JP2000293359A - 大小比較方法および装置 - Google Patents

大小比較方法および装置

Info

Publication number
JP2000293359A
JP2000293359A JP10394599A JP10394599A JP2000293359A JP 2000293359 A JP2000293359 A JP 2000293359A JP 10394599 A JP10394599 A JP 10394599A JP 10394599 A JP10394599 A JP 10394599A JP 2000293359 A JP2000293359 A JP 2000293359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
carry
value
detected
binary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10394599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3557366B2 (ja
Inventor
Kazufumi Tagami
一文 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10394599A priority Critical patent/JP3557366B2/ja
Publication of JP2000293359A publication Critical patent/JP2000293359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3557366B2 publication Critical patent/JP3557366B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模が小さく演算時間の短い大小比較方
法と大小比較装置を提供する。 【解決手段】 2つのnビットの2進数A,Bの大小比
較を行う際に、ビット0(最下位ビット)からビット
(k−1)までのビット範囲で、2進数Aから2進数B
を減算した場合のキャリー伝播の検出を行う、つまり2
進数Aと2進数Bのビット反転と最下位ビットの桁位置
における値“1”とを加えた場合に発生するビット(k
−1)のキャリーを検出し出力するキャリー検出手段1
0と、最上位ビットからKビットの範囲で、下位方向へ
順次ビットの大小比較を行う大小検出手段20と、大小
検出手段20の出力とキャリー検出手段10の出力から
2進数AとBの大小関係を判定する判定手段30を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの2進数の大
小比較方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の大小比較方法としては、比較する
2つの2進数A,Bの減算(A−B)を行った場合のキ
ャリー伝播を検出することにより、上記2つの2進数の
大小関係を判定する方法がある。この方法は、例えば、
特開平6−250821号公報に示されている。この特
開平6−250821号公報に記載の従来例では、キャ
リー伝播により最上位ビットのキャリーを検出したらA
大なりBと判定している。
【0003】また、比較する2つの2進数の各ビット毎
の大小関係を検出し、その検出結果を元に上記2つの2
進数の大小関係を判定する方法がある。この方法は、例
えば、特開平10−154066号公報に示されてい
る。この特開平10−154066号公報に記載の従来
例では、最上位ビットのビットの比較を行い、大小関係
が検出できなければ1ビット下位のビットで比較を行
う、というように順次各ビットの比較を最下位ビットま
で行うことにより2つの2進数の大小関係を判定してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−250821号公報に記載の従来例では、検出する
データのビット幅が大きくなればなるほど最下位ビット
から最上位ビットまでのキャリー伝播にかかる遅延が大
きくなるし、その遅延を縮小するために回路の並列化を
進めれば回路規模が大きくなるという問題点を有してい
た。
【0005】一方、特開平10−154066号公報に
記載の従来例でも同様のことが言え、検出するデータの
ビット幅が大きくなればなるほど最上位ビットから最下
位ビットまでの情報伝播にかかる遅延が大きくなるし、
その遅延を縮小するために回路の並列化を進めれば回路
規模が大きくなるという問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
回路規模が小さく演算時間の短い大小比較方法と大小比
較装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の大小比較方法お
よび装置は、2つの2進数A,Bの大小比較を行う際
に、最上位ビットからは下位の方向へ順次ビットの大小
比較を行い、最下位ビットから上位の方向へ上記2進数
Aから上記2進数Bを減算した場合のキャリー伝播の検
出を行い、上記大小比較結果と上記キャリー伝播結果か
ら上記2進数AとBの大小関係を判定することにより、
回路規模を小さく、かつ演算時間を短くする。
【0008】具体的には、本発明の大小比較方法は、2
つのnビット(nは正の整数)の2進数A,Bの大小比
較を行う際に、ビット0(最下位ビット)からビット
(k−1)(kは正の整数,0<k<n)までのビット
範囲で、2進数Aから2進数Bを減算した場合のキャリ
ー伝播を検出し、つまり2進数Aと2進数Bのビット反
転と最下位ビットの桁位置における値“1”とを加えた
場合に発生するビット(k−1)のキャリーを検出し、
ビットkからビット(n−1)(最上位ビット)までの
ビット範囲で、2進数Aと2進数Bの大小関係を最上位
ビットから下位ビットの方向に検出し、大小関係の検出
結果とキャリーの検出結果から、2進数Aと2進数Bの
大小関係を判定して出力することを特徴とする。
【0009】これにより、最下位ビットからのキャリー
伝播検出と、最上位ビットから順次大小関係検出とを同
時に並列に実行することができ、演算時間を大幅に短縮
することができ、しかも回路規模の増加は小さく抑える
ことができる。なお、上記2進数A,Bの上位ビットと
下位ビットの区分けは、大小比較とキャリー伝搬の各々
の処理時間を考慮して、両方の処理時間がほぼ等しくな
るように決定するのが好ましく、ちょうど真ん中で行う
必要はない。また、特に両方の処理時間がほぼ等しくな
るように決定する必要はない。どのように上位ビットと
下位ビットの区分けを設定しても、上記の大小比較とキ
ャリー伝搬を同時に並列に実行することで、大小比較と
キャリー伝搬の何れか片方のみを行う場合に比べて処理
時間の短縮を図ることができる。
【0010】大小検出は2進数AとBが2の補数表現さ
れる符号付き2進数であるとき、つぎのように行うこと
が好ましい。
【0011】2進数Aの最上位ビットである(n−1)
ビットが正の符号を示し、2進数Bの最上位ビットであ
る(n−1)ビットが負の符号を示す場合はA大なりB
と判定し、2進数Aの最上位ビットである(n−1)ビ
ットが負の符号を示し、2進数Bの最上位ビットである
(n−1)ビットが正の符号を示す場合はA小なりBと
判定し、それ以外の組合せでは大小関係未検出として1
ビット下位データでの大小関係検出に移行する。
【0012】2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定し、2進数Aの(n−2)ビット
が値“0”を示し、2進数Bの(n−2)ビットが値
“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の組
合せでは大小関係未検出として1ビット下位データでの
大小関係検出に移行する。
【0013】2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定し、2進数Aの(n−3)ビット
が値“0”を示し、2進数Bの(n−3)ビットが値
“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の組
合せでは大小関係未検出として1ビット下位データでの
大小関係検出に移行する。
【0014】上記の大小関係検出をkビットまで順次行
い、kビットでも大小関係を検出できない場合は大小関
係未検出と判定する。
【0015】大小検出は2進数AとBが符号無し2進数
であるとき、つぎのように行うことが好ましい。
【0016】2進数Aの最上位ビットである(n−1)
ビットが値“1”を示し、2進数Bの最上位ビットであ
る(n−1)ビットが値“0”を示す場合はA大なりB
と判定し、2進数Aの最上位ビットである(n−1)ビ
ットが値“0”を示し、2進数Bの最上位ビットである
(n−1)ビットが値“1”を示す場合はA小なりBと
判定し、それ以外の組合せでは大小関係未検出として1
ビット下位データでの大小関係検出に移行する。
【0017】2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定し、2進数Aの(n−2)ビット
が値“0”を示し、2進数Bの(n−2)ビットが値
“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の組
合せでは大小関係未検出として1ビット下位データでの
大小関係検出に移行する。
【0018】2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定し、2進数Aの(n−3)ビット
が値“0”を示し、2進数Bの(n−3)ビットが値
“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の組
合せでは大小関係未検出として1ビット下位データでの
大小関係検出に移行する。
【0019】上記の大小関係検出をkビットまで順次行
い、kビットでも大小関係を検出できない場合は大小関
係未検出と判定する。
【0020】また、ビットkからビット(n−1)まで
のビット範囲で、2進数A,Bの大小関係を検出する際
