JP2000295524A - 編集装置および方法 - Google Patents
編集装置および方法Info
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- JP2000295524A JP2000295524A JP11094897A JP9489799A JP2000295524A JP 2000295524 A JP2000295524 A JP 2000295524A JP 11094897 A JP11094897 A JP 11094897A JP 9489799 A JP9489799 A JP 9489799A JP 2000295524 A JP2000295524 A JP 2000295524A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 MHEGアプリケーションの制作を自動化
し、MHEGの知識が無くてもMHEGアプリケーショ
ンを制作することができるようにする。 【解決手段】 MHEGテンプレート1は、MHEGス
クリプト10と、スクリプト10に記述されたオブジェ
クト15A〜15Cが参照する外部参照ファイル11A
〜11Cと、ファイル11A〜11C夫々の変更の可否
が記述された変更可能情報ファイル12とを含む。ファ
イル12に変更可と記述された外部参照ファイル名と変
更対象ファイル名との対応関係が記述されたファイルC
OFFに基づき、変更対象のファイル15A、15Bの
ファイル名をテンプレート1中の対応する外部参照ファ
イル11A、11Bのファイル名に変更し、ファイルを
差し替えてオブジェクトが変更される。スクリプト10
自身は変更せず、ファイル12の情報に基づき外部参照
ファイルを差し替えるだけで、MHEGアプリケーショ
ンを制作できる。
し、MHEGの知識が無くてもMHEGアプリケーショ
ンを制作することができるようにする。 【解決手段】 MHEGテンプレート1は、MHEGス
クリプト10と、スクリプト10に記述されたオブジェ
クト15A〜15Cが参照する外部参照ファイル11A
〜11Cと、ファイル11A〜11C夫々の変更の可否
が記述された変更可能情報ファイル12とを含む。ファ
イル12に変更可と記述された外部参照ファイル名と変
更対象ファイル名との対応関係が記述されたファイルC
OFFに基づき、変更対象のファイル15A、15Bの
ファイル名をテンプレート1中の対応する外部参照ファ
イル11A、11Bのファイル名に変更し、ファイルを
差し替えてオブジェクトが変更される。スクリプト10
自身は変更せず、ファイル12の情報に基づき外部参照
ファイルを差し替えるだけで、MHEGアプリケーショ
ンを制作できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ル方式で放送されるコンテンツの記述を編集する編集装
置および方法に関し、特に、MHEG(Multimedia/Hype
rmedia Coding Expert Group) に基づく記述を、簡易に
編集する編集装置および方法に関する。
ル方式で放送されるコンテンツの記述を編集する編集装
置および方法に関し、特に、MHEG(Multimedia/Hype
rmedia Coding Expert Group) に基づく記述を、簡易に
編集する編集装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、ディジタル通信技術の発達
や、コンピュータ環境の普及に伴い、放送の分野におい
ても、マルチメディア化およびハイパーメディア化が強
く要望されている。すなわち、放送によって、映像デー
タ、音声データ、テキストデータなどの複数種類のデー
タの統合的な配信を行うと共に、配信されたデータに基
づく、ユーザによる対話的な処理の実現が強く求められ
ていた。
や、コンピュータ環境の普及に伴い、放送の分野におい
ても、マルチメディア化およびハイパーメディア化が強
く要望されている。すなわち、放送によって、映像デー
タ、音声データ、テキストデータなどの複数種類のデー
タの統合的な配信を行うと共に、配信されたデータに基
づく、ユーザによる対話的な処理の実現が強く求められ
ていた。
【0003】このような、マルチメディアおよびハイパ
ーメディアの符号化方式のひとつとして、MHEG(Mul
timedia/Hypermedia Coding Expert Group) 5が規定さ
れている。MHEG5は、例えばVOD(Video On Dema
nd) といった、対話的なアプリケーションに柔軟に対応
できるように作られた国際標準規格である。MHEG5
では、マルチメディア情報、手順、操作などのそれぞれ
と、その組み合わせからなるオブジェクトを標準化し、
MHEGオブジェクトとする。MHEG5によるマルチ
メディア、ハイパーメディアの符号化ならびに実行方法
がISO/IEC 13522−5で規定される。
ーメディアの符号化方式のひとつとして、MHEG(Mul
timedia/Hypermedia Coding Expert Group) 5が規定さ
れている。MHEG5は、例えばVOD(Video On Dema
nd) といった、対話的なアプリケーションに柔軟に対応
できるように作られた国際標準規格である。MHEG5
では、マルチメディア情報、手順、操作などのそれぞれ
と、その組み合わせからなるオブジェクトを標準化し、
MHEGオブジェクトとする。MHEG5によるマルチ
メディア、ハイパーメディアの符号化ならびに実行方法
がISO/IEC 13522−5で規定される。
【0004】MHEG5では、オブジェクト指向の考え
方に基づいて様々なオブジェクトが規定されると共に、
それらオブジェクトのアトリビュートメソッド、振る舞
いを規定する。各種のオブジェクトは、オブジェクト指
向の考え方に基づきクラス階層を有する。
方に基づいて様々なオブジェクトが規定されると共に、
それらオブジェクトのアトリビュートメソッド、振る舞
いを規定する。各種のオブジェクトは、オブジェクト指
向の考え方に基づきクラス階層を有する。
【0005】MHEG5によるマルチメディアシナリオ
は、基本的にイベント駆動の考え方によって記述され
る。例えば、ユーザからある入力を受け取ると所定の画
像データを表示するようにできる。また、MPEG(Mov
ing Picture Experts Group)2によるデータストリーム
のある時点で、所定のテキストを表示するようにでき
る。このように、MHEG5では、様々なMHEGオブ
ジェクトの時空間における関係情報、すなわち、マルチ
メディア同期を記述することができる。
は、基本的にイベント駆動の考え方によって記述され
る。例えば、ユーザからある入力を受け取ると所定の画
像データを表示するようにできる。また、MPEG(Mov
ing Picture Experts Group)2によるデータストリーム
のある時点で、所定のテキストを表示するようにでき
る。このように、MHEG5では、様々なMHEGオブ
ジェクトの時空間における関係情報、すなわち、マルチ
メディア同期を記述することができる。
【0006】このような、MHEG5によるアプリケー
ション(以下、MHEGアプリケーションと称する)
は、図14に一例が示されるように、各オブジェクトの
動作が記述されたスクリプトファイル100と、スクリ
プトファイルに記述されたスクリプトが外部に参照する
ファイル群とから構成される。外部参照ファイルは、例
えば、スクリプトの記述における画像クラスや、テキス
トクラスなどのオブジェクトが利用する。この例では、
スクリプト100中に記述された画像オブジェクト10
1によって、画像ファイル102が参照され、テキスト
オブジェクト103によって、テキストファイル104
が参照される。
ション(以下、MHEGアプリケーションと称する)
は、図14に一例が示されるように、各オブジェクトの
動作が記述されたスクリプトファイル100と、スクリ
プトファイルに記述されたスクリプトが外部に参照する
ファイル群とから構成される。外部参照ファイルは、例
えば、スクリプトの記述における画像クラスや、テキス
トクラスなどのオブジェクトが利用する。この例では、
スクリプト100中に記述された画像オブジェクト10
1によって、画像ファイル102が参照され、テキスト
オブジェクト103によって、テキストファイル104
が参照される。
【0007】MHEG5のスクリプトファイルには、
(1) TN(Texture notation)形式、(2) ASN.1 D
ER形式の2つの形式がある。(1) のTN形式は、テキ
ストデータで記述されるため、コンピュータ上などで
は、所謂テキストエディタによって作成することができ
る。一方、(2) のASN.1 DER形式は、ASN.
1DER(Abstract Syntax Notation No.1 Distinguish
ed Encoding Rule : ISO/IEC 8824,8825) に規定され、
TN形式のスクリプトを所定の規則に基づいてバイナリ
のデータに変換したものである。
(1) TN(Texture notation)形式、(2) ASN.1 D
ER形式の2つの形式がある。(1) のTN形式は、テキ
ストデータで記述されるため、コンピュータ上などで
は、所謂テキストエディタによって作成することができ
る。一方、(2) のASN.1 DER形式は、ASN.
1DER(Abstract Syntax Notation No.1 Distinguish
ed Encoding Rule : ISO/IEC 8824,8825) に規定され、
TN形式のスクリプトを所定の規則に基づいてバイナリ
のデータに変換したものである。
【0008】実際の放送などでは、(2) のASN.1
DER形式のスクリプトファイルが用いられる。AS
N.1 DER形式のスクリプトファイルを作成する方
法は、図15に示されるように、テキストエディタ11
0などで作成したTN形式のスクリプト111を、所定
の変換手段112(コンパイラなど)で変換してAS
N.1 DER形式のスクリプトファイル113とする
第1の方法と、最初からオーサリングツール114、す
なわち、ASN.1 DER形式に専用のエディタを用
いて作成する第2の方法が考えられる。
DER形式のスクリプトファイルが用いられる。AS
N.1 DER形式のスクリプトファイルを作成する方
法は、図15に示されるように、テキストエディタ11
0などで作成したTN形式のスクリプト111を、所定
の変換手段112(コンパイラなど)で変換してAS
N.1 DER形式のスクリプトファイル113とする
第1の方法と、最初からオーサリングツール114、す
なわち、ASN.1 DER形式に専用のエディタを用
いて作成する第2の方法が考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、上述の第1および第2の方法の何れの方法を採るに
しても、MHEG5の知識が無い者には、MHEGアプ
リケーションを作成することができないという問題点が
あった。
は、上述の第1および第2の方法の何れの方法を採るに
しても、MHEG5の知識が無い者には、MHEGアプ
リケーションを作成することができないという問題点が
あった。
【0010】これは、例えば放送用のコンテンツのため
にMHEGを用いることを考えると、致命的な問題とな
る。すなわち、放送局あるいは番組制作を行う現場で
は、常時、MHEGの知識のあるエンジニアを確保して
おく必要があり、MHEGを用いることにより番組制作
のコストが上がってしまうという問題点があった。
にMHEGを用いることを考えると、致命的な問題とな
る。すなわち、放送局あるいは番組制作を行う現場で
は、常時、MHEGの知識のあるエンジニアを確保して
おく必要があり、MHEGを用いることにより番組制作
のコストが上がってしまうという問題点があった。
【0011】また、MHEGのスクリプトは、プログラ
ムであるため、番組毎に作成していると、それだけバグ
が発生する確率が高くなるという問題点があった。
ムであるため、番組毎に作成していると、それだけバグ
が発生する確率が高くなるという問題点があった。
【0012】さらに、内容がフォーマット化された番組
であって、番組毎に、例えばある画像ファイルの差し替
えのみを行うような場合でも、従来では、上述したテキ
ストエディタ110や、オーサリングツール114を用
いて変更する必要があった。そのため、変更の際に、関
係の無い部分までも変更されてしまう危険性があるとい
う問題点があった。
であって、番組毎に、例えばある画像ファイルの差し替
えのみを行うような場合でも、従来では、上述したテキ
ストエディタ110や、オーサリングツール114を用
いて変更する必要があった。そのため、変更の際に、関
係の無い部分までも変更されてしまう危険性があるとい
う問題点があった。
