JP2000292606A - 樹脂製メガネフレーム - Google Patents

樹脂製メガネフレーム

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JP2000292606A
JP2000292606A JP11095742A JP9574299A JP2000292606A JP 2000292606 A JP2000292606 A JP 2000292606A JP 11095742 A JP11095742 A JP 11095742A JP 9574299 A JP9574299 A JP 9574299A JP 2000292606 A JP2000292606 A JP 2000292606A
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JP
Japan
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plate
resin
frame
reinforcing material
embedded
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Application number
JP11095742A
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English (en)
Inventor
Nobuhisa Kimura
修久 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUI KOKI KK
Original Assignee
FUKUI KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製のメガネフレームにおいて、非常に細
くてスリムな、またレンズが外れる等の歪が残らず、外
観的には高級なメガネフレームの提供。 【解決手段】 内部に補強材5を埋着した樹脂製フレー
ムであり、樹脂板を所定の形状に切断して表面板6と裏
面板7を製作し、この両板6,7にて補強材5を挟み込
んで構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製のメガネフレ
ームであって、薄くて丈夫なフレームに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】メガネフレームにはその材質を樹脂製と
したものが多用されているが、射出成形をもって所定の
形状に加工される。材質的には金属材に比べて比重は小
さいが、強度が低い為に構成部材は太くなり、結果的に
は重いフレームとなる。しかし、樹脂材は金属質に比較
して肌当りが良好であることから、樹脂製メガネフレー
ムの人気は高い。
【0003】また樹脂製メガネフレームはそのリムにレ
ンズを嵌め易いといった利点はあるが、温度の変化によ
って変形する為にリムに嵌めたレンズは外れやすく、ま
た強度・剛性が低いこともあって、フレームが曲げられ
たり捩られた際にレンズが離脱する場合がある。このよ
うなことから、樹脂製フレームはその強度や剛性を増す
為に各部の太さを大きくしなくてはならず、その結果重
くなるだけでなく、デザイン的にはスリムな金属製フレ
ームに比較して劣る場合が多い。
【0004】そこでこのような樹脂製フレームの問題点
を解決する為に内部に金属材を埋着して補強したメガネ
フレームが知られている。すなわち、金属補強材を埋着
することで細くてスリムなフレームとしている。上記金
属補強材はフレーム全体にわたって埋着する場合もあれ
ば、一部にだけ埋着することも出来る。しかし、金属補
強材を内部に埋着して一体成形したフレームは、金属製
メガネフレームに相当するような細くてスリムな形態と
はなり得ない。それに、射出成形フレームは、その外観
が単一色となり、デザイン的にも高級なフレームとは成
り得ないことも問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の樹
脂製メガネフレーム並びに金属補強材を埋着した樹脂製
フレームには上記のごとき問題がある。本発明が解決し
ようとする課題はこれら問題点であり、樹脂製フレーム
にして非常に細くてスリムな、またレンズが外れる等の
歪が残らず、外観的には高級なメガネフレームを提供す
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明の樹脂製メガネフレ
ームは金属等の補強材を内部に埋着したものであるが、
従来の射出成形ではなく貼り合せて構成している。すな
わち表側と裏側に配置される樹脂板の間に補強材が介在
して貼り合せされる。この場合、貼り合せ手段は特に限
定しないことにするが、接着剤を使用する場合、または
加圧状態で加熱して溶着することも可能である。
【0007】ところで、貼り合わされる樹脂製フレーム
は非常に薄くなっていて、これは板材を所定形状に切断
したものが使用され、必要に応じて埋着した補強材の一
部が露出するような窓を形成することもある。すなわち
完全埋着ではなくて、補強材の一部を表面化することで
樹脂フレームとの組み合わせ形態を強調する。一方、貼
り合わされる表面板と裏面板を所定形状に切断する場合
に限らず、長方形の板材を貼り合せた後で所定形状に切
断することも出来る。以下、本発明に係る実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の樹脂製メガネフレームを表し
ている実施例であり、外観的には薄目の樹脂フレームで
あり、リム1,1はブリッジ2にて連結され、リム1,1
の外側にはツル3,3が折畳み出来るように取付けられ
ている。そしてリム内側であってブリッジ2の下方には
鼻当てパット4,4が設けられている。
【0009】図2は図1のA―A断面拡大図を示してい
るが、間に金属製の補強材5が埋着され、表面板6と裏
面板7とで挟み込んでいる。この表面板6及び裏面板7
は樹脂板をフロントフレームの形状に切断したものであ
り、位置ズレすることなく重なり合うように組み合わさ
れる。それぞれ表面板6及び裏面板7の突き合わせ面に
は凹溝が形成されていて、この凹溝に補強材5が嵌るこ
とが出来る。そして、両板6,7が組み合わされてフロ
ントフレームが構成された場合にはリム内周に沿ってレ
ンズが嵌る嵌合溝8が形成される。この嵌合溝は両板
6,7が貼り合わされた後で加工することも出来る。
【0010】ところで、上記表面板6及び裏面板7は大
きな板材を使用している為に、カラフルな色彩並びに模
様を呈し、射出成形では得られない高級感が得られる。
勿論、外観的な利点に止まらず、板材を切断して製作さ
れる表面板6及び裏面板7は硬く、後で歪変形すること
も少なく、安定したフレームとなる。
【0011】表面板6と裏面板7とで補強材5を挟み込
むには、該補強材5が嵌る凹溝を前以て設けておくこと
も出来るが、型に入れて加熱圧縮するならば接合部が溶
融して補強材5を埋着すると共に両板6,7は互いに固
着される。また金型から高周波を放射するならば金属質
の補強材5は加熱されて、表面板6及び裏面板7の接合
面が溶かされて補強材5を挟み込み固着される。
【0012】このように、本発明の樹脂製メガネフレー
ムは樹脂製の表面板6と裏面板7を補強材5を間に介在
して挟み込んだものであるが、上記実施例のような表面
板に限らず、図3に示すように、所々に穴(窓)を形成す
ることが出来る。したがって、この窓9からは挟み込ん
だ補強材が見え、従来には存在しなかった装飾効果を兼
ね備えることが出来る。
【0013】図4は本発明の別実施例であって、補強材
5を利用してリム1に嵌めたレンズ10を止着する場合
を示している。すなわち、補強材5の一部を表面板6及
び裏面板7の内周から突出し、この突出部11がレンズ
外周に設けた凹溝12に嵌入するように構成できる。と
ころで、本発明は補強材を埋着してフレームを構成して
いるが、その為にリムにレンズを嵌める場合にはリムの
周長を拡大しなくてはならない。そこで、金属フレーム
と同じようにリムの一部(一般には外側)を開口する為の
ブローチを設け、ネジを緩めることでリム周長が拡大し
てレンズが嵌るようにしている。
【0014】またツルを折畳み出来るように取着する蝶
番は上記補強材にロウ付け等で固定することが出来、裏
面板を貫通して突出した蝶番の一片にツルが連結してい
る。これらの構造は従来の樹脂製フレームの場合と同じ
である。そして補強材はフロントフレームに限らずツル
にも使用することが出来、表面板と裏面板とで芯金に相
当する補強材を挟み込んで構成している。
【0015】以上述べたように、本発明の樹脂製メガネ
フレームは、樹脂製の表面板と裏面板にて補強材を挟み
込んだものであって、次のような効果を得ることが出来
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の樹脂製メガネフレームは中に金
属等の補強材を埋着したものであり、フレーム全体は細
くてスリム化することが出来、バネ性に優れたフレーム
となる。すなわち、樹脂製フレームのイメージが大きく
変わることになる。そして補強材は射出成形にて埋着す
るのではなく、樹脂製の板材を所定形状に切断したもの
を使用し、補強材を間にして挟み込んで構成している。
又は長方形等の大きな板材にて補強材を挟み込んだ後で
所定形状に切断したものである。樹脂製の板材が用いら
れることで、射出成形フレームでは得ることが出来ない
カラフルな色彩と模様を備えたメガネフレームとなる。
【0017】そして板材は薄く出来、しかし射出成形を
行う場合のような高温下での加工は不要となり、完成し
たフレームの歪は極めて小さくなり、レンズが外れると
いったことはなくなる。一方、表面板の一部に窓を形成
するなどの特別加工を施すならば、従来にない装飾効果
を同時に得ることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂製メガネフレームを示す実施例。
【図2】図1のA―A断面拡大図。
【図3】フロントフレームの表面板の一部に窓を形成し
た実施例。
【図4】補強材を利用してレンズを止着する構造。
【符号の説明】
1 リム 2 ブリッジ 3 ツル 4 鼻当てパット 5 補強材 6 表面板 7 裏面板 8 嵌合溝 9 窓 10 レンズ 11 突出部 12 凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に補強材を埋着した樹脂製のメガネ
    フレームにおいて、樹脂板を素材とした表面板と裏面板
    とで上記補強材を挟み込んで構成したことを特徴とする
    樹脂製メガネフレーム。
  2. 【請求項2】 内部に補強材を埋着した樹脂製のメガネ
    フレームにおいて、樹脂板を所定の形状に切断して表面
    板と裏面板を製作し、この両板にて上記補強材を挟み込
    んで構成したことを特徴とする樹脂製メイガネフレー
    ム。
  3. 【請求項3】 内部に補強材を埋着した樹脂製のメガネ
    フレームにおいて、上記補強材を大きな樹脂製の表面板
    と裏面板にて挟み込み、補強材を中心として所定の形状
    に切削して構成した樹脂製メガネフレーム。
  4. 【請求項4】 上記表面板又は裏面板の一部を貫通して
    窓を形成した請求項1,請求項2,又は請求項3記載の樹
    脂製メガネフレーム。
JP11095742A 1999-04-02 1999-04-02 樹脂製メガネフレーム Pending JP2000292606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013122272A1 (ko) * 2012-02-14 2013-08-22 Kim Hyun Yong 상, 하 합성수지제 사이 열압착 방식을 이용한 내부 심재가 구성되는 안경테 및 그 제조방법
WO2014024223A1 (ja) * 2012-08-09 2014-02-13 増永眼鏡株式会社 眼鏡の高弾性フロント枠

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WO2013122272A1 (ko) * 2012-02-14 2013-08-22 Kim Hyun Yong 상, 하 합성수지제 사이 열압착 방식을 이용한 내부 심재가 구성되는 안경테 및 그 제조방법
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