に、2進数A,Bが2の補数表現される符号付き2進数
であればパッシブになり、符号無し2進数であればアク
ティブになる制御信号により、制御信号がパッシブであ
れば2進数A,Bを2の補数表現として大小関係を検出
して出力し、制御信号がアクティブであれば2進数A,
Bを符号無し2進数として大小関係を検出して出力する
ことが好ましい。
【0021】さらに、2進数A,Bの大小関係を判定す
る際に、ビットkからビット(n−1)までのビット範
囲での大小関係が検出されたらその大小関係を出力し、
大小関係が検出されなければキャリーの検出結果によ
り、キャリーが検出されればA大なりBあるいはAとB
は等しいと判定し、キャリーが検出されなければA小な
りBと判定することが好ましい。
【0022】また、ビット0からビット(k−1)まで
のビット範囲で、2進数Aと2進数Bのビット反転と最
下位ビットの桁位置における値“1”とを加えた場合に
発生するビット(k−1)のキャリーを検出する際に、
2進数Aと2進数Bがビット0からビット(k−1)ま
でのビット範囲で各ビット毎に全く等しいデータである
ために、最下位ビットの桁位置に加えた値“1”がキャ
リー伝播の伝播元となり発生するビット(k−1)の第
1のキャリーと、第1のキャリーが発生する場合も含め
て総ての発生するキャリーを含むビット(k−1)の第
2のキャリーを検出し、ビットkからビット(n−1)
までのビット範囲での大小関係検出において大小関係が
検出されたらその大小関係を出力し、大小関係が検出さ
れなければキャリーの検出結果により、第1のキャリー
が検出されればAとBは等しいと判定し、第1のキャリ
ーが検出されずかつ第2のキャリーが検出されればA大
なりBと判定し、第1のキャリーと第2のキャリーがと
もに検出されなければA小なりBと判定することが好ま
しい。
【0023】このことにより、A大なりBとA小なりB
とAとBは等しいという3つの状態を判定することがで
きるようになる。
【0024】同じ効果を得るため、ビット0からビット
(k−1)までのビット範囲で、2進数Aと2進数Bの
ビット反転と最下位ビットの桁位置における値“1”と
を加えた場合に発生するビット(k−1)のキャリーを
検出する際に、2進数Aと2進数Bがビット0からビッ
ト(k−1)までのビット範囲で各ビット毎に全く等し
いデータであるために、最下位ビットの桁位置に加えた
値“1”がキャリー伝播の伝播元となり発生するビット
(k−1)の第1のキャリーと、第1のキャリーが発生
する場合以外で発生するキャリーを含むビット(k−
1)の第2のキャリーを区別して検出し、ビットkから
ビット(n−1)までのビット範囲での大小関係検出に
おいて大小関係が検出されたらその大小関係を出力し、
大小関係が検出されなければキャリーの検出結果によ
り、第1のキャリーが検出されればAとBは等しいと判
定して出力し、第2のキャリーが検出されればA大なり
Bと判定して出力し、第1のキャリーと第2のキャリー
がともに検出されなければA小なりBと判定して出力す
るようにしてもよい。
【0025】本発明の大小比較装置は、2つのnビット
の2進数A,Bの大小比較を行う際に、ビット0(最下
位ビット)からビット(k−1)までのビット範囲で、
2進数Aから2進数Bを減算した場合のキャリー伝播の
検出を行う、つまり2進数Aと2進数Bのビット反転と
最下位ビットの桁位置における値“1”とを加えた場合
に発生するビット(k−1)のキャリーを検出し出力す
るキャリー検出手段と、最上位ビットからKビットの範
囲で、下位方向へ順次ビットの大小比較を行う大小検出
手段と、大小検出手段の出力とキャリー検出手段の出力
から2進数AとBの大小関係を判定する判定手段を備え
ていることを特徴とする。
【0026】これにより、最下位ビットからのキャリー
伝播検出と、最上位ビットから順次大小関係検出を同時
に並列に実行することができ、演算時間を大幅に短縮す
ることができ、しかも回路規模の増加は小さく抑えるこ
とができる。なお、上記2進数A,Bの上位ビットと下
位ビットの区分けは、大小比較とキャリー伝搬の各々の
処理時間を考慮して、両方の処理時間がほぼ等しくなる
ように決定するのが好ましく、ちょうど真ん中で行う必
要はない。また、特に両方の処理時間がほぼ等しくなる
ように決定する必要はない。どのように上位ビットと下
位ビットの区分けを設定しても、上記の大小比較とキャ
リー伝搬を同時に並列に実行することで、大小比較とキ
ャリー伝搬の何れか片方のみを行う場合に比べて処理時
間の短縮を図ることができる。
【0027】上記の大小検出手段は、ビットkからビッ
ト(n−1)(最上位ビット)までのビット範囲で、2
進数Aと2進数Bの大小関係を検出し、A大なりBの場
合にアクティブになるA>B検出信号と、A小なりBの
場合にアクティブになるA<B検出信号とを出力し、2
進数Aと2進数Bの大小関係が検出できなければA>B
検出信号とA<B検出信号が両方ともパッシブになるよ
うに構成されていることが好ましい。
【0028】また、判定手段は、大小検出手段の出力と
キャリー検出手段の出力から、2進数Aと2進数Bの大
小関係を判定し、A大なりBあるいはAとBが等しい場
合にパッシブになり、A小なりBの場合にアクティブに
なる大小比較判定信号を出力するように構成されている
ことが好ましい。
【0029】大小検出手段の内部構成は2進数AとBが
2の補数表現される符号付き2進数であるとき、つぎの
ように構成されていることが好ましい。
【0030】2つのnビットの2進数A,Bが2の補数
表現される符号付き2進数であるとき、2進数Aの最上
位ビットである(n−1)ビットが正の符号を示し、2
進数Bの最上位ビットである(n−1)ビットが負の符
号を示す場合はA大なりBと判定してA>B検出信号を
アクティブにして出力し、2進数Aの最上位ビットであ
る(n−1)ビットが負の符号を示し、2進数Bの最上
位ビットである(n−1)ビットが正の符号を示す場合
はA小なりBと判定してA<B検出信号をアクティブに
して出力し、それ以外の組合せでは大小関係未検出とし
て1ビット下位データでの大小関係検出に移行する。
【0031】2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定してA>B検出信号をアクティブ
にして出力し、2進数Aの(n−2)ビットが値“0”
を示し、2進数Bの(n−2)ビットが値“1”を示す
場合はA小なりBと判定してA<B検出信号をアクティ
ブにして出力し、それ以外の組合せでは大小関係未検出
として1ビット下位データでの大小関係検出に移行す
る。
【0032】2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定してA>B検出信号をアクティブ
にして出力し、2進数Aの(n−3)ビットが値“0”
を示し、2進数Bの(n−3)ビットが値“1”を示す
場合はA小なりBと判定してA<B検出信号をアクティ
ブにして出力し、それ以外の組合せでは大小関係未検出
として1ビット下位データでの大小関係検出に移行す
る。
【0033】上記の大小関係検出をkビットまで順次行
い、kビットでも大小関係を検出できない場合は大小関
係未検出と判定してA>B検出信号とA<B検出信号と
をともにパッシブにして出力する。
【0034】また、大小検出手段の内部構成は2進数A
とBが符号無し2進数であるとき、つぎのように構成さ
れていることが好ましい。
【0035】2つのnビットの2進数A,Bが符号無し
2進数であるとき、2進数Aの最上位ビットである(n
−1)ビットが値“1”を示し、2進数Bの最上位ビッ
トである(n−1)ビットが値“0”を示す場合はA大
なりBと判定してA>B検出信号をアクティブにして出
力し、2進数Aの最上位ビットである(n−1)ビット
が値“0”を示し、2進数Bの最上位ビットである(n
−1)ビットが値“1”を示す場合はA小なりBと判定
してA<B検出信号をアクティブにして出力し、それ以
外の組合せでは大小関係未検出として1ビット下位デー
タでの大小関係検出に移行する。
【0036】2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定してA>B検出信号をアクティブ
にして出力し、2進数Aの(n−2)ビットが値“0”
を示し、2進数Bの(n−2)ビットが値“1”を示す
場合はA小なりBと判定してA<B検出信号をアクティ
ブにして出力し、それ以外の組合せでは大小関係未検出
として1ビット下位データでの大小関係検出に移行す
る。
【0037】2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を
示し、2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場
合はA大なりBと判定してA>B検出信号をアクティブ
にして出力し、2進数Aの(n−3)ビットが値“0”
を示し、2進数Bの(n−3)ビットが値“1”を示す
場合はA小なりBと判定してA<B検出信号をアクティ
ブにして出力し、それ以外の組合せでは大小関係未検出
として1ビット下位データでの大小関係検出に移行す
る。
【0038】上記の大小関係検出をkビットまで順次行
い、kビットでも大小関係を検出できない場合は大小関
係未検出と判定してA>B検出信号とA<B検出信号と
をともにパッシブにして出力する。
【0039】さらに、2進数A,Bが2の補数表現され
る符号付き2進数であればパッシブになり、符号無し2
進数であればアクティブになる制御信号により、2進数
A,Bの最上位ビットであるビット(n−1)のデータ
を入れ替える手段を備えるように構成することが好まし
い。
【0040】このことにより、2の補数表現の2進数と
符号無し2進数の両方に対応できる大小比較装置が得ら
れる。
【0041】またつぎのように構成しても同様の効果が
得られる。2進数A,Bが2の補数表現される符号付き
2進数であればパッシブになり、符号無し2進数であれ
ばアクティブになる制御信号により、2進数Aの(n−
1)ビットが値“1”を示し、2進数Bの(n−1)ビ
ットが値“0”を示す場合にアクティブとなる信号と、
2進数Aの(n−1)ビットが値“0”を示し、2進数
Bの(n−1)ビットが値“1”を示す場合にアクティ
ブとなる信号とを入れ替えて出力する手段を備えるよう
に構成する。
