JP2000292875A - 放射線画像読取機の検査方法 - Google Patents

放射線画像読取機の検査方法

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JP2000292875A
JP2000292875A JP11099775A JP9977599A JP2000292875A JP 2000292875 A JP2000292875 A JP 2000292875A JP 11099775 A JP11099775 A JP 11099775A JP 9977599 A JP9977599 A JP 9977599A JP 2000292875 A JP2000292875 A JP 2000292875A
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Hiroaki Yasuda
裕昭 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置を基準条件に設定するおkとなく、画像読
取のレスポンス、S/N比、感度等の放射線画像読取機
の検査を簡易な操作で行うことができる、放射線画像読
取機の検査方法を提供する。 【解決手段】検査用の放射線画像を読み取り、得られた
画像信号から放射線画像読取機の装置性能を示す性能値
を算出し、撮影条件、蛍光体シートの種類および読取条
件の少なくとも1つをパラメータとして、性能値を放射
線画像読取の基準条件における性能値に換算し、あるい
は装置の基準性能値を検査用の放射線画像の撮影および
読取条件に応じた性能値に換算し、換算して得られた性
能値を用いて放射線画像読取機の性能判定を行うことに
より、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線画像システ
ムに用いられる放射線画像読取の技術分野に属し、詳し
くは、良好な作業性で放射線画像読取機の性能を検査す
ることができる放射線画像読取機の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】FCR(富士コンピューテッドラジオグ
ラフィー)のように、蓄積性蛍光体を利用する放射線診
断システムが実用化されている。
【0003】蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)とは、放射
線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)の照
射を受けると、この放射線エネルギーの一部を蓄積し、
この後、蛍光体に可視光等の励起光の照射を受けると、
蓄積されたエネルギーに応じた輝尽発光を示す蛍光体で
ある。この蓄積性蛍光体を利用する放射線診断システム
では、人体等の被写体の放射線画像を、蓄積性蛍光体層
を有するシート(以下、蛍光体シートとする)に記録
し、この蛍光体シートを励起光で2次元的に走査して輝
尽発光光を生ぜしめ、この輝尽発光光を光電的に読み取
って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感光材料
やCRT等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像と
して出力する(特開昭55−12429号,同56−1
1395号の各公報等参照)。
【0004】また、蓄積性蛍光体を利用するシステム
は、数々の利点を有するので、医療診断の分野のみなら
ず、工業製品の探傷検査等への利用も考えられている。
例えば、丸棒や鋼管等の透過放射線画像を先と同様にし
て再生すれば、損傷部分は他の部分よりも放射線吸収率
が低いため、再生画像においては、周囲よりも黒くな
り、外部から観察できない損傷部分を検出することがで
きる。
【0005】このような放射線画像システム(以下、シ
ステムとする)を適正に管理するためには、放射線画像
読取機(以下、画像読取機とする)の性能、具体的に
は、画像読取のレスポンス(鮮鋭度)、S/N比、感
度、線形性、粒状性等を測定し、各性能が適正であるか
否かを判定し(以下、検査とする)、不適性である場合
には、装置の調整を行う必要がある。
【0006】システムの検査は、一般的に、蛍光体シー
ト等の放射線記録媒体に検査用の画像を撮影して、その
画像を解析することによって行われる。ここで、このよ
うな画像解析による画像読取機の性能は、検査用画像撮
影の照射線量(撮影時に放射線記録媒体に照射した放射