【0013】さらにまた、MHEGのスクリプトの作成
を、これらテキストエディタ110やオーサリングツー
ル114を用いて行うために、MHEGアプリケーショ
ンの作成を自動化できないという問題点があった。
を、これらテキストエディタ110やオーサリングツー
ル114を用いて行うために、MHEGアプリケーショ
ンの作成を自動化できないという問題点があった。
【0014】例えば、作成するMHEGアプリケーショ
ンとして、「天気予報」を考える。「天気予報」では、
周知のように、画面のレイアウトやGUI(Graphic Use
r Interface)は、毎番組で同一で、表示される画像やテ
キストのみが異なる。このような場合でも、従来では、
MHEGアプリケーションを自動的に生成することがで
きず、人間が上述したようなエディタ110やオーサリ
ングツール114を用いて、MHEGスクリプトを修正
しなければならなかった。
ンとして、「天気予報」を考える。「天気予報」では、
周知のように、画面のレイアウトやGUI(Graphic Use
r Interface)は、毎番組で同一で、表示される画像やテ
キストのみが異なる。このような場合でも、従来では、
MHEGアプリケーションを自動的に生成することがで
きず、人間が上述したようなエディタ110やオーサリ
ングツール114を用いて、MHEGスクリプトを修正
しなければならなかった。
【0015】したがって、この発明の目的は、MHEG
の知識が無くてもMHEGアプリケーションを制作する
ことができるような編集装置および方法を提供すること
にある。
の知識が無くてもMHEGアプリケーションを制作する
ことができるような編集装置および方法を提供すること
にある。
【0016】また、この発明の他の目的は、MHEGア
プリケーションを自動的に制作することができるような
編集装置および方法を提供することにある。
プリケーションを自動的に制作することができるような
編集装置および方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、スクリプトと、スクリプトに記述
されたオブジェクトに参照される参照情報とから構成さ
れ、スクリプトにより、オブジェクトの属性ならびに振
る舞いが規定されると共に、オブジェクトの時空間での
関係が記述されてなるアプリケーションを編集する編集
装置において、スクリプトを読み込むスクリプト読み込
み手段と、スクリプト読み込み手段によって読み込まれ
たスクリプトに記述されたオブジェクトが参照する参照
情報の変更を行うことで、オブジェクトを変更するオブ
ジェクト変更手段と、変更手段による参照情報の変更を
可能とするか不可とするかを、スクリプトに記述された
オブジェクトのそれぞれについて設定する設定手段とを
有し、スクリプトの記述は固定化されることを特徴とす
る編集装置である。
題を解決するために、スクリプトと、スクリプトに記述
されたオブジェクトに参照される参照情報とから構成さ
れ、スクリプトにより、オブジェクトの属性ならびに振
る舞いが規定されると共に、オブジェクトの時空間での
関係が記述されてなるアプリケーションを編集する編集
装置において、スクリプトを読み込むスクリプト読み込
み手段と、スクリプト読み込み手段によって読み込まれ
たスクリプトに記述されたオブジェクトが参照する参照
情報の変更を行うことで、オブジェクトを変更するオブ
ジェクト変更手段と、変更手段による参照情報の変更を
可能とするか不可とするかを、スクリプトに記述された
オブジェクトのそれぞれについて設定する設定手段とを
有し、スクリプトの記述は固定化されることを特徴とす
る編集装置である。
【0018】また、この発明は、スクリプトと、スクリ
プトに記述されたオブジェクトに参照される参照情報と
から構成され、スクリプトにより、オブジェクトの属性
ならびに振る舞いが規定されると共に、オブジェクトの
時空間での関係が記述されてなるアプリケーションを編
集する編集方法において、スクリプトを読み込むスクリ
プト読み込みのステップと、スクリプト読み込みのステ
ップによって読み込まれたスクリプトに記述されたオブ
ジェクトが参照する参照情報の変更を行うことで、オブ
ジェクトを変更するオブジェクト変更のステップと、変
更のステップによる参照情報の変更を可能とするか不可
とするかを、スクリプトに記述されたオブジェクトのそ
れぞれについて設定する設定のステップとを有し、スク
リプトの記述は固定化されることを特徴とする編集方法
である。
プトに記述されたオブジェクトに参照される参照情報と
から構成され、スクリプトにより、オブジェクトの属性
ならびに振る舞いが規定されると共に、オブジェクトの
時空間での関係が記述されてなるアプリケーションを編
集する編集方法において、スクリプトを読み込むスクリ
プト読み込みのステップと、スクリプト読み込みのステ
ップによって読み込まれたスクリプトに記述されたオブ
ジェクトが参照する参照情報の変更を行うことで、オブ
ジェクトを変更するオブジェクト変更のステップと、変
更のステップによる参照情報の変更を可能とするか不可
とするかを、スクリプトに記述されたオブジェクトのそ
れぞれについて設定する設定のステップとを有し、スク
リプトの記述は固定化されることを特徴とする編集方法
である。
【0019】上述したように、この発明は、読み込まれ
たスクリプトに記述されたオブジェクトが参照する参照
情報の変更を行うことでオブジェクトを変更するように
され、参照情報の変更を可能とするか不可とするかをス
クリプトに記述されたオブジェクトのそれぞれについて
設定すると共に、スクリプトの記述が固定化されるた
め、スクリプトに基づく複数の異なるアプリケーション
を、スクリプトを変更すること無しに作成することがで
きる。
たスクリプトに記述されたオブジェクトが参照する参照
情報の変更を行うことでオブジェクトを変更するように
され、参照情報の変更を可能とするか不可とするかをス
クリプトに記述されたオブジェクトのそれぞれについて
設定すると共に、スクリプトの記述が固定化されるた
め、スクリプトに基づく複数の異なるアプリケーション
を、スクリプトを変更すること無しに作成することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】先ず、発明の理解を容易とするた
めに、この発明に特に適合した符号化方式である、上述
したMHEG5について、概略的に説明する。上述もし
たように、MHEG5は、マルチメディアおよびハイパ
ーメディアの符号化方式の一つで、ISO/IEC J
TC/SC 29/WGにより標準化されている。な
お、マルチメディアは、複数の異なる表現メディアを一
つの伝達メディアで統合的に扱うことをいい、ハイパー
メディアは、相互に関連付けられたマルチメディア情報
であって、ユーザによる対話的な操作を含む。MHEG
5では、オブジェクト指向に基づく記述がなされ、イベ
ント駆動型のマルチメディアシナリオとされる。MHE
G5によれば、様々なオブジェクトの時空間における関
係情報(マルチメディア同期と称される)を記述するこ
とができる。
めに、この発明に特に適合した符号化方式である、上述
したMHEG5について、概略的に説明する。上述もし
たように、MHEG5は、マルチメディアおよびハイパ
ーメディアの符号化方式の一つで、ISO/IEC J
TC/SC 29/WGにより標準化されている。な
お、マルチメディアは、複数の異なる表現メディアを一
つの伝達メディアで統合的に扱うことをいい、ハイパー
メディアは、相互に関連付けられたマルチメディア情報
であって、ユーザによる対話的な操作を含む。MHEG
5では、オブジェクト指向に基づく記述がなされ、イベ
ント駆動型のマルチメディアシナリオとされる。MHE
G5によれば、様々なオブジェクトの時空間における関
係情報(マルチメディア同期と称される)を記述するこ
とができる。
【0021】MHEG5のユーザ側の端末装置であるS
TU(Set top Unit)の、一つの画面を構成するマルチメ
ディア情報は、シーンオブジェクトとして符号化されて
送られてくる。それぞれのシーンオブジェクトの中に
は、さらに、MHEGオブジェクトとして符号化された
テキスト、画像、MPEG(Moving Picture Experts Gr
oup)2ストリームなどが含まれ、それらの時空間的な配
置情報が記述される。それぞれのMHEGオブジェクト
は、ASN.1 DER形式で符号化されている。MH
EGオブジェクトの受信側では、この符号化されたMH
EGオブジェクトをMHEGオブジェクト復号器で復号
して、MHEGエンジンの内部表現に変換する。
TU(Set top Unit)の、一つの画面を構成するマルチメ
ディア情報は、シーンオブジェクトとして符号化されて
送られてくる。それぞれのシーンオブジェクトの中に
は、さらに、MHEGオブジェクトとして符号化された
テキスト、画像、MPEG(Moving Picture Experts Gr
oup)2ストリームなどが含まれ、それらの時空間的な配
置情報が記述される。それぞれのMHEGオブジェクト
は、ASN.1 DER形式で符号化されている。MH
EGオブジェクトの受信側では、この符号化されたMH
EGオブジェクトをMHEGオブジェクト復号器で復号
して、MHEGエンジンの内部表現に変換する。
【0022】MHEGエンジンは、MHEGで記述され
た内容を、例えばSTUのアプリケーションで実行でき
るように書き替えるような、アプリケーションに対して
共通な機能を実現する、仮想のモジュールである。MH
EGエンジンは、必要に応じて、オブジェクトに含まれ
ているコンテンツの復号を、外部の復号器に指示する。
例えばオブジェクトに画像オブジェクトが含まれていれ
ば、外部の復号器に、対応する画像データの復号を指示
する。また、MHEGエンジンは、オブジェクトの管理
や、オブジェクトから発生するイベント、ユーザから発
生するイベントを管理する。
た内容を、例えばSTUのアプリケーションで実行でき
るように書き替えるような、アプリケーションに対して
共通な機能を実現する、仮想のモジュールである。MH
EGエンジンは、必要に応じて、オブジェクトに含まれ
ているコンテンツの復号を、外部の復号器に指示する。
例えばオブジェクトに画像オブジェクトが含まれていれ
ば、外部の復号器に、対応する画像データの復号を指示
する。また、MHEGエンジンは、オブジェクトの管理
や、オブジェクトから発生するイベント、ユーザから発
生するイベントを管理する。
【0023】さらに、MHEGエンジンは、イベントに
よって各MHEGオブジェクトに対するメソッドの呼び
出しを制御し、描画や再生などを、プレゼンテーション
環境に指示する。イベントとメソッド呼び出しの結び付
きは、リンクオブジェクトに記述され、シーン中の一要
素としてSTUに送られてくる。
よって各MHEGオブジェクトに対するメソッドの呼び
出しを制御し、描画や再生などを、プレゼンテーション
環境に指示する。イベントとメソッド呼び出しの結び付
きは、リンクオブジェクトに記述され、シーン中の一要
素としてSTUに送られてくる。
【0024】MHEGオブジェクトのサーバからの読み
出しは、ディジタル蓄積メディアからMPEG1および
2による圧縮データを効率よく取り出すためのコマンド
と制御方法である、DSM−CC(Digital Storage Med
ia-Command and Control) を介してなされる。MHEG
オブジェクトをサーバから読み出す際に、複数のシーン
を順に読み出すことで、STUにおいて、一つのマルチ
メディアシナリオが実行される。
出しは、ディジタル蓄積メディアからMPEG1および
2による圧縮データを効率よく取り出すためのコマンド
と制御方法である、DSM−CC(Digital Storage Med
ia-Command and Control) を介してなされる。MHEG
オブジェクトをサーバから読み出す際に、複数のシーン
を順に読み出すことで、STUにおいて、一つのマルチ
メディアシナリオが実行される。
【0025】例えば、再生ボタンや巻き戻しボタンとい
った、MHEGオブジェクトに対する時間的な制御を行
うためのMHEGオブジェクトを用意する。STUに対
するユーザの所定の操作に基づきこれらのボタンが押さ
れると、押されたイベントから、例えばMPEGストリ
ームオブジェクトの再生や巻き戻しに相当するメソッド
が呼び出される。実際には、上述のDSM−CC U−
U(DSM-CC User to User Message) の該当するコマンド
が呼び出され、サーバに対して指示される。
った、MHEGオブジェクトに対する時間的な制御を行
うためのMHEGオブジェクトを用意する。STUに対
するユーザの所定の操作に基づきこれらのボタンが押さ
れると、押されたイベントから、例えばMPEGストリ
ームオブジェクトの再生や巻き戻しに相当するメソッド
が呼び出される。実際には、上述のDSM−CC U−