【0042】また、判定手段は、大小検出手段の出力で
あるA<B検出信号がアクティブの時はアクティブにな
り、A>B検出信号がアクティブの時はパッシブにな
り、A<B検出信号とA>B検出信号がともにパッシブ
の時はキャリー検出手段の出力がパッシブであればアク
ティブになり、キャリー検出手段の出力がアクティブで
あればパッシブになる大小比較判定信号を出力するよう
に構成されていることが好ましい。
【0043】ここで、キャリー検出手段は、2進数Aと
2進数Bがビット0からビット(k−1)までのビット
範囲で各ビット毎に全く等しいデータであるために、最
下位ビットの桁位置に加えた値“1”がキャリー伝播の
伝播元となり発生するビット(k−1)の第1のキャリ
ーと、第1のキャリーが発生する場合も含めて総ての発
生するキャリーを含むビット(k−1)の第2のキャリ
ーとを検出して出力するように構成されていることが好
ましい。
【0044】このとき、判定手段は、大小検出手段にお
いて大小関係が検出されたらその大小関係を出力し、大
小関係が検出されない時は、キャリー検出手段の出力で
ある第1のキャリーが検出されればAとBは等しいと判
定してかつそのときアクティブになるA=B判定信号を
出力し、第1のキャリーが検出されずかつ第2のキャリ
ーが検出されればA大なりBと判定してかつそのときア
クティブになるA>B判定信号を出力し、第1のキャリ
ーと第2のキャリーがともに検出されなければA小なり
Bと判定してかつそのときアクティブとなるA<B判定
信号を出力するように構成されていることが好ましい。
【0045】このことにより、A大なりBとA小なりB
とAとBは等しいという3つの状態を判定することがで
きるようになる。
【0046】同じ効果を得るため、キャリー検出手段
は、2進数Aと2進数Bがビット0からビット(k−
1)までのビット範囲で各ビット毎に全く等しいデータ
であるために、最下位ビットの桁位置に加えた値“1”
がキャリー伝播の伝播元となり発生するビット(k−
1)の第1のキャリーと、第1のキャリーが発生する場
合以外で発生するキャリーを含むビット(k−1)の第
2のキャリーとを検出して出力するように構成してもよ
い。
【0047】このとき、判定手段は、大小関係検出にお
いて大小関係が検出されたらその大小関係を出力し、大
小関係が検出されない時は、キャリー検出手段の出力で
ある第1のキャリーが検出されればAとBは等しいと判
定してかつそのときアクティブになるA=B判定信号を
出力し、第2のキャリーが検出されればA大なりBと判
定してかつそのときアクティブになるA>B判定信号を
出力し、第1のキャリーと第2のキャリーがともに検出
されなければA小なりBと判定してかつそのときアクテ
ィブとなるA<B判定信号を出力するように構成されて
いることが好ましい。
【0048】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、本発
明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。
【0049】図1は本発明の第1の実施の形態における
大小比較装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、値A(0),A(1),…,A(7),B
(0),B(1),…,B(7)は、比較する2つの8
ビット幅の2進数A,Bのビット0〜7の値を示し、そ
のうちA(7),B(7)がそれぞれ最上位ビットの値
を示す。
【0050】キャリー検出手段10は、ビット0からビ
ット3までの範囲で、2進数Aと2進数Bのビット反転
とビット0における値“1”を加えた場合に生じるビッ
ト3のキャリーを検出する。大小検出手段20は、ビッ
ト4からビット7までの範囲で、2進数Aと2進数Bの
大小関係を検出する。判定手段30は、キャリー検出手
段10の出力と大小検出手段20の出力とから、2進数
Aと2進数Bの大小関係を判定して出力する。
【0051】なお、図中の制御信号CNTは、2進数
A,Bが2の補数表現される数ならばパッシブであり、
符号無し2進数ならばアクティブである制御信号であ
る。
【0052】以上のように構成された大小比較装置につ
いて、その動作を説明する。
【0053】キャリー検出手段10は、ビット0からビ
ット3までの範囲で、2進数Aと2進数Bのビット反転
とビット0における値“1”を加えた場合に生じるビッ
ト3のキャリーを検出し、ビット3のキャリー信号C
(3)として出力する。
【0054】一方、大小検出手段20は、ビット4から
ビット7までの範囲で、2進数Aと2進数Bの大小比較
を行い、A大なりBならばビット4のA>B検出信号B
G(4)をアクティブにし、A小なりBならばビット4
のA<B検出信号SL(4)をアクティブにし、A大な
りBの状態とA小なりBの状態の両方とも検出できなけ
ればビット4のA>B検出信号BG(4)とビット4の
A<B検出信号SL(4)の両方をパッシブにする。
【0055】判定手段30は、ビット3のキャリー信号
C(3)とビット4のA>B検出信号BG(4)とビッ
ト4のA<B検出信号SL(4)から、2進数Aと2進
数Bの大小関係を判定して大小比較判定信号JGとして
出力する。
【0056】その際の判定手段30から出力される大小
比較判定信号JGは、ビット4のA<B検出信号SL
(4)がアクティブの時はアクティブになり、ビット4
のA>B検出信号BG(4)がアクティブの時はパッシ
ブになり、ビット4のA<B検出信号SL(4)とビッ
ト4のA>B検出信号BG(4)がともにパッシブの時
はビット3のキャリー信号C(3)がパッシブであれば
アクティブになり、ビット3のキャリー信号C(3)が
アクティブであればパッシブになる。
【0057】以上のようにして出力される大小比較判定
信号JGは、A大なりBあるいはAとBが等しければパ
ッシブになり、A小なりBならばアクティブになり、2
進数Aと2進数Bの大小関係を示す。
【0058】このようにして、2進数Aと2進数Bの大
小比較を行う際に、最下位ビットから上位の方向へはキ
ャリー伝播を検出し、最上位ビットから下位の方向へは
大小関係の情報を検出することにより、2種類の処理を
並行して実行することができ、演算時間を大幅に削減す
ることができ、しかも回路規模としては小さいものでよ
い。
【0059】以下では、本実施の形態における構成要素
の内部構成と動作の詳細について、さらに図2から図1
1までの各図を参照しながら説明する。
【0060】図2は図1中のキャリー検出手段10の内
部構成を示すブロック図である。このキャリー検出手段
10は、8ビットのうちの下位4ビット分のキャリー検
出を行うので、最下位ビット用の1個のキャリー検出要
素100(0)とそれ以外の上位ビット用の3個のキャ
リー検出要素101(1),101(2),101
(3)とで構成される。
【0061】キャリー検出要素100(0)は、2進数
A,Bのビット0の値A(0),B(0)が入力され、
ビット0のキャリー信号C(0)を出力する。
【0062】キャリー検出要素101(1)は、2進数
A,Bのビット1の値A(1),B(1)とビット0の
キャリー信号C(0)とが入力され、ビット1のキャリ
ー信号C(1)を出力する。
【0063】キャリー検出要素101(2)は、2進数
A,Bのビット2の値A(2),B(2)とビット1の
キャリー信号C(1)とが入力され、ビット2のキャリ
ー信号C(2)を出力する。
【0064】キャリー検出要素101(3)は、2進数
A,Bのビット3の値A(3),B(3)とビット2の
キャリー信号C(2)とが入力され、ビット3のキャリ
ー信号C(3)を出力する。
【0065】上記図2のキャリー検出手段10の構成
で、遅延が最もクリティカルになるのは最下位ビットか
らキャリーが伝播してビット3のキャリー信号C(3)
がアクティブになるときである。
【0066】図3は図2中のキャリー検出要素100
(0)の回路図である。このキャリー検出要素100
(0)は、アンド回路1001とノット回路1002と
で構成されている。
【0067】このキャリー検出要素100(0)では、
2進数Aのビット0の値A(0)が値“1”で、かつ2
進数Bのビット0の値B(0)が値“0”ならば、ビッ
ト0のキャリー信号C(0)がアクティブになりキャリ
ーが発生する。また、2進数Aのビット0の値A(0)
が値“1”で、かつ2進数Bのビット0の値B(0)が
値“1”がならば、ビット0のキャリー信号C(0)が
アクティブになりキャリーが発生する。さらに、2進数
Aのビット0の値A(0)が値“0”で、かつ2進数B
のビット0の値B(0)が値“0”がならば、ビット0
のキャリー信号C(0)がアクティブになりキャリーが
発生する。また、2進数Aのビット0の値A(0)が値
“0”で、かつ2進数Bのビット0の値B(0)が値
“1”がならば、ビット0のキャリー信号C(0)がパ
ッシブになりキャリーが発生しない。
【0068】この回路は、ビット0の桁位置に値“1”
を加える場合を想定するので、後述の上位のビットのキ
ャリー検出要素101(1),101(2),101
(3)の回路に比べ簡略化されている。
【0069】図4は図2中のキャリー検出要素101
(i)(ただし、i=1,2,3)の回路図である。こ
のキャリー検出要素101(i)は、アンド回路101
1,1012,1013とオア回路1014とで構成さ
れている。
【0070】このキャリー検出要素101(i)では、
2進数Aのビットiの値A(i)が値“1”で、かつ2
進数Bのビットiの値B(i)が値“0”ならば、ビッ
トiのキャリー信号C(i)がアクティブになりキャリ
ーが発生する。また、2進数Aのビットiの値A(i)
が値“0”で、かつ2進数Bのビットiの値B(i)が
値“1”でない時に、下位ビットからのキャリー入力で
あるキャリー信号C(i−1)がアクティブであれば、
キャリー信号C(i)がアクティブになりキャリーが発
生する。それ以外では、キャリー信号C(i)はパッシ
ブになりキャリーが発生しない。
【0071】容易に想像が付くように、図2中のキャリ
ー検出要素100(0)を図4に示したキャリー検出要
素101(i)(ただし、i=0)に置き換えてキャリ
ー入力に値“1”を入力するように構成しても構わな
い。
【0072】図5は大小検出手段20の構成を示すブロ
ック図である。この大小検出手段20は、8ビットのう