線量)や検査用画像撮影の撮影管電圧などの撮影条件、
蛍光体シートの種類、放射線画像読取のモードや検査用
画像の撮影から読み取りまでの時間などの読取条件等、
各種の要素によって変動する。
【0007】そのため、画像読取機の検査を行う場合に
は、検定用画像の撮影条件や画像読取の条件を、検査用
の条件(基準条件)に合わせる必要がある。言い換えれ
ば、撮影や読取を基準条件に合わせなければ、正確な検
査を行うことができず、検査に手間がかかっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決することにあり、画像読取のレ
スポンス、S/N比、感度等の放射線画像読取機の検査
を簡易な操作で行うことができる、放射線画像読取機の
検査方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、蛍光体シートに蓄積記録された検査用の
放射線画像を読み取り、得られた画像信号から放射線画
像読取機の装置性能を示す性能値を算出し、前記放射線
画像の撮影条件、前記蛍光体シートの種類、および前記
放射線画像の読取条件の少なくとも1つをパラメータと
して、前記性能値を放射線画像読取の基準条件における
性能値に換算し、あるいは装置の基準性能値を検査用の
放射線画像の撮影および読取条件に応じた性能値に換算
し、換算して得られた性能値を用いて放射線画像読取機
の性能判定を行うことを特徴とする放射線画像読取機の
検査方法を提供する。
【0010】また、前記放射線画像の撮影条件が、前記
放射線画像の撮影における照射線量および前記放射線画
像の撮影における撮影管電圧の少なくとも一方であり、
前記放射線画像の読取条件が、前記放射線画像読取の読
取モードおよび前記放射線画像の撮影から読み取りまで
の時間の少なくとも一方であるのが好ましく、さらに、
前記装置性能が、画像読取のレスポンス、S/N比、お
よび感度の少なくとも一つであり、レスポンスは、撮影
管電圧、蛍光体シートの種類ならびに読取モードを、S
/N比および感度は、照射線量、撮影管電圧、蛍光体シ
ートの種類、読取モードならびに撮影から読み取りまで
の時間を、それぞれパラメータとして前記換算をのが好
ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の放射線画像読取機
の検査方法について、添付の図面に示される好適実施例
を基に詳細に説明する。
【0012】図1に、本発明の放射線画像読取機の検査
方法の実施に好適な、放射線画像記録読取機の一例の概
念図を示す。図1に示される放射線画像記録読取機10
(以下、記録読取機10とする)は、前述の蛍光体シー
トを利用する放射線診断システムを構成するもので、基
本的に、蛍光体シートPの待機部12と、撮影部14
と、読取部16と、消去部18と、画像信号の処理部2
0とを有して構成される。この記録読取機10において
は、放射線画像読取機(以下、画像読取機とする)は、
基本的に、読取部16および処理部20によって構成さ
れる。
【0013】待機部12には、未露光(放射線画像が撮
影されていない)の蛍光体シートPが収納されており、
放射線画像の蓄積記録(撮影)の際に、搬送ローラ対2
4、ローラとエンドレスベルトとからなる搬送手段2
6、および搬送ローラ対28によって、撮影部14に搬
送される。
【0014】撮影部14は、下端の軸30aを中心とし
て回動可能な蛍光体シートPの保持台30と、撮影台3
2と、放射線源34とを有して構成される。搬送ローラ
対28によって蛍光体シートPが撮影部14に搬送され
ると、保持台30が蛍光体シートPを保持し、次いで、
矢印に示されるように軸30aを中心にして図中左方向
に保持台30が回動して、蛍光体シートPを撮影台32
(被写体に対して裏面側)に密着させる。次いで、放射
線源34から放射線(X線)が射出され、蛍光体シート
Pに放射線画像が撮影(蓄積記録)される。
【0015】撮影が終了すると、保持台30が図中右方
向に回動して、蛍光体シートPを撮影台32から離し、
次いで、蛍光体シートPは、図示しない移動手段によっ
て上方に移動され、搬送ローラ対35に挟持される。蛍
光体シートPは、さらに、エンドレスベルトおよびロー
ラからなる搬送手段44およびガイド46によって搬送
され、読取部16の副走査(搬送)ローラ対38に送ら
れる。
【0016】読取部16は、副走査ローラ対38および
38に加え、走査光学系36と、光ガイド40と、フォ