U(DSM-CC User to User Message) の該当するコマンド
が呼び出され、サーバに対して指示される。
【0026】このように、MHEG5は、マルチメディ
ア情報を、時空間的な関係を含めて記述することができ
る、国際的な標準規格である。MHEG5は、その記述
能力の高さや、プレゼンテーション機能の豊かさなどに
より、DAVIC(Digital Audio-Visual Council)に採
用されている。
ア情報を、時空間的な関係を含めて記述することができ
る、国際的な標準規格である。MHEG5は、その記述
能力の高さや、プレゼンテーション機能の豊かさなどに
より、DAVIC(Digital Audio-Visual Council)に採
用されている。
【0027】以下、この発明の実施の一形態について説
明する。この発明では、オブジェクトの記述がなされる
スクリプト、スクリプトに記述されたオブジェクトが参
照する外部参照ファイル、外部参照ファイルのうち変更
可能なファイルを示す変更可能情報ファイルからなる、
テンプレートを作成する。テンプレート中に含まれるス
クリプト、外部参照ファイルおよび変更可能情報ファイ
ルは、予め作成され、変更を不可とする。変更可能情報
ファイルに記される、変更可能な外部参照ファイルの内
容だけが変更可能とされる。
明する。この発明では、オブジェクトの記述がなされる
スクリプト、スクリプトに記述されたオブジェクトが参
照する外部参照ファイル、外部参照ファイルのうち変更
可能なファイルを示す変更可能情報ファイルからなる、
テンプレートを作成する。テンプレート中に含まれるス
クリプト、外部参照ファイルおよび変更可能情報ファイ
ルは、予め作成され、変更を不可とする。変更可能情報
ファイルに記される、変更可能な外部参照ファイルの内
容だけが変更可能とされる。
【0028】図1は、MHEG5に特に適合するよう
な、この実施の一形態によるテンプレートの一例を概略
的に示す。MHEGテンプレート1は、MHEGスクリ
プト10と、MHEGスクリプト10から参照される外
部参照ファイル11A、11B、11Cを含む。したが
って、MHEGテンプレート1は、それ自身でもMHE
Gアプリケーションとして動作可能である。さらに、M
HEGテンプレート1は、外部参照ファイル11A、1
1Bおよび11Cの変更の可否を示す変更可能情報ファ
イル12を有する。
な、この実施の一形態によるテンプレートの一例を概略
的に示す。MHEGテンプレート1は、MHEGスクリ
プト10と、MHEGスクリプト10から参照される外
部参照ファイル11A、11B、11Cを含む。したが
って、MHEGテンプレート1は、それ自身でもMHE
Gアプリケーションとして動作可能である。さらに、M
HEGテンプレート1は、外部参照ファイル11A、1
1Bおよび11Cの変更の可否を示す変更可能情報ファ
イル12を有する。
【0029】図1の例では、MHEGスクリプト10に
は、オブジェクト15A、15Bおよび15Cの3つの
オブジェクトが記述されている。オブジェクト15Aお
よび15Cは、画像オブジェクトであり、オブジェクト
15Bは、テキストオブジェクトである。勿論、MHE
Gスクリプト10に記述されるオブジェクトは、これら
に限られない。オブジェクト15A〜15Cは、MHE
Gスクリプト10の外部のファイルを参照する。オブジ
ェクト15Aおよび15Cは、それぞれ画像ファイルで
ある外部参照ファイル11Aおよび11Cを参照してい
る。また、オブジェクト15Bは、テキストファイルで
ある外部参照ファイル11Bを参照している。なお、図
1に示されるMHEGテンプレート1やMHEGスクリ
プト10の構成は、一例であって、この例に限定される
ものではない。
は、オブジェクト15A、15Bおよび15Cの3つの
オブジェクトが記述されている。オブジェクト15Aお
よび15Cは、画像オブジェクトであり、オブジェクト
15Bは、テキストオブジェクトである。勿論、MHE
Gスクリプト10に記述されるオブジェクトは、これら
に限られない。オブジェクト15A〜15Cは、MHE
Gスクリプト10の外部のファイルを参照する。オブジ
ェクト15Aおよび15Cは、それぞれ画像ファイルで
ある外部参照ファイル11Aおよび11Cを参照してい
る。また、オブジェクト15Bは、テキストファイルで
ある外部参照ファイル11Bを参照している。なお、図
1に示されるMHEGテンプレート1やMHEGスクリ
プト10の構成は、一例であって、この例に限定される
ものではない。
【0030】MHEGテンプレート1において、このよ
うな、オブジェクト15A〜15Cと外部参照ファイル
11A〜11Cとの関係は、固定的とする。例えば、オ
ブジェクト15A〜15Cにおける外部参照ファイル1
1A〜11Cの記述、すなわち、外部参照ファイル11
A、11Bおよび11Cのそれぞれのファイル名の記述
は、変更しない。
うな、オブジェクト15A〜15Cと外部参照ファイル
11A〜11Cとの関係は、固定的とする。例えば、オ
ブジェクト15A〜15Cにおける外部参照ファイル1
1A〜11Cの記述、すなわち、外部参照ファイル11
A、11Bおよび11Cのそれぞれのファイル名の記述
は、変更しない。
【0031】一方、外部参照ファイル11A〜11C
は、変更可能情報ファイル12の記述に基づき変更する
ことができる。この変更は、外部参照ファイル11A、
11Bおよび11Cを、変更対象とされたファイルにそ
れぞれ差し替えることで行われる。すなわち、変更対象
とされたファイルのファイル名を、外部参照ファイル1
1A〜11Cを指定する、MHEGスクリプト10にお
けるオブジェクト15A〜15Cに記述されるファイル
名に変更する。
は、変更可能情報ファイル12の記述に基づき変更する
ことができる。この変更は、外部参照ファイル11A、
11Bおよび11Cを、変更対象とされたファイルにそ
れぞれ差し替えることで行われる。すなわち、変更対象
とされたファイルのファイル名を、外部参照ファイル1
1A〜11Cを指定する、MHEGスクリプト10にお
けるオブジェクト15A〜15Cに記述されるファイル
名に変更する。
【0032】変更可能情報ファイル12の記述に基づく
外部参照ファイル11A〜11Cの変更について、より
具体的に説明する。一例として、「東京地方の天気予
報」の画面を表示するMHEGアプリケーションを作成
するMHEGテンプレート1を考える。「東京地方の天
気予報」の画面は、図示しないが、「天気予報」のロゴ
画像、「東京地方」の天気を表す画像および「東京地
方」の天気を表すテキストの、3つのオブジェクトを含
む。MHEGスクリプト10では、ロゴ画像はファイル
名が「Logo.bmp」、「東京地方」の天気を表す
画像はファイル名が「Tokyo.bmp」、テキスト
はファイル名が「Tokyo.txt」として記述され
ている。
外部参照ファイル11A〜11Cの変更について、より
具体的に説明する。一例として、「東京地方の天気予
報」の画面を表示するMHEGアプリケーションを作成
するMHEGテンプレート1を考える。「東京地方の天
気予報」の画面は、図示しないが、「天気予報」のロゴ
画像、「東京地方」の天気を表す画像および「東京地
方」の天気を表すテキストの、3つのオブジェクトを含
む。MHEGスクリプト10では、ロゴ画像はファイル
名が「Logo.bmp」、「東京地方」の天気を表す
画像はファイル名が「Tokyo.bmp」、テキスト
はファイル名が「Tokyo.txt」として記述され
ている。
【0033】天気を表す画像およびテキストは、天気予
報で予報される内容に応じて変更される。一方、天気予
報のロゴ画像は、固定的である。したがって、変更可能
情報ファイル12には、それぞれ対応する外部参照ファ
イル11Aおよび11Cが変更可能で、外部参照ファイ
ル11Bが変更不可と記述されている。この記述に基づ
き、例えば、天気予報が「雨」を予報していれば、
「雨」の予報を表す画像ファイル15Aのファイル名
「Rain.bmp」がMHEGスクリプト10に画像
オブジェクト15Aとして記述される「Tokyo.b
mp」に変更され、画像ファイルの差し替えが行われ
る。すなわち、「Tokyo.bmp」の参照する実体
が「Rain.bmp」に差し替えられる。
報で予報される内容に応じて変更される。一方、天気予
報のロゴ画像は、固定的である。したがって、変更可能
情報ファイル12には、それぞれ対応する外部参照ファ
イル11Aおよび11Cが変更可能で、外部参照ファイ
ル11Bが変更不可と記述されている。この記述に基づ
き、例えば、天気予報が「雨」を予報していれば、
「雨」の予報を表す画像ファイル15Aのファイル名
「Rain.bmp」がMHEGスクリプト10に画像
オブジェクト15Aとして記述される「Tokyo.b
mp」に変更され、画像ファイルの差し替えが行われ
る。すなわち、「Tokyo.bmp」の参照する実体
が「Rain.bmp」に差し替えられる。
【0034】テキストについても同様に差し替えが行わ
れる。すなわち、「雨」の予報を表すテキストファイル
15Bのファイル名「Rain.txt」がMHEGス
クリプト10にテキストオブジェクト15Bとして記述
される「Tokyo.txt」に変更され、テキストフ
ァイルの差し替えが行われる。
れる。すなわち、「雨」の予報を表すテキストファイル
15Bのファイル名「Rain.txt」がMHEGス
クリプト10にテキストオブジェクト15Bとして記述
される「Tokyo.txt」に変更され、テキストフ
ァイルの差し替えが行われる。
【0035】なお、上述のようなファイル名の変更は、
後述する手順に従い、例えばユーザによって行われる。
後述する手順に従い、例えばユーザによって行われる。
【0036】上述のファイルの差し替えにおいて、MH
EGスクリプト10が外部参照しているファイル名を、
例えば「Tokyo.bmp」から「Rain.bm
p」に変更することも考えられる。しかし、この場合に
は、MHEGスクリプト10を直接的に編集する必要が
あるため、何らかのバグが発生する危険性が伴う。その
ため、この発明においては、MHEGスクリプト10に
は変更を加えずに、実際に用いるファイルのファイル名
を、外部参照ファイル11A〜11Cのファイル名へと
変更することで、オブジェクトの変更を行っている。
EGスクリプト10が外部参照しているファイル名を、
例えば「Tokyo.bmp」から「Rain.bm
p」に変更することも考えられる。しかし、この場合に
は、MHEGスクリプト10を直接的に編集する必要が
あるため、何らかのバグが発生する危険性が伴う。その
ため、この発明においては、MHEGスクリプト10に
は変更を加えずに、実際に用いるファイルのファイル名
を、外部参照ファイル11A〜11Cのファイル名へと
変更することで、オブジェクトの変更を行っている。
【0037】この実施の一形態では、MHEGテンプレ
ート1に対して、上述したMHEGスクリプト10、外
部参照ファイル11A〜11Cおよび変更可能情報ファ
イル12の他に、サムネイル画像13および検索用キー
ワード14が構成に加えられる。サムネイル画像13
は、このMHEGテンプレート1によって作成されたM
HEGスクリプト10に基づく表示画像のサンプルであ
り、例えば縮小表示された表示画像が表示される。ま
た、検索用キーワード14は、このMHEGテンプレー
ト1によって作成されたMHEGスクリプト10を検索
するために設定されたキーワードである。
ート1に対して、上述したMHEGスクリプト10、外
部参照ファイル11A〜11Cおよび変更可能情報ファ
イル12の他に、サムネイル画像13および検索用キー
ワード14が構成に加えられる。サムネイル画像13
は、このMHEGテンプレート1によって作成されたM
HEGスクリプト10に基づく表示画像のサンプルであ
り、例えば縮小表示された表示画像が表示される。ま
た、検索用キーワード14は、このMHEGテンプレー
ト1によって作成されたMHEGスクリプト10を検索
するために設定されたキーワードである。
【0038】上述したように、この発明によるMHEG
テンプレート1は、同じ表示パターンや機能を持ったM
HEGアプリケーションでも、放送する時点で変更が生
じる部分(ファイル)に関しては、MHEGスクリプト
10を作成し直すことなく差し替えを可能とする。この
ファイルの差し替えは、MHEGスクリプト10が参照
する外部参照ファイルに対してのみ行うので、MHEG
スクリプト10において、外部参照ファイルを参照する
記述にしておくことで、その部分を変更可能とすること
ができる。
テンプレート1は、同じ表示パターンや機能を持ったM
HEGアプリケーションでも、放送する時点で変更が生
じる部分(ファイル)に関しては、MHEGスクリプト
10を作成し直すことなく差し替えを可能とする。この
ファイルの差し替えは、MHEGスクリプト10が参照
する外部参照ファイルに対してのみ行うので、MHEG
スクリプト10において、外部参照ファイルを参照する
