JP2000292314A - 玉軸受用検査装置 - Google Patents

玉軸受用検査装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一回のローディングで玉表面の多くの面積を
短時間で検査することのできる玉軸受用検査装置を提供
する。 【解決手段】 玉軸受用検査装置1において、内輪7又
は外輪9のいずれか一方の軌道輪(内輪7)に嵌着し、
軸線方向への移動を規制すると共に一方の軌道輪を回転
させる回転軸3と、玉軸受5を挟んで回転軸3の反対側
に配設され、他方の軌道輪の回転を規制すると共に他方
の軌道輪を回転軸3の軸線方向に押圧する加圧板13
と、回転軸3の軸線方向に移動自在に設けられ他方の軌
道輪(外輪9)を加圧板13の押圧方向に対して反対方
向に押し戻す押戻板33とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玉軸受の内輪と外
輪とを相対回転させた際に生じる振動を検出して内輪と
外輪との間に介装される転動体(玉)等の表面傷を検査
する玉軸受用検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等の精密装置に組み込ま
れる玉軸受は、軌道面や玉の表面に僅かな傷が生じてい
る場合においても、回転に伴って振動の生じる虞れがあ
る。このため、このような精密装置に組み込まれる玉軸
受は、単体で玉軸受用検査装置によって玉表面等の傷の
有無が検査される。
【0003】従来、この種の玉軸受用検査装置には、玉
軸受の内輪と外輪とを相対回転させたときに、回転に伴
って発生する振動(音響)を検出して、傷の有無を検査
するものがある。この玉軸受用検査装置は、例えば固定
軸により内輪が固定された状態で、回転軸によって外輪
を回転させる。この際、固定軸はシリンダーによって一
定の荷重で軸線方向に押圧される。このように、固定軸
が内輪を押圧することで玉に予圧が付与される。この予
圧の大きさは、玉軸受の使用時と同等に設定される。こ
の状態で、回転に伴って発生する振動(音響)を振動計
によって検出し、検出結果に基づいて玉表面の傷の有無
を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の玉軸受用検査装置は、軸受単体では隙間を有す
るが、検査時に所定の一定荷重で玉に予圧を付与するた
め、玉の自転軸に大きな変化がなく、玉表面の一定の接
触面(走行跡)のみしか検査することができず、走行跡
範囲外の玉表面の多くの部分は検査されない虞れがあっ
た。また、軸線方向に加える荷重を変化させることも考
えられるが、荷重を可変とすることのみでは玉の自転軸
を大きく変えることができず、やはり多くの未検査部分
が残る虞れがあった。更に、玉軸受用検査装置への被検
査体(玉軸受)の装着(ローディング)を反転し、玉に
反対方向の予圧を付与して玉の自転軸を変化させること
も考えられるが、複数回のローディングを行わなければ
ならず、検査時間が長時間となる問題が予想された。本
発明は上記状況に鑑みてなされたもので、一回のローデ
ィングで玉表面の多くの面積を短時間で検査することの
できる玉軸受用検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る玉軸受用検査装置は、玉軸受の内輪と外
輪とを相対回転させながら発生する振動を測定すること
で玉表面の状態を検査する玉軸受用検査装置において、
前記内輪又は外輪のいずれか一方の軌道輪に嵌着し、軸
線方向への移動を規制すると共に該一方の軌道輪を回転
させる回転軸と、前記玉軸受を挟んで前記回転軸の反対
側に配設され、他方の軌道輪の回転を規制すると共に該
他方の軌道輪を前記回転軸の軸線方向に押圧する加圧板
と、前記回転軸の軸線方向に移動自在に設けられ前記他
方の軌道輪を前記加圧板の押圧方向に対して反対方向に
押し戻す押戻板と、を具備したことを特徴とする。
【0006】この玉軸受用検査装置では、回転軸が回転
されることで、この回転軸に嵌着した内輪又は外輪のい
ずれか一方の軌道輪が回転される。従って、内輪と外輪
とは相対回転する。この状態で、内輪又は外輪のいずれ
か他方の軌道輪が加圧板によって押圧されると、内輪と
外輪とは、軸線方向に相対的にずれることになる。ま
た、他方の軌道輪が、押戻板によって加圧板の押圧方向
に対して反対方向に押し戻されると、内輪と外輪とは、
軸線方向に前述のずれ方向とは逆方向にずれることにな
る。従って、内輪又は外輪のいずれか他方の外輪に加え
られる押圧方向が、軸線方向の一方又は他方に切り替え
られることで、内輪と外輪との間に介装された玉の自転
軸が変化して、その結果、玉の接触面が変化することに
なる。このため、1回のローディング又は少ないローデ
ィング回数でより多くの接触面が測定に寄与することに
なり、玉の接触面全体を短時間で測定することができ
る。
【0007】また、本発明に係る玉軸受用検査装置を用
いた玉軸受の検査方法は、玉軸受の内輪と外輪を相対回
転させながら発生する振動を測定して玉表面の状態を検
査する玉軸受の検査方法であって、回転軸によって前記
玉軸受の内輪又は外輪のいずれか一方を回転させる工程
と、前記玉軸受を挟んで前記回転軸の反対側に配設され
た加圧板を用いて前記内輪又は外輪の他方の軌道輪の回
転を規制すると共に該他方の軌道輪を前記回転軸の軸線
方向に押圧する押圧工程と、前記回転軸の軸線方向に移
動自在に設けた押戻板を用いて前記他方の軌道輪を前記
加圧板の押圧方向に対して反対方向に押し戻す押戻工程
と、前記押戻板による押圧を解除した後、再び前記加圧
板を用いて前記他方の軌道輪を前記回転軸の軸線方向に
押圧する再押圧工程とを含み、前記押圧工程と、前記押
戻工程と、前記再押圧工程とを順次所定回数繰り返し、
押圧工程時に測定した振動をもとに玉表面の状態を検査
することを特徴とする。
【0008】この玉軸受の検査方法では、相対回転する
内輪又は外輪の他方が加圧板によって押圧された後、内
輪又は外輪の他方が押戻板によって反対方向に押し戻さ
れ、更にその後に内輪又は外輪の他方が加圧板によって
軸線方向に再押圧される。これにより、押圧方向が切り
替えられる都度、内輪と外輪との間に介装された玉の自
転軸が変化し、玉の接触面が変化する。従って、押圧工
程と、押戻工程と、再押圧工程とを所定回繰り返して、
押圧工程で測定した振動を元に玉表面状態を検査する場
合、切り替え回数が増えるほど、新たな接触面が次々に
接触して玉表面の広い範囲が検査可能になる。
【0009】また、本発明に係る玉軸受用検査装置を用
いた玉軸受の検査方法は、玉軸受の内輪の内周又は外輪
の外周のいずれか一方に脱着可能に回転軸を嵌着し、他
方の外輪又は内輪の端面を加圧板を用いてスラスト荷重
を負荷することにより軸受に予圧を与えて、内輪と外輪
とを相対回転させながら加圧板に取り付けた振動計によ
り発生する振動を測定することで玉表面の状態を検査す
る玉軸受の検査方法において、前記玉軸受を挟んで加圧
板の反対側に押圧方向に対して反対方向に押戻す押戻板
を設け、回転中に加圧板と押戻板を用いて軸線方向に交
互に反対方向のスラスト荷重を負荷して、玉の自転軸を
変えることにより測定時の玉の走行跡を変化させること
を特徴としてもよい。
【0010】このような玉軸受の検査方法において、加
圧板によりスラスト荷重を負荷したときと、押戻板によ
りスラスト荷重を負荷したときの軸受の玉の自転軸が、
回転軸に対し互いに逆の傾き(自転軸角度の反転)を有
していることが好ましい。これにより、玉の自転軸が大
きく変化するため、いち早く玉表面全体を測定すること
ができる。
【0011】そして、下記計算式により走行面積を計算
する場合に、切り替え回数(測定回数)を、玉表面積に
対する走行面積(検査面積)の割合が80%以上となる
回数より大きく設定することが好ましい。 X=[1−{1−(S/100)N}]×100 ここで、 S[%]:1回の切り替え(測定)あたりの玉表面積に
対する走行面積(測定面積)の割合 N[回]:切り替え回数(測定回数) X[%]:N回の切り替え(測定)を行ったときの玉表
面積に対する走行面積(測定面積)の割合
【0012】さらに好ましくは、玉表面積に対する走行
面積(検査面積X)が98%以上となるNより大きい切
り替え回数(測定回数)にするとよい。この場合、異常
を見逃すことが殆どなくなり、検出能力の更なる向上が
図られる。
【0013】また、本発明に係る玉軸受用検査装置は、
玉軸受の内輪と外輪とを相対回転させながら発生する振
動を測定することで玉表面の状態を検査する玉軸受用検
査装置において、前記内輪又は外輪のいずれか一方の軌
道輪に嵌着し、軸線方向への移動を規制すると共に該一
方の軌道輪を回転させる回転軸と、前記玉軸受を挟んで
前記回転軸の反対側に配設され、他方の軌道輪の回転を
規制すると共に該他方の軌道輪を前記回転軸の軸線方向
に押圧する加圧板と、前記回転軸の軸線方向に移動自在
に設けられ前記他方の軌道輪を前記加圧板の押圧方向に
対して反対方向に押し戻す押戻板とを具備し、前記の玉
軸受の検査方法に基づいて検査を行うことを特徴として
いる。
【0014】そして、前記加圧板及び押戻板の両方を、
サーボモータの駆動によってスラスト荷重を負荷する構
成としてもよい。これにより、予圧付与のための駆動制
御が容易となり、駆動機構も簡単化できる。さらに、玉
軸受用検査装置の加圧板と駆動軸との間にダンパー材を
介在させることで、駆動軸から伝達される振動を遮断し
て、振動測定精度を向上させることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る玉軸受用検査
装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係る玉軸受用検査装置の第1実施形
態における構成図、図2は外輪が回転される場合の図1
の玉軸受用検査装置の変形例を示す構成図、図3は図1
と異なる加圧機構を備えた玉軸受用検査装置の変形例を
示す構成図である。
【0016】本実施形態の玉軸受用検査装置100には
不図示のモータによって回転される回転軸3が設けら
れ、回転軸3は軸線方向の移動が規制されている。回転
軸3は、玉軸受5の内輪7の内周又は外輪9の外周のい
ずれか一方に脱着可能に嵌着して、内輪7又は外輪9の
いずれか一方の軌道輪を回転させるようになっている。
図1に示す本実施形態では、回転軸3の先端に小径部3
aが形成され、この小径部3aの外周に内輪7又は外輪
9の一方である内輪7の内周が嵌着されるようになって
いる。
【0017】なお、回転軸3は、内輪7又は外輪9の他
方の軌道輪である外輪9が嵌着されるものであってもよ
い。この場合には、図2に示すように、回転軸3の先端
に嵌入凹部11を形成し、この嵌入凹部11を外輪9の
外周に嵌着して、外輪9を回転させるようにする。
【0018】図1に示すように、回転軸3に嵌着された
玉軸受5を挟んで、回転軸3の反対側には加圧板13が
配設されている。加圧板13は、先端が開口した例えば
有底円筒形状に形成され、その先端が外輪9の側面に当
接するようになっている。この加圧板13は、回転不能
に支持されている。従って、加圧板13に当接された外
輪9は、回転が規制されて、内輪7と相対回転する。
【0019】加圧板13の底部には押圧駆動するシリン
ダー15の駆動軸17が接続される。従って、加圧板1
3は、シリンダー15の駆動軸17が伸長駆動されるこ
とで、外輪9を回転軸3の軸線方向(図1の右方向)に
押圧する。つまり、玉軸受5は、内輪7の軸方向の移動
が回転軸3によって規制されることから、図1の右方向
のスラスト荷重が外輪9に加えられることになる。これ
により、玉軸受5は、外輪9が内輪7に対して軸線方向
にずらされ、玉19に予圧が付与されるようになってい
る。
【0020】なお、玉軸受用検査装置100は、図1に
示したシリンダー15を加圧板13の押圧駆動源に用い
る他、図3に示すように、ボールネジ機構21を押圧駆
動源に用いるものであってもよい。この場合、加圧板1
3の底部には、ナット23を介してボールネジ25に噛
み合った押圧腕24を連結する。従って、加圧板13
は、サーボモータ27によってボールネジ25が回転さ
れることで、外輪9を回転軸3の軸線方向(図1の右方
向)に押圧し、上述同様にスラスト荷重を外輪9に加え
ることができる。
【0021】また、図2に示した外輪9を回転させる変
形例の場合では、内輪7が、軸状の加圧板29によって
回転軸3の軸線方向(図2の右方向)に押圧される。こ
の場合の押圧駆動源も、シリンダー15若しくはボール
ネジ機構21を用いることができる。そして、この変形
例の場合でも、加圧板29によって内輪7にスラスト荷
重が加えられることで、上述同様に、玉軸受5は、外輪
9が内輪7に対して軸線方向にずらされ、玉19に予圧
が付与されることになる。
【0022】この加圧板13(変形例では加圧板29)
には、振動計31が取り付けられている。振動計31
は、回転軸3によって玉軸受5を回転させた際、回転に
伴って発生する玉軸受5からの振動(音響)を検出する
ようになっている。この振動計31は、不図示の判定制
御回路へ電気的に接続される。判定制御回路は、振動計
31から入力された検出信号に基づき、玉19の表面の
傷の有無を判定するようになっている。
【0023】また、回転軸3の外方には、回転軸3の軸
線方向に移動自在となった円環状の押戻板33が配設さ
れている。押戻板33には、ナット35を介してボール
ネジ37に噛み合わされた押圧腕39が連結される。押
戻板33は、サーボモータ41によってボールネジ37
が回転されることで、外輪9を回転軸3の軸線方向(図
1の左方向)に押圧するようになっている。このとき、
玉軸受5は、内輪7が回転軸3に嵌着して軸方向の移動
が規制されるため、図1の左方向のスラスト荷重が外輪
9に加えられる。これにより、玉軸受5は、外輪9が、
加圧板13による押圧の場合と逆方向にずらされ、加圧
板13による押圧の場合と逆方向の予圧が玉19に付与
される。つまり、外輪9への押圧方向は、加圧板29と
押戻板33とによって逆方向に切り替えられるようにな
っている。
【0024】なお、図2に示した外輪9を回転させる変
形例の場合では、回転軸3の嵌入凹部11に押戻板43
が配設される。押戻板43は、不図示のシリンダー、若
しくはボールネジ機構により、内輪7を回転軸3の軸線
方向(図2の左方向)に押圧するようになっている。こ
の変形例の場合においても、玉軸受5は、内輪7が加圧
板29による押圧の場合と逆方向にずらされ、加圧板2
9による押圧の場合と逆方向の予圧が玉19に付与され
る。
【0025】次に、上述のように構成された玉軸受用検
査装置100を用いて玉軸受を検査する方法を、図1に
示した内輪7を回転させる構成の場合を例にとり説明す
る。図4は図1の玉軸受用検査装置に装着された玉軸受
の外輪が押し戻された際の状況を示す要部構成図、図5
は押圧方向の切り替えによって変化する玉自転軸を表す
説明図、図6は押圧方向の切り替え回数(測定回数)と
検査面積との関係を表したグラフである。
【0026】玉軸受用検査装置100を用いて玉軸受5
の傷を検査するには、先ず、図1に示すように、回転軸
3に玉軸受5の内輪7を嵌着し、回転軸3を駆動するこ
とにより内輪7を回転させる(回転工程)。次いで、回
転軸3の反対側に配設された加圧板13を用いて、外輪
9を回転軸3の軸線方向に押圧する(押圧工程)。これ
により、玉19には予圧が付与され、玉19は、図5
(a)に示す右上がりに傾斜した自転軸51aを中心に
転動する。この際、玉19は、玉表面の一定の接触面
(走行跡)53aが内輪7及び外輪9の軌道面に接触す
る。
【0027】この状態から、図4に示すように、押戻板
33を用いて外輪9を加圧板13の押圧方向と反対方向
に微小量押し戻し、瞬間的に玉軸受5への押圧方向を切
り替える(押戻工程)。この押し戻し量は、玉軸受5の
サイズにもよるが、概ね0.1乃至2mm程度となる。
これにより、玉軸受5は、図5(b)に示すように、左
上がりに傾斜した自転軸51bを中心に転動する。即
ち、押圧工程と押戻工程では自転軸角度が反転する。こ
の際、玉19は、上述の走行跡53aとは異なる走行跡
53bが内輪7及び外輪9の軌道面に接触することにな
る。
【0028】この状態から、押戻板33による押圧を解
除した後、再び加圧板13を用いて、図1に示すように
外輪9を回転軸3の軸線方向右側に押圧する(再押圧工
程)。これにより、玉19は、自転軸角度がほぼ等しい
場合でも、再押圧工程では前の押圧工程での自転軸51
aと異なった自転軸を持って転動することになり、走行
跡も初期の53aに対して変化することになる。これ
は、押圧工程から押戻工程で押圧方向を逆転させた時
に、自転軸角度及び玉回転数がランダムに変化するとと
もに、押戻工程から再押圧工程で押圧方向を逆転させた
時に、自転軸角度及び玉回転数がランダムに変化するた
めである。
【0029】従って、上述の玉軸受用検査装置100に
よれば、玉軸受5の一回のローディングで、押圧方向を
多数回繰り返し切り替え、軸線方向に交互に反対方向の
スラスト荷重を負荷するため、測定時の玉の走行跡が大
きく変化して、玉表面の多くの部分を短時間で検査する
ことが可能になる。
【0030】例えば、計算上では、 S〔%〕:1回の切り替え(測定)あたりの玉表面積に
対する走行面積(測定面積)の割合 N〔回〕:切り替え(測定)回数 X〔%〕:N回切り替え(測定)を行ったときの玉表面
積に対する走行面積(検査面積)の割合 とすると、 X=[1−{1−(S/100)N }]×100 となる。ここで、Sはヘルツの弾性接触理論を用いて、
軸受の接触幅を求めることにより決定する(例えば、
「転がり軸受工学」、転がり軸受工学編集委員会編、養
賢堂、1975、pp.87-87を参照)。
【0031】従って、玉軸受の設計寸法、測定条件によ
る違いはあるが、いま、S=15%とすると、図6に示
すように、 N=10 X=80.3% N=15 X=91.3% N=20 X=96.1% N=25 X=98.3% N=30 X=99.2% N=40 X=99.8% となる。
【0032】ここで、軸受内径φ5mm、軸受外径φ1
3mm、幅4mm、玉径φ2mmである玉傷を有する玉
軸受100個について、切り替え回数に対する異常品の
検出率の関係を調べた。その結果を図7に示す。図7の
グラフに示す結果から、繰り替え回数N(測定回数)を
10以上、即ち検査面積の割合Xを80%以上とするこ
とにより、大幅に異常検出能力が向上することが分か
る。さらに切り替え回数(測定回数)を25回以上とし
て、検査面積の割合Xを98%以上とすることにより、
異常を殆ど見逃すことなく検出することができる。即
ち、検査面積の割合Xを80%以上とすることにより、
従来と比較して大幅に異常検出の確率が向上し、より望
ましくは検査面積の割合Xを98%以上とすることによ
り、更なる検出能力の向上を図ることができる。なお、
図3に示すようにシリンダー15の代わりにボールネジ
機構21を用いた場合は、加圧板13及び押戻板33の
両方をサーボモータにより駆動制御するため、予圧付与
のための駆動制御が容易となり、駆動機構も簡単化する
ことができる。
【0033】次に、本発明の玉軸受用検査装置の第2実
施形態を説明する。図8は本実施形態の玉軸受用検査装
置の構成図である。図1に示す玉軸受用検査装置100
と同一の機能を有する部材に対しては同一の符号を付
し、その説明はここでは省略する。図8に示すように、
本実施形態の玉軸受用検査装置200は、振動計31を
取り付けた加圧板13の底部が、Oリング、ゴム、プラ
スチック等の振動減衰機能を有するダンパー部材61を
介して台座62に固定されている。また、この台座62
は駆動軸17と連動可能に固定されている。シリンダー
15から駆動軸17に伝達される駆動力は、ダンパー部
材61を介して加圧板13に加えられ、これにより、押
圧駆動時に加圧板13に加わる振動が減衰される。その
結果、駆動軸から伝達される振動が遮断され、振動計3
1による振動測定精度を向上でき、より正確な玉軸受の
検査が可能となる。
【0034】なお、この場合の振動計31は加圧板13
のラジアル方向の振動を測定しているが、加圧板13の
アキシャル方向の振動を測定する構成としてもよい。図
9にアキシャル方向の振動を測定するようにした本実施
形態の変形例を示した。この変形例においては、振動計
32を加圧板13底部の回転軸線位置に配置して加圧板
13に加わるアキシャル方向の振動を測定可能にしてい
る。
【0035】次に、本発明の玉軸受用検査装置の第3実
施形態を説明する。図10は本実施形態の玉軸受用検査
装置の構成図である。前述の実施形態と同様に同一の機
能を有する部材に対しては同一の符号を付し、その説明
はここでは省略する。図10に示すように、本実施形態
の玉軸受用検査装置300は、ラジアル方向の振動を測
定する振動計31とアキシャル方向の振動を測定する振
動計32とを取り付けた加圧板13の底部が、前述のダ
ンパー部材61を介して台座62に固定されている。こ
の台座62はエアシリンダ64のピストン65に駆動軸
17を介して接続されており、エアシリンダ64からの
押圧力を加圧板13側へ伝達している。そして、エアシ
リンダ64の筐体66は、ナットを介してボールネジ3
8に噛み合わされた押圧腕40に連結されており、サー
ボモータ42によりボールネジ38が回転されること
で、ピストン65に負荷される圧力を調整している。
【0036】この玉軸受用検査装置の構成では、サーボ
モータ42の駆動によりエアシリンダ64側から加圧板
13側への押圧力を所望の圧力となるように調整して、
加圧板13が玉軸受5に対して常に一定の押圧力を負荷
するようにできる。これにより玉軸受5に定圧の予圧が
付与される。この状態で押戻板33をサーボモータ41
の駆動により玉軸受5側に押圧又は押圧解除すること
で、玉軸受5の玉の自転軸を図5(a),(b)に示すように
変化させることができる。このように、エアシリンダ6
4により玉軸受5へ定圧の予圧を負荷した状態で、押戻
板33のみ動作させることにより、玉軸受5への押圧方
向の切り替え動作を簡単にできる。その結果、玉の自転
軸を単純な制御で容易に変化させることが可能となり、
より高速に玉軸受の検査を行うことができる。
【0037】ここで、エアシリンダ64の代わりにバネ
等の付勢手段により予圧を付与する構成としてもよい。
図11にコイルバネにより予圧を付与するようにした本
実施形態の変形例を示した。この変形例においては、台
座62と支持部材68との間にコイルバネ69を配設
し、コイルバネ69により台座62を玉軸受5側に押圧
する構成としている。また、支持部材68は押圧腕40
に連結されており、サーボモータ42の駆動によりコイ
ルバネ69を伸縮させることで、玉軸受5への予圧を所
望の圧力となるように調整することができる。この構成
によっても同様に、玉軸受5へ定圧の予圧を負荷した状
態にして、押戻板33のみ動作させることにより、玉軸
受5への押圧方向の切り替え動作を簡単に行える。
【0038】以上説明した各実施形態による玉軸受用検