ちの上位4ビット分の大小検出を行うので、最上位ビッ
ト用の1個の大小検出要素200(7)とそれ以外の下
位ビット用の3個の大小検出要素201(6),201
(5),201(4)とで構成される。
【0073】大小検出要素200(7)は、2進数A,
Bのビット7の値A(7),B(7)が入力され、ビッ
ト7のA>B検出信号BG(7)およびA<B検出信号
SL(7)を出力する。
【0074】大小検出要素206(6)は、2進数A,
Bのビット6の値A(6),B(6)とビット7のA>
B検出信号BG(7)およびA<B検出信号SL(7)
が入力され、ビット6のA>B検出信号BG(6)およ
びA<B検出信号SL(6)を出力する。
【0075】大小検出要素206(5)は、2進数A,
Bのビット5の値A(5),B(5)とビット6のA>
B検出信号BG(6)およびA<B検出信号SL(6)
が入力され、ビット5のA>B検出信号BG(5)およ
びA<B検出信号SL(5)を出力する。
【0076】大小検出要素206(4)は、2進数A,
Bのビット4の値A(4),B(4)とビット5のA>
B検出信号BG(5)およびA<B検出信号SL(5)
が入力され、ビット4のA>B検出信号BG(4)およ
びA<B検出信号SL(4)を出力する。
【0077】上記図5の大小検出手段20の構成で、遅
延が最もクリティカルになるのは最上位ビットから大小
関係検出の情報が伝播し、ビット4から出力されるA>
B検出信号BG(4)とA<B検出信号SL(4)が確
定するまでであることが分かる。
【0078】図6は2進数Aと2進数Bが2の補数表現
される符号付き2進数である場合の図5中の大小検出要
素200(7)の回路図である。この大小検出要素20
0(7)は、アンド回路2001,2002で構成され
ている。ここで、2進数Aと2進数Bは、符号付き2進
数である場合、最上位ビットである符号ビットは正数の
場合は値“0”をとり、負数の場合は値“1”をとる。
【0079】この大小検出回路200(7)では、2進
数Aのビット7の値A(7)が値“0”で、かつ2進数
Bのビット7の値B(7)が値“1”ならば、A>B検
出信号BG(7)がアクティブになり、さらに2進数A
のビット7の値A(7)が値“1”で、かつ2進数Bの
ビット7の値B(7)が値0ならば、A<B検出信号S
L(7)がアクティブになり、それ以外ではA>B検出
信号BG(7)とA<B検出信号SL(7)はともにパ
ッシブになる。
【0080】図7は図5中の大小検出要素201(i)
(ただし、i=6,5,4)の回路図である。この大小
検出要素201(i)は、アンド回路2011,201
2,2013とオア回路2014,2015とで構成さ
れている。
【0081】この大小検出要素201(i)では、1ビ
ット上位からのA<B検出信号SL(i+1)がアクテ
ィブならば、A<B検出信号SL(i)はアクティブに
なり、さらに1ビット上位からのA>B検出信号BG
(i+1)がパッシブであり、かつ2進数Aのビットi
の値A(i)が値“0”で、かつ2進数Bのビットiの
値B(i)が値“1”ならば、A<B検出信号SL
(i)はアクティブになる。また、1ビット上位からの
A>B検出信号BG(i+1)がアクティブならば、A
>B検出信号BG(i)はアクティブになり、さらに2
進数Aのビットiの値A(i)が値“1”で、かつ2進
数Bのビットiの値B(i)が値“0”ならば、A>B
検出信号BG(i)はアクティブになる。
【0082】以上のことから、A>B検出信号BG
(i)はビットiより上位で既にA大なりBの状態が検
出された場合にアクティブになり、A<B検出信号SL
(i)はビットiより上位においてA小なりBの状態が
A大なりBの状態検出よりも早く検出された場合(つま
り、A大なりBが検出されたビットより上位のビットで
A小なりBが検出された場合)にアクティブになる。
【0083】図8は図2中の判定手段30の回路図であ
る。この判定手段30は、アンド回路301とオア回路
302とで構成されている。
【0084】この判定手段30では、大小検出手段20
の出力であるビット4のA<B検出信号SL(4)がア
クティブならば、大小比較判定信号JGがアクティブに
なり、さらにビット4のA>B検出信号BG(4)がパ
ッシブであり、かつキャリー検出手段10の出力である
ビット3のキャリー信号C(3)がパッシブであれば、
大小比較判定信号JGがアクティブになる。
【0085】以上のことから、ビット4のA<B検出信
号SL(4)がアクティブであれば、大小比較判定信号
JGがアクティブになり、ビット4のA>B検出信号B
G(4)がアクティブであれば、ビット4のA<B検出
信号SL(4)は必ずパッシブになり、大小比較判定信
号JGがパッシブになる。つまり、大小検出手段20に
おいて、2進数Aと2進数Bの大小関係が検出されれ
ば、その結果が出力される。
【0086】また、ビット4のA<B検出信号SL
(4)とA>B検出信号BG(4)がともにパッシブの
時は、ビット3のキャリー信号C(3)がアクティブで
あれば、大小比較判定信号JGがパッシブになり、ビッ
ト3のキャリー信号C(3)がパッシブであれば、大小
比較判定信号JGがアクティブになる。つまり、大小検
出手段20において2進数Aと2進数Bの大小関係が検
出されなければ、キャリー検出手段10の出力であるビ
ット3のキャリー信号C(3)で最終的に大小関係が決
まる。
【0087】図9は2進数Aと2進数Bが符号無し2進
数である場合の図5中の大小検出要素200(7)の回
路図である。この大小検出要素200(7)は、図6と
同様に、アンド回路2001,2002で構成されてい
る。図6との違いは、A>B検出信号BG(7)とA<
B検出信号SL(7)を取り出す位置が入れ替わったこ
とである。
【0088】この大小検出回路200(7)では、2進
数Aのビット7の値A(7)が値“1”で、かつ2進数
Bのビット7の値B(7)が値“0”ならば、A>B検
出信号BG(7)がアクティブになり、さらに2進数A
のビット7の値A(7)が値“0”で、かつ2進数Bの
ビット7の値B(7)が値“1”ならば、A<B検出信
号SL(7)がアクティブになり、それ以外ではA>B
検出信号BG(7)かつA<B検出信号SL(7)はパ
ッシブになる。
【0089】なお、2進数Aと2進数Bが符号無し2進
数である場合の図5中の大小検出要素201(i)(た
だし、i=6,5,4)については、図7と同じであ
る。
【0090】図6と図9から、2進数Aと2進数Bが2
の補数表現される符号付き2進数である場合と2進数A
と2進数Bが符号無し2進数である場合とで、図5中の
大小検出要素200(7)の回路は、ビット7のA>B
検出信号BG(7)の生成回路と、ビット7のA<B検
出信号SL(7)の生成回路が対称関係にあることが分
かる。
【0091】そこで、2進数Aの最上位ビットであるビ
ット7の値A(7)と2進数Bの最上位ビットであるビ
ット7の値B(7)とを入れ替える機能か、もしくはA
>B検出信号BG(7)とA<B検出信号SL(7)と
を入れ替える機能のいずれかを備えれば、2の補数表現
される符号付き2進数と符号無し2進数との両方に同時
に対応できる。
【0092】図10は、2進数A,Bが2の補数表現さ
れる符号付き2進数であればパッシブになり、2進数
A,Bが符号無し2進数であればアクティブになる制御
信号CNTにより、2進数A,Bの最上位ビットである
ビット7の値A(7),B(7)のデータを入れ替える
手段を備えた大小検出手段21の構成を示すブロック図
を示す。図10において、制御信号CNTによって切り
替えが行われるマルチプレクサ202,203が2進数
A,Bの最上位ビットであるビット7の値A(7),B
(7)のデータを入れ替える手段を構成している。その
他は図5と同じである。
【0093】図11は、上記の制御信号CNTにより、
A>B検出信号BG(7)とA<B検出信号SL(7)
のを入れ替える手段を備えた大小関係検出手段22の構
成を示すブロック図である。図11において、制御信号
CNTによって切り替えが行われるマルチプレクサ20
4,205がA>B検出信号BG(7)とA<B検出信
号SL(7)のを入れ替える手段を構成している。その
他は図5と同じである。
【0094】以上の図10または図11の構成を採用す
ることにより、2の補数表現の2進数と符号無し2進数
の両方に対応できる大小比較装置が得られる。
【0095】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、キャリー検出手段10と大小検出手段20,21ま
たは22と判定手段30とを備えることにより、2進数
Aと2進数Bの大小比較を行う際に、最下位ビットから
上位の方向へはキャリー伝播を検出し、最上位ビットか
ら下位の方向へは大小関係の情報を検出することによ
り、並行して処理を実行することができ、演算時間を大
幅に削減することができ、しかも回路規模は小さく抑え
ることができる。
【0096】また、本実施の形態では、キャリー検出手
段10と大小検出手段20,21または22は、1桁ず
つ情報が伝播して行く構成で示したが、キャリールック
アヘッド構成のように検出回路を並列化することによ
り、さらに高速化することも可能である。ただし、この
ときは並列化のために、多少回路規模が増加する。
【0097】〔第2の実施の形態〕以下本発明の第2の
実施の形態について説明する。
【0098】図12は本発明の第2の実施の形態におけ
る大小比較装置の構成を示すブロック図である。図12
において、A(0),A(1),…,A(7),B
(0),B(1),…,B(7)は、比較する2つの8
ビット幅の2進数A,Bのビット0〜7の値を示し、そ
のうちA(7),B(7)がそれぞれ最上位ビットの値
を示す。
【0099】キャリー検出手段11は、ビット0からビ
ット3までの範囲で、2進数Aと2進数Bのビット反転
とビット0に値“1”を加えた場合に生じるビット3の
キャリーを検出する。大小検出手段20は、ビット4か
らビット7までの範囲で、2進数Aと2進数Bの大小関
係を検出する。判定手段31は、キャリー検出手段11
の出力と大小検出手段20の出力とから、2進数Aと2
進数Bの大小関係を判定して出力する。大小検出手段2
0は第1の実施の形態と同じ構成である。
【0100】第2の実施の形態の構成は、第1の実施の