記述にしておくことで、その部分を変更可能とすること
ができる。
【0039】この実施の一形態によれば、MHEGスク
リプト10において、画像やテキストなどのオブジェク
ト以外にも、例えば変数を差し替えることができる。上
述の「天気予報」のMHEGアプリケーションの例でい
うと、例えば、その日が例年より気温が高い日なのか低
い日なのかを、その日の予想最高気温を変数として与え
て、表示することができる。
リプト10において、画像やテキストなどのオブジェク
ト以外にも、例えば変数を差し替えることができる。上
述の「天気予報」のMHEGアプリケーションの例でい
うと、例えば、その日が例年より気温が高い日なのか低
い日なのかを、その日の予想最高気温を変数として与え
て、表示することができる。
【0040】MHEG5は、変数を外部参照ファイルと
することができない仕様になっている。そこで、変数を
テキストオブジェクトとしてMHEGスクリプト10に
取り込み、そのテキストをMHEGの文字列変数に代入
し、その文字列変数をさらにMHEGの整数変数に代入
する。この3段階の手順で、MHEGスクリプト10自
体を編集することなく、MHEGスクリプトの変数を差
し替えることが可能となる。
することができない仕様になっている。そこで、変数を
テキストオブジェクトとしてMHEGスクリプト10に
取り込み、そのテキストをMHEGの文字列変数に代入
し、その文字列変数をさらにMHEGの整数変数に代入
する。この3段階の手順で、MHEGスクリプト10自
体を編集することなく、MHEGスクリプトの変数を差
し替えることが可能となる。
【0041】図2は、この3段階の手順によるMHEG
スクリプト10への記述の、より具体的な例を示す。図
中、2本のスラッシュ記号(//)の後ろの記述は、対応
する部分のコメントである。前半部分の記述によって、
必要な定義がなされる。そして、記述20によって、M
HEGスクリプト10のテキストオブジェクトに、変数
がテキストデータとして記述されたテキストファイル
(Tokyo_max_temp.txt)を読み込む
ことが記述される。次の記述21に、読み込まれたテキ
ストファイルの内容を文字列変数(OctedStringVariable
Object)に代入することが記述される。そして記述22
によって、この文字列変数の内容を、整数変数(Integer
Variable Object)に代入することが記述される。
スクリプト10への記述の、より具体的な例を示す。図
中、2本のスラッシュ記号(//)の後ろの記述は、対応
する部分のコメントである。前半部分の記述によって、
必要な定義がなされる。そして、記述20によって、M
HEGスクリプト10のテキストオブジェクトに、変数
がテキストデータとして記述されたテキストファイル
(Tokyo_max_temp.txt)を読み込む
ことが記述される。次の記述21に、読み込まれたテキ
ストファイルの内容を文字列変数(OctedStringVariable
Object)に代入することが記述される。そして記述22
によって、この文字列変数の内容を、整数変数(Integer
Variable Object)に代入することが記述される。
【0042】次に、上述したMHEGテンプレート1を
作成するための、この実施の一形態による構成の例につ
いて説明する。この実施の一形態では、上述した、MH
EGテンプレート1における外部参照ファイルの差し替
え作業を、以下に説明する、(1) テンプレートエディ
タ、(2) テンプレートコンバータ、(3) コンテンツフォ
ーマッタの3つの専用ソフトウェアで行う。これによ
り、MHEGアプリケーションの作成を、より確実、且
つ、容易に行うことができる。
作成するための、この実施の一形態による構成の例につ
いて説明する。この実施の一形態では、上述した、MH
EGテンプレート1における外部参照ファイルの差し替
え作業を、以下に説明する、(1) テンプレートエディ
タ、(2) テンプレートコンバータ、(3) コンテンツフォ
ーマッタの3つの専用ソフトウェアで行う。これによ
り、MHEGアプリケーションの作成を、より確実、且
つ、容易に行うことができる。
【0043】先ず、(1) のテンプレートエディタについ
て説明する。テンプレートエディタによって、作成済み
のMHEGアプリケーションからMHEGテンプレート
1を作成することができる。より具体的には、ユーザ
は、テンプレートエディタによって、MHEGアプリケ
ーションで用いられる外部参照ファイルのうち、どのフ
ァイルを変更可能とするかを選択する。選択結果に基づ
き、テンプレートエディタによって変更可能情報ファイ
ル12が作成される。
て説明する。テンプレートエディタによって、作成済み
のMHEGアプリケーションからMHEGテンプレート
1を作成することができる。より具体的には、ユーザ
は、テンプレートエディタによって、MHEGアプリケ
ーションで用いられる外部参照ファイルのうち、どのフ
ァイルを変更可能とするかを選択する。選択結果に基づ
き、テンプレートエディタによって変更可能情報ファイ
ル12が作成される。
【0044】テンプレートエディタは、コンピュータの
ソフトウェアとして、例えばパーソナルコンピュータ上
で動作する。図3は、コンピュータのディスプレイに対
するテンプレートエディタの表示30の一例を示す。こ
の表示30をGUI(Graphical User Interface)とし
て、ユーザによるテンプレートエディタ30の各種操作
が行われる。
ソフトウェアとして、例えばパーソナルコンピュータ上
で動作する。図3は、コンピュータのディスプレイに対
するテンプレートエディタの表示30の一例を示す。こ
の表示30をGUI(Graphical User Interface)とし
て、ユーザによるテンプレートエディタ30の各種操作
が行われる。
【0045】以下では、この「コンピュータのディスプ
レイに対するテンプレートエディタの表示30」という
表現を、「テンプレートエディタ30」と記述する。他
の類似の表現も同様の記述とする。
レイに対するテンプレートエディタの表示30」という
表現を、「テンプレートエディタ30」と記述する。他
の類似の表現も同様の記述とする。
【0046】なお、このテンプレートエディタ30や後
述するテンプレートコンバータ40、コンテンツフォー
マッタ50は、一般的な構成のコンピュータ上で動作可
能なものである。一般的な構成のコンピュータについて
は、周知であるため、ここでの説明を省略する。テンプ
レートエディタ30や後述するテンプレートコンバータ
40、コンテンツフォーマッタ50は、表示に基づく、
ユーザのマウスなどのポインティングデバイスやキーボ
ードの操作により、各種機能を実現することができる。
述するテンプレートコンバータ40、コンテンツフォー
マッタ50は、一般的な構成のコンピュータ上で動作可
能なものである。一般的な構成のコンピュータについて
は、周知であるため、ここでの説明を省略する。テンプ
レートエディタ30や後述するテンプレートコンバータ
40、コンテンツフォーマッタ50は、表示に基づく、
ユーザのマウスなどのポインティングデバイスやキーボ
ードの操作により、各種機能を実現することができる。
【0047】図3の例において、テンプレートエディタ
30の上部には、テンプレートエディタ30に対する各
種操作を行うためのメニューバー31と、メニューバー
31中の代表的な機能がボタン操作できるようにされた
ツールバー32とが配置される。例えば、メニューバー
31の「ファイル」を操作することで、作成済みのMH
EGアプリケーションやMHEGテンプレート1を読み
込むことができる。例えば、MHEGアプリケーション
の読み込みを指示することで、当該MHEGアプリケー
ションが記述されたMHEGスクリプト10が読み込ま
れる。
30の上部には、テンプレートエディタ30に対する各
種操作を行うためのメニューバー31と、メニューバー
31中の代表的な機能がボタン操作できるようにされた
ツールバー32とが配置される。例えば、メニューバー
31の「ファイル」を操作することで、作成済みのMH
EGアプリケーションやMHEGテンプレート1を読み
込むことができる。例えば、MHEGアプリケーション
の読み込みを指示することで、当該MHEGアプリケー
ションが記述されたMHEGスクリプト10が読み込ま
れる。
【0048】一方、テンプレートパラメータ部33に
は、リストボックス34および35が配置される。リス
トボックス34は、変更すなわち差し替えが禁止される
外部参照ファイルのファイル名が一覧表示され、リスト
ボックス35は、変更が可能とされた外部参照ファイル
のファイル名が一覧表示される。
は、リストボックス34および35が配置される。リス
トボックス34は、変更すなわち差し替えが禁止される
外部参照ファイルのファイル名が一覧表示され、リスト
ボックス35は、変更が可能とされた外部参照ファイル
のファイル名が一覧表示される。
【0049】最初にMHEGアプリケーションのMHE
Gスクリプトが読み込まれると、読み込まれたMHEG
スクリプト10に基づき当該MHEGアプリケーション
に用いられる外部参照ファイルの記述が抜き出される。
そして、リストボックス34に、抜き出された外部参照
ファイル名が一覧表示される。
Gスクリプトが読み込まれると、読み込まれたMHEG
スクリプト10に基づき当該MHEGアプリケーション
に用いられる外部参照ファイルの記述が抜き出される。
そして、リストボックス34に、抜き出された外部参照
ファイル名が一覧表示される。
【0050】リストボックス35は、変更可能とする外
部参照ファイルが表示される。リストボックス34に一
覧表示された外部参照ファイルのうち、変更可能とした
いファイル名を、例えばマウスなどのポインティングデ
バイスを用いて指定することでそのファイルを選択す
る。リストボックス34でファイルが選択された状態で
追加ボタン36を操作すると、これら選択されたファイ
ル名がリストボックス35に一覧で表示される。リスト
ボックス35に表示されたファイル名の外部参照ファイ
ルは、変更可能ファイルとして登録される。
部参照ファイルが表示される。リストボックス34に一
覧表示された外部参照ファイルのうち、変更可能とした
いファイル名を、例えばマウスなどのポインティングデ
バイスを用いて指定することでそのファイルを選択す
る。リストボックス34でファイルが選択された状態で
追加ボタン36を操作すると、これら選択されたファイ
ル名がリストボックス35に一覧で表示される。リスト
ボックス35に表示されたファイル名の外部参照ファイ
ルは、変更可能ファイルとして登録される。
【0051】リストボックス34で選択され、リストボ
ックス35に表示され外部参照ファイルとして登録され
たファイル名は、リストボックス34から消去すると、
操作の結果が一目瞭然となるので、好適である。これに
限らず、リストボックス35に表示されたファイル名を
リストボックス34から消去しなくても良い。
ックス35に表示され外部参照ファイルとして登録され
たファイル名は、リストボックス34から消去すると、
操作の結果が一目瞭然となるので、好適である。これに
限らず、リストボックス35に表示されたファイル名を
リストボックス34から消去しなくても良い。
【0052】リストボックス35に表示されたファイル
名の外部参照ファイルに対して、さらに、それぞれのフ
ァイルの変更モードが設定される。変更モードは、「必
須」および「オプション」のうち何れかが設定される。
「必須」と設定された外部参照ファイルは、このテンプ
レートに基づきMHEGアプリケーションを作成する際
には、必ず変更される。「オプション」と設定された外
部参照ファイルは、例えば所定の条件の下に、上述の
「必須」と設定された外部部参照ファイルよりも少ない
頻度で変更される。
名の外部参照ファイルに対して、さらに、それぞれのフ
ァイルの変更モードが設定される。変更モードは、「必
須」および「オプション」のうち何れかが設定される。
「必須」と設定された外部参照ファイルは、このテンプ
レートに基づきMHEGアプリケーションを作成する際
には、必ず変更される。「オプション」と設定された外
部参照ファイルは、例えば所定の条件の下に、上述の
「必須」と設定された外部部参照ファイルよりも少ない
頻度で変更される。
【0053】例えば、上述した「天気予報」の例では、
毎日の天気を表す画像およびテキストファイル(「To
kyo.bmp」、「Tokyo.txt」など)や、
その日の最高気温を表示するためのテキストファイルが
「必須」と設定される。一方、「天気予報」画面の背景
画面などのように、例えば季節毎に変更されるような外
部参照ファイルは、「オプション」に設定される。な
お、「必須」と設定された外部参照ファイルでも、連続
して同一のファイルを使用することは、可能である。
毎日の天気を表す画像およびテキストファイル(「To
kyo.bmp」、「Tokyo.txt」など)や、
