移
動させるため、全ての側面に形成されるノッチの始点と
終点とが正確に繋がることになる。そのため、作業員の
熟練度によって不具合な形態のノッチが形成されること
がないので、この合成樹脂試験片を使用して測定を行っ
ても、測定されたデータのバラツキがなくなり、測定精
度が良好となる。
【0009】ここで、本発明においては、前記ノッチ形
成手段は刃を備えて構成し、前記合成樹脂試験片と前記
ノッチ形成手段との接触を検知する検知手段を備えた構
成が好ましい。この構成では、刃が合成樹脂試験片の側
面に接触した状態を確実に検知手段で検知することがで
きるので、ノッチ深さを正確に制御することができる。
成手段は刃を備えて構成し、前記合成樹脂試験片と前記
ノッチ形成手段との接触を検知する検知手段を備えた構
成が好ましい。この構成では、刃が合成樹脂試験片の側
面に接触した状態を確実に検知手段で検知することがで
きるので、ノッチ深さを正確に制御することができる。
【0010】また、本発明は、前記合成樹脂試験片の軸
芯と平行な線分を中心に前記保持手段を回転する回転機
構を備えた構成が好ましく、この場合、前記駆動機構は
前記ノッチ形成手段を前記合成樹脂試験片の軸芯と直交
する方向に沿って移動させる構成が好ましい。この構成
では、回転機構によって合成樹脂試験片の姿勢を変更す
ることになるので、ノッチ形成にあたり、ノッチ形成手
段は合成樹脂試験片に対して姿勢を変更することなく同
一動作を繰り返すだけでよいので、駆動機構の構成が簡
単なものとなる。
芯と平行な線分を中心に前記保持手段を回転する回転機
構を備えた構成が好ましく、この場合、前記駆動機構は
前記ノッチ形成手段を前記合成樹脂試験片の軸芯と直交
する方向に沿って移動させる構成が好ましい。この構成
では、回転機構によって合成樹脂試験片の姿勢を変更す
ることになるので、ノッチ形成にあたり、ノッチ形成手
段は合成樹脂試験片に対して姿勢を変更することなく同
一動作を繰り返すだけでよいので、駆動機構の構成が簡
単なものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。ここで、本実施形態でノッチが
形成される合成樹脂試験片1は図7で示される試験片1
と同じであって、断面略正方形の略柱状に形成されてい
る。ここで、断面略正方形とは互いに対向する側面が直
線状に形成され、これらの直線状の側面と直交する2つ
の側面が同一方向に湾曲している形状(図2及び図4参
照)を含むものである。図1から図3には本実施形態が
示されている。図1は本実施形態にかかるノッチ形成装
置の正面図であり、その一部の断面が斜線で示されてい
る。図2は図1のII-II線に沿った矢視断面図である。
面に基づいて説明する。ここで、本実施形態でノッチが
形成される合成樹脂試験片1は図7で示される試験片1
と同じであって、断面略正方形の略柱状に形成されてい
る。ここで、断面略正方形とは互いに対向する側面が直
線状に形成され、これらの直線状の側面と直交する2つ
の側面が同一方向に湾曲している形状(図2及び図4参
照)を含むものである。図1から図3には本実施形態が
示されている。図1は本実施形態にかかるノッチ形成装
置の正面図であり、その一部の断面が斜線で示されてい
る。図2は図1のII-II線に沿った矢視断面図である。
【0012】これらの図において、ノッチ形成装置は、
ベース10の両側上面に互いに対向配置され合成樹脂試
験片1の両端部を保持する保持手段11と、合成樹脂試
験片1の側面にノッチを形成するノッチ形成手段12
と、このノッチ形成手段12を合成樹脂試験片1に対し
て移動させる駆動機構13と、合成樹脂試験片1とノッ
チ形成手段12との接触を検知する検知手段14と、保
持手段11を回転する回転機構15とを備えて構成され
ている。
ベース10の両側上面に互いに対向配置され合成樹脂試
験片1の両端部を保持する保持手段11と、合成樹脂試
験片1の側面にノッチを形成するノッチ形成手段12
と、このノッチ形成手段12を合成樹脂試験片1に対し
て移動させる駆動機構13と、合成樹脂試験片1とノッ
チ形成手段12との接触を検知する検知手段14と、保
持手段11を回転する回転機構15とを備えて構成され
ている。
【0013】保持手段11は、円板部20と、この円板
部20の端面に固定された第1から第4の板材21〜2
4と、第3の板材23との間で合成樹脂試験片1の端部
を挟持するボルト部材25とを備えて構成されている。
隣合う板材21〜24は、円板部20の軸芯を囲むよう
に互いに直交配置されており、第2の板材22と第3の
