JP2000291505A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JP2000291505A
JP2000291505A JP11097479A JP9747999A JP2000291505A JP 2000291505 A JP2000291505 A JP 2000291505A JP 11097479 A JP11097479 A JP 11097479A JP 9747999 A JP9747999 A JP 9747999A JP 2000291505 A JP2000291505 A JP 2000291505A
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sleeve
valve
fuel injection
core
injection valve
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Norihisa Fukutomi
範久 福冨
Masayuki Aota
雅之 青田
Osamu Matsumoto
修 松本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブを軽量化することにより応答性を向上
させ、更に作動音を低減させる。 【解決手段】 コア4とバルブホルダ10に段部を設
け、この段部にはまり込むL字状のスリーブ16を設け
ることにより、アマチュア8の外周がスリーブ16の内
周と対向する部分を軸方向に短く構成し、アマチュア8
の長さを比較的短くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として車両用
エンジンに使用する燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平9−324722号
公報に示された従来の燃料噴射弁を示す側面断面図であ
り、図において、31はボディ、32はボディ31の上
端部内に圧入後溶接された中空円筒形状のスリーブであ
り、スリーブ32の上半部内には、磁性材からなる管状
のコア33の下端部が圧入後溶接されている。34はボ
ビン、35はボビン34に巻線されているソレノイドコ
イル、36は軸状バルブ、37はアマチュアである。
【0003】更に、図8は特許公報2774153号に
示された従来の噴射弁を示す側面断面図であり、図にお
いて、38はコア、39は電磁コイル、40はケース、
41はアマチュア、42,43はバルブボディ、44は
バルブシート、45は弁体、46は円筒部が2段となっ
ているスリーブであり、ストッパが配置されない構造の
もので、スリーブ46を2重円筒形状としている。
【0004】上記従来例においては、どちらもスリーブ
のコアに沿う部分の断面積は管理されておらず、スリー
ブの構造強度のみに配慮してスリーブの肉厚を決定して
いた。又、スリーブのコアに沿う部分の断面積は明らか
にコアの断面積の1/2以上となっている。更に、両者
ともスリーブを切削加工で製造していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料噴射弁は以
上のように構成されており、特開平9−324722号
公報に示されたものにおいては、スリーブが中空円筒形
状となっているので、アマチュアの軸方向長さが長く、
アマチュア重量が大きくなってしまう。特に筒内噴射用
燃料噴射弁の場合には、高燃圧下でアマチュアが動作す
るため、大きな電磁吸引力が必要であり、アマチュアの
側面積を大きくする必要があるが、スリーブが円筒形状
であるとアマチュアの長さを長くしなければならないた
め、アマチュア重量がさらに重くなる。
【0006】アマチュア重量の増加はニードルバルブの
応答性を低下させ、筒内噴射用燃料噴射弁に必要とされ
る幅広い流量制御域を確保することが困難となる。また
ニードルバルブの重量の増加は、ニードルバルブの開弁
時及び閉弁時のアマチュア端面とコア端面、およびニー
ドルバルブ先端部とバルブシートとの衝突による音の発
生を大きくし、自動車の騒音にも悪影響がおこる。
【0007】又、特許公報2774153号において
は、円筒部が2段となっている形状のスリーブ46は上
記に示された問題はないが、スリーブ46の大きい内径
部がバルブボディ43の外径に接触しているため、磁路
が迂回しており、磁気抵抗のアップによるエネルギーロ
スが発生する。また、スリーブ46の大きい内径部より
図の下側で、バルブボディ42の外側にケース40が接
触して構成されるため、この部分の外径が大きくなって
いる。
【0008】更に、ストッパがないので、コアとアマチ
ュアの隙間であるエアギャップの調整ができず、電磁弁
の開弁時間と閉弁時間を適正に調整することができな
い。従来方式では、このエアギャップに相当する量をコ
ア及びアマチュアの表面処理の膜厚で調整しているが、
膜厚の厚さ設定幅は狭く、コアとアマチュアの衝突によ
る摩耗で膜厚が耐久変化する。また、開弁した時のニー
ドルバルブは、コア端面の直角度により傾きが大きくな
るので、バルブシートとニードルバルブ先端部間の流路
断面積が不均一となり、燃料の噴霧形状が製品によりば
らつく。
【0009】また、渦電流の発生するスリーブの磁路に
沿う部分の断面積が大きく、渦電流の発生が大きく、コ
スト高となるという問題点もあった。更に、従来ではス
リーブは切削加工で製造するため、加工時の変形を起こ
さないようにすると、肉厚を0.5mm以下とすること
が困難であり、肉厚が厚くなり製品の外径が大きくなっ
てしまうという問題点もあった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、アマチュアの長さを短縮す
