JP2000290689A - ドライクリーニング用洗浄剤 - Google Patents
ドライクリーニング用洗浄剤Info
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- JP2000290689A JP2000290689A JP9720299A JP9720299A JP2000290689A JP 2000290689 A JP2000290689 A JP 2000290689A JP 9720299 A JP9720299 A JP 9720299A JP 9720299 A JP9720299 A JP 9720299A JP 2000290689 A JP2000290689 A JP 2000290689A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 沸点が９５〜２２０℃の揮発性シリコー
ン油９５．０〜９９．９重量％と、このシリコーン油に
溶解可能な界面活性剤０．１〜５．０重量％とを含有
し、２５℃における体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以
下であることを特徴とするドライクリーニング用洗浄
剤。 【効果】 本発明のドライクリーニング用洗浄剤は、シ
リコーン油単独からなる洗浄剤と比較し、洗浄効果があ
り、かつ体積抵抗率が低く、静電気発生が少なく、安全
性の高いものである。
ン油９５．０〜９９．９重量％と、このシリコーン油に
溶解可能な界面活性剤０．１〜５．０重量％とを含有
し、２５℃における体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以
下であることを特徴とするドライクリーニング用洗浄
剤。 【効果】 本発明のドライクリーニング用洗浄剤は、シ
リコーン油単独からなる洗浄剤と比較し、洗浄効果があ
り、かつ体積抵抗率が低く、静電気発生が少なく、安全
性の高いものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄効果に優れ、か
つ体積抵抗率が低く、静電気発生が少なく、安全性の高
い新規なドライクリーニング用洗浄剤に関するものであ
る。
つ体積抵抗率が低く、静電気発生が少なく、安全性の高
い新規なドライクリーニング用洗浄剤に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ドライクリーニング用溶剤としては、炭化水素から
なる石油系溶剤、１，１，１−トリクロロエタン、パー
クロロエチレンなどの塩素系溶剤、もしくはフロン１１
３などのフッ素系溶剤が知られている。これらは生地な
どを傷めない適度な油脂溶解力があり、沸点も２１０℃
以下と比較的乾燥し易い性質を有している。しかしなが
ら、上記の溶剤は毒性があるため、作業者はその影響を
受けないように細心の注意を払わなければならない。ま
た、ドライクリーニング用塩素系溶剤及びフッ素系溶剤
はオゾン層を破壊する化合物であって、その使用は制限
される方向にある。
り、ドライクリーニング用溶剤としては、炭化水素から
なる石油系溶剤、１，１，１−トリクロロエタン、パー
クロロエチレンなどの塩素系溶剤、もしくはフロン１１
３などのフッ素系溶剤が知られている。これらは生地な
どを傷めない適度な油脂溶解力があり、沸点も２１０℃
以下と比較的乾燥し易い性質を有している。しかしなが
ら、上記の溶剤は毒性があるため、作業者はその影響を
受けないように細心の注意を払わなければならない。ま
た、ドライクリーニング用塩素系溶剤及びフッ素系溶剤
はオゾン層を破壊する化合物であって、その使用は制限
される方向にある。
【０００３】そこで、該溶剤として安全性が高く、オゾ
ン層の破壊のないシリコーン油を用いることが特開平６
−３２７８８８号公報に記載されている。また、特公昭
６３−５０４６３号公報には、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン及び
ドデカメチルシクロヘキサシロキサンの環状シロキサン
を単独又は石油炭化水素等の従来のクリーニング溶剤と
の混合物をクリーニング剤として用いるとの記載があ
る。しかしながら、シリコーン油は、体積抵抗率が１×
１０13Ω・ｃｍ以上と電気絶縁性が高く、シリコーン油
単独でドライクリーニング用として使用しドライ機を運
転した場合、高圧静電気が発生し、着火源になるため、
ドライクリーニング用洗浄剤として好適ではない。
ン層の破壊のないシリコーン油を用いることが特開平６
−３２７８８８号公報に記載されている。また、特公昭
６３−５０４６３号公報には、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン及び
ドデカメチルシクロヘキサシロキサンの環状シロキサン
を単独又は石油炭化水素等の従来のクリーニング溶剤と
の混合物をクリーニング剤として用いるとの記載があ
る。しかしながら、シリコーン油は、体積抵抗率が１×
１０13Ω・ｃｍ以上と電気絶縁性が高く、シリコーン油
単独でドライクリーニング用として使用しドライ機を運
転した場合、高圧静電気が発生し、着火源になるため、
ドライクリーニング用洗浄剤として好適ではない。
【０００４】また、一般に石油系溶剤も静電気が発生し
易く、これを回避するためアニオン系、カチオン系及び
ノニオン系の界面活性剤が使用されている。しかし、シ
リコーン油においては界面活性剤が相溶し難く、そのた
め絶縁性を緩和できない欠点があった。
易く、これを回避するためアニオン系、カチオン系及び
ノニオン系の界面活性剤が使用されている。しかし、シ
リコーン油においては界面活性剤が相溶し難く、そのた
め絶縁性を緩和できない欠点があった。
【０００５】本発明は、上記問題点を改善するためにな
されたものであり、安全性に優れ、臭いが少なく、オゾ
ン層を破壊することがなく、しかも静電気発生の少ない
ドライクリーニング用洗浄剤を提供することを目的とす
る。
されたものであり、安全性に優れ、臭いが少なく、オゾ
ン層を破壊することがなく、しかも静電気発生の少ない
ドライクリーニング用洗浄剤を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、沸点が９５〜２２０℃の揮発性シリコーン油９