板材23との間に形成される直角の入り隅部に合成樹脂
試験片1の互いに隣り合う2つの側面が当接される。第
3の板材23と対向する第1の板材21にはボルト部材
25が螺合され、このボルト部材25の先端部で合成樹
脂試験片1の側面を押圧する。
部20の端面に固定された第1から第4の板材21〜2
4と、第3の板材23との間で合成樹脂試験片1の端部
を挟持するボルト部材25とを備えて構成されている。
隣合う板材21〜24は、円板部20の軸芯を囲むよう
に互いに直交配置されており、第2の板材22と第3の
板材23との間に形成される直角の入り隅部に合成樹脂
試験片1の互いに隣り合う2つの側面が当接される。第
3の板材23と対向する第1の板材21にはボルト部材
25が螺合され、このボルト部材25の先端部で合成樹
脂試験片1の側面を押圧する。
【0014】回転機構15は、円板部20の軸芯を回転
中心として保持手段11を回転させるもので、円板部2
0に同芯上に連結された回転部材30と、この回転部材
30の軸部30Aを軸受け31を介して支持する支持部
材32と、回転部材30の回転を阻止するロック機構3
3とを備えて構成されている。回転部材30は、その軸
部30Aの一端面部がフランジ34と固定され、このフ
ランジ34はボルト35で円板部20と固定されてい
る。回転部材30は、その軸部30Aの途中に軸受け3
1の抜け止めをするリング部材36が取り付けられ、そ
の軸部30Aの他端部に操作ハンドル37が固定されて
いる。支持部材32は、その下部にプレート38を備
え、このプレート38はベース10に立設されたコラム
39の上端に固定されている。
中心として保持手段11を回転させるもので、円板部2
0に同芯上に連結された回転部材30と、この回転部材
30の軸部30Aを軸受け31を介して支持する支持部
材32と、回転部材30の回転を阻止するロック機構3
3とを備えて構成されている。回転部材30は、その軸
部30Aの一端面部がフランジ34と固定され、このフ
ランジ34はボルト35で円板部20と固定されてい
る。回転部材30は、その軸部30Aの途中に軸受け3
1の抜け止めをするリング部材36が取り付けられ、そ
の軸部30Aの他端部に操作ハンドル37が固定されて
いる。支持部材32は、その下部にプレート38を備
え、このプレート38はベース10に立設されたコラム
39の上端に固定されている。
【0015】ロック機構33は、リング部材36と操作
ハンドル37との間に配置されており、その詳細な構造
が図3に示されている。図3において、プレート38の
上面には、回転部材30の軸部30Aを回転自在に保持
するブロック40が設けられており、このブロック40
の中央部には、軸部30Aを回転自在にガイドする孔部
40Aが形成され、この孔部40Aと連続するように切
欠40Bが孔部40Aの下方所定位置からブロック40
の上端縁にかけて上下に形成されている。この切欠40
Bによってブロック40は、切欠40Bの下端縁を中心
に開脚可能とされている。
ハンドル37との間に配置されており、その詳細な構造
が図3に示されている。図3において、プレート38の
上面には、回転部材30の軸部30Aを回転自在に保持
するブロック40が設けられており、このブロック40
の中央部には、軸部30Aを回転自在にガイドする孔部
40Aが形成され、この孔部40Aと連続するように切
欠40Bが孔部40Aの下方所定位置からブロック40
の上端縁にかけて上下に形成されている。この切欠40
Bによってブロック40は、切欠40Bの下端縁を中心
に開脚可能とされている。
【0016】ブロック40の上部にはボルト41が左右
に貫通して設けられ、このボルト41の先端部はブロッ
ク40に埋設されたナット42に螺合されている。この
ボルト41をナット42に締め付けることでブロック4
0の切欠40Bの間隔が狭くなり、軸部30Aがブロッ
ク40に締め付けられて回転部材30の回転が阻止され
る。一方、ボルト41とナット42とを緩めることでブ
ロック40の切欠40Bの間隔が広くなり、軸部30A
とブロック40との間に隙間ができて回転部材30の回
転が許容される。
に貫通して設けられ、このボルト41の先端部はブロッ
ク40に埋設されたナット42に螺合されている。この
ボルト41をナット42に締め付けることでブロック4
0の切欠40Bの間隔が狭くなり、軸部30Aがブロッ
ク40に締め付けられて回転部材30の回転が阻止され
る。一方、ボルト41とナット42とを緩めることでブ
ロック40の切欠40Bの間隔が広くなり、軸部30A