ることにより、バルブを軽量化し、応答性の向上による
燃料流量の制御精度、制御範囲を拡大させ、更に作動音
を低減させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る燃料噴射弁は、バルブホルダに結合されたバルブボデ
ィと、このバルブボディ内に設けられ、かつオリフィス
を有するバルブシートと、このバルブシートに離接して
オリフィスを開閉する弁体と、この弁体と一体構造とな
っているアマチュアと、このアマチュア,コア及びヨー
クに磁気回路を構成するコイルとから構成され、更にコ
アとバルブホルダに段部を設け、この段部にはまり込む
L字状のスリーブを設けたものである。
【0012】この発明の請求項2に係る燃料噴射弁は、
バルブホルダとバルブボディとの間にストッパを設けた
ものである。
【0013】この発明の請求項3に係る燃料噴射弁は、
スリーブのコアに沿う部分の断面積を、コアの断面積の
1/2以下としたものである。
【0014】この発明の請求項4に係る燃料噴射弁は、
スリーブのL字形のコーナー部に構造補強用のリブを設
けたものである。
【0015】この発明の請求項5に係る燃料噴射弁は、
温度23℃で電気抵抗率が70μΩ・cm以上であり、
かつ透磁率が20×10-7h/m以下の非磁性材により
スリーブを構成したものである。
【0016】この発明の請求項6に係る燃料噴射弁は、
スリーブを板材より塑性変形させて製造したものであ
る。
【0017】この発明の請求項7に係る燃料噴射弁は、
スリーブをメタルインジェクションモールディングによ
り製造したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による燃料噴射弁を示す側面断面図であ
り、図において、1は筒内噴射用燃料噴射弁、2はソレ
ノイド、3はヨーク、4はコア、5はコイルASSY、
6はコイル、7はボビン、8はアマチュア、9はバルブ
ユニットであり、このバルブユニット9はバルブホルダ
10の一端に溶接などの手段により結合されている。
【0019】バルブユニット9は、外径部が2段となっ
た中空円筒型のバルブボディ11と、バルブボディ11
内で中心口先端に固着されてオリフィス12を有するバ
ルブシート13と、バルブシート13とバルブボディ1
1の間に配置し、噴射燃料に旋回流を与えるためのスワ
ーラ14と、ソレノイド2によりバルブシート13に離
接して、オリフィス12を開閉するバルブ機構であるニ
ードルバルブ(弁体)15とを備えている。
【0020】ソレノイド2には、コア4とバルブホルダ
10の間に金属製のスリーブ16が配置されており、ス
リーブ16はコア4及びバルブホルダ10とにそれぞれ
溶接などの手段で締結されており、この締結手段により
内部燃料のシール機能を持たせている。スリーブ16と
コア4とは、コア4の大径部4bと小径部4cとの段部
4Aにて軸方向に接合しており、コア4の軸方向の位置
が決められている。
【0021】次に動作について説明する。コイル6に通
電すると、アマチュア8、コア4、ヨーク3で構成され
る磁気回路に磁束が発生し、アマチュア8はコア4側へ
吸引動作し、アマチュア8と一体構造であるニードルバ
ルブ15がバルブシート13から離れて間隙が形成され
ると、高圧の燃料はバルブボディ11からバルブシート
13のオリフィス12内に入って、その先端出口から内
燃機関の燃焼室内へ噴射される。
【0022】本発明では、スリーブ16の断面形状をL
字形状としており、アマチュア8がバルブホルダ10の
内周と対向する面積を確保しようとした場合、アマチュ
ア8外周がスリーブ16内周と対向する部分が軸方向に
短いので、アマチュア8の長さを比較的短くすることが
できる。また、コア4に大径部4bを設けることで、最
も磁束が集中する部分であるコイル6の内径側の磁路4
Qの面積を大きくすることができ、大きな電磁吸引力が
得られることになる。
【0023】即ち、コア4に大径部を設けず、図2に示
すような小径部4cのストレートの形状とすると、コイ
ル6の内径側の磁路面積が狭くなり、吸引力の点で不利
となる。逆にコア4の径を小さくした分だけ、コイル6
の巻線数を増やして吸引力を大きくすることも考えられ
るが、コイル巻線数の増加は、吸引力の立ち上がり、立
ち下がりの応答性を遅らせるため、ニードルバルブ15
の応答性が遅くなってしまう。
【0024】上記のように構成することにより、アマチ
ュア8の軽量化による応答性の向上が図れ、それに伴い
噴射燃料量の制御範囲が拡大した。更に、アマチュア8
の軽量化により、バルブの摩耗の減少が図れ、それに伴
い寿命が延びると共に、作動音の低減が図れ、それに伴
い自動車のドライバビリティを向上させることができ
る。
【0025】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による燃料噴射弁を示す側面断面図である。本実施
形態においては、バルブホルダ10とバルブボディ11
との間にストッパ17を配置したものである。ニードル
バルブ15が開弁時に、その段部15Aがストッパ17
に当接し、ニードルバルブ15の開弁状態における傾き
角度を決定できるので、ニードルバルブ15のバルブシ
ート13に対する倒れ角が小さく、噴霧形状の製品によ
るばらつきが小なくなる。
【0026】またストッパ17の厚さを適当に選択する
ことによって、コア端面4Bとアマチュア端面8Aとの
開弁時の距離(エアギャップ)の調整代を大きくとれる
ので、ニードルバルブ15の応答性を最適に調整するこ
とができ、燃料噴射弁が使用される条件、例えば燃圧等
を変えた場合にも構造変更することなく、エアギャップ
の設計値を変更するだけで対応できる。
【0027】上記のように構成することにより、エアギ
ャップ(8A〜4B間)の調整が可能となり、開・閉弁
時間の最適設定が可能となった。それに伴い、噴射燃料
量の制御範囲を容易に拡大できるようになった。又、ニ
ードルバルブ15の開弁時の傾きが小さくなり、燃料出
口付近の流れの不均一が減少し、それに伴い、噴射燃料
量・噴霧形状の製品ばらつきが低減された。
【0028】実施の形態3.更に、スリーブ16のコア
4に沿う部分の断面積を、コア4の断面積の1/2以下
となるよう構成することもできる。これにより、渦電流
による磁気遅れが小さくなり、ニードルバルブ15の応
答時間を早めることができるので、燃料噴射量の制御範
囲を拡大することができる。
【0029】即ち、図3において、C4をコア外径、D4
をコア内径、C16をスリーブ外径、D16をスリーブ内
径、S4をコア断面積、S16をスリーブ断面積とする
と、S4=π/4(C4 2−D4 2),S16=π/4(C16 2
−D16 2)となり、ここで断面積比S16/S4≦1/2と
なるよう構成するのである。
【0030】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4による燃料噴射弁を示す側面断面図であり、図にお
いて、スリーブ16を板材より塑性変形させ、加工して
製作することもできる。これによりスリーブ16の製造
コストは下がり、更に板材を使用しているので、図4に
示すように切削品より肉厚を薄くすることが可能であ
り、コア4の断面積に対するスリーブ16の断面積の比
が小さくできるので、ニードルバルブ15の応答性を早
くすることができる。
【0031】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5による燃料噴射弁を示す側面断面図であり、本実施
形態においては、スリーブ16を板材より塑性変形さ
せ、加工して製作し、更にL字形状のスリーブ16のコ
ーナー部に構造強度補強用のリブ(段付部)16aを設
けたものである。そして、リブ16aはスリーブ16の
全周または部分的な周方向範囲のみ設ける。図5におい
ては、部分的な周方向の範囲のみにリブ16aを設けた
例を示している。このような形状にすることにより、L
字状のスリーブ16に比べて強度(剛性)が増す。
【0032】上記のようにして、板金のスリーブ16の
一部に構造強度補強用のリブ16aを設けたので、スリ
ーブ16の構造安定性が向上し、高燃圧使用時の変形
や、組み立て製造時の変形に対して、性能変化及び締結
部の破壊による燃料シール不良を防止する為の余裕度
(信頼性)が向上した。又、板金のスリーブ16を使用
したことにより、燃料噴射弁の内部寸法の径方向の縮径
化が実現し、燃料噴射弁がサイズダウンしたので、筒内
噴射弁で要求されるエンジン搭載性が向上した。
【0033】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6による燃料噴射弁を示す側面断面図であり、コア4
に段部4Bを設けて、この部分のコア外径d4をC4より
小さくして、ターミナル18と燃料噴射弁軸心との間の
距離Lを上記実施形態に比べて小さくなるよう構成した
ものである。これにより、ヨーク内径D3も小さくなる
ので、ヨーク外径C3も小さくなり、燃料噴射弁のサイ
ズダウンを図ることができる。
【0034】なおコイル6については、上記実施形態1
〜4に比べて、スリーブ16の肉厚の薄肉化により、巻
線位置が燃料噴射弁の軸心側に移動しているので、ヨー
ク内径D3の縮径にも対応できる。又、段部4Bを設け
ることにより、隙間4Cができてしまい、コア4による
磁路が減少してしまう。即ち、コア首部4Dの磁路断面
積がエアギャップ部より小さくなり、磁束数が低下して
しまうという問題が発生する。そこで、ロッド19を磁
性材で構成することにより、ロッド19を平行な磁路と
して、磁路断面積を確保し、磁気的な性能低下を回避す
ることができる。
【0035】又、スリーブ16の材質として、スリーブ
温度が23℃のとき、電気抵抗率が70μΩ・cm以上
で透磁率が20×10-7H/m以下の非磁性材を使用す
ることができる。これにより、スリーブ16に発生する
渦電流による磁気の応答遅れを許容限度内とすることが
でき、ニードルバルブ15の応答時間が早くなり、燃料
噴射量の制御範囲を拡大させることができる。
【0036】更に、スリーブ16をメタルインジェクシ
ョンモールディングで製造することにより、コストダウ
ンおよび精度確保を実現することができる。
【0037】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る燃料噴射弁に
よれば、バルブホルダに結合されたバルブボディと、こ
のバルブボディ内に設けられ、かつオリフィスを有する
バルブシートと、このバルブシートに離接してオリフィ
スを開閉する弁体と、この弁体と一体構造となっている
アマチュアと、このアマチュア,コア及びヨークに磁気
回路を構成するコイルとから構成され、更にコアとバル
ブホルダに段部を設け、この段部にはまり込むL字状の
スリーブを設けたので、アマチュアの軽量化による応答
性の向上が図れ、それに伴ない噴射燃料量の制御範囲を
拡大することができる。
【0038】この発明の請求項2に係る燃料噴射弁によ
れば、バルブホルダとバルブボディとの間にストッパを
設けたので、エアギャップの調整が可能となり、開・閉
弁時間の最適設定が可能となる。
【0039】この発明の請求項3に係る燃料噴射弁によ
れば、スリーブのコアに沿う部分の断面積を、コアの断
面積の1/2以下としたので、渦電流による磁気遅れが
小さくなり、燃料噴射量の制御範囲を拡大させることが
できる。
【0040】この発明の請求項4に係る燃料噴射弁によ
れば、スリーブのL字形のコーナー部に構造補強用のリ
ブを設けたので、スリーブの構造安定性を向上させるこ
とができる。
【0041】この発明の請求項5に係る燃料噴射弁によ
れば、温度23℃で電気抵抗率が70μΩ・cm以上で
あり、かつ透磁率が20×10-7h/m以下の非磁性材
によりスリーブを構成したので、渦電流による磁気遅れ
が小さくなると共に、弁体の応答時間が早くなり、燃料
噴射量の制御範囲を拡大させることができる。
【0042】この発明の請求項6に係る燃料噴射弁によ
れば、スリーブを板材より塑性変形させて製造したの
で、切削加工では不可能な薄肉化が実現し、磁路断面積
の縮小による応答性の向上を低コストで実現することが
できる。
【0043】この発明の請求項7に係る燃料噴射弁によ
れば、スリーブをメタルインジェクションモールディン
グにより製造したので、切削加工に近い精度が確保で
き、製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による燃料噴射弁を
示す側面断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による燃料噴射弁を
説明するための側面断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による燃料噴射弁を
示す側面断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による燃料噴射弁を
示す側面断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による燃料噴射弁を
示す側面断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による燃料噴射弁を
示す側面断面図である。
【図7】 従来の燃料噴射弁を示す側面断面図である。
【図8】 従来の燃料噴射弁を示す側面断面図である。
【符号の説明】
3 ヨーク、4 コア、6 コイル、8 アマチュア、
10 バルブホルダ、11 バルブボディ、12 オリ
フィス、13 バルブシート、15 弁体、16 スリ
ーブ、17 ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 31/06 385 F16K 31/06 385A (72)発明者 松本 修 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA19 BA22 BA46 BA51 BA54 BA61 BA63 BA67 CC06U CC14 CC43 CC56 CD14 CD28 CD30 CE23 CE24 CE25 CE26 CE31 DA01 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC06 DC17 DD03 EE20 EE34 KK18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブホルダに結合されたバルブボディ
    と、このバルブボディ内に設けられ、かつオリフィスを
    有するバルブシートと、このバルブシートに離接して上
    記オリフィスを開閉する弁体と、この弁体と一体構造と
    なっているアマチュアと、このアマチュア,コア及びヨ
    ークに磁気回路を構成するコイルとから構成される燃料
    噴射弁において、上記コアと上記バルブホルダに段部を
    設け、この段部にはまり込むL字状のスリーブを設けた
    ことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 バルブホルダとバルブボディとの間にス
    トッパを設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料噴
    射弁。
  3. 【請求項3】 スリーブのコアに沿う部分の断面積を、
    コアの断面積の1/2以下としたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 スリーブのL字形のコーナー部に構造補
    強用のリブを設けたことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 温度23℃で電気抵抗率が70μΩ・c
    m以上であり、かつ透磁率が20×10-7h/m以下の
    非磁性材によりスリーブを構成したことを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料噴射
    弁。
  6. 【請求項6】 スリーブを板材より塑性変形させて製造
    したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    1項に記載の燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 スリーブをメタルインジェクションモー
    ルディングにより製造したことを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
JP11097479A 1999-04-05 1999-04-05 燃料噴射弁 Pending JP2000291505A (ja)

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