形態において、キャリー検出手段11は2進数Aと2進
数Bがビット0からビット3までの範囲で各ビット毎に
全く等しいデータであるために、最下位ビットの桁位置
に加える値“1”がキャリー伝播の伝播元となり発生す
るビット(k−1)の第1のキャリーC1(3)と、第
1のキャリーC1(3)が発生する場合も含めて総ての
発生するキャリーを含むビット(k−1)の第2のキャ
リーC2(3)とを検出して出力し、判定手段31はキ
ャリー検出手段11の出力である第1のキャリーC1
(3)と第2のキャリーC2(3)と大小検出手段20
の出力であるA>B検出信号BG(4)とA<B検出信
号SL(4)から2進数Aと2進数Bの大小関係を判定
し、大小検出手段20において大小関係が検出されたら
その大小関係を出力し、大小関係が検出されない時は、
キャリー検出手段11の出力である第1のキャリーC1
(3)が検出されればAとBは等しいと判定してかつそ
のときアクティブになるA=B判定信号JGABを出力
し、第1のキャリーC1(3)が検出されずかつ第2の
キャリーC2(3)が検出されればA大なりBと判定し
てかつそのときアクティブになるA>B判定信号JGA
を出力し、第1のキャリーC1(3)と第2のキャリー
C2(3)がともに検出されなければA小なりBと判定
してかつそのときアクティブとなるA<B判定信号JG
Bを出力するように構成される。
【0101】図13は図12中のキャリー検出手段11
の内部構成を示すブロック図である。このキャリー検出
手段11は、8ビットのうちの下位4ビット分のキャリ
ー検出を行うので、最下位ビット用の1個のキャリー検
出要素102(0)とそれ以外の上位ビット用の3個の
キャリー検出要素103(1),103(2),103
(3)とで構成される。
【0102】キャリー検出要素102(0)は、2進数
A,Bのビット0の値A(0),B(0)が入力され、
ビット0の第1および第2のキャリー信号C1(0),
C2(0)を出力する。
【0103】キャリー検出要素103(1)は、2進数
A,Bのビット1の値A(1),B(1)とビット0の
第1および第2のキャリー信号C1(0),C2(0)
とが入力され、ビット1の第1および第2のキャリー信
号C1(1),C2(1)を出力する。
【0104】キャリー検出要素103(2)は、2進数
A,Bのビット2の値A(2),B(2)とビット1の
第1および第2のキャリー信号C1(1),C2(1)
とが入力され、ビット2の第1および第2のキャリー信
号C1(2),C2(2)を出力する。
【0105】キャリー検出要素103(3)は、2進数
A,Bのビット3の値A(3),B(3)とビット2の
第1および第2のキャリー信号C1(2),C2(2)
とが入力され、ビット3の第1および第2のキャリー信
号C1(3),C2(3)を出力する。
【0106】図14は図13中のキャリー検出要素10
2(0)の回路図である。このキャリー検出要素102
(0)は、第1の実施の形態におけるキャリー検出手段
10のキャリー検出要素100(0)の回路に加え、2
進数Aのビット0の値A(0)と2進数Bのビット0の
値B(0)とが全く同じ値であることを検出する回路が
付加された構成になっている。具体的には、AND回路
1021,1022,1023とノット回路1024と
で構成されている。
【0107】このキャリー検出要素102(0)では、
2進数Aのビット0の値A(0)と2進数Bのビット0
の値B(0)とが全く同じ値であるときに第1のキャリ
ー信号C1(0)がアクティブになる。また、第2のキ
ャリー信号C2(0)については、図3のキャリー信号
C(0)と同じである。
【0108】図15は図13中のキャリー検出要素10
3(i)(ただし、i=1,2,3)の回路図である。
このキャリー検出要素103(i)は、第1の実施の形
態におけるキャリー検出手段10のキャリー検出要素1
01(i)の回路に加え、2進数Aのビットiの値A
(i)と2進数Bのビットiの値B(i)とが全く同じ
値であり、かつ1ビット下位までの2進数Aと2進数B
のデータが一致していることを検出する回路が付加され
た構成になっている。具体的には、アンド回路103
1,1032,1033,1034とオア回路1035
とで構成されている。
【0109】このキャリー検出要素103(i)では、
2進数Aのビットiの値A(i)と2進数Bのビットi
の値B(i)とが全く同じ値であり、かつ1ビット下位
までの2進数Aと2進数Bのデータが一致しているとき
に第1のキャリー信号C1(i)がアクティブになる。
また、第2のキャリー信号C2(i)については、図4
のキャリー信号C(i)と同じである。
【0110】図16は図12中の判定手段31の回路図
である。この判定手段31は、第1の実施の形態におけ
る判定手段30の回路に加え、以下の処理を行う回路を
付加している。すなわち、A小なりBでない場合におい
て、キャリー検出手段11の出力である第1のキャリー
C1(3)と第2のキャリーC2(3)との組合せから
A大なりBのときにアクティブになるA>B判定信号J
GAと、AとBが等しいときにアクティブになるA=B
判定信号JGABを生成し出力する回路を付加してい
る。図中のA<B判定信号JGBは判定手段30の出力
である大小比較判定信号JGと同じでA小なりBのとき
にアクティブになる信号である。具体的には、アンド回
路311,312,313とオア回路314とで構成さ
れている。
【0111】以上のように構成された大小比較装置につ
いて、その動作を説明する。
【0112】キャリー検出手段11でビット0からビッ
ト3までの範囲で2進数Aと2進数Bが各ビット毎に全
く等しいデータであるために、最下位ビットの桁位置に
加えた値“1”がキャリー伝播の伝播元となり発生する
ビット3の第1のキャリーを検出して出力することによ
り、判定手段31でA大なりBの状態とAとBは等しい
状態は判別することが可能になる。
【0113】第2の実施の形態を用いることにより、本
発明の演算装置は2つの2進数A,Bの大小比較を行う
際に、A大なりBの状態とA小なりBの状態とAとBは
等しい状態の3つの状態を判定できる。
【0114】また本実施の形態ではそれぞれ3つの状態
でアクティブになる3つの信号を出力しているが、3つ
の状態を2つの信号の組合せで表現してもよく、容易に
実現できる。
【0115】〔第3の実施の形態〕以下本発明の第3の
実施の形態について説明する。
【0116】図17は本発明の第3の実施の形態におけ
る大小比較装置の構成を示すブロック図である。図17
において、A(0),A(1),…,A(7),B
(0),B(1),…,B(7)は、比較する2つの8
ビット幅の2進数A,Bのビット0〜7の値を示し、そ
のうちA(7),B(7)がそれぞれ最上位ビットの値
を示す。
【0117】キャリー検出手段12は、ビット0からビ
ット3までの範囲で、2進数Aと2進数Bのビット反転
とビット0に値“1”を加えた場合に生じるビット3の
キャリーを検出する。大小検出手段20は、ビット4か
らビット7までの範囲で、2進数Aと2進数Bの大小関
係を検出する。判定手段32は、キャリー検出手段12
の出力と大小検出手段20の出力とから、2進数Aと2
進数Bの大小関係を判定して出力する。大小検出手段2
0は第1の実施の形態と同じ構成である。
【0118】第3の実施の形態の構成は、第1の実施の
形態において、キャリー検出手段12は2進数Aと2進
数Bがビット0からビット3までの範囲で各ビット毎に
全く等しいデータであるために、最下位ビットの桁位置
に加える値“1”がキャリー伝播の伝播元となり発生す
るビット(k−1)の第1のキャリーC1(3)と、第
1のキャリーC1(3)が発生する場合以外で発生する
キャリーを含むビット(k−1)の第2のキャリーC3
(3)とを検出して出力し、判定手段32はキャリー検
出手段12の出力である第1のキャリーC1(3)と第
2のキャリーC3(3)と大小検出手段20の出力であ
るA>B検出信号BG(4)とA<B検出信号SL
(4)から2進数Aと2進数Bの大小関係を判定し、大
小検出手段20において大小関係が検出されたらその大
小関係を出力し、大小関係が検出されない時は、キャリ
ー検出手段12の出力である第1のキャリーC1(3)
が検出されればAとBは等しいと判定してかつそのとき
アクティブになるA=B判定信号JGABを出力し、第
2のキャリーC3(3)が検出されればA大なりBと判
定してかつそのときアクティブになるA>B判定信号J
GAを出力し、第1のキャリーC1(3)と第2のキャ
リーC3(3)がともに検出されなければA小なりBと
判定してかつそのときアクティブとなるA<B判定信号
JGBを出力するように構成される。
【0119】図18は図17中のキャリー検出手段12
の内部構成を示すブロック図である。このキャリー検出
手段12は、8ビットのうちの下位4ビット分のキャリ
ー検出を行うので、最下位ビット用の1個のキャリー検
出要素104(0)とそれ以外の上位ビット用の3個の
キャリー検出要素105(1),105(2),105
(3)とで構成される。
【0120】キャリー検出要素104(0)は、2進数
A,Bのビット0の値A(0),B(0)が入力され、
ビット0の第1および第2のキャリー信号C1(0),
C3(0)を出力する。
【0121】キャリー検出要素105(1)は、2進数
A,Bのビット1の値A(1),B(1)とビット0の
第1および第2のキャリー信号C1(0),C3(0)
とが入力され、ビット1の第1および第2のキャリー信
号C1(1),C3(1)を出力する。
【0122】キャリー検出要素105(2)は、2進数
A,Bのビット2の値A(2),B(2)とビット1の
第1および第2のキャリー信号C1(1),C3(1)
とが入力され、ビット2の第1および第2のキャリー信
号C1(2),C3(2)を出力する。
【0123】キャリー検出要素105(3)は、2進数
A,Bのビット3の値A(3),B(3)とビット2の
第1および第2のキャリー信号C1(2),C3(2)
とが入力され、ビット3の第1および第2のキャリー信
号C1(3),C3(3)を出力する。
【0124】図19は図18中のキャリー検出要素10
4(0)の回路図である。このキャリー検出要素104
(0)は、図14のキャリー検出要素102(0)とは
異なり、第2のキャリー信号C3(0)は2進数Aのビ
ット0の値A(0)と2進数Bのビット0の値B(0)
