JP2000291588A - 発熱素子の冷却装置 - Google Patents

発熱素子の冷却装置

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Publication number
JP2000291588A
JP2000291588A JP11100189A JP10018999A JP2000291588A JP 2000291588 A JP2000291588 A JP 2000291588A JP 11100189 A JP11100189 A JP 11100189A JP 10018999 A JP10018999 A JP 10018999A JP 2000291588 A JP2000291588 A JP 2000291588A
Authority
JP
Japan
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heat sink
mpu
fan
fan device
increased
Prior art date
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Pending
Application number
JP11100189A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Yamazaki
山崎  進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
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Publication of JP2000291588A publication Critical patent/JP2000291588A/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大型のヒートシンクや大型のファン装置を用い
ることなく、MPU等の発熱素子の処理速度が低いとき
にはファンによる騒音を低く抑え、発熱素子の処理速度
が高まり発熱量が増大したときにはその冷却効果を高め
て有効に発熱素子を冷却することができる発熱素子の冷
却装置を提供する。 【解決手段】MPU1の熱を受けるヒートシンク2と、
このヒートシンク2に冷却用の空気を送風するファン装
置4と、前記ヒートシンク2の温度を検出する温度セン
サ10と、この温度センサ10が検出する温度データに
基づいてファン装置4に対する通電量を制御する制御手
段とを具備し、MPU1の発熱量の増大に応じて制御手
段によりファン装置4に対する通電量を高めてヒートシ
ンク2に対する送風量を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPUのような
発熱素子を冷却する発熱素子の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブック形やノート形のポータブル
コンピュータや移動式通信機器に代表される携帯形情報
機器においては、文字、音声および画像のような多様な
マルチメディヤ情報を処理するため、MPU(micropro
cessing unit)の処理速度が高まり、これに伴ってその
発熱量も増大する傾向にある。
【0003】MPUにはその冷却装置が設けられてい
る。この冷却装置はMPUの発熱部と熱的に接するヒー
トシンクと、このヒートシンクに組み付けられたファン
装置とで構成されている。ヒートシンクはアルミニウム
等の熱伝導性に優れる金属材料からなり、またファン装
置はモータおよびこのモータで駆動されるファンを備
え、このファン装置によりヒートシンクの放熱部に冷却
用の空気が送風され、この空気でヒートシンクを介して
MPUの放熱が促され、その温度上昇が抑えられるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような発熱量が増
大するMPUに対しては、ファン装置のファンをその増
大する発熱量を基準とした高速度で回転させればよいこ
とになるが、しかし常時ファンを高速で回転させると、
騒音が激しく、その使用環境を悪化させてしまう。
【0005】騒音を低く抑えるために大型のヒートシン
クや容量の大きな大型のファン装置を用いることが考え
られるが、このような手段では全体の構成が大型とな
り、ポータブルコンピュータ等の筐体内への組み込みに
不利となり、また高コストとなってしまう。
【0006】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、大型のヒートシン
クや大型のファン装置を用いることなく、MPU等の発
熱素子の処理速度が低いときには騒音を低く抑えること
ができ、発熱素子の処理速度が高まり発熱量が増大した
ときにはその冷却効果を高めて有効に発熱素子を冷却す
ることができる発熱素子の冷却装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、発熱素子の熱を受けるヒートシン
クと、このヒートシンクに冷却用の空気を送風するファ
ン装置と、前記ヒートシンクの温度を検出する温度セン
サと、この温度センサが検出する温度データに基づいて
ファン装置に対する通電量を制御する制御手段とを具備
し、発熱素子の発熱量が増大したときにこれに応じて制
御手段によりファン装置に対する通電量を高めてヒート
シンクに対する送風量を増大させるようにしたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0009】図1には冷却装置の側面図を、図2にはそ
の平面図を示してある。この冷却装置においては、発熱
素子としてのMPU1の上にヒートシンク2が設けられ
ている。このヒートシンク2はアルミニウム等の熱伝導
性に優れる金属で形成され、MPU1と接する下面はほ
ぼ平坦な面となっている。
【0010】そしてこのヒートシンク2の上面に例えば
ピン状をなす複数の放熱フィン3が均等的に分布するよ
うに一体に形成され、これら放熱フィン3の上にファン
装置4が取り付けられている。
【0011】ファン装置4は、円形の通気口5を有する
ケーシング6と、このケーシング6における通気口5の
中央部に設けられたモータ7および通気口5内に収納さ
れたファン8とで構成され、ファン8はモータ7の回転
軸7aに取り付けられ、このモータ7による駆動で回転
するようになっている。
【0012】そしてファン8の回転によりケーシング6
の上方側の空気が通気口5内に吸入され、この空気がヒ
ートシンク2の放熱フィン3に向けて順次送風されるよ
うになっている。
【0013】また、ヒートシンク2の一部、例えば放熱
フィン3の根本間の部分には例えばサーミスタからなる
温度センサ10が設けられている。
【0014】図3には電気回路の構成を示してあり、1
1はマイクロコンピュータを内蔵した制御手段としての
制御部で、この制御部11に温度センサ10からの温度
データが送られ、この温度データに基づいて制御部11
により駆動回路12を介してファン装置4のモータ7に
対する通電量(電圧値)が制御されるようになってい
る。
【0015】次に、作用について説明する。MPU1は
その動作時に発熱し、この熱がヒートシンク2に伝導す
る。そしてヒートシンク2の温度が一定以上に上昇した
ときにファン装置4のモータ7が駆動され、このモータ
7によりファン8が回転し、ヒートシンク2に冷却用の
空気が送風される。
【0016】MPU1は、情報の処理速度に応じて発熱
量が変化し、この変化でヒートシンク2の温度も変化す
る。MPU1の処理速度が低いとき、つまりMPU1の
発熱量が少ないときには、ヒートシンク2の温度も低い
状態にある。そしてこの状態のヒートシンク2の温度が
温度センサ10により検出され、その温度データが制御
部11に送られ、この温度データに基づいて制御部11
によりファン装置4のモータ7に対する通電量が通常値
に制御され、この制御でファン8が通常の回転数で回転
し、MPU1の発熱量に見合う冷却が行なわれる。
【0017】この状態からMPU1の処理速度が増し、
発熱量が増大すると、これに応じてヒートシンク2の温
度が上昇する。そしてこの温度の上昇が温度センサ10
により検出され、この検出の温度データが制御部11に
送られ、これに基づいてファン装置4のモータ7に対す
る通電量が制御部11により通常値より大きい増大値の
値に制御される。
【0018】そしてこの制御によりファン8の回転数が
上がり、ヒートシンク2に対する送風量が増し、これに
よりMPU1の発熱量に見合う冷却効果が得られ、MP
U1の正常動作が保障される。
【0019】このように、MPU1の処理速度が低く、
その発熱量が少ないときには、これに応じてファン8の
回転数が抑えられ、したがって騒音が少なく静かな使用
環境が保たれ、またMPU1の処理速度が増し、その発
熱量が増大したときには、これに応じてファン8の回転
数が上がり、その発熱量に見合う送風量が確保されてM
PU1が適正に冷却される。
【0020】したがって、大型のヒートシンクや容量の
大きなファン装置を用いる必要がなく、このため全体を
小型に構成してポータブルコンピュータ等の筐体内への
組み込みを有利に行なえ、またコストを低く抑えること
ができる。
【0021】なお、前記実施形態においては、発熱素子
としてMPUを例に挙げたが、他の発熱素子であっても
何ら差し支えないことは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
大型のヒートシンクや大型のファン装置を用いることな
く、MPU等の発熱素子の処理速度が低いときにはファ
ンによる騒音を低く抑え、発熱素子の処理速度が高まり
発熱量が増大したときにはその冷却効果を高めて有効に
発熱素子を冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る冷却装置を示す側
面図。
【図2】その冷却装置の平面図。
【図3】その冷却装置の電気回路の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…MPU(発熱素子) 2…ヒートシンク 3…放熱フィン 4…ファン装置 6…ケーシング 7…モータ 8…ファン 10…温度センサ 11…制御部(制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱素子の熱を受けるヒートシンクと、こ
    のヒートシンクに冷却用の空気を送風するファン装置
    と、前記ヒートシンクの温度を検出する温度センサと、
    この温度センサが検出する温度データに基づいてファン
    装置に対する通電量を制御する制御手段とを具備し、発
    熱素子の発熱量が増大したときにこれに応じて制御手段
    によりファン装置に対する通電量を高めてヒートシンク
    に対する送風量を増大させることを特徴とする発熱素子
    の冷却装置。
JP11100189A 1999-04-07 1999-04-07 発熱素子の冷却装置 Pending JP2000291588A (ja)

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JP11100189A JP2000291588A (ja) 1999-04-07 1999-04-07 発熱素子の冷却装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477047B1 (en) * 2000-11-30 2002-11-05 Advanced Micro Devices, Inc. Temperature sensor mounting for accurate measurement and durability
KR101388845B1 (ko) * 2012-07-10 2014-04-23 삼성전기주식회사 다단 히트 싱크를 구비한 냉각 시스템 및 그 제어방법
CN116044790A (zh) * 2023-01-29 2023-05-02 山东凯格瑞森能源科技有限公司 一种高压散热风扇

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101388845B1 (ko) * 2012-07-10 2014-04-23 삼성전기주식회사 다단 히트 싱크를 구비한 냉각 시스템 및 그 제어방법
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518