その日の最高気温を表示するためのテキストファイルが
「必須」と設定される。一方、「天気予報」画面の背景
画面などのように、例えば季節毎に変更されるような外
部参照ファイルは、「オプション」に設定される。な
お、「必須」と設定された外部参照ファイルでも、連続
して同一のファイルを使用することは、可能である。
【0054】一方、リストボックス35に表示されてい
ない外部参照ファイルは、変更が不可とされる。例え
ば、番組のロゴ画像(上述の「Logo.bmp」)の
ように、変更することが許されない外部参照ファイル
は、リストボックス34において選択しないことで、変
更不可のファイルに設定することができる。
ない外部参照ファイルは、変更が不可とされる。例え
ば、番組のロゴ画像(上述の「Logo.bmp」)の
ように、変更することが許されない外部参照ファイル
は、リストボックス34において選択しないことで、変
更不可のファイルに設定することができる。
【0055】リストボックス35に一旦ファイル名が表
示された外部参照ファイルは、リストボックス35で再
び選択し、削除ボタン37を操作することで、リストボ
ックス35から表示を削除することができる。リストボ
ックス35から表示を削除されたファイルは、再び変更
不可に設定される。
示された外部参照ファイルは、リストボックス35で再
び選択し、削除ボタン37を操作することで、リストボ
ックス35から表示を削除することができる。リストボ
ックス35から表示を削除されたファイルは、再び変更
不可に設定される。
【0056】図4は、このテンプレートエディタ30で
作成された変更可能情報ファイル12の内容の一例を示
す。この例では、「必須」あるいは「オプション」と設
定され、変更可能とされた外部参照ファイル名と変更モ
ードとが関連付けられている。変更が不可と設定された
外部参照ファイルのファイル名は、変更可能情報ファイ
ル12には記述されない。
作成された変更可能情報ファイル12の内容の一例を示
す。この例では、「必須」あるいは「オプション」と設
定され、変更可能とされた外部参照ファイル名と変更モ
ードとが関連付けられている。変更が不可と設定された
外部参照ファイルのファイル名は、変更可能情報ファイ
ル12には記述されない。
【0057】なお、上述のテンプレートエディタ30に
おいて、サムネイル表示部38は、このテンプレートエ
ディタ30で作成可能なMHEGアプリケーションのシ
ーンが表示される。例えば、予め作成された1乃至複数
のMHEGテンプレート1がコンピュータの記憶媒体に
記憶される。さらに、これら1乃至複数のMHEGテン
プレート1のそれぞれによる表示イメージ画像が記憶媒
体に記憶される。
おいて、サムネイル表示部38は、このテンプレートエ
ディタ30で作成可能なMHEGアプリケーションのシ
ーンが表示される。例えば、予め作成された1乃至複数
のMHEGテンプレート1がコンピュータの記憶媒体に
記憶される。さらに、これら1乃至複数のMHEGテン
プレート1のそれぞれによる表示イメージ画像が記憶媒
体に記憶される。
【0058】例えばメニューバー31の「サムネイル」
を操作することによって、サムネイル表示部38へのサ
ムネイル画像の表示が指示される。サムネイル表示部3
8には、1乃至複数のMHEGテンプレート1による表
示イメージ画像が例えば所定の縮小率で縮小されて表示
される、サムネイル表示がなされる。表示は、1乃至複
数のイメージ画像を一覧で行ってもよいし、ページを捲
る形式で行ってもよい。また、このテンプレートエディ
タ30で作成されたMHEGアプリケーションのシーン
のイメージ画像を、サムネイル画像として用いることも
可能である。
を操作することによって、サムネイル表示部38へのサ
ムネイル画像の表示が指示される。サムネイル表示部3
8には、1乃至複数のMHEGテンプレート1による表
示イメージ画像が例えば所定の縮小率で縮小されて表示
される、サムネイル表示がなされる。表示は、1乃至複
数のイメージ画像を一覧で行ってもよいし、ページを捲
る形式で行ってもよい。また、このテンプレートエディ
タ30で作成されたMHEGアプリケーションのシーン
のイメージ画像を、サムネイル画像として用いることも
可能である。
【0059】ユーザは、例えば、このサムネイル表示部
38に表示された画像イメージを選択することで、対応
するMHEGテンプレート1をテンプレートエディタ3
0に読み込み、編集することができる。
38に表示された画像イメージを選択することで、対応
するMHEGテンプレート1をテンプレートエディタ3
0に読み込み、編集することができる。
【0060】さらに、図3には示されていないが、テン
プレートエディタ30で作成されたMHEGテンプレー
ト1に対して、所定のキーワードを設定することが可能
である。例えば、メニューバー31やツールバー32の
所定の操作を行うことで表示されるキーワード登録画面
から、キーワードの登録を行うことができる。作成され
たMHEGテンプレート1に対してキーワードを設定す
ることで、ユーザは、後に、作成され記憶媒体に保存さ
れた多数のMHEGテンプレート1の中から、所望のも
のを迅速に選択することができる。
プレートエディタ30で作成されたMHEGテンプレー
ト1に対して、所定のキーワードを設定することが可能
である。例えば、メニューバー31やツールバー32の
所定の操作を行うことで表示されるキーワード登録画面
から、キーワードの登録を行うことができる。作成され
たMHEGテンプレート1に対してキーワードを設定す
ることで、ユーザは、後に、作成され記憶媒体に保存さ
れた多数のMHEGテンプレート1の中から、所望のも
のを迅速に選択することができる。
【0061】次に、(2) のテンプレートコンバータにつ
いて説明する。テンプレートコンバータは、上述したテ
ンプレートエディタ30で作成されたMHEGテンプレ
ート1の外部参照ファイルを差し替える。図5は、テン
プレートコンバータ40の一例を示す。テンプレートコ
ンバータ40の上部には、メニューバー41とツールバ
ー42とが配置される。
いて説明する。テンプレートコンバータは、上述したテ
ンプレートエディタ30で作成されたMHEGテンプレ
ート1の外部参照ファイルを差し替える。図5は、テン
プレートコンバータ40の一例を示す。テンプレートコ
ンバータ40の上部には、メニューバー41とツールバ
ー42とが配置される。
【0062】例えばメニューバー41の「ファイル」を
操作して、MHEGテンプレート1を読み込む。それと
共に、読み込まれたMHEGテンプレート1に対応した
変更可能情報ファイル12が読み込まれる。読み込まれ
た変更可能情報ファイル12に基づき、リストボックス
43に、変更すなわち差し替えが可能な外部参照ファイ
ルが一覧表示される。外部参照ファイルがリストの各行
毎に表示される。「パラメータファイル」の項目に、外
部参照ファイルのファイル名が表示される。各行の先頭
の「必須」の項目は、変更可能情報ファイル12で変更
モードが「必須」と設定された外部参照ファイルについ
てチェックされた状態とされ、その旨示される。
操作して、MHEGテンプレート1を読み込む。それと
共に、読み込まれたMHEGテンプレート1に対応した
変更可能情報ファイル12が読み込まれる。読み込まれ
た変更可能情報ファイル12に基づき、リストボックス
43に、変更すなわち差し替えが可能な外部参照ファイ
ルが一覧表示される。外部参照ファイルがリストの各行
毎に表示される。「パラメータファイル」の項目に、外
部参照ファイルのファイル名が表示される。各行の先頭
の「必須」の項目は、変更可能情報ファイル12で変更
モードが「必須」と設定された外部参照ファイルについ
てチェックされた状態とされ、その旨示される。
【0063】リストボックス43において、「パラメー
タファイル」の項目に示された外部参照ファイルに対し
て差し替えるファイル名が「使用データ」の項目に入力
される。所望の「パラメータファイル」の項目に対応す
る「使用データ」の項目に、例えばキーボードによりフ
ァイル名を直接的に入力することができる。また、入力
箇所を指定し、「参照」ボタン44を操作することによ
って、既に記憶媒体に記憶されているファイル名を探索
し、入力することができる。
タファイル」の項目に示された外部参照ファイルに対し
て差し替えるファイル名が「使用データ」の項目に入力
される。所望の「パラメータファイル」の項目に対応す
る「使用データ」の項目に、例えばキーボードによりフ
ァイル名を直接的に入力することができる。また、入力
箇所を指定し、「参照」ボタン44を操作することによ
って、既に記憶媒体に記憶されているファイル名を探索
し、入力することができる。
【0064】なお、ファイル名を入力した際、あるい
は、上述したように「参照」ボタン44でファイルを参
照した際には、イメージ表示部45に対して指定された
ファイルの表示イメージを表示するようにすると、より
好ましい。これに限らず、イメージ表示部45には、入
力可能なファイルのイメージをサムネイル表示し、この
表示に基づき「使用データ」の項目に入力するファイル
を選択するようにしてもよい。
は、上述したように「参照」ボタン44でファイルを参
照した際には、イメージ表示部45に対して指定された
ファイルの表示イメージを表示するようにすると、より
好ましい。これに限らず、イメージ表示部45には、入
力可能なファイルのイメージをサムネイル表示し、この
表示に基づき「使用データ」の項目に入力するファイル
を選択するようにしてもよい。
【0065】上述では、外部参照ファイルに対して差し
替えを行う「使用ファイル」を、ユーザが一つずつ入力
するように説明したが、予め外部参照ファイルと差し替
えを行う使用ファイルとの対応関係を記述したファイル
を用いることができる。図6は、このような対応関係を
記述するファイルCOFFの一例を示す。ファイルCO
FFには、MHEGテンプレート1で定義される外部参
照ファイルと、その外部参照ファイルに対して差し替え
られる使用データとが対応付けられて記述される。
替えを行う「使用ファイル」を、ユーザが一つずつ入力
するように説明したが、予め外部参照ファイルと差し替
えを行う使用ファイルとの対応関係を記述したファイル
を用いることができる。図6は、このような対応関係を
記述するファイルCOFFの一例を示す。ファイルCO
FFには、MHEGテンプレート1で定義される外部参
照ファイルと、その外部参照ファイルに対して差し替え
られる使用データとが対応付けられて記述される。
【0066】テンプレートコンバータ40にこのファイ
ルCOFFが読み込まれると、リストボックス43の項
目「パラメータファイル」および項目「使用データ」に
対して、ファイルCOFFの対応する内容がそれぞれ自
動的に埋められる。ファイルCOFFを使用すること
で、ユーザが一つ一つファイルを選択ならびに入力する
必要が無くなり、より確実な処理を行えると共に、コン
バートの自動化が可能になる。
ルCOFFが読み込まれると、リストボックス43の項
目「パラメータファイル」および項目「使用データ」に
対して、ファイルCOFFの対応する内容がそれぞれ自
動的に埋められる。ファイルCOFFを使用すること
で、ユーザが一つ一つファイルを選択ならびに入力する
必要が無くなり、より確実な処理を行えると共に、コン
バートの自動化が可能になる。
【0067】次に、(3) のコンテンツフォーマッタにつ
いて説明する。上述したように、テンプレートコンバー
タ40による処理を行った後のMHEGアプリケーショ
ンは、MHEGスクリプト10の本体と、外部参照ファ
イルとで構成されている。MHEGスクリプト10にお
いて変更可能とされた部分は、全て外部参照ファイルと
して、MHEGスクリプト10本体とは分離している。
そのため、1シーンのMHEGアプリケーションが必要
とするファイル数が膨大となってしまう可能性がある。
いて説明する。上述したように、テンプレートコンバー
タ40による処理を行った後のMHEGアプリケーショ
ンは、MHEGスクリプト10の本体と、外部参照ファ
イルとで構成されている。MHEGスクリプト10にお
いて変更可能とされた部分は、全て外部参照ファイルと
して、MHEGスクリプト10本体とは分離している。
そのため、1シーンのMHEGアプリケーションが必要
とするファイル数が膨大となってしまう可能性がある。
【0068】例えば、上述の「天気予報」の例で、日本
全国の48都道府県の、画像データによる天気マーク
と、テキストデータによる気温情報を番組毎に変更する
ためには、96個のファイルが必要となる。これら多数
のファイルは、放送され、受信機で受信され管理され
る。しかしながら、受信機側では、このような多数のフ
ァイルの管理は困難であると共に、処理に負担がかかっ
てしまう。
全国の48都道府県の、画像データによる天気マーク
と、テキストデータによる気温情報を番組毎に変更する
ためには、96個のファイルが必要となる。これら多数
