JP2000293638A - Icカード処理システムとicカードリーダライタ - Google Patents

Icカード処理システムとicカードリーダライタ

Info

Publication number
JP2000293638A
JP2000293638A JP11095101A JP9510199A JP2000293638A JP 2000293638 A JP2000293638 A JP 2000293638A JP 11095101 A JP11095101 A JP 11095101A JP 9510199 A JP9510199 A JP 9510199A JP 2000293638 A JP2000293638 A JP 2000293638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
writer
card reader
setting
sleep mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11095101A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kumagai
健 熊谷
Norio Ishibashi
則夫 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11095101A priority Critical patent/JP2000293638A/ja
Publication of JP2000293638A publication Critical patent/JP2000293638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ICカードリーダライタ2にお
ける消費電力の低下を実現できる。 【解決手段】 この発明は、ICカード3がICカード
リーダライタ2へ挿入されていない際に、上位装置1か
らICカードリーダライタ2への電源供給を行わないよ
うにするとともに、ICカードリーダライタ2にICカ
ード3の未挿入によるスリープ機能を付加することによ
り、CPU11等の基本クロック等を停止するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICカードとデ
ータのやり取りを行うICカードリーダライタとこのI
Cカードリーダライタを制御し電源を供給する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするICカード処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、ICカードリーダライタは色々な
種類が存在する。なかでも、上位装置としてのパソコン
(パーソナルコンピュータ:PC)と接続するタイプの
ICカードリーダライタはRS232−Cで接続するも
の、PCカードスロットで接続するものが注目を集めて
いる。
【0003】そのPCカードスロットタイプのICカー
ドリーダライタ内には、そのICカードリーダライタを
制御するためのCPUが存在し、その周辺部分にはRO
M、RAM等の記憶装置や、ICカードとのI/F部
分、情報を上位装置に送るためのI/F部分、他にも場
合によってはSIO等が存在する。
【0004】そして、それらを駆動するための電圧はP
Cカードスロットの場合、パソコンから常時供給され
る。たとえICカードがICカードリーダライタに挿入
されていなくても、またICカードと通信をしていなく
てもICカードリーダライタは電圧を供給されているこ
とになり無駄な電力を消費していることになる。
【0005】近年、PCの消費電力は減少傾向にある。
このような流れの中でICカードリーダライタの消費電
力が数10mAあり、このままこのような傾向が続けば
ICカードリーダライタの消費電力の割合が増加してい
く。
【0006】また、PCのモバイル化が進めばバッテリ
駆動で使用する頻度が増加する。ICカードリーダライ
タがこのままの消費電力だとバッテリの使用可能時間が
減少してしまう。
【0007】そこで、ICカードリーダライタを利用し
ていないときはICカードリーダライタをスリープさせ
て消費電力を低下させる機能を持たせる必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ICカー
ドリーダライタを利用していないときはICカードリー
ダライタをスリープさせて消費電力を低下させる機能を
持たせることができるICカード処理システムとICカ
ードリーダライタを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のICカード処
理システムは、ICカードとデータのやり取りを行うI
CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
制御し電源を供給する上位装置とからなり、ICカード
リーダライタがICカードと上位装置とを接続可能にす
るものにおいて、上記上位装置は、上記ICカードリー
ダライタの設定状態が電源断の際に、上記ICカードリ
ーダライタへの電源の供給を遮断する遮断手段と、上記
ICカードリーダライタのスリープモードの設定を上記
ICカードリーダライタへ出力する出力手段とからな
り、上記ICカードリーダライタは、上記ICカードが
挿入されているか否かを検知する検知手段と、この検知
手段により上記ICカードの挿入が検知されていない際
に、電源断を設定する設定手段と、クロックを発生する
発生手段と、この発生手段により発生されるクロックに
基づいて処理を行う処理手段と、上記上位装置からスリ
ープモードが供給された際に、上記発生手段により発生
されるクロックを遮断する遮断手段とからなる。
【0010】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御し電源を供給
する上位装置とからなり、ICカードリーダライタがI
Cカードと上位装置とを接続可能にするものにおいて、
上記上位装置は、上記ICカードリーダライタに電源を
供給する電源供給手段と、上記ICカードリーダライタ
の設定状態を判断する判断手段と、この判断手段により
電源断の設定が判断されている際に、上記電源供給手段
による上記ICカードリーダライタへの電源の供給を遮
断する遮断手段と、上記ICカードリーダライタのスリ
ープモードを設定する第1の設定手段と、この第1の設
定手段によるスリープモードを上記ICカードリーダラ
イタへ出力する出力手段とからなり、上記ICカードリ
ーダライタは、上記ICカードが挿入されているか否か
を検知する検知手段と、この検知手段により上記ICカ
ードの挿入が検知されていない際に、電源断を設定する
