JP2000287980A - 手術用持針器 - Google Patents

手術用持針器

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JP2000287980A
JP2000287980A JP11142270A JP14227099A JP2000287980A JP 2000287980 A JP2000287980 A JP 2000287980A JP 11142270 A JP11142270 A JP 11142270A JP 14227099 A JP14227099 A JP 14227099A JP 2000287980 A JP2000287980 A JP 2000287980A
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JP
Japan
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needle
handle
needle holder
gripping
grip
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JP11142270A
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Shokun An
鍾勲 安
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第1の課題は、外科手術時に手術部位を縫合す
るために、縫合部の組織を突き通す縫合針を把持する
時、縫合部組織が把持部の把持面の間に噛まれることを
確実に防止できる手術用持針器を提供することであり、
第2の課題は、親指の疲労度を最小化させることで縫合
作業を迅速で容易に実施することができる手術用持針器
を提供することである。 【解決手段】鋏型状を成し、把持部12の把持状態を維
持させるための多段フック11bと指をはめて作動させ
るためのリング11aを一体に有する取手部11と、縫
合針を把持できるように上記取手部11と連動して作動
される把持部12を具備する手術用持針器10におい
て、上記取手部11の対向する面の側面に、親指で押圧
作動させるための押片11cが形成され、かつ又は、上
記把持部12の対向する把持面の縁部が所定の角度を有
する傾斜面12aに形成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手術用持針器に関
し、詳しくは外科手術時の手術部位を縫合するために縫
合部の組織を突き通す縫合針を把持する時、縫合部組織
が把持部の把持面の間に噛まれることを確実に防止し、
かつ親指の疲労度を最小化させることで縫合作業を迅速
で容易に実施できるようにした構造の手術用持針器に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に外科手術は手術部位を切開して
実施され切開された手術部位を縫合することにより完了
されるが、このような縫合においては、縫合用糸を縫合
針の耳に通して切開された切開された手術部位の縁部に
沿って縫うことで切開部位を封ずる施術が施されてい
る。この際、上記縫合針を把持し、手術部位の組織を突
き通し、縫合針の先端を引き抜くような縫合施術を実施
するために、即ち縫合針を把持し、手術部位の縫合を実
施するために、その道具として手術用持針器を使用して
いる。
【0003】このような手術用持針器としては、従来、
図6のような手術用持針器が使われている。
【0004】図6は従来の手術用持針器を示す斜視図で
あり、図7は従来の手術用持針器の正面部を示す正面
図、図8は従来の手術用持針器の把持部を示す側面図、
図9は従来の手術用持針器を使用して手術部位を縫合す
る使用状態図である。
【0005】図6及び図9において、従来の持針器
(a)は、2個の棒状のものがX字状に軸結合される通
常の鋏形状であり、各棒状のものは指により作動される
取手部(b)と、前記取手部(b)と連動されて縫合針(d)を
把持する把持部(c)によって構成されている。
【0006】上記取手部(b)は後端部に親指と薬指をは
めて取手部(b)を対向するように作動させるための所定
の道経を有するリング(b1)が各々一体形成され、リン
グ(b1)の対向する内側面所定位置には上記把持部(c)の
把持状態を維持させるために着脱可能に相互締結される
多段フック(b2)を一体に有する。
【0007】上記把持部(c)は上記取手部(b)と連動し
ており、取手部(b)により相互対向し、噛み合うように
作動されて把持面の間に縫合針(d)を把持する。さら
に、上記把持面は縫合針が滑ることを防止するために凹
凸面に形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成である従来
の手術用持針器(a)は、縫合施術持の切開部の組織を
突き通し、貫いている縫合針(d)を引き抜くために把
持部(c)の把持面の間に縫合針(d)の先端を配置させ
把持する時、把持面の側端部の間、又は縫合針(d)の
表面と把持面の側端部の間に切開部の組織が噛まれ、縫
合時間が遅滞するだけでなく、組織の噛まれを避けるた
めに幾度も縫合針を掴ませなければならないので、縫合
作業が非常に煩雑であった。
【0009】更に、持針器の把持作動時に、取手部の外
側面を押さえ把持部を把持させるが、取手部の外側面の
幅が狭いので、長時間使用の時は親指に疲労度が加重さ
れる問題があった。
【0010】そこで本発明は上記のような従来の問題点
を考慮してなるもので、第1の課題は、外科手術時に手