とブロック40との間に隙間ができて回転部材30の回
転が許容される。
【0017】図1及び図2において、ノッチ形成手段1
2は、互いに対向する保持手段11の中間位置に設けら
れるものであって、刃面が合成樹脂試験片1の軸芯と直
交する平面内に位置する剃刀43と、この剃刀43を保
持するホルダ44とから構成されている。この剃刀43
は金属から形成されている。ホルダ44は、剃刀43を
両側から保持するもので、刃が上方に突出するように剃
刀43を係止する係止部材45を備えている。ここで、
剃刀43の刃先は水平面に対して斜めとされている。
2は、互いに対向する保持手段11の中間位置に設けら
れるものであって、刃面が合成樹脂試験片1の軸芯と直
交する平面内に位置する剃刀43と、この剃刀43を保
持するホルダ44とから構成されている。この剃刀43
は金属から形成されている。ホルダ44は、剃刀43を
両側から保持するもので、刃が上方に突出するように剃
刀43を係止する係止部材45を備えている。ここで、
剃刀43の刃先は水平面に対して斜めとされている。
【0018】駆動機構13は、ホルダ44を固定したス
テージ46と、このステージ46を矢印Pで示す上下方
向と矢印Qで示す剃刀43と同一平面内であって水平な
方向とに移動可能に支持する本体47と、この本体47
に設けられステージ46を昇降させる上下用ダイヤルメ
ーター機構48と、本体47に設けられステージ46を
矢印Qで示す水平方向に往復移動させる水平用ダイヤル
メーター機構49とを備えている。
テージ46と、このステージ46を矢印Pで示す上下方
向と矢印Qで示す剃刀43と同一平面内であって水平な
方向とに移動可能に支持する本体47と、この本体47
に設けられステージ46を昇降させる上下用ダイヤルメ
ーター機構48と、本体47に設けられステージ46を
矢印Qで示す水平方向に往復移動させる水平用ダイヤル
メーター機構49とを備えている。
【0019】上下用ダイヤルメーター機構48は、本体
47の側面から突出して形成された操作部48Aと、こ
の操作部48Aの操作によってステージ46を矢印P方
向に昇降する連動機構部(図示せず)とから構成され、
この連動機構部は本体47の内部に設けられた図示しな
いラック、ピニオン等の歯車機構、ベルト機構等の適宜
な機構からなる。水平用ダイヤルメーター機構49は、
本体47の側面から突出して形成された操作部49A
と、この操作部49Aの操作によってステージ46を矢
印Q方向に往復移動させる連動機構部(図示せず)とか
ら構成され、この連動機構部は本体47の内部に設けら
れた図示しないラック、ピニオン等の歯車機構、ベルト
機構等の適宜な機構からなる。
47の側面から突出して形成された操作部48Aと、こ
の操作部48Aの操作によってステージ46を矢印P方
向に昇降する連動機構部(図示せず)とから構成され、
この連動機構部は本体47の内部に設けられた図示しな
いラック、ピニオン等の歯車機構、ベルト機構等の適宜
な機構からなる。水平用ダイヤルメーター機構49は、
本体47の側面から突出して形成された操作部49A
と、この操作部49Aの操作によってステージ46を矢
印Q方向に往復移動させる連動機構部(図示せず)とか
ら構成され、この連動機構部は本体47の内部に設けら
れた図示しないラック、ピニオン等の歯車機構、ベルト
機構等の適宜な機構からなる。
【0020】図2に示される通り、検知手段14は、合
成樹脂試験片1とノッチ形成手段12との接触を視覚で
検知する視覚検知装置50と、合成樹脂試験片1とノッ
チ形成手段12との接触を電気的に検知する電気検知装
置60とから構成されている。視覚検知装置50は、剃
刀43の近傍に配置されたマイクロスコープ51と、こ
のマイクロスコープ51の映像を映し出すモニター52
とから構成されている。作業員は、モニター52に映し
出された剃刀43と合成樹脂試験片1との接触状態を確
認しながらダイヤルメーター機構48,49を操作す
る。
成樹脂試験片1とノッチ形成手段12との接触を視覚で
検知する視覚検知装置50と、合成樹脂試験片1とノッ
チ形成手段12との接触を電気的に検知する電気検知装
置60とから構成されている。視覚検知装置50は、剃
刀43の近傍に配置されたマイクロスコープ51と、こ
のマイクロスコープ51の映像を映し出すモニター52
とから構成されている。作業員は、モニター52に映し
出された剃刀43と合成樹脂試験片1との接触状態を確
認しながらダイヤルメーター機構48,49を操作す
る。
【0021】電気検知装置60は、表面に金属粉、金属