のファイルは、放送され、受信機で受信され管理され
る。しかしながら、受信機側では、このような多数のフ
ァイルの管理は困難であると共に、処理に負担がかかっ
てしまう。
【0069】一方、MHEGに規定されている「Inc
ludedContent」という記述を用いると、M
HEGスクリプト10の中に、MHEGスクリプト10
で使用するデータを直接的に埋め込んでしまうことが可
能になる。コンテンツフォーマッタは、この「Incl
udedContent」を用いて、テンプレートコン
バータでの処理を終えた後の外部参照ファイルを、MH
EGスクリプト10に埋め込む。以下、「Includ
edContent」を用いてMHEGスクリプト10
に外部参照ファイルを埋め込むことを、インクルード処
理と称する。
ludedContent」という記述を用いると、M
HEGスクリプト10の中に、MHEGスクリプト10
で使用するデータを直接的に埋め込んでしまうことが可
能になる。コンテンツフォーマッタは、この「Incl
udedContent」を用いて、テンプレートコン
バータでの処理を終えた後の外部参照ファイルを、MH
EGスクリプト10に埋め込む。以下、「Includ
edContent」を用いてMHEGスクリプト10
に外部参照ファイルを埋め込むことを、インクルード処
理と称する。
【0070】図7は、このインクルード処理を概略的に
示す。図7Aに示されるように、インクルード処理前
は、MHEGスクリプト50に対して、画像オブジェク
ト55Aおよびテキストオブジェクト55Bの記述があ
るだけである。それぞれのオブジェクトの実体は、外部
参照ファイル51Aおよび51Bとして、MHEGスク
リプト50とは分離されている。インクルード処理によ
って、MHEGスクリプト50に対して外部参照ファイ
ル51Aおよび51Bを埋め込むと、図7Bに示される
ように、MHEGスクリプト50中のオブジェクトの記
述が実体的なデータファイルの記述に置き替えられたM
HEGスクリプト50’とされる。インクルード処理を
行うことにより、外部参照ファイルの数を減らすことが
できる。
示す。図7Aに示されるように、インクルード処理前
は、MHEGスクリプト50に対して、画像オブジェク
ト55Aおよびテキストオブジェクト55Bの記述があ
るだけである。それぞれのオブジェクトの実体は、外部
参照ファイル51Aおよび51Bとして、MHEGスク
リプト50とは分離されている。インクルード処理によ
って、MHEGスクリプト50に対して外部参照ファイ
ル51Aおよび51Bを埋め込むと、図7Bに示される
ように、MHEGスクリプト50中のオブジェクトの記
述が実体的なデータファイルの記述に置き替えられたM
HEGスクリプト50’とされる。インクルード処理を
行うことにより、外部参照ファイルの数を減らすことが
できる。
【0071】図8は、インクルード処理のより具体的な
例を示す。図8Aは、インクルード処理前のテキストオ
ブジェクト55Bの例である。オブジェクト55Bとし
て、外部参照ファイル51Bのファイル名「Fine.
txt」が記述されている。図8Bは、インクルード処
理後のテキストオブジェクト55B’の例である。オブ
ジェクト55Bの記述がファイル名「Fine.tx
t」の外部参照ファイル51Bの内容51B’(「晴
れ」)に置き替わり、外部参照ファイル51Bがオブジ
ェクト55Bとして、MHEGスクリプト50に埋め込
まれている。
例を示す。図8Aは、インクルード処理前のテキストオ
ブジェクト55Bの例である。オブジェクト55Bとし
て、外部参照ファイル51Bのファイル名「Fine.
txt」が記述されている。図8Bは、インクルード処
理後のテキストオブジェクト55B’の例である。オブ
ジェクト55Bの記述がファイル名「Fine.tx
t」の外部参照ファイル51Bの内容51B’(「晴
れ」)に置き替わり、外部参照ファイル51Bがオブジ
ェクト55Bとして、MHEGスクリプト50に埋め込
まれている。
【0072】なお、図示しないが、上述のオブジェクト
55Aのように、外部参照ファイル51Aの内容が画像
データの場合には、例えば、画像データの実体であるバ
イナリデータが直接的に、オブジェクトとしてMHEG
スクリプト50中に埋め込まれる。
55Aのように、外部参照ファイル51Aの内容が画像
データの場合には、例えば、画像データの実体であるバ
イナリデータが直接的に、オブジェクトとしてMHEG
スクリプト50中に埋め込まれる。
【0073】次に、上述したテンプレートエディタ3
0、テンプレートコンバータ40およびコンテンツフォ
ーマッタを用いてコンテンツを制作し、配信する例につ
いて説明する。例えば、MHEGアプリケーションによ
り、所定のGUI(Graphical User Interface)を用いて
ユーザに対して楽曲のサンプルと楽曲に伴う映像を配信
し、配信されたサンプルおよび映像に基づきユーザが選
択した楽曲を、ユーザに提供する。すなわち、ディジタ
ルテレビジョン放送でGUIを配信すると共に、複数の
楽曲、例えば10曲の楽曲をサンプル的に繰り返し配信
し、MHEGアプリケーションであるGUIにより、ユ
ーザに楽曲の販売(ダウンロード)を行う。以下、この
システムを音楽配信システムと称する。
0、テンプレートコンバータ40およびコンテンツフォ
ーマッタを用いてコンテンツを制作し、配信する例につ
いて説明する。例えば、MHEGアプリケーションによ
り、所定のGUI(Graphical User Interface)を用いて
ユーザに対して楽曲のサンプルと楽曲に伴う映像を配信
し、配信されたサンプルおよび映像に基づきユーザが選
択した楽曲を、ユーザに提供する。すなわち、ディジタ
ルテレビジョン放送でGUIを配信すると共に、複数の
楽曲、例えば10曲の楽曲をサンプル的に繰り返し配信
し、MHEGアプリケーションであるGUIにより、ユ
ーザに楽曲の販売(ダウンロード)を行う。以下、この
システムを音楽配信システムと称する。
【0074】図9は、この音楽配信システムにおけるG
UI60の一例を示す。GUI60は、MHEGアプリ
ケーションで構成されるシーンの一つである。このシー
ンでは、歌手ABCDの新譜XXXXをサンプル曲と映
像で以て紹介する。ユーザは、GUI60を介して新譜
XXXXを購入することができる。放送局によって番組
として配信されたMHEGアプリケーションがユーザの
テレビジョン受像機といった受信装置で受信され、所定
の処理が施されて、GUI60としてディスプレイに表
示される。ユーザは、MHEGアプリケーションの記述
に基づき、受信装置に設けられた入力手段でGUI60
に対して所定の入力を行うことで、例えば楽曲を選択
し、選択された楽曲データのダウンロードを行うことが
できる。
UI60の一例を示す。GUI60は、MHEGアプリ
ケーションで構成されるシーンの一つである。このシー
ンでは、歌手ABCDの新譜XXXXをサンプル曲と映
像で以て紹介する。ユーザは、GUI60を介して新譜
XXXXを購入することができる。放送局によって番組
として配信されたMHEGアプリケーションがユーザの
テレビジョン受像機といった受信装置で受信され、所定
の処理が施されて、GUI60としてディスプレイに表
示される。ユーザは、MHEGアプリケーションの記述
に基づき、受信装置に設けられた入力手段でGUI60
に対して所定の入力を行うことで、例えば楽曲を選択
し、選択された楽曲データのダウンロードを行うことが
できる。
【0075】GUI60は、様々なMHEGのオブジェ
クトで構成される。各オブジェクトの詳細な説明は、繁
雑さをさけるために説明を省略するが、図9の例では、
GUI60の右上側には、テキストオブジェクトで、配
信される楽曲の曲名の一覧61が配される。なお、曲名
の一覧61は、例えば一覧に含まれる各曲名毎にテキス
トファイルが用意される。GUI60の左側には、映像
データがストリームオブジェクトで配され、楽曲の配信
に伴う映像62が表示される。GUI60の左下側に
は、画像オブジェクトであるジャケット画像63が配さ
れる。GUI60の右下側には、画像オブジェクトによ
り、GUI60における各種機能を選択できるメニュー
64が配される。また、GUI60の全体には、背景6
5として画像オブジェクトが配されている。
クトで構成される。各オブジェクトの詳細な説明は、繁
雑さをさけるために説明を省略するが、図9の例では、
GUI60の右上側には、テキストオブジェクトで、配
信される楽曲の曲名の一覧61が配される。なお、曲名
の一覧61は、例えば一覧に含まれる各曲名毎にテキス
トファイルが用意される。GUI60の左側には、映像
データがストリームオブジェクトで配され、楽曲の配信
に伴う映像62が表示される。GUI60の左下側に
は、画像オブジェクトであるジャケット画像63が配さ
れる。GUI60の右下側には、画像オブジェクトによ
り、GUI60における各種機能を選択できるメニュー
64が配される。また、GUI60の全体には、背景6
5として画像オブジェクトが配されている。
【0076】図9に示されるGUI60は、紹介される
歌手や楽曲、新譜などを変更することで他の番組として
用いることができる。GUI60のMHEGアプリケー
ションに基づきテンプレートを作成することで、オブジ
ェクトの変更が容易に行える。テンプレート化の際に、
これらの各オブジェクトのうち、番組毎に変更されるオ
ブジェクト、例えば曲名の一覧61の各曲名のテキスト
やジャケット画像63などは、変更可能が必須(あるい
はオプション)の外部参照ファイルとして、MHEGテ
ンプレート1に登録される。
歌手や楽曲、新譜などを変更することで他の番組として
用いることができる。GUI60のMHEGアプリケー
ションに基づきテンプレートを作成することで、オブジ
ェクトの変更が容易に行える。テンプレート化の際に、
これらの各オブジェクトのうち、番組毎に変更されるオ
ブジェクト、例えば曲名の一覧61の各曲名のテキスト
やジャケット画像63などは、変更可能が必須(あるい
はオプション)の外部参照ファイルとして、MHEGテ
ンプレート1に登録される。
【0077】GUI60で用いられる各外部参照ファイ
ルは、上述したテンプレートコンバータによってMHE
Gスクリプト中に埋め込まれる。このとき、例えばスト
リームオブジェクトである映像データは、MHEGスク
リプト中に埋め込まないようにすると、好適である。
ルは、上述したテンプレートコンバータによってMHE
Gスクリプト中に埋め込まれる。このとき、例えばスト
リームオブジェクトである映像データは、MHEGスク
リプト中に埋め込まないようにすると、好適である。
【0078】図10は、上述したような、テンプレート
エディタ30、テンプレートコンバータ40およびコン
テンツフォーマッタを用いてMHEGアプリケーション
を作成し、番組を編成ならびに制作を行う番組編成シス
テムの構成の一例を示す。この図10と、図11に示す
フローチャートを用いて、この発明によるテンプレート
エディタを用いた番組制作の一例を概略的に示す。
エディタ30、テンプレートコンバータ40およびコン
テンツフォーマッタを用いてMHEGアプリケーション
を作成し、番組を編成ならびに制作を行う番組編成シス
テムの構成の一例を示す。この図10と、図11に示す
フローチャートを用いて、この発明によるテンプレート
エディタを用いた番組制作の一例を概略的に示す。
【0079】上述のようなGUI60を用いた番組の制
作を行う場合、先ず、送出する番組の編成が決められる
(ステップS10)。上述の音楽配信システムの例で
は、どの歌手がどの楽曲を、何日のどの時間帯に配信な
らびに販売するのかが決定される。
作を行う場合、先ず、送出する番組の編成が決められる
(ステップS10)。上述の音楽配信システムの例で
は、どの歌手がどの楽曲を、何日のどの時間帯に配信な
らびに販売するのかが決定される。
【0080】編成サーバ70によって、番組枠が管理さ
れる。端末71により、番組枠の作成が行われる。作成
された番組枠のデータは、編成サーバ70に格納され
る。また、端末71では、番組枠の状況や、既に作成さ
れ編成サーバ70に蓄積された他の番組枠などを参照す
ることができる。
れる。端末71により、番組枠の作成が行われる。作成
された番組枠のデータは、編成サーバ70に格納され
る。また、端末71では、番組枠の状況や、既に作成さ
れ編成サーバ70に蓄積された他の番組枠などを参照す
ることができる。
【0081】番組の編成が決められると、ステップS2
0で、決められた編成に基づきMHEGテンプレートが
作成される。例えば、番組の編成において、GUI60
の仕様、すなわちGUI60の構成やデザインが決めら
れる。この仕様に基づきMHEGテンプレートが作成さ
れる。MHEGテンプレートの作成の際には、上述した
ように、MHEGスクリプトの作成と共に、変更可能情
報ファイル12が作成される。なお、既に作成されたM
HEGテンプレートを用いるときには、このステップS