第2の設定手段と、クロックを発生する発生手段と、こ
の発生手段により発生されるクロックに基づいて処理を
行う処理手段と、上記上位装置からスリープモードが供
給された際に、上記発生手段により発生されるクロック
を遮断する遮断手段とからなる。
【0011】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御し電源を供給
する上位装置とからなり、ICカードリーダライタがI
Cカードと上位装置とを接続可能にするものにおいて、
上記ICカードリーダライタは、上記ICカードが挿入
されているか否かを検知する検知手段と、この検知手段
により上記ICカードの挿入が検知されていない際に、
電源断を設定する設定手段とからなり、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタに電源を供給する電源
供給手段と、上記ICカードリーダライタの設定手段に
よる設定状態を判断する判断手段と、この判断手段によ
り電源断の設定が判断されている際に、上記電源供給手
段による上記ICカードリーダライタへの電源の供給を
遮断する遮断手段とからなる。
【0012】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするものにおいて、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタのスリープモードを設
定する設定手段と、この設定手段によるスリープモード
を上記ICカードリーダライタへ出力する出力手段とか
らなり、上記ICカードリーダライタは、クロックを発
生する発生手段と、この発生手段により発生されるクロ
ックに基づいて処理を行う処理手段と、上記上位装置か
らスリープモードが供給された際に、上記発生手段によ
り発生されるクロックを遮断する遮断手段とからなる。
【0013】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするものにおいて、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタのスリープモードに入
る時間を設定する設定手段と、この設定手段によるスリ
ープモードに入る時間を上記ICカードリーダライタへ
出力する出力手段とからなり、上記ICカードリーダラ
イタは、クロックを発生する発生手段と、この発生手段
により発生されるクロックに基づいて処理を行う処理手
段と、上記ICカードが挿入されているか否かを検知す
る検知手段と、上記上位装置から供給されるスリープモ
ードに入る時間が経過し、かつ上記検知手段により上記
ICカードの挿入が検知されていない際に、上記発生手
段により発生されるクロックを遮断する遮断手段とから
なる。
【0014】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御し電源を供給
する上位装置とからなり、ICカードリーダライタがI
Cカードと上位装置とを接続可能にするものにおいて、
上記ICカードリーダライタは、上記ICカードが挿入
されているか否かを検知する検知手段と、この検知手段
により上記ICカードの挿入が検知されていない際に、
電源断を設定する設定手段とからなり、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタに電源を供給する電源
供給手段と、上記ICカードリーダライタの設定手段に
よる設定状態を判断する判断手段と、この判断手段によ
り電源断の設定が判断されている際に、上記電源供給手
段による上記ICカードリーダライタへの電源の供給を
遮断する遮断手段と、この遮断手段により電源の供給が
遮断されてから所定時間経過後に、上記電源供給手段に
より上記ICカードリーダライタに電源を供給する第1
の処理手段と、この第1の処理手段による電源の供給の
後、上記判断手段により電源断の設定が判断されている
際に、再び上記遮断手段により電源の供給を遮断する第
2の処理手段とからなる。
【0015】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするものにおいて、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタのスリープモードの設
定、スリープモードの解除の設定を行う設定手段と、こ
の設定手段によるスリープモードの設定、スリープモー
ドの解除の設定を上記ICカードリーダライタへ出力す
る出力手段とからなり、上記ICカードリーダライタ
は、クロックを発生する発生手段と、この発生手段によ
り発生されるクロックに基づいて処理を行う処理手段
と、上記上位装置からスリープモードの設定が供給され
た際に、上記発生手段により発生されるクロックを遮断
する遮断手段と、上記上位装置からスリープモードの解
除の設定が供給された際に、上記遮断手段によるクロッ
クの遮断を解除し、上記処理手段による処理が再開され
る再開手段とからなる。
【0016】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするものにおいて、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタのスリープモードを設
定する設定手段と、この設定手段によるスリープモード
を上記ICカードリーダライタへ出力する出力手段とか
らなり、上記ICカードリーダライタは、クロックを発
生する発生手段と、この発生手段により発生されるクロ
ックに基づいて処理を行う処理手段と、上記上位装置か
らスリープモードが供給された際に、上記発生手段によ
り発生されるクロックを遮断する遮断手段と、上記IC
カードが挿入されているか否かを検知する検知手段と、
この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
いる際に、上記遮断手段によるクロックの遮断を解除
し、上記処理手段による処理が再開される再開手段とか
らなる。
【0017】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするものにおいて、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタのスリープモードに入
る時間の設定、スリープモードの解除の設定を行う設定
手段と、この設定手段によるスリープモードに入る時間
の設定、スリープモードの解除の設定を上記ICカード
リーダライタへ出力する出力手段とからなり、上記IC
カードリーダライタは、クロックを発生する発生手段
と、この発生手段により発生されるクロックに基づいて
処理を行う処理手段と、上記ICカードが挿入されてい
るか否かを検知する検知手段と、上記上位装置から供給
されるスリープモードに入る時間が経過し、かつ上記検
知手段により上記ICカードの挿入が検知されていない
際に、上記発生手段により発生されるクロックを遮断す
る遮断手段と、上記上位装置からスリープモードの解除
の設定が供給された際に、上記遮断手段によるクロック
の遮断を解除し、上記処理手段による処理が再開される
再開手段とからなる。
【0018】この発明のICカード処理システムは、I
Cカードとデータのやり取りを行うICカードリーダラ
イタとこのICカードリーダライタを制御する上位装置
とからなり、ICカードリーダライタがICカードと上
位装置とを接続可能にするものにおいて、上記上位装置
は、上記ICカードリーダライタのスリープモードに入
る時間を設定する設定手段と、この設定手段によるスリ
ープモードに入る時間を上記ICカードリーダライタへ
出力する出力手段とからなり、上記ICカードリーダラ
イタは、クロックを発生する発生手段と、この発生手段
により発生されるクロックに基づいて処理を行う処理手
段と、上記ICカードが挿入されているか否かを検知す
る検知手段と、上記上位装置から供給されるスリープモ
ードに入る時間が経過し、かつ上記検知手段により上記
ICカードの挿入が検知されていない際に、上記発生手
段により発生されるクロックを遮断する遮断手段と、上
記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知手
段と、この検知手段により上記ICカードの挿入が検知
されている際に、上記遮断手段によるクロックの遮断を
解除し、上記処理手段による処理が再開される再開手段
とからなる。
【0019】この発明のICカードリーダライタは、上
位装置からの電源供給を受けてICカードとのデータ通
信を行うものにおいて、上位装置及びICカードとのデ
ータ通信を行うためのCPUと、ICカードの装着状態
を検出する検出手段と、この検出手段にてICカードの
装着状態が検出されない場合及び上位装置からの指示に
よって上記CPUをスリープモードとする手段とからな
る。
【0020】この発明のICカードリーダライタは、上
位装置からの電源供給を受けてICカードとのデータ通
信を行うものにおいて、上位装置及びICカードとのデ
ータ通信を行うためのCPUと、ICカードの装着状態
を検出する検出手段と、この検出手段にてICカードの
装着状態が検出されない場合及び上位装置からの指示に
よって上記CPUをスリープモードとする手段と、上記
検出手段にてICカードの装着状態が検出された場合及
び上位装置からの指示によって上記CPUのスリープモ
ードを解除する解除手段とからなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0022】図1は、この発明のICカード処理システ
ムの概略構成を示している。
【0023】このICカード処理システムは、上位装置
としてのパソコン(パーソナルコンピュータ:PC)1
と、ICカードリーダライタ2と、ICカード(携帯可
能電子装置)3とにより構成されている。
【0024】上位装置1は、ICカード処理システムの
全体の制御を司るものである。
【0025】ICカードリーダライタ2は、ICカード
3と上位装置1とを接続可能にし、ICカード3とデー
タのやり取りを行うものである。
【0026】ICカードリーダライタ2は、コネクタ
(コンタクト部)等の接触式あるいはアンテナを用いる
無線式(非接触式)により、ICカード3とデータのや
り取りを行うようになっている。この例では、接触式の
場合について説明する。
【0027】上記ICカード3は、たとえば図示しない
が、全体を制御する制御素子とデータメモリとワーキン
グメモリとプログラムメモリとコンタクト部からなる物
理構成となっている。
【0028】ICカードリーダライタ2は、CPU1
1、コントロール部12、ROM(F/W用ROM)1
3、RAM(ワークRAM)14、上位装置I/F(P
CMCIAI/F)15、シリアルパラレル変換を行う
SIO(82C51に対応)16、カードI/F17、
基本周波数を発生する水晶発振器(OSR)18、この
水晶発振器18からの基本周波数に基づくクロックを生
成するクロック生成回路19と、このクロック生成回路
19からのクロックの出力を選択的に遮断するクロック
切換回路20、ICカード3の挿入を検知するカード挿
入センサ21により構成されている。上記ICカードリ
ーダライタ2は、水晶発振器18を除く各部が一体とな
ってLSI化されている。
【0029】CPU11、コントロール部12、ROM
13によりICカードリーダライタ2の全体を制御する
ようになっている。
【0030】上位装置I/F15は、上位装置1とコン
トロール部12とのインターフェースを取るものであ
る。上位装置I/F15には、上位装置1からICカー
ドリーダライタ2に対する電源が供給されるようになっ
ている。
【0031】カードI/F17は、ICカード3とコン
トロール部12とのインターフェースを取るものであ
る。
【0032】クロック切換回路19は、CPU11から
の切換信号としてのイネーブル信号の状態に基づいて、
クロック生成回路19からのクロックがCPU11、コ
ントロール部12、SIO16に出力されたり、その出
力が遮断されたりするようになっている。
【0033】CPU11には、カード挿入センサ21か
らの検知信号が割込み信号として供給されるようになっ
ている。このカード挿入センサ21からの検知信号に基
づいて、CPU11は、出力するイネーブル信号の状態
を変更し、クロック生成回路19からのクロックがCP
U11、コントロール部12、SIO16に供給される
ようになっている。
【0034】コントロール部12は、時間を計時するタ
イマ機能を有している。
【0035】上位装置I/F15には、パワーダウンの
設定、解除等の環境状況が設定される環境状況レジスタ
(コンフィガレーションレジスタ)15aと、スリープ
モードの設定、解除等が設定されるコントロール用レジ
スタ15bとが設けられている。
【0036】上記クロック切換回路20は、図2に示す
ように、D−FF回路20a、アンド回路20bにより
構成されている。D−FF回路20aのデータ入力端D
には、CPU11からのスリープモードのイネーブル信
号が供給され、クロック入力端CLKにはクロック生成
回路19からのクロックが供給され、アンド回路20b
の一端にはD−FF回路20aからのセット出力が供給
され、アンド回路20bの他端にはクロック生成回路1
9からのクロックが供給され、アンド回路20bの出力
はCPU11、コントロール部12、SIO16に供給
されるようになっている。
【0037】これにより、クロック切換回路20は、イ
ネーブル信号の状態に基づいて、クロック生成回路19
からのクロックを後段へ出力したり、あるいは遮断する
ようになっている。イネーブル信号がローレベルの際、
クロック生成回路19からのクロックは後段へ出力さ
れ、イネーブル信号がハイレベルの際、クロック生成回
路19からのクロックは後段へ出力されないようになっ
ている。
【0038】上記した構成により、スリープモードのイ
ネーブル信号をクロックの反転に同期させ、その出力と
クロックをAND回路20bに入力し、その出力をクロ
ックとしている。イネーブル信号をクロックの反転に同
期させ、出力されるクロックにひげが載らないよう安定
化を図っている。
【0039】次に、ICカードリーダライタ2の消費電
力を低下させるための方法を、図3から図8に示すフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。
【0040】まず、上位装置1に電源が投入されると、
これによりICカードリーダライタ2にも電源が供給さ
れる。電源が供給されることにより、ICカードリーダ
ライタ2内のクロック生成回路19によりクロックが供
給され始める。
【0041】ここですぐにICカード3が挿入されるの
であれば問題はないが、ICカード3が挿入されないと
その間電源が供給され、またクロックが動作しているの
でクロックのスイッチング動作による回路の電力が消費
される。
【0042】そこでこのクロックによるスイッチング動
作による回路の消費電力を抑えるためにスリープモード
を提案する。
【0043】まず、第1番目のスリープモードへの入り
方について、図3に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0044】すなわち、ICカード3が挿入されない
と、カード挿入を検知しているカード挿入センサ21が
コントロール部12にカード未挿入を通達する(ST
1)。これにより、コントロール部12はICカード3
の無しを判断した際に(ST2)、PCMCIAI/F
15にある環境状況レジスタ15aの内容を書き換え、
パワーダウンと設定する(ST4)。
【0045】上位装置1はこの環境状況レジスタ15a
の値をリードし、ICカード未挿入と判断すると、今ま
でPCMCIAI/F15に供給していた電源の供給を
ストップする(ST5)。すなわち、上位装置1はハー
ド的にないものと見なし電源の供給をストップする。
【0046】また、上記ステップ2で、コントロール部
12がICカード3の有りを判断した際に、電源の供給
がなされたままとなる(ST3)。
【0047】次に、第2番目のスリープモードへの入り
方について、図4に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0048】すなわち、上位装置1よりスリープモード
の設定を行う(ST11)。この設定はPCMCIAI
/F15のコントロール用レジスタ15aに書き込まれ
る(ST12)。このコントロール用レジスタ15aに
書き込まれた値をコントロール部12が受け取り、認識
をする(ST13)。この認識結果に基づいてCPU1
1がスリープモードか否かを判断し(ST14)、この
判断の結果スリープモードでない場合、クロックの停止
を行わない、つまりCPU11からのスリープモードの
イネーブル信号がローレベルのままとなっている(ST
15)。
【0049】また、ステップ14において、スリープモ
ードの場合、CPU11からのスリープモードのイネー
ブル信号がハイレベルに変更されてクロック切換回路2
0に出力されることにより、クロック切換回路20によ
りクロックが遮断され、CPU11、SIO16、コン
トロール部12へのクロックの供給が同時に停止する
(ST16)。
【0050】次に、第3番目のスリープモードへの入り
方について、図5に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0051】すなわち、上位装置1より電源投入からN
時間(たとえば数十秒)、カード挿入がなされなかった
場合、スリープモードに入る時間Nを設定する(ST2
1)。この設定はPCMCIAI/F15のコントロー
ル用レジスタ15bに書き込まれる(ST22)。この
コントロール用レジスタ15bに書き込まれた値をコン
トロール部12が受け取る(ST23)。
【0052】コントロール部12ではこの命令を受け取
るとICカード3が挿入されているかどうかを認識する
(ST24)。ICカード3の有無はカード挿入センサ
21により監視されており、その信号を基にコントロー
ル部12はカード挿入の有無を認識している。
【0053】ここでICカード3が有ると判断される
と、クロックの停止を行わない、つまりCPU11から
のスリープモードのイネーブル信号がローレベルのまま
となっている(ST25)。
【0054】上記ステップ24においてICカード3が
ないと判断されると、コントロール部12は時間Nをカ
ウントし始める(ST26)。そして、コントロール部
12は時間Nになると(ST27)、CPU11からの
スリープモードのイネーブル信号がハイレベルに変更さ
れてクロック切換回路20に出力されることにより、ク
ロック切換回路20によりクロックが遮断され、CPU
11、SIO16、コントロール部12へのクロックの
供給が同時に停止する(ST28)。
【0055】次に、第1番目のスリープモードの抜け方
について、図6に示すフローチャートを参照しつつ説明
する。
【0056】すなわち、上位装置1は自ら設定した任意
の時間(たとえば100msecから1000mse
c)が来るまで待機する(ST31から33)。そし
て、ステップ32で、上位装置1が自ら設定した任意の
時間が経過した際に、PCMCIAI/F15に電源を
投入し、カード挿入センサ21によりICカード3の挿
入の有無を確認する(ST34)。このICカード3の
挿入の有無を確認の結果、未挿入の場合、再度電源の供
給をストップし、任意の設定時間まで待機する(ST3
6)。
【0057】しかし、このときICカード3が挿入され
ていれば、カード挿入の有無を検知しているカード挿入
センサ21がコントロール部12にカード挿入を通達す
る(ST37)。
【0058】これにより、コントロール部12は環境状
況レジスタ15aの内容を書き換え、パワーダウンを解
除する。
【0059】次に、第2番目のスリープモードの抜け方
について、図7に示すフローチャートを参照しつつ説明
する。
【0060】すなわち、上位装置1よりスリープモード
解除の設定を行う(ST41)。この設定はPCMCI
AI/F15のコントロール用レジスタ15bに書き込
まれる(ST42)。このコントロール用レジスタ15
bに書き込まれた値をコントロール部12が受け取る
(ST43)。コントロール部12ではこの値を認識し
(ST44)、スリープモードの解除でない場合はスリ
ープモードを継続する(ST45)。スリープモードの
解除であれば、CPU11からのスリープモードのイネ
ーブル信号がローレベルに変更されてクロック切換回路
20に出力されることにより、クロック切換回路20に
よりクロックが出力され、CPU11、SIO16、コ
ントロール部12へ同時にクロックが供給される(ST
46)。
【0061】次に、第3番目のスリープモードの抜け方
について、図8に示すフローチャートを参照しつつ説明
する。
【0062】すなわち、スリープモード継続中にICカ
ード3が挿入されなければスリープモードを継続する
(ST51、52、53)。
【0063】ここで、ICカード3が挿入されると、カ
ード挿入センサ21が検知した信号が割込信号としてC
PU11の割込端子に供給され(ST54)、CPU1
1からコントロール部12へICカード3の挿入が通知
される(ST55)。この結果、カード挿入と判断さ
れ、CPU11からのスリープモードのイネーブル信号
がローレベルに変更されてクロック切換回路20に出力
されることにより、クロック切換回路20によりクロッ
クが出力され、CPU11、SIO16、コントロール
部12へ同時にクロックが供給される(ST56)。
【0064】上述したスリープモードへの入り方とスリ
ープモードの抜け方は、種々の組み合わせが考えられる
が、たとえば、第1番目のスリープモードへの入り方で
入り、第1番目のスリープモードの抜け方で抜けたり、
第2番目のスリープモードへの入り方で入り、第2番目
のスリープモードの抜け方で抜けたり、第2番目のスリ
ープモードへの入り方で入り、第3番目のスリープモー
ドの抜け方で抜けたり、第3番目のスリープモードへの
入り方で入り、第2番目のスリープモードの抜け方で抜
けたり、第3番目のスリープモードへの入り方で入り、
第3番目のスリープモードの抜け方で抜けたりするよう
にしても良い。
【0065】以上の方法によってクロックを停止するこ
とによって、ICカードリーダライタの消費電力を低下
させることができる。すなわち、ICカードリーダライ
タにスリープ機能を付加することによりCPU等の基本
クロック等を停止し、消費電力の低下を実現できる。
【0066】上記したように、通常動作では数十mAあ
った消費電力がスリープモードでは0または数十μAま
で低消費電力化することができる。
【0067】また、ICカード未挿入時に上位装置から
の電源供給をストップする方法と、電源は供給するが、
内部での不必要な回路へのクロックを停止する方法、I
Cカード挿入時でもICカードとデータの送受信を行わ
ないとき、スリープモードを設定することができる機能
を有する。
【0068】このようにICカードリーダライタを使用
しないときにはスリープモードを設定することで消費電
力をかなり削減することができる。
【0069】これにより、PCのモバイル化が進み、バ
ッテリ駆動での使用頻度が増えても使用可能時間への影
響は小さいものになる。
【0070】また、ICカードのICカードリーダライ
タへの挿入の有無により、パソコンからICカードリー
ダライタへ電源供給を有無を設定することができる。
【0071】さらに、パソコンにより電源投入からカー
ド未挿入による低消費電力モードに遷移する時間を任意
に設定することができる。
【0072】さらに、ICカード挿入時、パソコンとデ
ータ送受信が行われていない場合、パソコンから任意に
低消費電力モードに遷移させることができる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ICカードリーダライタを利用していないときはI
Cカードリーダライタをスリープさせて消費電力を低下
させる機能を持たせることができるICカード処理シス
テムとICカードリーダライタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のICカード処理システム
の概略構成を示すブロック図。
【図2】クロック切換回路の概略構成を示す図。
【図3】スリープモードへの入り方を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】スリープモードへの入り方を説明するためのフ
ローチャート。
【図5】スリープモードへの入り方を説明するためのフ
ローチャート。
【図6】スリープモードの抜け方を説明するためのフロ
ーチャート。
【図7】スリープモードの抜け方を説明するためのフロ
ーチャート。
【図8】スリープモードの抜け方を説明するためのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…上位装置 2…ICカードリーダライタ 3…ICカード 11…CPU 12…コントロール部 13…ROM 14…RAM 15…上位装置I/F 15a…環境状況レジスタ 15b…コントロール用レジスタ 16…SIO 17…カードI/F 18…水晶発振器 19…クロック生成回路 20…クロック切換回路 21…カード挿入センサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御し電源を供給する上位装置とからなり、ICカード
    リーダライタがICカードと上位装置とを接続可能にす
    るICカード処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタの設定状態が電源断の際
    に、上記ICカードリーダライタへの電源の供給を遮断
    する遮断手段と、 上記ICカードリーダライタのスリープモードの設定を
    上記ICカードリーダライタへ出力する出力手段とから
    なり、 上記ICカードリーダライタは、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
    いない際に、電源断を設定する設定手段と、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記上位装置からスリープモードが供給された際に、上
    記発生手段により発生されるクロックを遮断する遮断手
    段とからなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  2. 【請求項2】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御し電源を供給する上位装置とからなり、ICカード
    リーダライタがICカードと上位装置とを接続可能にす
    るICカード処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタに電源を供給する電源供給
    手段と、 上記ICカードリーダライタの設定状態を判断する判断
    手段と、 この判断手段により電源断の設定が判断されている際
    に、上記電源供給手段による上記ICカードリーダライ
    タへの電源の供給を遮断する遮断手段と、 上記ICカードリーダライタのスリープモードを設定す
    る第1の設定手段と、 この第1の設定手段によるスリープモードを上記ICカ
    ードリーダライタへ出力する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
    いない際に、電源断を設定する第2の設定手段と、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、上記上位装置からスリープモードが
    供給された際に、上記発生手段により発生されるクロッ
    クを遮断する遮断手段とからなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  3. 【請求項3】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御し電源を供給する上位装置とからなり、ICカード
    リーダライタがICカードと上位装置とを接続可能にす
    るICカード処理システムにおいて、 上記ICカードリーダライタは、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
    いない際に、電源断を設定する設定手段とからなり、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタに電源を供給する電源供給
    手段と、 上記ICカードリーダライタの設定手段による設定状態
    を判断する判断手段と、 この判断手段により電源断の設定が判断されている際
    に、上記電源供給手段による上記ICカードリーダライ
    タへの電源の供給を遮断する遮断手段とからなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  4. 【請求項4】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御する上位装置とからなり、ICカードリーダライタ
    がICカードと上位装置とを接続可能にするICカード
    処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタのスリープモードを設定す
    る設定手段と、 この設定手段によるスリープモードを上記ICカードリ
    ーダライタへ出力する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記上位装置からスリープモードが供給された際に、上
    記発生手段により発生されるクロックを遮断する遮断手
    段とからなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  5. 【請求項5】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御する上位装置とからなり、ICカードリーダライタ
    がICカードと上位装置とを接続可能にするICカード
    処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタのスリープモードに入る時
    間を設定する設定手段と、 この設定手段によるスリープモードに入る時間を上記I
    Cカードリーダライタへ出力する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 上記上位装置から供給されるスリープモードに入る時間
    が経過し、かつ上記検知手段により上記ICカードの挿
    入が検知されていない際に、上記発生手段により発生さ
    れるクロックを遮断する遮断手段とからなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  6. 【請求項6】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御し電源を供給する上位装置とからなり、 ICカードリーダライタがICカードと上位装置とを接
    続可能にするICカード処理システムにおいて、 上記ICカードリーダライタは、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
    いない際に、電源断を設定する設定手段とからなり、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタに電源を供給する電源供給
    手段と、 上記ICカードリーダライタの設定手段による設定状態
    を判断する判断手段と、 この判断手段により電源断の設定が判断されている際
    に、上記電源供給手段による上記ICカードリーダライ
    タへの電源の供給を遮断する遮断手段と、 この遮断手段により電源の供給が遮断されてから所定時
    間経過後に、上記電源供給手段により上記ICカードリ
    ーダライタに電源を供給する第1の処理手段と、 この第1の処理手段による電源の供給の後、上記判断手
    段により電源断の設定が判断されている際に、再び上記
    遮断手段により電源の供給を遮断する第2の処理手段と
    からなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  7. 【請求項7】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御する上位装置とからなり、ICカードリーダライタ
    がICカードと上位装置とを接続可能にするICカード
    処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタのスリープモードの設定、
    スリープモードの解除の設定を行う設定手段と、 この設定手段によるスリープモードの設定、スリープモ
    ードの解除の設定を上記ICカードリーダライタへ出力
    する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記上位装置からスリープモードの設定が供給された際
    に、上記発生手段により発生されるクロックを遮断する
    遮断手段と、 上記上位装置からスリープモードの解除の設定が供給さ
    れた際に、上記遮断手段によるクロックの遮断を解除
    し、上記処理手段による処理が再開される再開手段とか
    らなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  8. 【請求項8】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御する上位装置とからなり、ICカードリーダライタ
    がICカードと上位装置とを接続可能にするICカード
    処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタのスリープモードを設定す
    る設定手段と、 この設定手段によるスリープモードを上記ICカードリ
    ーダライタへ出力する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記上位装置からスリープモードが供給された際に、上
    記発生手段により発生されるクロックを遮断する遮断手
    段と、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
    いる際に、上記遮断手段によるクロックの遮断を解除
    し、上記処理手段による処理が再開される再開手段とか
    らなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  9. 【請求項9】 ICカードとデータのやり取りを行うI
    CカードリーダライタとこのICカードリーダライタを
    制御する上位装置とからなり、ICカードリーダライタ
    がICカードと上位装置とを接続可能にするICカード
    処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタのスリープモードに入る時
    間の設定、スリープモードの解除の設定を行う設定手段
    と、 この設定手段によるスリープモードに入る時間の設定、
    スリープモードの解除の設定を上記ICカードリーダラ
    イタへ出力する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 上記上位装置から供給されるスリープモードに入る時間
    が経過し、かつ上記検知手段により上記ICカードの挿
    入が検知されていない際に、上記発生手段により発生さ
    れるクロックを遮断する遮断手段と、 上記上位装置からスリープモードの解除の設定が供給さ
    れた際に、上記遮断手段によるクロックの遮断を解除
    し、上記処理手段による処理が再開される再開手段とか
    らなる、ことを特徴とするICカード処理システム。
  10. 【請求項10】 ICカードとデータのやり取りを行う
    ICカードリーダライタとこのICカードリーダライタ
    を制御する上位装置とからなり、ICカードリーダライ
    タがICカードと上位装置とを接続可能にするICカー
    ド処理システムにおいて、 上記上位装置は、 上記ICカードリーダライタのスリープモードに入る時
    間を設定する設定手段と、 この設定手段によるスリープモードに入る時間を上記I
    Cカードリーダライタへ出力する出力手段とからなり、 上記ICカードリーダライタは、 クロックを発生する発生手段と、 この発生手段により発生されるクロックに基づいて処理
    を行う処理手段と、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 上記上位装置から供給されるスリープモードに入る時間
    が経過し、かつ上記検知手段により上記ICカードの挿
    入が検知されていない際に、上記発生手段により発生さ
    れるクロックを遮断する遮断手段と、 上記ICカードが挿入されているか否かを検知する検知
    手段と、 この検知手段により上記ICカードの挿入が検知されて
    いる際に、上記遮断手段によるクロックの遮断を解除
    し、上記処理手段による処理が再開される再開手段とか
    らなる、 ことを特徴とするICカード処理システム。
  11. 【請求項11】 上位装置からの電源供給を受けてIC
    カードとのデータ通信を行うICカードリーダライタに
    おいて、 上位装置及びICカードとのデータ通信を行うためのC
    PUと、 ICカードの装着状態を検出する検出手段と、 この検出手段にてICカードの装着状態が検出されない
    場合及び上位装置からの指示によって上記CPUをスリ
    ープモードとする手段と、 を具備したことを特徴とするICカードリーダライタ。
  12. 【請求項12】 上位装置からの電源供給を受けてIC
    カードとのデータ通信を行うICカードリーダライタに
    おいて、 上位装置及びICカードとのデータ通信を行うためのC
    PUと、 ICカードの装着状態を検出する検出手段と、 この検出手段にてICカードの装着状態が検出されない
    場合及び上位装置からの指示によって上記CPUをスリ
    ープモードとする手段と、 上記検出手段にてICカードの装着状態が検出された場
    合及び上位装置からの指示によって上記CPUのスリー
    プモードを解除する解除手段と、 を具備したことを特徴とするICカードリーダライタ。
JP11095101A 1999-04-01 1999-04-01 Icカード処理システムとicカードリーダライタ Pending JP2000293638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11095101A JP2000293638A (ja) 1999-04-01 1999-04-01 Icカード処理システムとicカードリーダライタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11095101A JP2000293638A (ja) 1999-04-01 1999-04-01 Icカード処理システムとicカードリーダライタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000293638A true JP2000293638A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14128497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11095101A Pending JP2000293638A (ja) 1999-04-01 1999-04-01 Icカード処理システムとicカードリーダライタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000293638A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030493A1 (ja) * 2004-09-14 2006-03-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 非接触型通信システム
WO2009064017A1 (en) * 2007-11-15 2009-05-22 Ricoh Company, Ltd. Memory card control device and method for controlling the same
JP2009140483A (ja) * 2007-11-15 2009-06-25 Ricoh Co Ltd メモリカード制御装置およびメモリカード制御方法
JP2012004785A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Toshiba Corp 発振回路及び電子機器
JP2012022669A (ja) * 2010-06-14 2012-02-02 Nec Tokin Corp 携帯用通信装置および、これを用いたicカードシステム
CN104361305A (zh) * 2014-10-15 2015-02-18 北京融通高科科技发展有限公司 一种智能表具的射频卡寻卡方法及装置
CN107704778A (zh) * 2017-10-28 2018-02-16 深圳市鹏力凯科技有限公司 一种低功耗的读写卡装置及其实现方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030493A1 (ja) * 2004-09-14 2006-03-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 非接触型通信システム
WO2009064017A1 (en) * 2007-11-15 2009-05-22 Ricoh Company, Ltd. Memory card control device and method for controlling the same
JP2009140483A (ja) * 2007-11-15 2009-06-25 Ricoh Co Ltd メモリカード制御装置およびメモリカード制御方法
US20100325455A1 (en) * 2007-11-15 2010-12-23 Ricoh Company, Ltd. Memory card control device and method for controlling the same
US8549337B2 (en) * 2007-11-15 2013-10-01 Ricoh Company, Ltd. Memory card control device and method for controlling the same
CN101765850B (zh) * 2007-11-15 2016-04-06 株式会社理光 存储卡控制设备和用来控制存储卡控制设备的方法
JP2012022669A (ja) * 2010-06-14 2012-02-02 Nec Tokin Corp 携帯用通信装置および、これを用いたicカードシステム
JP2012004785A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Toshiba Corp 発振回路及び電子機器
CN104361305A (zh) * 2014-10-15 2015-02-18 北京融通高科科技发展有限公司 一种智能表具的射频卡寻卡方法及装置
CN107704778A (zh) * 2017-10-28 2018-02-16 深圳市鹏力凯科技有限公司 一种低功耗的读写卡装置及其实现方法
CN107704778B (zh) * 2017-10-28 2024-02-06 深圳市鹏力凯科技有限公司 一种低功耗的读写卡装置及其实现方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101470509B (zh) 计算机系统的控制方法、该计算机系统及笔记本电脑
US7032117B2 (en) Dynamic power control in integrated circuits
JP4515093B2 (ja) Cpuのパワーダウン方法及びそのための装置
JP3974510B2 (ja) コンピュータ装置、電力管理方法、およびプログラム
KR930003827B1 (ko) 파워 세이브 시스템
US6065124A (en) Computer system having power saving and management function and method of controlling the same
EP2239647B1 (en) Motherboard with electronic device for reducing power consumption during sleep mode of computer motherboard
EP2188693B1 (en) Apparatus and method for reducing power consumption in system on chip
KR0174483B1 (ko) 키신호 입력에 의한 작업 복구가 가능한 컴퓨터 시스템 및 그 제어방법
JPH10228340A (ja) 電子装置
JP2006107127A (ja) 半導体集積回路装置
JP5269290B2 (ja) パワーダウンモードでレギュレータによる電力消耗を防止する電子装置及び電力消耗防止方法
JPH0934601A (ja) コンピュータ・システムの電力を管理する方法およびそのコンピュータ・システム
KR101692538B1 (ko) Gpio 포트를 이용한 컴퓨터 시스템의 절전 장치 및 방법
KR100392451B1 (ko) 휴대용 컴퓨터 시스템 및 그의 제어방법
US5867718A (en) Method and apparatus for waking up a computer system via a parallel port
JP2000293638A (ja) Icカード処理システムとicカードリーダライタ
US20050283626A1 (en) Semiconductor integrated circuit operable to control power supply voltage
KR102244643B1 (ko) 전원공급장치 내장형 컴퓨터 시스템의 절전장치 및 방법
JP2000020182A (ja) パワーマネージメント方法
JP2003256091A (ja) 情報処理装置
CN112394804A (zh) 电源调控装置、计算机系统及其相关电源调控方法
KR100472177B1 (ko) 전원스위치를이용한전원복구방법
KR0167697B1 (ko) 다단계 절전형 컴퓨터
JP3428398B2 (ja) 電力供給回路