箔が塗布された合成樹脂試験片1と金属製剃刀43との
通電状態検知するもので、合成樹脂試験片1と剃刀43
との間を接続するためのコード61と、このコード61
の途中にそれぞれ設けられた電池62及び電球63とか
ら構成される。合成樹脂試験片1と剃刀43とが通電さ
れると、この電球63が点灯する。なお、この電球63
に代えてスピーカやモニターを用いてもよい。
箔が塗布された合成樹脂試験片1と金属製剃刀43との
通電状態検知するもので、合成樹脂試験片1と剃刀43
との間を接続するためのコード61と、このコード61
の途中にそれぞれ設けられた電池62及び電球63とか
ら構成される。合成樹脂試験片1と剃刀43とが通電さ
れると、この電球63が点灯する。なお、この電球63
に代えてスピーカやモニターを用いてもよい。
【0022】次に、本実施形態で合成樹脂試験片1にノ
ッチ1Aを形成する方法を図4に基づいて説明する。ま
ず、保持手段11に合成樹脂試験片1の両端部を固定す
る。この場合、合成樹脂試験片1の一側面が下面を向く
ようにしておき、ロック機構33で合成樹脂試験片1と
連結された回転部材30を固定する。さらに、上下用ダ
イヤルメーター機構48及び水平用ダイヤルメーター機
構49を操作して剃刀43を合成樹脂試験片1の近傍の
所定位置にセットする。剃刀43が所定位置にセットさ
れたか否かを、検知手段14で確認する。
ッチ1Aを形成する方法を図4に基づいて説明する。ま
ず、保持手段11に合成樹脂試験片1の両端部を固定す
る。この場合、合成樹脂試験片1の一側面が下面を向く
ようにしておき、ロック機構33で合成樹脂試験片1と
連結された回転部材30を固定する。さらに、上下用ダ
イヤルメーター機構48及び水平用ダイヤルメーター機
構49を操作して剃刀43を合成樹脂試験片1の近傍の
所定位置にセットする。剃刀43が所定位置にセットさ
れたか否かを、検知手段14で確認する。
【0023】その後、水平用ダイヤルメーター機構49
を操作して剃刀43を水平方向に移動させる。すると、
図4(A)に示される通り、合成樹脂試験片1の下面に
ノッチ1Aが形成される。さらに、上下用ダイヤルメー
ター機構48及び水平用ダイヤルメーター機構49を操
作して剃刀43を最初の位置に戻し、ロック機構33を
解除して回転部材30の回転を許容し、操作ハンドル3
7で保持手段11を90度回転させる。すると、合成樹
脂試験片1のノッチ1Aが形成された側面と隣合う側面
が下方に向くことになり、この状態でロック機構33で
回転部材30を固定する。
を操作して剃刀43を水平方向に移動させる。すると、
図4(A)に示される通り、合成樹脂試験片1の下面に
ノッチ1Aが形成される。さらに、上下用ダイヤルメー
ター機構48及び水平用ダイヤルメーター機構49を操
作して剃刀43を最初の位置に戻し、ロック機構33を
解除して回転部材30の回転を許容し、操作ハンドル3
7で保持手段11を90度回転させる。すると、合成樹
脂試験片1のノッチ1Aが形成された側面と隣合う側面
が下方に向くことになり、この状態でロック機構33で
回転部材30を固定する。
【0024】前述と同様に、上下用ダイヤルメーター機
構48及び水平用ダイヤルメーター機構49を操作して
剃刀43を合成樹脂試験片1の近傍の所定位置にセット
する。その後、水平用ダイヤルメーター機構49を操作
して剃刀43を水平方向に移動させる。すると、図4
(B)に示される通り、合成樹脂試験片1の下面にノッ
チ1Aが連続形成される。同様に、図4(C)及び図4
(D)に示される通り、合成樹脂試験片1を90度づつ
回転させながらその下面にノッチ1Aを形成し、最終的
には、合成樹脂試験片1の4側面に1本の閉じたノッチ
1Aが連続形成される。ノッチの深さ、合成樹脂試験片
のサンプリング方法等は、JIS K 6774の全周ノッチ式引
張クリープ試験法に準拠した。
構48及び水平用ダイヤルメーター機構49を操作して
剃刀43を合成樹脂試験片1の近傍の所定位置にセット
する。その後、水平用ダイヤルメーター機構49を操作
して剃刀43を水平方向に移動させる。すると、図4
(B)に示される通り、合成樹脂試験片1の下面にノッ
チ1Aが連続形成される。同様に、図4(C)及び図4
(D)に示される通り、合成樹脂試験片1を90度づつ
回転させながらその下面にノッチ1Aを形成し、最終的
には、合成樹脂試験片1の4側面に1本の閉じたノッチ
1Aが連続形成される。ノッチの深さ、合成樹脂試験片
のサンプリング方法等は、JIS K 6774の全周ノッチ式引
張クリープ試験法に準拠した。