５．０〜９９．９重量％とシリコーン油に溶解可能な界
面活性剤０．１〜５．０重量％とを主成分とし、２５℃
における体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以下とするこ
とにより、安全性に優れ、臭いが少なく、オゾン層を破
壊することがなく、しかも静電気発生の少ないドライク
リーニング用洗浄剤が得られることを知見し、本発明を
なすに至ったものである。
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、沸点が９５〜２２０℃の揮発性シリコーン油９
５．０〜９９．９重量％とシリコーン油に溶解可能な界
面活性剤０．１〜５．０重量％とを主成分とし、２５℃
における体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以下とするこ
とにより、安全性に優れ、臭いが少なく、オゾン層を破
壊することがなく、しかも静電気発生の少ないドライク
リーニング用洗浄剤が得られることを知見し、本発明を
なすに至ったものである。
【０００７】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のドライクリーニング用洗浄剤は、シリコーン油
とこのシリコーン油に溶解可能な界面活性剤とを主成分
とし、特には実質的に両成分からなるものである。
本発明のドライクリーニング用洗浄剤は、シリコーン油
とこのシリコーン油に溶解可能な界面活性剤とを主成分
とし、特には実質的に両成分からなるものである。
【０００８】ここで、本発明において使用されるシリコ
ーン油は沸点が９５〜２２０℃の揮発性シリコーン油で
あれば良く、環状シロキサン、直鎖状シロキサン及び分
岐状シロキサンが挙げられる。これらの中では、人体へ
の安全性の点、低融点及び経済性の点から、直鎖状のヘ
キサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン
及びデカメチルテトラシロキサンが好ましい。また、こ
れらは単独又は混合してもかまわない。
ーン油は沸点が９５〜２２０℃の揮発性シリコーン油で
あれば良く、環状シロキサン、直鎖状シロキサン及び分
岐状シロキサンが挙げられる。これらの中では、人体へ
の安全性の点、低融点及び経済性の点から、直鎖状のヘ
キサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン
及びデカメチルテトラシロキサンが好ましい。また、こ
れらは単独又は混合してもかまわない。
【０００９】一方、本発明で使用される界面活性剤とし
ては、シリコーン油に対し０．１〜５．０重量％の使用
で溶解可溶であり、体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以
下であれば良く、アニオン系界面活性剤、カチオン系界
面活性剤、両性界面活性剤及びノニオン系界面活性剤を
挙げることができる。これらの界面活性剤はその一種単
独で使用しても二種以上を併用することもできる。しか
し、二種以上を併用する場合、カチオン系界面活性剤と
アニオン系界面活性剤とを併用することは好ましくな
く、カチオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤との
組み合わせ、アニオン系界面活性剤とノニオン系界面活
性剤との組み合わせが好ましい。
ては、シリコーン油に対し０．１〜５．０重量％の使用
で溶解可溶であり、体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以
下であれば良く、アニオン系界面活性剤、カチオン系界
面活性剤、両性界面活性剤及びノニオン系界面活性剤を
挙げることができる。これらの界面活性剤はその一種単
独で使用しても二種以上を併用することもできる。しか
し、二種以上を併用する場合、カチオン系界面活性剤と
アニオン系界面活性剤とを併用することは好ましくな
く、カチオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤との
組み合わせ、アニオン系界面活性剤とノニオン系界面活
性剤との組み合わせが好ましい。
【００１０】ここで、アニオン系界面活性剤としては、
例えばカルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩及
びリン酸エステル塩等を挙げることができる。前記カル
ボン酸塩としては、例えばラウリル酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の炭素数が
１２〜１８の脂肪酸のナトリウム塩やカリウム塩である
脂肪酸石鹸、或いはアルキルエーテルカルボン酸塩等を
挙げることができる。前記スルホン酸塩としては、例え
ばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン
酸、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、α−オレフ
ィンスルホン酸塩等を挙げることができる。前記硫酸エ
ステル塩としては、例えば硫酸化油、高級アルコール硫
酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩等が挙げられ
る。前記リン酸エステル塩としては、例えばアルキルエ
ーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等
が挙げられる。前記各種アニオン系界面活性剤の中でも
カルボン酸塩が好ましく、特にはエーテルカルボン酸型
アニオン界面活性剤が好ましい。
例えばカルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩及
びリン酸エステル塩等を挙げることができる。前記カル
ボン酸塩としては、例えばラウリル酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の炭素数が
１２〜１８の脂肪酸のナトリウム塩やカリウム塩である
脂肪酸石鹸、或いはアルキルエーテルカルボン酸塩等を
