JP2000288349A - 触媒反応塔内への触媒バスケットの搬出入方法 - Google Patents

触媒反応塔内への触媒バスケットの搬出入方法

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JP2000288349A
JP2000288349A JP11096639A JP9663999A JP2000288349A JP 2000288349 A JP2000288349 A JP 2000288349A JP 11096639 A JP11096639 A JP 11096639A JP 9663999 A JP9663999 A JP 9663999A JP 2000288349 A JP2000288349 A JP 2000288349A
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JP
Japan
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catalyst
reaction tower
basket
carrier
catalyst basket
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JP11096639A
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English (en)
Inventor
Teruhisa Ueno
輝久 植野
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒バスケットの触媒反応塔内への搬出入が
高温排ガスによる腐食によって行えなくなることを確実
に防止することができる。 【解決手段】 搬送台車9の昇降可能な荷台13上に触
媒バスケット8を乗せ、次いで、荷台13を上昇させた
状態で搬送台車9を走行させて触媒バスケット8を触媒
反応塔7内の所定位置に搬入し、次いで、搬送台車9の
荷台13を下降させて触媒バスケット8を触媒反応塔7
内の梁14上に下ろし、そして、搬送台車9のみを触媒
反応塔7外に引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、触媒反応塔への
触媒バスケットの搬出入方法、特に、触媒バスケットの
触媒反応塔内への搬出入が容易に行なえ、しかも、触媒
バスケットの触媒反応塔内への搬出入が高温排ガスによ
る車輪の腐食によって行えなくなることを確実に防止す
ることができる、触媒反応塔内への触媒バスケットの搬
出入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ごみ焼却炉の燃焼排ガス中に含
まれている窒素酸化物(NOx)を除去するための脱硝
装置として、触媒反応塔内に触媒バスケットが設置され
た構造のものが知られている。
【0003】触媒反応塔内に排ガスが流されると、排ガ
スは、バスケット内に詰められた触媒を通過し、この過
程で窒素酸化物が除去される。以下、触媒が詰められた
バスケットを触媒バスケットという。バスケットは、排
ガスが通過できるように、上下方向が開放された構造に
なっている。そのために、後述するように、バスケット
移動用の車輪は、バスケットの側面に取り付けられてい
た。
【0004】バスケット内に詰められた触媒は、時間の
経過につれてその効果が低下するので、定期的に触媒バ
スケットを新たなものと交換する必要がある。
【0005】触媒バスケット交換の際の、触媒反応塔内
への触媒バスケットの従来の搬出入方法を、図面を参照
しながら説明する。
【0006】図7は、触媒バスケットの従来の搬出入方
法を示す概略断面図、図8は、触媒反応塔内の梁上に乗
せられた触媒バスケットを示す概略斜視図である。
【0007】図7および図8において、1は、触媒反応
塔、2は、触媒バスケットである。触媒バスケット2の
側面には、後述する架台上を転動する車輪3が設けられ
ている。4は、触媒反応塔1の触媒バスケット2の搬出
入口1A近傍のフロアー5上に仮説された架台である。
架台4は、触媒バスケット2の車輪3に対してレールの
役割をする。架台4には、触媒バスケット2が入り込む
だけの間隔が形成され、触媒バスケット2は、車輪3を
介して触媒反応塔1内に延びた架台2に沿って移動す
る。6は、触媒反応塔1内において、架台4と同一高さ
位置に設けられた梁である。
【0008】触媒バスケット2を交換するには、先ず、
所定のフロアー5上に架台4を構築する。次いで、使用
済みの触媒バスケット2を梁6から架台4上に車輪3を
介して引き出す。この操作は、滑車、ウインチ等を使用
して行う。そして、架台4上の使用済みの触媒バスケッ
ト2をクレーン等によって外部に搬出する。