【0025】従って、本実施形態によれば、合成樹脂試
験片1を保持する保持手段11と、合成樹脂試験片1の
側面にノッチを形成するノッチ形成手段12と、保持手
段11とノッチ形成手段12とを合成樹脂試験片1の軸
芯と直交する平面内であって側面に沿った方向に相対移
動させて合成樹脂試験片1の側面にノッチ1Aを形成す
る駆動機構13とを備えてノッチ形成装置を構成してお
り、ノッチ形成手段12と合成樹脂試験片1とを、合成
樹脂試験片1の軸芯と直交する平面内において位置決め
した状態で相対移動させることで合成樹脂試験片1の側
面にノッチを形成するため、全ての側面に形成されるノ
ッチ1Aの始点と終点とが正確に繋がることになる。ノ
ッチ1Aが正確に形成されるため、この合成樹脂試験片
1を使用して測定を行っても、測定されたデータのバラ
ツキが少なくなり、測定精度が良好となる。
験片1を保持する保持手段11と、合成樹脂試験片1の
側面にノッチを形成するノッチ形成手段12と、保持手
段11とノッチ形成手段12とを合成樹脂試験片1の軸
芯と直交する平面内であって側面に沿った方向に相対移
動させて合成樹脂試験片1の側面にノッチ1Aを形成す
る駆動機構13とを備えてノッチ形成装置を構成してお
り、ノッチ形成手段12と合成樹脂試験片1とを、合成
樹脂試験片1の軸芯と直交する平面内において位置決め
した状態で相対移動させることで合成樹脂試験片1の側
面にノッチを形成するため、全ての側面に形成されるノ
ッチ1Aの始点と終点とが正確に繋がることになる。ノ
ッチ1Aが正確に形成されるため、この合成樹脂試験片
1を使用して測定を行っても、測定されたデータのバラ
ツキが少なくなり、測定精度が良好となる。
【0026】また、本実施形態では、ノッチ形成手段1
2は剃刀43を備えて構成し、合成樹脂試験片1と剃刀
43との接触を検知する検知手段14を備えたため、剃
刀43が合成樹脂試験片1の側面に接触した状態を確実
に検知手段14で検知することができるので、ノッチ深
さを正確に制御することができる。特に、本実施形態で
は、検知手段14を、合成樹脂試験片1とノッチ形成手
段12との接触を視覚で検知する視覚検知装置50と、
合成樹脂試験片1とノッチ形成手段12との接触を電気
的に検知する電気検知装置60との2種類から構成した
ため、ノッチ深さの制御をより正確に行うことができ
る。
2は剃刀43を備えて構成し、合成樹脂試験片1と剃刀
43との接触を検知する検知手段14を備えたため、剃
刀43が合成樹脂試験片1の側面に接触した状態を確実
に検知手段14で検知することができるので、ノッチ深
さを正確に制御することができる。特に、本実施形態で
は、検知手段14を、合成樹脂試験片1とノッチ形成手
段12との接触を視覚で検知する視覚検知装置50と、
合成樹脂試験片1とノッチ形成手段12との接触を電気
的に検知する電気検知装置60との2種類から構成した
ため、ノッチ深さの制御をより正確に行うことができ
る。
【0027】また、ノッチ形成装置は、合成樹脂試験片
1の軸芯と平行な線分を中心に保持手段11を回転する
回転機構15を備え、駆動機構13はノッチ形成手段1
2を合成樹脂試験片1の軸芯と直交する方向に沿って移
動させる構成としたため、回転機構15によって合成樹
脂試験片1の姿勢を変更することになるので、ノッチ形
成にあたり、ノッチ形成手段12が合成樹脂試験片1に
対して姿勢を変更することなく同一動作を繰り返すだけ
でよく、駆動機構15の構成が簡単なものとなる。つま
り、ノッチ形成手段12を固定しておき、このノッチ形
成手段12に対して保持手段11が移動する構成でもよ
いが、この構成では、保持手段11をノッチ形成手段1
2に対して往復移動させ、かつ、合成樹脂試験片1の周
方向に移動させるという複雑な構成が必要となる。
1の軸芯と平行な線分を中心に保持手段11を回転する
回転機構15を備え、駆動機構13はノッチ形成手段1
2を合成樹脂試験片1の軸芯と直交する方向に沿って移
動させる構成としたため、回転機構15によって合成樹
脂試験片1の姿勢を変更することになるので、ノッチ形
成にあたり、ノッチ形成手段12が合成樹脂試験片1に
対して姿勢を変更することなく同一動作を繰り返すだけ
でよく、駆動機構15の構成が簡単なものとなる。つま
り、ノッチ形成手段12を固定しておき、このノッチ形
成手段12に対して保持手段11が移動する構成でもよ
いが、この構成では、保持手段11をノッチ形成手段1
2に対して往復移動させ、かつ、合成樹脂試験片1の周
方向に移動させるという複雑な構成が必要となる。