挙げることができる。前記スルホン酸塩としては、例え
ばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン
酸、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、α−オレフ
ィンスルホン酸塩等を挙げることができる。前記硫酸エ
ステル塩としては、例えば硫酸化油、高級アルコール硫
酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩等が挙げられ
る。前記リン酸エステル塩としては、例えばアルキルエ
ーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等
が挙げられる。前記各種アニオン系界面活性剤の中でも
カルボン酸塩が好ましく、特にはエーテルカルボン酸型
アニオン界面活性剤が好ましい。
【００１１】前記カチオン系界面活性剤としては、例え
ば脂肪族アミン塩、脂肪族４級アンモニウム塩等が挙げ
られる。両性界面活性剤としては、例えばカルボキシベ
タイン型を挙げることができる。ノニオン系界面活性剤
としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマ
ー、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン等を挙げることができる。
ば脂肪族アミン塩、脂肪族４級アンモニウム塩等が挙げ
られる。両性界面活性剤としては、例えばカルボキシベ
タイン型を挙げることができる。ノニオン系界面活性剤
としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマ
ー、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン等を挙げることができる。
【００１２】シリコーン油への溶解性、少量配合での体
積抵抗率低減の点から、アニオン系界面活性剤、カチオ
ン系界面活性剤、両性界面活性剤及びノニオン系界面活
性剤を比較すると、アニオン系界面活性剤が最も好まし
い。
積抵抗率低減の点から、アニオン系界面活性剤、カチオ
ン系界面活性剤、両性界面活性剤及びノニオン系界面活
性剤を比較すると、アニオン系界面活性剤が最も好まし
い。
【００１３】本発明において、上記シリコーン油の配合
量は９５．０〜９９．９重量％、上記界面活性剤の配合
量は０．１〜５．０重量％である。
量は９５．０〜９９．９重量％、上記界面活性剤の配合
量は０．１〜５．０重量％である。
【００１４】界面活性剤の量が０．１重量％未満の場合
洗浄力が不足したり、被洗物にシミを生じさせたり、静
電気を発生させる可能性がある。また、逆に５．０重量
％より多い場合、シリコーン油揮発後、界面活性剤が被
洗物に付着残存し、人体皮膚を刺激する可能性がある。
洗浄力が不足したり、被洗物にシミを生じさせたり、静
電気を発生させる可能性がある。また、逆に５．０重量
％より多い場合、シリコーン油揮発後、界面活性剤が被
洗物に付着残存し、人体皮膚を刺激する可能性がある。
【００１５】この場合、本発明の洗浄剤の２５℃におけ
る体積抵抗率は１×１０10Ω・ｃｍ以下、特に１×１０
8Ω・ｃｍ以下である。なお、この体積抵抗率は５００
Ｖ電圧印加時の値である。
る体積抵抗率は１×１０10Ω・ｃｍ以下、特に１×１０
8Ω・ｃｍ以下である。なお、この体積抵抗率は５００
Ｖ電圧印加時の値である。
【００１６】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【００１７】［実施例１］オクタメチルトリシロキサン
９９．５重量％に、ポリエーテルカルボン酸ナトリウム
（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を０．５重量％加え
たところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ電圧印
加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、８．４
×１０8Ω・ｃｍであった。
９９．５重量％に、ポリエーテルカルボン酸ナトリウム
（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を０．５重量％加え
たところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ電圧印
加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、８．４
×１０8Ω・ｃｍであった。
【００１８】［実施例２］オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン９９．５重量％にポリエーテルカルボン酸ナト
リウム（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を０．５重量
％加えたところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ
電圧印加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、
２．３×１０8Ω・ｃｍであった。
ロキサン９９．５重量％にポリエーテルカルボン酸ナト
リウム（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を０．５重量
％加えたところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ
電圧印加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、
２．３×１０8Ω・ｃｍであった。
【００１９】［実施例３］オクタメチルトリシロキサン
９７．０重量％にポリエーテルカルボン酸ナトリウム
（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を３．０重量％加え
たところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ電圧印
加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、１．４
×１０7Ω・ｃｍであった。
９７．０重量％にポリエーテルカルボン酸ナトリウム
（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を３．０重量％加え
たところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ電圧印
加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、１．４
×１０7Ω・ｃｍであった。
【００２０】［比較例１］オクタメチルトリシロキサン
１００重量％を５００Ｖ電圧印加時、２５℃にて体積抵
抗率を測定したところ、１．７×１０15Ω・ｃｍであっ
た。
１００重量％を５００Ｖ電圧印加時、２５℃にて体積抵
抗率を測定したところ、１．７×１０15Ω・ｃｍであっ
た。
【００２１】［比較例２］オクタメチルトリシロキサン
９９．９９重量％にポリエーテルカルボン酸ナトリウム
（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を０．０１重量％加
えたところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ電圧
印加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、５．
５×１０13Ω・ｃｍであった。
９９．９９重量％にポリエーテルカルボン酸ナトリウム
（三洋化成製ビューライトＥＣＡ）を０．０１重量％加
えたところ、均一に溶解した。この溶液を５００Ｖ電圧
印加時、２５℃にて体積抵抗率を測定したところ、５．
５×１０13Ω・ｃｍであった。
【００２２】＜洗浄試験＞２ｇのモーター油もしくは食
用油を付着させた綿布（２０ｃｍ×２０ｃｍ）を実施例
１〜３及び比較例１、２記載の組成物１００ｇ中に浸
し、常温にて１０分間撹拌洗浄した。洗浄後、被洗浄物
を６０℃の乾燥機にて６０分かけて乾燥した。乾燥後の
被洗浄物の洗浄結果を表１に示す。洗浄効果の評価は目
視にて付着物の残存を評価した。 ◎：完全除去 ○：ほとんど除去 ×：付着物が残
存
用油を付着させた綿布（２０ｃｍ×２０ｃｍ）を実施例
１〜３及び比較例１、２記載の組成物１００ｇ中に浸
し、常温にて１０分間撹拌洗浄した。洗浄後、被洗浄物
を６０℃の乾燥機にて６０分かけて乾燥した。乾燥後の
被洗浄物の洗浄結果を表１に示す。洗浄効果の評価は目
視にて付着物の残存を評価した。 ◎：完全除去 ○：ほとんど除去 ×：付着物が残
存
【００２３】
【表１】
【００２４】
【発明の効果】本発明のドライクリーニング用洗浄剤
は、シリコーン油単独からなる洗浄剤と比較し、洗浄効
果があり、かつ体積抵抗率が低く、静電気発生が少な
く、安全性の高いものである。
は、シリコーン油単独からなる洗浄剤と比較し、洗浄効
果があり、かつ体積抵抗率が低く、静電気発生が少な
く、安全性の高いものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4H003 AB05 DA01 DB02 DC03 EB25 EB37 ED32 FA01
Claims (3)
- 【請求項１】 沸点が９５〜２２０℃の揮発性シリコー
ン油９５．０〜９９．９重量％と、このシリコーン油に
溶解可能な界面活性剤０．１〜５．０重量％とを含有
し、２５℃における体積抵抗率が１×１０10Ω・ｃｍ以
下であることを特徴とするドライクリーニング用洗浄
剤。 - 【請求項２】 揮発性シリコーン油が、ヘキサメチルジ
シロキサン、オクタメチルトリシロキサン及びデカメチ
ルテトラシロキサンから選ばれるシロキサンである請求
項１記載の洗浄剤。 - 【請求項３】 界面活性剤が、エーテルカルボン酸型ア
ニオン界面活性剤である請求項１又は２記載の洗浄剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9720299A JP2000290689A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | ドライクリーニング用洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9720299A JP2000290689A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | ドライクリーニング用洗浄剤 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004200064A Division JP2004360170A (ja) | 2004-07-07 | 2004-07-07 | ドライクリーニング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290689A true JP2000290689A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14186036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9720299A Withdrawn JP2000290689A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | ドライクリーニング用洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290689A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000313900A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-11-14 | General Electric Co <Ge> | クリーニング組成物並びに方法 |
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-
1999
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