トマルチプライヤ(光電子増倍管)42とを有する。読
取部16に搬送された蛍光体シートPは、副走査ローラ
対38によって副走査方向(図中右方向)に搬送されつ
つ、走査光学系36から射出される、副走査方向と直交
する主走査方向(紙面に垂直方向)に偏向された励起光
Lによって、2次元的に走査される。励起光によって走
査された蛍光体シートPからは、蓄積記録された放射線
画像に応じた輝尽発光光が生じる。輝尽発光光は、光ガ
イド40によって伝播され、フィルタによって輝尽発光
光以外の成分を除去された後、フォトマルチプライヤ4
2に入射され、光電的に読み取られ、放射線画像の画像
信号として処理部20に送られる。
【0017】放射線画像の読み取りを終了した蛍光体シ
ートPは、ガイド48や搬送ローラ対50等によって消
去部18に搬送され、消去ランプ52から射出される消
去光を照射されて、残存する放射線画像を消去されて未
露光の蛍光体シートPとされ、搬送ローラ対54、エン
ドレスベルトとローラからなる搬送手段56、搬送手段
26および搬送ローラ対24によって、待機部12に搬
送される。
【0018】図2に示されるように、処理部20は、L
og変換機60、アンプ62、アンチエリアジングフィ
ルタ64、A/D(アナログ/デジタル)変換器66、
画像処理部68、および性能算出部70を有して構成さ
れる。
【0019】通常の放射線画像の読み取りの際には、フ
ォトマルチプライヤ(PMT)42から出力された放射
線画像の画像信号は、Log変換器60でLog変換さ
れ、アンプ62によって増幅され、アンチエリアジング
フィルタ64によってエリアジングの原因となる高周波
成分を除去された後、A/D変換器66によって変換さ
れてデジタルの画像データとされる。
【0020】性能算出部70は、画像読取機(読取部1
6および処理部20)の検査を行う際に、A/D変換器
66が変換した検査用画像の画像データを用いて、レス
ポンス(鮮鋭度)、S/N比、感度、線形性、粒状性等
の画像読取機の性能を算出し、各性能が適正であるか否
かを判定する部位である。この点については、後に詳述
する。
【0021】通常の放射線画像読取時には、A/D変換
器66で処理された画像データは、次いで、画像処理部
68に送られ、階調調整、濃度補正、シャープネス(先
鋭化)処理等の所定の画像処理を施されて、出力部Oに
出力され、CRT(CathodeRay Tube)等の表示手段に
よる表示、プリンタによるハードコピーとしての出力等
に供される。
【0022】以下、このような記録読取装置10におけ
る画像読取機の検査方法を説明することにより、本発明
の放射線画像読取機の検査方法について、詳細に説明す
る。図示例においては、画像読取機を構成する読取部1
6および処理部20の検査となる。
【0023】例えば、モードの選択等によって検査の実
行を指示すると共に、撮影条件や読取条件、具体的に
は、放射線源34の撮影管電圧、蛍光体シートPの種
類、読取モード、および検査用画像の撮影から読み取り
までの時間等、必要な情報を、記録読取装置10に接続
されるキーボード等によって入力する。なお、蛍光体シ
ートPの種類とは、例えば、標準タイプや高鮮鋭性タイ
プ等の蛍光体シートの種類、蛍光体シートPの世代(バ
ージョン)、蛍光体シートPの使用年数等である。ま
た、読取モードとは、画像読取のサンプリングピッチや
励起エネルギー等の読み取りに関する設定のことであっ
て、例えば、200μmピッチでサンプリングを行う通
常モードと100μmピッチでサンプリングを行う高精
細モード等である。
【0024】これに応じて、記録読取機10は、未露光
の蛍光体シートPを待機部12から撮影部14に搬送し
て、撮影台32に密着する。次いで、放射線源34を駆
動して、蛍光体シートPに検査用の放射線画像、例え
ば、CTF(contrast transferfunction)チャートや所
定照射線量のベタ画像を撮影する。なお、これらの検査
用画像は、複数を一枚の蛍光体シートPに撮影してもよ
い。この際において、行う検査の種類に応じて、性能の
算出に照射線量が必要な場合には、撮影台32の所定位
置に線量計をセットし、照射線量を測定しながら、撮影
を行う。測定した照射線量は、記録読取装置10に接続
されるキーボード等によって、性能算出部70に入力さ
れる。
【0025】蛍光体シートPへの放射線画像の撮影を終
了すると、前述のように、蛍光体シートPは読取部16
に搬送され、励起光Lによって2次元的に走査され、蓄
積記録された検査用の放射線画像に応じた輝尽発光光を