【0028】さらに、回転機構15は回転部材30を回
転させるための操作ハンドル37を備えているので、保
持手段11に保持された合成樹脂試験片1の姿勢を簡単
に変更することができる。その上、回転機構15はロッ
ク機構33を備えて構成しており、ノッチ形成手段12
で合成樹脂試験片1の側面にノッチ1Aを形成するにあ
たり、合成樹脂試験片1が誤って回転することを回避で
きる。そのため、正確なノッチ1Aを形成することがで
きる。
転させるための操作ハンドル37を備えているので、保
持手段11に保持された合成樹脂試験片1の姿勢を簡単
に変更することができる。その上、回転機構15はロッ
ク機構33を備えて構成しており、ノッチ形成手段12
で合成樹脂試験片1の側面にノッチ1Aを形成するにあ
たり、合成樹脂試験片1が誤って回転することを回避で
きる。そのため、正確なノッチ1Aを形成することがで
きる。
【0029】次に、本実施形態の効果を確認するために
実験を行ったので、その実験結果を説明する。出光高密
度ポリエチレン550Pを用い所定の条件でパイプを製造し
た。このパイプは、パイプ成形機を使用し、樹脂温度22
0℃、引取速度3m/minにて外径90mm、肉厚8.2mmであ
る。従来例では、このパイプからJIS K6774の方法で合
成樹脂試験片を切り出してノッチを形成した。これに対
して、本実施形態では、切り出した合成樹脂試験片にノ
ッチ形成装置を使用してノッチを形成した。
実験を行ったので、その実験結果を説明する。出光高密
度ポリエチレン550Pを用い所定の条件でパイプを製造し
た。このパイプは、パイプ成形機を使用し、樹脂温度22
0℃、引取速度3m/minにて外径90mm、肉厚8.2mmであ
る。従来例では、このパイプからJIS K6774の方法で合
成樹脂試験片を切り出してノッチを形成した。これに対
して、本実施形態では、切り出した合成樹脂試験片にノ
ッチ形成装置を使用してノッチを形成した。
【0030】本実施形態で製造された合成樹脂試験片と
従来例で製造された合成樹脂試験片とを用いて引張クリ
ープ試験を行った。クリープ試験の条件は、温度80℃、
所定の応力下での破断時間を測定するものであり、n=
2である。図5は本実施形態のノッチ形成装置でノッチ
を形成した合成樹脂試験片でクリープ試験を行った結果
を示すグラフであり、図6は従来例の方法でノッチを形
成した合成樹脂試験片でクリープ試験を行った結果を示
すグラフである。図6で示される従来例では、同一応力
下でのバラツキが多く、長期寿命を推定する際の誤差が
大きくなる可能性が高い。これに対して、図5で示され
る本実施形態では、同一応力下でのバラツキが少ない。
従来例で製造された合成樹脂試験片とを用いて引張クリ
ープ試験を行った。クリープ試験の条件は、温度80℃、
所定の応力下での破断時間を測定するものであり、n=
2である。図5は本実施形態のノッチ形成装置でノッチ
を形成した合成樹脂試験片でクリープ試験を行った結果
を示すグラフであり、図6は従来例の方法でノッチを形
成した合成樹脂試験片でクリープ試験を行った結果を示
すグラフである。図6で示される従来例では、同一応力
下でのバラツキが多く、長期寿命を推定する際の誤差が
大きくなる可能性が高い。これに対して、図5で示され
る本実施形態では、同一応力下でのバラツキが少ない。
【0031】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、
前記実施形態では、合成樹脂試験片1と剃刀43との接
触を検知する検知手段14を備えたが、本発明では、こ
の検知手段14を必ずしも設けることを要しない。仮
に、検知手段14を設ける場合であっても、視覚検知装
置50及び電気検知装置60のいずれか一方でもよい。
さらに、本発明の駆動機構13は、ダイヤルメーター機
構48,49を備えた手動機構に限らず、歯車機構をモ
ータで制御する自動機構であってもよい。
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、
前記実施形態では、合成樹脂試験片1と剃刀43との接
触を検知する検知手段14を備えたが、本発明では、こ
の検知手段14を必ずしも設けることを要しない。仮
に、検知手段14を設ける場合であっても、視覚検知装
置50及び電気検知装置60のいずれか一方でもよい。
さらに、本発明の駆動機構13は、ダイヤルメーター機
構48,49を備えた手動機構に限らず、歯車機構をモ
ータで制御する自動機構であってもよい。
【0032】また、本発明でノッチが形成される合成樹