20および後述のステップS21の処理は、省略でき
る。
0で、決められた編成に基づきMHEGテンプレートが
作成される。例えば、番組の編成において、GUI60
の仕様、すなわちGUI60の構成やデザインが決めら
れる。この仕様に基づきMHEGテンプレートが作成さ
れる。MHEGテンプレートの作成の際には、上述した
ように、MHEGスクリプトの作成と共に、変更可能情
報ファイル12が作成される。なお、既に作成されたM
HEGテンプレートを用いるときには、このステップS
20および後述のステップS21の処理は、省略でき
る。
【0082】作成されたMHEGテンプレートは、MH
EG管理サーバ73に格納され、テンプレートライブラ
リ75に登録される(ステップS21)。このとき、図
1を用いて説明したように、MHEGテンプレートに
は、キーワードやサムネイル画像が付加されている。テ
ンプレートライブラリでは、これらキーワードやサムネ
イル画像に基づき、所望のMHEGテンプレートを検索
することができるようにされている。
EG管理サーバ73に格納され、テンプレートライブラ
リ75に登録される(ステップS21)。このとき、図
1を用いて説明したように、MHEGテンプレートに
は、キーワードやサムネイル画像が付加されている。テ
ンプレートライブラリでは、これらキーワードやサムネ
イル画像に基づき、所望のMHEGテンプレートを検索
することができるようにされている。
【0083】なお、MHEG管理サーバ73で管理され
ているデータは、MHEG制作端末74によって操作す
ることができる。
ているデータは、MHEG制作端末74によって操作す
ることができる。
【0084】MHEGテンプレートは、例えば外部のテ
ンプレート制作スタジオ76などで作成される。作成さ
れたMHEGテンプレートは、例えば専用のネットワー
クを介して番組編成システムに送られる。勿論、MHE
Gテンプレートの作成は、例えば端末71や端末73か
ら行ってもよい。
ンプレート制作スタジオ76などで作成される。作成さ
れたMHEGテンプレートは、例えば専用のネットワー
クを介して番組編成システムに送られる。勿論、MHE
Gテンプレートの作成は、例えば端末71や端末73か
ら行ってもよい。
【0085】一方、一つの番組では、図9を用いて既に
一例を説明したように、様々な素材が用いられる。番組
中に用いられる素材は、ビデオ素材、音楽素材およびM
HEG素材の3つに大別される。ビデオ素材は、例えば
撮影されたビデオ映像によるビデオデータであり、音楽
素材は、楽曲や音声によるオーディオデータである。
一例を説明したように、様々な素材が用いられる。番組
中に用いられる素材は、ビデオ素材、音楽素材およびM
HEG素材の3つに大別される。ビデオ素材は、例えば
撮影されたビデオ映像によるビデオデータであり、音楽
素材は、楽曲や音声によるオーディオデータである。
【0086】また、MHEG素材は、MHEGオブジェ
クトとして扱われる素材である。図9の例では、ジャケ
ット写真、歌詞、楽曲情報、歌手情報、曲名、歌手名お
よび販売価格などがMHEG素材である。ジャケット写
真は、画像オブジェクトであって、画像ファイルとして
存在する。歌詞、楽曲情報、歌手情報、曲名および歌手
名は、テキストオブジェクトであって、テキストファイ
ルとして存在する。一方、販売価格は、テキストオブジ
ェクトであるが、変数に変換されて扱われる。これらに
限らず、ビデオデータやオーディオデータをMHEG素
材として扱うこともできる。
クトとして扱われる素材である。図9の例では、ジャケ
ット写真、歌詞、楽曲情報、歌手情報、曲名、歌手名お
よび販売価格などがMHEG素材である。ジャケット写
真は、画像オブジェクトであって、画像ファイルとして
存在する。歌詞、楽曲情報、歌手情報、曲名および歌手
名は、テキストオブジェクトであって、テキストファイ
ルとして存在する。一方、販売価格は、テキストオブジ
ェクトであるが、変数に変換されて扱われる。これらに
限らず、ビデオデータやオーディオデータをMHEG素
材として扱うこともできる。
【0087】図10および図11の説明に戻り、ステッ
プS11で、MHEG素材が端末71から入力され、編
成サーバ70に格納される。編成サーバ70に格納され
たMHEG素材72は、例えばそれぞれ所定のキーが設
けられ、素材ライブラリに登録される。この素材ライブ
ラリを参照することで、必要な素材を容易に検索するこ
とができる。
プS11で、MHEG素材が端末71から入力され、編
成サーバ70に格納される。編成サーバ70に格納され
たMHEG素材72は、例えばそれぞれ所定のキーが設
けられ、素材ライブラリに登録される。この素材ライブ
ラリを参照することで、必要な素材を容易に検索するこ
とができる。
【0088】番組に必要な全ての素材が揃うと、ステッ
プS12で、図6を用いて上述したファイルCOFFが
編成サーバ70で作成される。このとき、変更モードが
「必須」とされている外部参照ファイル名がファイルC
OFFに記述される。ユーザは、このファイルCOFF
の「使用データ」の項目に、対応する外部参照ファイル
と差し替えるファイルのファイル名を記述する。
プS12で、図6を用いて上述したファイルCOFFが
編成サーバ70で作成される。このとき、変更モードが
「必須」とされている外部参照ファイル名がファイルC
OFFに記述される。ユーザは、このファイルCOFF
の「使用データ」の項目に、対応する外部参照ファイル
と差し替えるファイルのファイル名を記述する。
【0089】なお、ファイルCOFFは、上述のステッ
プS10による番組の編成情報や、番組に用いられる素
材情報などに基づき、自動的に作成するようにできる。
また、ユーザによるファイルCOFFに対する「使用デ
ータ」のファイル名の記述は、例えば所定のGUIを用
いて記述を限定し、不適当な記述がなされないようにす
ると、より好ましい。
プS10による番組の編成情報や、番組に用いられる素
材情報などに基づき、自動的に作成するようにできる。
また、ユーザによるファイルCOFFに対する「使用デ
ータ」のファイル名の記述は、例えば所定のGUIを用
いて記述を限定し、不適当な記述がなされないようにす
ると、より好ましい。
【0090】作成されたファイルCOFFと、編成サー
バ70に格納された、送出する番組に必要な素材とがM
HEG管理サーバ73に転送される。MHEG管理サー
バ73では、例えばMHEGテンプレートに付されたキ
ーワードやサムネイル画像などを用いて、テンプレート
ライブラリから必要なMHEGテンプレートが検索され
る(ステップS13)。
バ70に格納された、送出する番組に必要な素材とがM
HEG管理サーバ73に転送される。MHEG管理サー
バ73では、例えばMHEGテンプレートに付されたキ
ーワードやサムネイル画像などを用いて、テンプレート
ライブラリから必要なMHEGテンプレートが検索され
る(ステップS13)。
【0091】図12は、MHEG制作端末74によって
操作される、テンプレートライブラリ81を含むコンテ
ンツライブラリ80の一例を示す。この例では、コンテ
ンツライブラリ80は、テンプレートライブラリ81の
他に、ビットマップ(画像データ)ライブラリやオーデ
ィオ(音声データ)ライブラリなどの、各種素材のライ
ブラリを含む。これら各種ライブラリは、タブ部82を
操作することによって選択することができる。
操作される、テンプレートライブラリ81を含むコンテ
ンツライブラリ80の一例を示す。この例では、コンテ
ンツライブラリ80は、テンプレートライブラリ81の
他に、ビットマップ(画像データ)ライブラリやオーデ
ィオ(音声データ)ライブラリなどの、各種素材のライ
ブラリを含む。これら各種ライブラリは、タブ部82を
操作することによって選択することができる。
【0092】テンプレートライブラリ81において、ウ
ィンドウ83に、例えばライブラリ登録時に各MHEG
テンプレートに付されたテンプレート名が一覧表示され
る。ユーザは、このテンプレート名に基づき、所望のM
HEGテンプレートを選択することができる。さらに、
ユーザは、詳細検索ボタン84を操作することによっ
て、所望のMHEGテンプレートの検索を、より詳細な
条件に基づいて行うことができる。例えば、ボタン84
を操作することで検索ウィンドウが表示され(図示しな
い)、MHEGテンプレート作成時に付されたキーワー
ドに基づく検索を行うことができる。ウィンドウ85の
右側には、ウィンドウ81で選択されたMHEGテンプ
レートのサムネイル画像が表示される。ウィンドウ85
の左側は、選択されたMHEGテンプレートに固有のI
Dである。
ィンドウ83に、例えばライブラリ登録時に各MHEG
テンプレートに付されたテンプレート名が一覧表示され
る。ユーザは、このテンプレート名に基づき、所望のM
HEGテンプレートを選択することができる。さらに、
ユーザは、詳細検索ボタン84を操作することによっ
て、所望のMHEGテンプレートの検索を、より詳細な
条件に基づいて行うことができる。例えば、ボタン84
を操作することで検索ウィンドウが表示され(図示しな
い)、MHEGテンプレート作成時に付されたキーワー
ドに基づく検索を行うことができる。ウィンドウ85の
右側には、ウィンドウ81で選択されたMHEGテンプ
レートのサムネイル画像が表示される。ウィンドウ85
の左側は、選択されたMHEGテンプレートに固有のI
Dである。
【0093】なお、ライブラリ登録ボタン86を操作す
ることで、MHEGテンプレートのテンプレートライブ
ラリ75への登録を行うことができる。また、図示は省
略するが、ビットマップライブラリやオーディオライブ
ラリでも、テンプレートライブラリ81と同様に、素材
の一覧表示や表示に基づく素材の選択、ビットマップラ
イブラリであれば素材のサムネイル画像の表示、オーデ
ィオライブラリであれば素材の部分的な再生などを行う
ことができる。
ることで、MHEGテンプレートのテンプレートライブ
ラリ75への登録を行うことができる。また、図示は省
略するが、ビットマップライブラリやオーディオライブ
ラリでも、テンプレートライブラリ81と同様に、素材
の一覧表示や表示に基づく素材の選択、ビットマップラ
イブラリであれば素材のサムネイル画像の表示、オーデ
ィオライブラリであれば素材の部分的な再生などを行う
ことができる。
【0094】図10および図11の説明に戻り、使用す
るMHEGテンプレートが決定したら、ステップS14
で、テンプレートコンバータ40による外部参照ファイ
ルの差し替えが行われる。変更モードが「必須」とされ
ている外部参照ファイルについては、ファイルCOFF
に基づき自動的に差し替えが行われる。
るMHEGテンプレートが決定したら、ステップS14
で、テンプレートコンバータ40による外部参照ファイ
ルの差し替えが行われる。変更モードが「必須」とされ
ている外部参照ファイルについては、ファイルCOFF
に基づき自動的に差し替えが行われる。
【0095】なお、変更モードが「オプション」になっ
ている外部参照ファイルは、テンプレートコンバータ4
0の「使用データ」の項目にユーザが所定の記述を行い
登録することで、自動的に差し替えを行うことができ
る。
ている外部参照ファイルは、テンプレートコンバータ4
0の「使用データ」の項目にユーザが所定の記述を行い
登録することで、自動的に差し替えを行うことができ
る。
【0096】次のステップS15では、MHEGビュー
ワ、すなわち、MHEGアプリケーションの再生を行え
るようにされたソフトウェアを用い、上述のステップS
14までの処理により作成されたMHEGアプリケーシ
ョンの確認が行われる。その結果、作成されたMHEG
アプリケーションにより、意図した表示や動作がなさ
れ、問題が無いとされれば、処理は次のステップS16
に移行する。
ワ、すなわち、MHEGアプリケーションの再生を行え
るようにされたソフトウェアを用い、上述のステップS
14までの処理により作成されたMHEGアプリケーシ
ョンの確認が行われる。その結果、作成されたMHEG
アプリケーションにより、意図した表示や動作がなさ
れ、問題が無いとされれば、処理は次のステップS16
に移行する。
【0097】若し、ステップS15で、例えば作成され
たMHEGアプリケーションに意図しない表示や動作が
生じ、問題が有るとされれば、前の処理に遡って問題が
取り除かれる。一例として、ステップS15からステッ
プS12に処理を戻し、外部参照ファイルを差し替える
ファイルの設定が再び行われる。
たMHEGアプリケーションに意図しない表示や動作が
生じ、問題が有るとされれば、前の処理に遡って問題が
取り除かれる。一例として、ステップS15からステッ
プS12に処理を戻し、外部参照ファイルを差し替える
ファイルの設定が再び行われる。
【0098】ステップS16では、上述したコンテンツ
フォーマッタによるインクルード処理が行われ、MHE
Gスクリプトに対して外部参照ファイルが埋め込まれ
る。このステップS16までの処理で完成されたMHE
Gアプリケーションは、次のステップS17で、MHE
G管理サーバ73に戻される。そして、例えばMHEG
アプリケーションの送出を行うMHEG送出サーバに転
送され、送出すなわち放送される。
フォーマッタによるインクルード処理が行われ、MHE
Gスクリプトに対して外部参照ファイルが埋め込まれ
る。このステップS16までの処理で完成されたMHE
Gアプリケーションは、次のステップS17で、MHE
G管理サーバ73に戻される。そして、例えばMHEG
アプリケーションの送出を行うMHEG送出サーバに転
送され、送出すなわち放送される。
【0099】なお、MHEG管理サーバ73では、図1
3に一例が示されるようなジョブ管理ソフトウェア90
によって、MHEGアプリケーション制作のジョブ管理
を行うことができる。ジョブ管理ソフトウェア90によ
って、ジョブ、この例では制作されるMHEGアプリケ
ーションの納期、放送日、制作作業の進捗状況などがデ
ータベース化され管理される。これは、MHEG制作端
末74からアクセスして参照することができる。
3に一例が示されるようなジョブ管理ソフトウェア90
によって、MHEGアプリケーション制作のジョブ管理
を行うことができる。ジョブ管理ソフトウェア90によ
って、ジョブ、この例では制作されるMHEGアプリケ
ーションの納期、放送日、制作作業の進捗状況などがデ
ータベース化され管理される。これは、MHEG制作端
末74からアクセスして参照することができる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、MHEGアプリケーションの中で、変更可能な部分
と変更不可の部分とを設定するようにしているため、M
HEGアプリケーションの制作を定型的に行うことがで
きるという効果がある。
ば、MHEGアプリケーションの中で、変更可能な部分
と変更不可の部分とを設定するようにしているため、M
HEGアプリケーションの制作を定型的に行うことがで
きるという効果がある。
【0101】またそのため、この発明によれば、MHE
Gアプリケーションの制作を自動化することができると
いう効果がある。
Gアプリケーションの制作を自動化することができると
いう効果がある。
【0102】さらに、この発明によれば、MHEGテン
プレートに対して外部参照ファイルの差し替えを行うだ
けでMHEGアプリケーションが作成される。そのた
め、MHEGの知識が無くても、容易にMHEGアプリ
ケーションを作成することができる効果がある。
プレートに対して外部参照ファイルの差し替えを行うだ
けでMHEGアプリケーションが作成される。そのた
め、MHEGの知識が無くても、容易にMHEGアプリ
ケーションを作成することができる効果がある。
【図1】この発明の実施の一形態による、MHEG5に
特に適合するようなテンプレートの一例を概略的に示す
略線図である。
特に適合するようなテンプレートの一例を概略的に示す
略線図である。
【図2】MHEGスクリプトの変数を差し替える方法を
説明するための略線図である。
説明するための略線図である。
【図3】テンプレートエディタの表示の一例を示す略線
図である。
図である。
【図4】変更可能情報ファイルの内容の一例を示す略線
図である。
図である。
【図5】テンプレートコンバータの表示の一例を示す略
線図である。
線図である。
【図6】外部参照ファイルと差し替えを行う使用ファイ
ルとの対応関係を記述したファイルCOFFの一例を示
す略線図である。
ルとの対応関係を記述したファイルCOFFの一例を示
す略線図である。
【図7】コンテンツフォーマッタによるインクルード処
理を概略的に示す略線図である。
理を概略的に示す略線図である。
【図8】コンテンツフォーマッタによるインクルード処
理のより具体的な例を示す略線図である。
理のより具体的な例を示す略線図である。
【図9】音楽配信システムにおける、MHEGアプリケ
ーションで構成されるGUIの一例を示す略線図であ
る。
ーションで構成されるGUIの一例を示す略線図であ
る。
【図10】MHEGアプリケーションによる番組を編成
ならびに制作を行う番組編成システムの構成の一例を示
す略線図である。
ならびに制作を行う番組編成システムの構成の一例を示
す略線図である。
【図11】MHEGアプリケーションによる番組を、テ
ンプレートエディタを用いて制作する処理を概略的に示
すフローチャートである。
ンプレートエディタを用いて制作する処理を概略的に示
すフローチャートである。
【図12】テンプレートライブラリを含むコンテンツラ
イブラリの表示の一例を示す略線図である。
イブラリの表示の一例を示す略線図である。
【図13】ジョブ管理ソフトウェアの表示の一例を示す
略線図である。
略線図である。
【図14】MHEGアプリケーションの構成を概略的に
示す略線図である。
示す略線図である。
【図15】従来技術によるMHEGアプリケーションの
作成の例を示す略線図である。
作成の例を示す略線図である。
1・・・MHEGテンプレート、11A,11B,11
C・・・外部参照ファイル、12・・・変更可能情報フ
ァイル、13・・・サムネイル画像、14・・・検索用
キーワード、30・・・テンプレートエディタの表示画
面、34・・・外部参照ファイルが表示されるリストボ
ックス、35・・・変更可能ファイルが表示されるリス
トボックス、40・・・テンプレートコンバータの表示
画面、70・・・編成サーバ、71・・・端末、73・
・・MHEG管理サーバ、74・・・MHEG制作端末
C・・・外部参照ファイル、12・・・変更可能情報フ
ァイル、13・・・サムネイル画像、14・・・検索用
キーワード、30・・・テンプレートエディタの表示画
面、34・・・外部参照ファイルが表示されるリストボ
ックス、35・・・変更可能ファイルが表示されるリス
トボックス、40・・・テンプレートコンバータの表示
画面、70・・・編成サーバ、71・・・端末、73・
・・MHEG管理サーバ、74・・・MHEG制作端末
Claims (8)
- 【請求項1】 スクリプトと、スクリプトに記述された
オブジェクトに参照される参照情報とから構成され、ス
クリプトにより、オブジェクトの属性ならびに振る舞い
が規定されると共に、オブジェクトの時空間での関係が
記述されてなるアプリケーションを編集する編集装置に
おいて、 スクリプトを読み込むスクリプト読み込み手段と、 上記スクリプト読み込み手段によって読み込まれた上記
スクリプトに記述されたオブジェクトが参照する参照情
報の変更を行うことで、上記オブジェクトを変更するオ
ブジェクト変更手段と、 上記変更手段による上記参照情報の変更を可能とするか
不可とするかを、上記スクリプトに記述された上記オブ
ジェクトのそれぞれについて設定する設定手段とを有
し、 上記スクリプトの記述は固定化されることを特徴とする
編集装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の編集装置において、 上記スクリプトは、MHEGの規定に従って記述される
ことを特徴とする編集装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の編集装置において、 上記設定手段によって上記参照情報の上記変更が可能と
されたときに、該変更が必須であるかどうかを設定する
変更モード設定手段をさらに有することを特徴とする編
集装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の編集装置において、 上記スクリプトに基づく表示画像を縮小して縮小画像と
して、1または複数の上記縮小画像を表示する縮小画像
表示手段をさらに有することを特徴とする編集装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の編集装置において、 上記スクリプトに対して検索用のキーワードを付加する
キーワード付加手段をさらに有することを特徴とする編
集装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の編集装置において、 上記参照情報に基づき、上記オブジェクトを自動的に変
更するオブジェクト変更手段をさらに有することを特徴
とする編集装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の編集装置において、 上記参照情報に基づき上記オブジェクトを実体的に上記
スクリプトに埋め込むオブジェクト埋め込み手段をさら
に有することを特徴とする編集装置。 - 【請求項8】 スクリプトと、スクリプトに記述された
オブジェクトに参照される参照情報とから構成され、ス
クリプトにより、オブジェクトの属性ならびに振る舞い
が規定されると共に、オブジェクトの時空間での関係が
記述されてなるアプリケーションを編集する編集方法に
おいて、 スクリプトを読み込むスクリプト読み込みのステップ
と、 上記スクリプト読み込みのステップによって読み込まれ
た上記スクリプトに記述されたオブジェクトが参照する
参照情報の変更を行うことで、上記オブジェクトを変更
するオブジェクト変更のステップと、 上記変更のステップによる上記参照情報の変更を可能と
するか不可とするかを、上記スクリプトに記述された上
記オブジェクトのそれぞれについて設定する設定のステ
ップとを有し、 上記スクリプトの記述は固定化されることを特徴とする
編集方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094897A JP2000295524A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 編集装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094897A JP2000295524A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 編集装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000295524A true JP2000295524A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14122832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11094897A Pending JP2000295524A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 編集装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000295524A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003271892A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | シナリオ自動生成システム、シナリオ自動生成方法、コンピュータプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 |
WO2004036423A1 (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムならびに媒体 |
JP2008071117A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Kenwood Corp | インタフェース装置、楽曲再生装置、インタフェースプログラム、及びインタフェース方法 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP11094897A patent/JP2000295524A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003271892A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | シナリオ自動生成システム、シナリオ自動生成方法、コンピュータプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 |
WO2004036423A1 (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムならびに媒体 |
JP2008071117A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Kenwood Corp | インタフェース装置、楽曲再生装置、インタフェースプログラム、及びインタフェース方法 |
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