とが同じ値である場合を含まない。つまり、図14の回
路における第2のキャリー信号C2(0)は、2進数A
のビット0の値A(0)と2進数Bのビット0の値B
(0)とが同じ値である場合にもアクティブとなった
が、図19における第2のキャリー信号C3(0)は2
進数Aのビット0の値A(0)と2進数Bのビット0の
値B(0)とが同じ値である場合にはアクティブとはな
らない。したがって、第1のキャリー信号C1(0)と
第2のキャリー信号C3(0)とは同時にアクティブに
なることはなくなっている。その他は図14と同様であ
る。具体的には、AND回路1041,1042,10
43で構成されている。
【0125】図18中のキャリー検出要素105(i)
(ただし、i=1,2,3)は、図図13中のキャリー
検出要素103(i)と同様であり、その具体構成は図
15に示したものと同様であるので、図示を省略する。
【0126】図20は図17中の判定手段32の回路図
である。この判定手段32は、第2の実施の形態におけ
る判定手段31の回路における第2のキャリー信号C2
(3)が第3のキャリー信号C3(3)に変更されたこ
と、つまり第1のキャリー信号C1(0)と第2のキャ
リー信号C3(0)が同時にアクティブになることがな
くなったことに起因して、回路構成が変更されている。
具体的には、アンド回路321,322,323とオア
回路324とで構成されている。
【0127】以上のように構成された大小比較装置につ
いて、その動作を説明する。
【0128】キャリー検出手段12でビット0からビッ
ト3までの範囲で2進数Aと2進数Bが各ビット毎に全
く等しいデータであるために、最下位ビットの桁位置に
加えた値“1”がキャリー伝播の伝播元となり発生する
ビット3の第1のキャリーを検出して出力することによ
り、判定手段32でA大なりBの状態とAとBは等しい
状態は判別することが可能になる。
【0129】第2の実施の形態を用いることにより、本
発明の演算装置は2つの2進数A,Bの大小比較を行う
際に、A大なりBの状態とA小なりBの状態とAとBは
等しい状態の3つの状態を判定できる。
【0130】また本実施の形態ではそれぞれ3つの状態
でアクティブになる3つの信号を出力しているが、3つ
の状態を2つの信号の組合せで表現してもよく、容易に
実現できる。
【0131】なお、上記各実施の形態では、一例として
8ビット2進数A,Bの比較を行うものを示したが、2
進数A,Bのビット数は16ビット、32ビット,62
ビット等任意のビット数の2進数に対して本発明を適用
できるのはいうまでもない。
【0132】また、上記2進数A,Bの上位ビットと下
位ビットの区分けは、大小比較とキャリー伝搬の各々の
処理時間を考慮して、両方の処理時間がほぼ等しくなる
ように決定するのが好ましく、ちょうど真ん中で行う必
要はない。また、特に両方の処理時間が等しくなるよう
に決定する必要はない。つまり、両方の処理時間が等し
くなるように、上位ビットと下位ビットの区分けを設定
しなくても、上記の大小比較とキャリー伝搬を同時に並
列に実行することで、大小比較とキャリー伝搬の何れか
片方のみを行う場合に比べて処理時間の短縮を図ること
ができる。
【0133】また、上記の各実施の形態では、信号の状
態を示すのに、アクティブとパッシブという表現を用い
ているが、ハイまたはロウの信号レベルの何れか一方を
アクティブとし、他方をパッシブとしている。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の大小比較
方法および大小比較装置によれば、2進数Aと2進数B
の大小比較を行う際に、最下位ビットから上位方向への
キャリー伝播を検出する処理と、最上位ビットから下位
方向への大小関係の検出処理を並列処理することによ
り、小さい回路規模で演算時間を大幅に削減した大小比
較行うことができる。また、キャリー伝播を検出するビ
ット範囲で2進数Aと2進数Bが各ビットで全く同じで
あることにより発生するキャリー伝播を個別に検出する
ことにより、A大なりBの状態とA小なりBの状態とA
とBは等しい状態の3つの状態を判定することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる大小比較装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】キャリー検出手段10の構成を示すブロック図
である。
【図3】キャリー検出手段10におけるキャリー検出要
素100(0)の回路構成を示す回路図である。
【図4】キャリー検出手段10におけるキャリー検出要
素101(i)の回路構成を示す回路図である。
【図5】大小検出手段20の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】比較データが2の補数表現される符号付き2進
数データである場合に、大小検出手段20における大小
検出要素200(7)の回路構成を示す回路図である。
【図7】大小検出手段20における大小検出要素201
(i)の回路構成を示す回路図である。
【図8】判定手段30の構成を示す回路図である。
【図9】比較データが符号無し2進数データである場合
に、大小検出手段20における大小検出要素200
(7)の回路構成を示す回路図である。
【図10】制御信号により比較するデータの数体系を切
り替え可能な、大小検出手段21の構成を示すブロック
図である。
【図11】制御信号により比較するデータの数体系を切
り替え可能な、大小検出手段22の構成を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係わる大小比較
装置の構成を示すブロック図である。
【図13】キャリー検出手段11の構成を示すブロック
図である。
【図14】キャリー検出手段11におけるキャリー検出
要素102(0)の回路構成を示す回路図である。
【図15】キャリー検出手段11におけるキャリー検出
要素103(i)の回路構成を示す回路図である。
【図16】判定手段31の構成を示す回路図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態に係わる大小比較
装置の構成を示すブロック図である。
【図18】キャリー検出手段12の構成を示すブロック
図である。
【図19】キャリー検出手段12におけるキャリー検出
要素104(0)の回路構成を示す回路図である。
【図20】判定手段32の回路構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
10 キャリー検出手段 11 キャリー検出手段 12 キャリー検出手段 20 大小検出手段 21 大小検出手段 22 大小検出手段 30 判定手段 31 判定手段 32 判定手段 100(0) キャリー検出要素 101(1) キャリー検出要素 101(2) キャリー検出要素 101(3) キャリー検出要素 101(i) キャリー検出要素 102(0) キャリー検出要素 103(1) キャリー検出要素 103(2) キャリー検出要素 103(3) キャリー検出要素 103(i) キャリー検出要素 200(7) 大小検出要素 201(6) 大小検出要素 201(5) 大小検出要素 201(4) 大小検出要素 201(i) 大小検出要素 202 マルチプレクサ 203 マルチプレクサ 204 マルチプレクサ 205 マルチプレクサ BG(7) A>B検出信号 BG(6) A>B検出信号 BG(5) A>B検出信号 BG(4) A>B検出信号 SL(3) A<B検出信号 SL(2) A<B検出信号 SL(1) A<B検出信号 SL(0) A<B検出信号 CNT 制御信号 JG 大小比較判定信号 JGA A>B判定信号 JGB A<B判定信号 JGAB A=B判定信号

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのnビット(nは正の整数)の2進
    数A,Bの大小比較を行う演算方法であって、 ビット0からビット(k−1)(kは正の整数,0<k
    <n)までのビット範囲で、前記2進数Aと前記2進数
    Bのビット反転と最下位ビットの桁位置における値
    “1”とを加えた場合に発生するビット(k−1)のキ
    ャリーを検出し、 ビットkからビット(n−1)までのビット範囲で、前
    記2進数Aと前記2進数Bの大小関係を検出し、 前記大小関係の検出結果と前記キャリーの検出結果か
    ら、前記2進数Aと前記2進数Bの大小関係を判定して
    出力することを特徴とする大小比較方法。
  2. 【請求項2】 前記2つのnビットの2進数A,Bが2
    の補数表現される符号付き2進数であり、ビットkから
    ビット(n−1)までのビット範囲で、前記2進数A,
    Bの大小関係を検出する際に、 前記2進数Aの最上位ビットである(n−1)ビットが
    正の符号を示し、前記2進数Bの最上位ビットである
    (n−1)ビットが負の符号を示す場合はA大なりBと
    判定し、前記2進数Aの最上位ビットである(n−1)
    ビットが負の符号を示し、前記2進数Bの最上位ビット
    である(n−1)ビットが正の符号を示す場合はA小な
    りBと判定し、それ以外の組合せでは大小関係未検出と
    して1ビット下位データでの大小関係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定し、前記2進数Aの(n−2)ビット
    が値“0”を示し、前記2進数Bの(n−2)ビットが
    値“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の
    組合せでは大小関係未検出として1ビット下位データで
    の大小関係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定し、前記2進数Aの(n−3)ビット
    が値“0”を示し、前記2進数Bの(n−3)ビットが
    値“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の
    組合せでは大小関係未検出として1ビット下位データで
    の大小関係検出に移行し、 前記の大小関係検出をkビットまで順次行い、kビット