脂試験片は図2及び図4で示す断面略正方形の形状であ
ることを要せず、五角形や六角形等の多角形であっても
よい。さらに、ノッチ形成手段12は剃刀43を備えて
構成したが、剃刀43に代えてバイト等の他の切削手段
を用いてもよく、切削手段に代えてレーザー装置を用い
るものであってもよい。剃刀43は金属製であったが、
セラミック製等、他の材質から剃刀43を形成してもよ
い。セラミック等の非導電性材料から剃刀43を形成す
る場合には、刃面に金属粉を塗布することで、電気検知
装置60をそのまま利用することができる。
脂試験片は図2及び図4で示す断面略正方形の形状であ
ることを要せず、五角形や六角形等の多角形であっても
よい。さらに、ノッチ形成手段12は剃刀43を備えて
構成したが、剃刀43に代えてバイト等の他の切削手段
を用いてもよく、切削手段に代えてレーザー装置を用い
るものであってもよい。剃刀43は金属製であったが、
セラミック製等、他の材質から剃刀43を形成してもよ
い。セラミック等の非導電性材料から剃刀43を形成す
る場合には、刃面に金属粉を塗布することで、電気検知
装置60をそのまま利用することができる。
【0033】
【発明の効果】このような本発明によれば、ノッチ形成
手段で合成樹脂試験片の側面にノッチを形成するにあた
り、ノッチ形成手段と合成樹脂試験片とを、合成樹脂試
験片の軸芯と直交する平面内において位置決めした状態
で相対移動させるため、試験片の側面に連続したノッチ
を正確に形成できるという効果がある。
手段で合成樹脂試験片の側面にノッチを形成するにあた
り、ノッチ形成手段と合成樹脂試験片とを、合成樹脂試
験片の軸芯と直交する平面内において位置決めした状態
で相対移動させるため、試験片の側面に連続したノッチ
を正確に形成できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施形態にかかる合成樹脂試験片の
ノッチ形成装置の全体構成を示す正面図である。
ノッチ形成装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】図1中、II-II線に沿った矢視断面図である。
【図3】ロック機構を示す側面図である。
【図4】(A)〜(D)は前記実施形態の動作を説明す
る概略図である。
る概略図である。
【図5】前記実施形態の実験結果を示すグラフである。
【図6】従来例の実験結果を示すグラフである。
【図7】パイプから合成樹脂試験片を切り出す状態を示
す概略図である。
す概略図である。
1 合成樹脂試験片 1A ノッチ 11 保持手段 12 ノッチ形成手段 13 駆動機構 14 検知手段 15 駆動機構 33 ロック機構 43 剃刀
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 晶弘 東京都江東区白河2−15−4 株式会社丸 東製作所内 Fターム(参考) 4F209 AP19 PA01 PB01 PC01 PN20 PQ20
Claims (3)
- 【請求項1】略柱状の合成樹脂試験片の側面に全周にわ
たり連続したノッチを形成する装置であって、前記合成
樹脂試験片を保持する保持手段と、前記合成樹脂試験片
の側面にノッチを形成するためのノッチ形成手段と、前
記保持手段と前記ノッチ形成手段とを前記合成樹脂試験
片の軸芯と直交する平面内であって側面に沿った方向に
相対移動させて前記合成樹脂試験片の側面にノッチを形
成する駆動機構とを備えたことを特徴とする合成樹脂試
験片のノッチ形成装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の合成樹脂試験片のノッチ
形成装置において、前記ノッチ形成手段は刃を備え、前
記合成樹脂試験片と前記ノッチ形成手段との接触を検知
する検知手段を備えたことを特徴とする合成樹脂試験片
のノッチ形成装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の合成樹脂試験片の
ノッチ形成装置において、前記合成樹脂試験片の軸芯と
平行な線分を中心に前記保持手段を回転する回転機構を
備え、前記駆動機構は前記ノッチ形成手段を前記合成樹
脂試験片の軸芯と直交する方向に沿って移動させること