【0009】次に、クレーン等によって架台4上に新し
い触媒バスケット2を乗せる。次いで、新しい触媒バス
ケット2を架台4から梁6に沿って、触媒反応塔1内の
所定位置まで移動させる。この操作も滑車、ウインチ等
を使用して行う。そして、架台4を撤去する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の搬出入方法は、以下のような問題点があった。 架台の設置および撤去に時間と手間がかかる。 触媒バスケット2の車輪が触媒反応塔1内を流れる
高温排ガスによって腐食し、回転しなくなって、触媒バ
スケット2の交換時に触媒バスケット2を梁6に沿って
移動させることが困難となる場合があった。
【0011】従って、この発明の目的は、触媒バスケッ
トの触媒反応塔内への搬出入が架台の設置および撤去が
不要なことから、触媒バスケットの触媒反応塔内への搬
出入が容易に行なえ、しかも、高温排ガスによる車輪の
腐食によって行えなくなることを確実に防止することが
できる、触媒反応塔内への触媒バスケットの搬出入方法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
搬送台車の昇降可能な荷台上に触媒を詰めたバスケット
を乗せ、次いで、前記荷台を上昇させた状態で前記搬送
台車を走行させて前記触媒バスケットを触媒反応塔内の
所定位置に搬入し、次いで、前記搬送台車の前記荷台を
下降させて前記触媒バスケットを前記触媒反応塔内の梁
上に下ろし、そして、前記搬送台車のみを前記触媒反応
塔外に引き出すことに特徴を有するものである。
【0013】請求項2記載の発明は、前記搬送台車の走
行方向の前記梁間には、排ガスが通過可能な格子状床が
設けられており、前記搬送台車の走行時には、前記格子
状床上に前記搬送台車の走行面となる平板が乗せられる
ことに特徴を有するものである。
【0014】請求項3記載の発明は、前記搬送台車の走
行方向の前記梁間には、一部が丸棒によって構成された
格子状床が設けられ、前記搬送台車の車輪を鼓状に形成
し、前記丸棒上を前記搬送台車の前記鼓状車輪を走行さ
せることに特徴を有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の、触媒反応塔内
への触媒バスケットの搬出入方法の一実施態様を、図面
を参照しながら説明する。
【0016】図1は、この発明の、触媒反応塔内への触
媒バスケットの搬出入方法を示す概略断面図、図2は、
触媒バスケットが乗せられた搬送台車を示す正面図、図
3は、図1のA方向視図、図4は、図3のA−A線断面
図、図5は、格子状床上に平板が乗せられた図3のA−
A線断面図、図6は、一部を丸棒によって構成した格子
状床の丸棒上に搬送台車の車輪が乗せられた状態を示す
部分側面図である。
【0017】図1から図6において、7は、触媒反応
塔、8は、触媒が搭載された触媒バスケットである。触
媒バスケット8には、従来のように車輪は設けられてい
ない。9は、触媒バスケット8を搬送するための搬送台
車である。搬送台車9は、図2に示すように、前輪1
0、前輪10間に設けられた後輪11、後輪11と連動
したハンドル12および荷台13を備え、ハンドル12
を荷台13の前後に揺動させることによって、荷台13
が水平に昇降するものである。
【0018】14は、触媒反応塔1内に設けられた梁で
あり、フロアー15(歩廊レベル)より若干高い位置に
構築されている。16は、搬送台車9の走行方向の梁1
4間に設けられた、搬送台車9が走行する格子状床であ
り、フロアー15と同一高さ位置に設けられている。触
媒反応塔7の触媒バスケット搬出入口7A側の格子状床
は、前輪10および後輪11が乗るので3列に設けら
れ、奥側の格子状床16は、前輪10のみが乗るので2
列に設けられている。17は、触媒バスケット8の交換
時に、格子状床16上に乗せられる平板である。
【0019】なお、図6に示すように、格子状床16の
一部を丸棒16Aによって構成し、そして、搬送台車9
の前輪10および後輪11を鼓状に形成すれば、平板1
7を格子状床16に乗せる必要がなくなる。
【0020】この発明の方法によって、触媒バスケット
8を交換するには、先ず、所定のフロアー15上の搬送
台車9をその荷台13を下降させた状態で触媒反応塔1
内の所定位置まで移動させる。次いで、荷台13を上昇
させて、触媒バスケット8を梁14上に持ち上げる。次
いで、搬送台車9を触媒反応塔1内から引き出す。そし
て、クレーン等によって搬送台車9上の使用済み触媒バ
スケット8を外部に搬出する。
【0021】この後、新しい触媒バスケット8を搬送台
車9上にクレーン等によって乗せる。このとき搬送台車
9の荷台13は上昇させておく。荷台13は、搬送台車
9を触媒反応塔7内に入れる直前に上昇させる。次い
で、ハンドル12を操作して搬送台車9を押し、平板1
7が乗せられた格子状床16上を触媒反応塔7の所定位
置まで移動させる。次いで、荷台13を下降させて新し
い触媒バスケット8を梁14上に乗せる。そして、搬送
台車9のみを触媒反応塔7から引き出す。この操作を各
触媒バスケット8毎に行う。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、搬送台車の昇降可能な荷台上に触媒バスケットを乗
せ、次いで、荷台を上昇させた状態で搬送台車を走行さ
せて触媒バスケットを触媒反応塔内の所定位置に搬入
し、次いで、搬送台車の荷台を下降させて触媒バスケッ
トを触媒反応塔内の梁上に下ろし、そして、搬送台車の
みを触媒反応塔外に引き出すことによって、以下のよう
な有用な効果がもたらされる。 搬送台車によって触媒バスケットを搬送することか
ら、触媒バスケット搬出入用架台の構築および撤去が不
要となるので、触媒バスケットの触媒反応塔内への搬出
入が容易に行なえる。 触媒バスケットに車輪を設ける必要がなくなるの
で、車輪が高温排ガスによって腐食して、触媒バスケッ
トの触媒反応塔内への搬出入が行えなくなることを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、触媒反応塔内への触媒バスケット
の搬出入方法を示す概略断面図である。
【図2】触媒バスケットが乗せられた搬送台車を示す正
面図である。
【図3】図1のA方向視図である
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】格子状床上に平板が乗せられた図3のA−A線
断面図である。
【図6】一部を丸棒によって構成した格子状床の丸棒上
に搬送台車の車輪が乗せられた状態を示す部分側面図で
ある。
【図7】触媒バスケットの従来の搬出入方法を示す概略
断面図である。
【図8】触媒反応塔内の梁上に乗せられた触媒バスケッ
トを示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1:触媒反応塔 1A:触媒バスケット搬出入口 2:触媒バスケット 3:車輪 4:架台 5:フロアー 6:梁 7:触媒反応塔 7A:触媒バスケット搬出入口 8:触媒バスケット 9:搬送台車 10:前輪 11:後輪 12:ハンドル 13:荷台 14:梁 15:フロアー 16:格子状床 17:平板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台車の昇降可能な荷台上に触媒を詰
    めたバスケットを乗せ、次いで、前記荷台を上昇させた
    状態で前記搬送台車を走行させて前記触媒バスケットを
    触媒反応塔内の所定位置に搬入し、次いで、前記搬送台
    車の前記荷台を下降させて前記触媒バスケットを前記触
    媒反応塔内の梁上に下ろし、そして、前記搬送台車のみ
    を前記触媒反応塔外に引き出すことを特徴とする、触媒
    反応塔内への触媒バスケットの搬出入方法。
  2. 【請求項2】 前記搬送台車の走行方向の前記梁間に
    は、排ガスが通過可能な格子状床が設けられており、前
    記搬送台車の走行時には、前記格子状床上に前記搬送台
    車の走行面となる平板が乗せられることを特徴とする、
    請求項1記載の、触媒反応塔内への触媒バスケットの搬
    出入方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送台車の走行方向の前記梁間に
    は、一部が丸棒によって構成された格子状床が設けら
    れ、前記搬送台車の車輪を鼓状に形成し、前記丸棒上を
    前記搬送台車の前記鼓状車輪を走行させることを特徴と
    する、請求項1記載の、触媒反応塔内への触媒バスケッ
    トの搬出入方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007160224A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Babcock Hitachi Kk 排煙脱硝装置
KR101708128B1 (ko) * 2015-10-29 2017-02-17 두산엔진주식회사 촉매 이송장치
KR102064866B1 (ko) 2019-05-07 2020-01-10 지종찬 선박용 디젤엔진 배기가스 정화장치에 구비된 촉매 필터모듈의 조립방법
CN114738775A (zh) * 2022-04-18 2022-07-12 南京宜热纵联节能科技有限公司 一种工业废气污染物净化装置

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