    でも大小関係を検出できない場合は大小関係未検出と判
    定することを特徴とする請求項1に記載の大小比較方
    法。
  3. 【請求項3】 前記2つのnビットの2進数A,Bが符
    号無し2進数であり、ビットkからビット(n−1)ま
    でのビット範囲で、前記2進数A,Bの大小関係を検出
    する際に、 前記2進数Aの最上位ビットである(n−1)ビットが
    値“1”を示し、前記2進数Bの最上位ビットである
    (n−1)ビットが値“0”を示す場合はA大なりBと
    判定し、前記2進数Aの最上位ビットである(n−1)
    ビットが値“0”を示し、前記2進数Bの最上位ビット
    である(n−1)ビットが値“1”を示す場合はA小な
    りBと判定し、それ以外の組合せでは大小関係未検出と
    して1ビット下位データでの大小関係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定し、前記2進数Aの(n−2)ビット
    が値“0”を示し、前記2進数Bの(n−2)ビットが
    値“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の
    組合せでは大小関係未検出として1ビット下位データで
    の大小関係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定し、前記2進数Aの(n−3)ビット
    が値“0”を示し、前記2進数Bの(n−3)ビットが
    値“1”を示す場合はA小なりBと判定し、それ以外の
    組合せでは大小関係未検出として1ビット下位データで
    の大小関係検出に移行し、 前記の大小関係検出をkビットまで順次行い、kビット
    でも大小関係を検出できない場合は大小関係未検出と判
    定することを特徴とする請求項1に記載の大小比較方
    法。
  4. 【請求項4】 ビットkからビット(n−1)までのビ
    ット範囲で、前記2進数A,Bの大小関係を検出する際
    に、 前記2進数A,Bが2の補数表現される符号付き2進数
    であればパッシブになり、符号無し2進数であればアク
    ティブになる制御信号により、前記制御信号が前記パッ
    シブであれば前記2進数A,Bを2の補数表現として大
    小関係を検出して出力し、前記制御信号が前記アクティ
    ブであれば前記2進数A,Bを符号無し2進数として大
    小関係を検出して出力することを特徴とする請求項1に
    記載の大小比較方法。
  5. 【請求項5】 前記2進数A,Bの大小関係を判定する
    際に、 前記ビットkからビット(n−1)までのビット範囲で
    の大小関係が検出されたらその大小関係を出力し、大小
    関係が検出されなければ前記キャリーの検出結果によ
    り、キャリーが検出されればA大なりBあるいはAとB
    は等しいと判定し、キャリーが検出されなければA小な
    りBと判定することを特徴とする請求項1に記載の大小
    比較方法。
  6. 【請求項6】 ビット0からビット(k−1)までのビ
    ット範囲で、前記2進数Aと前記2進数Bのビット反転
    と最下位ビットの桁位置における値“1”とを加えた場
    合に発生するビット(k−1)のキャリーを検出する際
    に、 前記2進数Aと前記2進数Bがビット0からビット(k
    −1)までのビット範囲で各ビット毎に全く等しいデー
    タであるために、前記最下位ビットの桁位置に加えた値
    “1”がキャリー伝播の伝播元となり発生するビット
    (k−1)の第1のキャリーと、前記第1のキャリーが
    発生する場合も含めて総ての発生するキャリーを含むビ
    ット(k−1)の第2のキャリーを検出し、 前記ビットkからビット(n−1)までのビット範囲で
    の大小関係検出において大小関係が検出されたらその大
    小関係を出力し、大小関係が検出されなければ前記キャ
    リーの検出結果により、前記第1のキャリーが検出され
    ればAとBは等しいと判定し、前記第1のキャリーが検
    出されずかつ前記第2のキャリーが検出されればA大な
    りBと判定し、前記第1のキャリーと前記第2のキャリ
    ーがともに検出されなければA小なりBと判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の大小比較方法。
  7. 【請求項7】 ビット0からビット(k−1)までのビ
    ット範囲で、前記2進数Aと前記2進数Bのビット反転
    と最下位ビットの桁位置における値“1”とを加えた場
    合に発生するビット(k−1)のキャリーを検出する際
    に、 前記2進数Aと前記2進数Bがビット0からビット(k
    −1)までのビット範囲で各ビット毎に全く等しいデー
    タであるために、前記最下位ビットの桁位置に加えた値
    “1”がキャリー伝播の伝播元となり発生するビット
    (k−1)の第1のキャリーと、前記第1のキャリーが
    発生する場合以外で発生するキャリーを含むビット(k
    −1)の第2のキャリーを区別して検出し、 前記ビットkからビット(n−1)までのビット範囲で
    の大小関係検出において大小関係が検出されたらその大
    小関係を出力し、大小関係が検出されなければ前記キャ
    リーの検出結果により、前記第1のキャリーが検出され
    ればAとBは等しいと判定して出力し、前記第2のキャ
    リーが検出されればA大なりBと判定して出力し、前記
    第1のキャリーと前記第2のキャリーがともに検出され
    なければA小なりBと判定して出力することを特徴とす
    る請求項1に記載の大小比較方法。
  8. 【請求項8】 2つのnビットの2進数A,Bの大小比
    較を行う演算装置であって、 ビット0からビット(k−1)までのビット範囲で、前
    記2進数Aと前記2進数Bのビット反転と最下位ビット
    の桁位置における値“1”とを加えた場合に発生するビ
    ット(k−1)のキャリーを検出し出力するキャリー検
    出手段と、 ビットkからビット(n−1)までのビット範囲で、前
    記2進数Aと前記2進数Bの大小関係を検出し、A大な
    りBの場合にアクティブになるA>B検出信号と、A小
    なりBの場合にアクティブになるA<B検出信号とを出
    力し、前記2進数Aと前記2進数Bの大小関係が検出で
    きなければ前記A>B検出信号と前記A<B検出信号が
    両方ともパッシブになる大小検出手段と、 前記大小検出手段の出力と前記キャリー検出手段の出力
    から、前記2進数Aと前記2進数Bの大小関係を判定
    し、A大なりBあるいはAとBが等しい場合にパッシブ
    になり、A小なりBの場合にアクティブになる大小比較
    判定信号を出力する判定手段とを備えたことを特徴とす
    る大小比較装置。
  9. 【請求項9】 前記大小検出手段は、 前記2つのnビットの2進数A,Bが2の補数表現され
    る符号付き2進数であるとき、前記2進数Aの最上位ビ
    ットである(n−1)ビットが正の符号を示し、前記2
    進数Bの最上位ビットである(n−1)ビットが負の符
    号を示す場合はA大なりBと判定して前記A>B検出信
    号をアクティブにして出力し、前記2進数Aの最上位ビ
    ットである(n−1)ビットが負の符号を示し、前記2
    進数Bの最上位ビットである(n−1)ビットが正の符
    号を示す場合はA小なりBと判定して前記A<B検出信
    号をアクティブにして出力し、それ以外の組合せでは大
    小関係未検出として1ビット下位データでの大小関係検
    出に移行し、 前記2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定して前記A>B検出信号をアクティブ
    にして出力し、前記2進数Aの(n−2)ビットが値
    “0”を示し、前記2進数Bの(n−2)ビットが値
    “1”を示す場合はA小なりBと判定して前記A<B検
    出信号をアクティブにして出力し、それ以外の組合せで
    は大小関係未検出として1ビット下位データでの大小関
    係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定して前記A>B検出信号をアクティブ
    にして出力し、前記2進数Aの(n−3)ビットが値
    “0”を示し、前記2進数Bの(n−3)ビットが値
    “1”を示す場合はA小なりBと判定して前記A<B検
    出信号をアクティブにして出力し、それ以外の組合せで
    は大小関係未検出として1ビット下位データでの大小関
    係検出に移行し、 前記の大小関係検出をkビットまで順次行い、kビット
    でも大小関係を検出できない場合は大小関係未検出と判
    定して前記A>B検出信号と前記A<B検出信号とをと
    もにパッシブにして出力することを特徴とする請求項8
    に記載の大小比較装置。
  10. 【請求項10】 前記大小検出手段は、 前記2つのnビットの2進数A,Bが符号無し2進数で
    あるとき、前記2進数Aの最上位ビットである(n−
    1)ビットが値“1”を示し、前記2進数Bの最上位ビ
    ットである(n−1)ビットが値“0”を示す場合はA
    大なりBと判定して前記A>B検出信号をアクティブに
    して出力し、前記2進数Aの最上位ビットである(n−
    1)ビットが値“0”を示し、前記2進数Bの最上位ビ
    ットである(n−1)ビットが値“1”を示す場合はA
    小なりBと判定して前記A<B検出信号をアクティブに
    して出力し、それ以外の組合せでは大小関係未検出とし
    て1ビット下位データでの大小関係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−2)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−2)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定して前記A>B検出信号をアクティブ