を特徴とする合成樹脂試験片のノッチ形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105902A JP2000296554A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 合成樹脂試験片のノッチ形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105902A JP2000296554A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 合成樹脂試験片のノッチ形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296554A true JP2000296554A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14419825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11105902A Withdrawn JP2000296554A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 合成樹脂試験片のノッチ形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296554A (ja) |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11105902A patent/JP2000296554A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7530557B2 (en) | Multi-axis workpiece chuck | |
| US8783096B2 (en) | Hardness testing device and method for adjusting the hardness testing device | |
| US5181416A (en) | Apparatus and method for testing point sharpness of needles | |
| US5146823A (en) | Method and apparatus for precision cutting of corrugated paperboard specimens | |
| JPH0560503A (ja) | 切削工具の刃先精度検出方法 | |
| JP2000296554A (ja) | 合成樹脂試験片のノッチ形成装置 | |
| JPH11311514A (ja) | のこ刃用測定装置 | |
| US3906784A (en) | Bend test machine for weld coupon samples | |
| EP1995583A1 (en) | Material piece scooping device | |
| KR101110254B1 (ko) | 회전 나이프를 이용한 칩 가공장치 | |
| JP5848902B2 (ja) | 膜厚測定装置 | |
| JPH07294400A (ja) | X線回折装置の試料保持装置 | |
| US2237570A (en) | Method of probing a weld | |
| JP2011128106A (ja) | リール部材検査装置及びこれを用いたフランジ間隔検査方法 | |
| JP3185295B2 (ja) | マーキング装置 | |
| JP2009122017A (ja) | ラマン分光分析用冶具 | |
| CN216731506U (zh) | 用于电池极片检测的固定装置以及检测系统 | |
| JP7104417B2 (ja) | 切断装置 | |
| CN212646374U (zh) | 一种切割刀片锋利度测试仪 | |
| CN114839039B (zh) | 一种金属基复合材料纤维顶出试验装置和测试方法 | |
| JPS639553Y2 (ja) | ||
| JP4685560B2 (ja) | 回転刃の研磨装置 | |
| JP2000321046A (ja) | 寸法計測方法、その装置および切断装置 | |
| JPH0745001Y2 (ja) | X線回折装置の試料装着機構 | |
| US3738011A (en) | Thickness-scratch testing device |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041001 |
|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |