JP2000290989A - 既設構造物下部地盤の強化工法 - Google Patents

既設構造物下部地盤の強化工法

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JP2000290989A
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】既設構造物の直下地盤内にドレーン材を容易に
埋設できるようにする。 【解決手段】操向性ボーリングにより、少なくとも既設
構造物ST周辺の地表面から既設構造物ST直下地盤内
まで延在する曲線状埋設孔6を設けるとともに、この埋
設孔6内にドレーン材Dを埋設することとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設構造物下部地
盤の強化工法に関し、さらに詳しくは、地震時における
過剰間隙水圧を低減することを目的として既設構造物直
下地盤の排水を促進させることにより地盤の液状化を防
止し、もって既設構造物下部地盤の強化を図る工法に関
する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設したドレーン材の排水促進作
用により地盤内の過剰間隙水圧を低減し、それによって
地盤強化を図る工法としては、例えばドレーン材として
砕石パイルを地中に造成する、いわゆるグラベルドレー
ン工法や、側壁に透水孔が形成されたパイプの外周面に
フィルター材を被覆したものを地中に埋設するパイプド
レーン工法、中空円筒状かつスパイラル状のポリエチレ
ン製ドレーン材を地中に埋設するスパイラルドレーン工
法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらはいず
れも既設構造物直下の地盤強化には不向きな工法であっ
た。すなわち第1に、従来の方法ではいずれも大型の機
械を必要とし、既設構造物周辺の施工場所が狭い場合に
は施工不能となる問題点を有していた。
【0004】第2に、既設構造物の直下地盤内にドレー
ン材を配設する場合、斜めに埋設孔を削孔することとな
るが、傾斜角度が大きくなるため構造物中心部直下に配
設することは非常に困難であった。また、既設構造物周
辺に立坑を設けてこの立坑内から構造物直下地盤へ水平
に削孔を行う場合もあるが、立坑を要するため既設構造
物周辺が狭い場合には施工できないことが問題となって
いた。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、既設構造
物の直下地盤内にドレーン材を容易に埋設できる、既設
構造物下部地盤の強化工法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、操向性ボーリングにより、少なくとも既設構造物
周辺の地表面から既設構造物直下地盤内まで延在する曲
線状埋設孔を設けるとともに、この埋設孔内にドレーン
材を埋設することを特徴とする、既設構造物下部地盤の
強化工法である。
【0007】本発明の第1の具体的な方法としては、内
部にドレーン材を保持させたケーシング管の先端部に削
孔装置を有する操向性ボーリング装置を用いて、少なく
とも既設構造物周辺の地表面から既設構造物直下地盤内
に至るドレーン材埋設孔を削孔しつつ、その埋設孔内に
前記内部にドレーン材を保持させたケーシング管を挿入
し、しかる後に、前記ドレーン材を前記埋設孔内に残し
て前記ケーシングを前記埋設孔から抜き出すことを特徴
とする方法を提案する。
【0008】本発明の第2の具体的な方法としては、ケ
ーシング管の先端部に削孔装置を有する操向性ボーリン
グ装置を用いて、少なくとも既設構造物周辺の地表面か
ら既設構造物直下地盤内に至るドレーン材埋設孔を削孔
しつつ、その埋設孔内に前記ケーシング管を挿入し、挿
入したケーシング管の前記地表面側の開口部からケーシ
ング管内にドレーン材を押し込み挿入し、しかる後に、
前記ドレーン材を前記埋設孔内に残して前記ケーシング
を前記埋設孔から抜き出すことを特徴とする方法を提案
する。
【0009】本発明の第3の具体的な方法としては、ケ
ーシング管の先端部に削孔装置を有する操向性ボーリン
グ装置を用いて、既設構造物周辺の一方側地表面から既
設構造物直下地盤内を通して他方側地表面へと貫通する
ドレーン材埋設孔を削孔しつつ、その埋設孔内に前記ケ
ーシング管を挿入し、一端部にドレーン材を連結したガ
イド線材の他端を、前記挿入したケーシング管の一端側
開口部から他端側開口部へと挿通させて当該他端側開口
部から引き抜くことにより前記ドレーン材を前記ケーシ
ング管内に引き込み挿入し、しかる後に、前記ドレーン
材を前記埋設孔内に残して前記ケーシング管を前記埋設
孔から抜き出すことを特徴とする方法を提案する。
【0010】本発明の第4の具体的な方法としては、ケ
ーシング管の先端部に削孔装置を有し、且つ前記ケーシ
ング管内に、削孔水の送水または削孔汚泥の排泥に用い
る内管を有する操向性ボーリング装置を用いて、既設構
造物周辺の一方側地表面から既設構造物直下地盤内を通
して他方側地表面へと貫通するドレーン材埋設孔を削孔
しつつ、その埋設孔内に前記ケーシング管を挿入し、こ
のケーシング管内に挿入されている内管の先端部または
後端部に対してドレーン材を連結した後、このドレーン
材連結側と反対側の内管端部を前記ケーシング管から引
き抜くことにより前記ドレーン材を前記ケーシング管内
に引き込み挿入し、しかる後に、前記ドレーン材を前記
埋設孔内に残して前記ケーシング管を前記埋設孔から抜
き出すことを特徴とする方法を提案する。
【0011】他方、これら本発明において、前記ドレー
ン材外面と前記埋設孔内面との隙間に透水性充填材を充
填することで、埋設孔壁保持を図るのは好ましい。特
に、先端吐出口を前記ドレーン材外面と前記埋設孔内面
との隙間に臨ませた注入管を介して、流動化材と透水性
充填材とを混合した混合物を圧送吐出させて前記隙間に
対して供給し、注入した流動化材を前記隙間から逸走さ
せて前記隙間に粒状物を残留させるようにすると、透水
性充填材の圧送性を良好としつつ、最終的にはドレーン
材外面と前記埋設孔内面との隙間に実質的に粒状物のみ
を残留させることができるので好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ詳説する。 <操向性ボーリング装置>本発明ではドレーン材埋設孔
を削孔するために、操向性ボーリングを行う。操向性ボ
ーリングは公知の技術であるが、本発明では曲率半径が
小さくても施工可能な装置を用いるのが好ましい。
【0013】かかる操向性ボーリング装置としては、図
1に示すように、曲線状をなすケーシング管(外管)2
および内管3よりなる二重管構造とされ、ケーシング管
2と内管3とは後方の図示しないスイベルで固定され、
内管3の先端部には正逆の回転機能を持つ先端削孔装置
4が取付けられるとともに、図示しないが、曲線状のケ
ーシング管2の基端部外面をホルダにより把持し、この
ホルダをケーシング管2の曲線方向に沿って油圧シリン
ダにより推進させる推進装置を備えてなるものを推奨す
る。本装置では、先端削孔装置4により先行掘削を行い
つつ、推進装置によりケーシング管2と内管3とを同時
推進することができる。
【0014】かかる操向性ボーリング装置を採用するこ
とにより、比較的小規模な構造物の直下地盤に対して、
その周囲から比較的に曲率半径の小さい埋設孔を削孔す
ることも可能となる利点がある。
【0015】<第1の形態;請求項1記載の発明に関す
る>さて、本発明は前述のとおり、操向性ボーリングに
より、少なくとも既設構造物周辺の地表面から既設構造
物直下地盤内まで延在する曲線状埋設孔を設けるととも
に、この埋設孔内にドレーン材を埋設することを特徴と
する、既設構造物下部地盤の強化工法であるが、その第
1の実施形態として、操向性ボーリングとドレーン材の
設置とを同時に行うものを提案する。
【0016】具体的には、図1に示すようにケーシング
管2の先端部に削孔装置4を有する操向性ボーリング装
置1を用いて削孔を行うに際し、ケーシング管2内に複
数のドレーン材D,D…直列連結したものを保持させて
おき、ボーリングとともにドレーン材D,D…を地盤内
に挿入する。図示例ではドレーン材D,D…の先端部を
ケーシング管2先端の削孔装置1に連結しているが、ド
レーン材D,D…がケーシング管2内に保持される限
り、ドレーン材D,D…を他の部位たとえばケーシング
管2内面に着脱自在に固定したり、ボーリングによるケ
ーシング管2の進行に伴ってドレーン材D,D…をケー
シング後端開口2Hから徐々に押し込むことも、本形態
に含まれる。
【0017】本形態では、かかるボーリングにより、少
なくとも既設構造物ST周辺の地表面から既設構造物S
T直下地盤内まで延在する曲線状埋設孔6、好適には図
1中に二点鎖線で示すように既設構造物周辺の一方側地
表面から既設構造物直下地盤内を通して他方側地表面へ
と貫通する曲線状埋設孔6を削孔する。
【0018】実際上は、曲線状埋設孔6を、図2(A)
に示すように平面視で既設構造物ST(図示例は石油タ
ンク)を中心とする放射状に複数設けたり、その場合に
図2(B)に示すようにそれら全ての曲線状埋設孔6,
6…の深さを異ならせたり、図3(A)に示すように平
面視で平行に複数列設けたり、その場合に図3(B)に
示すように複数の曲線状埋設孔6,6…の最低深度のみ
同一にしたり図4に示すように既設構造物STの下部に
曲線状埋設孔6,6…を平面視で格子状に複数設けたり
などすることができる。
【0019】また、図5(A)〜(D)に示すように既
設建物ST1の下部にも設けることができる。図5
(A)に示す例では、平面視で矩形をなす既設建物ST
1の下部に、曲線状埋設孔6,6…を平面視で格子状に
複数設けている、図5(B)に示す例では、既設建物S
T2が平面視でL字状をなす場合の応用形態を示してお
り、建物ST2を取り囲むように周囲地盤に四本の曲線
状埋設孔60,60…を設けるとともに、建物ST2の
一方側から他方側へ延在する複数の曲線状埋設孔6,6
…を平面視で格子状に設け、また建物ST2を平面視で
斜めに横切る曲線状埋設孔61,61…をも複数設けて
いる。図5(C)は、既設建物ST3が平面視で凹字状
をなす場合の応用形態を示しており、建物ST3を取り
囲むように周囲地盤に四本の曲線状埋設孔60,60…
を設けるとともに、建物ST3の一方側から他方側へ延
在する曲線状埋設孔6,6…を平面視で建物壁面と平行
に複数設けている。図5(D)は、既設建物ST4が平
面視で凸字状をなす場合の応用形態を示しており、建物
ST4を取り囲むように周囲地盤に四本の曲線状埋設孔
60,60…を設けるとともに、建物ST3の一方側か
ら他方側へ延在する曲線状埋設孔6,6…を平面視で建
物壁面と平行に複数設けている。なお、これらの曲線状
埋設孔の配設形態は、後述の全ての形態において同じく
適用することができる。
【0020】また、本第1実施形態では、ケーシング管
2内にドレーン材D,D…を保持させた状態でボーリン
グを行うので、削孔水の送水用もしくは排泥用の内管
を、ドレーン材D,D…とケーシング管2との隙間Sま
たは後述の中空円筒状のドレーン材を用いる場合にはそ
の内空部(図示せず)を通してケーシング基端開口部2
Hから先端削孔装置1に連通させるようにすることを推
奨する。
【0021】かくして、埋設孔6を設けると同時に、内
部の長手方向全体にドレーン材D,D…が挿入され保持
されているケーシング2が、既設構造物ST周辺の一方
側地表面から既設構造物ST直下地盤内を通して他方側
地表面まで延在するように挿入される。
【0022】そして、かかるボーリングが完了したなら
ば、ケーシング2を除くボーリング装置1の各装置(先
端削孔装置4等)を取り外した後、ドレーン材D,D…
を埋設孔6内に残してケーシング管2を埋設孔6から地
上側へ抜き出すことで、既設構造物ST周辺の一方側地
表面から既設構造物ST直下地盤内を通して他方側地表
面まで延在するように、ドレーン材D,D…を埋設する
ことができる。このケーシング2の引き抜きに際して、
ケーシング管2に伴ってドレーン材D,D…が抜き出さ
れることが想定されるので、これを防止するべく、ケー
シング管2の抜き出し側と反対側の端部のドレーン材D
を、同じくケーシング管2の抜き出し側と反対の地表面
もしくは付近の構造物に対して固定しておくのが好まし
い(以下、全ての形態に同じ)。
【0023】<第2の形態;請求項3記載の発明に関す
る>第2の形態としては、図6に示すように、ケーシン
グ管2の先端部に削孔装置を有する操向性ボーリング装
置を用いてドレーン材埋設孔を削孔しつつ、その埋設孔
内にケーシング管2を挿入した後(同図には削孔装置等
は示していないが、ケーシング管内にドレーン材を保持
させていない点を除けば同一である)、挿入したケーシ
ング管2の一方の地表面側の開口部2Hからケーシング
管2内にドレーン材D2を押し込み挿入するものを提案
する。
【0024】なお、ボーリングが完了したならばドレー
ン材D挿入に先だってケーシング2を除くボーリング装
置の各装置は取り外す。ドレーン材埋設孔6は、図示の
ように、既設構造物ST周辺の一方側地表面から既設構
造物ST直下地盤内を通して他方側地表面へと貫通する
ものとするのが好ましいが、既設構造物ST周辺の地表
面から既設構造物ST直下地盤内、例えば図中Xで示す
二点鎖線部位までのものとすることもできる。
【0025】ドレーン材D2挿入後は、前述第1の形態
と同様に、ドレーン材Dを埋設孔6内に残してケーシン
グ2を埋設孔から抜き出す。
【0026】<第3の形態;請求項4記載の発明に関す
る>上記第2の形態ではケーシング管2へのドレーン材
D2の押し込みが円滑になされないことも想定される。
したがって、例えば図7に示すように、既設構造物ST
周辺の一方側地表面から既設構造物ST直下地盤内を通
して他方側地表面へと貫通するドレーン材埋設孔6を削
孔しつつ、その埋設孔6内にケーシング管2を挿入した
後、一端部にドレーン材D2を連結したガイド線材(ワ
イヤーロープ等)7の他端を、既設ケーシング管2の一
端側開口部から他端側開口部へと挿通させて当該他端側
開口部から引き抜くことによりドレーン材D2をケーシ
ング管2内に引き込み挿入することもできる(第3の形
態)。ドレーン材D2引き込み後、ガイド線材7とドレ
ーン材D2との連結を解いてからケーシング管2を引き
抜き撤去することもできるが、このガイド線材7を引き
抜き側地表面に固定した状態で、ケーシング管2を引き
抜き、しかる後にガイド線材7とドレーン材Dとの連結
を解くようにすると、前述のように、ドレーン材Dがケ
ーシング管2に伴って引き抜かれずに済む利点がある。
【0027】<第4の形態;請求項5記載の発明に関す
る>他方、操向性ボーリング装置が、前述のようにケー
シング管の先端部に削孔装置を有するとともに、ケーシ
ング管2内に、削孔水の送水または削孔汚泥の排泥に用
いる内管3を有する場合には、図8に示すように、内管
3をケーシング管2から引き抜く必要があるので、その
引き抜かれる内管3をガイドとしてドレーン材D2をケ
ーシング管内に引き込むこともできる。
【0028】例えば、前述のボーリング装置では、内管
の先端部に削孔装置が取付けられているので、先端削孔
装置が削孔開始側と反対側の地表面に到達したならば、
図8に示すように、内管3基端部にドレーン材D2の挿
入先端部を連結し、先端削孔装置(図示せず)とともに
若しくはこれを取り外した内管3を削孔装置到達側の地
表面側に引き抜くことで、ドレーン材D2を削孔開始側
から削孔装置到達側地表面へ向かいケーシング管2内に
引き込むことができる。逆に図9に示すように、先端削
孔装置4が削孔開始側と反対側の地表面に到達したなら
ば、この先端削孔装置4に連結部材8等を介してドレー
ン材D2の挿入先端部を連結し(すなわち内管3に対し
てドレーン材D2が連結される)、内管3を削孔時と反
対方向にケーシング管2から引き抜くことで、ドレーン
材D2を、削孔開始側と反対側の地表面側からケーシン
グ管2内に引き込むこともできる。ドレーン材D2引き
込み後は、ドレーン材D2を埋設孔6内に残してケーシ
ング管2を埋設孔6から抜き出す。
【0029】<透水性充填材を充填する形態>他方、ド
レーン材D若しくはD2を埋設孔6内に残してケーシン
グ管2だけを引き抜くと、ドレーン材D若しくはD2と
埋設孔6との間に隙間が生じる。そこで、例えば図13
に示すように、ドレーン材D若しくはD2外面と埋設孔
6内面との隙間に透水性充填材を充填するのは好まし
い。
【0030】透水性充填材としては、砂、軽量骨材、プ
ラスチックビーズ、発泡プラスチックビーズ、ガラスビ
ーズ等の粒状体を用いることができ、特に周辺地盤土よ
り粗い粒状体で透水性の良いものを用いることができ
る。
【0031】かかる透水性充填材を前述の隙間に充填す
る場合、流動化した粒状体を1本または複数本の注入ホ
ースを介して圧送充填するのが好ましい。粒状体の流動
化方法の具体例としては、起泡剤と粒状体とを混練し、
泡モルタル状として圧送する方法や、溶液性の粘性安定
液と粒状体とを混練して流動化させ、安定液の粘調性に
より粒状体の沈降分離を防ぐ方法などがある。前者の場
合、地下水の存在等により泡は経時的に消失し、その残
液は隙間から地盤内にまたはドレーン材を通り地上に逸
走して、粒状体だけが隙間に残ることになる。後者の場
合、植物性多糖類の水溶液で経時的に粘性を失うタイプ
の安定液を用いると圧送充填物のうち粒状体だけが隙間
に残り、これが透水性充填材として隙間保持効果を発揮
するようになる。
【0032】具体的な方法を以下に(A方法)〜(D方
法)として列挙する。なお、本発明ではこれらのいずれ
を採用することもできる。 (A方法)図10に示すように、ドレーン材D2の外面
とケーシング管2内面との隙間Sにおける長手方向一方
がわ端部から注入ホース(例;ポリエチレン製ホース)
10を挿入し、その先端開口を隙間Sの他方がわ端部に
臨ませた後、ケーシング管2を引抜くのに先だって、図
11に示すように注入ホース10からケーシング管2内
面とドレーン材D2外面との空隙Sに透水性充填材Fを
圧送供給し充てんする。図示しないが、中空円筒状のド
レーン材を用いる場合には、その内空を通して注入ホー
スを挿入することができる(以下、B〜D方法に同
じ)。しかる後に図12に示すように、ケーシング管2
を引抜き、その際に生ずる残りの、ドレーン材D2外面
と埋設孔6内面との隙間S2に対して、地上側の埋設孔
6開口部6Hから透水性充填材Fを補給充填する。充填
後の状態が図13に示されている。
【0033】(B方法)同じく図10に示すように、ド
レーン材D2外面とケーシング管2内面との隙間Sにお
ける長手方向一方がわ端部から注入ホース10を挿入
し、その先端開口を隙間Sの他方がわ端部に臨ませた状
態とした後、図14に示すようにケーシング管2を埋設
孔6から引抜く。ケーシング管2の引き抜き後、注入ホ
ース10を介してドレーン材D2外面と埋設孔6内面と
の隙間に透水性充填材Fを圧送供給して充填しつつ、注
入ホース挿入がわ端部開口から注入ホース10を徐々に
引抜く。
【0034】(C方法)同じく図10に示すように、ド
レーン材D2外面とケーシング管2内面との隙間Sにお
ける長手方向一方がわ端部から注入ホースを挿入し、そ
の先端開口を隙間Sの他方がわ端部に臨ませた状態とし
た後、図15に示すように、ケーシング管2とともに注
入ホース10を引抜きつつその引き抜かれていく注入ホ
ース10先端から透水性充填材Fをドレーン材D2外面
と埋設孔6内面との隙間に注入充填する。この場合、ケ
ーシング管2および注入ホース10が、長手方向に複数
の管ユニットおよびホースユニットにそれぞれ分割可能
に連結されているのが好ましい。
【0035】(D方法)同じく図10に示すように、ド
レーン材D2外面とケーシング管2内面との隙間におけ
る長手方向一方がわ端部から注入ホース10を挿入し、
その先端開口を他方がわ端部に臨ませた状態とした後、
この状態で図16に示すように注入ホース10を介して
ケーシング管2内面とドレーン材D2外面との空隙に分
解性安定液Lを注入充填する。続いて図17に示すよう
に、ケーシング管2のみを埋設孔6から引抜く。しかる
後に図18に示すように、安定液Lにより埋設孔6内壁
を保持した状態で、注入ホース10を介してドレーン材
D2外面と埋設孔6内面との隙間S2に透水性充填材F
を圧送供給して充填しつつ、注入ホース挿入がわ端部開
口から注入ホース10を徐々に引抜き、安定液Lと透水
性充填材Fとを置換する。
【0036】<他の形態1>上記例はいずれも、ケーシ
ング管2を埋設孔6内から引き抜かずに、ケーシング管
2内にドレーン材D2を挿入するものであるが、例えば
図19に示すように、ケーシング管2の一方側端部内に
ドレーン材D2の先端部を固定し、ケーシング管2をド
レーン材挿入側と反対側へ引き抜くことで、ケーシング
管2の埋設孔6内からの引き抜きと、ドレーン材D2の
埋設孔6内への引き込み設置とを同時的に行うこともで
きる。またこの際に、ドレーン材挿入側の埋設孔口元6
0に臨ませた注入ホース10を介して、透水性充填材を
埋設孔6内面とドレーン材D2外面との隙間S2に充填
させることもできる。なお、図19中20は、ケーシン
グ管2とドレーン材D2先端部との連結ワイヤーを示
し、21は、透水性充填材がケーシング管2内へ流入す
るのを防ぐためのパッキンを示している。
【0037】<他の形態2>図20に示すように、中空
円筒状のドレーン材D3を使用し、これを筒状のジョイ
ント部材Jを介して複数連結したものをケーシング管2
内に挿入した場合、透水性充填材の充填に際し次のよう
にすることができる。
【0038】すなわち、先ず各ジョイント部材Jの側壁
に貫通孔J1,J1を設け、その貫通孔J1,J1に逆
止弁J2,J2を設けておく。図示例の逆止弁J2,J
2は、ジョイントJの貫通孔J1,J1の外面側開口部
を覆うように張付けられたゴム製の板状部材であり、各
貫通孔J1,J1の外面側開口部の略中心を通る結束バ
ンド(図示せず)によりジョイントJに対して固定され
たものである。したがって、逆止弁J2,J2は、ジョ
イントJの内空側から貫通孔J1,J1を介して圧力が
加わると、その自由端部がジョイントJの外面から離間
し、貫通孔J1,J1がジョイント内外に連通するよう
になり、圧力が加わらないと貫通孔J1,J1の外面側
開口部を覆って塞ぐようになるものである。
【0039】図示しないが、スリットを形成したゴム製
板状部材を、ジョイントJの貫通孔J1,J1の外面側
開口部を覆うように張付け、その周縁を貫通孔J1,J
1の外面側開口部の周縁に固着し、ジョイントJの内空
側から貫通孔J1,J1を介して圧力が加わるとスリッ
トがこじ開けられるようになして、前述逆止弁を構成す
ることもできる。
【0040】そして注入に際しては、側壁に複数の吐出
口31,31を有するとともに、それら吐出口31,3
1よりも前側および後側に前側パッカー32および後側
パッカー33をそれぞれ備えたダブルパッカー注入管3
0を用い、この注入管30をドレーン材D3の内空40
に挿入し、その吐出口31,31をドレーン材D3を接
合するジョイント部材J3の貫通孔J1,J1に臨ませ
るとともに、その前後におけるドレーン材内空40の内
壁面と注入管30外面との隙間S4を前側パッカー32
および後側パッカー33により塞いだ状態で、その注入
管30を介して透水性充填材を注入する。透水性充填材
は注入管30の吐出口31,31から吐出された後、ジ
ョイント部材Jの貫通孔J1,J1に流入し、その流入
圧力により逆止弁J2,J2が開き、埋設孔6内面とド
レーン材D3外面との隙間S2に注入充填される。
【0041】以降、注入ホースを他のジョイントJ内に
順次臨ませつつ、各ジョイントJ部位から埋設孔6内面
とドレーン材D3外面との隙間S2に透水性充填材を注
入充填する。この際、前述の逆止弁J2,J2の作用に
より、注入が終了したジョイント部材Jの貫通孔J1,
J1は塞がれるので、一旦、埋設孔6内面とドレーン材
D3外面との隙間S2に注入充填した透水性充填材は、
当該ジョイント部材Jの貫通孔J1,J1を介してドレ
ーン材D3内に逆流することはない。
【0042】なお、ダブルパッカー注入管30は、ドレ
ーン材D3の埋設孔6内への挿入に先だって、予めドレ
ーン材D3の内空40内に挿入しておいても良いし、ド
レーン材D3の埋設孔6への挿入後、その一方がわ端部
から挿入しても良い。また、少なくとも透水性充填材の
注入時までには、図20に示すようにケーシング管を埋
設孔6内から引き抜き撤去しておく。
【0043】<ドレーン材>ここに本発明のドレーン材
は公知のもののなかから適宜選定することができるが、
ケーシング管内への保持および挿入が容易であるとの観
点から、可撓性材料で形成したものが好ましい。
【0044】また、ドレーン材は、図2等に示すように
埋設孔6の全長よりも長くなるように一体形成したもの
(ドレーン材D2)でも、図1に示すように複数に分割
された単位ドレーン材Dを連結したものでも、あるいは
図示していないがケーシング管2内へ複数回に分けて挿
入するように分割されているものであっても良い。
【0045】形状としては、円柱形、多角柱状形、中空
円筒形など各種のものを用いることができる。
【0046】具体的には、ポリプロピレン等の合成樹脂
製の紐状体が三次元的に絡み合った状態で中空円筒状に
形成された、表面開口率80〜95%、外径50〜50
0mm(実用的には80〜300mm)のドレーン材が
柔軟性が高い等の点で好ましい。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば既設構造
物の直下地盤内にドレーン材を容易に埋設できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態を概略的に示す縦断面図で
ある。
【図2】ドレーン材の立体的配設形態を概略的に示す、
(A)平面図、および(B)縦断面図である。
【図3】他のドレーン材の立体的配設形態を概略的に示
す、(A)平面図、および(B)縦断面図である。
【図4】他のドレーン材の配設形態を概略的に示す、平
面図である。
【図5】他のドレーン材の配設形態を(a)〜(d)に
分けてそれぞれ概略的に示す、平面図である。
【図6】本発明の第2の形態を概略的に示す縦断面図で
ある。
【図7】本発明の第3の形態を概略的に示す縦断面図で
ある。
【図8】本発明の第4の形態を概略的に示す縦断面図で
ある。
【図9】本発明の第4の形態の変形例を概略的に示す縦
断面図である。
【図10】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図11】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図12】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図13】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図14】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図15】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図16】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図17】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図18】透水性充填材を充填する形態を示す、概略縦
断面図である。
【図19】他の形態1を示す、要部概略縦断面図であ
る。
【図20】他の形態2を示す、要部概略縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…操向性ボーリング装置、2…ケーシング管、3…内
管、4…先端削孔装置、5…推進装置、6…埋設孔、
D,D2…ドレーン材、ST…既設構造物。
フロントページの続き (72)発明者 小幡 常雄 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 高橋 則雄 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目20番 日本綜 合防水株式会社内 (72)発明者 所 武彦 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目20番 日本綜 合防水株式会社内 (72)発明者 渡辺 作一 埼玉県川口市芝中田2丁目16番15号 Fターム(参考) 2D043 CA04 DA04 DB04 EA01 EA07 EA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操向性ボーリングにより、少なくとも既設
    構造物周辺の地表面から既設構造物直下地盤内まで延在
    する曲線状埋設孔を設けるとともに、この埋設孔内にド
    レーン材を埋設することを特徴とする、既設構造物下部
    地盤の強化工法。
  2. 【請求項2】内部にドレーン材を保持させたケーシング
    管の先端部に削孔装置を有する操向性ボーリング装置を
    用いて、少なくとも既設構造物周辺の地表面から既設構
    造物直下地盤内に至るドレーン材埋設孔を削孔しつつ、
    その埋設孔内に前記内部にドレーン材を保持させたケー
    シング管を挿入し、 しかる後に、前記ドレーン材を前記埋設孔内に残して前
    記ケーシングを前記埋設孔から抜き出すことを特徴とす
    る、既設構造物下部地盤の強化工法。
  3. 【請求項3】ケーシング管の先端部に削孔装置を有する
    操向性ボーリング装置を用いて、少なくとも既設構造物
    周辺の地表面から既設構造物直下地盤内に至るドレーン
    材埋設孔を削孔しつつ、その埋設孔内に前記ケーシング
    管を挿入し、 挿入したケーシング管の前記地表面側の開口部からケー
    シング管内にドレーン材を押し込み挿入し、 しかる後に、前記ドレーン材を前記埋設孔内に残して前
    記ケーシングを前記埋設孔から抜き出すことを特徴とす
    る、既設構造物の直下地盤の強化工法。
  4. 【請求項4】ケーシング管の先端部に削孔装置を有する
    操向性ボーリング装置を用いて、既設構造物周辺の一方
    側地表面から既設構造物直下地盤内を通して他方側地表
    面へと貫通するドレーン材埋設孔を削孔しつつ、その埋
    設孔内に前記ケーシング管を挿入し、 一端部にドレーン材を連結したガイド線材の他端を、前
    記挿入したケーシング管の一端側開口部から他端側開口
    部へと挿通させて当該他端側開口部から引き抜くことに
    より前記ドレーン材を前記ケーシング管内に引き込み挿
    入し、 しかる後に、前記ドレーン材を前記埋設孔内に残して前
    記ケーシング管を前記埋設孔から抜き出すことを特徴と
    する、既設構造物下部地盤の強化工法。
  5. 【請求項5】ケーシング管の先端部に削孔装置を有し、
    且つ前記ケーシング管内に、削孔水の送水または削孔汚
    泥の排泥に用いる内管を有する操向性ボーリング装置を
    用いて、既設構造物周辺の一方側地表面から既設構造物
    直下地盤内を通して他方側地表面へと貫通するドレーン
    材埋設孔を削孔しつつ、その埋設孔内に前記ケーシング
    管を挿入し、 このケーシング管内に挿入されている内管の先端部また
    は後端部に対してドレーン材を連結した後、このドレー
    ン材連結側と反対側の内管端部を前記ケーシング管から
    引き抜くことにより前記ドレーン材を前記ケーシング管
    内に引き込み挿入し、 しかる後に、前記ドレーン材を前記埋設孔内に残して前
    記ケーシング管を前記埋設孔から抜き出すことを特徴と
    する、既設構造物下部地盤の強化工法。
  6. 【請求項6】前記ドレーン材外面と前記埋設孔内面との
    隙間に透水性充填材を充填する、請求項1〜5のいずれ
    か1項記載の既設構造物下部地盤の強化工法。
  7. 【請求項7】先端吐出口を前記ドレーン材外面と前記埋
    設孔内面との隙間に臨ませた注入管を介して、流動化材
    と透水性充填材とを混合した混合物を圧送吐出させて前
    記隙間に対して供給し、注入した流動化材を前記隙間か
    ら逸走させて前記隙間に粒状物を残留させる、請求項1
    〜5のいずれか1項記載の既設構造物下部地盤の強化工
    法。
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