    にして出力し、前記2進数Aの(n−2)ビットが値
    “0”を示し、前記2進数Bの(n−2)ビットが値
    “1”を示す場合はA小なりBと判定して前記A<B検
    出信号をアクティブにして出力し、それ以外の組合せで
    は大小関係未検出として1ビット下位データでの大小関
    係検出に移行し、 前記2進数Aの(n−3)ビットが値“1”を示し、前
    記2進数Bの(n−3)ビットが値“0”を示す場合は
    A大なりBと判定して前記A>B検出信号をアクティブ
    にして出力し、前記2進数Aの(n−3)ビットが値
    “0”を示し、前記2進数Bの(n−3)ビットが値
    “1”を示す場合はA小なりBと判定して前記A<B検
    出信号をアクティブにして出力し、それ以外の組合せで
    は大小関係未検出として1ビット下位データでの大小関
    係検出に移行し、 前記の大小関係検出をkビットまで順次行い、kビット
    でも大小関係を検出できない場合は大小関係未検出と判
    定して前記A>B検出信号と前記A<B検出信号とをと
    もにパッシブにして出力することを特徴とする請求項8
    に記載の大小比較装置。
  11. 【請求項11】 前記大小検出手段は、 前記2進数A,Bが2の補数表現される符号付き2進数
    であればパッシブになり、符号無し2進数であればアク
    ティブになる制御信号により、前記2進数A,Bの最上
    位ビットであるビット(n−1)のデータを入れ替える
    手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の大小比
    較装置。
  12. 【請求項12】 前記大小検出手段は、 前記2進数A,Bが2の補数表現される符号付き2進数
    であればパッシブになり、符号無し2進数であればアク
    ティブになる制御信号により、前記2進数Aの(n−
    1)ビットが値“1”を示し、前記2進数Bの(n−
    1)ビットが値“0”を示す場合にアクティブとなる信
    号と、前記2進数Aの(n−1)ビットが値“0”を示
    し、前記2進数Bの(n−1)ビットが値“1”を示す
    場合にアクティブとなる信号とを入れ替えて出力する手
    段を備えることを特徴とする請求項8に記載の大小比較
    装置。
  13. 【請求項13】 前記判定手段は、 前記大小検出手段の出力である前記A<B検出信号がア
    クティブの時はアクティブになり、前記A>B検出信号
    がアクティブの時はパッシブになり、前記A<B検出信
    号と前記A>B検出信号がともにパッシブの時は前記キ
    ャリー検出手段の出力がパッシブであればアクティブに
    なり、前記キャリー検出手段の出力がアクティブであれ
    ばパッシブになる大小比較判定信号を出力することによ
    り前記2進数Aと前記2進数Bの大小関係を判定するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の大小比較装置。
  14. 【請求項14】 前記キャリー検出手段は、 前記2進数Aと前記2進数Bがビット0からビット(k
    −1)までのビット範囲で各ビット毎に全く等しいデー
    タであるために、前記最下位ビットの桁位置に加えた値
    “1”がキャリー伝播の伝播元となり発生するビット
    (k−1)の第1のキャリーと、前記第1のキャリーが
    発生する場合も含めて総ての発生するキャリーを含むビ
    ット(k−1)の第2のキャリーとを検出して出力し、 前記判定手段は、 前記大小検出手段において大小関係が検出されたらその
    大小関係を出力し、大小関係が検出されない時は、前記
    キャリー検出手段の出力である前記第1のキャリーが検
    出されればAとBは等しいと判定してかつそのときアク
    ティブになるA=B判定信号を出力し、前記第1のキャ
    リーが検出されずかつ前記第2のキャリーが検出されれ
    ばA大なりBと判定してかつそのときアクティブになる
    A>B判定信号を出力し、前記第1のキャリーと前記第
    2のキャリーがともに検出されなければA小なりBと判
    定してかつそのときアクティブとなるA<B判定信号を
    出力することを特徴とする請求項8に記載の大小比較装
    置。
  15. 【請求項15】 前記キャリー検出手段は、 前記2進数Aと前記2進数Bがビット0からビット(k
    −1)までのビット範囲で各ビット毎に全く等しいデー
    タであるために、前記最下位ビットの桁位置に加えた値
    “1”がキャリー伝播の伝播元となり発生するビット
    (k−1)の第1のキャリーと、前記第1のキャリーが
    発生する場合以外で発生するキャリーを含むビット(k
    −1)の第2のキャリーとを検出して出力し、 前記判定手段は、 前記大小関係検出において大小関係が検出されたらその
    大小関係を出力し、大小関係が検出されない時は、前記
    キャリー検出手段の出力である前記第1のキャリーが検
    出されればAとBは等しいと判定してかつそのときアク
    ティブになるA=B判定信号を出力し、前記第2のキャ
    リーが検出されればA大なりBと判定してかつそのとき
    アクティブになるA>B判定信号を出力し、前記第1の
    キャリーと前記第2のキャリーがともに検出されなけれ
    ばA小なりBと判定してかつそのときアクティブとなる
    A<B判定信号を出力することを特徴とする請求項8に
    記載の大小比較装置。
JP10394599A 1999-04-12 1999-04-12 大小比較方法および装置 Expired - Fee Related JP3557366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10394599A JP3557366B2 (ja) 1999-04-12 1999-04-12 大小比較方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10394599A JP3557366B2 (ja) 1999-04-12 1999-04-12 大小比較方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000293359A true JP2000293359A (ja) 2000-10-20
JP3557366B2 JP3557366B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=14367591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10394599A Expired - Fee Related JP3557366B2 (ja) 1999-04-12 1999-04-12 大小比較方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3557366B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3557366B2 (ja) 2004-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3729881B2 (ja) 並列加算および平均演算を行うための回路およびその方法
US5317527A (en) Leading one/zero bit detector for floating point operation
US5515306A (en) Processing system and method for minimum/maximum number determination
JPH0850545A (ja) 最小/最大検索命令を有するデジタル処理装置
US6629118B1 (en) Zero result prediction
JP3012357B2 (ja) シフト量検出回路
JPH1091397A (ja) 演算回路
JPH09222991A (ja) 加算方法および加算器
JP3557366B2 (ja) 大小比較方法および装置
JPWO2007083377A1 (ja) パリティ生成回路、計数回路および計数方法
JPH0511980A (ja) 桁あふれ検出方式とその回路
GB2431745A (en) Apparatus and method to find the maximum and minimum of a set of numbers
US6631393B1 (en) Method and apparatus for speculative addition using a limited carry
US20060277246A1 (en) Multiplication circuitry
KR0175357B1 (ko) 고속화를 위한 연산기의 오버플로우 검출회로
US7469265B2 (en) Methods and apparatus for performing multi-value range checks
JP3112000B2 (ja) 加算回路
US6411975B1 (en) Digital processing
JP2005182294A (ja) 平均値算出装置および平均値算出方法
JP3122622B2 (ja) 除算装置
US20040167949A1 (en) Data saturation manager and corresponding method
JPH04157527A (ja) 障害検出機能付き算術演算器
JPH03176733A (ja) 加減算器のオーバーフロー検出回路
JPH06303129A (ja) 試験機能付きカウンタ回路
JPH1021054A (ja) 演算処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040517

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees