JP2000290354A - 脂環式構造含有熱可塑性樹脂の製造方法 - Google Patents

脂環式構造含有熱可塑性樹脂の製造方法

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JP2000290354A
JP2000290354A JP11097918A JP9791899A JP2000290354A JP 2000290354 A JP2000290354 A JP 2000290354A JP 11097918 A JP11097918 A JP 11097918A JP 9791899 A JP9791899 A JP 9791899A JP 2000290354 A JP2000290354 A JP 2000290354A
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ene
solvent
alicyclic structure
resin
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Hideji Mizuno
秀治 水野
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業的に有利な方法で、しかも黄変や樹脂ヤ
ケを生じるおそれが少なく高品質の樹脂を製造すること
ができる脂環式構造含有熱可塑性樹脂の製造方法を提供
する。 【解決手段】 脂環式構造含有熱可塑性樹脂を製造する
ための製造設備で、内部が負圧となる箇所の機器接続部
において、V字形またはW字形断面の金属製フープと、
該金属製フープより弾性率が低い緩衝材と、を渦巻き状
に重ね合わせてなるガスケットを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脂環式構造含有熱可
塑性樹脂の製造方法に関し、更に詳しくは、工業的に有
利な方法で、高品質の樹脂を製造することができる脂環
式構造含有熱可塑性樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】脂環式構造含有熱可塑性樹脂は透明性や
耐熱性などの諸特性に優れることから、様々な用途への
使用が検討されており、特に、近年、光学的性質を重要
視する光学材料として利用されてきている。こうした脂
環式構造含有熱可塑性樹脂は、通常、モノマーを不活性
溶媒中で重合させ、必要に応じて重合体溶液を水素化さ
せることにより得られる。すなわち、脂環式構造含有熱
可塑性樹脂は、不活性溶媒による溶液の形で得られるの
が通常である。この重合反応や水素化反応により得られ
た重合体または水素添加物(以下、重合体などともい
う)を含む溶液中の重合体などを実際に成形材料として
利用するためには、当該重合体などを含む溶液から何ら
かの方法により不活性溶媒を除去して、重合体などをペ
レット状態などに固化させる必要がある。
【0003】従来、この種の重合体などを含む溶液から
不活性溶媒を除去して重合体などを分離するための方法
としては、当該重合体などに対して貧溶媒であるメタノ
ール中に重合体などを含む溶液を添加して重合体などを
凝固させ、その凝固物を分離し乾燥させて重合体などを
回収する方法が知られている(特開平1−132,62
6号公報など)。しかしながら、この方法においては、
重合体などを凝固させるためには大量のメタノールが必
要であり、その結果メタノールと不活性溶媒との分類、
メタノールの精製および不活性溶媒の精製のために多大
なエネルギーと装置が必要となるので、工業的に有利な
方法ではなかった。
【0004】また、重合体などを含む溶液から溶媒を除
去して重合体などを得るための一般的な方法としては、
ベント付き押出機に重合体などを含む溶液を導入して加
熱することにより、溶媒を蒸発させる方法が知られてい
る。しかしながら、この方法においては、ベント付き押
出機の溶媒除去能力が低く、コンパクトディスクなどの
基板、レンズなどとして有用な残留溶媒濃度が十分に低
い重合体などを得るためには、当該ベント付き押出機を
高真空で高温という過酷な条件下で操作する必要があ
り、しかもベント付き押出機の設置には高いコストと、
広い設置面積が必要となるので、前記特開平1−13
2,626号公報記載の方法と同様に工業的に有利な方
法ではなかった。
【0005】なお、近年、重合体水素添加物を含む溶液
を減圧下において、所定温度を超える温度で加熱して不
活性溶媒を蒸発除去させて、次に重合体水素添加物を溶
融状態で導出して固化させる工程を含めることにより、
固化された重合体水素添加物を有利に得ることができる
方法(特開平4−132,731号公報)が提唱されて
いる。しかしながら、この方法により得られるペレット
は黄変していたり、樹脂ヤケを起こしていたりする場合
があった。このように得られるペレットが黄変などして
いると、このペレットを用いて成形して得られる成形品
の外観を損ない、特に得られる成形品を光学用途に使用
できないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みなされたものであり、工業的に有利な方
法で、しかも黄変や樹脂ヤケを生じるおそれが少なく高
品質の樹脂を製造することができる脂環式構造含有熱可
塑性樹脂の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る脂環式構造含有熱可塑性樹脂の製造方
法は、脂環式構造含有熱可塑性樹脂を製造するための製
造設備で、内部が負圧となる箇所の機器接続部におい
て、V字形またはW字形断面の金属製フープと、該金属
製フープより弾性率が低い緩衝材と、を渦巻き状に重ね
合わせてなるガスケットを使用することを特徴とする。
【0008】本発明に係るペレットは、上記製造方法に
より得られる脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなること
を特徴とする。
【0009】本発明に係る成形品は、上記ペレットを成
形して得られることを特徴とする。成形品の用途は特に
限定されず、たとえば、光学用途、フィルム用途、自動
車用途、医療用途などの各種用途に適用することができ
るが、本発明により得られる脂環式構造含有熱可塑性樹
脂は黄変や樹脂ヤケなどが生じるおそれが少なく、従っ
て透明性などの要求性能が厳しい光学用途にも適用する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における脂環式構造含有熱
可塑性樹脂は、通常、脂環式構造含有単量体を重合触媒
の存在下、重合する重合工程と、必要に応じて、前記重
合工程により得られる重合体を水素化触媒の存在下に水
素化する水素化工程と、前記重合工程または水素化工程
により得られる重合体または重合体水素添加物を含む溶
液の溶媒を除去する溶媒除去工程とを含む製造方法によ
って製造される。
【0011】本発明では、これらの工程で用いられる製
造設備で、内部が負圧となる箇所、たとえば溶媒除去工
程の機器接続部において、V字形またはW字形断面の金
属製フープと、該金属製フープより弾性率が低い緩衝材
と、を渦巻き状に重ね合わせてなるガスケットを使用す
ることを特徴とする。以下、各工程に沿って本発明を説
明する。
【0012】重合工程 本発明における脂環式構造含有単量体の重合工程は、通
常、重合触媒の存在下に、溶媒中で行われる。
【0013】脂環式構造含有単量体 重合工程に用いられる脂環式構造含有単量体は、分子構
造中に脂環式構造を有するものであり、たとえば、ノル
ボルネン系単量体、単環の環状オレフィン系単量体、環
状共役ジエン系単量体、ビニル脂環式炭化水素系単量体
などが挙げられるが、好ましくはノルボルネン系単量体
である。
【0014】ノルボルネン系単量体としては、たとえ
ば、ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン(慣用
名:ノルボルネン)、5−メチル−ビシクロ[2.2.
1]−ヘプト−2−エン、5,5−ジメチル−ビシクロ
[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−エチル−ビシ
クロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−ブチル−
ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−ヘキ
シル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5
−オクチル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エ
ン、5−オクタデシル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプ
ト−2−エン、5−エチリデン−ビシクロ[2.2.
1]−ヘプト−2−エン、5−メチリデン−ビシクロ
[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−ビニル−ビシ
クロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−プロペニ
ル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−
メトキシ−カルボニル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプ
ト−2−エン、5−シアノ−ビシクロ[2.2.1]−
ヘプト−2−エン、5−メチル−5−メトキシカルボニ
ル−ビシクロ[2.2.1]−へプト−2−エン、5−
メトキシカルボニル−ビシクロ[2.2.1]−へプト
−2−エン、5−エトキシカルボニル−ビシクロ[2.
2.1]−ヘプト−2−エン、5−メチル−5−エトキ
シカルボニル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−
エン、ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−5−エニル−
2−メチルプロピオネイト、ビシクロ[2.2.1]−
ヘプト−5−エニル−2−メチルオクタネイトビシクロ
[2.2.1]−ヘプト−2−エン−5,6−ジカルボ
ン酸無水物、5−ヒドロキシメチル−ビシクロ[2.
2.1]−ヘプト−2−エン、5,6−ジ(ヒドロキシ
メチル)−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エ
ン、5−ヒドロキシ−i−プロピル−ビシクロ[2.
2.1]−ヘプト−2−エン、5,6−ジカルボキシ−
ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、ビシクロ
[2.2.1]−ヘプト−2−エン−5,6−ジカルボ
ン酸イミド、5−シクロペンチル−ビシクロ[2.2.
1]−ヘプト−2−エン、5−シクロヘキシル−ビシク
ロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−シクロヘキ
セニル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、
5−フェニル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−
エン、トリシクロ[4.3.0.12,5 ]−デカ−
3,7−ジエン(慣用名ジシクロペンタジエン)、トリ
シクロ[4.3.0.12,5 ]−デカ−3−エン、
トリシクロ[4.4.0.12,5 ]−ウンデカ−
3,7−ジエン若しくはトリシクロ[4.4.0.1
2,5 ]−ウンデカ−3,8−ジエン、およびこれら
の部分水素添加物(またはシクロペンタジエンとシクロ
ヘキセンの付加物)である、トリシクロ[4.4.0.
2,5 ]−ウンデカ−3−エン、テトラシクロ
[7.4.0.02,7 .110,13 ]−トリデ
カ−2,4,6,11−テトラエン(1,4−メタノ−
1,4,4a,9a−テトラヒドロフルオレンともい
う)、テトラシクロ[8.4.0.03,8 .1
11,14 ]−テトラデカ−3,5,7,12−テト
ラエン(1,4−メタノ−1,4,4a,5,10,1
0a−ヘキサヒドロアントラセンともいう)、テトラシ
クロ[4.4.0.12,5 .17,10]−ドデカ
−3−エン(単にテトラシクロドデセンともいう)、8
−メチル−テトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]−ドデカ−3−エン、8−エチル−テトラシ
クロ[4.4.0.12,5 .110]−ドデカ
−3−エン、8−メチリデン−テトラシクロ[4.4.
0.12,5 .17,10]−ドデカ−3−エン、8
−エチリデン−テトラシクロ[4.4.0.
2,5 .17,10]−ドデカ−3−エン、8−ビ
ニル−テトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]−ドデカ−3−エン、8−プロペニル−テト
ラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−ドデ
カ−3−エン、8−メトキシカルボニル−テトラシクロ
[4.4.0.12,5 .17,10]−ドデカ−3
−エン、8−メチル−8−メトキシカルボニル−テトラ
シクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−ドデ
カ−3−エン、8−ヒドロキシメチル−テトラシクロ
[4.4.0.1 ,5 .17,10]−ドデカ−3
−エン、8−カルボキシ−テトラシクロ[4.4.0.
2,5 .17,10]−ドデカ−3−エン、8−シ
クロペンチル−テトラシクロ[4.4.0.12,5
7,10]−ドデカ−3−エン、8−シクロヘキシル
−テトラシクロ[4.4.0.12,5
7,10]−ドデカ−3−エン、8−シクロヘキセニ
ル−テトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]−ドデカ−3−エン、8−フエニル−テトラ
シクロ[4.4.0.12,5 .17,10]−ドデ
カ−3−エン、ペンタシクロ[6.5.1.
3,6 .02,7 .09,13]−ペンタデカ−
4,10−ジエン、ペンタシクロ[7.4.0.0
2,7 .13,6 .110,13 ]−ペンタデカ
−4,11−ジエンなどが例示される。なお、ノルボル
ネン系単量体は、シクロアルキル基やアリール基を有す
るもの、あるいはハロゲン原子、エステル型残基、エー
テル型残基、シアノ基、ピリジル基などといった極性基
を有するものであってもよい。
【0015】単環の環状オレフィン系単量体としては、
たとえば、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオ
クテンなどが例示される。
【0016】環状共役ジエン系単量体としては、たとえ
ば、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエンなどが例
示される。
【0017】ビニル環式炭化水素系単量体としては、た
とえば、ビニルシクロヘキセン、ビニルシクロヘキサン
などが例示される。
【0018】これらの脂環式構造含有単量体は、それぞ
れ単独であるいは2種以上組合わせて用いることができ
る。
【0019】脂環式構造含有単量体以外に、これと共重
合可能な単量体を用いることができる。たとえば、エチ
レン、プロピレンなどのオレフィン;1,4−ヘキサジ
エン、1,7−オクタジエンなどの非共役ジエンなどが
挙げられる。
【0020】脂環式構造含有単量体の量は、全単量体
中、通常、50重量%以上、好ましくは70重量%以
上、より好ましくは90重量%以上である。
【0021】重合工程において得られる重合体の分子量
は、使用目的に応じて適宜選択されるが、シクロヘキサ
ン溶液(重合体が溶解しない場合はトルエン溶夜)のゲ
ル・パ−ミエ−ション・クロマトグラフ法で測定したポ
リイソプレン換算(トルエン溶液の場合はポリスチレン
換算)の重量平均分子量(Mw)で、通常3,000以
上、好ましくは3,000〜500,000、より好ま
しくは5,000〜200,000、特に好ましくは1
0,000〜100,000の範囲であるときに、機械
的強度と成形加工性とが高度にバランスし、好適であ
る。分子量が過度に大きいと、溶融粘度が極端に小さく
なり成形性が悪くなるばかりでなく、後述する水素化工
程に供される場合には水素化反応の進行が極端に遅くな
り、高水添率は得られ難くなる。また分子量が過度に小
さいと、後述の水素化の有無にかかわらず、得られる樹
脂の機械的強度が小さくなる。
【0022】重合 ノルボルネン系単量体の重合は、たとえば、特開平3−
14,882号公報や、特開平3−122,137号公
報などに開示されている公知の方法で重合し、開環重合
体、付加重合体、共重合可能なビニル系単量体との付加
型共重合体などとすることができる。これらの中でも、
得られる脂環式構造含有熱可塑性樹脂の耐熱性や透明
性、耐光性を高度にバランスさせる上で、ノルボルネン
系モノマーの開環重合体であることが好ましい。単環の
環状オレフィン系単量体の重合は、公知の方法、たとえ
ば特開昭64−66,216号公報に開示されている方
法で付加重合を行うことができる。
【0023】環状共役ジエン系単量体の重合は、公知の
方法、たとえば特開平6−136,057号公報や特開
平7−258,318号公報に開示されている方法で、
1,2−または1,4−付加重合した重合体を得ること
ができる。
【0024】ビニル脂環式炭化水素系単量体の重合は、
たとえば、特開昭51−59,989号公報に開示され
ている方法で重合を行うことができる。
【0025】重合触媒除去工程 本発明において、後述の水素化工程を行わない場合は、
前記重合工程の後に、重合体を含む溶液から重合触媒を
除去する工程を含むことが好ましい。なお、水素化工程
を行う場合であっても、重合工程後に重合触媒除去工程
を含むこととしても良い。
【0026】触媒除去後の反応液中の触媒残留量は、反
応液中の重合体に対し、(触媒)金属元素の重量で、通
常10ppm以下、好ましくは1ppm以下、より好ま
しくは0.1ppm以下である。
【0027】水素化工程 本発明において、上記重合工程により得られる脂環式構
造含有重合体が、主鎖および/または側鎖に、炭素−炭
素不飽和結合(非共役不飽和結合および/または芳香族
など)を有する場合には、その不飽和基の一部または全
部を飽和させることにより、重合体水素添加物とするこ
とができる。すなわち、本発明においては、必要に応じ
て水素化工程を含む場合がある。このように炭素−炭素
不飽和結合を有する場合に、その不飽和基を水素化する
ことにより、脂環式構造含有重合体の耐熱劣化性、耐光
劣化性が改善される。なお、炭素−炭素不飽和結合が芳
香族だけである場合において、水素化を行うかどうかは
脂環式構造含有熱可塑性樹脂の使用目的に応じて選択さ
れる。
【0028】水素化反応に供される重合体が芳香族環構
造を有するものである場合、芳香族環構造の残存率は、
得られる脂環式構造含有熱可塑性樹脂を使用する目的に
応じて選択されるが、通常100〜0%、好ましくは8
0〜0%、より好ましくは50〜0%である。非共役不
飽和結合についての水素化率は、通常80%以上、好ま
しくは90%以上、より好ましくは95%以上である。
水素化率が低いと酸化劣化や分子切断を起こしやすく、
色目が悪くなったり、透明性が低下したり、機械的強度
の低下をもたらす。
【0029】上記脂環式構造含有重合体が、芳香族環を
有する繰り返し単位を有する場合には、水素化反応にお
いて、芳香族環構造を残存させることもできるが、完全
に水素化しても構わない。なお、H−NMRによる
分析により、芳香族環構造中の不飽和結合はその他の不
飽和結合と区別して認識することができる。
【0030】水素化は、常法に従って水素化触媒の存在
下に重合体を水素と接触させて行う。
【0031】水素化触媒除去工程 本発明において、前記水素化工程の後に、重合体水素添
加物を含む溶液から水素化触媒を除去する工程を含むこ
とが好ましい。なお、前記重合触媒除去工程を行わず
に、水素化後に重合触媒および水素化触媒の双方を一度
に除去することとしても良い。除去方法や除去後の触媒
残留量などについては前記重合触媒除去工程における場
合と同様に行われる。
【0032】溶媒除去工程 本発明において、重合工程または水素化工程により得ら
れた溶液は外部環境から異物が混入しないように密閉系
で、不活性溶媒その他の揮発成分の除去を行い、本発明
の製造物である脂環式構造含有熱可塑性樹脂を得ること
ができる。なお、蒸発した溶媒は凝縮装置で再び液化し
て回収され、必要に応じて再利用に供しても良い。不活
性溶媒などの除去方法には直接乾燥法が採用される。直
接乾燥法とは、たとえば特開平4−170,425号公
報などに開示されているように重合体または重合体水素
添加物を含む溶液を減圧下加熱して溶媒を除去する方法
であり、一旦別溶媒中に析出させてから溶媒を除去する
凝固乾燥法と比較して経済的であり、従って工業的には
有利な方法である。この方法には、たとえば遠心薄膜連
続蒸発乾燥機、掻面熱交換型連続反応器型乾燥機、高粘
度リアクタ装置などの公知の装置が用いられる。真空度
や温度は用いられる装置により適宜選択されうるが、通
常0.5〜750Torr、好ましくは1〜400To
rrの負圧下で、かつ200〜300°Cの温度で行わ
れる。
【0033】上述の重合工程、重合触媒除去工程、水素
化工程および水素化触媒除去工程では処理雰囲気が常圧
や加圧であったり、各工程に用いられる機器同士を接続
するフランジ部における滞留時間が極端に短い。一方、
溶媒除去工程では処理雰囲気が高温かつ負圧(減圧)下
で行われ、しかも滞留時間が長い。
【0034】上記工程の中で、特に製造設備内部が負圧
になる部分として、たとえば、触媒除去工程から本溶媒
除去工程へ移行される機器接続部、本溶媒除去工程から
次工程へ移行される機器接続部、本溶媒除去工程におい
て用いられる機器が複数に分かれている場合にはこれら
の接続部などがある。
【0035】本発明では、前記接続部に、V字形または
W字形断面の金属製フープと、該金属製フープより弾性
率が低い緩衝材と、を渦巻き状に重ね合わせてなるガス
ケットが使用される。前記金属製フープとしては、たと
えば、SUS304、304L、316、316L、3
17、321、347、アルミニウムAl、チタンT
i、ニッケルNiおよびモネルメタルからなる群から選
ばれた少なくとも1種以上で構成することができる。前
記緩衝材としては、たとえば、特殊石綿紙、脱塩素処理
石綿紙、非石綿無機質紙、難燃性浸透防止処理石綿紙、
PTFEおよび膨張黒鉛からなる群から選ばれた少なく
とも1種以上で構成することができる。
【0036】本発明で使用可能なガスケットとしては、
たとえば、図1(A)に示すように、V字形またはW字
形断面のフープ2と緩衝材3とを渦巻き状に重ね合わせ
たガスケット本体1からなるもの(図1(B)での厚み
t1は、例えば1〜10mm程度、好ましくは3〜7m
m程度である)、図2(A)に示すように、図1(A)
のガスケット本体1の外側に、たとえば軟鋼(図2
(B)参照)や薄鉄板(図2(C)参照)などで構成さ
れる外輪4がついたもの(図2(B)での厚みt2は、
好ましくは4〜7mm程度である)、図3(A)に示す
ように、図1(A)のガスケット本体1の内側に内輪5
がついたもの(図3(B)での厚みt3は、例えば1〜
3mm程度、好ましくは2mm程度である)、図4
(A)に示すように、図1(A)のガスケット本体1に
外輪4と内輪5がついたもの、図5に示すように、図1
(A)のガスケット本体1にフランジのボルトを通す穴
6を設けたハンガ付きのもの、などが挙げられる。
【0037】また、本発明では、前記機器接続部に特定
のガスケットを使用するとともに、該機器接続部の内部
を不活性ガス(N)雰囲気にすることが好ましい。
この雰囲気にすることで得られるポリマーが酸化劣化さ
れるおそれが一層少なくなる。
【0038】各種配合剤 本発明方法により製造される脂環式構造含有熱可塑性樹
脂には、必要に応じて各種配合剤を添加することができ
る。各種配合剤としては、樹脂工業で一般的に用いられ
るものであれば格別な限定はないが、たとえば、フェノ
ール系、フォスファイト系、チオエーテル系などの酸化
防止剤;ヒンダードフェノール系などの紫外線吸収剤;
脂肪族アルコール、脂肪族エステル、芳香族エステル、
トリグリセライド類、フッ素系界面活性剤、高級脂肪酸
金属塩などの離型剤;その他の滑剤、防曇剤、可塑剤、
顔料、近赤外吸収剤、帯電防止剤などが挙げられる。こ
れらの配合剤はそれぞれ単独で或いは2種以上を組み合
わせて用いられる。配合剤の使用量は、本発明の範囲を
損ねない範囲で適宜選択される。なお、各種配合剤が添
加される脂環式構造含有熱可塑性樹脂は、単独或いは2
種類以上組み合わせて用いられる。
【0039】成形 本発明において得られる脂環式構造含有熱可塑性樹脂
は、製造後に二軸押出機などの溶融状態で必要に応じて
上記各種配合剤と混練して、ペレットとして用いること
ができる。そして、周知の方法、たとえば、射出成形、
押し出し成形、キャスト成形、インフレーション成形、
ブロー成形、インジェクションブロー成形、真空成形、
プレス成形、圧縮成形、回転成形、カレンダー成形、圧
延成形、切削成形などにより成形加工することができ
る。
【0040】用途 本発明において得られる脂環式構造含有熱可塑性樹脂
は、光学材料をはじめとして各種成形品として広範な分
野において有用である。
【0041】たとえば、光ディスク、光学レンズ、プリ
ズム、光拡散板、光カード、光ファイバー、光学ミラ
ー、液晶表示素子基板、導光板、偏光フィルム、位相差
フィルムなどの光学材料;液体薬品容器、アンプル、バ
イアル、プレフィルドシリンジ、輸液用バッグ、密封薬
袋、プレス・スルー・パッケージ、固体薬品容器、点眼
薬容器などの液体、粉体、または固体薬品の容器、食品
容器、血液検査用サンプリング試験管、薬品容器用キャ
ップ、採血管、検体容器などのサンプリング容器、注射
器などの医療器具、メス、鉗子、ガーゼ、コンタクトレ
ンズなどの医療器具などの滅菌容器、ビーカー、シャー
レ、フラスコ、試験管、遠心管などの実験・分析器具、
医療検査用プラスチックレンズなどの医療用光学部品、
医療用輸液チューブ、配管、継ぎ手、バルブなどの配管
材料、義歯床、人工心臓、人造歯根などの人工臓器やそ
の部品などの医療用器材;タンク、トレイ、キャリア、
ケースなどの処理用または移送用容器、キャリアテー
プ、セパレーション・フィルムなどの保護材、パイプ、
チューブ、バルブ、シッパー流量計、フィルター、ポン
プなどの配管類、サンプリング容器、ボトル、アンプル
バッグなどの液体用容器類などの電子部品処理用器材;
電線、ケーブル用被覆材、民生用・産業用電子機器、複
写機、コンピューター、プリンターなどのOA機器、計
器類などの一般絶縁材料;硬質プリント基板、フレキシ
ブルプリント基板、多層プリント配線板などの回路基
板、特に高周波特性が要求される衛星通信機器用などの
高周波回路基板;液晶基板、光メモリー、自動車や航空
機のデフロスタなどの面発熱体などの透明導電性フィル
ムの基材、トランジスタ、IC、LSI、LEDなどの
電気・導体封止材や部品、モーター、コンデンサー、ス
イッチ、センサーなどの電気・電子部品の封止材、テレ
ビやビデオカメラなどのボディ材料、パラボラアンテ
ナ、フラットアンテナ、レーダードームの構造部材など
の電気絶縁材料;包装フィルム、農業用フィルムなどの
フィルム;磁気フロッピーディスク、磁気ハードディス
クなどの情報記録用基板などが挙げられる。中でも、成
形品の着色を嫌う光学材料に適用して好ましい。
【0042】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。また、以下の例において、特に断りの
ない限り、「部」および「%」は重量基準である。
【0043】実施例1 6−メチル−テトラシクロ[4.4.0.12,5
7,10]−ドデカ−3−エン(以下、MTDとい
う)90%と、5−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘ
プト−2−エン10%を含んでなる脂環式構造含有単量
体の一つであるノルボルネン系単量体を開環重合した
(重合工程および重合触媒除去工程)。こうして得られ
たノルボルネン系単量体の開環重合体100部を、シク
ロヘキサン400部に溶解し、水素化触媒としてニッケ
ル−アルミナ触媒(日揮化学社製)5部を加え、水素に
より50kg/cmに加圧して、撹拌しながら温度
200°Cまで加温した後、4時間反応させ、ノルボル
ネン系開環重合体水素添加物(以下、単に「ポリマー」
ともいう)を合成した(水素化工程)。得られた不均一
系の水素化触媒を含んだポリマー含量20%の反応液
を、ラジオライト#500を濾過床として加圧濾過(フ
ンダフィルター、石川島播磨重工社製)を使用し、圧力
2.5kg/cmで加圧濾過して無色透明な溶液1
を得た。この溶液1の100部を、さらに金属ファイバ
ー製フィルター(口径3μm、ニチダイ社製)および金
属ファイバー製フィルター(口径0.2μm、ニチダイ
社製)にて濾過して異物を除去し溶液2を得た(水素化
触媒除去工程)。
【0044】加熱胴下部、下部軸受サポート部およびベ
ロー部の3カ所のフランジ部に、V字形断面であってS
US製の金属フープと、PTFE(用いる金属フープよ
り弾性率は低い)からなる緩衝材とを、渦巻き状に重ね
合わせてなる日本バルカー社製の商品名ホワイトタイト
である渦巻き状ガスケットを使用し、かつ該フランジ部
の雰囲気をN雰囲気(95vol%を超える不活性
ガス雰囲気)にした遠心薄膜蒸発機(日立製作所製)に
よって、運転条件を第1ステップ:温度270°C、圧
力100Torr、第2ステップ:温度270°C、圧
力5Torrとして、溶液2から溶媒成分であるシクロ
ヘキサンを除去してポリマーを得た(溶媒除去工程)。
【0045】こうして得られたポリマーを、クラス1,
000のクリーンルーム内で溶融状態のポリマーをダイ
から押し出し、水冷した後、ペレタイザー(OSP−
2、長田製作所社製)でカッティングして、ペレット1
8部を得た。樹脂ペレットは表面を研磨したステンレス
製密閉容器に充填し保管した。
【0046】保管した樹脂ペレットをデカリンに溶解
し、10%デカリン溶液を作成し得られた溶液の△YI
(黄変度)指数を日本電色製Z−1001DP型にて測
定し、この指数を100とし、これを基準とする。
【0047】また、保管した樹脂ペレットを乾燥機にて
110°C、3hr予備乾燥を行った後、射出成形にて
くさび型の導光板を成形した。得られた導光板の光反射
面側には、光源側から遠ざかる方向に対して略垂直方向
(直線状光源の軸芯と略平行方向)に細長く、かつ、導
光板の一端側から末端側へ遠ざかるにつれて漸次密にな
るV字状溝が転写不良なく一体成形されていた。また、
導光板の光線透過率を測定したところ、400nm〜9
00nmにおける最小の光線透過率は92%であり、透
明性は良好であった。次いで、得られた導光板の光入射
端面以外の側端面に、反射テープ(辻本電機製作所社
製、RF188)を貼り付け、短辺側光入射端部に冷陰
極ランプ(ハリソン電機社製、管径2.4mmφ)を設
置し、ランプと導光板光入射部の周囲をリフレクタ(き
もと社製、GR38W)で被った。導光板の光出射面と
は反対面に反射シート(辻本電機製作所社製、RF18
8)を配置して、エッジライト方式面状光源ユニットと
した。このユニットを用いて、導光板の色温度を測定し
たところ「◎」であった。なお、色温度は輝度計(BM
−7:トプコン株式会社製)を用い、導光板発光面(導
光板の成形面の周辺から1.5cm内側の長方形面)を
長辺、短辺とのなど間隔に合計9点の色温度(垂直方
向)を測定し、6,000K(ケルビン)以上を良好、
6,000K未満を不良としてその歩留まりを三段階評
価した(◎:優、○:良、×:不可)。これらの評価結
果を表1に示す。
【0048】実施例2 フランジ部の雰囲気を通常(大気)の雰囲気にした以外
は実施例1と同様にしてペレット18部を得て容器に保
管した。
【0049】保管した樹脂ペレットをデカリンに溶解
し、10%デカリン溶液を作成し得られた溶液の△YI
指数を実施例1と同様にして測定したところ110であ
り、実施例1よりはやや劣っていた。また、実施例1と
同様にして導光板を作製し、ユニットに組み込んで導光
板の色温度を測定したところ、「◎」であった。これら
の評価結果を表1に示す。
【0050】比較例1 何れのフランジ部にも渦巻き状ガスケットではないSU
S304製平板を用い、かつ、3カ所ともフランジ部の
雰囲気を通常(大気)の雰囲気にした以外は実施例1と
同様にしてペレット18部を得て容器に保管した。
【0051】保管した樹脂ペレットをデカリンに溶解
し、10%デカリン溶液を作成し得られた溶液の△YI
指数を実施例1と同様にして測定したところ850であ
り、実施例1〜2と比較すると格段に評価が悪かった。
また、実施例1と同様にして導光板を作製し、ユニット
に組み込んで導光板の色温度を測定したところ、「×」
であった。これらの評価結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】考察 表1からも分かるように、渦巻き状ガスケットを使用
し、かつフランジ部の雰囲気を不活性ガス雰囲気にして
溶媒除去工程を行った実施例1は△YIおよび色温度と
も非常に優れていることが確認された。一方、比較例1
によれば、渦巻き状ガスケットを何れのフランジ部にも
使用せず、かつフランジ部の雰囲気を通常(大気)の雰
囲気にして溶媒除去工程を行ったため、△YIおよび色
温度とも実施例1〜2と比較して非常に劣っていること
が確認された。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、工業的に有利な方法で、しかも黄変や樹脂ヤケを生
じるおそれが少なく高品質の樹脂を製造できる脂環式構
造含有熱可塑性樹脂の製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明に用いられるガスケットの
一態様を示した斜視図、図1(B)は図1(A)のIB−
IB線に沿った断面図である。
【図2】図2(A)は本発明に用いられるガスケットの
他の態様を示した斜視図、図2(B)は図2(A)のII
B−IIB線に沿った断面図、図2(C)は図2(B)に相
当する他の態様を示す断面図である。
【図3】図3(A)は本発明に用いられるガスケットの
他の態様を示した斜視図、図3(B)は図3(A)のII
IB−IIIB線に沿った断面図である。
【図4】図4(A)は本発明に用いられるガスケットの
他の態様を示した斜視図、図4(B)は図4(A)のIV
B−IVB線に沿った断面図である。
【図5】図5は本発明に用いられるガスケットの他の態
様を示した斜視図である。
【符号の説明】
1… ガスケット本体 2… フープ 3… 緩衝材 4… 外輪 5… 内輪 6… ボルト穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂環式構造含有熱可塑性樹脂を製造する
    ための製造設備で、内部が負圧となる箇所の機器接続部
    において、 V字形またはW字形断面の金属製フープと、該金属製フ
    ープより弾性率が低い緩衝材と、を渦巻き状に重ね合わ
    せてなるガスケットを使用することを特徴とする脂環式
    構造含有熱可塑性樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造方法により得られる
    脂環式構造含有熱可塑性樹脂からなるペレット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のペレットを成形して得ら
    れる成形品。
JP11097918A 1999-04-05 1999-04-05 脂環式構造含有熱可塑性樹脂の製造方法 Pending JP2000290354A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010643A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 日本バルカー工業株式会社 うず巻形ガスケット
CN113913956A (zh) * 2021-09-27 2022-01-11 南京工业大学 一种高强度螺旋纤维的微流控纺丝构筑方法

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