生じる。この輝尽発光光は、光ガイド40によって伝播
されてフォトマルチプライヤ42によって光電的に読み
取られ、検定用画像の画像信号として処理部20に送ら
れる。
【0026】読み取りを終了した蛍光体シートPは、消
去部18に搬送され、消去ランプ52から射出される消
去光によって残存する放射線画像を消去され、未露光の
蛍光体シートPとして待機部12に送られる。
【0027】処理部20に送られた検査用画像の画像信
号は、通常の放射線画像の読み取りと同様に、Log変
換器60でLog変換され、アンプ64で増幅され、A
/D変換器66で変換されてデジタルの画像データとさ
れた後、性能算出部70に送られる。
【0028】性能算出部70は、得られた画像データを
用いて、画像読取機の性能を示す性能値(実測性能値)
を算出し、次いで、撮影条件および読取条件に応じて実
測性能値を変換し、放射線画像読取の検査用の基準条件
での撮影および読取に対応する性能値(判定性能値)を
算出する。具体的には、検査用画像の撮影における照射
線量(X)、検査用画像の撮影における放射線源34の
撮影管電圧(K)=撮影放射線の波長、蛍光体シートP
の種類(V)、読取モード(M)、および検査用画像の
撮影から読み取りまでの時間(T)の少なくとも1つを
パラメータとして、算出した実測性能値を変換して、検
査用の基準条件での撮影および読取に対応する判定性能
値を算出する。
【0029】従って、本発明によれば、画像読取機の検
査の際に、検査用画像の撮影条件や読取条件を、検査用
の基準条件に調整しなくても、正確に性能の測定を行う
ことができるので、簡易な操作で装置の性能を把握する
ことができる。
【0030】本例においては、一例として、レスポンス
(鮮鋭度)を示すCTF、S/N比を示すRMS(root
mean square)および感度を示す平均QL値(平均デジ
タルデータ値)を画像読取機の判定性能値として算出す
る。
【0031】CTFを算出する場合には、CTFチャー
トを蛍光体シートPに撮影して読み取った画像データか
ら、公知の方法で、実測CTFを算出する。次いで、照
射線量(X)、撮影管電圧(K)、蛍光体シートPの種
類(V)および読取モード(M)の少なくとも1つをパ
ラメータとする関数を用いて、実測CTFを変換して、
判定CTFを算出する。 判定CTF=実測CTF[F(X,K,V,M)] なお、本例においては、CTFチャートを用いてレスポ
ンスを求めたが、本発明はこれに限定はされず、例え
ば、スリット像からCTFやMTFを求めて、レスポン
スを求めてもよい。
【0032】RMSを算出する場合には、ベタ画像を蛍
光体シートPに撮影して読み取った画像データから、公
知の方法で実測RMSを算出する。次いで、照射線量
(X)、撮影管電圧(K)、蛍光体シートPの種類
(V)、読取モード(M)、および撮影から読み取りま
での時間(T)の少なくとも1つをパラメータとする関
数を用いて、実測RMSを変換して、判定RMSを算出
する。 判定RMS=実測RNS[F(X,K,V,M,T)] なお、S/Nの指標としては、RMS以外にも、DQE
(detective quantumefficiency) 等の公知のものが各
種利用可能である。
【0033】平均QL値を算出する場合には、ベタ画像
を蛍光体シートPに撮影して読み取った画像データの平
均値を求めて、実測平均QL値を算出する。次いで、照
射線量(X)、撮影管電圧(K)、蛍光体シートPの種
類(V)、読取モード(M)、および撮影から読み取り
までの時間(T)の少なくとも1つをパラメータとする
関数を用いて、実測平均QL値を変換して、判定平均Q
L値を算出する。 判定平均QL値=実測平均QL値[F(X,K,V,
M,T)] なお、感度の指標としては、平均QL値以外にも、蛍光
体シートPを読み取って得られた画像データのヒストグ
ラムの所定位置(ヒストグラム分布の中点、ヒストグラ
ムの中央値、ヒストグラムの最大ピーク位置等)のQL
値を感度の指標とする等、公知のものが各種利用可能で
ある。
【0034】このような実測性能値から判定性能値への
変換は、演算によって行っても良く、あるいは、各性能
値毎に、各パラメータに対応する補正テーブル(LU
T)を作成しておき、この補正テーブルを用いて実測性
能値から判定性能値への変換を行ってもよい。
【0035】性能算出部70は、このようにして判定性
能値を算出した後、装置の性能基準値(基準CTF、基
準RMS、基準平均QL値等)と判定性能値とを比較し