査装置によれば、上述した玉表面の多くの面積を短時間
で検査することのできる効果に加え、以下の効果も奏す
る。即ち、玉19の欠陥検出確率が向上して、欠陥があ
る軸受の流出を防止することができる。欠陥がある軸受
により発生するパルスのレベルや回数等を解析すること
により、玉に表面欠陥を生じさせる製造工程へのフィー
ドバックが可能となる。押し戻し機構を付加するのみ
で、簡単なシーケンスプログラムの変更で既存の玉軸受
用検査装置に展開することができる。更に、軸受内部の
潤滑油をより大きく攪拌することになるので、軸受内部
の混入異物による振動に対しても検出確率を高めること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る玉軸受用検査装置は、内輪又は外輪のいずれか一方の
軌道輪を回転させる回転軸と、内輪又は外輪の他方の軌
道輪を押圧する加圧板と、他方の軌道輪を加圧板の押圧
方向に対して反対方向に押し戻す押戻板とを備えたの
で、他方の軌道輪に加える押圧方向を逆方向に切り替え
ることができる。これにより、押圧方向の切り替えの都
度、玉の自転軸が変化し、玉の接触面が変化することに
なる。この結果、一回のローディングで押圧方向を複数
回切り替えて、玉表面の多くの面積を短時間で検査する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る玉軸受用検査装置の構成図であ
る。
【図2】外輪が回転される場合の図1の玉軸受用検査装
置の変形例を示す構成図である。
【図3】図1と異なる加圧機構を備えた玉軸受用検査装
置の変形例を示す構成図である。
【図4】図1の玉軸受用検査装置に装着された玉軸受の
外輪が押し戻された際の状況を示す要部構成図である。
【図5】押圧方向の切り替えによって変化する玉自転軸
を表す説明図である。
【図6】押圧方向の切り替え回数と検査面積との関係を
表したグラフである。
【図7】切り替え回数を変えて異常品の検出率の関係を
調べた結果を示すグラフである。
【図8】本発明に係る玉軸受用検査装置の第2実施形態
の構成を示す図である。
【図9】アキシャル方向の振動を測定するようにした変
形例を示す図である。
【図10】本発明に係る玉軸受用検査装置の第3実施形
態の構成を示す図である。
【図11】コイルバネにより予圧を付与するようにした
変形例を示す図である。
【符号の説明】
3 回転軸 5 玉軸受 7 内輪 9 外輪 13、29 加圧板 33、43 押戻板 100,200,300 玉軸受用検査装置
フロントページの続き (72)発明者 柴崎 弘 神奈川県藤沢市鵠沼神明1丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 2F068 AA48 CC04 DD07 FF16 KK16 2G024 AC02 BA21 CA13 DA09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉軸受の内輪と外輪とを相対回転させな
    がら発生する振動を測定することで玉表面の状態を検査
    する玉軸受用検査装置において、 前記内輪又は外輪のいずれか一方の軌道輪に嵌着し、軸
    線方向への移動を規制すると共に該一方の軌道輪を回転
    させる回転軸と、 前記玉軸受を挟んで前記回転軸の反対側に配設され、他
    方の軌道輪の回転を規制すると共に該他方の軌道輪を前
    記回転軸の軸線方向に押圧する加圧板と、 前記回転軸の軸線方向に移動自在に設けられ前記他方の
    軌道輪を前記加圧板の押圧方向に対して反対方向に押し
    戻す押戻板と、を具備したことを特徴とする玉軸受用検
    査装置。
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