術部位を縫合するために、縫合部の組織を突き通す縫合
針を把持する時、縫合部組織が把持部の把持面の間に噛
まれることを確実に防止できる手術用持針器を提供する
ことである。
【0011】第2の課題は、親指の疲労度を最小化させ
ることで縫合作業を迅速で容易に実施することができる
手術用持針器を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決するため鋭意検討した結果、本発明に至ったもので
あり、即ち、請求項1記載の発明は、鋏型状を成し、把
持部の把持状態を維持させるための多段フックと指をは
めて作動させるためのリングを一体に有する取手部と、
縫合針を把持できるように上記取手部と連動して作動す
る把持部を具備する手術用持針器において、上記取手部
の対向する面の側面に、親指で押圧作動させるための押
片が形成されていることを特徴とする手術用持針器であ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、鋏型状を成し、
把持部の把持状態を維持させるための多段フックと指を
はめて作動させるためのリングを一体に有する取手部
と、縫合針を把持できるように上記取手部と連動して作
動される把持部を具備する手術用持針器において、上記
把持部の対向する把持面の縁部が所定の角度を有する傾
斜面に形成されることを特徴とする手術用持針器であ
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、鋏型状を成し、
把持部の把持状態を維持させるための多段フックと指を
はめて作動させるためのリングを一体に有する取手部
と、縫合針を把持できるように上記取手部と連動して作
動される把持部を具備する手術用持針器において、上記
取手部の対向する面の側面に、親指で押圧作動させるた
めの押片が形成され、かつ上記把持部の対向する把持面
の縁部が所定の角度を有する傾斜面に形成されることを
特徴とする手術用持針器である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0016】図1は本発明に係る手術用持針器の一例を
示す斜視図であり、図2は同上の手術用持針器の正面を
示す正面図であり、図3は同上の手術用持針器の把持部
を示す側面図であり、図4は同上の手術用持針器の把持
部に縫合針が把持された状態を示す状態図であり、図5
は同上の手術用持針器を親指で作動させて使用する時の
使用状態図である。
【0017】図1及び図5を参照すると、手術用持針器
10は、概略的には、2個の棒状のものがX字形態に軸
結合される通常の鋏形状であり、各棒状のものは、指に
より作動される取手部11と、上記取手部11と連動さ
れて縫合針14を把持する把持部12によって構成され
ている。
【0018】そして、上記各取手部11はそれぞれ、リ
ング11aと、多段フック11bと押片11cを有して
いる。
【0019】上記リング11aは親指と薬指をはめて取
手部11を対向させるように作動させるさせるために、
取手部11の後端部各々に所定の直径を有し一体に形成
されており、取手部11を作動させて把持面の間に縫合
針14を把持する。上記多段フック11b は、上記把持
部12の把持状態を維持させるために上記取手部11の
対向する内側面の所定位置に突出形成され、相互締結さ
れた取手部11を着脱可能に固定させる。そして上記複
数個の押片11cは、上記取手部11を親指で容易に押
さえ作動させることができるように対向した外側面の所
定位置に形成される。
【0020】また、上記取手部11の対向する外側面各
々に押片11cを形成することにより、取手部11を親
指だけで押し作動させることが出来るので、親指の疲労
を最小化すると共に、持針器10の作動を円滑にするこ
とができる。
【0021】また、添付図面中、15は結合糸、16は
人体、17は縫合部を表す。
【0022】上記把持部12の縫合針14を把持する把
持面は、縫合針が滑ることを防止するために凹凸面に形
成されている。
【0023】更に、把持部12は、縫合針14を把持す
る把持面の周縁部を平面で削り取ったように傾斜面12
aが形成されている。
【0024】この傾斜面12aの傾斜は、把持部12で
両把持面を合わせたとき、傾斜面12aは互いに触れあ
わないような傾斜になっているので、このような構成を
有する手術用持針器10は、把持面に縫合針14を把持
した時、把持面は上記傾斜面12aにより各側端部から
内側の位置で縫合針14を把持することになるので、縫
合部17の縁部組織が持針器10の把持面の間に噛まれ
ることを確実に防止することができる。
【0025】以上、本発明の実施の一形態について説明
したが、本発明の実施の形態は上記に限定されず、以下
の態様でもよい。
【0026】上記の態様では、上記押片11cは、上記
取手部11の各外側面に設けた例を説明したが、上記取
手部11の一方の外側面だけに設けてもよい。すなわ
ち、本発明ではすくなくとも上記押片11cを1つだけ
有していればよいが、図1に示すように、本発明の押片
を2つ有することが好ましい。図示の上部の押片は、親
指による押圧により鋏を閉じる作用をし、下部の押片
は、親指による押圧により鋏を開く作用をする。
【0027】押片11cは、図示のように取手部11に
一体成形されていてもよいが、別体に形成されてもよ
い。その場合、従来の手術用持針器の取手部に着脱可能
なように両面テープなどで固定して使用することもでき
る。
【0028】また、押片11cの形状は、図示に限定さ
れない。
【0029】上記の態様では、上記把持部12の傾斜面
12aは図示のように、把持面の全周縁に設けられる例
を説明したが、それに限定されず、把持面の両側縁だけ
に傾斜面12aを有してもよいし、把持面の先端縁だけ
に傾斜面12aを有してもよいが、図示のように把持面
の全周縁に傾斜面12aを有する方が、より確実に上記
効果を奏するので好ましい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、外科手術時に手術部位
を縫合するために、縫合部の組織を突き通す縫合針を把
持する時、縫合部組織が把持部の把持面の間に噛まれる
ことを確実に防止し、かつ親指の疲労度を最小化させる
ことで縫合作業を迅速で容易に実施することができる手
術用持針器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の手術用持針器を示す斜視図
【図2】従来の手術用持針器の正面部を示す正面図
【図3】従来の手術用持針器の把持部を示す側面図
【図4】従来の手術用持針器を使用して手術部位を縫合
する使用状態図
【図5】本発明に係る手術用持針器を示す斜視図
【図6】本発明に係る手術用持針器の正面を示す正面図
【図7】本発明に係る手術用持針器の把持部を示す側面
【図8】本発明に係る手術用持針器の把持部に縫合針が
把持された状態を示す状態図
【図9】本発明に係る手術用持針器を親指で作動させ使
用する時の使用状態図
【符号の説明】
10:手術用持針器 11:取手部 11a:リング 11b:多段フック 11c:押片 12:把持部 12a:傾斜面 14:縫合針 15:結合糸 16:人体 17:縫合部 a:従来の手術用持針器 b:取手部 b1:リング b2:多段フック c:把持部 d:縫合針
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月17日(2000.4.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項に記載の発明は、鋏型状を成し、
把持部の把持状態を維持させるための多段フックと指を
はめて作動させるためのリングを一体に有する取手部
と、縫合針を把持できるように上記取手部と連動して作
動される把持部を具備する手術用持針器において、上記
取手部の対向する面の側面に、親指で押圧作動させるた
めの押片が形成され、かつ上記把持部の対向する把持面
の縁部が所定の角度を有する傾斜面に形成されることを
特徴とする手術用持針器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599070466 黄 瑾 大韓民国ソウル特別市江南区押▲鴎▼亭洞 漢陽APT72棟608号 (72)発明者 安 鍾勲 大韓民国ソウル特別市江南区清潭洞141− 6 新東亜ピラト302号 Fターム(参考) 4C060 BB23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋏型状を成し、把持部の把持状態を維持さ
    せるための多段フックと指をはめて作動させるためのリ
    ングを一体に有する取手部と、縫合針を把持できるよう
    に上記取手部と連動して作動する把持部を具備する手術
    用持針器において、上記取手部の対向する面の側面に、
    親指で押圧作動させるための押片が形成されていること
    を特徴とする手術用持針器。
  2. 【請求項2】鋏型状を成し、把持部の把持状態を維持さ
    せるための多段フックと指をはめて作動させるためのリ
    ングを一体に有する取手部と、縫合針を把持できるよう
    に上記取手部と連動して作動される把持部を具備する手
    術用持針器において、上記把持部の対向する把持面の縁
    部が所定の角度を有する傾斜面に形成されることを特徴
    とする手術用持針器。
  3. 【請求項3】鋏型状を成し、把持部の把持状態を維持さ
    せるための多段フックと指をはめて作動させるためのリ
    ングを一体に有する取手部と、縫合針を把持できるよう
    に上記取手部と連動して作動される把持部を具備する手
    術用持針器において、上記取手部の対向する面の側面
    に、親指で押圧作動させるための押片が形成され、かつ
    上記把持部の対向する把持面の縁部が所定の角度を有す
    る傾斜面に形成されることを特徴とする手術用持針器。
JP11142270A 1999-04-01 1999-05-21 手術用持針器 Pending JP2000287980A (ja)

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KR1999-5326 1999-04-01
KR2019990005326U KR20000019063U (ko) 1999-04-01 1999-04-01 수술용 지침기

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109875759A (zh) * 2019-04-24 2019-06-14 陕西中医药大学附属医院 一种眼科用缝合器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109875759A (zh) * 2019-04-24 2019-06-14 陕西中医药大学附属医院 一种眼科用缝合器
CN109875759B (zh) * 2019-04-24 2021-07-30 陕西中医药大学附属医院 一种眼科用缝合器

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