て、装置性能が適正であるか否かの判定を行う。判定結
果、あるいはさらに判定性能値は、例えば画像処理部6
8から出力部Oに送られ、出力部OのCRT等に表示さ
れ、あるいはさらにハードコピーとして出力され、必要
に応じて、装置の調整が行われる。
【0036】以上、本発明の放射線画像読取機の検査方
法について詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に
限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、各種の改良や変更を行ってもいのは、もちろんであ
る。例えば、以上の例では、実測性能値を変換して判定
性能値を算出して、性能基準値と比較、判定を行ってい
るが、逆に、装置の性能基準値を撮影条件や読取条件に
応じて変換して、実測性能値と比較、判定を行ってもよ
い。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、検査の基準条件に装置を調整する必要なく、簡
易な操作で、画像読取のレスポンス、S/N比、感度等
の放射線画像読取機の性能を測定し、判定して、検査を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の放射線画像読取機の検査方法を実施
する放射線画像読取機の一例の概念図である。
【図2】 図1に示される放射線画像読取機の処理部の
ブロック図である。
【符号の説明】
10 (放射線画像)記録読取機 12 待機部 14 撮影部 16 読取部 18 消去部 20 処理部 24,28,35.50,52 搬送ローラ対 26,44,54 搬送手段 30 保持部 32 撮影台 34 放射線源 36 走査光学系 38 副走査ローラ対 40 光ガイド 42 フォトマルチプライヤ 46,48 ガイド 52 消去ランプ 60 Log変換器 62 可変ゲインアンプ 64 アンチエリアジングフィルタ 66 A/D変換器 68 画像処理部 70 性能算出部 72 補正部 P 蛍光体シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光体シートに蓄積記録された検査用の放
    射線画像を読み取り、得られた画像信号から放射線画像
    読取機の装置性能を示す性能値を算出し、前記放射線画
    像の撮影条件、前記蛍光体シートの種類、および前記放
    射線画像の読取条件の少なくとも1つをパラメータとし
    て、前記性能値を放射線画像読取の基準条件における性
    能値に換算し、あるいは装置の基準性能値を検査用の放
    射線画像の撮影および読取条件に応じた性能値に換算
    し、換算して得られた性能値を用いて放射線画像読取機
    の性能判定を行うことを特徴とする放射線画像読取機の
    検査方法。
  2. 【請求項2】前記放射線画像の撮影条件が、前記放射線
    画像の撮影における照射線量および前記放射線画像の撮
    影における撮影管電圧の少なくとも一方であり、前記放
    射線画像の読取条件が、前記放射線画像読取の読取モー
    ドおよび前記放射線画像の撮影から読み取りまでの時間
    の少なくとも一方である請求項1に記載の放射線画像読
    取機の検査方法。
  3. 【請求項3】前記装置性能が、画像読取のレスポンス、
    S/N比、および感度の少なくとも一つであり、レスポ
    ンスは、撮影管電圧、蛍光体シートの種類ならびに読取
    モードを、S/N比および感度は、照射線量、撮影管電
    圧、蛍光体シートの種類、読取モードならびに撮影から
    読み取りまでの時間を、それぞれパラメータとして前記
    換算を行う請求項2に記載の放射線画像読取機の検査方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283531A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像読取システム及び画像読取装置の評価方法

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JP2008283531A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像読取システム及び画像読取装置の評価方法

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