JP2000294739A - 半導体抵抗 - Google Patents

半導体抵抗

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JP2000294739A
JP2000294739A JP10192299A JP10192299A JP2000294739A JP 2000294739 A JP2000294739 A JP 2000294739A JP 10192299 A JP10192299 A JP 10192299A JP 10192299 A JP10192299 A JP 10192299A JP 2000294739 A JP2000294739 A JP 2000294739A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
electrodes
electrode
semiconductor
resistance
Prior art date
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JP10192299A
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English (en)
Inventor
Hideo Yomo
英生 四方
Takeshi Yamamoto
武 山本
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力用低抵抗として利用できる半導体抵抗を
提供する。 【解決手段】 第1の導電型の半導体基板2と,上記半
導体基板の両表面に外部接続用の電極8,10を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,電力用低抵抗とし
て利用される半導体抵抗に関する。
【0002】
【従来の技術】IGBT,パワーMOSFET,電力用
バイポーラトランジスタ,サイリスタ等の電力用スイッ
チング素子を実装する場合,そのスイッチング時の電圧
の立ち上がりを抑制するために低抵抗とコンデンサが用
いられる。また,この低抵抗は金属又は金属に類するも
のを抵抗体として絶縁体の上に巻かれている。このた
め,比抵抗が小さく長い配線となるため,インダクタン
ス分が大きくなって電力用スイッチング素子の電圧の立
ち上がりを十分抑制できないという問題がある。この問
題を解決するために,インダクタンス分を小さくし,抵
抗の構造を特別なものにしなければならなかった。それ
とともに形状も大きくなるという問題が生じていた。
【0003】一方抵抗器にはIC内に組み込んだラテラ
ル構造のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ラテラル構造の抵
抗は,半導体層の横抵抗を用いるため高抵抗を形成する
場合には有利であるが,低抵抗を形成させる場合,出力
を取り出す端子間が接近するため,端子間が短絡すると
いう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1記載の発明の半導体抵抗は,第1の導電型
の半導体基板と,上記半導体基板の両表面に外部接続用
の電極を備えたものである。
【0006】半導体基板の抵抗値は,半導体基板の厚み
に比例し,面積の反比例する。さらに,半導体基板の比
抵抗に比例する。これらの関係から所望の抵抗値を得る
ことが可能となる。半導体の厚みを薄く,面積を大きく
することにより低抵抗を得ることができる。また,両電
極は半導体基板の両表面にあるため,電極間の短絡は解
消される。
【0007】請求項2記載の発明は,第1の導電型の半
導体基板と,上記半導体基板の両表面にそれぞれ第1の
導電型で上記半導体基板の濃度より高濃度で形成された
半導体層と,上記それぞれの半導体層の表面に外部接続
用の電極を備えたものである。
【0008】半導体基板の表面に高濃度の半導体層が形
成されたことにより半導体層と電極とがオーミック接触
でき,密着性が良い。
【0009】請求項3記載の発明は,上記電極のうち一
方の電極が金属ベースにロー付けされたものである。
【0010】電極の面積が大きいため,ロー材を介して
金属ベースに接触する面積が大きく,かつ,熱抵抗が小
さく,実装時の半導体の放熱が確実に行われる。
【0011】請求項4記載の発明は,上記電極のうち他
方の電極から出力端子が引き出され,かつ,半導体基板
が封止材により封止されたものである。
【0012】これにより半導体抵抗を安定に動作させる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を,その実施の形態を示し
た図1ないし図6に基づき説明する。まず,請求項1記
載の発明を図1により説明する。2はN型半導体基板で
あり,このN型半導体基板2の両表面にアルミニウムを
蒸着,めっき処理などによって第1電極8,及び第2電
極10を設けている。この第1及び第2電極8,10に
外部接続用端子が接続される。
【0014】今,N型半導体基板2の厚みをL,第1電
極8の面積ををS,比抵抗をρとすると,第1電極8と
第2電極10との間の抵抗値Rは,R=ρ×L/Sで示
される。半導体基板2の比抵抗は金属の比抵抗より大き
く,また,不純物濃度によって制御でき,所望の比抵抗
を得ることができる。そして、従来の巻線型の抵抗と同
じように低抵抗を得るには,半導体基板2の厚みを薄く
し,第1電極8の面積を大きくすれば得ることができ
る。
【0015】また,半導体のインダクタンスは,半導体
基板2が薄いために小さくなり,電極8の面積を大きく
することによりインダクタンスを小さくすることができ
る。したがって,インダクタンスの小さい抵抗が得られ
る。
【0016】この半導体抵抗は縦型半導体で形成される
ため,電極8,10が半導体基板2の両表面に配置され
るため,電極8,10間が短絡することがなくなる。
【0017】請求項2記載の発明を図2により説明す
る。図2のものが図1のものと異なる点は,N型半導体
基板2の表面に高濃度の第1及び第2のN型半導体層
4,6を形成したものである。そして,高濃度のN型半
導体層4,6の表面にアルミニウムを蒸着,めっき処理
などによって第1電極8,及び第2電極10を設けてい
る。これら第1及び第2電極8,10に外部接続用端子
が接続される。
【0018】高濃度のN型半導体層4,6が形成された
ことにより,電極と半導体層をオーミック接触でき,密
着性が良くなる。
【0019】請求項3記載の発明を図3により説明す
る。図3のものが図1のものと異なる点は,一方の電極
を半田のロー材20を介して銅,鉄などの金属ベース1
4にロー付けされたものである。電極の面積が大きいた
め,ロー材を介して金属ベース22に接触する面積が大
きく,熱抵抗が小さく実装時の放熱が確実に行われる。
【0020】なお,図3のものはN型半導体基板2の表
面に電極を設けているが,半導体基板2と電極8,10
の間に高濃度のN型半導体層を設けても良い。
【0021】上記請求項4記載の発明を図4により説明
する。図4のものが図3のものと異なる点は,第1電極
8から出力端子16を引き出すとともに半導体基板2,
第1及び第2電極8,10の周囲をエポキシ樹脂などの
封止材18により封止したものである。
【0022】すなわち,半導体基板を封止材で封止する
ことにより半導体抵抗を安定に動作させることができ
る。
【0023】また,上記半導体基板2はN型半導体基板
であるが,P型半導体基板であってもよい。このP型半
導体基板の場合,P型半導体基板の表面に高濃度のP型
半導体層が形成される。なお,半導体基板2はシリコ
ン,SiC,AlSb,GaSb,InPであってもよ
い。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明では, 半導体抵抗
の抵抗値は,半導体基板の比抵抗と,半導体基板の厚み
と,第1電極の面積の大きさとの関数で示され,所望の
低抵抗を得ることができる。また,半導体基板の厚みを
薄く,第1電極の面積を大きくすれば低抵抗を得ること
ができる。さらに,両電極が半導体基板の両表面に配置
されるため,電極間が短絡することがなくなる。また,
配線が短く,インダクタンス分が小さく,この半導体抵
抗を電力用スイッチング素子とともに実装したとき,電
力用スイッチング素子のスイッチング時における電圧の
立ち上がりを十分に抑制することができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば,P半導体層
と電極とをオーミック接触ができ,密着性がよい。
【0026】請求項3記載の発明では,半導体抵抗の熱
抵抗が小さく,実装時の半導体抵抗の放熱が確実に行わ
れ,冷却装置を小さくすることができる。
【0027】請求項4記載の発明では,半導体抵抗を安
定に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【図3】本発明の第3実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【図4】本発明の第4実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
2 半導体基板 4,6 高濃度の半導体層 8,10 電極 12 ロー材 14 金属ベース 16 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の半導体基板と,上記半導
    体基板の両表面に外部接続用の電極を備えた半導体抵
    抗。
  2. 【請求項2】 第1の導電型の半導体基板と,上記半導
    体基板の両表面にそれぞれ第1の導電型で上記半導体基
    板の濃度より高濃度で形成された半導体層と,上記それ
    ぞれの半導体層の表面に外部接続用の電極を備えた半導
    体抵抗。
  3. 【請求項3】上記電極のうち一方の電極が金属ベースに
    ロー付けされた請求項1又は請求項2記載の半導体抵
    抗。
  4. 【請求項4】上記電極のうち他方の電極から出力端子が
    引き出され,かつ,半導体基板が封止材により封止され
    た請求項3記載の半導体抵抗。
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